JP2008022672A - Reluctance motor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鋼板からなる打ち抜き板を積層して構成された回転子鉄心を有するリラクタンスモータに関する。 The present invention relates to a reluctance motor having a rotor core formed by stacking punched plates made of steel plates.
リラクタンスモータは、回転子鉄心にリラクタンス(磁気抵抗)が小さく磁束の通り易い部分とリラクタンスが大きく磁束の通り難い部分とを極数と同数交互に形成し、回転子鉄心におけるこれら各部分と固定子との間の空隙磁束密度の差を利用してリラクタンストルクを発生させるものである(例えば、特許文献1参照)。 The reluctance motor is formed in the rotor core with reluctance (magnetic resistance) small and easy to pass magnetic flux and reluctance large and difficult to pass magnetic flux alternately in the same number as the number of poles. The reluctance torque is generated using the difference in the gap magnetic flux density between them (see, for example, Patent Document 1).
図9は、このようなリラクタンスモータの回転子鉄心100を示している。回転子鉄心100は、円形に打ち抜き加工した鋼板を積層して構成されている。また、回転子鉄心100には、その外周円とは逆向きの円弧状をなして形成され円弧の頂点を回転子鉄心100の中心に向けて同心円状に配置された複数のスリット101a〜101cからなるスリット群101が、円周方向に沿って等間隔に極数分だけ設けられている。このスリット群101がフラックスバリア(磁束障壁)として機能することで上記したリラクタンスの小さい部分と大きい部分とが形成されており、これにより、回転子鉄心100にはいわゆる磁気的な突極性が付与されている。
上記構成の回転子鉄心100における各スリット101a〜101cの両端部は、回転子鉄心100の外周に接近しており、当該両端部の外側には幅の狭いブリッジ部100aが夫々形成されている。これにより、このブリッジ部100aを経由する磁路が形成されるため、この磁路を通過する漏れ磁束が発生してしまう。この結果、磁気的な突極性が低下してしまい、発生するリラクタンストルクが減少してしまう。
Both ends of each of the
このような問題を解決するために、ブリッジ部100aを無くして磁気的な突極性を大きくし、効率良くリラクタンストルクを発生させるようにすることが考えられる。しかし、ブリッジ部100aを無くしてしまうと、ブリッジ部100aにより連結されていた各部が分断され、一体に形成されていた打ち抜き鋼板がばらばらになってしまう。このような各部が分断された鋼板を積層して回転子鉄心100を構成することは大変困難であると考えられる。
In order to solve such a problem, it is conceivable to eliminate the
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、鋼板からなる打ち抜き板を積層して回転子鉄心を構成するものにおいて、回転子鉄心の磁気的な突極性を大きくすることができるリラクタンスモータを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to increase the magnetic saliency of the rotor core in the structure of the rotor core by stacking punched plates made of steel plates. The object is to provide a reluctance motor that can be used.
本発明のリラクタンスモータは、鋼板からなる打ち抜き板を積層して構成された回転子鉄心を有するリラクタンスモータにおいて、前記打ち抜き板は、円形をなし、磁気的に突極として機能させる部分を円形外周の複数箇所に形成するために前記突極として機能させる部分に挟まれた部分に孔を形成することにより、前記突極として機能させる部分を複数箇所において有する主部と、この主部から前記孔を介して隔てられた接続島部とに区分され、且つ前記孔の両端を円形外周近くに位置させて当該孔の両端の外側に残された円形外周の縁部分を前記接続島部を前記主部に繋ぐための橋絡部とした第1の打ち抜き板と、全体として前記第1の打ち抜き板と同じ大きさの円形をなし、磁気的に突極として機能させる部分を円形外周の複数箇所に形成するために前記突極として機能させる部分に挟まれた部分に前記第1の打ち抜き板の前記孔と同一位置に両端が円形外周において開放する離間空隙部を形成することにより、前記突極として機能させる部分を複数箇所において有する主部と、この主部から分離された分離島部とに分断された第2の打ち抜き板とから構成され、前記第2の打ち抜き板の前記主部と、前記分離島部とを、夫々前記第1の打ち抜き板の前記主部と、この主部に前記橋絡部により繋がれた前記接続島部とに夫々連結するようにして少なくとも1枚の前記第1の打ち抜き板に対し、複数枚の前記第2の打ち抜き板を積層して前記回転子鉄心を構成したことを特徴とする。 