JP2008018307A - 制御装置、及び異常検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な演算を伴うことなく、圧縮機の故障、停止、性能劣化などの異常を早期に検出することを可能とする制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置20は、圧力スイング吸着精製装置10の吸着筒11、12を筒切替周期ごとに切り替えて選択している。また、制御装置20は、圧縮機101からの吐出流量値を流量計102から得て、吐出流量値の変化を示す値を算出し、算出した変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定し、異常有りと判定した場合に、調節バルブV30を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸着剤を用いてガスの分離生成行う吸着精製装置の制御に用いられる制御装置、及び異常検出方法に関する。
従来、吸着剤を使用してガスの分離精製を行う吸着精製システムでは、2筒切替方式により、一方の吸着筒にてガスの分離精製を行いつつ、他方の吸着筒にて吸着剤の再生を行い、これらの吸着筒を順次切り替えることで、連続してガスの分離精製を行うことを可能としている。
ところで、吸着精製システムにおける、故障、停止、性能劣化などの主な原因として、吸着剤が入れられた吸着筒に圧縮ガスを送り込む圧縮機の故障や停止に伴うものが多いことが知られている。しかし、吸着精製システムでは、吸着筒の切替動作に伴い、均圧、吸着、再生工程を行うため、圧縮機の吐出流量や吐出圧力に周期的な変動が存在し、この変動のために早期に圧縮機の異常を検出することが困難であるという問題があった。
例えば、吐出流量値または吐出圧力値がある一定の閾値より低下した場合に警報を出力する構成を導入した場合、吸着筒切替動作に伴う流量値の周期的な変動により誤検出しないよう、閾値を変動の最低値より低く設定する必要がある。しかし、このような設定では、多くの場合、圧縮機が故障する直前の状態しか警報として検出できず、システムを緊急停止させなければならなかった。
これまでに、この問題を解決して、早期に圧縮機の故障や停止などの異常を検出することを可能とするいくつかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1に示される技術では、吸着筒切替時に圧縮機から出力されるガスの圧縮値や吸着筒内の圧縮値などの整合性を確認することにより異常検出することを可能とするものである。また、特許文献2に示される技術は、冷凍サイクル監視システムに関する異常検出の構成であるが、温度や冷媒などのシステムにおける複数の計測量からマハラノビスの距離に基づいて異常であるか否かを検出するものである。
特許第3614786号公報 特開2005−207644号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術では、瞬時値を比較対象としているため、圧縮機の性能劣化が原因で、徐々に吐出流量が低下する場合、異常を事前検知することが難しいという問題がある。
また、特許文献2に示される技術を、吸着精製システムに適用した場合、比較対象であるマハラノビスの距離に過去のデータの変化が含まれているため、圧縮機の異常を早期に検出することができる。ここで、マハラノビスの距離の算出には相関行列の逆行列演算などの複雑な演算を伴うことから、現実的な早期検出を行うためには高性能なコントローラが必要となる。しかし、吸着精製システムで多く用いられているPLC(Programmable Logic Control)等の汎用コントローラには、そのような複雑な演算を行えるだけの性能を有しておらず、現状のシステムに対して容易に導入できないという問題がある。
また、特許文献2に示されている技術以外にも、比較的大規模なシステムにおいて実用化されている故障の早期検出の技術が存在するが、特許文献2と同じく複雑な演算を行うため、DCS(Distributed Control System)等の高性能なコントローラによって構成しなければならないという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、複雑な演算を伴うことなく、圧縮機の故障、停止、性能劣化などの異常を早期に検出することを可能とする制御装置、及び異常検出方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、吸着剤が入れられた少なくとも2つの吸着筒を有する吸着精製装置と、所定の間隔で前記吸着筒を切り替えていずれかを選択する制御装置と、前記制御装置が選択した吸着筒に対して圧縮ガスを送り込み、送り込んだ圧縮ガスを前記吸着剤により所定のガスに分離精製するとともに、選択されていない吸着筒の吸着剤の再生を行う吸着精製システムにおける制御装置であって、前記圧縮ガスの流量値または圧力値に基づいて、前記流量値または前記圧力値の変化を示す値を算出する演算手段と、前記演算手段が算出する前記変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する判定手段と、前記判定手段が異常有りと判定した場合に、当該異常を示す情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする制御装置である。