JP2008014799A - Absolute value encoder device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、産業用ロボット、NC工作機械等に用いられるモータの回転位置を検出するエンコーダ装置に関し、特に、1回転以内角度の絶対位置検出に加えて、多回転量を検出する絶対値エンコーダ装置に関する。 The present invention relates to an encoder device that detects a rotational position of a motor used in industrial robots, NC machine tools, and the like, and in particular, an absolute value encoder device that detects a multi-rotation amount in addition to detecting an absolute position of an angle within one rotation. About.
(従来例1)
従来、発電装置により変換された電気エネルギーを用いて多回転量をカウントし且つこのカウントを記憶するカウンタ回路を設けた絶対値エンコーダが開示されている。(特許文献1参照)。
図14は第1従来技術における絶対値エンコーダの部分的な正面図である。また、図15は、図14のA−A線における絶対値エンコーダの本体を含む側面断面図である。
図において、回転体9の先端には2つの爪部21が備えられており、この2つの爪部21の先端は回転軸3の回転に伴って回転するときの同心円上に位置するように構成されている。
(Conventional example 1)
Conventionally, there has been disclosed an absolute value encoder provided with a counter circuit that counts a multi-rotation amount using electrical energy converted by a power generator and stores this count. (See Patent Document 1).
FIG. 14 is a partial front view of the absolute value encoder in the first prior art. FIG. 15 is a side cross-sectional view including the main body of the absolute encoder taken along the line AA in FIG.
In the figure, the tip of the rotating body 9 is provided with two
また、円板スケール5と回転体9との間には、種々の部材を固定するための固定部としての、例えば支持板23がカラー7の右端における外周面より外方に位置して回転体9と干渉しないようにしてエンコーダ1の本体25に取り付けられている。この支持板23の図15において右側面には、回転体9の爪部21の回転軌跡上で爪部21の先端に反発可能な弾性体としての例えば板バネ27が回転体9の周囲に位置して弾性体保持部29を介して設けられている。
Further, between the
板バネ27の先端側の一面には発電装置31の一部を構成するハンマ33が設けられており、このハンマ33に対向する位置に発電装置31の一部を構成する圧電素子35が設けられている。
A
上記構成により、回転軸3及び回転体9が図14の矢印の方向に回転すると、爪部21の先端が板バネ27の先端に引っ掛かった状態で反発して板バネ27を図14の2点鎖線に示されるように圧電素子35と反対側の方向に反らせることにより、板バネ27には反発力が蓄積される。さらに回転体9が回転すると、爪部21の先端が板バネ27の先端から弾かれるように外れるので、板バネ27が上記の蓄積された反発力により移動して板バネ27のハンマ33が圧電素子35に激突する。このときに生じる圧電素子35に与える衝撃力が板バネ27の移動エネルギー(運動エネルギー)が圧電素子35により電気エネルギーに変換され、発電が行われる。
With the above configuration, when the
なお、上記の弾性体保持部29は板バネ27の基部側を支持板23に固定するための単なるブラケットでも構わない。しかし、エンコーダ1に通電されるときは後述されるカウンタ回路37に主電源が入っているので、本実施の形態の発電装置31としての圧電素子35によって発電される必要がないのであるが、板バネ27が上記のブラケットに取り付けられている場合は、常時回転体9の爪部21により弾かれて板バネ27のハンマ33により圧電素子35が何千回も何万回も叩かれることになる。そのために、板バネ27の先端部、ハンマ33、圧電素子35などの装置の寿命が短くなることになる。
The elastic
これを回避するためにエンコーダ1への通電時の状態においては、エンコーダ1の回転軸3が外部からの何らかの力により回転しても板バネ27が爪部21に引っ掛からない位置へ退避するような構成とし、板バネ27の先端部、ハンマ33、圧電素子35が作動しないので、装置の寿命が長くなる。
In order to avoid this, in a state where the
図16は第1従来技術における電子回路部のブロック図である。
エンコーダ1には制御装置としての例えば電子回路部53が設けられており、圧電素子35で発電された電力を充電する蓄電回路55が設けられており、この蓄電回路55に充電された電荷をカウンタ回路37に給電する平滑回路57が設けられている。
FIG. 16 is a block diagram of an electronic circuit unit in the first prior art.
