JP2008015239A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオード素子を利用した表示装置では、暗輝度が高くコントラストが低下したり、またコントラストを改善するため透過率を下げる色フィルタを設けると白色発光時の輝度が低下する。
【解決手段】複数の発光ダイオード素子を縦横に配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有した映像表示装置において、前記発光ダイオード素子の各々に、透過率の制御が可能なフィルタを内蔵し、前記フィルタの透過率を映像信号の表示内容に対応して制御することにより、高輝度と高コントラストの両立を図るようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、発光ダイオード素子(LED=Light Emitted Device)を用いた映像表示装置に関するものである。
一般に屋外・屋内競技場、競馬場などに設置される発光ダイオード素子(以下、LED素子と称する)を用いた大型表示装置においては、1つのLEDデバイスに赤R・緑G・青Bの3色のLEDチップを一体に内蔵したデバイスを用いた3IN1タイプのLED素子と、1つのLEDデバイスに1つの赤Rもしくは緑G、または青BのLEDチップを内蔵したデバイスを用いた1IN1タイプのLED素子とがある。
3IN1タイプのLED素子の場合、1つのデバイスでフルカラーの表示が可能となるが、発光部表面の封止物は無彩色が望ましく、透過率が高い透明が望ましい。また、LED素子のチップ内部には、発生した光を効率よく外部に伝えるために、反射鏡が内蔵されている事が多いが、この反射鏡が外部からの入射光を反射するため、3IN1タイプのLED素子は外光の影響により暗輝度が大きくなる。反射鏡を用いていない場合もLEDチップ表面が外光を反射するため、暗輝度は大きくなる。
ここで、暗輝度とは表示部表面が発光していない場合に測定した表面輝度である。暗輝度が大きくなると、一般にコントラストは低下する。自発光デバイスであるLED素子を用いた表示装置は黒を無発光で表現するため、無発光時の黒の輝度=暗輝度が大きくなると、コントラストの定義は、コントラスト=白表示時の輝度/黒表示時の輝度、とされるため、コントラストが悪化する。封止物の透過率を下げる事で、コントラストを改善できるが、その場合は、灰色(無彩色)の着色を行うが、同時に内部LEDチップからの発光も減衰するため、白発光の輝度も低下する問題があった。
1IN1タイプのLED素子の場合、赤色のチップを内蔵した物は赤色透明、緑色のチップを内蔵した物は緑色透明、青色のチップを内蔵した物は青色透明と、発光色に応じた着色透明の封止物が使用可能である。そのため、暗輝度は3IN1タイプのLED素子に比べると、低くする事が可能である。
1IN1タイプのLED素子において、1つの画素を形成する画素領域を隔壁によって区画し、その区画に赤緑青の3つのLED素子を配置し、各LED素子を挟むそれぞれの傾斜面にLED素子に応じたそれぞれの色フィルタを装着するようにして、輝度およびコントラストを増大するようにしたものがある。(特許文献1参照)
またLED素子を用いた大型表示装置の前面部に着色ガラスなどのフィルタを装着する事でコントラストの向上を図っているものもある。(特許文献2参照)
さらに、液晶を間に挟んで対向配置された透明電極に電圧を印加することにより、光の透過量を調整できるようにした光透過量調整装置を表示装置に適用して、表示装置のコントラストを調整するようにしたものがある。(特許文献3参照)
特開平11−24607号公報 特開平09−113705号公報 特開平05−257160号公報
従来の方法において、特許文献1の場合は、1IN1タイプのLED素子では色フィルタを装着する事は可能であるが、3IN1タイプのLED素子では色フィルタを装着することは、色バランスの観点から不可能であり、暗輝度が高くなる。さらに色フィルタは規定の透過率を有したものであり、その透過率を制御することはできない。
特許文献2の場合のように、表示装置の全面に着色ガラスなどのフィルタを装着すると、白色発光時(全点灯)の輝度が低下する問題が残っている。さらに着色ガラスのフィルタは規定の透過率を有したものであり、その透過率を制御することはできない。
また特許文献3の場合のように、表示装置の前面に透過率の制御可能な液晶フィルタを装着する場合は、LED素子からの放熱条件が悪くなり、LED素子の寿命の短縮や冷却装置の大型化を招く恐れがある。また大型表示装置に適用するとフィルタの面積が大きくなって、製作が困難となるばかりでなく高価となる。
