JP2008023876A - プレス装置、導光板 - Google Patents

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Abstract

【課題】上型と下型の間に挟持される素材の板厚のばらつきに影響されることなく、均一なパターン転写を実現することが可能なプレス装置を提供する。
【解決手段】型締め油圧機構180によって昇降する下プラテン120に載置された下型130、コア131、に対向する上型160および真空枠161を、傾動自在なスラスト球面軸受機構150を介して上プラテン140に支持させるようにした。下型130を上昇させてコア131と真空枠161を密着させる際に、コア131に載置された素材板200の板厚にばらつきがあっても、真空枠161を支持する上型160がスラスト球面軸受機構150によって素材板200の板厚のばらつきに倣うように傾動するため、上型160と下型130の間でコア131と素材板200を均一に加圧でき、コア131の光学パターンを均一に素材板200に転写して転写不良やバリのない導光板等を製造することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレス装置に関し、たとえば、樹脂等で形成される導光板に対する光学パターンの転写を行うホットプレス装置等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、液晶ディスプレイ等においては、表面に光学パターンが刻設されたバックライト用の導光板が用いられる。この導光板は、ディスプレイの背面側から画面全体を均一に照明するための重要な要素部品であり、光学パターンの転写には高い成形精度が要求される。
このような導光板は、たとえば、特許文献1に例示されるような成形プレス装置を用いて、アクリル又はポリカーボネートなどのプラスチック透明板を上型、下型で急速加熱した後、プレスして両面に光学パターンを熱転写し、急速冷却して成形される。
特開平8−169050号公報
ところが、上述の特許文献1のような成形プレス装置では、第1の技術的課題として、導光板の素材であるプラスチック材料の板厚のバラツキに対応できていない、という問題があった。
すなわち、現在、導光板用として市販されているプラスチックの板材の厚みのバラツキは約±0.1mm程度である。これをそのまま強制的にプレスすると厚い部分と薄い部分とでプレス荷重が異なる状態となる。厚い部分はその分荷重が大きくなり転写ムラが生じる。この弊害を避けるため薄い部分の転写を優先してプレス条件を決定すると厚い部分に樹脂のはみ出しが生じ外周にバリが生じ、バリ取り仕上げのための後工程が余分に必要になる。現状では、プレス定盤と金型の間にウレタンゴムを挟んで対処しているが根本的な解決には至っていない。
第2の技術的課題として、型締め機構としてのプレス機のプラテン平行度の問題がある。
すなわち、厚みが1mm以下のプラスチックシート又はフイルムを素材として光学シートや薄肉導光板を現状のホットプレス機で成形する場合、プレス機のプラテン平行度が問題となる。薄肉になるとホットプレスでは中まで加熱されるのでシートの厚みはプレス機のプラテン平行度を反映した板厚分布になる。従ってホットプレス機のプラテン平行度は品質管理上の重要なファクターになる。しかし現状のホットプレス機はその配慮がなされていない。プレス機そのものが歴史的にプラテン平行度の精密設定に関する配慮が不足していた事に起因している。
本発明の目的は、上型と下型の間に挟持される素材の板厚のばらつきに影響されることなく、均一なパターン転写を実現することが可能なプレス装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、上型と下型の間に挟持される比較的板厚の小さい素材を均一な板厚にてパターン転写することが可能なプレス装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、
下型が載置される下プラテンと、
前記下型と対向する上型を支持する上プラテンと、
前記上プラテンと前記上型との間に介設され、前記上型を傾動自在に支持するアダプタ機構と、
を含むプレス装置を提供する。
この第1の態様によれば、上型と下型の間に挟持される導光板の材料の板厚ばらつきを吸収するように、上プラテンのアダプタ機構が対向軸の周り360度あらゆるラジアル方向に傾動することにより、素材の厚さのばらつきに影響されることなく、素材の全域において均一なプレス圧を印加することが可能となる。このため、上型および/または下型からの素材に対する光学パターン等の転写における転写ムラを防止できるとともに、バリの発生を防止できる。
