JP2008026652A - サングラス用偏光レンズ - Google Patents

サングラス用偏光レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2008026652A
JP2008026652A JP2006199769A JP2006199769A JP2008026652A JP 2008026652 A JP2008026652 A JP 2008026652A JP 2006199769 A JP2006199769 A JP 2006199769A JP 2006199769 A JP2006199769 A JP 2006199769A JP 2008026652 A JP2008026652 A JP 2008026652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sunglasses
rotating
radius
spherical
polarizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006199769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4803807B2 (ja
JP2008026652A5 (ja
Inventor
Norihiro Negishi
典弘 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O K KOGAKU KK
Original Assignee
O K KOGAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O K KOGAKU KK filed Critical O K KOGAKU KK
Priority to JP2006199769A priority Critical patent/JP4803807B2/ja
Publication of JP2008026652A publication Critical patent/JP2008026652A/ja
Publication of JP2008026652A5 publication Critical patent/JP2008026652A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4803807B2 publication Critical patent/JP4803807B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

【課題】球面形状のサングラス用偏光レンズにおいて、レンズの目尻側で光のレンズ外入射を有効に防止できるようにする。
【解決手段】水平方向な偏光軸の偏光膜4の両面に対物用ポリカーボネート5、接眼用ポリカーボネート6を貼って、サングラス用偏光体2を構成し、サングラス用偏光体2を標準的な人頭部の球半径R0の球面7として成形するとともに、サングラス用偏光体2の目尻側の第1曲げ位置P1から終端までを第1回転面11により構成し、第1曲げ位置P1での平面上の球半径R0の半径線を通る垂直な回転軸8と、球半径R0よりも小さい第1回転体半径R1とを回転条件として、第1曲げ位置P1での球面7の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第1回転面11を形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、サングラス用偏光レンズ、特にその球面形状に関する。
偏光サングラスは、偏光機能により、光の入射方向を整え、光量を制限することから、日常の用途のほか、魚釣りや、自動車の運転、航空機の操縦などの用途に多く利用されている。最近のサングラス用偏光レンズは、引用文献1などに見られるように、目への光のレンズ外入射を防止するために、目に接近し、人の顔面に沿う球面形状となっている。単一の球面レンズの製作は容易であるが、単一の球面レンズは、着用時に、着用者の目尻側で光のレンズ外入射を有効に防止できない。
特開2000−171761 特開2006−47586
したがって、発明の課題は、球面形状のサングラス用偏光レンズにおいて、レンズの目尻側で光のレンズ外入射を有効に防止できるようにすることである。
上記の課題のもとに、本発明は、2眼または1眼のサングラス用偏光体を完全な球面体として形成し、その目尻側の球面を1または2つの回転体にそって曲げることによって、目尻側において、目尻側でも光のレンズ外入射を有効に防止するようにしている。
具体的に記載すると、請求項1の発明は、水平方向を偏光軸(3)とする偏光膜(4)の対物面および接眼面にそれぞれ対物用ポリカーボネート(5)および接眼用ポリカーボネート(6)を貼り合わせて、サングラス用偏光体(2)を構成し、このサングラス用偏光体(2)を標準的な人頭部から割り出される球半径(R0)の球面(7)として成形するとともに、サングラス用偏光体(2)の目尻側の第1曲げ位置(P1)から終端までを第1回転面(11)により構成し、第1曲げ位置(P1)での平面上の球半径(R0)の半径線を通る垂直な回転軸(8)と、球半径(R0)よりも小さい第1回転体半径(R1)とを回転条件として、第1曲げ位置(P1)での球面(7)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第1回転面(11)を形成している。
