JP2008018321A - 分級装置及び分級方法、並びにトナー及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粉体材料供給口と、分散室と、分級室と、円錐状部材と、分級板とを有し、前記粉体材料が、前記分散室の内部に形成された旋回流による旋回分散作用を受けて超微粉が排出され、更に前記分級室へと導かれ、遠心分離により前記粉体材料を粗粉と微粉に分級し、前記分散室の上部に設けられた粉体材料供給口が導入管を有し、かつ該導入管が、供給される粉体材料が前記分散室上部に滞留し難い屈曲した形状を有する分級装置である。前記導入管が、該導入管の鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の管であることが好ましい。
【選択図】図6
Description
もう一つは、分級室内での分級精度の向上である。粉体材料は分散室から分級室へと導かれ、所望の粒径以上の粉体材料が全て粗粉回収側へ回収され、所望の粒径以下の粉体材料が全て微粉回収側に回収されることが理想的である。しかし、所望の粒径以上の粉体材料が微粉回収側へ回収され、また、所望の粒径以下の粉体材料が粗粉回収側へ回収されてしまい、分級誤差が生じている。
<1> 粉体材料が搬送空気と共に供給される粉体材料供給口と、
前記粉体材料供給口から供給される粉体材料に旋回流を与えて粉体材料を分散する分散室と、
前記分散室の下方に連続して設けられ、該分散室から流入する粉体材料を微粉と粗粉とに遠心分級する分級室と、
前記分散室と前記分級室とを区画する円錐状部材と、
前記分級室を区画する分級板とを有し、
前記粉体材料が、前記分散室の内部に形成された旋回流による旋回分散作用を受けて超微粉が排出され、更に前記分級室へと導かれ、遠心分離により前記粉体材料を粗粉と微粉に分級する分級装置であって、
前記分散室の上部に設けられた粉体材料供給口が導入管を有し、かつ該導入管が、供給される粉体材料が前記分散室上部に滞留し難い屈曲した形状を有することを特徴とする分級装置である。
該<1>に記載の分級装置においては、分散室上部の粉体材料供給口に設けられた導入管が、供給される粉体材料が前記分散室上部に滞留し難い屈曲した形状を有するので、該導入管を通過する粉体材料は、慣性力によって該導入管の下側外壁に導かれやすくなり、前記分散室へは、粉体材料供給口の下側から多くの粉体材料が投入されることになるため、分散室上部での粉体材料の滞留が減少し、粉体材料同士の凝集が発生しにくくなるため、分散性が向上し、分級精度を向上させることができる。
<2> 導入管が、該導入管の鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の管である前記<1>に記載の分級装置である。
<3> 導入管の屈曲角度が、鉛直方向に対し70〜110°である前記<1>から<2>のいずれかに記載の分級装置である。
<4> 導入管の屈曲角度が、鉛直方向に対し85〜95°である前記<3>に記載の分級装置である。
前記<2>から<4>のいずれかに記載の分級装置においては、前記導入管が鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の管であるので、導入管を通過する粉体材料は、慣性力によって導入管の下側外壁に導かれやすくなり、分散室へは、供給口下側から多くの粉体材料が投入されることになるため、分散室上部での粉体材料の滞留が減少し、粉体粒子同士の凝集が発生しにくくなるため、分散性が向上し、分級精度を向上させることができる。
<5> 導入管が長さ方向に分割可能である前記<1>から<4>のいずれかに記載の分級装置である。
該<5>に記載の分級装置においては、前記導入管を長さ方向に分割可能にすることによって、分級条件に柔軟に対応することができ、所望の粒径の粉体の分級効率を得ることができる。また、清掃切り替え時間の短縮化も図れる。
<6> 粉体材料が供給される方向からみて、導入管の上流側及び下流側の少なくともいずれかに、格子状の整流板を持つ管状部材を有する前記<1>から<5>のいずれかに記載の分級装置である。
該<6>に記載の分級装置においては、(1)鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の上流部に格子状の整流板を持つ管状部材が設けること、(2)鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の下流部に格子状の整流板を持つ管状部材が設けること、又は(3)鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の上流部及び下流部に格子状の整流板を持つ管状部材を設けることによって、導入管内を通過する気流が整流され、搬送空気と共に供給された粉体材料同士の凝集を防止でき、分散性を更に向上させることができる。
<7> 整流板を持つ管状部材が、導入管に脱着可能である前記<6>に記載の分級装置である。
該<7>に記載の分級装置においては、格子状の整流板を持つ管状部材を脱着可能にすることにより、分級条件に柔軟に対応でき、所望の粉体材料の分級効率を得ることができ、また、清掃切り替え時間の短縮化も図れる。
<8> 前記<1>から<7>のいずれかに記載の分級装置を用いて、粉体材料を粗粉と微粉に分級することを特徴とする分級方法である。
該<8>に記載の分級方法においては、本発明の前記分級装置を用いることによって、所望の粒径範囲が得られ、分級誤差の少ない、シャープな分布の粒子を高効率に分離することができる。
<9> 前記<1>から<7>のいずれかに記載の分級装置を用いて粉体材料を分級する分級工程を少なくとも含むことを特徴とするトナーの製造方法である。
該<9>に記載のトナーの製造方法においては、本発明の前記分級装置を用いることにより、分級誤差の少ない、シャープな分布を有するトナーを効率よく製造することができる。
<10> 前記<9>に記載のトナーの製造方法により製造されたことを特徴とするトナーである。