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算手段は、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出し、前記判定手段は、前記演算手段が算出する移動平均値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算手段は、移動平均の時間幅を前記所定の間隔に一致させて、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算手段は、所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算し、前記判定手段は、前記演算手段が除算することにより得られる値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算手段は、前記所定時間を前記所定の間隔に一致させて、前記所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記吸着精製装置には、分離精製されたガスの排出を調節する調節バルブが装着されており、前記出力手段は、前記判定手段が異常有りと判定した場合に、前記調節バルブに対して前記異常に応じた制御を行う指示信号を出力することを特徴とする。
本発明は、吸着剤が入れられた少なくとも2つの吸着筒を有する吸着精製装置に対して、所定の間隔で前記吸着筒を切り替えていずれかを選択し、選択した吸着筒に対して圧縮ガスを送り込むことで前記圧縮ガスを前記吸着剤により所定のガスに分離精製するとともに、選択されていない吸着筒の吸着剤の再生を行う吸着精製システムにおける異常検出方法であって、前記圧縮ガスの流量値または圧力値に基づいて、前記流量値または前記圧力値の変化を示す値を算出する演算ステップと、前記演算ステップにて算出された前記変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する判定ステップと、前記判定ステップにて異常有りと判定された場合に、当該異常を示す情報を出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする異常検出方法である。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算ステップは、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出し、前記判定ステップは、前記演算ステップにて算出された移動平均値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算ステップは、移動平均の時間幅を前記所定の間隔に一致させて、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算ステップは、所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算し、前記判定ステップは、前記演算ステップにて除算されることにより得られる値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記演算ステップは、前記所定時間を前記所定の間隔に一致させて、前記所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記吸着精製装置には、分離精製されたガスの排出を調節する調節バルブが装着されており、前記出力ステップは、前記判定ステップにて、異常有りと判定された場合に、前記調節バルブに対して前記異常に応じた制御を行う指示信号を出力することを特徴とする。
この発明によれば、吸着精製システムにおける制御装置は、圧縮ガスの流量値または圧力に基づいて流量値または圧力値の変化を示す値、例えば、流量値または圧力値の移動平均値や、流量値あるいは圧力値の積算値を所定時間に応じた値で除算した値を算出し、算出した流量値または圧力値の変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定し、異常有りと判定した場合に、当該異常を示す情報を出力する構成とした。これにより、吸着筒の切替により発生する吐出流量値または吐出圧力値の変動を打ち消すことができ、正常であるか異常であるかを、所定の閾値により複雑な演算を伴うことなく検出することが可能となる。