The
カウンタ回路37は、リセット部59とカウンタロジック部61と不揮発メモリ部63から構成されている。リセット部59は、カウンタロジック部61を初期化せしめるもので、カウンタロジック部61は、不揮発メモリ部63のメモリを読み出した後に新たなカウント値を計算し、この計算値を不揮発メモリ部63に入力せしめるものである。不揮発メモリ部63は、カウンタロジック部61からの入力値を記憶するもので電源を不要とする。
The
上記の平滑回路57を経てカウンタ回路37に電力が供給されると、まずカウンタロジック部61がリセット部59の作動により初期化される。次に、このカウンタロジック部61では、不揮発メモリ部63に記憶されている現在の多回転量値が読み出される。次に、多回転量値がカウンタロジック部61により+1あるいは−1にされて新たなカウント値が計算される。この計算された新たなカウント値はカウンタロジック部61から不揮発メモリ部63へ書き戻され記憶される。
When power is supplied to the
このように、第1従来技術の絶対値エンコーダは、回転軸に装着され回転する回転体の先端に爪部を設け、この爪部の回転軌跡上における固定部の一部に弾性体を設け、爪部に弾かれて蓄積される弾性体の反発力により生じる弾性体の移動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置を設け、この発電装置により変換された電気エネルギーを用いて多回転量をカウントし且つこのカウント量を記憶するカウンタ回路を設けることによって多回転量を検出していた。 Thus, the absolute value encoder of the first prior art is provided with a claw portion at the tip of a rotating body that is mounted on a rotating shaft and rotates, and an elastic body is provided at a part of the fixed portion on the rotation locus of the claw portion, A power generation device that converts the elastic body's moving energy generated by the repulsive force of the elastic body that is bounced and accumulated in the claw into electrical energy is provided, and the amount of multiple rotations is counted using the electrical energy converted by this power generation device. In addition, the multi-rotation amount is detected by providing a counter circuit for storing the count amount.
(従来例2)
従来例2として、大バルクハウゼン効果を利用したエンコーダが開示されている。(特許文献2参照)。
図17は、第2従来技術におけるエンコーダの検出部構成と出力信号波形を示した図である。
図17(a)において、磁石200、300は回転体1の回転軸0−0を中心とした回転円上に磁極N、Sを互いに磁極が反対となるように埋め込まれ、磁石200、300の回転円上から所定距離を隔てて面直角にセンサ400、500が設置されている。
センサ400、500は、磁石200、300に対し前記回転円の円周方向に位相差相当の距離差をもって設置され、例えば、アモルファス金属線まわりにコイルを巻回したもので、回転体1の回転に伴ってセンサ400、500に交差する磁束変化に応じて発生するバルクハウゼンジャンプを利用して、図17(b)に示す位相差φを有する信号PA 、PB が得られる。信号PA、PBは正・負を交互に繰り返す微分波で、この微分波の立上り,立下りでトリガされて所定のパルス幅のパルスが生じ、図17(c)に示す時間差△Tの位相時間差をもった正逆回転検出用のA、Bパルスが得られるものである。
(Conventional example 2)
As Conventional Example 2, an encoder using a large Barkhausen effect is disclosed. (See Patent Document 2).
FIG. 17 is a diagram showing the configuration of the detection unit and the output signal waveform of the encoder in the second prior art.
In FIG. 17 (a),
The
このように、第2従来技術のエンコーダは、バルクハウゼンジャンプを利用したセンサを用いて、正逆回転検出用のA、Bパルスを得ていた。
(従来例3)
As described above, the encoder of the second prior art obtains the A and B pulses for detecting forward and reverse rotations using the sensor using Barkhausen jump.
(Conventional example 3)
従来例3として、大バルクハウゼン効果を利用したエンコーダの他の例が開示されている。(特許文献3参照)。
図18は、第3従来技術におけるエンコーダの検出部構成を示す斜視図である。
図18において、永久磁石230は、略円柱状に形成され、所定の回転方向に回転する回転板200に接合されて取り付けられている。この永久磁石230は、その回転板200との接合面側がS極に、反対面側がN極に着磁されているので、内部を貫通する磁束Φが回転板200に直交するようになっている。
As Conventional Example 3, another example of an encoder using the large Barkhausen effect is disclosed. (See Patent Document 3).
FIG. 18 is a perspective view showing a configuration of a detection unit of an encoder in the third prior art.
In FIG. 18, the
センサコイル220は、バルクハウゼン効果を有するアモルファス磁性体製の鉄芯210にコイル線220が巻回されてなるものであって、鉄芯210の軸方向が回転板200の回転方向に沿うよう、詳しくは、回転方向に接する接線方向となるよう配設されている。
The
次に、この動作を図19(a)及び(b)に基づいて以下に説明する。
同図(a) の状態では、永久磁石230は、センサコイル220の一端220a側に位置しており、永久磁石230から発せられた磁束Φは、センサコイル220の一端220a側から他端220b側へと鉄芯210を通過する。ここで、回転板200が所定の方向に回転して、同図(b)の状態になると、永久磁石230は、センサコイル220の他端220b側に位置しており、永久磁石230から発せられた磁束Φは、センサコイル220の他端220b側から一端220a側へと鉄芯210を通過する。このように、センサコイル220の鉄芯210を通る磁束Φの方向は、永久磁石230が回転板200と共に回転したときに逆転するので、この逆転に応じて、コイル線220の両端間にパルス信号が出力され、このパルス信号に基づいて、回転板200の回転状態が検出される。
Next, this operation will be described below with reference to FIGS. 19 (a) and 19 (b).