The reluctance motor of the present invention is a reluctance motor having a rotor core formed by laminating punched plates made of steel plates, wherein the punched plate has a circular shape, and a portion that magnetically functions as a salient pole has a circular outer periphery. By forming a hole in a portion sandwiched between portions that function as salient poles in order to form in a plurality of locations, a main portion having a portion that functions as the salient pole in a plurality of locations, and the hole from the main portion The edge of the circular outer periphery is separated from the connecting island portion separated by a gap, and both ends of the hole are located near the circular outer periphery, and the outer peripheral edge portion of the hole is left outside the both ends of the hole. A first punched plate as a bridging portion for connecting to the first and the second punched plate as a whole and a circular shape having the same size as the first punched plate as a whole; In order to form the salient pole, by forming a gap between the ends of the first punched plate at the same position as the hole in the circular outer periphery in a portion sandwiched between the portions that function as the salient pole to form It is composed of a main part having a part to be functioned at a plurality of locations, and a second punched plate divided into separated island parts separated from the main part, the main part of the second punched plate, At least one of the first islands is connected so that each of the separation islands is connected to the main part of the first punched plate and the connecting island part connected to the main part by the bridging part. The rotor core is configured by stacking a plurality of the second punching plates on the punching plate.
本発明によれば、第1の打ち抜き板は、主部と接続島部とを橋絡部により接続するので、主部と接続島部とは一体に保持される。一方、第2の打ち抜き板は、両端が円形外周において開放する離間空隙部によって磁気的に突極として機能させる部分を形成するので、主部と分離島部とは分断されるが磁気的な突極性は大きくなる。そして、第2の打ち抜き板の分断された主部及び分離島部を、第1の打ち抜き板の一体に保持された主部及び接続島部に夫々連結するようにして、少なくとも1枚の第1の打ち抜き板に対し、複数の第2の打ち抜き板を積層して回転子鉄心を構成するので、各打ち抜き板を一体に保持することができるとともに、回転子鉄心の磁気的な突極性を大きくして発生するトルクを増大させることができる。 According to the present invention, the first punched plate connects the main portion and the connection island portion by the bridge portion, so that the main portion and the connection island portion are held integrally. On the other hand, the second punched plate forms a portion that functions magnetically as a salient pole by a spaced gap that is open at both ends at a circular outer periphery. Polarity increases. Then, the divided main portion and the separation