JP2008019804A - 燃料供給制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の燃料が供給可能な内燃機関において,ユーザが選択した燃料の供給不良が検知された場合にその燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確保する。
【解決手段】複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料の切替えを行う燃料供給制御装置であって,前記内燃機関の始動時には前記内燃機関へ供給する燃料を選択入力された第1の燃料に設定する第1の制御と,前記第1の燃料による燃料供給不良が検知された場合は,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の他の燃料に切替える第2の制御と,当該第2の制御後の前記内燃機関の始動時には,再度前記第1の燃料に切替える第3の制御とを行う。
【選択図】図2
【解決手段】複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料の切替えを行う燃料供給制御装置であって,前記内燃機関の始動時には前記内燃機関へ供給する燃料を選択入力された第1の燃料に設定する第1の制御と,前記第1の燃料による燃料供給不良が検知された場合は,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の他の燃料に切替える第2の制御と,当該第2の制御後の前記内燃機関の始動時には,再度前記第1の燃料に切替える第3の制御とを行う。
【選択図】図2
Description
本発明は,複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料の切替えを行う燃料供給制御装置に関し,特に,燃料の供給不良が生じた第1の燃料から第2の燃料への切替えを行い,次の内燃機関始動時には第1の燃料に切替える燃料供給制御装置に関する。
車両用内燃機関において,排気中の有害成分の低減や燃費向上を目的として,液化石油ガス(LPG)や圧縮天然ガス(CNG)といった燃料とガソリンとを相互に切替えて用いるバイフューエル(2元燃料)システムが提案されている。例えば,CNGとガソリンとによるバイフューエルシステムを用いた車両用内燃機関が特許文献1に記載されている。
バイフューエルシステムにおいては,燃料の種類ごとに独立した燃料供給経路が設けられており,ユーザの選択などに応じ,燃料供給経路の切替えが行われる。例えば,LPGやCNGを主燃料として使用しつつ,主燃料の残量が少なくなってきたらユーザは予備燃料のガソリンへ切替えるといったような使用が可能となる。
また,バイフューエルシステムは,予備燃料の確保としてだけではなく,1つの燃料の供給不良が生じた場合に他の燃料へ切替えるといった,耐障害性の高い燃料供給システムとして用いることができる。かかるシステムの一例として,燃料は1種類だが複数の燃料ポンプを交互に切替えて用い,燃料供給システムの耐障害性を高めた内燃機関が特許文献2に記載されている。
特公平6−43814号公報
特開平10−196481号公報
ところで,燃料供給が不足したり過剰になったりする燃料供給不良は,多くの場合燃料供給経路のポンプやインジェクタなどの故障,配管の亀裂による燃料漏れ,経路内に混入した異物による目詰まりなどにより引き起こされる。これらの原因は,電気系統の断線などと比べると特定するのが困難である反面,燃料供給動作を繰り返すうちに解消する場合がある。例えば,異物による目詰まりは,ポンプの駆動を繰り返すことにより異物が除去されて燃料供給が良好な状態に復帰する可能性が高い。
しかしながら,バイフューエルシステムにおいて,1つの燃料供給経路による燃料供給不良が生じて他の燃料に切替えた場合,そのまま切替えた燃料を使用し続けると,供給不良が生じた方の燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会が失われてしまう。すると,供給不良が生じた燃料供給経路が良好な状態に復帰しうる場合であっても,その燃料供給経路の点検・整備を行うといった無駄が生じてしまう。
また,ユーザが燃料の残量や走行計画などに応じて意図的に選択した燃料に供給不良が生じて他の燃料に切替えた場合,ユーザが選択した燃料と異なる燃料を使用し続けるとユーザの意図に反することになり,ユーザの利便性を損ないユーザに不快感を与える可能性がある。