このように従来のものは、3IN1タイプのLED素子を用いた場合は、1IN1タイプのLED素子に比べて暗輝度が高くなるか、全点灯(白色)の輝度が低くなり、高輝度と高コントラストが両立できない問題があった。またLED素子の短寿命および表示装置が高価格になるという問題もあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、3IN1タイプのLED素子を用いた映像表示装置において、輝度が必要な明るい映像信号の場合は発光輝度を高くし、コントラストが必要な暗い映像信号の場合はコントラストを高くするよう、映像信号の表示内容に対応して高輝度と高コントラストの両立を可能にする映像表示装置を提供することを目的とするもので、またLED素子の長寿命化と低価格化を図ることもできるようにしたものである。
この発明の映像表示装置は、1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子の各々は、透過率の制御が可能なフィルタを内蔵し、前記制御装置は映像信号の表示内容に対応して前記フィルタの透過率を制御するようにしたものである。
またこの発明の映像表示装置は、1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記スクリーンの前面に長さ・角度が制御可能なひさし(シェダー)を設け、前記制御装置は映像信号の表示内容に対応して前記ひさしの長さ・角度を可変するようにしたものである。
またこの発明の映像表示装置は、1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子は開口率の制御が可能なしぼり機構を内蔵し、前記制御装置は表示内容に対応して前記しぼり機構の開口率を制御するようにしたものである。
またこの発明の映像表示装置は、1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子の各々は、反射率が制御可能な反射鏡を内蔵し、前記制御装置は表示内容に対応して前記反射鏡の反射率を制御するようにしたものである。
この発明は、映像信号の表示内容に対応して、各発光ダイオード素子に内臓したフィルタの透過率、またはスクリーンの前面に設けたひさしの長さ・角度、または発光ダイオード素子に内蔵したしぼり機構の開口率、または各発光ダイオード素子に内蔵した反射鏡の反射率をそれぞれ制御するようにしたから、例えば、輝度が必要な明るい映像信号の場合は発光輝度を高くし、コントラストが必要な暗い映像信号の場合はコントラストを高くして、高輝度と高コントラストの両立が可能な映像表示装置を簡単に且つ安価に得ることができる。
実施の形態1
以下、この発明の実施の形態1について図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る映像表示装置を示すブロック図、図2はこの発明の実施の形態1に使用されるLED素子の詳細断面図、図3は映像信号の平均輝度に応じたガンマカーブの模式動作図である。
この映像表示装置は、テレビ放送のスタジオや舞台、屋内外の競技場などに使用されるものであって、図1の如く、映像表示用のディスプレイとなるスクリーン1と、このスクリーン1に点灯信号Sdを伝送し、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成されている。スクリーン1はLED素子11を縦横に複数配列して大型の表示装置を構成し、各LED素子11には外部から透過率制御なフィルタ12が内蔵されている。なお図1では複数のLED素子11のうち、フィルタ12を内蔵したLED素子11の1個を拡大して示している。更に制御装置2は映像信号Svの表示内容に応じてフィルタ12の透過率を制御するための制御信号Scを発生し、フィルタ12に出力するようにもなっている。
各LED素子11は、図2に詳細に示すように、1つのLEDデバイスに赤R、緑G、青Bの3色の発光ダイオードチップ13を一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子である。スクリーン1を構成する各LED素子11の前面には発光ダイオードチップ13を封止するように透過率の制御が可能なフィルタ12が配置されている。このフィルタ12は液晶フィルタで構成され、対向配置された透明電極の間に液晶を挟んで構成されるものである。透明電極には制御端子14から電圧が印加され、この電圧を制御信号Scで制御することによって、その透過率が可変されるものである。またこのフィルタ12は無彩色であり、透過率も高い。