また、本発明によれば、異常有りと判定した場合に、吸着精製装置に対して異常に応じた制御を行う指示信号を出力する構成とした。これにより、発生した異常に応じて、吸着精製装置に減量運転をさせたり、停止させたりすることが可能となる。
また、本発明によれば、移動平均の時間幅、または、流量値または圧力値を積算して、所定時間に応じた値で除算する場合の所定時間を、筒切り替えの所定の間隔に一致させる構成とした。これにより、吸着筒の切替により発生する流量値の変動をほぼ完全に打ち消すことが可能となり、より正確に正常であるか異常であるかを検出することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による圧力スイング吸着精製システム1を示す概略ブロック図である。圧力スイング吸着精製システム1において、原料タンク100は、分離精製の対象となるガスが蓄積される。なお、原料が空気の場合には、原料タンク100を構成に含めないようにすることもできる。
圧縮機101は、原料タンク100に蓄積されるガスを圧縮して圧縮ガスとして吐出する。流量計102は、マスフロメータ等が適用され、当該圧縮機101から出力される圧縮ガスの流量値を測定し、アナログの流量値信号として出力する。圧力スイング吸着精製装置10は、温度を一定として吸着圧力を変動させることによりガスの吸着分離を行うPSA(Pressure Swing Adsorption)方式により、圧縮機101から吐出されるガスを分離精製する。制御装置20は、流量計102からの流量値に基づいて当該圧力スイング吸着精製装置10に具備されるバルブV10〜V17の動作の制御、及び分離精製されたガス、すなわち製品を取り出すための調節バルブV30の開閉の制御を行う。
圧力スイング吸着精製装置10において、吸着筒11、12には、圧縮機101から吐出される圧縮ガスを分離精製して所定のガスを製品として出力するための吸着剤が蓄積される。バルブV10〜V17は、制御装置20からの指示信号に従って開閉され、当該開閉により、予め定められる筒切替周期ごとに吸着筒11と12のいずれか一方が交互に切り替えられ、切り替えられた方の吸着筒に、圧縮機101から吐出される圧縮ガスが充填される。
図2は、第1実施形態による制御装置20の内部構成を示した図である。制御装置20は、アナログ信号を処理してリレー接点によりデジタル信号を出力する指示計30と、指示計30のリレー接点から出力されるデジタル信号に対して処理を行うデジタル信号処理コントローラ35とから構成されている。
指示計30は、機能部として演算部31と判定部32とを備えている。演算部31は、流量計102から出力される流量値に対して前述した筒切替周期に相当する時間の移動平均値を算出する。判定部32は、予め定められる警報設定値と演算部31が算出した移動平均値とを比較し、移動平均値が警報設定値以下となった場合、リレー接点をONとしてデジタル信号を出力する。ここで、警報設定値としては、吐出量の最大値×10/100などの値が適用される。
デジタル信号処理コントローラ35は、例えば、デジタル信号に基づいて処理を行うPLCやシーケンサー等が適用され、指示計30の判定部32からデジタル信号が入力されると、圧縮機吐出流量異常警報を報知するための出力や、調節バルブV30を制御する警報時動作指示信号を出力する。
なお、調節バルブV30の制御とは具体的には、調節バルブV30を制御して調節バルブV30から流出する製品流量を減量させることであり、これにより圧縮機101の吐出流量も減少するため、圧縮機101を減量運転させることができる。
ここで、圧力スイング吸着精製システム1の正常な分離精製を行っている場合の動作について説明する。以下の例では、原料タンク100には、大気が蓄積され、吸着筒11、12には、酸素を吸着する吸着剤が蓄積され、製品として窒素が出力される例について説明する。
制御装置20は、前述した筒切替周期で、圧力スイング吸着精製装置10のバルブV10〜V17の開閉を制御するための指示信号を圧力スイング吸着精製装置10に入力しており、吸着筒11、12は、当該指示信号に基づいて交互に切り替えられ、いずれか一方に圧縮機101から圧縮ガスが充填される。まず、吸着筒11に圧縮機101から吐出される圧縮ガスが充填されるとする。圧縮ガスが充填される吸着筒11に蓄積される吸着剤は、圧縮ガスの酸素を吸着し、吸着筒11の上部から窒素を出力し、バルブ17と、調節バルブV30を通じて、窒素が製品として出力される。圧縮ガスが吸着筒11に充填されている間、圧縮ガスが充填されない吸着筒12では、吸着剤の再生が行われる。そして、次の筒切替周期において、吸着剤の再生が行われた吸着筒12に対して圧縮機101により圧縮ガスが充填され、他方の吸着筒11では吸着剤の再生が行われる。この動作が繰り返されることにより、連続して調節バルブV30を通じて窒素が得られることになる。