そこで,本発明の目的は,バイフューエルシステムなど複数種類の燃料が供給可能な内燃機関において,燃料の供給不良が生じた燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会をユーザの利便性を損なわずに確保するような燃料供給制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料の切替えを行う燃料供給制御装置であって,前記内燃機関の始動時には前記内燃機関へ供給する燃料を選択入力された第1の燃料に設定する第1の制御と,前記第1の燃料による燃料供給不良が検知された場合は,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の他の燃料に切替える第2の制御と,当該第2の制御後の前記内燃機関の始動時には,再度前記第1の燃料に切替える第3の制御とを行うことを特徴とする。
上記第1の側面によれば,イグニションスイッチのオンからオフまでを1トリップとして第1の燃料の供給不良が検知されたトリップにおいては他の燃料を用いてそのトリップ中の燃料供給を良好に保ちつつ,第1の燃料を次のトリップで用いることにより第1の燃料の燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確保することができる。
上記側面の好ましい実施例によれば,上記燃料供給制御装置は,前記第2の制御後の第3の制御を繰り返し,前記第1の燃料による燃料供給不良が所定回数検知された後は,前記第3の制御において前記第1の燃料への切替えを行わずに,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の燃料に設定することを特徴とする。よって,第1の燃料供給経路を再使用しても復帰が困難な場合には故障と判断し,以後は他の燃料供給経路を用いることにより燃料供給を良好に保つことができる。
上記側面のさらに好ましい実施例によれば,上記燃料供給制御装置は,前記第1の燃料による燃料供給不良が前記所定回数検知された場合は,異常を通知する情報を出力することを特徴とする。そうすることにより,ユーザの注意を喚起することができ,ユーザは他の燃料供給経路により燃料供給を良好に保ちつつ,第1の燃料供給経路の点検・整備を適切な時期に行うことができる。
本発明によれば,バイフューエルシステムなどのように複数種類の燃料が供給可能な内燃機関において,燃料供給不良が生じた燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確保することができ,なおかつ,その燃料供給経路の復帰が困難な場合には他の燃料供給経路を用いることにより燃料供給を良好に保つことができる。さらに,ユーザには適切な時期に燃料供給経路の整備・点検を促すことができる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,本実施形態における燃料供給制御装置を含むバイフューエルシステムの構成を説明する図である。このバイフューエルシステムはLPG(液化石油ガス)とガソリンの2種類の燃料を備えるシステムであり,2つの燃料のいずれかをユーザが選択し,ユーザの選択した燃料がそれぞれの燃料供給経路により内燃機関40へ供給される。
LPGタンク10には高圧のLPGが収容されており,遮断弁12が開いた状態でLPGが配管13を介してレギュレータ14へ流入する。レギュレータ14により大気圧まで減圧されたLPGは,配管15を介してキャブレター18まで送られる。そして,不図示のスタータにより内燃機関40のピストン46が回転を始めると,燃焼室44及び吸気通路32内には負圧が生じる。その負圧の作用によってキャブレター18内のLPGが吸気通路32内へ吸引されるとともに,エアフィルタ30を介して外部の空気が吸気通路32へ吸引され,LPGは吸引された空気と混合されて混合気として燃焼室44へ供給される。ここで,LPGタンク10からキャブレター18へ至るまでの経路がLPGの燃料供給経路に対応する。
ガソリンタンク20に収容されるガソリンは,ポンプ22により吸引されて一定の圧力で配管24を介してインジェクタ28へ送られ,インジェクタ28の噴射口が開かれることにより吸気通路32内へ噴射される。吸気通路32内へ噴射されたガソリン燃料は吸引された空気と混合され,混合気が燃焼室44へ供給される。ここでは,ガソリンタンク20からインジェクタ28へ至るまでの経路がガソリンの燃料供給経路に対応する。
燃焼室44に供給された混合気は,燃料供給制御装置50がイグニションスイッチ64からの始動指示入力に応答して点火プラグ42を点火させることで燃焼し,燃焼した後の排ガスが排気通路38から不図示の触媒コンバータを通って大気中へ排出される。混合気が燃焼することで内燃機関40のピストン46が回転し,その回転に伴い燃焼室44及び吸気通路32内に生じる負圧の作用で空気の吸引が再度行われる。吸引された空気は供給されたLPGまたはガソリンと混合されて燃焼室44へ供給され,燃焼,排気のサイクルが反復される。
