JP2005157061A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、プラズマディスプレイパネル(PDP)の前面にはフィルタが設けられていたが、最適な色温度(色調)の画像を得ることが難しく、さらに、各色の蛍光体の経時変化による発光効率の低下により色調が変化するといった課題があった。
【解決手段】 プラズマディスプレイパネル1と、該プラズマディスプレイパネル1の前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタ2と、該調光フィルタ2の光透過率を制御する光透過率制御部6と、前記プラズマディスプレイパネル1の点灯時間をカウントする点灯時間カウンタ8とを備え、前記光透過率制御部6は、前記点灯時間カウンタ8の出力に応じて前記調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を制御するように構成する。
【選択図】 図6
【解決手段】 プラズマディスプレイパネル1と、該プラズマディスプレイパネル1の前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタ2と、該調光フィルタ2の光透過率を制御する光透過率制御部6と、前記プラズマディスプレイパネル1の点灯時間をカウントする点灯時間カウンタ8とを備え、前記光透過率制御部6は、前記点灯時間カウンタ8の出力に応じて前記調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を制御するように構成する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、プラズマディスプレイ装置に関し、特に、プラズマディスプレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)の前面にフィルタを配置して画質を向上させるようにしたプラズマディスプレイ装置に関する。
近年、平面型の表示装置として面放電を行う交流型プラズマディスプレイ装置が実用化され、パーソナルコンピュータやワークステーション等のディスプレイ装置、平面型の壁掛けテレビジョン、或いは、広告や情報等を表示するための装置として広く使用されて来ている。ところで、従来のプラズマディスプレイ装置には、パネル前面に光透過率一定のフィルタが配置されているが、このフィルタの可視光領域における光学的役割は、外光のパネル面での反射光を減らしてコントラストを上げることにある。そこで、フィルタの構成を検討して最適な色温度(色調)の画像を得ることができ、さらに、各色の蛍光体の経時変化による色調の変化を補償することのできるプラズマディスプレイ装置の提供が要望されている。
図1は従来のプラズマディスプレイ装置の一例を概略的に示すブロック図である。図1において、参照符号101はプラズマディスプレイパネル(PDP)、102はフィルタ、103はPDP制御部、104は電源、105は信号発生部、そして、106は光透過率制御部を示している。
図1に示されるように、従来のプラズマディスプレイ装置の一例は、画像表示を行うドットマトリクスタイプのPDP101、PDP101の前面に設けられ、光透過率が可変な調光フィルタ102、PDP101を制御するPDP制御部103、電源104、PDP1の信号を発生する信号発生部105、および、調光フィルタ102の光透過率を制御する光透過率制御部106を備えている。
図2は図1に示すプラズマディスプレイ装置における調光フィルタの役割を説明するための図であり、図3は外光と光透過率との関係を概念的に示す図である。
図2に示されるように、調光フィルタ102は、PDP101の前面に設けられており、外光(外光量La)が調光フィルタ102を介してPDP101のパネル面で反射されて再び調光フィルタ102を介してユーザに至る外光反射光(外光反射光量Lb)の光透過率、および、PDP101から発光された光(発光量Lp)の光透過率を制御する。ここで、調光フィルタ102の光透過率(フィルタ透過率)をTfとし、パネル反射率をRpとすると、外光反射光量Lbおよび表示発光量Lは、次の式で表される。
Lb=La×Tf×Rp×Tf
L=Lp×Tf+Lb
=Lp×Tf+La×Tf×Rp×Tf
さらに、表示発光量Lのコントラスト比(黒表示/白(ピーク)表示)CRは、
CR=(Lp(黒)×Tf+La×Tf×Rp×Tf)/(Lp(白)×Tf+La×Tf×Rp×Tf)
=(Lp(黒)+La×Rp×Tf)/(Lp(白)+La×Rp×Tf)
と表される。
L=Lp×Tf+Lb
=Lp×Tf+La×Tf×Rp×Tf
さらに、表示発光量Lのコントラスト比(黒表示/白(ピーク)表示)CRは、
CR=(Lp(黒)×Tf+La×Tf×Rp×Tf)/(Lp(白)×Tf+La×Tf×Rp×Tf)
=(Lp(黒)+La×Rp×Tf)/(Lp(白)+La×Rp×Tf)
と表される。
上記のコントラスト比CRを表す式から、外光量Laが大きい場合には、PDP101のコントラスト比が低下することが判る。そして、外光量Laが大きいときは、コントラスト比の低下を補償するために調光フィルタ102の光透過率Tfを上げ、コントラスト比を大きくして画質を向上させる。一方、外光量Laが小さい場合には、必要なコントラスト比が得られる範囲で調光フィルタ102の光透過率を小さくすることで、ピーク輝度を大きくして画質を向上させる。
すなわち、図3に示されるように、従来のプラズマディスプレイ装置の一例は、外光量Laが小さい(例えば、プラズマディスプレイ装置の周囲が暗い)ときは、フィルタ透過率Tfを上げ(光透過量を大きくし)、逆に、外光量Laが大きい(例えば、プラズマディスプレイ装置の周囲が明るい)ときは、フィルタ透過率Tfを下げる(光透過量を小さくする)ことで、高画質を維持するようになっている。