本発明の分級装置は、粉体材料供給口と、分散室と、分級室と、円錐状部材と、分級板とを有してなり、更に必要に応じてその他の構成を有してなる。
本発明の分級方法は、本発明の前記分級装置を用いて、粉体材料を粗粉と微粉に分級する。
以下、本発明の分級装置の説明を通じて、本発明の分級方法の詳細についても明らかにする。
ここで、前記「供給される粉体材料が分散室上部に滞留し難い」とは、粉体材料が分散室上部に該分散室上部以外に比べて相対的に少なく供給され、その結果、分散室上部に粉体材料が滞留することを防止できることを意味し、後述する粉体材料の流入方向に対し平行な導入管、供給される粉体材料が分散室上部に滞留する鉛直方向上向き部分が屈曲した略L字状の導入管などは含まない意味である。
このことは、粉体材料供給口から搬送空気と共に供給される粉体材料の軌跡を測定することにより判断することができる。
ここで、前記粉体材料の軌跡の測定は、例えば、前記分級装置の前記分散室及び導入管を透明な塩化ビニル樹脂等で製作し、前記分散室及び導入管の中を通過する粉体材料を可視化する手段、又はコンピューターシミュレーション解析により前記分級装置内部の気流の流れを解析し、更に粉体材料の軌跡を解析する手段等により行うことができる。
前記鉛直方向下向き部分が屈曲した導入管の屈曲角度は、鉛直方向に対し70〜110°が好ましく、85〜95°がより好ましく、90°が特に好ましい。前記屈曲角度が70°未満であると、圧力損失が大きくなるばかりでなく、分級装置の前工程との接続も困難となることがあり、110°を超えると、導入管を通過する粉体材料が慣性力によって該導入管の下側外壁に導かれる効果が減少することがある。
図8は、鉛直方向下向き部分が屈曲した導入管14に2つの分割手段11を設けて、該分割手段により導入管を3つに分割可能としたものである。
また、図4に示す分級装置では、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向上向き部分が屈曲した略L字状の導入管14(屈曲角度=90°)が設けられており、この導入管を通過する粉体材料は、図5に示すように、慣性力によって導入管の上側外壁に導かれやすくなるため、分散室3へは、粉体材料供給口上側から多くの粉体材料が投入されることとなり、分散室上部での粉体材料の滞留が多くなり、粉体材料同士の凝集が発生し、分散状態が悪化し、分級精度を低下させる原因となっている。
前記管状部材の材質及び大きさは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。また、前記格子状の整流板の材質、格子の大きさは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記材質としては、例えばSUS303、SUS304などが挙げられる。前記格子の大きさは、例えば管状部材の断面積の1/10以下が好ましい。
図9及び図10では、格子状の整流板16を持つ管状部材12は、該管状部材の格子状の整流板16が導入管内の粉体材料の流入方向に対して平行となるように配置されることが好ましい。
前記格子状の整流板を持つ管状部材を導入管に脱着する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば脱着手段を設けることにより行うことが好ましい。前記脱着手段としては、例えば、クランプによって接続する手段、ボルト止めによって接続する手段などが挙げられる。
図11では、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14の上流部に、格子状の整流板を持つ管状部材12が、脱着手段13により脱着可能に設けられている。また、図12では、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14の下流部に、格子状の整流板を持つ管状部材12が、脱着手段13により脱着可能に設けられている。また、図13では、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14の上流部及び下流部に、格子状の整流板を持つ管状部材12が脱着手段13により脱着可能に設けられている。
本発明のトナーの製造方法は、少なくとも分級工程を含み、溶融混練工程、粉砕工程、更に必要に応じてその他の工程を含んでなる。
前記分級工程は、上述した本発明の前記分級装置を用いて行われる。
前記溶融混練工程は、トナー材料を混合し、該混合物を溶融混練機に仕込んで溶融混練する。前記溶融混練機としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、一軸の連続混練機、二軸の連続混練機、ロールミルによるバッチ式混練機を用いることができる。例えば、神戸製鋼所製のKTK型二軸押出機、東芝機械社製のTEM型押出機、ケイシーケイ社製の一軸押出機、池貝鉄工所製のPCM型二軸押出機、Buss社製のコニーダー等が好適に用いられる。前記溶融混練は、結着樹脂の分子鎖の切断を招来しないような適正な条件で行うことが好ましい。具体的には、溶融混練温度は、結着樹脂の軟化点を参考にして行われ、該軟化点より高温過ぎると切断が激しくなり、低温すぎると分散が進まないことがある。
前記結着樹脂としては、例えばスチレン、クロロスチレン等のスチレン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類、などの単独重合体、又は共重合体などが挙げられる。
特に代表的な結着樹脂としては、例えばポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記着色剤としては、特に制限はなく、公知の染料及び顔料の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記黒色用のものとしては、例えばファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料、などが挙げられる。
