JP2008018111A - ビームフォーミング装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の点拡がり関数を実現するビームフォーミングパラメータを決定する方法と、それを用いたビームフォーミング装置を提供する。
【解決手段】このビームフォーミング装置は、ディレイユニット3を含む送信ユニット1と、ディレイユニット3'を含む受信ユニット2と、アポダイゼーションユニット4及び4'と、加算ユニット5と、点拡がり関数を入力又は選択するユニット6と、計算処理ユニット7とを有し、送信ユニットにおける送信信号の強度等、受信ユニットにおける受信信号のノイズのフィルタリング等、加算ユニットにおける信号の加算数、アポダイゼーションユニットにおけるアポダイゼーションの形状、ディレイユニットにおけるディレイ形状等のビームフォーミングパラメータの内の少なくとも一つを、所望の点拡がり関数が実現される様に所定の最適化処理により決定し、これらのパラメータを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダー、ソナー、超音波診断装置等において、電磁波、光、音波、超音波等のビームフォーミングを行うために用いられるビームフォーミング装置及びビームフォーミング方法に関する。
レーダー、ソナー、超音波診断装置等を用いて、物体や生物内部の状態(特性の分布等)や、物体の分布、環境測定等の様々な測定が行われる。エコー法や透過法等様々な形態のものが存在するが、通常、ビームフォーミングが行われ、適切な測定を行うことを心がける。ドプラ法等により様々な動き(速度、変位、歪、加速度、歪率等)を測定する際にも同様である。また、エネルギーを印加することにより、治療や修復をしたり、変性を生じさせたりする際にもビームフォーミングが行われる。
図4に、通常のビームフォーミング装置の構成例を示す。このビームフォーミング装置は、送信ユニット101と、受信ユニット102と、アポダイゼーションユニット104及び104'と、加算ユニット105とを有している。また、送信ユニット101はディレイユニット103を含み、受信ユニット102はディレイユニット103'を含んでいる。なお、ディレイユニットは、送信ユニットや受信ユニットの外部に用いられることもある。また、これらのユニットの順序が逆になることもあり、二つ以上のユニットが一つのユニットとして実現されることもある。送信信号の強度、周波数、帯域、波形は、送信ユニット101で決まり、また、受信信号のノイズのリダクションや増幅は、受信ユニット102で行われる(強度が決定される)。波形もフィルタリング等により変更される場合がある。また、アポダイゼーションユニット104及び104'により、送信信号又は受信信号の強度及び波形が変更されることがある。
これらのユニットのチャンネル数だけのアレイ素子の信号を扱うことが可能であり(実際の加算数は加算ユニット105で決まる)、送信系においては、複数の信号を、ディレイユニット103によって遅延時間の調節を行った上で送信することにより、また、受信系においては、複数の受信信号を、ディレイユニット103'によって遅延時間の調節を行った上で加算することによって、フォーカシング(図5の(A)に示す)や偏向(図5の(B)に示す)等の各種のビームフォーミングが行われる。
関連する従来技術として、下記の特許文献1には、受信ビームフォーマにおいて、受信時の動的収束(ダイナミック・フォーカシング)のための遅延制御及び振幅制御の機能を集積回路チップ上で具現化することが開示されている。各々のチップは、遅延及び振幅を時間の関数として算出することに関連する全ての複雑さをチップから除去するように設計される。これらのデータは、汎用目的コンピュータ上で予め計算され、これにより、遅延機能及び振幅機能を容易に変化させることができる。チップ自体が、時間遅延制御及び振幅制御を具現化した構造を含んでいる。
特開2001−104307号公報(第1頁、図1)
しかしながら、動きの測定精度、治療、又は、画像の空間分解能やコントラスト等に関して最良なものを実現するためには、最良の点拡がり関数を決定した上で、その設計した点拡がり関数を実現できる送信処理と受信処理を行うビームフォーミングを実現する必要がある。現在のところ、その様なビームフォーミングを実現する装置は無く、通常は、磁場や音響のフィールドを理論的に解析し、若しくは、数値計算により計算して、ビームフォーミングを設計するが、結局のところ、経験に基づいて上記パラメータを変えながらビームフォーミング装置の調節が行われる。従って、常に最良のビームフォーミングが行われているという確証は得られない。また、時空間的(空間的または時間的)に一様な点拡がり関数を実現する必要がある場合や、任意の点拡がり関数を実現する必要がある場合等もある。