具体的に、従来、プラズマディスプレイパネルの前面に、発光状態に応じて光透過率を変化させる液晶分子で構成された3色の補色フィルタを設け、コントラストを向上させて色再生のダイナミックレンジを拡大すると共に、画面の明るさによりホワイトバランスが変化しないようにしたプラズマディスプレイ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、プラズマディスプレイパネルの前面に液晶パネルを配置し、周辺の明るさを検出する光センサーの検出信号により液晶パネルの光透過率を制御することで、明るさ調節してもA/D変換時の階調が減って画質が低下したり、周辺の明るさにより画面が見にくくなったりすることのないプラズマディスプレイ装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来、電気的信号に基づいてプラズマディスプレイパネル内の放電セルから放出される光の偏光面を選択的に回転させることで光透過率を調節し、低価格のフィルタを使用して光効率を向上させ、プラズマディスプレイパネルのコントラストを向上するようにしたプラズマディスプレイパネルも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
従来、プラズマディスプレイ装置において、プラズマディスプレイパネル(PDP)の前面には、ある程度の照度を持つ外光に対してコントラスト性能を確保できるように光透過率が決められたフィルタが設けられており、その多くの光透過率は40〜60%とされている。しかしながら、フィルタはPDP自体の発光も減らすことになるため、外光が少ない場合には、メリットよりもデメリットの方が多くなる。
また、従来、PDPの前面に設けるフィルタとして様々なものが提案されているが、例えば、周囲の光を検出してフィルタの光透過率を変化させるものは、実際にPDPに表示される映像信号やPDPの表示負荷率と無関係に行うために画質改善の効果が不十分であり、その上、例えば、液晶分子による3色の補色フィルタを用いるものは、製造工程が複雑になってコストも高くなるといった課題がある。
さらに、プラズマディスプレイ装置において、PDPは長年の使用により蛍光体が劣化し、また、この蛍光体の劣化も各色(赤色R,緑色G,青色B)によりばらつきがあるため、例えば、経時変化によりPDPにより表示される画像の色調が変わってしまうことにもなっている。
本発明は、上述した従来のプラズマディスプレイ装置が有する課題に鑑み、各色の蛍光体の経時変化による発光効率低下による色調の変化を補償することのできるプラズマディスプレイ装置の提供を目的とする。さらに、本発明は、ユーザの好みに応じた最適な色温度の画質を得ることのできるプラズマディスプレイ装置の提供も目的とする。
本発明の第1の形態によれば、プラズマディスプレイパネルと、該プラズマディスプレイパネルの前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタと、該調光フィルタの光透過率を制御する光透過率制御部と、前記プラズマディスプレイパネルの点灯時間をカウントする点灯時間カウンタとを備え、前記光透過率制御部は、前記点灯時間カウンタの出力に応じて前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置が提供される。
本発明の第1の形態に係るプラズマディスプレイ装置によれば、点灯時間カウンタは、プラズマディスプレイパネルの点灯時間をカウントし、光透過率制御部は、点灯時間カウンタの出力に応じて調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御する。これにより、各色の蛍光体の経時変化による発光効率低下による色調の変化を補償して長年に渡って高画質を維持することが可能になる。
本発明の第2の形態によれば、プラズマディスプレイパネルと、該プラズマディスプレイパネルの前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタと、該調光フィルタの光透過率を制御する光透過率制御部と、前記調光フィルタの光透過率を可変して色温度を制御する色温度制御スイッチとを備え、前記光透過率制御部は、前記色温度制御スイッチの出力に応じて前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置が提供される。
本発明の第2の形態に係るプラズマディスプレイ装置によれば、光透過率制御部は、色温度制御スイッチの出力に応じて調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御する。これにより、ユーザの好みに応じた最適な色温度の画質を得ることが可能になる。
本発明のプラズマディスプレイ装置によれば、各色の蛍光体の経時変化による発光効率低下による色調の変化を補償することのできるプラズマディスプレイ装置を提供することができ、さらに、ユーザの好みに応じた最適な色温度の画質を得ることのできるプラズマディスプレイ装置を提供することができる。
以下、本発明に係るプラズマディスプレイ装置の各実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図4は本発明に係るプラズマディスプレイ装置の第1実施例を概略的に示すブロック図である。図4において、参照符号1はプラズマディスプレイパネル(PDP)、2はフィルタ、3はPDP制御部、4は電源、5は信号発生部、6は光透過率制御部、そして、7は色温度制御スイッチを示している。
図4に示されるように、本第1実施例のプラズマディスプレイ装置は、画像表示を行うドットマトリクスタイプのPDP1、PDP1の前面に設けられ、光透過率が可変な調光フィルタ2、PDP1を制御するPDP制御部3、電源4、PDP1の信号を発生する信号発生部5、調光フィルタ2の光透過率を制御する光透過率制御部6、および、調光フィルタ2の光透過率を可変して色温度を制御する色温度制御スイッチ7を備えている。すなわち、本第1実施例のプラズマディスプレイ装置において、ユーザは、色温度制御スイッチ7を操作することで、光透過率制御部6を介して調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を制御してユーザの好みの色温度(色調)の画質を得るようになっている。