island portion of the second punching plate are connected to the main portion and the connecting island portion that are integrally held with the first punching plate, respectively, so that at least one first Since the rotor core is configured by stacking a plurality of second punched plates against the punched plate, each punched plate can be held integrally and the magnetic saliency of the rotor core can be increased. The torque generated can be increased.
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図6を参照して説明する。
図6は、リラクタンスモータ1の回転軸中心を含む面で切断した縦断側面図である。リラクタンスモータ1は、円筒形状をなす固定子2と、この固定子2の内部に空隙を隔てて配設された回転子3と、固定子2の軸方向両側に固定されたブラケット4、5とを有して構成されている。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 6 is a longitudinal side view of the reluctance motor 1 cut along a plane including the rotation axis center. The reluctance motor 1 includes a
このうち、回転子3の外観斜視図を図5に示す。回転子3は、電磁鋼板を打ち抜き加工した第1の打ち抜き板(図2に符号6を付して示す)及び第2の打ち抜き板(図3に符号7を付して示す)を積層固着した略円筒形状をなす回転子鉄心8の中央部に形成された軸孔9に例えばステンレスにて形成された回転軸10が圧入固着されて構成されている。この回転子鉄心8の軸方向両端部近くに位置するようにして、軸受11、12が回転軸10に嵌合されている。
Among these, the external perspective view of the
また、回転子鉄心8は、例えばPET樹脂を一体成型したモールド樹脂13(樹脂に相当)によって軸方向における両端面(図5及び図6における上下面)が覆われており、さらに、このモールド樹脂13は、回転子鉄心8の内部にも充填されている。すなわち、回転子鉄心8は、固定子2の内面と対向する部分を除いてモールド樹脂13によって覆われている。
Further, the
一方、固定子2は、図6に示すように、電磁鋼板を打ち抜き加工し積層固着した固定子鉄心14に複数の固定子巻線15が巻装されて構成されている。固定子鉄心14の軸方向両側には、例えばアルミにて形成された断面コ字状をなすブラケット4、5が固着されており、固定子2は、これらブラケット4、5に挟み込まれるようにして取り付けられている。
On the other hand, as shown in FIG. 6, the
また、このうち、ブラケット5の内面中央に形成された軸受凹部5aに、回転子3の軸受12が嵌合され、一方、ブラケット4の中央に形成された軸受孔部4aには、軸受11が嵌合されている。また、この軸受孔部4aには、回転軸10が、その上端側をブラケット4の図6における上方側へ突出させるように挿通される。このような構成によって、回転子3は、軸受11、12を介してブラケット4、5に回転自在に取り付けられるようになっている。
Of these, the
図2は、回転子鉄心8を構成するための第1の打ち抜き板6の平面図である。第1の打ち抜き6の外周は円形をなしており、中央には前述した回転軸10を圧入するための軸孔9を構成する円形の孔部16が形成されている。また、第1の打ち抜き板6は、その外周円とは逆向きの円弧状をなして形成され円弧の頂点を第1の打ち抜き板6の中心部に向けて同心円状に配置された複数の孔17a〜17cからなるフラックスバリア17が、円周方向に沿って等間隔に4つ設けられている。
FIG. 2 is a plan view of the first punched
4つの孔17cによって囲まれた略X字状の部位を主部6aとしており、この主部6aの4つの端部にリラクタンス(磁気抵抗)が小さく磁気的に突極として機能する突極部18が形成される。また、孔17cと孔17bとの間の部位、孔17bと孔17aとの間の部位、及び孔17aより外周側の部位を、夫々接続島部6b〜6dとしている。このような構成により、突極部18と隣接する他の突極部18との間の部位におけるリラクタンスは大きくなる。また、各孔17a〜17cの両端部は、第1の打ち抜き板6の外周に接近しており、当該両端部の外側には幅の狭いブリッジ部6e(橋絡部に相当)が夫々形成される。
A substantially X-shaped portion surrounded by the four
また、第1の打ち抜き板6において、接続島部6b〜6dの両端部、主部6aの外周側の端部、及び主部6aの外周側の端部と中央の孔部16とを結ぶ直線上で且つ孔部16の近傍には、他の打ち抜き板を積層して固着するための円形のかしめ部6f(詳細は後述する)が設けられている。
Moreover, in the
図3は、回転子鉄心8を構成するための第2の打ち抜き板7の平面図である。第2の打ち抜き板7は、第1の打ち抜き板6と略同様の形状をなしており、その外周は円形であり、中央には第1の打ち抜き板6の孔部16と同形状の孔部19が形成されている。また、第1の打ち抜き板6の孔17a〜17cと略同様に形成された複数の離間空隙部20a〜20cからなるフラックスバリア20が、円周方向に沿って等間隔に4つ設けられている。