In the state of FIG. 5A, the
このように、第3従来技術のエンコーダは、回転板に永久磁石取り付け、バルクハウゼン効果を有するアモルファス磁性体製の鉄芯にコイル線が巻回したセンサを用いて、鉄芯の軸方向が回転方向に沿うよう配設し、永久磁石が回転板と共に回転したときに、センサコイルの鉄芯を通る磁束Φの方向が逆転するのに応じて発生するコイル線の両端間のパルス信号に基づいて、回転板の回転状態を検出していた。
従来例1に示した絶対値エンコーダでは、爪部と板バネの接触部があるため、壊れる恐れがあり、信頼性に問題がある。また高速回転時に電源が切れた場合、爪部と板バネ部の接触が行なわれる前に回転する可能性があるため多回転量を誤検出する可能性がある。
また、従来例2、3に示したバルクハウゼン効果を用いたエンコーダでは、回転軸の回転方向や回転速度は検出できるが、回転軸の多回転量を含む回転角度の絶対値を検出することはできないという問題があった。
In the absolute value encoder shown in the conventional example 1, since there is a contact portion between the claw portion and the leaf spring, there is a possibility of breaking, and there is a problem in reliability. In addition, when the power is turned off during high-speed rotation, there is a possibility that the multi-rotation amount is erroneously detected because there is a possibility of rotation before the pawl portion and the leaf spring portion are contacted.
In the encoders using the Barkhausen effect shown in the conventional examples 2 and 3, the rotational direction and rotational speed of the rotating shaft can be detected, but the absolute value of the rotational angle including the multiple rotation amount of the rotating shaft can be detected. There was a problem that I could not.
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、主電源が切れた場合において、外部から電力供給しなくても多回転量を検出保持でき、多回転量検出に機械的接触部を持たない信頼性の高い絶対値エンコーダ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and its purpose is to detect and hold a multi-rotation amount without power supply from the outside when the main power is cut off, and to detect the multi-rotation amount. An object of the present invention is to provide a highly reliable absolute value encoder device having no mechanical contact portion.
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、回転軸の一回転内の絶対位置を検出する絶対位置検出器と、多回転を検出する多回転検出器とを備えた絶対値エンコーダにおいて、前記多回転検出器は、前記回転軸の先端に設けられた永久磁石と、大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルから構成され前記永久磁石の磁界を検出できる位置に設けられた発電装置を備え、外部電源遮断時に前記発電装置から発電された電圧によって、前記多回転検出器の電源をバックアップすることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、前記多回転検出器は、位相差を有する2つのパルス信号を出力する磁界検出センサを備え、前記発電装置の発電中に前記2つのパルス信号のどちらか一方がハイまたはローに変化するよう前記磁界検出センサを配置したことを特徴している。
請求項3に記載の発明は、回転軸の一回転内の絶対位置を検出する絶対位置検出器と、多回転を検出する多回転検出器とを備えた絶対値エンコーダにおいて、前記多回転検出器は、前記回転軸の先端に設けられた永久磁石と、大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルから構成され、前記永久磁石の磁界を検出し発電電圧が互いに位相差を持つ位置に設けられた2個の発電装置を備え、外部電源遮断時に前記発電装置から発電された電圧によって、前記多回転検出器の電源をバックアップするとともに、前記2つの発電装置からの電圧をカウントすることによって多回転量を検出することを特徴するものである。
請求項4に記載の発明は、前記発電装置と電源切替え装置との間に前記発電装置が発生する過電圧及び逆電圧を阻止する保護回路を設けたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記発電装置は大バルクハウゼン効果を有する複数の磁性ワイヤをある間隔を置いて並べ、その周辺に誘起電圧を発生するコイルを配置したことを特徴としている。
In order to solve the above problem, the present invention is configured as follows.
The invention according to
According to a second aspect of the present invention, the multi-rotation detector includes a magnetic field detection sensor that outputs two pulse signals having a phase difference, and one of the two pulse signals is generated during power generation by the power generation device. The magnetic field detection sensor is arranged to change to high or low.
The invention according to
The invention described in
According to a fifth aspect of the present invention, the power generation device is characterized in that a plurality of magnetic wires having a large Barkhausen effect are arranged at a certain interval, and a coil for generating an induced voltage is disposed around the magnetic wires.