制御装置2は、入力される映像信号Svに基づいてスクリーン1を構成するLED素子11の点灯を制御する点灯信号Sdを送出すると共に、映像信号Svの1画面毎の平均輝度を計算し、その輝度に基づいてフィルタ12の透過率を制御する制御信号Scを送出する。
スクリーン1のLED素子11を点灯させる点灯信号Sdは、通常の点灯制御では、ピクセルの映像信号にのみ応じて、対応したピクセルの点灯データが1つに決まるため、映像信号=点灯信号となるが、この発明の場合は、画面全体の平均輝度に応じての調整が入るため、映像信号と点灯信号との間には演算が入る。
フィルタ12の透過率を制御する制御信号Scは、制御装置2で映像信号の1画面の輝度の平均を取り、その平均輝度の値が大きい場合はフィルタ12の透過率を上げて表示輝度優先モードとし、平均輝度の値が小さい場合はフィルタ12の透過率を下げながら、点灯信号Sdを制御し、コントラスト優先モードとする。この制御信号Scは、映像信号の同期信号で同期をとってフィルタ12の透過率を制御するため、スクリーン1のLED素子11を点灯させる点灯信号と同期している。
簡単のため、映像信号に応じてフィルタ12の透過率を100%と50%に切り替える場合について説明する。映像信号の平均輝度が50%以上の場合は、表示輝度優先モードとし、フィルタ12は100%透過率、点灯信号はコントラスト改善用の補正無しとする。映像信号の平均輝度が50%未満の場合は、コントラスト優先モードとし、フィルタ12は50%透過率、点灯信号はガンマカーブを例えば発光輝度40%未満までは2倍、発光輝度40%〜100%まではカーブを圧縮して、コントラスト改善用の補正演算を行い表示する。
図3はこの実施の形態1の映像表示装置において、スクリーン1に与える表示映像信号Svの平均輝度値とガンマカーブの模式図とフィルタ12の透過率の関係をグラフ化したものである。
図3(a)は表示輝度優先モードで、平均輝度が50%以上の場合に、フィルタ12の透過率を100%にした時の、映像信号の輝度X(横軸)とLED素子11の発光輝度Y(縦軸)の関係を示したものである。図3(b)はコントラスト優先モードで、平均輝度が50%未満の場合に、フィルタ12の透過率を50%にした時の、映像信号の輝度X(横軸)とLED素子11の発光輝度Y(縦軸)の関係を示したものである。ここで映像信号の輝度Xおよび発光輝度Yの0%〜100%とは、最大映像信号の輝度、最大発光輝度を100%とした場合の比率である。
このように、変換後のカーブは、発光輝度Yが40%未満では、通常のガンマカーブの2倍となる補正を掛ける。即ち、映像信号の輝度が小さい場合は発光輝度を2倍にする。もし、発光輝度を2倍にした結果、例えば発光輝度が90%を超えるような状態になった段階で、倍率を漸減させて行く。入力された映像信号の輝度100%で発光輝度Yが100%となることは必須なため、輝度の高い映像信号が入力された場合では、倍率を1倍に近づける。したがって図3(b)のコントラスト優先モードのガンマカーブは、映像信号の輝度が高い部分で、カーブが寝ていることになる。
発光輝度Yが40%〜100%では、カーブを非線形に変形させることで、単調増加(階調)性を維持しながら、高コントラストを実現する事が出来る。
なお映像信号の平均輝度が50%未満の場合は、このようにガンマカーブを変換しても、輝度が高い値のものは相対的に少ないため、画質への影響は抑えられる。
以上のようにコントラスト優先モードにおいては、フィルタ12の透過率は50%となるため、フィルタ12を2回(入射と反射)通過する外光強度は、0.5*0.5*反射率となるため25%未満となり、暗輝度は小さくなる。またLED素子11の発光強度は、透過率50%のフィルタにより半分になる。しかし、ガンマカーブでの補正演算が入るため、コントラストが重要な低輝度(階調)部においては、実効的にLED発光強度は同等となる。
このように実施の形態1の映像表示装置は、発光ダイオード素子の各々に、透過率の制御が可能なフィルタを内蔵し、映像信号の表示内容に対応してフィルタの透過率を制御するようにしたから、高輝度と高コントラストの両立を可能にすることができ、またフィルタはLED素子に内蔵されているから、LED基板表面は従来と同じ状態のため、放熱に関しての問題も特になく、LED素子の長寿命化と冷却装置の小型化を図ることもできるものである。
実施の形態2
図4はこの発明の実施の形態2に係る映像表示装置を示すブロック図である。この実施の形態2の発明は、図1に示す実施の形態1のスクリーン1の前面に外部から透過率が制御可能な全面フィルタ3を追加したものである。この全面フィルタ3としては印加電圧により透過率が可変できる液晶フィルタが用いられる。図4ではスクリーン1と全面フィルタ3を、正面からみた図(点灯信号Sdが入力される図)と横からみた図(制御信号Scが入力される図)の両方を記載している。
制御装置2は、実施の形態1と同様に、入力される映像信号Svに基づいてスクリーン1を構成するLED素子11(図示省略)の点灯を制御する点灯信号Sdを送出すると共に、映像信号Svの1画面毎の平均輝度を計算し、その輝度に基づいてフィルタの透過率を制御する制御信号Scを送出する。しかし、この実施の形態2では、制御装置2から送出される映像信号に応じた制御信号Scは、スクリーン1を構成する各LED素子11に内蔵されたフィルタ12(図示省略)と、スクリーン1の前面に配置された全面フィルタ3との両方に入力され、それぞれのフィルタ12、3の透過率を制御する。
この実施の形態2の映像表示装置は、実施の形態1に対して、全面フィルタ3がスクリーン1の表示面全体を覆うため、全面フィルタ3の面積が大きくなり、高価格となる課題がある。しかし、実施の形態1に比べ、各LED素子11に内蔵されたフィルタ12と、スクリーン1の前面に配置された全面フィルタ3との両方の透過率を制御するため、より高コントラストの表示が可能となる。
実施の形態3
図5はこの発明の実施の形態3に係る映像表示装置を示すブロック図である。図5の映像表示装置において、3IN1タイプのLED素子11が縦横に複数配列されて構成されたディスプレイ等の映像表示用のスクリーン1と、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成され、スクリーン1を構成するLED素子11の表面に付加された印加電圧により透過率制御可能のフィルタ12を内蔵している点は、実施の形態1と同じである。なお図5では複数のLED素子11のうち、フィルタ12を内蔵したLED素子11の1個を拡大して示している。
この実施の形態3においては、LED素子11の点灯用電圧が可変できるLED点灯用電源4を備え、制御装置2でスクリーン1へ映像入力される映像信号Svの1画面毎の平均輝度を計算し、映像信号の表示内容(平均輝度)に応じてフィルタ12の透過率を制御するために、LED点灯用電源4の電圧を可変させるようにしたものである。
フィルタ12は液晶フィルタで構成され、液晶を挟んで対向配置された透明電極と、この透明電極の内側に配置された光導電体を有している。フィルタ12の一対の透明電極の間にフィルタ駆動用印加電圧を印加しておき、一方LED点灯用電源4の電圧を映像信号の表示内容(平均輝度)に応じた制御信号Scで可変する。このようにすることにより、LED素子11から発光される光量に基づいて透明電極の内側に配置された光導電体の電気抵抗値が変化し、結果的に液晶に印加される電圧が変化することにより、フィルタ12の透過率が制御されるものである。
制御装置2は、実施の形態1と同様に、スクリーン1を点灯させる点灯信号Sdを制御すると共に、映像信号Svの1画面における輝度の平均値を演算し、その値を元に所望の透過率を決定する。そして、LED素子11に内蔵されたフィルタ12の透過率を制御するために、LED点灯用電源4に制御信号Scを伝送し、LED素子11の点灯電圧を制御する。このように構成することで、フィルタ12への制御線を追加することなくフィルタ12の透過率の制御が可能となる。
LED素子11の点灯制御には、定電流駆動回路が用いられるため、定電流駆動を維持できる電圧範囲ではLED点灯用電源4の電圧を変化させても、点灯制御には問題が発生しない。これにより、フィルタ12を制御するための配線を追加すること無く、LED素子11に実装した透過率可変フィルタ12の透過率を制御することが可能となる。
LED素子11の表示面は、LEDチップ13を実装するためのスペースや,LED素子を点灯させるための電子デバイスのスペースなどで、基板上のスペースに余裕が無い場合が多い。この発明の実施の形態3によれば、制御線を追加すること無くフィルタ12の透過率が制御可能となるため、基板上のスペースに制限を受けること無く、高コントラスト化が可能となることは大きな利点である。
実施の形態4