そこで、上記従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、測定の目的のために最良の点拡がり関数を設計又は選定した後に、その点拡がり関数に最も近い点拡がり関数を実現するビームフォーミングを実現することであり、そのための概念及びパラメータの計算(設定)方法と、それを実装したビームフォーミング装置とを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点によるビームフォーミング装置は、送信ユニット、受信ユニット、ディレイユニット、アポダイゼーションユニットからなり、送信ユニットにおける送信信号の強度、周波数、帯域、波形、受信ユニットにおける受信信号のノイズのフィルタリング、増幅度(強度)、波形、加算ユニットにおける信号の加算数、アポダイゼーションユニットにおけるアポダイゼーションの形状(伝搬方向及びアレイ方向)、ディレイユニットにおけるディレイ形状(伝搬方向及びアレイ方向)等のビームフォーミングパラメータの少なくとも一つが、所望の点拡がり関数が実現される様に所定の最適化処理により決定され、これらのパラメータを用いるビームフォーミング装置である。従って、当該装置は、点拡がり関数を入力するユニット及びパラメータを計算するユニットを具備する。また、当該装置には、計算されたパラメータを出力するユニットが備えられることもある。また、表示装置が備えられ、実際に実現された点拡がり関数又はハイドロホン等を用いて測定された点拡がり関数が表示されることもある。
また、本発明の第2の観点によるビームフォーミング装置は、第1の観点によるビームフォーミング装置と同様に、送信ユニット、受信ユニット、ディレイユニット、アポダイゼーションユニットからなり、送信ユニットにおける送信信号の強度、周波数、帯域、波形、受信ユニットにおける受信信号のノイズのフィルタリング、増幅度(強度)、波形、加算ユニットにおける信号の加算数、アポダイゼーションユニットにおけるアポダイゼーションの形状(伝搬方向及びアレイ方向)、ディレイユニットにおけるディレイ形状(伝搬方向及びアレイ方向)等のビームフォーミングパラメータの少なくとも一つが、所望の点拡がり関数が実現される様に所定の最適化処理により決定され、これらのパラメータを用いるビームフォーミング装置であるが、これらのパラメータは、別の装置において計算され、従って、当該装置は、その計算結果であるパラメータを入力するユニットを具備する。また、表示装置が備えられ、実際に実現された点拡がり関数又はハイドロホン等を用いて測定された点拡がり関数が表示されることもある。
上記のように構成した本発明によれば、所望の点拡がり関数を実現する最適なビームフォーミングパラメータを得ることができ、そのパラメータを用いた最適なビームフォーミングを実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るビームフォーミング装置の構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係るビームフォーミング装置は、超音波診断装置に適応されるものであり、送信ユニット1と、受信ユニット2と、アポダイゼーションユニット4及び4'と、加算ユニット5と、信号処理ユニット10とを有しており、送信ユニット1はディレイユニット3を含み、受信ユニット2はディレイユニット3'を含んでいる。
送信ユニット1は、1つ又は複数のパルサー等の信号発生器を含んでおり、この信号発生器によって発生された信号が、送信ビームフォーミングのためにディレイユニット3の複数のチャンネルによって遅延されて、複数の送信信号が生成される。これらの送信信号は、アポダイゼーションユニット4において振幅又は波形が制御された後、例えば、外部の超音波用探触子(図示せず)に供給される。超音波用探触子に含まれている複数の超音波トランスデューサから送信される超音波が空間において合成されることにより、送信ビームフォーミングが行われる。
一方、受信ユニット2には、超音波用探触子に含まれている複数の超音波トランスデューサから複数の受信信号が供給され、これらの受信信号がプリアンプによって増幅され、フィルタによってノイズのフィルタリングが施された後、受信ビームフォーミングのためにディレイユニット3'の複数のチャンネルによって遅延される。これらの受信信号は、アポダイゼーションユニット4'に供給されて振幅又は波形が制御された後、加算ユニット5において加算されることにより、受信ビームフォーミングが行われる。信号処理ユニット10は、加算ユニット5から供給される信号に対して、A/D変換処理や、ディジタル・スキャン・コンバータによる走査線変換処理等を施すことにより、画像データ等の測定結果を生成する。
このビームフォーミング装置においては、送信ユニット1における送信信号の強度、周波数、帯域、波形と、受信ユニット2における受信信号のノイズのフィルタリング、増幅度(強度)、波形と、加算ユニット5における信号の加算数と、アポダイゼーションユニット4及び4'におけるアポダイゼーションの形状(伝搬方向及びアレイ方向)と、ディレイユニット3及び3'におけるディレイ形状(伝搬方向及びアレイ方向)とを含むビームフォーミングパラメータの内の少なくとも一つが、所望の点拡がり関数が実現される様に所定の最適化処理により決定され、これらのパラメータが用いられる。