FIG. 3 is a plan view of the second punched
ただし、これら離間空隙部20a〜20cは、夫々の両端部が第2の打ち抜き板7の外周まで延びている。すなわち、離間空隙部20a〜20cは、第1の打ち抜き板6の孔17a〜17cの夫々の両端部を、そのまま延長してブリッジ部6eをなくして第2の打ち抜き板7の径方向外周に開放させた形態になっている。
However, each of the
4つの離間空隙部20cによって囲まれた略X字状の部位を主部7aとしており、この主部7aの4つの端部にリラクタンスが小さく磁気的に突極として機能する突極部21が形成される。また、離間空隙部20cと離間空隙部20bとの間の部位、離間空隙部20bと離間空隙部20aとの間の部位、及び離間空隙部20aより外周側の部位を、夫々分離島部7b〜7dとしている。
A substantially X-shaped portion surrounded by the four spaced-
このような構成により、突極部21と隣接する他の突極部21との間の部位におけるリラクタンスは大きくなる。また、主部7a及び分離島部7b〜7dは、離間空隙部20a〜20cによって分断されており、第2の打ち抜き板7は、ばらばらの状態になっている。なお、第2の打ち抜き板7にも、第1の打ち抜き板6におけるかしめ部6fと同様の位置に、円形のかしめ部7f(詳細は後述する)が設けられている。
With such a configuration, the reluctance at a portion between the
図4は、図3のX−X線における縦断側面図であり、第2の打ち抜き板7の主部7aに設けられたかしめ部7fの断面を示している。図4に示すように、かしめ部7fには、略V字形状をなし最深部に平坦な部位を有する突片22(凸部に相当)が、図4における下方に突出するように形成されている。そして、この突片22が形成されることによって、これの上方には、突片跡穴23(凹部に相当)が形成されている。
FIG. 4 is a longitudinal side view taken along line XX of FIG. 3 and shows a cross section of a
なお、図示しないが、第2の打ち抜き板7のその他のかしめ部7fや第1の打ち抜き板6のかしめ部6fについても、上記同様の突片及び突片跡穴が設けられている。このような構成により、例えば、第1の打ち抜き板6に第2の打ち抜き板7を積層する場合、第2の打ち抜き板7の突片22は、先行する第1の打ち抜き板6の突片跡孔に嵌合される。すなわち、夫々の凹部と凸部とが嵌合されるようになっている。
In addition, although not shown in figure, the
続いて、上記した構成の第1の打ち抜き板6及び第2の打ち抜き板7を積層し、回転子鉄心8を構成する工程について説明する。
第1の打ち抜き板6及び第2の打ち抜き板7は、帯状の電磁鋼板を順送プレス装置(図示せず)により順次打ち抜いて形成される。この順送プレス装置には、孔17a〜17cを打ち抜くステーションと、ブリッジ部6eを打ち抜くステーションとが設けられており、ブリッジ部6eを打ち抜くステーションでは、その上型を下降させる場合と下降させない場合とを選択できるようになっており、上型を下降させなければ、ブリッジ部6eを残して孔17a〜17cが形成される第1の打ち抜き板6となり、上型を下降させれば、ブリッジ部6eも打ち抜かれて離間空隙部20a〜20cが形成される第2の打ち抜き板7となる。
Subsequently, a process of forming the
The
そして、順送プレス装置の最終ステーションでは、外形が打ち抜かれて第1の打ち抜き板6及び第2の打ち抜き板7が帯状電磁鋼板から切り離される。このとき、先に打ち抜かれた打ち抜き板は、ばねで支えられた受台に受けられており、今回打ち抜かれた打ち抜き板は、受台上に受けられている最上段の打ち抜き板上に重ねられるとともに、前述したかしめ部6f、7fの凹凸嵌合によって結合される。
And in the last station of a progressive press apparatus, an external shape is punched and the
図1は、上記したような工程により構成された回転子鉄心8の外観斜視図を示している。この回転子鉄心8の軸方向における両端には、夫々第1の打ち抜き板6が配置され、それらの中間には、回転子鉄心8の積層方向長さを例えば五等分するように、4枚の第1の打ち抜き板6が配置される。そして、これら第1の打ち抜き板6の間には、夫々例えば10枚の第2の打ち抜き板7が配置される。
また、回転子鉄心8には、積層された第1の打ち抜き板6の孔17a〜17cと、第2の打ち抜き板7の離間空隙部20a〜20cとが連結されることにより軸方向に延びる空洞部8a〜8cが形成される。
FIG. 1 shows an external perspective view of a
The
次に、上記構成の作用、効果について説明する。
回転子鉄心8を構成する第1の打ち抜き板6は、従来技術のものと同様に、孔17a〜17cの夫々の両端部にブリッジ部6eを有する構成であるので、ブリッジ部6eを通過する磁路が形成されてしまう。これにより、固定子2と突極部18との間の空隙磁束密度と、固定子2とフラックスバリア17の形成された部位との間の空隙磁束密度との差が小さくなってしまう。すなわち、突極部18の突極性は従来技術のものと同程度となる。
Next, the operation and effect of the above configuration will be described.
