JP2008009705A - 希望リスト作成補助システム - Google Patents

希望リスト作成補助システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008009705A
JP2008009705A JP2006179412A JP2006179412A JP2008009705A JP 2008009705 A JP2008009705 A JP 2008009705A JP 2006179412 A JP2006179412 A JP 2006179412A JP 2006179412 A JP2006179412 A JP 2006179412A JP 2008009705 A JP2008009705 A JP 2008009705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matching
facility
item
information
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006179412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4927458B2 (ja
Inventor
Taiji Tsuchida
泰治 土田
Yoshiki Ito
由樹 伊藤
Takeshi Nobuhiro
健 延広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority to JP2006179412A priority Critical patent/JP4927458B2/ja
Publication of JP2008009705A publication Critical patent/JP2008009705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4927458B2 publication Critical patent/JP4927458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】1対複数の組合せで且つ複雑な条件を考慮したマッチングを行うために、検索対象の情報入力を最初に1回行っておけば、所望の検索条件を簡単に入力するだけで、検索対象から合致するものを抽出して希望リストを自動的に作成できる。
【解決手段】施設IDごとに、施設の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される施設情報ファイル10と、施設IDごとに、参加者に関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される施設希望情報ファイル7と、参加者IDごとに、施設に関する検索のためのアイテムごとのバリュウの指定を受付け、指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、施設情報ファイル10および施設希望情報ファイル7の中から合致するものを合致度順に抽出する希望マッチング手段8と、希望マッチング手段8により得たB要素のアイテム情報を表示する表示手段21とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は希望リスト作成補助システムに関し、特に、双方向のそれぞれの希望を加味した組合せを決めるための希望リスト作成補助システムに関する。
マッチングを行う際には、ROLと呼ばれる希望リスト(優先度リスト)を作成する必要がある。例えば、就職志願者の集合と志願者を受け入れる企業の集合の間のマッチング問題のように、双方向に優先度を持つ集合間のマッチング問題に対してマッチングを行うための手法が提案されつつあるが、この優先度は希望リストよりマッチング処理の前に設定される(例えば、非特許文献1参照。)。
各志願者は自分が就職したい企業を好みにより順位づけした優先度リストを持ち、一方各企業の方も受け入れたい志願者を順位づけした優先度リストを持つものとする。志願者aの優先度リストROL(a)は、企業の集合の部分集合であり、順位によって等号を含まない不等号によって順序づけられた全順序集合である。ここでは、志願者aがpをp'より好む場合に、p<p'と書くことにする(具体例を挙げれば、pが優先度第1位で、p'は優先度第3位の場合には、p(=1)<p'(=3)となる。)。また、企業pの志願者に対する優先度リストROL(p)についても同様である。また、各企業には志願者を受け入れる採用枠(定員)がある。企業pの定員Q(p)は0以上の整数である。マッチングXとは、志願者と企業とのペア(a,p)からなる集合であって次の2つの条件を満たすものとする。