請求項1に記載の発明によると、外部電源遮断時に、大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルからなる発電装置によって、多回転検出器の電源をバックアップするので、主電源が切れた場合でも外部から電力供給せずに多回転量を検出保持でき、また、接触する部品がないので機械的な損傷の恐れがなく、信頼性の高い絶対値エンコーダ装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明によると、発電装置の発電中に、磁界検出センサからの検出信号を整形した2つのパルス信号のどちらか一方がハイまたはローに変化するよう磁界検出センサを配置すれば、発電中に回転軸の回転変位および回転方向を検出できるので、多回転量のカウントミスを防ぐことができ、信頼性の高い絶対値エンコーダ装置を提供することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、外部電源遮断時に、大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルからなる発電装置によって、多回転検出器の電源をバックアップするので、主電源が切れた場合でも外部から電力供給せずに多回転量を検出保持でき、接触する部品がないので機械的な損傷の恐れがなく、さらに、多回転検出を2個の発電装置の発電電圧を用いるので、多回転検出用センサを無くすことができ部品点数を減らすことができる。
また、請求項4に記載の発明によると、発電装置と電源切替え装置との間に発電装置が発生する過電圧及び逆電圧を阻止する保護回路を設ければ、過電圧及び負電圧から電源切替え装置を保護でき、信頼性の高い絶対値エンコーダ装置を提供することができる。
また、請求項5に記載の発明によると、大バルクハウゼン効果を有する複数の磁性ワイヤをある間隔を置いて並べ、その周辺に誘起電圧を発生するコイルを配置すれば、発電装置の発電時間を長くすることができるので、多回転検出の確実な検出および処理回路の動作が確実に行なわれ絶対値信号データの信頼性を向上させることができる。
According to the first aspect of the present invention, when the external power supply is shut off, the power source of the multi-rotation detector is backed up by the power generation device composed of the magnetic wire and coil having a large Barkhausen effect. Therefore, it is possible to provide a highly reliable absolute value encoder device that can detect and hold a multi-rotation amount without supplying power and that there is no fear of mechanical damage because there are no parts to contact.
According to the invention described in claim 2, the magnetic field detection sensor is arranged so that one of two pulse signals obtained by shaping the detection signal from the magnetic field detection sensor changes to high or low during power generation of the power generation device. By doing so, since the rotational displacement and the rotational direction of the rotating shaft can be detected during power generation, it is possible to prevent a miscount of multiple rotation amounts and to provide a highly reliable absolute value encoder device.
Further, according to the invention described in
According to the invention described in
According to the invention described in
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1実施例における絶対値エンコーダ装置の構成を示す側断面図である。
図1において、1は絶対値エンコーダ、2は発電装置、3は回転シャフト、4は回転シャフトに対して固定されたエンコーダステータ、5は回転シャフトに固定された回転ディスク、6は回転シャフトを支持するベアリング、7は多回転検出のための回転ディスク上に配置された永久磁石、8a、8bは多回転検出のための磁界検出センサ、9a、9bは前記磁界検出センサからの信号をパルス信号に変換する比較器、15はシャフト1回転内の絶対値を検出するために回転シャフトに光を照射するLEDやレーザなどの光源、17は光源15によって照射され、回転ディスクを透過した光を受光し、電気信号に変換する受光素子で、図示していないが、受光素子表面にはスリットを配置した固定スリットが配置されている。また、19は回路基板であり、8a、8bや9a、9b、さらに17等のセンサや発電装置および信号処理回路や上位とのデータ送受信および電源供給用ケーブル等を搭載している。
FIG. 1 is a side sectional view showing the configuration of the absolute value encoder apparatus in the first embodiment of the present invention.
In FIG. 1, 1 is an absolute value encoder, 2 is a power generator, 3 is a rotating shaft, 4 is an encoder stator fixed to the rotating shaft, 5 is a rotating disk fixed to the rotating shaft, and 6 supports the rotating shaft.
1回転内の絶対値は、回転ディスク5上にグレイコードの透光、遮光のスリットパターンを蒸着して形成し、そのパターンを通過した光をフォトダイオード17で電気信号に変換し、図3のブロック図にある1回転絶対値演算処理器19dで演算処理することにより求められる。
スリットパターンについてはいくつかの方法があり、グレイコードの他に1トラックにランダムパターンを形成したものやバーニヤパターンを形成したものがある。
The absolute value within one rotation is formed by vapor-depositing a gray code light-transmitting and light-shielding slit pattern on the
There are several methods for the slit pattern. In addition to the gray code, there are a method in which a random pattern is formed on one track and a method in which a vernier pattern is formed.
多回転量は、回転ディスク5の光が照射されない位置に多回転検出用の永久磁石7を接着などの方法により固定し、永久磁石7の周辺に永久磁石7に対向してこの磁界を検出する磁界検出センサ8a、8bを配置し、この信号により検出するものである。
永久磁石7は、回転ディスク5の平面方向に2極着磁されている。この磁石の材質としてはネオジウム系磁石などの比較的磁力の強い磁石が好ましく、磁界は発電装置2の近辺で数十Oeくらいになるようにしている。
The amount of multi-rotation is such that a
The
磁界検出センサ8aと8bは、約90度位相差の検出波形が得られる相対位置に配置されてる。この磁界検出センサは回路基板19にリードを直接ハンダ付されて接続されるかあるいはリード線で接続される。磁界検出センサ8a、8bの出力信号はアナログ信号であるのでこれを比較器などでパルス信号に変換している。磁界検出センサはホールICなどのように1パッケージの中にアナログパルス変換処理が組み込まれたものを使ってパルス信号を出力しても良い。パルス信号は図3に示す多回転検出演算処理器19bに入力され多回転量をカウントする。
The magnetic
発電装置2は、回路基板19上の永久磁石7の磁界が数十Oeくらいになる位置に搭載される。発電装置2は大バルクハウゼン効果を有する磁性ワイヤ2aとその回りにコイル2bを巻いたもので、大バルクハウゼン効果による急峻な磁壁移動により磁性ワイヤ2aの磁化が反転し、その磁化の反転によりコイルに誘起電圧が発生するようになっている。
主電源OFFの場合は、発電装置2によって発電された電圧を使って、磁気センサ8a、8b、比較器9a、9bおよび多回転検出演算処理器19bを動作させて多回転量をカウントする。
The power generator 2 is mounted at a position where the magnetic field of the
When the main power supply is OFF, the
図2は、発電装置2からの電圧と外部からの電圧とを選択する電源切替え装置の動作を示すブロック図である。
電源切替え器19aは、発電装置2のコイル2bに発生する誘起電圧と主電源を切り替えるもので、主電源がONの場合は、電源切替え器19aが発電装置2のコイル2bに発生する誘起電圧を遮断し、主電源から、多回転量を検出するセンサ及び回路への電源(Vc)が出力される。主電源OFFの場合は、主電源が遮断され、発電装置2のコイル2bに発生する誘起電圧が遮断されずにそのままVcとして出力される。
FIG. 2 is a block diagram illustrating the operation of the power supply switching device that selects the voltage from the power generation device 2 and the voltage from the outside.