請求項2の発明は、水平方向を偏光軸(3)とする偏光膜(4)の対物面および接眼面にそれぞれ対物用ポリカーボネート(5)および接眼用ポリカーボネート(6)を貼り合わせて、サングラス用偏光体(2)を構成し、このサングラス用偏光体(2)を標準的な人頭部から割り出される球半径(R0)の球面(7)として成形するとともに、サングラス用偏光体(2)の目尻側の第1曲げ位置(P1)から終端側の第2曲げ位置(P2)までを第1回転面(11)により構成し、第1曲げ位置(P1)での平面上の球半径(R0)の半径線を通る垂直な回転軸(8)と、球半径(R0)よりも小さい第1回転体半径(R1)とを回転条件として、第1曲げ位置(P1)での球面(7)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第1回転面(11)を形成し、さらにサングラス用偏光体(2)の目尻側の第2曲げ位置(P2)から終端までを第2回転面(12)により構成し、第2曲げ位置(P2)での平面上の第1回転体半径(R1)の半径線の延長線を通る垂直な回転軸(9)と、第1回転体半径(R1)よりも大きく球半径(R0)よりも小さい第2回転体半径(R2)とを回転条件として、第2曲げ位置(P2)での第1回転面(11)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって上記第2回転面(12)を形成している。
請求項3、請求項4によると、サングラス用偏光レンズ(1)は、2眼に共通な1枚ものとして構成するか、または1眼ごとに独立なものとして構成される。
請求項1によると、次の効果が得られる。サングラス用偏光レンズの目尻側の部分が湾曲しながら必要な長さまで延長できるため、レンズの目尻側で光のレンズ外入射が有効に防止でき、しかも視野も広くできる。サングラス用偏光レンズがすべての位置の垂直な切断面でも同一の球面形状となっているため、着用者は、見やすく、疲れることもなくなる。対物側のレンズ面が垂直方向ですべて同じ球面となっているため、サングラス用偏光レンズは、外部から見たときも違和感のないレンズ表面とできる。
請求項2によると、請求項1の上記効果に加え、サングラス用偏光レンズが目尻側で2つ回転面によって内側に強く湾曲できるから、人の顔面によく馴染む形状のフレームに装着可能となる。
特に、請求項1によると、第1回転面が第1曲げ位置で球面に内接するから、第1回転面と球面とが滑らかに面で連結される。また、請求項2によると、第1回転面が第1曲げ位置で球面に内接するから、第1回転面と球面とが滑らかに面で連結され、しかも第2回転面が第2曲げ位置で第1回転面に内接するから、第1回転面と第2回転面とが滑らかに面で連結される。
請求項3、請求項4によると、サングラス用偏光体の切断によって、2眼用または1眼用として構成できるから、サングラスのフレームの形態に応じて柔軟に対応できる。
図1および図2は、一例として2眼のサングラス用偏光レンズ1を製作するときのサングラス用偏光体2の構成を示している。サングラス用偏光体2は、水平方向を偏光軸3とする偏光膜4の対物面および接眼面にそれぞれ対物用ポリカーボネート5および接眼用ポリカーボネート6を透明な接着剤により貼り合わせ、平板状として構成されている。
サングラス用偏光レンズ1が2眼用のときに、サングラス用偏光体2は、図1のように、水平な偏光軸3の方向に長く、顔面を覆う長さとして構成される。これに対して、サングラス用偏光レンズ1が1眼用のときに、サングラス用偏光体2は、水平な偏光軸3の方向に1つの目の周囲を覆う程度の大きさのものとして構成されか、または1眼用のサングラス用偏光レンズ1を複数採りできる大きさのものとして構成される。便宜上、説明は、2眼用のものについて説明することとする。
次の裁断(打ち抜き)加工の工程で、平板状のサングラス用偏光体2は、装着すべきフレームの形態に応じて、図1のように、所定の輪郭形状として切断される。この後、裁断後のサングラス用偏光体2は、球面成形の工程で、球面に曲げ加工される。
図3は、球面成形の工程において用いる下型13の一例を示している。裁断後のサングラス用偏光体2は、標準的な人頭部から割り出される球半径R0の球面7として成形される。球半径R0は、簡単のために対物面から球の中心10までであり、例えば88.3〔mm〕とする。このため、下型13の凹球面は、球半径R0となっている。なお、接眼面から球の中心10までの球半径は球半径R0からサングラス用偏光体2の厚みを引いた寸法となる。