上記LPG,ガソリンの燃料の切替は,ユーザが手動で切替スイッチ62を操作することにより行われる。切替スイッチ62は,LPGまたはガソリンの選択入力結果が維持され,ユーザにより再度選択入力されるまではイグニションスイッチ64をオフにしても入力結果の切替が行われないような,トグルスイッチなどにより構成される。あるいは,切替スイッチ62をプッシュボタンにより構成し,プッシュボタンを押すたびに選択入力が切替えられ,再度プッシュボタンが押されるまではイグニションスイッチ64をオフにしても入力結果がメモリなどに保持されるような構成とすることもできる。
ユーザはいずれかの燃料を切替スイッチ62で選択した状態でイグニションスイッチ64から始動指示入力を行い,その入力に応答して燃料供給制御装置50が選択された燃料の供給経路の各部の動作を制御して燃料供給が行われる。ここで,燃料供給制御装置50は,始動時燃料選択手段に対応する。あるいは内燃機関40が動作を開始した後,例えば走行中にユーザが燃料の残量などに基づき切替スイッチ62で燃料の切替えを行うことも可能であり,その場合も燃料供給制御装置50が選択入力に応じて燃料を切替える。さらに,後述するように選択された燃料による燃料供給不良を検知した場合に,燃料供給制御装置50が燃料の切替えを行うことも可能である。
燃料供給制御装置50は不図示のCPU,各種データやプログラムを記憶するメモリ,及び入出力インターフェース回路とを備えたマイクロコンピュータで構成され,書き換え可能な不揮発性記憶媒体であるバックアップ用のRAM52を有する。燃料供給制御装置50は,切替スイッチ62からの選択入力に応じ,LPG燃料供給経路においては電磁弁である遮断弁12の開閉や,配管15に設けられた回転式の弁の開度を調節するステッピングモータである空燃比制御モータ16の軸角度を制御して,LPGの供給を行う。また燃料供給制御装置50は,ガソリン燃料供給経路においてはインジェクタ28の噴射口の開閉時間を制御してガソリンの供給を行う。
燃料供給制御装置50は,LPG,ガソリンいずれの燃料を供給する場合も燃料供給量を適正量に制御する。ここで燃料の適正量は,吸引される空気(酸素)が燃料に対して余分も不足もしないような範囲の量,つまり空気と燃料の比が理論空燃比付近になるような量をいう。かかる適正量の燃料が燃焼した場合に排気中に残る酸素濃度を基準値として,燃料制御装置50は排気中の酸素濃度を検知するO2センサ36の出力結果が基準値付近になるようにフィードバック制御を行う。
すなわち,燃料の供給量が適正量より多すぎると燃焼時により多くの酸素を消費するため,排気中の酸素濃度は上記の基準値より薄くなる。よって,O2センサ36の出力結果が基準値より薄い酸素濃度を示す場合は燃料供給制御装置50は燃料の供給量を減少させるような制御を行う。逆に,燃料の供給量が適正量より少なすぎると燃焼時に消費される酸素も少なく,排気中の酸素濃度は基準値より濃くなる。よって,基準値より濃い濃度の酸素が検知された場合は燃料供給制御装置50は燃料の供給量を増加させるような制御を行う。
燃料供給量の制御においては,燃料供給制御装置50は空燃比制御モータ16の回転角度を調節して配管15の弁の開度を大きくすることによりLPGの供給量を増やし,開度を小さくすることにより供給量を減らす。また,燃料供給制御装置50は,インジェクタ28の噴射口の開閉時間を調節して噴射時間を長くすることによりガソリンの供給量を増やし,噴射時間を短くすることにより供給量を減らす。
そして,燃料供給制御装置50はこのフィードバック制御において燃料供給不良を検知した場合に,燃料の切替えを行う。すなわち,燃料供給量を増加あるいは減少させるような制御をした際,所定時間内に酸素濃度が制御量に応じて変化すれば燃料供給は良好と判定される。一方,所定時間内に酸素濃度が制御量に応じて変化しないような場合は,吸気圧センサ34の出力値が適正範囲内であれば吸引される空気の量は適正量であるので,燃料供給が不良と判定される。このように燃料供給の不良を検知すると,燃料供給制御装置50は使用中のLPGをガソリンに切替え,あるいは使用中のガソリンをLPGに切替えることで,内燃機関40への燃料供給を良好に保つ。ここで,燃料供給制御装置50は,仮異常時燃料選択手段に対応する。
燃料の供給不良は種々の原因により引き起こされ,例えばレギュレータ14の故障によりLPGが十分減圧されず,吸気通路32内との圧力差が大きすぎる場合は供給過剰となり,あるいはLPG,ガソリンともに配管の亀裂による燃料漏れが生じる場合や配管内に混入した異物が目詰まりを起こしている場合は供給不足となる。こうした供給不良に対して各種部品の磨耗・破損などに起因する場合は修理が必要となるが,配管内に混入した異物による目詰まりなどは燃料供給経路各部位の動作を反復することにより良好な状態に復帰する可能性が高い。