The
このとき主電源が切れたことを検出し、電源切替え器19aの動作電圧範囲以下に主電源が落ちる前に主電源OFF検出信号を多回転演算処理器19bに送信する機能を有している。
At this time, it has a function of detecting that the main power supply has been cut off and transmitting a main power supply OFF detection signal to the
図3は、第1実施例における絶対値信号処理を示すブロック図である。
磁界検出センサ8aと8bの検出信号は比較器9a、9bでパルス信号に変換されて、多回転検出演算処理器19bに入力される。
多回転量をカウントするために必要な磁界検出センサ8aと8b、比較器9aと9b、多回転検出演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cの電源はVcに接続され、その他の処理器である1回転絶対値演算処理器19d、絶対値演算処理器19eは、主電源電圧Vmainに接続されている。
FIG. 3 is a block diagram showing the absolute value signal processing in the first embodiment.
The detection signals of the magnetic
The magnetic
先ず、通常の主電源ON及び主電源OFFのときの動作について説明する。
主電源ONのとき、多回転検出演算処理器19bは、多回転量カウント値記憶装置19cから多回転量カウント値データを読み込み、比較器9a、9bからのパルス信号を用いて多回転量をカウントする。なお、このとき比較器9a、9bからのパルス信号を使わずに1回転絶対値信号がゼロ位置になったときに多回転量カウント値を増減しても良い。
First, the operation when the main power supply is turned on and off is explained.
When the main power is ON, the multi-rotation
主電源がOFFするときにはそれまで多回転検出演算処理器19bで保持していた多回転量カウント値を多回転量カウント値記憶装置19cに記憶させる。
When the main power is turned off, the multi-rotation amount count value held by the multi-rotation
絶対値演算処理器19eは、主電源ON時に多回転検出演算処理器19bからの多回転量カウント値と1回転絶対値演算処理器19dの絶対値とを組み合わせて多回転量を含む絶対値信号を生成して上位コントローラへ送信する。
The absolute value
次に、主電源OFF状態において、回転シャフト3が外力により回されたときの動作について説明する。
この場合は、永久磁石のある回転位置で発電装置2の磁性ワイヤ2aに大バルクハウゼン効果により、コイル2bに発生した誘起電圧が、Vcとして、磁界検出センサ8aと8b、比較器9aと9b、多回転検出演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cに印加される。
Next, the operation when the
In this case, the induced voltage generated in the
次に多回転検出演算処理器19bは、磁界検出センサ8aと8bの検出信号が比較器9a、9bで変換されたパルス信号を読み込み、多回転量カウント値の増減を検出してカウント値を更新し、この更新したカウント値を多回転検出演算処理器19bから多回転量カウント値記憶装置19cに記憶させる。
Next, the multi-rotation
図4は、本発明の第1実施例における発電装置の信号タイミング図である。
図4において、A相信号は、図3に示す磁界検出センサ8aの出力信号が比較器9aでパルス信号に変換された信号で、B相信号は、図3に示す磁界検出センサ8bの出力信号が比較器9bでパルス信号に変換された信号である。シャフト3がある回転方向に回転した場合、A相信号とB相信号は、約90度の位相差を持つ1回転に1周期のパルス信号が出力されるように磁界検出センサ8a、8bを回路基板19に実装している。ここで信号の位相差は約90度としているが、A相、B相の立ち上がりおよび立ち下がりに位相差があればよい。
FIG. 4 is a signal timing diagram of the power generator in the first embodiment of the present invention.