球面7の成形は、図3のように、下型13の凹球面に裁断後のサングラス用偏光体2をあてがい、サングラス用偏光体2を加熱しながら、下型13の複数の吸引孔14から真空吸引することによって、サングラス用偏光体2を熱変形させつつ下型13の凹球面に吸い当てることによって行うが、必要に応じて、下型13の凹球面と、この凹球面にはまる凸球面の上型15との間にサングラス用偏光体2を挟み込んで強制的に変形させながら行う。下型13の凹球面と、上型15の凸球面との挟み込み方式の成形によると、成形に必要な時間は、吸引方式のみによる成形に必要な時間よりも短縮化できる。
なお、下型13の凹球面は、完全な球面であり、その球半径は、前記の通り球半径R0である。また、上型15の凸球面も完全な球面あり、その球半径は、球半径R0からサングラス用偏光体2の厚み寸法を引いたものとなる。
この後の最後の曲げ加工工程において、球面成形状態のサングラス用偏光体2は、その目尻側端部の曲げ加工によって、図4、図5および図6のように、サングラス用偏光体2の目尻側の第1曲げ位置P1から終端までを第1回転面11により構成するか、または図7のように、サングラス用偏光体2の目尻側の第1曲げ位置P1から終端側の第2曲げ位置P2までを第1回転面11により構成し、かつサングラス用偏光体2の目尻側の第2曲げ位置P2から終端までを第2回転面12により構成する。
まず、図4は、サングラス用偏光体2の目尻側の第1曲げ位置P1からサングラス用偏光体2の終端までの区間を第1回転面11により構成するときの成形型16を示している。第1回転面11は、第1曲げ位置P1での平面上の球半径R0の半径線を通る垂直な回転軸8と、球半径R0よりも小さい第1回転体半径R1とを回転条件として、第1曲げ位置P1での球面7の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって形成される。言い換えると、第1回転面11は、第1曲げ位置P1での球面7の垂直断面を第1回転体半径R1で回転させたときに形成されるビヤ樽状の回転体を第1曲げ位置P1に内接させ、そのビヤ樽状の回転体の外周面の一部で形成したものとなっている。ここで第1曲げ位置P1は、定まった位置でなく、フレームの形状に応じ任意に設定できる。なお、第1回転体半径R1は、ビヤ樽状の回転体の回転軸8から球面7までの距離であるから、中央位置で大きく、中央位置より上または下の位置へ変移するほど小さくなっている。中央位置での第1回転体半径R1は、例えば53〔mm〕である。
このような第1回転面11は、成形型16の内部にサングラス用偏光体2を置き、サングラス用偏光体2を加熱しながら、複数の吸引孔18から真空吸引を行って形成するが、必要に応じて、成形時に、分割式の押し型として、左右の第1曲げ位置P1の区間に内接する1つの押し型20と、第1曲げ位置P1からから終端までの各第1回転面11の区間に内接する2つの押し型21とを用いて、サングラス用偏光体2を成形型16の内面に押し付けることもできる。
分割式の1つの押し型20および2つの押し型21の利用に際しては、先ず、1つの押し型20を中心線にそって下降させ、球面7の接眼側面に押し当て、次に2つの押し型21を中心寄りの位置で下降させてから各第1回転面11に押し当てる方向に移動させて、各押し型21を対応の第1回転面11の接眼側面に押し当てる。このように分割式の3つの押し型20、21が時間差をともなって移動すれば、成形型16の開口部分がつぼまっていても、それらの押し型20、21は、つぼまっている開口部からはいって有効に機能する。
図5および図6に示すように、上記の工程を経て、製品としてのサングラス用偏光レンズ1が得られるが、その垂直断面は、どの位置でも球面7の垂直断面と一致している。サングラス用偏光レンズ1の水平断面は、中央部分での1つの球面7および左右の端部での2つの第1回転面11から構成されていることになる。
次に、図7は、サングラス用偏光体2の目尻側の第1曲げ位置P1から終端側の第2曲げ位置P2までの区間を第1回転面11により構成し、第2曲げ位置P2から終端までの区間を第2回転面12により構成するときの成形型17を示している。第1回転面11は、第1曲げ位置P1での平面上の球半径R0の半径線を通る垂直な回転軸8と、球半径R0よりも小さい第1回転体半径R1とを回転条件とし、第1曲げ位置P1での球面7の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって形成する。また、第2回転面12は、第2曲げ位置P2での平面上の第1回転体半径R1の半径線の延長線を通る垂直な回転軸9と、第1回転体半径R1よりも大きく球半径R0よりも小さい第2回転体半径R2とを回転条件として、第2曲げ位置P2での第1回転面11の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって形成する。
第1回転面11は、第1曲げ位置P1での球面7の垂直断面を第1回転体半径R1で回転させたときに形成されるビヤ樽状の回転体を第1曲げ位置P1に内接させ、そのビヤ樽状の回転体の外周面の一部で形成したものとなっている。同様に、第2回転面12は、第2曲げ位置P2での第1回転面11の垂直断面を第2回転体半径R2で回転させたときに形成されるビヤ樽状の回転体を第2曲げ位置P2に内接させ、そのビヤ樽状の回転体の外周面の一部で形成したものとなっている。