マゼンタ用着色顔料としては、例えばC.I.ピグメントレッド1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、21、22、23、30、31、32、37、38、39、40、41、48、48:1、49、50、51、52、53、53:1、54、55、57、57:1、58、60、63、64、68、81、83、87、88、89、90、112、114、122、123、163、177、179、202、206、207、209、211;C.I.ピグメントバイオレット19;C.I.バットレッド1、2、10、13、15、23、29、35などが挙げられる。
シアン用着色顔料としては、例えばC.I.ピグメントブルー2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、17、60;C.I.バットブルー6;C.I.アシッドブルー45、又フタロシアニン骨格にフタルイミドメチル基を1〜5個置換した銅フタロシアニン顔料、グリーン7、グリーン36などが挙げられる。
イエロー用着色顔料としては、例えばC.I.ピグメントイエロー1、2、3、4、5、6、7、10、11、12、13、14、15、16、17、23、55、65、73、74、83、97、110、151、154、180;C.I.バットイエロー1、3、20、オレンジ36などが挙げられる。
前記離型剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、カルボニル基含有ワックス、ポリオレフィンワックス、長鎖炭化水素等のワックス類が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ポリオレフィンワッックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどが挙げられる。
前記長鎖炭化水素としては、例えば、パラフィンワッックス、サゾールワックスなどが挙げられる。
前記含有量が、40質量%を超えると、トナーの流動性が悪化することがある。
前記帯電制御剤としては、特に制限はなく、公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができるが、有色材料を用いると色調が変化することがあるため、無色乃至白色に近い材料が好ましく、例えば、トリフェニルメタン系染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体又はその化合物、タングステンの単体又はその化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸の金属塩、サリチル酸誘導体の金属塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記帯電制御剤は、前記マスターバッチと共に溶融混練させた後、溶解乃至分散させてもよく、前記トナーの各成分と共に前記有機溶剤に直接、溶解乃至分散させる際に添加してもよく、あるいはトナー粒子製造後にトナー表面に固定させてもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、外添剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤、磁性材料、金属石鹸などが挙げられる。
前記外添剤としては、特に制限はなく、公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、シリカ微粒子、疎水化されたシリカ微粒子、脂肪酸金属塩(例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウムなど);金属酸化物(例えばチタニア、アルミナ、酸化錫、酸化アンチモンなど)又はこれらの疎水化物、フルオロポリマーなどが挙げられる。これらの中でも、疎水化されたシリカ微粒子、チタニア粒子、疎水化されたチタニア微粒子、が好適に挙げられる。
前記粉砕工程は、少なくとも1つの粉砕機と、少なくとも1つのサイクロンとを用いて微粉砕及び粗粉分級を行う工程であり、特に、少なくとも1つの粉砕機と、少なくとも1つのサイクロンと、少なくとも1つの分級機を用いて微粉砕及び粗粉分級を行うことが好ましい。
前記衝撃式粉砕機としては、例えばターボ工業株式会社製のターボミル、アーステクニカ社製のクリプトロンなどが挙げられる。
前記ジェット粉砕機としては、例えば日本ニューマチック工業株式会社製の超音速ジェットミルPJM−I式、IDS式、ホソカワミクロン株式会社製のカウンタージェットミル、クリモト鐵工株式会社製のクロスジェットミルなどが挙げられる。
本発明のトナーは、本発明の前記トナーの製造方法により製造される。前記トナーは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、粒径4.0μm以下の微粉含有率が15個数%以下であることが好ましく、0〜10個数%がより好ましい。また、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が5.0質量%以下であることが好ましく、0〜2.0質量%がより好ましい。また、トナーの体積平均粒径は5.0〜12.0μmが好ましく、6.0〜10.0μmがより好ましい。
ここで、前記粒度分布及び体積平均粒径は、例えば、粒度測定器粒度測定器(コールターカウンターTA−II、コールターマルチサイザーII、又はコールターマルチサイザーIII、ベックマンコールター社製)を用いて測定することができる。
−粉体材料の作製−
スチレン−アクリル共重合体85質量部、及びカーボンブラック15質量部からなる混合物を溶融混練し、冷却して、固化した後、ハンマーミルで粗粉砕して粉体材料を作製した。