In FIG. 4, the A phase signal is a signal obtained by converting the output signal of the magnetic
本実施例では、多回転量のカウント値の増減を確実にカウントするために、発電装置2の発電電圧によって、Vcを供給できる期間に、多回転量カウント値が更新されるB相パルス信号のエッジが、A相信号がハイ(またはロー)のときにローからハイ(またはハイからロー)に変化する位置になるように磁界検出センサ8a、8bを配置している。これにより発電装置2が発電する間にのみ多回転量のカウント値が変化するので、発電装置が発電していない間に多回転量を更新するエッジ変化が発生することがなく、確実に多回転量カウント値を更新することができる。ここで、A相、B相の信号を入れ替えても問題ないことは明らかである。
In this embodiment, in order to reliably count the increase / decrease in the count value of the multi-rotation amount, the B-phase pulse signal whose multi-rotation amount count value is updated during the period in which Vc can be supplied by the power generation voltage of the power generation device 2. The magnetic
図5は、本発明の第2実施例の構成を示す側断面図である。
図5において、201、202は発電装置で、本発明の第1の実施例との違いは、発電装置を2つ配置したことである。この2つの発電装置201、202は、発電装置の機能の他に磁界検出センサの機能としても動作させて、前記磁界検出センサ8a、8bを削除することができる。
図6は、本発明の第2実施例の構成を示す発電装置2側から見た正面図である。発電装置201、202は、回路基板19上に90°の角度間隔を置いて配置されている。永久磁石は円形の2極着磁で示されているが、長方形の2極着磁品でも同じ効果が得られる。
FIG. 5 is a side sectional view showing the configuration of the second embodiment of the present invention.
In FIG. 5,
FIG. 6 is a front view of the configuration of the second embodiment of the present invention viewed from the power generation device 2 side. The
次に、動作について説明する。
図7は本発明の第2実施例の動作を示すブロック図である。
電源切替え器19aは、発電装置201のコイル201bに発生する誘起電圧および発電装置202のコイル202bに発生する誘起電圧と主電源を切り替えるもので、主電源がONの場合は、コイル201bおよびコイル202bに発生する誘起電圧を遮断し、主電源がVcとして出力される。主電源OFFの場合は、主電源が遮断され、コイル201bおよびコイル202bに発生する誘起電圧が遮断されずにそのままVcとして出力される。
Next, the operation will be described.
FIG. 7 is a block diagram showing the operation of the second embodiment of the present invention.
The
さらに、発電装置201のコイル201bに発生する誘起電圧および発電装置202のコイル202bに発生する誘起電圧は、磁界検出信号として使用される。発電電圧は、多回転検出演算処理器19bの入力信号電圧仕様に合うように波形整形器9c、9dで整形され、それぞれA相、B相パルス信号となる。
Furthermore, the induced voltage generated in the
また、電源切替え器19aは、主電源が切れたことを検出し、電源切替え器19aの動作電圧範囲以下に主電源が落ちる前に主電源OFF検出信号を多回転演算処理器19bに送信する機能を有している。また、主電源が、電源切替え器19aが動作する電圧範囲以下になる時間を長くするため、コンデンサで電荷をチャージできるようにするか、主電源にそのような機能を有している。
The
図8は、第2実施例における絶対値信号処理を示すブロック図である。
多回転量をカウントするために必要な波形整形器9b、9c、多回転検出演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cの電源はVcに接続され、その他の処理器である1回転絶対値演算処理器19d、絶対値演算処理器19eは、主電源電圧Vmainに接続されている。
FIG. 8 is a block diagram showing absolute value signal processing in the second embodiment.
The power sources of the
主電源ONのとき、発電装置201、202からの磁界検出信号は波形整形器9c、9dを通過してそれぞれA相、B相パルス信号として、多回転検出演算処理器19bに入力し、多回転検出演算処理器19bは、多回転量カウント値記憶装置19cから多回転量カウント値データを読み込み、波形整形器9c、9dから多回転量をカウントするものである。なお、このとき波形整形器9c、9dからのパルス信号を使わずに1回転絶対値信号がゼロ位置になったときに多回転量カウント値を増減しても良い。
When the main power supply is ON, the magnetic field detection signals from the
主電源がOFFするときにはそれまで多回転検出演算処理器19bで保持していた多回転量カウント値を多回転量カウント値記憶装置19cに記憶させる。電源切替え器19a内部にコンデンサで電荷をチャージできるようにしているので、多回転量のカウント値を多回転量カウント値記憶装置19cに記憶させる時間まで、多回転検出演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cが動作する電圧を保持することができる。
When the main power is turned off, the multi-rotation amount count value held by the multi-rotation
絶対値演算処理器19eは、主電源ON時に多回転検出演算処理器19bからの多回転量カウント値と1回転絶対値演算処理器19dの絶対値とを組み合わせて多回転量を含む絶対値信号を生成して上位コントローラへ送信する。
The absolute value
次に、主電源OFF状態において、回転シャフト3が外力により回されたときの動作について説明する。
この場合は、永久磁石のある回転位置で発電装置201、202の磁性ワイヤ201a、202aの大バルクハウゼン効果により、コイル201b、202bに発生した誘起電圧が、Vcとして、波形整形器9c、9d、多回転検出演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cに印加される。
Next, the operation when the
In this case, the induced voltage generated in the
多回転検出演算処理器19bは、波形整形器9c、9dからのパルス信号を読み込み、多回転量カウント値の増減を検出してカウント値を更新し、この更新したカウント値を多回転量カウント値記憶装置19cに記憶させる。
The multi-rotation
図9は、本発明の第2実施例における発電装置の主電源OFF時のA相、B相、Vcのタイミング図である。
ここで、A相は発電装置201から波形整形器9cを通ったパルス波形、B相は発電装置202から波形整形器9dを通ったパルス波形、Vcは発電装置201、202から電源切替え器19aを通った電圧波形で、各信号が左から右に変化した場合に多回転量カウント値が増加するものとしている。
FIG. 9 is a timing diagram of the A phase, the B phase, and Vc when the main power supply of the power generator in the second embodiment of the present invention is turned off.