本発明の第2の態様は、
第1の態様に記載のプレス装置において、
前記アダプタ機構は、
前記上プラテンの中央部に支持され、内周面が欠球面を呈するガイド部材と、前記ガイド部材の前記欠球面に転動自在に保持され、前記上型の背面側に当接する欠球体とを含むスラスト球面軸受機構と、
前記上型の側に一端が固定されたスタッドボルトと、前記上プラテンに設けられ、前記スタッドボルトを軸方向および当該軸方向の周りにおける傾動方向に変位自在に支持する球面軸受と、前記スタッドボルトを前記上プラテンの内部に引き込む方向に付勢するスプリングとを含む傾斜球面軸受機構と、
を具備したプレス装置を提供する。
この第2の態様によれば、上プラテンに対して上型を高精度に滑らかに傾動させることができる。
本発明の第3の態様は、
第1の態様に記載のプレス装置において、
前記アダプタ機構は、
前記上プラテンの側に支持され、流体が充満された軸受シリンダと、前記軸受シリンダの内部に間隙を持って傾動自在に収容され、前記上型の背面側に当接する軸受ピストンと、前記間隙に配設されたパッキンとを含む流体圧支持機構と、
前記上型の側に一端が固定されたスタッドボルトと、前記上プラテンに設けられ、前記スタッドボルトを軸方向および当該軸方向の周りにおける傾動方向に変位自在に支持する球面軸受と、前記スタッドボルトを前記上プラテンの内部に引き込む方向に付勢するスプリングとを含む傾斜球面軸受機構と、
を具備したプレス装置を提供する。
この第3の態様によれば、通常の油圧ピストンと同様の簡素な構造で低コストにて上プラテンに対して上型を滑らかに傾動させることができる。
本発明の第4の態様は、
第1の態様に記載のプレス装置において、
複数のタイバーを介して前記上プラテンを支持する基底定盤と、
前記基底定盤を貫通して前記下プラテンを駆動する型締めピストンと、
前記型締めピストンが収容される型締めシリンダとを含む型締め油圧機構を具備し、
前記型締めピストンの外周面、または前記基底定盤および前記型締めシリンダの内周面には、ディンプル加工が施され、前記型締めピストンの外周面と前記基底定盤および前記型締めシリンダの内周面とは油膜を介して封止されることにより非接触に保たれてなるプレス装置を提供する。
この第4の態様によれば、下プラテンが基底定盤および前記型締めシリンダの内周面の接触の影響を受けることなく、滑らかに昇降可能になり、上プラテンと下プラテンの高い平行度を実現できる。この結果、厚さの薄い、たとえば1mm以下の板厚の素材に対して均一な板厚にて的確に光学パターンの転写を行うことが可能になる。
本発明の第5の態様は、
第4の態様に記載のプレス装置において、
前記型締め油圧機構は、さらに、
前記型締めピストンの外端側に開口し、当該型締めピストンと同軸に形成された早送りシリンダと、
前記早送りシリンダに収容される早送りピストンと、
前記型締めシリンダに対する前記早送りピストンの挿通部に設けられ、当該型締めシリンダにおける前記挿通部の開閉を制御する開閉弁体と、
前記開閉弁体を介して前記型締めシリンダに連通する貯油槽と、
を含むプレス装置を提供する。
この第5の態様によれば、型締めピストンの内部に早送りシリンダおよび早送りピストンを設けたことにより、型締めピストンおよび早送りピストンの全体の高さ方向の寸法を増加させることなく、型締めピストンの早送り動作を実現できる。
本発明の第6の態様は、
第4の態様に記載のプレス装置において、
前記タイバーは前記下プラテンを貫通して設けられ、前記下プラテンに対する前記タイバーの貫通部には、空圧軸受が配設されているプレス装置を提供する。
この第6の態様によれば、下プラテンの昇降動作がタイバーの影響を受けることがなく、滑らかに昇降可能になり、上プラテンと下プラテンの高い平行度を実現できる。
本発明の第7の態様は、
第1の態様に記載のプレス装置において、
前記上型および下型の少なくとも一方には、導光板に所望の凹凸パターンを転写するためのパターンコアが設けられているプレス装置を提供する。
この第7の態様によれば、たとえば導光板の厚さ分布にばらつきがある場合でも、上型が厚さ分布のばらつきに追従して傾動することにより、導光板の全面が均一な圧で加圧され、均一なパターン転写を実現できる。この結果、射出成形等に比較して、高性能の導光板を高いスループットにて製造することが可能となる。