図2に示すように、分散室上部の粉体材料供給口1に粉体材料の流入方向に対し平行な導入管14を設置した分級装置を用いて、上記粉体材料を供給し、排気ブロワー圧15.9kPa(1,620mmAq)の条件で、粉体の体積平均粒径が7.5μmになるように分級を実施した。その際、粉体材料の軌跡は図3に示すように、分散室3上部に大部分が投入されるので、分散室上部に粉体材料15の滞留が多くなることが認められた。なお、粉体材料の軌跡は、分級装置の分散室及び導入管を透明な塩化ビニル樹脂で製作し、分散室及び導入管の中を通過する粉体材料を可視化することにより測定した。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、以下のようにして測定した粉体の体積平均粒径が7.70μm、粒径4μm以下の微粉含有率が12.3個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.70質量%であった。
コールターカウンター法による粒子の体積平均粒径及び粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−II、コールターマルチサイザーII、又はコールターマルチサイザーIII(いずれも、ベックマンコールター社製)があり、これらを用いて堆積平均粒径及び粒度分布を測定した。
まず、電解水溶液100〜150mL中に分散剤として界面活性剤(アルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5mL加えた。ここで、電解液として1級塩化ナトリウムを用いて1質量%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。次いで、測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、粉体の体積、質量、及び個数を測定して、分布を算出した。得られた分布から、粉体の体積平均粒径及び粒度分布を求めた。
チャンネルとしては、粒径が2.00μm以上2.52μm未満、粒径が2.52μm以上3.17μm未満、粒径が3.17μm以上4.00μm未満、粒径が4.00μm以上5.04μm未満、粒径が5.04μm以上6.35μm未満、粒径が6.35μm以上8.00μm未満、粒径が8.00μm以上10.08μm未満、粒径が10.08μm以上12.70μm未満、粒径が12.70μm以上16.00μm未満、粒径が16.00μm以上20.20μm未満、粒径が20.20μm以上25.40μm未満、粒径が25.40μm以上32.00μm未満、粒径が32.00μm以上40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm乃至40.30μmの粒子を対象とした。
図4に示すように、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向上向き部分が屈曲した略L字状の導入管14(屈曲角度=90°)を設置した分級装置を用いて、比較例1と同じ粉体材料を供給し、排気ブロワー圧15.9kPa(1,620mmAq)の条件で、粉体の体積平均粒径が7.5μmになるように分級を実施した。その際、粉体材料の軌跡は図5に示すように、慣性力によって導入管の上側外壁に導かれやすくなるため、分散室3へは、供給口上側から多くの粉体材料15が投入され、分散室上部での粉体材料の滞留が多くなることが認められた。なお、粉体材料の軌跡は、分級装置の分散室及び導入管を透明な塩化ビニル樹脂で製作し、分散室及び導入管の中を通過する粉体材料を可視化することにより測定した。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、比較例1と同様に測定した粉体の体積平均粒径が7.74μm、粒径4μm以下の微粉含有率が12.6個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.78質量%であった。
図6に示すように、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14(屈曲角度=90°)を設置した分級装置を用いて、比較例1と同じ粉体材料を供給し、15.9kPa(1,620mmAq)に設定し、粉体の体積平均粒径が7.5μmになるように分級を行った。その際、粉体材料の軌跡は図7に示すように、慣性力によって導入管14の下側外壁に導かれやすくなり、分散室3へは、粉体材料供給口下側から多くの粉体材料が投入されることとなり、分散室上部での粉体材料の滞留が減少することが認められた。なお、粉体材料の軌跡は、分級装置の分散室及び導入管を透明な塩化ビニル樹脂で製作し、分散室及び導入管の中を通過する粉体材料を可視化することにより測定した。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して粉体の体積平均粒径が7.59μm、粒径4μm以下の微粉含有率が10.1個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.47質量%であり、比較例1及び比較例2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状導入管14(屈曲角度=70°)を設置した分級装置を用いた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.63μm、粒径4μm以下の微粉含有率が11.0個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.53質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14(屈曲角度=110°)を設置した分級装置を用いた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.60μm、粒径4μm以下の微粉含有率が10.5個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.50質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、分散室上部の粉体材料供給口1に鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