図6はこの発明の実施の形態4に係る映像表示装置を示すブロック図である。図6の映像表示装置において、3IN1タイプのLED素子11が縦横に複数配列されて構成されたディスプレイ等の映像表示用のスクリーン1と、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成され、スクリーン1を構成するLED素子11の表面に付加された印加電圧により透過率制御可能のフィルタ12を内蔵している点は、実施の形態1と同じである。なお図6では複数のLED素子11のうち、フィルタ12を内蔵したLED素子11の1個を拡大して示している。
この実施の形態4においては、スクリーン1で消費されるLED点灯用電力を測定する電力測定装置5と、測定された消費電力Psに応じてフィルタ12の透過率を制御するための制御信号Scを発生させる制御装置2を備え、映像信号の表示内容に応じてフィルタ12の透過率を制御するようにしたものである。
スクリーン1で消費される電力値は映像信号の表示内容に応じて変わる。即ち、明るい画面のように平均輝度が高い場合は消費電力値が大きくなり、暗い画面のように平均輝度が低い場合は消費電力値が小さくなる。例えば、LED素子11を用いて点灯輝度の階調制御を行う場合は、通常PWM(パルス幅変調)制御が行われる。すなわち、画素の輝度の平均値が高い場合は、点灯幅の平均値も増大する。点灯幅が増大すれば、電流が流れる期間の割合が増大し、消費電力が増大する。
したがって、ある期間の消費電力値からその期間に相当する表示画像データの輝度の平均値を求める事が出来る。消費電力を元に制御を行えば、映像信号の輝度を演算した結果の平均輝度値を用いた場合と同様の制御が簡単に可能となり、高コントラストかつ高輝度の表示装置を得るための制御を行うことが出来る。
制御装置2は、電力測定装置5にて測定された電力値Psから、その電力値が大きい場合はフィルタ12の透過率を上げて表示輝度優先モードとし、電力値が小さい場合はフィルタ12の透過率を下げながら、点灯データを制御し、コントラスト優先モードとする。
実施の形態1では、映像信号の画素毎のデータ(輝度)の演算を行い、その平均値を求めることでフィルタ12の透過率の制御を行っている。しかし、この方法は1画素毎に計算していく必要があることから、演算量が膨大となる課題がある。そこで、この発明の実施の形態4においては、スクリーン1で消費される電力値を測定し、この電力値でフィルタ12の透過率の制御を行うことにより、映像信号の輝度の演算を省略できる。
なお、採用するフィルタ12は、実施の形態1のように制御線が必要なものでも、実施の形態3に示すようにLED点灯電圧による制御を行うフィルタでも、どちらでも構わない。
実施の形態5
図7はこの発明の実施の形態5に係る映像表示装置を示すブロック図である。図7の映像表示装置において、3IN1タイプのLED素子11が縦横に複数配列されて構成されたディスプレイ等の映像表示用のスクリーン1と、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成されている点は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態5においては、フィルタが省略され、その代わりにスクリーン1の前面に配置された角度・長さが制御可能なひさし(シェダー)6が設けられている。このひさし6は各LED素子11に対応して設けているが、複数のLED素子11に対して1個のひさし6を設けるようにしても良い。なお図7では、スクリーン1とひさし6の正面図以外に、スクリーン1の一部と、2個のLED素子11と、3個のひさし6を横から拡大して見た図も記載している。制御装置2は映像信号の表示内容に応じてひさし6の長さ・角度を可変する制御信号Scを送出し、結果的にスクリーン1から発生される光の透過率を制御する。
制御装置2は、映像信号Svの平均輝度を演算し、その平均輝度の値が大きい場合はひさし(シェダー)6の長さを縮め、角度は水平にして、表示輝度優先モードとする。平均輝度の値が小さい場合はひさし(シェダー)6の長さを伸ばし、角度を制御すると共に、点灯信号Sdを制御し、コントラスト優先モードとする。この場合のひさし6の角度は、上下視野角の要求仕様にもよるが、スクリーン1を観測者が見上げる角度が大きいならば、LED素子11をより閉じる角度にすることができ、スクリーン1を観測者が水平に見える必要がある場合は、LED素子11をひさし6が隠さない程度の少ない角度しか制御できない。
実施の形態1では、透過率可変のフィルタを用いているが、最大透過率100%のフィルタは無いため、透過率最大時においても、白発光時の輝度が落ちる課題があった。この発明の実施の形態5のようにひさし(シェダー)6を用いる場合は、透過率の制限は無いため、最大輝度時の輝度が落ちることは無い利点がある。