図5は図4のプラズマディスプレイ装置における発光強度とフィルタ透過率との関係を概略的に示す図である。
図4および図5に示されるように、プラズマディスプレイ装置において、表示発光は、赤色(R),緑色(G),青色(B)の3色の発光から構成されており、この3色のバランスで色温度が決定される。そこで、例えば、青色光領域(短波長域)の光透過率を変化させることにより表示画像の色温度(色調)を調節することが可能になる。また、赤色光領域(長波長域)の光透過率を変化させることによっても表示画像の色温度を調節することが可能になる。
すなわち、本第1実施例のプラズマディスプレイ装置において、調光フィルタ2は、短波長域の青色光用の青色光用調光フィルタを備え、色温度制御スイッチ7は、この青色光用調光フィルタの光透過率を可変する青色光用制御スイッチを備えている。そして、例えば、ユーザがプラズマディスプレイ装置の外部から青色光用制御スイッチ(色温度制御スイッチ7)を操作することにより、ユーザが所望する色温度の画像を表示させることが可能になる。同様に、調光フィルタ2が長波長域の赤色光用の赤色光用調光フィルタを備えると共に、色温度制御スイッチ7が該赤色光用調光フィルタの光透過率を可変する赤色光用制御スイッチを備え、ユーザが装置外部から赤色光用制御スイッチ(色温度制御スイッチ7)を操作することによっても、ユーザが所望する色温度の画像を表示させることができる。なお、例えば、ユーザが色温度制御スイッチ7により調整する調光フィルタの波長域(色)は、上述した赤色および青色以外の色(例えば、緑色)であってもよい。
ここで、調光フィルタ2を実現するフィルタ材料としては、例えば、クロミック材料が挙げられる。このクロミック材料とは、ある外的エネルギーによって物質が着色する材料のことを示す。具体的に、エレクトロクロミックフィルタは電圧を印加したときの酸化還元反応を可逆的に繰り返すことが可能な材料であり、WO3,In02,V2O3などの物質が挙げられる。各物質は固有の光透過特性を有しており、透過率を制御したい波長域に透過率可変特性をもつ物質を選択することにより、電気信号で色温度の制御を行うことができる。
本発明に係る第1実施例のプラズマディスプレイ装置によれば、特定波長域の光透過率を可変することでユーザの好みに応じて任意に色温度を設定することができる。
図6は本発明に係るプラズマディスプレイ装置の第2実施例を概略的に示すブロック図である。
図6に示されるように、本第2実施例のプラズマディスプレイ装置は、PDP1の点灯時間をカウントする点灯時間カウンタ8を備え、光透過率制御部6は、点灯時間カウンタ8の出力に応じて調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を制御するようになっている。
すなわち、光透過率制御部6は、点灯時間カウンタ8の出力が短い点灯時間を示す場合には調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を下げ、且つ、点灯時間カウンタ8の出力が長い点灯時間を示す場合には調光フィルタ2における特定波長域の光透過率を上げるように制御する。
図7はフィルタ透過率およびパネル輝度と時間との関係を概念的に示す図である。
図7に示されるように、PDP1は使用時間(例えば、数万時間といった時間)により、蛍光体の劣化等に起因してパネル輝度が徐々に劣化する。
ところで、PDP1に使用する蛍光体は、長年の使用により発光効率が低下し、さらに、各色の蛍光体における経時変化での発光効率の低下は全ての色で一定ではない。すなわち、一般的に、経時変化により青色用蛍光体の発光効率の低下が著しい。
そこで、前述した点灯時間カウンタ8の出力により制御する特定波長域の光透過率としては、短波長域(青色)の光透過率を制御する。すなわち、調光フィルタ2は、短波長域の青色光用の青色光用調光フィルタを備えると共に、点灯時間カウンタ8は、PDP1の青色光の点灯時間をカウントする青色光用点灯時間カウンタを備え、光透過率制御部は、青色光用点灯時間カウンタの出力が短い点灯時間を示す場合には青色光用調光フィルタの光透過率を下げ、且つ、青色光用点灯時間カウンタの出力が長い点灯時間を示す場合には青色光用調光フィルタの光透過率を上げるように制御する。なお、点灯時間カウンタ8がカウントする時間としては、信号発生部5の出力における青色用の表示データから青色蛍光体の表示時間をカウントする以外にも、例えば、色に関わらずPDP1の点灯時間をカウントしたり、或いは、電源4の出力によりプラズマディスプレイ装置のオン時間をカウントして、青色光用調光フィルタの光透過率を制御することによっても実質的な効果は十分に期待することができる。なお、調光フィルタ2は、例えば、前述したエレクトロクロミックフィルタにより構成することができる。
このように、本発明に係る第2実施例のプラズマディスプレイ装置によれば、特に、点灯時間をカウントして短波長域(青色)の光透過率を制御することで、経時変化による青色用蛍光体の劣化を補償して最適な色温度の画質を維持することができる。
上述した各実施例において、調光フィルタ2の構成については、PDP1のパネル前面から隙間を設けることで発熱の影響を抑制することもできるが、発熱等の問題がなければパネル前面に直接設けて低コスト化を図ることも可能である。
本発明は、プラズマディスプレイパネルを有するプラズマディスプレイ装置に幅広く適用するこができ、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション等のディスプレイ装置、平面型の壁掛けテレビジョン、或いは、広告や情報等を表示するための装置として利用されるプラズマディスプレイ装置に対して適用することができる。