Here, the A phase is a pulse waveform from the
A相がローでかつB相がハイのとき多回転量カウント値を更新するとした場合、まずVc電圧が発生し、このときA相がハイ、B相がローの場合は、カウント値は変化しない。次にVc電圧が発生し、A相がローでB相がハイのとき多回転量カウント値は1つアップする。ここで、Vc電圧が発生した場合は常にA相、B相の状態を前記データ記憶装置19cに記憶しておく。
When the multi-rotation amount count value is updated when the A phase is low and the B phase is high, the Vc voltage is first generated. At this time, if the A phase is high and the B phase is low, the count value does not change. . Next, when the Vc voltage is generated and the A phase is low and the B phase is high, the multi-rotation amount count value is incremented by one. Here, when the Vc voltage is generated, the states of the A phase and the B phase are always stored in the
このようにすることで、多回転量の増減を判断することができ、例えば、主電源ONからOFFになったときに記憶したA相、B相の状態が、A相がハイ、B相がローであったとすると、次にVc電圧が発生し、A相がロー、B相がハイであれば多回転量カウント値は1つ増加する。もし、記憶した状態と同じA相がハイ、B相がローの場合は次にA相がロー、B相がハイになったときに多回転量カウント値は1つ減少する。 In this way, it is possible to determine the increase / decrease of the multi-rotation amount. For example, the states of the A phase and the B phase stored when the main power source is turned off are turned on. If it is low, then the Vc voltage is generated, and if the A phase is low and the B phase is high, the multi-rotation amount count value increases by one. If the same A phase as the stored state is high and the B phase is low, the multi-rotation amount count value is decreased by one when the A phase is low and the B phase is high next.
すなわち、Vc電圧が発生したときA相、B相パルスの状態が前回と同じであればそれまで多回転量カウント数が増加であれば減少に、またはそれまで多回転量カウント数が減少であれば増加になるようにしている。A相、B相パルスの状態が前回と異なれば、多回転量カウント数の増減状態は前のままである。このようにすることにより、多回転量カウンタ値の増減を間違いなく確実に検出することができる。 That is, when the Vc voltage is generated, if the A-phase and B-phase pulse states are the same as in the previous time, the multi-rotation count number should be decreased until then, or the multi-rotation count count should be decreased until then. So that it will increase. If the state of the A-phase and B-phase pulses is different from the previous state, the increase / decrease state of the multi-rotation amount count number remains the same. By doing so, it is possible to reliably detect an increase / decrease in the multi-rotation amount counter value.
図10(a)は、本発明の第3実施例を示す発電装置および電源切替え器周辺のブロック図である。
本実施例の特徴は、発電装置2と電源切替え器19aとの間に保護回路19fを設けたことである。
発電装置2は、図10(b)に示すように発電電圧は0Vを中心に+電圧と−電圧(負電圧)が発生する。多回転演算処理器19b、多回転量カウント値記憶装置19cはデジタルICで構成されることが多く、デジタルICでは、一般に0−3.3V、0−5V電源で動作する。これらのICを動作させるために、保護回路で負電圧がVcに加わらないようにしている。具体的にはダイオード等で負電圧が電源切替え器19aに加わらないようにしている。
FIG. 10 (a) is a block diagram around the power generation device and the power supply switching unit according to the third embodiment of the present invention.
The feature of the present embodiment is that a
As shown in FIG. 10B, the power generation device 2 generates a positive voltage and a negative voltage (negative voltage) centered on 0V. The multi-rotation
図11は、本発明の第3実施例を本発明の第2実施例に引用した発電装置および電源切替え器周辺のブロック図である。この場合、負電圧がVcに加わらないようにし、且つ波形整形器9c、9dにも負電圧信号が入力されないように保護している。
FIG. 11 is a block diagram around a power generation apparatus and a power switch cited in the second embodiment of the present invention in the third embodiment of the present invention. In this case, a negative voltage is not applied to Vc, and the
図12は、本発明の第4実施例を示す発電装置の構成図である。
図において210cは、磁性ワイヤを搭載する基板である。この基板上に大バルクハウゼン効果を有する磁性ワイヤ210a、211aをある間隔dで配置している。図12(a)と図12(b)の違いは、図12(b)ではさらにコイル210bの周辺にコイル211bが巻き付けられている点である。
発電装置2および201、202は、大バルクハウゼン効果を有する磁性ワイヤの周辺にコイルを巻いたものである。この場合、多回転量をカウントし記憶する時間および各処理器を駆動する電源容量(電力)に問題が発生する可能性がある。この問題を解決する方策として、発電時間を長くする方法が本実施例である。
FIG. 12 is a configuration diagram of a power generation device showing a fourth embodiment of the present invention.