次に、図3を参照しつつ、第1実施形態の制御装置20による異常検出方法について説明する。流量計102から出力される圧縮ガスの流量値を示したアナログの流量値信号が制御装置20の指示計30に入力される。指示計30の演算部31は、流量計102から入力される流量値に対して筒切替周期ごとに移動平均演算処理を行い、移動平均値を算出し、算出した流量の移動平均値を判定部32に入力する(ステップSa1)。
ここで、移動平均値は、時刻tにおける流量値をX(t)とした場合、筒切替時間(T)の間に、連続して入力される流量値の合計(X(n−T)+X(n−(T−1))+…+X(n))を除算することにより算出される。
判定部32は、演算部31から圧縮ガス流量の移動平均値が入力されると、入力された移動平均値と、予め定められる警報設定値とを比較し、移動平均値が警報設定値を超えている場合には、正常であるとして、演算部31から入力される移動平均値と警報設定値との比較を継続する(ステップSa2:No)。移動平均値が警報設定値以下となった場合(ステップSa2:Yes)、判定部32は、リレー接点をONとしてデジタル信号を出力する(ステップSa3)。
デジタル信号処理コントローラ35は、デジタル信号が入力されるか否かを監視しており(ステップSa3)、デジタル信号が入力されると、圧縮機吐出流量異常警報を報知するための出力や、調節バルブV30を制御するため上述した警報時動作指示信号を出力する(ステップSa5)。
次に、図4から図7を参照しつつ、第1実施形態の異常検出方法による圧縮スイング吸着精製システム1における効果について説明する。
図4は、異常として検出される故障が発生する51日前の圧縮機101からの吐出流量と、故障当日の圧縮機101からの吐出流量とを示したグラフであり、縦軸は、吐出流量(単位:sccm)、横軸は、時間を示している。破線で示される故障51日前データL41及び実線で示される故障当日データL42が示す吐出流量の波型の変動は、圧力スイング吸着精製装置10の筒切替動作によるものであり、筒切替周期ごとに吸着筒11、12の切替が発生する。
図4において、故障51日前データL41及び故障当日データL42の最小値となる時点にて、吸着筒11、12の切替が行われており、切替後に、吸着剤の再生が終了した吸着筒に大量のガスが流入するため吐出流量値が増加する。その後、吸着筒内の圧力が上昇するため、それに合わせて吐出流量値が減少し、筒切替周期経過の時点で切替が行われる。このような筒切替の動作により、吐出流量値の時間変動は波型となる。また、故障当日データL42にて、吐出流量が0に変化している時点P1が、故障発生した時点である。なお、故障51日前データL41と故障当日データL42にて、筒切替周期のタイミングがずれているが、このずれは、2つのグラフを見やすくするためにずらしたものである。
図4に示す波型で変動するデータに対して、吐出流量値にて警報設定値を設定すると誤検出を招くことになる。すなわち、異常時のデータである故障当日データL42では、故障発生前から、既に吐出流量の最大値が正常時のデータである故障51日前データL41の吐出流量の最大値よりも小さくなっており、この差分を検出できれば、故障の早期検出を行うことができる。しかし、故障51日前データL41の最小値は、故障当日データL42の最大値よりも低い値である。そのため、故障当日データL42の最大値の付近にて警報設定値を設定すると、故障51日前データL41のデータにおいて最小値に至る途中で異常であるとして誤検出されてしまうことになる。
図5は、異常として検出される故障が発生するまでに数日における吐出流量の1日分の平均値を示したグラフである。故障が発生する178日前、57日前、51日前のグラフと、37日前、29日前、5日前、故障当日のグラフを比較した場合、37日前、29日前、5日前、故障当日のデータにおいて、51日前以前のデータと比べて、平均流量値が、7000〜10000[sccm]低い値になっていることが示されている。すなわち、圧縮機102からの吐出流量の平均値の変化は、吸着筒の切り替えによる変動を打ち消した状態で、故障の発生を早期に示していることになり、平均値の変化を検出することにより、異常を発生させる故障を早期に検出することができることになる。
次に、図6及び図7は、一定の時間ごとの流量値の移動平均を示したグラフである。図6は、筒切替周期の約半分である60回分の流量値データの移動平均を算出した場合のグラフであり、図7は、筒切替周期分の流量値の移動平均を算出した場合のグラフである。図6及び図7において、故障51日前データL61、L71(破線)は、同じデータを示しており、故障当日データL62、L72(実線)も同じデータを示している。