従って、当該ビームフォーミング装置は、点拡がり関数を入力する(若しくは、予め設定されている候補から選択する)点拡がり関数入力ユニット6、及び、パラメータを計算する計算処理ユニット7を具備している。計算処理ユニット7は、計算されたパラメータを、送信ユニット1、受信ユニット2、アポダイゼーションユニット4及び4'、又は、加算ユニット5に供給することにより、所望の点拡がり関数が実現される様にする。
ここで、計算されたパラメータ等のデータを出力する出力装置8が備えられることもある。出力装置8としては、メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM等を用いることができる。また、表示装置9が備えられ、実際に実現された点拡がり関数又は測定された点拡がり関数が表示されることもある。表示装置9としては、CRT、液晶、又は、LEDを用いたもの等が使用され、点拡がり関数が計測の結果と共に表示されることがある。計算処理ユニット7は、ディジタル回路で構成しても良いし、CPUとプログラムで構成しても良い。計算処理ユニット7においては、後で詳しく説明する(1)式を最小化するパラメータが算出される。
本出願において、2種類のビームフォーミングパラメータの計算方法の基本原理を示すが、いずれも、(1)式を最小化することによりパラメータを決定するものであり、計算するパラメータによってその最小化が線形計算又は非線形計算により実現される。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るビームフォーミング方法において用いられるパラメータ計算方法について説明する。
まず、ステップS1において、実現する点拡がり関数p(x,y,z,t)を決める。ここで、x、y、zは空間座標、tは時間座標である。なお、点拡がり関数が時間座標を含まない場合もある。
点拡がり関数としては、例えば、ある測定対象に関して、最良の点拡がり関数が、
p(x,y,z)=Aexp(-x2/2σx 2)cosωxx×exp(-y2/2σy 2)cosωyy×exp(-z2/2σz 2)cosωzz
の様に数式によって表される場合(この例において、A、σx、σy、σz、ωx、ωy、ωzのいずれかが、本発明に寄ることなく実現されることもある)や、直接的には数式によって表されない場合(すなわち、時空間的な分布データである場合)がある。
ステップS2において、設定するパラメータ(a,b,c …)を選択する。パラメータは、上記の通り、送信ユニットにおける送信信号の強度、周波数、帯域、波形、受信ユニットにおける受信信号のノイズのフィルタリング、増幅度(強度)、波形、加算ユニットにおける信号の加算数、アポダイゼーションユニットにおけるアポダイゼーションの形状(伝搬方向及びアレイ方向)、ディレイユニットにおけるディレイ形状(伝搬方向及びアレイ方向)等である。
ステップS3において、点拡がり関数p(x,y,z,t)を、これらのパラメータの推定値を用いて、場を数値計算及び/又は近似することにより評価する。無論、汎用(又は市販)の計算プログラムを使用することもできる。求められた点拡がり関数を、p'(x,y,z,t;a,b,c …)とする。また、点拡がり関数は、パラメータを用いて、理論に基づいて場を解析的に表す、若しくは、計算することもある。その際には、媒体の均質性や無限媒体である等の様々な近似を行うことがある。また、点拡がり関数は、パラメータを設定または実現して、実際に測定されることもある。その際には、標準物(液体や気体や固体)を用いる場合と測定対象そのものを用いる場合とがある。ハイドロホンにより、直接的に点拡がり関数が測定される場合と、公知の計算方法を用いて測定された場から点拡がり関数を求めることもある。
ステップS4において、この計算された点拡がり関数p'(x,y,z,t;a,b,c …)と選定した点拡がり関数p(x,y,z,t)との誤差を以下の通り表す。
error(a,b,c, …)=ΣR|p(x,y,z,t)-p'(x,y,z,t;a,b,c …)|2 ・・・(1)
但し、Rは、点拡がり関数の及ぶ範囲である。重み関数を用いてその範囲を定める場合もある。
ステップS5において、(1)式を最小化する。前記の通り、関数error(a,b,c,…)は、最小化において線形である場合と非線形である場合とがあり、線形である場合には、通常通り代数方程式を解くこととなり(各種solverを使用可)、非線形である場合には、繰り返し法(Newton Raphson法等)に基づいて場の計算を行いながらパラメータの推定値を更新して最小化することとなる。無論、繰り返し法(Newton Raphson法等)に基づいて場の測定を行いながらパラメータを更新して最小化することもある。
時として、その最小化の安定化に、いわゆる正則化法が用いられて、時空間的な連続性を実現することがあり、複数の位置や複数の時間におけるerror(a,b,c,…)が同時に最小化されることがある。無論、複数位置や複数時間のためのパラメータが同時に求められることもある。線形である場合には、特異値分解が使われることもある。尚、線形である場合も含めて、アポダイゼーションパラメータを繰り返し法を用いて求める場合は、その初期値として、Fraunhofer近似等により得られた結果を用いることがある。