Since the
これに対して、第2の打ち抜き板7は、離間空隙部20a〜20cの夫々の両端部が、第2の打ち抜き板7の外周と平面方向において連通しているので、これらの両端部を通過する磁路が形成されてしまうことがない。これにより、固定子2と突極部21との間の空隙磁束密度と、固定子2とフラックスバリア20の形成された部位との間の空隙磁束密度との差が大きくなる。すなわち、離間空隙部20a〜20cからなるフラックスバリア20は、磁束の障壁として効果的に機能して、突極部21の突極性を高めることができる。
On the other hand, the
そして、回転子鉄心8は、第1の打ち抜き板6を6枚、第2の打ち抜き板7を50枚積層して構成したので、第2の打ち抜き板7を使用した分だけ回転子鉄心8全体としての突極性を大きくすることができ、これによって、より大きなリラクタンストルクを発生させることができる。
Since the
また、第1の打ち抜き板6及び第2の打ち抜き板7を積層する工程において、夫々のかしめ部6f、7fの凹凸嵌合によって結合するようにしたので、第2の打ち抜き板7の分離島部7b〜7dは、隣接する他の第2の打ち抜き板7の分離島部7b〜7d、又は隣接する第1の打ち抜き板6の接続島部6b〜6dに結合され、ばらばらになってしまうことがない。従って、積層の途中段階において、保持用の別部材を用いることなく、各打ち抜き板を保持できる。
Further, in the step of laminating the
さらに、回転子鉄心8をPET樹脂を一体成型したモールド樹脂13で覆うように構成したので、機械的強度が向上する。また、これにより、回転時の振動を減少させて、振動による騒音を低減することができる。
Further, since the
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について図7も参照して説明する。
なお、第1の実施形態と同一の部分については同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図7は、第1の実施形態における図1相当図であり、回転子鉄心30の外観斜視図を示している。回転子鉄心30は、軸方向における両端に夫々第1の打ち抜き板6が配置され、これら第1の打ち抜き板6の間には、例えば54枚の第2の打ち抜き板7が配置されている。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In addition, about the part same as 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted and only a different part is demonstrated hereafter. FIG. 7 is a view corresponding to FIG. 1 in the first embodiment, and shows an external perspective view of the
上記構成の回転子鉄心30をリラクタンスモータ1の回転子3に用いた場合、第1の実施形態における回転子鉄心8よりも、第2の打ち抜き板7を4枚多く積層して構成した分、回転子鉄心30全体としての突極性をさらに大きくすることができ、これによって、より一層大きなリラクタンストルクを発生させることができる。
When the
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態について図8も参照して説明する。
なお、第1の実施形態と同一の部分については同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図8は、第1の実施形態における図1相当図であり、回転子鉄心40の外観斜視図を示している。回転子鉄心40は、第1の実施形態における空洞部8a〜8cと同様に形成された軸方向に延びる空洞部40a〜40cを有している。この空洞部40a〜40cには、例えば、焼結ネオジウム製の永久磁石41a〜41cが埋め込まれている。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In addition, about the part same as 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted and only a different part is demonstrated hereafter. FIG. 8 is a view corresponding to FIG. 1 in the first embodiment, and shows an external perspective view of the
これら永久磁石41a〜41cは、夫々対応する空洞部40a〜40cと略同様の形状をなしている。また、各永久磁石41a〜41cは、径方向においては同極となるように、且つ周方向においては異極となるように磁化されている。
These
上記構成の回転子鉄心40をリラクタンスモータ1の回転子3に用いた場合、リラクタンストルクに加えて、永久磁石界磁によるトルクも発生させるので、リラクタンスモータ1全体として発生するトルクを増大させることができる。
When the
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、次のような変形又は拡張が可能である。
第1の打ち抜き板6の孔17a〜17c及び第2の打ち抜き板7の離間空隙部20a〜20cの数、及び第1の打ち抜き板6及び第2の打ち抜き板7を積層する割合については、発生させるリラクタンストルクの大きさ及び回転子鉄心の機械的強度に基づいて適宜増減することが可能である。
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
The number of
回転子3は、例えば6極構成など、その他の極数構成のものでもよい。
モールド樹脂13は、回転子3の遠心力に対する機械的強度に問題がなければ、回転子鉄心の内部に充填しなくてもよい。また、モールド樹脂13による加工自体をなくしてもよい。
第3の実施形態における回転子鉄心40は、例えば、空洞部40aだけに永久磁石41aを埋め込む構成や、空洞部40a、40cに永久磁石41a、41cを埋め込むといった構成でもよく、永久磁石41a〜41cの配置に関しては、発生させるトルクの大きさに応じて適宜変更可能である。
The
If there is no problem in the mechanical strength against the centrifugal force of the
The
図面中、1はリラクタンスモータ、6は第1の打ち抜き板、7は第2の打ち抜き板、6a、7aは主部、6b〜6dは接続島部、6eはブリッジ部(橋絡部)、7b〜7dは分離島部、8は回転子鉄心、13はモールド樹脂(樹脂)、17a〜17cは孔、18、21は突極部(突極)、20a〜20cは離間空隙部、22は突片(凸部)、23は突片跡穴(凹部)、30は回転子鉄心、40は回転子鉄心、40a〜40cは空洞部、41a〜41cは永久磁石を示す。