In the figure, 210c is a substrate on which a magnetic wire is mounted.
The
次に、動作について説明する。
図13は、本実施例における発電装置の発電電圧のグラフである。
図13(a)は、図12(a)の発電装置に対応した発電電圧のグラフで、永久磁石が等速で回転したときの発電電圧を示す。図にしめすように、磁性ワイヤ210a、211aをある間隔dで配置することによって発電時間を長くすることができる。なお、この間隔は、図に示すように発電電圧が重なる間隔とすることが望ましい。
図13(b)は、図12(b)の発電装置に対応した発電電圧のグラフで、コイル210bの周辺にさらにコイル211bが巻き付けることによって、発電電圧を図のように大きくすることができ、電圧が大きくすることにより電圧が下がるまでの時間を長くすることができる。
Next, the operation will be described.
FIG. 13 is a graph of the power generation voltage of the power generation device in this example.
FIG. 13A is a graph of the generated voltage corresponding to the power generator of FIG. 12A, and shows the generated voltage when the permanent magnet rotates at a constant speed. As shown in the figure, the power generation time can be extended by arranging the
FIG. 13B is a graph of the generated voltage corresponding to the power generator of FIG. 12B, and the
このように、本発明では大バルクハウゼン効果を有する磁性コイルとその回りに巻いたコイルを発電装置として用い、多回転検出器にバックアップ電源を供給しているので、非接触で電源を供給でき、絶対値エンコーダ装置の信頼性が向上する。 Thus, in the present invention, a magnetic coil having a large Barkhausen effect and a coil wound around the magnetic coil are used as a power generator, and a backup power supply is supplied to the multi-rotation detector. The reliability of the absolute encoder device is improved.
1 絶対値エンコーダ装置
2、201、202 発電装置
2a、201a、202a、210a、211a 磁性ワイヤ
2b、201b、202b 210b、211b コイル
3 シャフト
4 エンコーダステータ
5 回転ディスク
6 ベアリング
7 永久磁石
8a、8b 磁界検出センサ
9a、9b 比較器
9c、9d 波形整形器
19 回路基板
19a 電源切替え器
19b 多回転検出演算処理器
19c 多回転量カウント値記憶装置
19d 1回転絶対値演算処理器
19e 絶対値演算処理器
19f 保護回路
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記多回転検出器は、前記回転軸の先端に設けられた永久磁石と、
大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルから構成され前記永久磁石の磁界を検出できる位置に設けられた発電装置と、
を備え、
外部電源遮断時に前記発電装置から発電された電圧によって、前記多回転検出器の電源をバックアップすることを特徴とする絶対値エンコーダ装置。 In an absolute value encoder including an absolute position detector that detects an absolute position within one rotation of a rotation shaft and a multi-rotation detector that detects multiple rotations,
The multi-rotation detector includes a permanent magnet provided at a tip of the rotation shaft;
A power generation device that is configured of a magnetic wire and a coil having a large Barkhausen effect and is provided at a position where the magnetic field of the permanent magnet can be detected;
With
An absolute value encoder device, wherein a power source of the multi-rotation detector is backed up by a voltage generated from the power generator when an external power source is shut off.
前記発電装置の発電中に前記2つのパルス信号のどちらか一方がハイまたはローに変化するよう前記磁界検出センサを配置したことを特徴とする請求項1記載の絶対値エンコーダ装置。 The multi-rotation detector includes a magnetic field detection sensor that outputs two pulse signals having a phase difference,
2. The absolute value encoder device according to claim 1, wherein the magnetic field detection sensor is arranged so that one of the two pulse signals changes to high or low during power generation of the power generation device.
前記多回転検出器は、前記回転軸の先端に設けられた永久磁石と、
大バルクハウゼン効果をもつ磁性ワイヤ及びコイルから構成され、前記永久磁石の磁界を検出し発電電圧が互いに位相差を持つ位置に設けられた2個の発電装置と、
を備え、
外部電源遮断時に前記発電装置から発電された電圧によって、前記多回転検出器の電源をバックアップするとともに、前記2つの発電装置からの電圧をカウントすることによって多回転量を検出することを特徴とする絶対値エンコーダ装置。 In an absolute value encoder including an absolute position detector that detects an absolute position within one rotation of a rotation shaft and a multi-rotation detector that detects multiple rotations,
The multi-rotation detector includes a permanent magnet provided at a tip of the rotation shaft;
Two power generators composed of magnetic wires and coils having a large Barkhausen effect, which detect the magnetic field of the permanent magnet and are provided at positions where the generated voltages have a phase difference;
With
The power of the multi-rotation detector is backed up by the voltage generated from the power generation device when the external power supply is shut off, and the multi-rotation amount is detected by counting the voltages from the two power generation devices. Absolute value encoder device.
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