また、前記パラメータは、線形計画法を用いて決定されることもある。
以上が本発明に係るビームフォーミングパラメータの計算方法の基本原理であるが、測定対象(例えば、画像)の空間分解能やコントラストの向上、及び、治療の空間分解能や治療効果の向上、動きの測定精度(空間分解能を含む)の向上等、レーダーやソナーや超音波診断装置等における素子アレイを用いた全ての測定において使用できる。尚、ビームフォーミングパラメータは、アレイの実装パラメータ(アレイ形状や素子形状等)に依存するものであり、これらをビームフォーミングパラメータに含めることもあり、共に設計することやアレイの設計そのものを目的とする場合がある。無論、前記のビームフォーミングパラメータの計算結果であるディレイ形状等をアレイの設計や実装に反映させることにより、前記の繰り返し法や線形計画法を用いて最適化を(繰り返し)行うこともある。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るビームフォーミング装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係るビームフォーミング装置は、第1の実施形態に係るビームフォーミング装置と同様に、送信ユニット1と、受信ユニット2と、アポダイゼーションユニット4及び4'と、加算ユニット5と、信号処理ユニット10とを有しており、送信ユニット1はディレイユニット3を含み、受信ユニット2はディレイユニット3'を含んでいる。
このビームフォーミング装置においては、送信ユニット1における送信信号の強度、周波数、帯域、波形と、受信ユニット2における受信信号のノイズのフィルタリング、増幅度(強度)、波形と、加算ユニット5における信号の加算数と、アポダイゼーションユニット4及び4'におけるアポダイゼーションの形状(伝搬方向及びアレイ方向)と、ディレイユニット3及び3'におけるディレイ形状(伝搬方向及びアレイ方向)とを含むビームフォーミングパラメータの内の少なくとも一つが、所望の点拡がり関数が実現される様に前記の最適化処理により決定され、これらのパラメータが用いられるが、これらのパラメータは、点拡がり関数入力ユニット6'及び計算処理ユニット7'を有する別の装置において計算され、この装置には、出力装置8'も備えられている。従って、当該ビームフォーミング装置には、計算結果であるパラメータを入力するための入力ユニット11が備えられる。また、計算処理ユニット7'には表示装置9'が接続されることもあり、実際に実現された点拡がり関数が表示されることもある。
各部の動作は、第1の実施形態におけるのと同様である。
以上説明したように、本発明によれば、測定対象(例えば、画像)の空間分解能やコントラストの向上及び、治療の空間分解能や治療効果の向上、動きの測定精度(空間分解能を含む)の向上等、レーダーやソナーや超音波診断装置等における素子アレイを用いたビームフォーミングにより、所望の点拡がり関数を最適に実現することができる。
本発明は、レーダー、ソナー、超音波診断装置等において、電磁波、光、音波、超音波等のビームフォーミングを行うために用いられるビームフォーミング装置において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るビームフォーミング装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るビームフォーミング方法において用いられるパラメータ計算方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るビームフォーミング装置の構成を示すブロック図である。 従来のビームフォーミング装置の構成を示すブロック図である。 ビームフォーミングの例を示す図であり、(A)は、フォーカシングの様子を示し、(B)は、偏向の様子を示す。
符号の説明
1 送信ユニット
2 受信ユニット
3、3' ディレイユニット
4、4' アポダイゼーションユニット
5 加算ユニット
6、6' 点拡がり関数入力ユニット
7 データ処理手段
8、8' データ出力手段
9、9' データ表示手段
10 信号処理ユニット
11 データ入力手段

Claims (2)

  1. 複数の素子から成るアレイより送波される信号の強度、周波数、帯域、波形と、アレイにおいて受波された波の信号強度、波形、ディレイと、アポダイゼーションと、素子又は信号の数との内の少なくとも一つのビームフォーミングパラメータを所定の処理に基づいて最適化することにより、任意位置において所望の点拡がり関数を実現するビームフォーミング装置。
  2. 複数の素子から成るアレイより送波される信号の強度、周波数、帯域、波形と、アレイにおいて受波された波の信号強度、波形、ディレイと、アポダイゼーションと、素子又は信号の数との内の少なくとも一つのビームフォーミングパラメータを所定の処理に基づいて最適化することにより、任意位置において所望の点拡がり関数を実現するビームフォーミング方法。
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