ここでの第1回転面11は、第2回転面12を球の中心10の方向に強く湾曲させるときに、球面7と第2回転面12とを滑らかに連結するための一種の緩和曲面といえる。そして第1曲げ位置P1や第2曲げ位置P2は、定まった位置でなく、フレームの形状に応じ任意に設定できる。なお、第1回転体半径R1や第2回転体半径R2は、ビヤ樽状の回転体の垂直な回転軸8、9から球面7までの距離であるから、回転軸8、9の中間位置で大きく、中間位置より上または下の位置へ変移するほど小さくなっている。球半径R0は、前記と同様に、88.3〔mm〕であり、第1回転体半径R1や第2回転体半径R2は、中間位置で一例として25.0〔mm〕、53.0〔mm〕である。
このような第1回転面11および第2回転面12は、成形型17の内部にサングラス用偏光体2を置き、サングラス用偏光体2を加熱しながら、吸引孔19から真空吸引を行って形成するが、必要ならば、図4の成形型16と同様に、図示しないが、成形時に、分割式の押し型20、21を用いることもできる。もちろん、押し型20は、球面7の接眼面に対応し、押し型21は、第1回転面11および第1回転面12に対応する。
このように製品としてのサングラス用偏光レンズ1が得られるが、その垂直断面は、どの位置でも球面7の垂直断面となっている。サングラス用偏光レンズ1の水平断面は、球面7、第1回転面11および第2回転面12から構成されていることになる。そして2眼用のサングラス用偏光レンズ1は、最終的にフレームに装着されてサングラスとなる。
偏光膜4、対物用ポリカーボネート5および接眼用ポリカーボネート6は、それぞれ予め球面7に沿って曲げ加工して、それらを貼り合わせることもできる。その場合に貼り合わせ後の球面成形の工程は、省略できることになる。
なお、1眼用のサングラス用偏光レンズ1の成形は、図4や図7のものを中心位置で分割し、それを上向きとしたものとして構成する。図8の1眼用の成形型22は、図7の成形型17を中心位置で分割して、左目側の成形用として上向きに置いたものである。右目側の成形22は、図示しないが、図8の成形型22に対して線対称のものとなる。
本発明のサングラス用偏光レンズ1は、視野範囲に凸レンズまたは凹レンズを貼り合わせるか、貼り合わせないまま重ねて組み合わせることによって、度付き偏光レンズとして組み立てることもできる。
サングラス用偏光レンズ体2の正面図である。 図1でのサングラス用偏光レンズ体2のA−A矢印方向の断面図である。 サングラス用偏光レンズ体2を球面加工するときの断面図である。 球面加工後の2眼用のサングラス用偏光レンズ体2の端部を曲げ加工するときの成形型16の断面図である。 2眼用のサングラス用偏光レンズ1の正面である。 図5でのサングラス用偏光レンズ1のB−B矢印方向の断面図である。 球面加工後の2眼用のサングラス用偏光レンズ体2の端部を曲げ加工するときの成形型17の断面図である。 球面加工後の1眼用のサングラス用偏光レンズ体2の端部を曲げ加工するときの断面図である。
符号の説明
1 サングラス用偏光レンズ
2 サングラス用偏光レンズ体
3 偏光軸
4 偏光膜
5 対物用ポリカーボネート
6 接眼用ポリカーボネート
7 球面
8、9回転軸
10 球の中心
11 第1回転軸
12 第2回転軸
13 下型
14 吸引孔
15 上型
16、17 成形型
18、19 吸引孔
20、21 押し型
22 成形型
R0 球半径
R1 第1回転体半径
R2 第2回転体半径
P1 第1曲げ位置
P2 第2曲げ位置

Claims (4)

  1. 水平方向を偏光軸(3)とする偏光膜(4)の対物面および接眼面にそれぞれ対物用ポリカーボネート(5)および接眼用ポリカーボネート(6)を貼り合わせて、サングラス用偏光体(2)を構成し、このサングラス用偏光体(2)を標準的な人頭部から割り出される球半径(R0)の球面(7)として成形するとともに、サングラス用偏光体(2)の目尻側の第1曲げ位置(P1)から終端までを第1回転面(11)により構成し、第1曲げ位置(P1)での平面上の球半径(R0)の半径線を通る垂直な回転軸(8)と、球半径(R0)よりも小さい第1回転体半径(R1)とを回転条件として、第1曲げ位置(P1)での球面(7)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第1回転面(11)を形成することを特徴とするサングラス用偏光レンズ(1)。
  2. 水平方向を偏光軸(3)とする偏光膜(4)の対物面および接眼面にそれぞれ対物用ポリカーボネート(5)および接眼用ポリカーボネート(6)を貼り合わせて、サングラス用偏光体(2)を構成し、このサングラス用偏光体(2)を標準的な人頭部から割り出される球半径(R0)の球面(7)として成形するとともに、サングラス用偏光体(2)の目尻側の第1曲げ位置(P1)から終端側の第2曲げ位置(P2)までを第1回転面(11)により構成し、第1曲げ位置(P1)での平面上の球半径(R0)の半径線を通る垂直な回転軸(8)と、球半径(R0)よりも小さい第1回転体半径(R1)とを回転条件とし、第1曲げ位置(P1)での球面(7)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第1回転面(11)を形成し、さらに、サングラス用偏光体(2)の目尻側の第2曲げ位置(P2)から終端までを第2回転面(12)により構成し、第2曲げ位置(P2)での平面上の第1回転体半径(R1)の半径線の延長線を通る垂直な回転軸(9)と、第1回転体半径(R1)よりも大きく球半径(R0)よりも小さい第2回転体半径(R2)とを回転条件として、第2曲げ位置(P2)での第1回転面(11)の垂直断面を回転させることにより得られる回転面の一部によって、上記第2回転面(12)を形成することを特徴とするサングラス用偏光レンズ(1)。