本発明の第8の態様は、第1の態様乃至第7の態様のいずれか一つに記載のプレス装置を用いて製造された導光板を提供する。
この第8の態様によれば、素材の樹脂板の厚さのばらつきに関係なく、全面に均一に光学パターンを転写でき、高性能の導光板を実現できる。また、導光板の歩留まりも向上する。
本発明によれば、上型と下型の間に挟持される素材の板厚のばらつきに影響されることなく、均一なパターン転写を実現することが可能となる。
また、上型と下型の間に挟持される比較的板厚の小さい素材を均一な板厚にてパターン転写することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるプレス装置100の構成の一例を示す側断面図であり、図2は、本実施形態のプレス装置100の上部平面図、図3は、本実施形態のプレス装置100の一部を取り出して示す拡大断面図、図4は、本実施形態のプレス装置100を構成するスラスト球面軸受機構150の一例を示す断面図、図5は、本実施形態のプレス装置100を構成するスラスト球面軸受機構150の一例を示す平面図である。
図1に例示されるように、本実施形態のプレス装置100は、基底定盤110、下プラテン120、上プラテン140、スラスト球面軸受機構150、型締め油圧機構180を備えている。
図2に例示されるように、ほぼ方形の基底定盤110の四隅には、タイバー111がそれぞれ立設され、これらの複数のタイバー111を介して上プラテン140が支持されている。
基底定盤110の上には、タイバー111によって昇降方向にガイドされ、型締め油圧機構180によって昇降駆動される下プラテン120が設けられており、この下プラテン120には下型130が載置されている。
すなわち、下プラテン120には、タイバー111が挿通される複数のガイド孔122と、中央部の位置決め孔121が設けられている。
個々の位置決め孔121の内周とタイバー111の外周の間には空圧軸受機構123が設けられ、下プラテン120はタイバー111に対して非接触に昇降する構成となっている。
下型130の中央部には、位置決め孔130aが設けられている。下型130と、下プラテン120の間には、双方の位置決め孔130aおよび位置決め孔121に嵌合するセンタリングカラー132が介設され、下プラテン120の中心に対して、下型130の中心が正確に位置決めされている。
下型130の上には、コア131が載置されている。このコア131の上面には、プレス加工対象の樹脂等の素材板200に対する図示しない転写パターンが刻設されている。
コア131の背面側には、センタリング突起131aが突設されており、このセンタリング突起131aが下型130の位置決め孔130aに嵌合することによって、下型130の中心に対してコア131の中心が正確に位置決めされている。
下プラテン120に対向する上プラテン140には、軸受装着開口部141が設けられ、この軸受装着開口部141にスラスト球面軸受機構150が設けられている。
このスラスト球面軸受機構150は、上プラテン140に支持され、欠球内周面を有するガイド部材152と、このガイド部材152に転動自在に保持される欠球体151を備えている。
ガイド部材152は複数の固定ネジ孔152aに螺着される図示しないネジによって上プラテン140に固定されている。ガイド部材152には複数の給油孔152bが設けられており、欠球体151とガイド部材152の摺動面に給油することで、ガイド部材152に対する欠球体151の滑らかな転動を実現する(図4、図5参照)。
欠球体151は、球体の上下部分が平行な平坦面151cをなすように平坦に切欠いた形状を呈し、平坦面151cの中心を軸方向に貫通するセンタリング孔151aが形成されている。
この欠球体151のセンタリング孔151aは、その中心軸が上述の下プラテン120の位置決め孔121の中心軸に一致するように設定されている。
欠球体151の下側の平坦面151cには、取付板153が当接され、この取付板153の中心部に開口されたセンタリング孔153aとセンタリング孔151aが同心となるように、センタリングカラー154が装着されている。
取付板153は、欠球体151のセンタリング孔151aの周りに設けられた複数の固定ネジ孔151bに螺着される図示しない固定ボルトによって平坦面151cに密着するように固定されており(図4、図5参照)、欠球体151がガイド部材152の内部で転動することにより、上下方向の中心軸の周りに3次元的に傾動自在になっている。