In the drawings, 1 is a reluctance motor, 6 is a first punching plate, 7 is a second punching plate, 6a and 7a are main portions, 6b to 6d are connection island portions, 6e is a bridge portion (bridge portion), and 7b. ˜7d is a separation island part, 8 is a rotor core, 13 is a mold resin (resin), 17a to 17c are holes, 18, 21 are salient pole parts (saliency poles), 20a to 20c are spaced gap parts, and 22 is a salient part. A piece (convex portion), 23 is a protruding piece trace hole (concave portion), 30 is a rotor core, 40 is a rotor core, 40a to 40c are hollow portions, and 41a to 41c are permanent magnets.
Claims (6)
前記打ち抜き板は、
円形をなし、磁気的に突極として機能させる部分を円形外周の複数箇所に形成するために前記突極として機能させる部分に挟まれた部分に孔を形成することにより、前記突極として機能させる部分を複数箇所において有する主部と、この主部から前記孔を介して隔てられた接続島部とに区分され、且つ前記孔の両端を円形外周近くに位置させて当該孔の両端の外側に残された円形外周の縁部分を前記接続島部を前記主部に繋ぐための橋絡部とした第1の打ち抜き板と、
全体として前記第1の打ち抜き板と同じ大きさの円形をなし、磁気的に突極として機能させる部分を円形外周の複数箇所に形成するために前記突極として機能させる部分に挟まれた部分に前記第1の打ち抜き板の前記孔と同一位置に両端が円形外周において開放する離間空隙部を形成することにより、前記突極として機能させる部分を複数箇所において有する主部と、この主部から分離された分離島部とに分断された第2の打ち抜き板と、
から構成され、
前記第2の打ち抜き板の前記主部と、前記分離島部とを、夫々前記第1の打ち抜き板の前記主部と、この主部に前記橋絡部により繋がれた前記接続島部とに夫々連結するようにして少なくとも1枚の前記第1の打ち抜き板に対し、複数枚の前記第2の打ち抜き板を積層して前記回転子鉄心を構成したことを特徴とするリラクタンスモータ。 In a reluctance motor having a rotor core constructed by stacking punched plates made of steel plates,
The punched plate is
Forming a hole in a portion sandwiched between portions that function as salient poles in order to form a circular shape and magnetically function as salient poles at a plurality of locations on the outer periphery of the circle, thereby functioning as salient poles Divided into a main part having a plurality of portions and a connecting island part separated from the main part via the hole, and both ends of the hole are located near the outer circumference of the circle, and outside the both ends of the hole. A first punched plate having a left circular outer peripheral edge portion as a bridge portion for connecting the connecting island portion to the main portion;
As a whole, a circular shape having the same size as the first punched plate is formed, and a portion that functions as a salient pole is formed between a portion that functions as a salient pole in order to form a portion that functions magnetically as a salient pole at a plurality of locations on the outer circumference A main part having a plurality of portions functioning as the salient poles separated from the main part by forming spaced-apart gaps having both ends opened at a circular outer periphery at the same position as the hole of the first punched plate A second punched plate divided into separated island parts,
Consisting of
The main portion of the second punched plate and the separation island portion are respectively connected to the main portion of the first punched plate and the connecting island portion connected to the main portion by the bridge portion. A reluctance motor, wherein the rotor core is configured by stacking a plurality of the second punching plates on at least one of the first punching plates so as to be connected to each other.
The rotor core has at least both axial end surfaces thereof covered with a resin, and / or the hole portion of the first punching plate and the spacing gap portion of the second punching plate. The reluctance motor according to claim 1, wherein the resin is filled with resin.
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