  3. サングラス用偏光体(2)を2眼に共通な1枚ものとして構成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のサングラス用偏光レンズ(1)。
  4. サングラス用偏光体(2)を1眼ごとに独立なものとして構成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のサングラス用偏光レンズ(1)。
JP2006199769A 2006-07-21 2006-07-21 サングラス用偏光レンズの成形方法 Expired - Fee Related JP4803807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006199769A JP4803807B2 (ja) 2006-07-21 2006-07-21 サングラス用偏光レンズの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006199769A JP4803807B2 (ja) 2006-07-21 2006-07-21 サングラス用偏光レンズの成形方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008026652A true JP2008026652A (ja) 2008-02-07
JP2008026652A5 JP2008026652A5 (ja) 2009-07-23
JP4803807B2 JP4803807B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=39117337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006199769A Expired - Fee Related JP4803807B2 (ja) 2006-07-21 2006-07-21 サングラス用偏光レンズの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4803807B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7784939B2 (en) 2008-04-15 2010-08-31 Ohkei Optical Co., Ltd. Polarizing lens for sunglasses and method of shaping the same
US20110156528A1 (en) * 2009-12-30 2011-06-30 Chien-Chong Hong Micro actuator, micro actuator system, and method for fabricating micro actuator
JP2011180265A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Yamamoto Kogaku Co Ltd 1眼タイプ偏光眼鏡
JP2011197629A (ja) * 2010-02-23 2011-10-06 Yamamoto Kogaku Co Ltd 円偏光板および円偏光レンズ、および円偏光眼鏡
JP2013210476A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd 偏光板成形体の製造方法、偏光板成形体、防眩製品および防護製品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171761A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Wintec International Japan:Kk サングラス用偏光レンズおよびその製法並びにその製造装置
JP2004226789A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Kawamoto Kogaku Kogyo Kk サングラス用レンズとその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000171761A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Wintec International Japan:Kk サングラス用偏光レンズおよびその製法並びにその製造装置