すると上記のように燃料の切替えをした場合に,供給不良が検知された燃料供給経路を使用しないと復帰する機会が確保できない。そこで,本実施の形態においては,燃料供給制御装置50が,供給不良を検知した燃料供給経路を再使用するように動作する点に特徴を有する。ここで,燃料供給制御装置50は仮異常後始動時燃料選択手段に対応する。そうすることにより,その燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確保することができる。
さらに,燃料供給制御装置50は,同一の燃料供給経路で供給不良を一定回数,例えば連続して3回以上検知した場合は,復帰困難な故障が生じていると判断できるので,表示部60の警告ランプを点灯,あるいは音声出力部66により異常を通知する音声を出力することによりユーザに異常を通知する。それとともに,燃料供給制御装置50はその燃料供給経路について異常通知したことを不揮発性の記憶媒体で構成されるバックアップRAM52に記憶し,他の燃料供給経路に切替える。そして,燃料供給制御装置50は,それ以後の燃料供給は切替スイッチ62の選択入力の如何によらずバックアップRAM52の記憶内容に基づいて供給不良が生じていない切替え後の燃料供給経路に行わせる。ここで燃料供給制御装置50は,本異常時燃料選択手段及び本異常後始動時燃料選択手段に対応する。そうすることにより,ユーザに点検・整備を促すとともに,内燃機関40への燃料供給を良好に保つことができる。
なお,表示部60には,詳しくは後述するが異常通知のための警告ランプのほかに燃料切替えが行われたことを示す燃料切替え表示ランプ,使用されている燃料を表示するLPG,ガソリン燃料表示ランプが設けられる。
以下では,図2〜図6を用いて,本実施形態における燃料供給制御装置50の動作を説明する。図2は,燃料供給制御装置50の動作手順を説明するフローチャート図である。図3〜図6は,燃料供給制御装置50が制御するバイフューエルシステム各部の動作と,燃料供給制御装置50が内蔵のメモリに記憶させて制御処理において用いる各種変数の値を説明するタイミングチャート図である。まず,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰する場合について,図2と図3,図4を用いて説明する。次に,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が所定回数以内に復帰せず,故障と判断される場合の動作手順について図2と図5,図6を用いて説明する。
(1)燃料供給経路が良好な状態に復帰する場合
図3は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰する場合のタイミングチャート図であり,ユーザによりLPGが選択されている場合についてのものである。イグニションスイッチの「ON」から「OFF」までを1トリップとして,トリップ1〜5までの動作手順を示している。図2のフローチャート図は,1トリップにおける燃料供給制御装置50の動作手順である。図2に基づき,適宜図3を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
図3は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰する場合のタイミングチャート図であり,ユーザによりLPGが選択されている場合についてのものである。イグニションスイッチの「ON」から「OFF」までを1トリップとして,トリップ1〜5までの動作手順を示している。図2のフローチャート図は,1トリップにおける燃料供給制御装置50の動作手順である。図2に基づき,適宜図3を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
まず,イグニションスイッチ64が「ON」されて,内燃機関40への始動指示入力がされると(S10の「YES」,図3(1)),燃料供給制御装置50は切替スイッチ62により選択入力された燃料供給「LPG」を判断し(S11,図3(2)の「L」),選択された燃料の燃料供給経路について前回のトリップで燃料供給不良の通知をしたかをバックアップRAM52の記憶内容を参照し判断する(S12)。燃料供給不良を通知していない場合は(S12の「NO」),選択された燃料の供給を開始する(S13)。
燃料供給開始後,一定時間内に燃料供給の良好・不良の判定を行い(S14の「YES」),良好の判定が成立せず(S16の「NO」,図3(3)),不良の判定が成立(S20の「YES」,図3(4)),つまり燃料供給不良が検知されると手順S22へ進み,バックアップRAM52に保持する燃料供給不良検知カウンタの値を「0」から「1」へインクリメントする(図3(5))。そして,使用中のLPGをガソリンへ切替える(S28,図3(6),図3(7)の「G」)。そして,手順S30において,燃料供給不良検知カウンタの値が「3」に達したか否かを判断し,達していないので(S30の「NO」,図3(5))トリップ1における処理を終了する。