図2に例示されるように、取付板153の四隅には、傾斜球面軸受機構170が、それぞれ設けられている。個々の傾斜球面軸受機構170は図3に例示されるような構成となっている。
すなわち、傾斜球面軸受機構170は、下端が取付板153の隅に固定されたスタッドボルト171と、上プラテン140の軸受装着開口部142にカバー174によって保持され、スタッドボルト171を昇降方向の直線変位および昇降方向の周りの傾動変位を拘束することなく支持する球面軸受172と、スタッドボルト171の頭部171aと球面軸受172の間に配置されたスプリング173を備えている。
すなわち、球面軸受172は、スタッドボルト171が変位自在に貫通する転動欠球体172aと、この転動欠球体172aを転動自在に保持するガイド部材172bからなり、スタッドボルト171の軸方向の直線変位および当該軸方向の周りの傾動変位を拘束することなく、スタッドボルト171を支持する。
また、スタッドボルト171の頭部171aと転動欠球体172aとの間に介設されたスプリング173の付勢力により、スタッドボルト171は常に上昇する方向に付勢されている。
そして、取付板153の四隅に設けられた傾斜球面軸受機構170の各々のスプリング173の付勢力を調整することにより、取付板153は、無負荷状態では水平な姿勢となり、外力が作用すると傾動するように設定されている。
欠球体151の下面には、上型160が設けられ、当該上型160の中心部に設けられたセンタリング孔160aをセンタリングカラー154に嵌合させることにより、欠球体151のセンタリング孔151aおよび取付板153のセンタリング孔153aに対して当該上型160が同心となるように固定されている。
この上型160には、真空枠161が凹部161bを下向きにした姿勢で固定され、当該真空枠161の背面に突設されたセンタリング突起161aを上型160のセンタリング孔160aに嵌合させることにより、上型160(すなわち下型130およびコア131)の中心に正確に位置決めされている。
真空枠161の凹部161bの深さ寸法、幅寸法、奥行き寸法は、対向する下型130に載置されたコア131を収容するサイズに設定されている。
基底定盤110の下部に設けられた型締め油圧機構180は、型締めシリンダ181、シリンダカバー182、型締めピストン183、早送りシリンダ185、開閉弁体187、貯油槽188、等を備えている。
すなわち、型締めシリンダ181は上端の開口部が基底定盤110の下面に固定され、下端側の開口部には、シリンダカバー182が装着されている。
型締めシリンダ181の内部には、型締めピストンロッド184を備えた型締めピストン183が、型締めピストンロッド184を上向きにした姿勢で収容されている。
基底定盤110の中央部には、型締めピストンロッド184が貫通するロッド孔112が形成され、型締めピストンロッド184の上端は、下プラテン120の下面に当接している。ロッド孔112の内周と型締めピストンロッド184の外周の間には、ロッド部間隙G1が形成されている。このロッド部間隙G1の値は、たとえば、10μm〜15μmである。
型締めピストンロッド184の外周面およびロッド孔112の内周面の少なくとも一方には、たとえば直径が30μm程度の粒体を吹き付けるマイクロブラスト加工により、たとえば深さ3μm程度のディンプルが無数に形成されている。
これにより、型締めピストンロッド184とロッド孔112のロッド部間隙G1には後述の作動油189の油膜が安定に形成され、この油膜がシール作用をなすとともに、この油膜によってロッド孔112の中心位置に型締めピストンロッド184が同軸に位置決めされる。また、パッキン等を用いることなく、ロッド孔112に対する型締めピストンロッド184の挿通部における作動油189の封止が非接触に実現される。
すなわち、本実施形態の場合、基底定盤110は、ロッド孔112において型締めピストンロッド184を非接触に同軸に支持するロッドカバーとして機能する。
型締めシリンダ181の内部は、型締めピストン183によって上下に仕切られ、それぞれ復帰室181b、与圧室181aが形成されている。復帰室181bには、復帰ポートP2が接続され、与圧室181aには型締め動作ポートP1が接続されている。
型締めシリンダ181の内周と型締めピストン183の外周との間のピストン部間隙G2は、たとえば、10μm〜15μmである。
型締めピストン183の外周面および型締めシリンダ181の内周面の少なくとも一方には、たとえば直径が30μm程度の粒体を吹き付けるマイクロブラスト加工により、たとえば、深さ3μm程度のディンプルが無数に形成されている。
これにより、型締めピストン183と型締めシリンダ181のピストン部間隙G2には後述の作動油189の油膜が安定に形成されてシールされるとともに、この油膜によって型締めシリンダ181の中心位置に型締めピストン183が同軸に位置決めされ、さらに、パッキン等を用いることなく、型締めシリンダ181と型締めピストン183との間のピストン部間隙G2における作動油189の封止が非接触に実現される。
すなわち、型締めピストン183および型締めピストンロッド184は、ピストン部間隙G2およびロッド部間隙G1に形成される油膜によって、型締めシリンダ181および基底定盤110のロッド孔112の中心位置に非接触に位置決めされる。
型締めピストン183の下端部中央には、早送りシリンダ185が穿設され、この早送りシリンダ185には、下端側がシリンダカバー182に固定された早送りピストン186が挿入されている。これにより、型締めピストン183および早送りピストン186を合わせた軸方向の高さは、型締めピストン183に対する早送りピストン186の貫入長さ分だけ短縮され、プレス装置100の高さ寸法を低くして、設置スペースを小さくすることができる。
早送りピストン186の中央部には、軸方向に貫通する与圧孔186aが穿設されている。与圧孔186aの下端には早送りポートP3が接続されている。
早送りピストン186の下端部には、ラッパ状の開閉弁体187が同軸に軸方向に変位自在に装着され、開閉弁体187の下端部には弁体駆動ピストン187aが形成されている。
シリンダカバー182には、早送りピストン186および開閉弁体187の下端の挿通部に小シリンダ182bが形成され、小シリンダカバー182cによって閉止されている。
小シリンダ182bは、開閉弁体187の弁体駆動ピストン187aによって上下の室に仕切られ、各々の室には弁体閉塞ポートP5および弁体開放ポートP4が接続されている。
上側に向かって口径が漸増するラッパ状の開閉弁体187は、上端の大径部187bの口径が、シリンダカバー182の中央部に開口され、早送りピストン186および開閉弁体187が挿通される連通孔182aの口径よりも大きく設定されている。
すなわち、開閉弁体187の大径部187bは与圧室181aの内部に位置し、開閉弁体187を下側に移動させて、シリンダカバー182の連通孔182aに密着させることにより、与圧室181aは貯油槽188から遮断されて密閉状態となり、離間させることにより、与圧室181aは貯油槽188と連通状態となる。
貯油槽188の内部には、型締めピストン183の最大上昇位置における与圧室181aの容積を充分賄える量の作動油189が貯留されている。
なお、上述した型締め動作ポートP1、復帰ポートP2、早送りポートP3、弁体開放ポートP4、弁体閉塞ポートP5は、図示しない弁やオイルポンプ等を含む油圧回路に接続されており、後述のような型締めピストンロッド184(下型130)の昇降動作の制御を行う。
ここで、本実施の形態のプレス装置100における下プラテン120と上プラテン140の平行度の確保方法について述べる。
本実施の形態のプレス装置100の場合、第1に、下プラテン120を駆動する型締め油圧機構180において、上述のように、型締めピストン183と型締めシリンダ181のピストン部間隙G2、および型締めピストンロッド184とロッド孔112とのロッド部間隙G1を作動油189の油膜が発生する適正なクリアランスで保ち、相互に非接触としている。またパッキン等の摺動部材もロッド部間隙G1およびピストン部間隙G2にはまったく存在しない。
第2に、上述のように型締め油圧機構180によって昇降する下プラテン120と、当該下プラテン120をガイドするタイバー111との間に空圧軸受機構123のブッシュを装着することで、下プラテン120とタイバー111が非接触となっている。
第3に、上プラテン140、下プラテン120、基底定盤110の各々の平面度、および相互間の平行度を精密に仕上げている。
第4に、上プラテン140と基底定盤110の間の4本のタイバー111の長さを同一にしている。
第5に、型締めシリンダ181及び型締めピストン183(型締めピストンロッド184)の、基底定盤110に対する角度を直角にしている。
これにより、本実施の形態のプレス装置100では、基底定盤110、下プラテン120、上プラテン140の相互間の平行度が、たとえば、5ミクロン以内に確保できている。
以下、本実施の形態のプレス装置100の動作の一例について説明する。
まず、初期状態では、下プラテン120を背面側から支持する型締めピストン183は、最降下位置にあり、この状態において、コア131の上に外部から素材板200が載置される。この素材板200は、たとえば、液晶ディスプレイパネルの導光板の素材であり熱可塑性の樹脂等で構成されている。
なお、与圧室181a、復帰室181b、ロッド部間隙G1、ピストン部間隙G2、早送りシリンダ185には作動油189が充満している。
この状態が図1に示されており、開閉弁体187は、連通孔182aを閉塞している。
その後、弁体閉塞ポートP5を開放するとともに、弁体開放ポートP4を通じて作動油189を圧入させて開閉弁体187の上昇させ、大径部187bをシリンダカバー182から離間させて、与圧室181aを貯油槽188の内部に連通させる。
次に、早送りポートP3を通じて早送りシリンダ185に作動油189を圧入する。これにより、早送りシリンダ185の断面積は、型締めシリンダ181の断面積よりもはるかに小さいため、同一流量の作動油189を型締め動作ポートP1から与圧室181aに注入する場合よりも、型締めピストンロッド184(型締めピストン183)は、速い早送り速度で上昇する。このとき、容積が減少する復帰室181b内の作動油189は、復帰ポートP2を通じて排出される。
そして、コア131が真空枠161に接近した位置で、早送りポートP3からの作動油189の注入を停止して早送りを停止するとともに、弁体開放ポートP4を開放した後、弁体閉塞ポートP5に作動油189を注入して開閉弁体187を下降させ、大径部187bをシリンダカバー182に密着させて連通孔182aを閉塞し、与圧室181aを密閉状態とする。
そして、型締め動作ポートP1から与圧室181aに作動油189を注入して型締めピストン183(型締めピストンロッド184)を型締め速度で緩やかに上昇させ、素材板200が載置されたコア131を真空枠161の凹部161bの内部に嵌合させ、素材板200を囲繞する密閉室を構成する。
そして、下型130および上型160を所定の転写温度に急速に加熱し、凹部161b内の密閉室内を急速に排気して真空状態にした後、さらに型締めピストンロッド184を上昇させて、真空枠161(上型160)と下型130の間でコア131および素材板200を挟圧して所定の転写圧にて密着させることにより、コア131の上面に形成されている光学パターンの凹凸を素材板200に転写する。
ここで、本実施の形態におけるプレス装置100の場合、この上型160および下型130によるコア131および素材板200に挟圧に際して、素材板200の板厚にばらつきがあっても、当該板厚のばらつきに倣うようにスラスト球面軸受機構150の取付板153に支持された上型160(真空枠161)が上述のように傾動する。
このため、素材板200が板厚のばらつきに起因して、コア131に対する素材板200の密着力、すなわち転写圧がばらつくことが防止され、素材板200の板厚のばらつきの影響を受けることなく、素材板200の全域において、均一かつ正確に光学パターンを転写することが可能になる。この結果、素材板200に光学パターンを転写して製造される導光板の性能向上および歩留まり向上を実現できる。
さらに、素材板200の板厚が不均一な場合に、厚い側が潰れることによるバリの発生もなく、転写工程後のバリ取り作業等の余分な作業を行う必要もない。
一方、上述のコア131および素材板200を上型160および下型130の間において加熱および挟圧することによるパターン転写において、素材板200の板厚が、たとえば、1mm以下と薄い場合、転写時の加熱によって樹脂からなる素材板200の全体が溶融して、上型160と下型130の平行度を反映した板厚分布となる。このため、従来技術のように、上型160と下型130の平行度が低い場合には、板厚分布のばらつきの大きな導光板が製造される懸念がある。
これに対して、本実施の形態の場合には、上述のように、基底定盤110、上プラテン140、下プラテン120の相互間の平行度を高く設定するとともに、下プラテン120がタイバー111に対して空圧軸受機構123を介して非接触にガイドされ、さらに、型締めピストン183、型締めピストンロッド184は、型締めシリンダ181および基底定盤110に対して油膜を介して非接触に支持された構造となっている。
このため、上プラテン140にスラスト球面軸受機構150を介して支持された上型160および真空枠161と下型130を高い平行度に保つことができ、素材板200の板厚が薄く、転写時の加熱で素材板200の全体が溶融する場合でも、転写後の素材板200(導光板)の板厚を全面において均一にすることができる。
図6は、本発明の変形例であるプレス装置100の構成の一例を示す略断面図である。なお、上述の図1等の構成と共通する部分については同一の符号を付して重複した説明は割愛する。
この図6の変形例では、上述のスラスト球面軸受機構150の代わりに、流体圧支持機構190を用いた点が上述の場合と異なっている。
すなわち、この場合の流体圧支持機構190は、上プラテン140の下面に穿設された軸受シリンダ191と、この軸受シリンダ191に収容される軸受ピストン192を備えている。軸受ピストン192にはロッド部193が突設され、このロッド部193のソケット端部は取付板153の背面に当接している。
ロッド部193の外端部の中央には、センタ穴193aが穿設されており、このセンタ穴193aにセンタリングカラー154を嵌合させることにより、取付板153がロッド部193に対して位置決めされている。
上プラテン140の下面におけるロッド部193の突出部には、当該上プラテン140に図示しないネジ等によって固定されるロッドカバー194が設けられ、軸受ピストン192の下側のストローク端が規制されている。
軸受ピストン192の外周部と軸受シリンダ191の内周部との間の傾動間隙G3にはパッキン195が装着され、傾動間隙G3がシールされている。
軸受シリンダ191には、油圧油等の封止流体197が充満され、封止プラグ196によって封止されている。
この場合、軸受シリンダ191と軸受ピストン192の傾動間隙G3は、軸受ピストン192(ロッド部193)の軸が、上型160と下プラテン120の対向方向の中心軸の周りに、所定の角度(たとえば片側で1度程度)だけ傾動可能なように、比較的大きく設定されている。
すなわち、流体圧支持機構190では、軸受シリンダ191内の軸受ピストン192の背面側に封止流体197が溜まるように当該封止流体197が封入されている。これにより、軸受ピストン192およびロッド部193は、軸方向に後退することなく、中心軸の周りの傾動変位のみが可能になっている。
従って、ロッド部193に背面側から支持されている取付板153は、流体圧支持機構190によって背面側から傾動自在に支持されていることになる。
これにより、上述のスラスト球面軸受機構150の場合と同様の効果を実現することができる。
また、流体圧支持機構190は、通常の油圧ピストンの構造を用いることができるため、スラスト球面軸受機構150よりも構造が簡単であり、より低コストでプレス装置100を製造できる、という利点がある。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態であるプレス装置の構成の一例を示す側断面図である。 本発明の一実施の形態であるプレス装置の上部平面図である。 本発明の一実施の形態であるプレス装置の一部を取り出して示す拡大断面図である。 本発明の一実施の形態であるプレス装置を構成するスラスト球面軸受機構の一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態であるプレス装置を構成するスラスト球面軸受機構の一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態であるプレス装置の変形例を示す略断面図である。
符号の説明
100 プレス装置
110 基底定盤
111 タイバー
112 ロッド孔
120 下プラテン
121 位置決め孔
122 ガイド孔
123 空圧軸受機構
130 下型
130a 位置決め孔
131 コア
131a センタリング突起
132 センタリングカラー
140 上プラテン
141 軸受装着開口部
142 軸受装着開口部
150 スラスト球面軸受機構
151 欠球体
151a センタリング孔
151b 固定ネジ孔
151c 平坦面
152 ガイド部材
152a 固定ネジ孔
152b 給油孔
153 取付板
153a センタリング孔
154 センタリングカラー
160 上型
160a センタリング孔
161 真空枠
161a センタリング突起
161b 凹部
170 傾斜球面軸受機構
171 スタッドボルト
171a 頭部
172 球面軸受
172a 転動欠球体
172b ガイド部材
173 スプリング
174 カバー