JP2004226789A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Kawamoto Kogaku Kogyo Kk サングラス用レンズとその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7784939B2 (en) 2008-04-15 2010-08-31 Ohkei Optical Co., Ltd. Polarizing lens for sunglasses and method of shaping the same
US20110156528A1 (en) * 2009-12-30 2011-06-30 Chien-Chong Hong Micro actuator, micro actuator system, and method for fabricating micro actuator
JP2011197629A (ja) * 2010-02-23 2011-10-06 Yamamoto Kogaku Co Ltd 円偏光板および円偏光レンズ、および円偏光眼鏡
KR101802176B1 (ko) * 2010-02-23 2017-11-28 야마모토 고가쿠 가부시키가이샤 원편광판, 원편광 렌즈, 및 원편광 안경
JP2011180265A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Yamamoto Kogaku Co Ltd 1眼タイプ偏光眼鏡
JP2013210476A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd 偏光板成形体の製造方法、偏光板成形体、防眩製品および防護製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4803807B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6833687B2 (ja) 偏光性成形体の製造方法
JP4803807B2 (ja) サングラス用偏光レンズの成形方法
JP5759484B2 (ja) 光学ディスプレイを提供するレンズの製造方法
US8182085B2 (en) Curved lenses configured to decode three-dimensional content
JP2012098515A (ja) 立体画像鑑賞用眼鏡およびその製造方法
JP2008026652A5 (ja)
EP2738594A1 (en) Polarized lens
US7784939B2 (en) Polarizing lens for sunglasses and method of shaping the same
US7407280B2 (en) Lens for sunglasses, method for producing the same, and production apparatus therefor
JP2006276321A (ja) 水中眼鏡及び水中眼鏡用レンズ
US8430505B2 (en) Curved lenses configured to decode three-dimensional content
US6827441B2 (en) Progressive lens with reduced distortion
JP2006301553A (ja) サングラス用レンズおよびその製法並びにその製造装置
KR20120116356A (ko) 광학 필름 및 편광 선글라스
CN102879918B (zh) 一种片式组装眼镜及其制作及装配工艺
JP4109129B2 (ja) サングラス用レンズの製造方法
JP2016057324A (ja) レンズ用材料ブロックの加工方法
US20240160041A1 (en) Encapsulation of thin films within eyeglass lenses
JP3108605U (ja) 眼鏡用レンズ
GB2611887A (en) Encapsulation of thin films within eyeglass lenses
GB2608724A (en) Encapsulation of thin films within eyeglass lenses
CN207424405U (zh) 一体成型的偏光眼镜的镜座
TWI220699B (en) Two-piece diffractive/refractive compound imaging system
CN104297942A (zh) 一种减薄的远视镜片及其制备方法
TW201418820A (zh) 觀視裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090605

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees