JP2008013050A - 自動車用ドリンクホルダー - Google Patents

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Yukitake Ishikawa
幸毅 石川
Yasuhiro Sakakibara
泰博 榊原
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Fujikura Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
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Fujikura Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
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【課題】空調ユニットからの空気の吹き付けや電源を必要とせずに飲料物を保温、保冷できるようにする。
【解決手段】空調ユニットのダクト1内に熱交換手段2を設け、車室内に設けたホルダー本体3の底部に熱交換台4を設け、前記熱交換手段2と熱交換台4とをヒートパイプ6で連結した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のドリンクホルダーに関し、容器に入った飲み物を自動車の空調ユニットの熱を利用して保温、保冷することができるようにしたドリンクホルダーに関する。
従来のドリンクホルダーとしては、空調ユニットから吹き出された調和空気を車室に向って開口する角筒状のホルダケースの内奥端に導くダクトを設ける一方、ホルダケースの上壁の内面に沿うテーブル面の手前側端部近傍にカップ差込孔を設けるとともにホルダケースの両側壁の内面に沿うガイド部をテーブル面の両側縁下面に形成したホルダを前記ホルダケースに引き出し可能に挿着保持させたものが知られている(特許文献1参照)。
他の従来例としては、中空のベース上にペルチェ効果を利用した冷熱素子が設置され、そのベース上に取り付けられた中空円筒状の断熱ケースの内側に前記冷熱素子の上面に当接する熱伝導体を設け、その熱伝導体の内部に、熱伝導性をもったバネ性のあるプレートを渦巻状に巻回したドリンク缶の保持体を設けることによって構成されたものも知られている(特許文献2参照)。
特開平8−258607号公報(第3頁、図2) 特開2002−147918号公報(第2頁、図2)
特許文献1に記載の従来例では、飲料物等の保温、保冷を行う際に、空調からの調和空気を当てて行っているので、飲料物の液体がダクトに入ったり、埃や近くにある灰皿の灰が飛びちる欠点がある。また、ダクトを保温(冷)用に別ルートで配設するので複雑になり大きなスペースが必要となる。
特許文献2に記載の従来例では、車室内のシガーライターのソケットに電源プラグを差し込んで冷熱素子の電源とするものであり、電源の確保が必要となるものであった。
そこで、本発明は、空調からの調和空気や電源を必要とせず、自動車のエアコンを利用して簡単に保温、保冷を行える自動車用ドリンクホルダーを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、空調ユニットのダクト内に熱交換手段を設け、車室内に設けたホルダー本体の底部に熱交換台を設け、前記熱交換手段と熱交換台とをヒートパイプで連結した。
本発明によれば、空調ユニットのダクト内に熱交換手段を設け、車室内に設けたホルダー本体の底部に熱交換台を設け、前記熱交換手段と熱交換台とをヒートパイプで連結したものであるため、空調ユニットからの風を直接当てたりせず、電源を必要とせず、簡単な構造で、低コストかつ衛生的に保温、保冷ができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面を参照にして説明する。
図1では、インスツルメントパネル5(図2参照)の内部に設けられた空調ユニットのダクト1内に熱交換手段2としてヒートシンクを設置してある。インスツルメントパネル5の車室内側にホルダー本体3を設置してある。このホルダー本体3の底部に熱交換台4を設け、この熱交換台4と前記ヒートシンクとをヒートパイプ6で連結してある。飲料物7は、ホルダー本体3に収容され、熱交換台4上に載置される。
前記熱交換手段2として用いるヒートシンクは、多数の板状のフィン2Aをベースプレート2Bから立ち上げて形成したものであり、熱伝導性に優れたアルミニウムや銅などの金属材料から形成される。空調ユニットから吹き出される熱風又は冷風がフィン2Aに当ると、フィン2Aからベースプレート2Bに熱が伝導し、このベースプレート2Bの熱がヒートパイプ6に伝達される。前記ヒートパイプ6は、脱気した状態の密閉金属パイプなどの容器の内部に純水あるいはアルコールなどの凝縮性流体を作動流体として封入したものである。前記熱交換台4としては、熱導電性に優れたアルミニウムや銅板等の金属材料で形成し、また、その表面は、水分その他からの腐食に耐えるよう、アルマイト処理やメッキ等の表面処理を施したものを使用する。
図3に示すものは、ホルダー本体3を熱伝導の良いジェル状素材30で形成し、飲料物7の底面のみならず、側周面にも熱交換台4の熱が伝わるようにしたものである。熱交換台4は、ジェル状素材30に埋め込まれ、熱交換台4の熱がジェル状素材30の全体にほぼ均一に伝わるようにした。飲料物7が缶入り飲料である場合、缶の底と側周面とにジェル状素材30が接触するようにしておくことで、熱交換台4の熱が缶に十分伝導することとなる。ここで、ジェル状素材30としては、シリコン系の材料等の熱導電性を考慮した材料を用いる。
図4及び図5は、冷却時と加熱時におけるヒートパイプ6とダクト1との接続を示す模式図である。図4の冷却時には、エバポレータ9により冷却された冷気Aをダクト1を通じて自動車のデフロスターなどに送る途中にヒートパイプ6を取り付けてあり、図5の加熱時には、ヒータ10からの熱Bをダクト1に送る途中にヒートパイプ6を取り付けてあるが、このヒートパイプ6を取り付けたダクト1の個所近くに、すなわち冷気Aと熱Bとの流路が交差するダクト1の交差路に切換ダンパ11を取り付けてある。この切換ダンパ11の角度を制御することにより、ドリンクの温度を任意に調整することもできる。
図6は、冷房や暖房を図るときの空調ユニットのダクト1を利用せず、ブロアレジスタ12にヒートパイプ6を取り付けた例を示す。ブロアレジスタ12は、ブロアモータ13に取り付けてあり、風量を可変にするための抵抗器である。空調ユニットでは、電流制御により風量を制御している。ブロアレジスタ12は、その速度により変動はあるが、100数十度の高温であり、通常はブロアモータ13の風を当てて、過度の高温にならないようにしてある。
全体の簡略斜視図。 断面図。 ホルダー本体をジェル素材で形成した断面図。 別の実施形態を示す冷却時の模式図。 加熱時の模式図。 他の実施形態を示す断面略図。
符号の説明
1 ダクト
2 熱交換手段
3 ホルダー本体
4 熱交換台
5 インスツルメントパネル
6 ヒートパイプ
7 飲料物
30 ジェル素材

Claims (5)

  1. 空調ユニットのダクト内に熱交換手段を設け、車室内に設けたホルダー本体の底部に熱交換台を設け、
    前記熱交換手段と熱交換台とをヒートパイプで連結したことを特徴とする自動車用ドリンクホルダー。
  2. 前記熱交換手段としてヒートシンクを使用したことを特徴とする請求項1記載の自動車用ドリンクホルダー。
  3. 前記ホルダー本体に熱伝導の良いジェル状素材を使用し、このジェル状素材に前記熱交換台を埋設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドリンクホルダー。
  4. 前記ダクトの冷気と熱とが交差する交差路に切換ダンパを取り付けるとともに、この近くにヒートパイプを取り付け、前記熱交換手段は設けないことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドリンクホルダー。
  5. 空調ユニットのブロアモータに取り付けたブロアレジスタにヒートパイプを取り付け、前記熱交換手段は設けないことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドリンクホルダー。
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