1. 任意の志願者aに関して、aを含むペア(a,p)はXにおいて1個以下である。
2. 任意の企業pに関して、pを含むペア(a,p)はXにおいて、企業の定員Q(p)個以下である。
マッチングの一例を図30に示す。図30では、志願者の集合{a1,a2,a3,a4,a5,a6,a7}と企業の集合{p1,p2,p3,p4}の間のマッチングとして、{(a1,p1),(a2,p3),(a3,p4),(a5,p3),(a6,p4)}が得られている。このマッチングでは、志願者a4,a7と企業p2にはマッチング相手が存在しない。
また、図31に志願者と企業の優先度リストの例を示す。それぞれの優先度リストでは上に記載されているものほど好ましい相手を示す。言い換えれば、下に行くほど順位が大きくなる。図31の例では、志願者は3つの企業に対して、p1<p4<p3という順序をつけている。企業は6人の志願者にa7<a1<a4<a3<a5<a6という順序をつけている。マッチングすることをまったく望まない相手は優先度リストに記載しない。
マッチング問題とは、志願者の集合と企業の集合と志願者および企業の優先度リストが与えられたときに、志願者と企業の間の組合せを求める問題のことを言う。マッチング方法とは、マッチング問題に対する解法、すなわち、志願者と企業の間の組合せを求める方法のことである。従って、マッチングシステムとは、マッチング方法を実行するシステムのことである。
また、上記のようなマッチングには安定性を定義することができる。マッチングXが安定であるのは、次の2つの条件が共に満たされる場合を言う。
1.すべての志願者(企業)は、自分の優先度リストに載せた企業(志願者)としかマッチングしない。
2.マッチングXに含まれない志願者と企業のすべてのペア(a,p)はブロッキングペアではない。ここで、ブロッキングペアとは次の3つの条件を共に満たすものである。
2.0. aはpの優先度リストに記載され、かつ、pはaの優先度リストに記載されている。
2.1. Xにおいてaはどの企業ともマッチングしていないか、またはXにおいてaはp'とマッチングしていて、aの優先度リストにおいてp<p'が成り立つ。
2.2. Xにおいてpがマッチングしている志願者数は定員Q(p)より少ないか、または、Xにおいてpがマッチングしているある志願者a'が存在し、pの優先度リストにおいてa<a'が成り立つ。
マッチング問題においては、安定なマッチングを生成する方法が求められる。不安定なマッチングが得られた場合、自分が優先度リストに記載していない相手、すなわち、自分のまったく望まない相手とマッチングした志願者または企業が存在するか、あるいは、ブロッキングペアが存在する。ブロッキングペアを構成する志願者と企業の両者にとって、得られたマッチングよりブロッキングペアの相手の方が好ましいため、不安定なマッチングは公平でない。つまり、不安定なマッチングを生成する方法ではマッチングに対する信頼性が無くなり、マッチングの対象者がマッチングに参加する意思を損なうことになる。
図32に、上記非特許文献1に書かれているGale−Shapleyアルゴリズムを用いた従来のマッチング方法を示すフローチャート図を示す。全志願者が順番に、まず自分の優先度リストで順位の一番小さい企業(すなわち、第1希望)から順番にプロポーズを行なうのが特徴である。
図32の説明を行う前に、図33を用いて簡単に概要を説明する。図33の例は、4つの病院の集合と、それらの病院に就職を希望する8人の志願者の集合とのマッチング問題を想定している。明石さんから工藤さんまでの全志願者が順番に、まず自分の優先度リストで順位の一番小さい企業から順番にプロポーズを行なう。
明石さんは、第1希望が双川病院であるので、先ず、はじめに、明石さんは双川病院にプロポーズする。双方病院では、明石さんが優先度リストの4位にあるので、(明石,双川病院)が仮マッチングされる。
次に、井上さんがプロポーズを行う。井上さんの優先度リストにおいては、第1希望が双川病院であるので、井上さんは双川病院にプロポーズする。双川病院では、井上さんが優先度リストの5位にあり、かつ、双川病院の定員は2名でまだ1名分空いているので、(井上,双川病院)が仮マッチングされる。
次に、上野さんがプロポーズを行う。上野さんの優先度リストにおいては、第1希望が双川病院であるので、上野さんは双川病院にプロポーズする。双川病院では、上野さんが優先度リストの6位にあり、かつ、双川病院の定員は空きがないので、優先度リストの第2希望の病院にプロポーズを行う。第2希望の一山病院では、上野さんは1位であるので、(上野,一山病院)が仮マッチングされる。