同様にしてトリップ2の処理を行うと,手順S14において燃料供給は良好であることが検知され(S16の「YES」,図3(3)),燃料供給不良検知カウンタの値「1」を「0」にクリアする(S18,図3(5))。そして,トリップ2ではLPGの使用を継続する。
次のトリップ3では,手順S16で再び燃料供給の良好な状態が検知され(S16の「YES」,図3(3)),燃料供給不良検知カウンタの値を「0」で上書きして(S18,図3(5)),LPGの使用を継続する。以後,トリップ4,トリップ5でも同様の手順が実行される。
このようにして,本実施形態によればトリップ1で燃料供給不良が検知されたLPG燃料供給経路を次のトリップ2で再度使用することにより,LPG燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確保できる。
(2)燃料供給経路が良好な状態に復帰する場合の変形例
図4は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰する変形例のタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作を示している。図2のフローチャート図に基づき,適宜図4を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
図4は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰する変形例のタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作を示している。図2のフローチャート図に基づき,適宜図4を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
まず,トリップ1においてLPGの供給不良が検知されてガソリンに切替が行われ,トリップ2で再度LPG燃料供給経路を使用することによりLPG燃料供給経路が良好な状態に復帰する手順は上述した図3の例と同じである。よって,トリップ3以降について説明する。
トリップ3では,手順S20でLPGの燃料供給不良が検知され(S20の「YES」,図4(3),図4(4)),燃料供給不良検知カウンタの値を「0」から「1」へ再びインクリメントする(S22,図4(5))。そして,LPGをガソリンへ切替え(S28,図4(6),図4(7)の「G」),燃料供給不良検知カウンタの値が「3」に達していないので(S30の「NO」,図4(5))トリップ3における処理を終了する。
トリップ4では,トリップ2と同様の手順でLPGの燃料供給の良好が判定されるので,燃料供給不良検知カウンタの値を再び「1」から「0」へクリアして(S18,図4(5)),処理を終了する。トリップ5でもLPGの燃料供給の良好が判定されるので,燃料供給不良検知カウンタの値を「0」で上書きして(S18,図4(5))処理を終了する。
この変形例では,5回のトリップのうちトリップ1とトリップ3でLPGの燃料供給不良が検知されているが,それぞれの直後のトリップ2とトリップ4でLPG燃料供給経路を再度使用することにより,LPG燃料供給経路が良好な状態に復帰する例を示している。すなわち,連続したトリップで供給不良を検知しない限りは供給不良検知カウンタの値を「0」クリアし,燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会を確実に確保することができる。
なお,上述の(1)の例と同様に,この例においても燃料の供給不良を検知するたびごとにはユーザに異常の通知は行われない(図4(8))。異常通知が行われると,ユーザが燃料切替スイッチ62を操作してLPGからガソリンへ切替えてしまうことが考えられる。すると,LPG燃料供給経路が良好な状態に復帰する機会が確保できなくなるので,供給不良のたびごとに異常通知を行ってユーザの対応を促すということをせず,選択された燃料供給経路を再度使用できるようにしている。ただし,供給不良が検知された直後のトリップにおいて,例えば燃料の残量に応じた使い分けなどでユーザが燃料の選択を切替えた場合には,供給不良が生じた燃料ではなくユーザの選択した燃料を使用してもよい。そうすることでユーザの選択を優先でき,利便性が損なわれることを防止できる。
(3)燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合