図6に示す60回分の移動平均を行った場合では、筒切替による波型の変化による影響が依然として残っており、故障51日前移動平均データL63(実線に白丸)の最小値が、故障当日移動平均データL64(実線に黒四角)の最大値となっているため、故障51日前移動平均データL63の最小値以下に警報設定値を設定することで誤検出を防ぐことができるが、故障当日移動平均データL64の最大値付近に警報設定値を設定してしまうと、誤検出を招いてしまうことになる。
一方、図7に示す筒切替周期分の移動平均では、故障51日前移動平均データL73(実線に白丸)及び故障当日移動平均データL74(実線に黒四角)において、筒切替による波型の変化による影響が移動平均を算出することで打ち消されており、故障51日前移動平均データL73と、故障当日移動平均データL74とは吐出流量値にて観測した場合、重複する部分がなく、警報設定値を故障51日前移動平均データL73と、故障当日移動平均データL74の間の値に設定することで、誤検出なく故障を検出することが可能となる。
上記の第1実施形態の構成により、圧縮機101の圧縮ガスの流量値の移動平均値を算出することで、筒切替による波型の流量値の変化を打ち消すことができ、誤検出することなく、圧縮スイング吸着精製装置10の異常を早期に検出することが可能となる。
また、第1実施形態の構成では、従来のように複雑な演算を必要としないため、第1実施形態に示したマスフロメータなどの指示計30や、PLCなどのデジタル信号処理コントローラ35などの汎用コントローラにて構成することが可能となる。
また、第1実施形態の構成では、判定部32の処理において、移動平均値が警報設定値以下となった場合、すなわち異常と判定した場合に、リレー接点をONとしてデジタル信号を出力するようにしているが、本発明はこの実施形態に限られず、正常時にリレー接点をONとし、異常時にリレー接点をOFFとしてもよい。
(第2実施形態)
次に、図8及び図9を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態による制御装置20aの内部の機能構成を示した図である。制御装置20aは、DCS等のアナログ信号処理機能付きのコントローラであり、演算部31aと判定部32aと出力部33aとを備えている。第1実施形態の制御装置20との違いは、第1実施形態では、指示計30とデジタル信号処理コントローラ35の2つに分かれていた機能を、1つの装置にて構成されている点である。なお、制御装置20a以外の圧力スイング吸着精製システム1の構成は、第1実施形態と同様である。
演算部31aは、流量計102から出力されるアナログ信号の流量値信号に基づいて、移動平均値を算出する。判定部32aは、予め定められる警報設定値と演算部31aが算出した移動平均値とを比較し、移動平均値が警報設定値以下となった場合、出力部33aに異常検出信号の入力を行う。出力部33aは、第1実施形態のデジタル信号処理コントローラ35に相当する機能部であり、判定部32から異常検出信号が入力されると、圧縮機吐出流量異常警報を報知するための出力や、調節バルブV30を制御する警報時動作指示信号を出力する。
次に、図9を参照しつつ、第2実施形態の制御装置20aによる異常検出方法について説明する。流量計102から出力される圧縮ガスの流量値を含むアナログの流量値信号が制御装置20aの演算部31aに入力される。演算部31aは、入力される流量値に対して筒切替周期ごとに移動平均演算処理を行い、移動平均値を算出し、算出した流量の移動平均値を判定部32aに入力する(ステップSb1)。
判定部32aは、演算部31aから圧縮ガス流量の移動平均値が入力されると、入力された移動平均値と、予め定められる警報設定値とを比較し、移動平均値が警報設定値を超えている場合には、正常であるとして、演算部31aから入力される移動平均値と警報設定値との比較を継続する(ステップSb2:No)。移動平均値が警報設定値以下となった場合、判定部32は、異常検出信号を出力部33aに出力する(ステップSb2:Yes)。
出力部33aは、判定部32aから異常検出信号が入力されると、圧縮機吐出流量異常警報を報知するための出力や、調節バルブV30を制御する警報時動作指示信号を出力する(ステップSb3)。
上記の第2実施形態の構成により、第1実施形態と同じく、圧縮機101の圧縮ガスの流量値の移動平均値を算出することで、筒切替による波型の流量値の変化を打ち消すことができ、誤検出することなく、圧縮スイング吸着精製装置10の異常を検出することが可能となる。
また、第2実施形態の制御装置20aは、DCS等の高価な装置であるが、このような装置についても流量値の移動平均値を用いる手段を適用することができる。