180 型締め油圧機構
181 型締めシリンダ
181a 与圧室
181b 復帰室
182 シリンダカバー
182a 連通孔
182b 小シリンダ
182c 小シリンダカバー
183 型締めピストン
184 型締めピストンロッド
185 早送りシリンダ
186 早送りピストン
186a 与圧孔
187 開閉弁体
187a 弁体駆動ピストン
187b 大径部
188 貯油槽
189 作動油
190 流体圧支持機構
191 軸受シリンダ
192 軸受ピストン
193 ロッド部
193a センタ穴
194 ロッドカバー
195 パッキン
196 封止プラグ
197 封止流体
200 素材板
G1 ロッド部間隙
G2 ピストン部間隙
G3 傾動間隙
P1 型締め動作ポート
P2 復帰ポート
P3 早送りポート
P4 弁体開放ポート

Claims (8)

  1. 下型が載置される下プラテンと、
    前記下型と対向する上型を支持する上プラテンと、
    前記上プラテンと前記上型との間に介設され、前記上型を傾動自在に支持するアダプタ機構と、
    を含むことを特徴とするプレス装置。
  2. 請求項1記載のプレス装置において、
    前記アダプタ機構は、
    前記上プラテンの中央部に支持され、内周面が欠球面を呈するガイド部材と、前記ガイド部材の前記欠球面に転動自在に保持され、前記上型の背面側に当接する欠球体とを含むスラスト球面軸受機構と、
    前記上型の側に一端が固定されたスタッドボルトと、前記上プラテンに設けられ、前記スタッドボルトを軸方向および当該軸方向の周りにおける傾動方向に変位自在に支持する球面軸受と、前記スタッドボルトを前記上プラテンの内部に引き込む方向に付勢するスプリングとを含む傾斜球面軸受機構と、
    を具備したことを特徴とするプレス装置。
  3. 請求項1記載のプレス装置において、
    前記アダプタ機構は、
    前記上プラテンの側に支持され、流体が充満された軸受シリンダと、前記軸受シリンダの内部に間隙を持って傾動自在に収容され、前記上型の背面側に当接する軸受ピストンと、前記間隙に配設されたパッキンとを含む流体圧支持機構と、
    前記上型の側に一端が固定されたスタッドボルトと、前記上プラテンに設けられ、前記スタッドボルトを軸方向および当該軸方向の周りにおける傾動方向に変位自在に支持する球面軸受と、前記スタッドボルトを前記上プラテンの内部に引き込む方向に付勢するスプリングとを含む傾斜球面軸受機構と、
    を具備したことを特徴とするプレス装置。
  4. 請求項1記載のプレス装置において、
    複数のタイバーを介して前記上プラテンを支持する基底定盤と、
    前記基底定盤を貫通して前記下プラテンを駆動する型締めピストンと、
    前記型締めピストンが収容される型締めシリンダとを含む型締め油圧機構を具備し、
    前記型締めピストンの外周面、または前記基底定盤および前記型締めシリンダの内周面には、ディンプル加工が施され、前記型締めピストンの外周面と前記基底定盤および前記型締めシリンダの内周面とは油膜を介して封止されることにより非接触に保たれてなることを特徴とするプレス装置。
  5. 請求項4記載のプレス装置において、
    前記型締め油圧機構は、さらに、
    前記型締めピストンの外端側に開口し、当該型締めピストンと同軸に形成された早送りシリンダと、
    前記早送りシリンダに収容される早送りピストンと、
    前記型締めシリンダに対する前記早送りピストンの挿通部に設けられ、当該型締めシリンダにおける前記挿通部の開閉を制御する開閉弁体と、
    前記開閉弁体を介して前記型締めシリンダに連通する貯油槽と、
    を含むことを特徴とするプレス装置。
  6. 請求項4記載のプレス装置において、
    前記タイバーは前記下プラテンを貫通して設けられ、前記下プラテンに対する前記タイバーの貫通部には、空圧軸受が配設されていることを特徴とするプレス装置。
  7. 請求項1記載のプレス装置において、
    前記上型および下型の少なくとも一方には、導光板に所望の凹凸パターンを転写するためのパターンコアが設けられていることを特徴とするプレス装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のプレス装置を用いて製造されたことを特徴とする導光板。
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