図5は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合のタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作を示している。図2のフローチャート図に基づき,適宜図5を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
図5は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合のタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作を示している。図2のフローチャート図に基づき,適宜図5を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
まず,トリップ1においてLPGの供給不良が検知され,供給不良検知カウンタが「0」から「1」へインクリメントし(S22,図5(5)),LPGからガソリンへ切替えを行う(S28,図5(6),図5(7))手順は図3または図4と同じであるので説明を省略する。
続くトリップ2において,手順20でLPGの燃料供給不良が検知され(S20の「YES」,図5(3),図5(4)),燃料供給不良検知カウンタの値を「1」から「2」へインクリメントする(S22,図5(5))。なお,一定時間内に燃料供給の良好・不良の判定がされない場合は(S14の「NO」)そのトリップでの処理手順を終了し,燃料供給不良検知カウンタの値を「0」にクリアせず,次のトリップで供給不良が検知された場合にインクリメントできるようにそのままの値「1」を保持する。
そして,LPGからガソリンへ切替えを行い(S28,図5(6),(7)の「G」),燃料供給不良検知カウンタの値が「3」に達していないので(S30の「NO」,図5(5))トリップ2における処理を終了する。
さらにトリップ3においても,手順20でLPGの燃料供給不良が検知されるので(S20の「YES」,図5(3),図5(4)),燃料供給不良検知カウンタの値を「2」から「3」へインクリメントして(S22,図5(5)),LPGからガソリンへ切替えを行う(S28,図5(6),図5(7)の「G」)。すると,燃料供給不良検知カウンタの値が「3」に達しているので(S30の「YES」,図5(5))表示部60の異常通知ランプを点灯し(S32,図5(8)),LPG燃料供給経路において異常通知したことをバックアップRAM52に記憶して(S34)トリップ3における処理を終了する。
そしてトリップ4では, イグニションスイッチ64「ON」に応答して(S10の「YES」,図5の(1)),燃料供給制御装置50は切替スイッチ62により選択入力された燃料「LPG」を判断し(S11,図5(2)の「L」),選択された燃料の燃料供給経路について前回のトリップで異常の通知をしたかをバックアップRAM52の記憶内容を参照し判断する(S12)。上記したとおりトリップ3で異常を通知しているので(S12の「YES」),表示部60の異常通知ランプを点灯し(S36,図5(8)),ガソリンに切替えて燃料供給を開始する(S38,図5(6),図5(7)の「G」)。そして続くトリップ5においても,トリップ4と同様の手順が実行される。
このようにして,本実施形態によればトリップ1で燃料供給不良が検知されたLPG燃料供給経路を次のトリップ2,トリップ3で再度使用したにもかかわらず,連続して3回供給不良が検知されたので,LPG燃料供給経路の復帰は困難であると判断でき,ガソリンに切替えることで内燃機関40への燃料供給を良好に保ちつつ,ユーザに点検・整備を促すことができる。
なお,上記においては供給不良が連続して3回のトリップで検知された場合に異常通知を行う例を示したが,その回数は3回に限られない。また,過去のトリップにおいて一定の割合,例えば10回のトリップにおいて合計5回以上供給不良が検知された場合は,検知されたトリップが連続していなくても故障が発生しているものと判断し,異常通知を行うとともに燃料を切替えるような手順とすることも可能である。そのようにしても,内燃機関40への燃料供給を良好に保ちつつ,ユーザに点検・整備を促すことができる。
(4)燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合の変形例
図6は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合の変形例についてのタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作手順を示している。また図6には図5のタイミングチャート図に加えて表示部60に設けられる燃料切替ランプ(図6(9)),LPG燃料表示ランプ(図6(10)),ガソリン燃料表示ランプ(図6(11))の動作が示される。図2のフローチャート図に基づき,適宜図6を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