また、上記の第1及び第2の実施形態の構成により、故障の早期検出を行えることから、調節バルブV30を制御して、圧縮機101を減量運転させることで、圧縮機101への負荷を軽減することができ、故障までの時間を延長することができる。故障までの時間を延長させることで、圧力スイング吸着精製システム1における停止や圧縮機101の交換を計画して実施することができ、圧縮機破損に伴う圧力スイング吸着精製装置10への悪影響やシステムの急停止を防ぐことが可能となる。なお、調節バルブV30を制御して、製品流量を減量する量としては、正常時の圧縮機吐出流量に対する異常時の吐出流量減少分の割合を100%時の製品流量に乗算した値などが理想的な値となる。
また、第1実施形態のデジタル信号処理コントローラ35や第2実施形態の出力部33aからの指示信号の出力による減量運転の実施することで圧力スイング吸着精製装置10の停止までの日数延長を図ることが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、移動平均値の算出に用いる期間として筒切替周期を適用して説明したが、本発明はこれに限られず、正常時の流量値の移動平均値の最小値と、異常時の流量値の移動平均値の最大値とが重ならないような移動平均値を算出可能な期間であればどのような期間を設定してもよい。
また、第1及び第2実施形態において、吸着精製の方式として、PSA方式として説明したが、吸着精製装置には、TSA変動吸着方式(Thermal Swing Adsorption)を用いるようにしてもよい。
また、第1及び第2実施形態において、制御装置20及び20aは、流量計102から出力される流量値に基づいて演算を行って制御を行うようにしているが、本発明は、この実施形態に限られず、吐出流量値と同じく筒切替により変動する吐出圧力値に基づいて制御するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、吐出流量値の移動平均値を算出し、算出した移動平均値に基づいて制御を行う構成としているが、本発明はこれらの実施形態に限られず、吐出流量値または吐出圧力値の変化を示す値であればどのような値を用いてもよい。例えば、筒切替周期において得られる全ての吐出流量値を積算し、積算した値を、筒切替周期の間に得られる吐出流量値のサンプル数で除算して得られた値と、所定の閾値と比較して異常の有無を判定させるようにしてもよい。このとき、具体的な演算部31、31a及び判定部32、32aの構成としては、判定を筒切替周期ごとに1回行い、判定終了後に、積算値を0にクリアする構成となる。また、前述した移動平均の場合と同じく、演算及び判定を行う間隔は、筒切替周期に限られず、正常時の積算値の最小値と、異常時の積算値の最大値とが重ならないような積算値を算出可能な期間であればどのような期間を設定してもよい。
また、本発明に記載の演算手段は、演算部31、31aに相当し、判定部32は、判定手段32、32aに相当し、出力手段は、デジタル信号処理コントローラ35、出力部33aに相当する。
第1実施形態における圧力スイング吸着精製システムを示すブロック図である。 第1実施形態における制御装置の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態における制御装置の動作を示したフローチャートである。 第1実施形態における圧縮ガスの流量値の変動を示したグラフである。 第1実施形態における圧縮ガスの流量値の1日平均の値を示すグラフである。 第1実施形態における圧縮ガスの流量値の筒切替周期分の半分の時間での移動平均値を示すグラフである。 第1実施形態における圧縮ガスの流量値の筒切替周期分の時間での移動平均値を示すグラフである。 第2実施形態における制御装置の内部構成を示すブロック図である。 第2実施形態における制御装置の動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 圧力スイング吸着精製システム
10 圧力スイング吸着精製装置
11 吸着筒
12 吸着筒
V10〜V17 バルブ
20 制御装置
100 原料タンク
101 圧縮機
102 流量計
V30 調節バルブ

Claims (12)

  1. 吸着剤が入れられた少なくとも2つの吸着筒を有する吸着精製装置と、所定の間隔で前記吸着筒を切り替えていずれかを選択する制御装置と、前記制御装置が選択した吸着筒に対して圧縮ガスを送り込み、送り込んだ圧縮ガスを前記吸着剤により所定のガスに分離精製するとともに、選択されていない吸着筒の吸着剤の再生を行う吸着精製システムにおける制御装置であって、
    前記圧縮ガスの流量値または圧力値に基づいて、前記流量値または前記圧力値の変化を示す値を算出する演算手段と、