管14(屈曲角度=60°)を設置した分級装置を用いた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.66μm、粒径4μm以下の微粉含有率が11.6個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.60質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、粉体材料が供給される方向からみて、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の上流部に、格子状の整流板を持つ管状部材を設けた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.48μm、粒径4μm以下の微粉含有率が9.97個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.41質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、粉体材料が供給される方向からみて、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の下流部に、格子状の整流板を持つ管状部材を設けた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.46μm、粒径4μm以下の微粉含有率が9.95個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.31質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、粉体材料が供給される方向からみて、鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の上流部及び下流部に格子状の整流板を持つ管状部材を設けた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。
分級の結果、フィード量10.0kg/hに対して、粉体の体積平均粒径が7.43μm、粒径4μm以下の微粉含有率が9.70個数%、粒径12.7μm以上の粗粉含有率が1.20質量%であり、比較例1及び2に比べてシャープな粒度分布が得られた。
実施例1において、図6に示す鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の代わりに、図8に示すような分割手段11により、導入管を長さ方向に分割可能な導入管を用いた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。その後、清掃切り替えを実施したところ、分割手段により導入管が分割できるので、清掃切り替え時間が、実施例1に比べて、約30%短縮できた。
実施例1において、図6に示す鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の導入管の代わりに、図13に示すような整流板を持つ管状部材12を脱着手段13により脱着可能とした導入管を用いた以外は、実施例1と同様にして、分級処理を行った。その後、清掃切り替えを実施したところ、導入管が脱着手段により脱着できるので、清掃切り替え時間が、実施例1に比べて、約30%短縮できた。
2 排気管
3 分散室
4 エアー流入口
5 微粉排出口
6 粗粉排出口
7 円錐状部材
8 分級板
9 分級室
11 分割手段
12 管状部材
13 脱着手段
14 導入管
15 粉体材料
16 整流板
A 間隙
Claims (11)
- 粉体材料が搬送空気と共に供給される粉体材料供給口と、
前記粉体材料供給口から供給される粉体材料に旋回流を与えて粉体材料を分散する分散室と、
前記分散室の下方に連続して設けられ、該分散室から流入する粉体材料を微粉と粗粉とに遠心分級する分級室と、
前記分散室と前記分級室とを区画する円錐状部材と、
前記分級室を区画する分級板とを有し、
前記粉体材料が、前記分散室の内部に形成された旋回流による旋回分散作用を受けて超微粉が排出され、更に前記分級室へと導かれ、遠心分離により前記粉体材料を粗粉と微粉に分級する分級装置であって、
前記分散室の上部に設けられた粉体材料供給口が導入管を有し、かつ該導入管が、供給される粉体材料が前記分散室上部に滞留し難い屈曲した形状を有することを特徴とする分級装置。 - 導入管が、該導入管の鉛直方向下向き部分が屈曲した略L字状の管である請求項1に記載の分級装置。
- 導入管の屈曲角度が鉛直方向に対し70〜110°である請求項2に記載の分級装置。
- 導入管の屈曲角度が鉛直方向に対し85〜95°である請求項3に記載の分級装置。
- 導入管が、長さ方向に分割可能である請求項1から4のいずれかに記載の分級装置。
- 導入管が、粉体材料供給口に着脱可能である請求項1から5のいずれかに記載の分級装置。
- 粉体材料が供給される方向からみて、導入管の上流部及び下流部の少なくともいずれかに格子状の整流板を持つ管状部材を有する請求項1から6のいずれかに記載の分級装置。
- 整流板を持つ管状部材が、導入管に脱着可能である請求項7に記載の分級装置。
- 請求項1から8のいずれかに記載の分級装置を用いて、粉体材料を粗粉と微粉に分級することを特徴とする分級方法。
- 請求項1から8のいずれかに記載の分級装置を用いて粉体材料を分級する分級工程を少なくとも含むことを特徴とするトナーの製造方法。
- 請求項10に記載のトナーの製造方法により製造されたことを特徴とするトナー。
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- 2006-07-12 JP JP2006191649A patent/JP2008018321A/ja active Pending
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