実施の形態6
図8はこの発明の実施の形態6に係る映像表示装置を示すブロック図である。図8の映像表示装置において、3IN1タイプのLED素子11が縦横に複数配列されて構成されたディスプレイ等の映像表示用のスクリーン1と、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成されている点は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態6においては、フィルタの代わりに、スクリーン1を構成する各LED素子11の発光面に配置された開口率の制御が可能なしぼり機構15を内蔵している。しぼり機構15はその開口部15aの面積を可変することにより、発光透過面積を変えるようにしている。なお図8では複数のLED素子11のうち、しぼり機構15を内蔵したLED素子11の1個を上面から拡大して見た図を記載している。制御装置2は、映像信号の表示内容に応じてしぼり機構15を制御する制御信号Scを送出し、その開口率を可変する。
制御装置2は、入力される映像信号Svに基づいてスクリーン1を構成するLED素子11の点灯を制御する点灯信号Sdを送出すると共に、スクリーン1にて表示される映像信号Svの1画面毎の平均輝度を計算し、その平均輝度に基づいてしぼり機構15の開口率を制御する制御信号Scを送出する。
表示する映像信号Svの平均輝度が高い場合は、輝度優先モードとし、図8(a)に示すようにしぼり機構15の開口率を上げて、LEDチップ13の全体が表示面に露出するようにし、LED素子11から発光される光透過量を大きくして点灯制御を行う。表示する映像信号Svの平均輝度が低い場合は、コントラスト優先モードとし、図8(b)に示すようにしぼり機構15の開口率を下げて、LEDチップ13の一部が表示面に露出するようし、LED素子11から発光される光透過量を小さくして点灯制御する。
実施の形態5では、長さ・角度が可変のひさし(シェダー)を用いているが、シェダーを用いた場合は物理的に大きくなるため、応答性は悪くなる。それに対して、この発明の実施の形態6のように各LED素子11の表示面にしぼり機構15を備えた場合は、応答性に問題は無い。またしぼり機構15で遮らない部分では、通常の封止用透明樹脂の透過率と同等となるため、フィルタを配置した物よりも透過率に関しては、有利となる。
実施の形態7
図9はこの発明の実施の形態7に係る映像表示装置を示すブロック図である。図9の映像表示装置において、3IN1タイプのLED素子11が縦横に複数配列されて構成されたディスプレイ等の映像表示用のスクリーン1と、映像信号Svに基づいてスクリーン1の点灯を制御する制御装置2で構成されている点は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態7においては、各LED素子11はLEDチップ13の周囲に配置された反射率が制御可能な反射鏡16と、この反射鏡16とLEDチップ13を1つのデバイスとして封止する透明な樹脂で構成された前面板17を有している。なお図9では複数のLED素子11のうち、反射鏡16を内蔵したLED素子11の1個を拡大して断面図で示している。
反射率が可変できる反射鏡16としては、例えば、反射鏡16を複数の小さな反射鏡で構成し、この小さな反射鏡の角度を独立して制御できるものとし、内部に光吸収部を持つ構造とする。反射率を下げる場合は、一部の反射鏡を反射光が光吸収部に当たるように制御することで、等価的に反射率を下げることができる。また各反射鏡を可変させる場合に、角度ではなく反転可能な構造として裏面は非反射面としても良い。このように反射鏡16の有効反射面積を制御させることで、等価的に反射率を可変できる。
制御装置2は、スクリーン1を点灯させる点灯信号Sdを制御すると共に、映像信号Svの表示内容に応じて反射鏡16を内蔵したLED素子11の反射率を制御するための制御信号Scを発生する。制御装置2は、映像信号Svの平均輝度を計算して反射率を制御するための制御信号Scを送出し、表示映像信号の平均輝度(階調)が高い場合は、輝度優先モードとして、反射鏡16の反射率を上げて点灯制御を行い、表示映像信号の平均輝度(階調)が低い場合は、反射鏡16の反射率を下げてコントラスト優先モードとする。
なおこの実施の形態7においては、LED素子11の表示面に透明な前面板17を設けた場合について説明したが、この前面板を実施の形態1で説明したような透過率の制御が可能なフィルタに置き換えても良い。この場合、制御信号Scでフィルタと反射鏡16の両方を映像信号の表示内容に応じて制御することにより、より高コントラストの表示が可能となる。