    前記演算手段が算出する前記変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段が異常有りと判定した場合に、当該異常を示す情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記演算手段は、
    前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出し、
    前記判定手段は、
    前記演算手段が算出する移動平均値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記演算手段は、
    移動平均の時間幅を前記所定の間隔に一致させて、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記演算手段は、
    所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算し、
    前記判定手段は、
    前記演算手段が除算することにより得られる値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記演算手段は、
    前記所定時間を前記所定の間隔に一致させて、前記所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算する
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記吸着精製装置には、分離精製されたガスの排出を調節する調節バルブが装着されており、
    前記出力手段は、
    前記判定手段が異常有りと判定した場合に、前記調節バルブに対して前記異常に応じた制御を行う指示信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 吸着剤が入れられた少なくとも2つの吸着筒を有する吸着精製装置に対して、所定の間隔で前記吸着筒を切り替えていずれかを選択し、選択した吸着筒に対して圧縮ガスを送り込むことで前記圧縮ガスを前記吸着剤により所定のガスに分離精製するとともに、選択されていない吸着筒の吸着剤の再生を行う吸着精製システムにおける異常検出方法であって、
    前記圧縮ガスの流量値または圧力値に基づいて、前記流量値または前記圧力値の変化を示す値を算出する演算ステップと、
    前記演算ステップにて算出された前記変化を示す値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて異常有りと判定された場合に、当該異常を示す情報を出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする異常検出方法。
  8. 前記演算ステップは、
    前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出し、
    前記判定ステップは、
    前記演算ステップにて算出された移動平均値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記演算ステップは、
    移動平均の時間幅を前記所定の間隔に一致させて、前記圧縮ガスの流量値または圧力値を移動平均した移動平均値を算出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記演算ステップは、
    所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算し、
    前記判定ステップは、
    前記演算ステップにて除算されることにより得られる値と所定の閾値とに基づいて異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  11. 前記演算ステップは、
    前記所定時間を前記所定の間隔に一致させて、前記所定時間ごとに得られる前記圧縮ガスの流量値または圧力値を積算し、積算した値を前記所定時間に応じた値で除算する
    ことを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記吸着精製装置には、分離精製されたガスの排出を調節する調節バルブが装着されており、
    前記出力ステップは、
    前記判定ステップにて、異常有りと判定された場合に、前記調節バルブに対して前記異常に応じた制御を行う指示信号を出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の異常検出方法。

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