1,101…PDP(プラズマディスプレイパネル)
2,102…調光フィルタ
3,103…PDP制御部
4,104…電源
5,105…信号発生部
6,106…光透過率制御部
7…色温度制御スイッチ
8…点灯時間カウンタ
2,102…調光フィルタ
3,103…PDP制御部
4,104…電源
5,105…信号発生部
6,106…光透過率制御部
7…色温度制御スイッチ
8…点灯時間カウンタ
Claims (6)
- プラズマディスプレイパネルと、
該プラズマディスプレイパネルの前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタと、
該調光フィルタの光透過率を制御する光透過率制御部と、
前記プラズマディスプレイパネルの点灯時間をカウントする点灯時間カウンタとを備え、前記光透過率制御部は、前記点灯時間カウンタの出力に応じて前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記光透過率制御部は、前記点灯時間カウンタの出力が短い点灯時間を示す場合には前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を下げ、且つ、前記点灯時間カウンタの出力が長い点灯時間を示す場合には前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を上げるように制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記調光フィルタは、短波長域の青色光用の青色光用調光フィルタを備え、且つ、前記点灯時間カウンタは、前記プラズマディスプレイパネルの青色光の点灯時間をカウントする青色光用点灯時間カウンタを備え、前記光透過率制御部は、前記青色光用点灯時間カウンタの出力が短い点灯時間を示す場合には前記青色光用調光フィルタの光透過率を下げ、且つ、前記青色光用点灯時間カウンタの出力が長い点灯時間を示す場合には前記青色光用調光フィルタの光透過率を上げるように制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- プラズマディスプレイパネルと、
該プラズマディスプレイパネルの前面に配置され、光透過率が可変な調光フィルタと、
該調光フィルタの光透過率を制御する光透過率制御部と、
前記調光フィルタの光透過率を可変して色温度を制御する色温度制御スイッチとを備え、前記光透過率制御部は、前記色温度制御スイッチの出力に応じて前記調光フィルタにおける特定波長域の光透過率を制御することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記調光フィルタは、短波長域の青色光用の青色光用調光フィルタを備え、且つ、前記色温度制御スイッチは、該青色光用調光フィルタの光透過率を可変する青色光用制御スイッチを備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記調光フィルタは、長波長域の赤色光用の赤色光用調光フィルタを備え、且つ、前記色温度制御スイッチは、該赤色光用調光フィルタの光透過率を可変する赤色光用制御スイッチを備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003397197A JP2005157061A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003397197A JP2005157061A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005157061A true JP2005157061A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34722412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003397197A Pending JP2005157061A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005157061A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007148065A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Kyocera Corp | 画像表示装置および画像表示方法 |
KR100947451B1 (ko) | 2007-03-09 | 2010-03-11 | 삼성코닝정밀유리 주식회사 | 광학 부재 및 이를 포함하는 디스플레이 장치용 필터 |
WO2011111843A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 国立大学法人 千葉大学 | 表示装置 |
-
2003
- 2003-11-27 JP JP2003397197A patent/JP2005157061A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017016138A (ja) * | 2010-03-11 | 2017-01-19 | 国立大学法人 千葉大学 | 表示装置 |
US10295882B2 (en) | 2010-03-11 | 2019-05-21 | National University Corporation Chiba University | Display device |
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