図6は,燃料供給不良が検知された燃料供給経路が良好な状態に復帰しない場合の変形例についてのタイミングチャート図であり,LPGが選択された場合のトリップ1〜5までの動作手順を示している。また図6には図5のタイミングチャート図に加えて表示部60に設けられる燃料切替ランプ(図6(9)),LPG燃料表示ランプ(図6(10)),ガソリン燃料表示ランプ(図6(11))の動作が示される。図2のフローチャート図に基づき,適宜図6を参照して燃料供給制御装置50の動作手順と各部の動作及び各変数の値の変化を説明する。
まず,トリップ1,トリップ2,トリップ3においてLPGの供給不良が検知され,トリップごとに供給不良検知カウンタがインクリメントするとともに(S22,図6(5))ガソリンへ切替が行われ(S28,図6(6),図5(7)),最終的に異常通知ランプの点灯が行われる手順(S36,図6(8)),さらにトリップ4以降ではガソリンへ切替が行われる手順(S38,図6(6),(7))は図5と同じである。この変形例では,次の動作手順が追加されている。
すなわち,各トリップにおいて燃料の切替が実行されると(S28,S38)表示部60の燃料切替ランプが点灯され(図6(9)),使用される燃料に対応してLPG燃料表示ランプ,ガソリン燃料表示ランプのいずれかが点灯される(図6(7),(10),(11))。
長時間のトリップを想定すると,例えばLPGの補給が比較的容易なエリアを走行するのであればLPGを使用し,LPGの補給が困難でありガソリンの補給の方が容易であるようなエリアを走行する場合にはガソリンを使用するなどしてユーザは燃料を計画的に使い分ける必要が生じる場合がある。そのような場合に,使用する燃料を表示することによりユーザの走行を効果的に支援することができる。
また,燃料切替時には切替えた燃料が即時に内燃機関へ供給されず,内燃機関のトルクが低下するなど操作上の違和感が生じることがある。そこで,使用する燃料が切替えられたことをユーザに通知することにより,切替時の違和感を軽減することができる。さらに,異常通知ランプとは別に燃料切替ランプが点灯されることにより,ユーザは意図的にトリップを再スタートさせることもでき,そうすることで供給不良が検知された燃料供給経路を良好な状態に復帰させる機会を作ることもできる。なお,燃料切替えの通知は,音声出力部66により燃料切替えが行われた旨の音声出力をさせてもよい。
なお,上述においてはLPGとガソリンの2種類の燃料を使用するバイフューエルシステムを例に説明したが,例えばLPG,ガソリン,軽油といった2種類以上の燃料を用いる場合にも本実施形態は適用できる。その場合には,各燃料に優先順位,例えばLPG,ガソリン,軽油の順を予め設定しておき,LPGを他の燃料に切替える場合には,次に優先順位の高いガソリンへ切替え,以後のトリップで再度LPGを使用するような手順とすることが可能である。また再度LPGに供給不良が検知されたときは,優先順位に従ってガソリンへ切替えてもよいし,前回使用していない軽油に切替えて燃料を交互に用いる手順としてもよい。さらに,燃料の種類と燃料供給経路の数が一致する必要もなく,例えば1種類の燃料に対し複数の燃料供給経路が設けられ,ユーザが選択した燃料供給経路により燃料が供給されるような内燃機関にも本実施形態は適用できる。いずれの場合も,供給不良を生じた燃料供給経路が復帰する機会を確保するとともに,トリップ中の燃料供給を良好に保つことができる。
以上説明したように,本実施形態における燃料供給制御装置によれば,複数の燃料が供給可能な内燃機関において,供給不良が検知された燃料供給経路の動作が良好な状態に復帰する機会を確保することができ,なおかつ,復帰が困難な場合には他の燃料を用いることにより燃料供給を良好に保つことができる。さらに,ユーザには適切な時期に燃料供給経路の整備・点検を促すことができ,ユーザの操作性を向上させることができる。
10:LPGタンク 18:キャブレター
20:ガソリンタンク 28:インジェクタ
32:吸気通路 38:排気通路
40:内燃機関 44:燃焼室
50:燃料供給制御装置 62:燃料切替スイッチ
20:ガソリンタンク 28:インジェクタ
32:吸気通路 38:排気通路
40:内燃機関 44:燃焼室
50:燃料供給制御装置 62:燃料切替スイッチ
Claims (5)
- 複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料の切替えを行う燃料供給制御装置であって,
前記内燃機関の始動時には前記内燃機関へ供給する燃料を選択入力された第1の燃料に設定する第1の制御と,
前記第1の燃料による燃料供給不良が検知された場合は,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の他の燃料に切替える第2の制御と,