実施の形態8
以上の実施の形態1〜4に使用される透過率の制御が可能なフィルタとして、液晶フィルタについて説明したが、液晶以外のフィルタとしては、電気泳動や電子粉流体による粒子の分散制御を用いたフィルタを利用しても良い。このようなフィルタは低透過率時は、粒子を分散させることで透過率を下げることができる。
この発明の実施の形態1を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1に使用するLED素子の詳細断面図である。 この発明の実施の形態1における映像信号の平均輝度に応じたガンマカーブの模式動作図である。 この発明の実施の形態2を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態3を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態4を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態5を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態6を示す映像表示装置のブロック図である。 この発明の実施の形態7を示す映像表示装置のブロック図である。
符号の説明
1:スクリーン、 2:制御装置、
3:全面フィルタ、 4:LED点灯用電源、
5:電力測定装置、 6:ひさし(可変シェダー)、
11:LED素子、 12:フィルタ、
13:LEDチップ、 14:制御端子、
15:しぼり機構、 16:反射鏡、
17:前面板。

Claims (9)

  1. 1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子の各々は、透過率の制御が可能なフィルタを内蔵し、前記制御装置は映像信号の表示内容に対応して前記フィルタの透過率を制御するようにした映像表示装置。
  2. 制御装置は、映像信号の平均輝度に基づいてフィルタに印加する電圧を制御することにより、その透過率を制御するようにした請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 制御装置は、スクリーンにて消費される電力値に基づいてフィルタに印加する電圧を制御することにより、その透過率を制御するようにした請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 制御装置は、映像信号の平均輝度に基づいて発光ダイオード素子の点灯用電源の電圧を制御することにより、フィルタの透過率を制御するようにした請求項1に記載の映像表示装置。
  5. 映像信号の平均輝度が50%以上の場合は、フィルタの透過率を100%にして表示輝度優先モードとし、映像信号の平均輝度が50%未満の場合は、フィルタの透過率を50%にしてコントラスト優先モードとした請求項2乃至請求項4のいずれか1つに記載の映像表示装置。
  6. スクリーンの前面に透過率の制御が可能な全面フィルタを配置し、制御装置は映像信号の表示内容に対応して発光ダイオード素子の各々に内蔵されたフィルタと前記全面フィルタの両方の透過率を制御するようにした請求項1に記載の映像表示装置。
  7. 1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記スクリーンの前面に長さ・角度が制御可能なひさし(シェダー)を設け、前記制御装置は映像信号の表示内容に対応して前記ひさしの長さ・角度を可変するようにした映像表示装置。
  8. 1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子は開口率の制御が可能なしぼり機構を内蔵し、前記制御装置は表示内容に対応して前記しぼり機構の開口率を制御するようにした映像表示装置。
  9. 1つのデバイスに赤緑青の3色の発光ダイオードを一体に内蔵した3IN1タイプの発光ダイオード素子を縦横に複数配列して構成されたスクリーンと、このスクリーンを構成する各発光ダイオード素子の点灯を映像信号に基づいて制御する制御装置を有し、前記発光ダイオード素子の各々は、反射率が制御可能な反射鏡を内蔵し、前記制御装置は表示内容に対応して前記反射鏡の反射率を制御するようにした映像表示装置。
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