当該第2の制御後の前記内燃機関の始動時には,再度前記第1の燃料に切替える第3の制御とを行うことを特徴とする燃料供給制御装置。 - 請求項1において,
前記第2の制御後の第3の制御を繰り返し,
前記第1の燃料による燃料供給不良が所定回数検知された後は,前記第3の制御において前記第1の燃料への切替えを行わずに,前記内燃機関へ供給する燃料を前記第1の燃料以外の燃料に設定することを特徴とする燃料供給制御装置。 - 請求項2において,
前記第1の燃料による燃料供給不良が前記所定回数検知されるまでは,前記燃料供給不良の検知の度に異常を通知する情報の出力をせず,
前記第1の燃料による燃料供給不良が前記所定回数検知された場合は,異常を通知する情報を出力することを特徴とする燃料供給制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて,
前記設定された燃料を示す情報を出力することを特徴とする燃料供給制御装置。 - 複数種類の燃料を供給することが可能な内燃機関に供給する燃料を選択する燃料供給制御装置であって,
前記内燃機関の始動時に,ユーザが選択入力した燃料を前記内燃機関に供給する燃料として選択する始動時燃料選択手段と,
選択された燃料の供給不良が検知された場合に,仮異常状態であるとして,供給不良が検知された燃料とは異なる種類の燃料を前記内燃機関に供給する燃料として選択する仮異常時燃料選択手段と,
前記仮異常時燃料選択手段によって仮異常状態であるとして燃料の選択が行われた後の前記内燃機関の始動時に,ユーザが選択入力した燃料を前記内燃機関に供給する燃料として選択する仮異常後始動時燃料選択手段と,
同一の燃料の供給不良が所定回数のトリップにわたって検知された場合に,本異常状態であるとして,供給不良が検知された燃料とは異なる種類の燃料を前記内燃機関に供給する燃料として選択する本異常時燃料選択手段と,
前記本異常時燃料選択手段によって本異常状態であるとして燃料の選択が行われた後の前記内燃機関の始動時に,ユーザが選択入力した燃料が本異常状態であると判定された燃料である場合には,ユーザが選択入力した燃料とは異なる種類の燃料を前記内燃機関に供給する燃料として選択する本異常後始動時燃料選択手段と,を備えることを特徴とする燃料供給制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193152A JP2008019804A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 燃料供給制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006193152A JP2008019804A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 燃料供給制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008019804A true JP2008019804A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39075941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006193152A Withdrawn JP2008019804A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 燃料供給制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008019804A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100930456B1 (ko) | 2008-04-03 | 2009-12-08 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 바이 퓨얼 차량의 연료 제어 방법 및 장치 |
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CN115217642A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-10-21 | 潍柴动力股份有限公司 | 双燃料发动机的控制方法和控制装置 |
-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006193152A patent/JP2008019804A/ja not_active Withdrawn
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