次に、江口さんは、第1希望の一山病院にプロポーズするが、一山病院の優先度リストに江口さんの名前はないため、拒絶され、第2希望の双川病院にプロポーズするが、双川病院の優先度リストの7位で、かつ、定員に空きがないため、拒絶され、第3希望の美村病院にプロポーズすると、6位に名前があるため、(江口,美村病院)が仮マッチングされる。
次に、大川さんは、第1希望の双川病院にプロポーズする。双川病院の優先度リストで、大川さんは3位である。定員は2名であり、すでに2名が仮マッチングされている。しかしながら、仮マッチングされているのは、優先度リストにおける4位の明石さんと5位の井上さんである。このため、最も順位の大きい井上さんが除外され、(大川,双川病院)が仮マッチングされる。
除外された井上さんは、双川病院の次に自分の優先度リストでの順位が小さい病院に対してプロポーズをやり直す。当該病院は一山病院である。しかしながら、一山病院の優先度リストに井上さんの名前はないため、拒絶される。井上さんの優先度リストには第2希望までしか登録されていないため、井上さんは、すべての病院から拒絶されたことになる。
次に、川口さんの処理を行う。川口さんの優先度リストにおいては、第1希望が双川病院であるので、川口さんは双川病院にプロポーズする。双川病院では、川口さんは優先度リストの8位にあり、かつ、双川病院の定員は空きがないので、優先度リストの第2希望の病院にプロポーズを行う。第2希望の美村病院の優先度リストでは、川口さんの名前はないので、拒絶される。第3希望の一山病院でも同様に拒絶され、第4希望の四谷病院で、優先度リストの6位に名前があるので、(川口,四谷病院)が仮マッチングされる。
次に、木村さんは、第1希望の双川病院にプロポーズする。双川病院の優先度リストで、木村さんは1位である。定員は2名であり、すでに2名が仮マッチングされている。しかしながら、仮マッチングされているのは、優先度リストにおける4位の明石さんと3位の大川さんである。このため、最も順位の大きい明石さんが除外され、(木村,双川病院)が仮マッチングされる。
除外された明石さんは、双川病院の次に自分の優先度リストでの順位が小さい病院に対してプロポーズをやり直すが、明石さんの優先度リストには第1希望の双川病院しか登録されていないため、明石さんは、すべての病院から拒絶されたことになる。
次に、工藤さんは、第1希望の四谷病院にプロポーズする。四谷病院の優先度リストで、工藤さんは5位である。定員は2名であり、すでに1名が仮マッチングされているが、空きが1名分ある。そのため、(工藤,四谷病院)が仮マッチングされる。
ここで、すべての志願者が、いずれかの病院と仮マッチングされるか、または、自分の優先度リストに記載した病院すべてから拒絶されたので、処理は終了する。
マッチングの結果は、(大川,双川病院)、(木村,双川病院)、(上野,一山病院)、(江口,美村病院)、(川口,四谷病院)、(工藤,四谷病院)となり、明石さんと井上さんは自分の優先度リストに記載したすべての病院から拒絶されたことになった。
上記の図32のフローチャートを用いて、図33を例にして行ったこの処理について説明する。ステップS100において、あらかじめ仮マッチングを空集合にする。ステップS101において、未処理の志願者がなければ終了し、あればその志願者の1人aに対して以下の処理を行う。ステップS102において、志願者aが優先度リストROL(a)の何番目の企業に対してプロポーズするかの指標であるa.iを1に設定する。これは、全志願者は順番に、まず自分の優先度リストで順位の一番小さい企業に対してプロポーズを行うことを示す。ステップS103において、優先度リストROL(a)の要素数がa.iより小さければ、志願者aは最終的にどの企業ともマッチングできなかったことになり、ステップS101に戻る。一方、ステップS103において、優先度リストROL(a)の要素数がa.iより小さくなければ、ステップS104において、優先度リストROL(a)のa.i番目の企業をpとする。ステップS105において、aがpの優先度リストROL(p)に含まれなければ、a.iをa.i+1に設定し直して、ステップS103に戻る。これは、プロポーズされた企業pはプロポーズした志願者aがROL(p)に記載されていなけれ拒絶し、拒絶された志願者aは、自分の優先度リストROL(a)での順位が企業pの次に小さい企業にプロポーズをやり直すことに相当する。一方、ステップS105において、aがpの優先度リストROL(p)に含まれていれば、ステップS106において、その時点でpが仮マッチングしている志願者の数が定員Q(p)より少なければ、ペア(a,p)を仮マッチングに加えてステップS101に戻る。一方、ステップS106において、その時点でpが仮マッチングしている志願者の数が定員Q(p)より少なくなければ、ステップS107において、pと仮マッチングしている志願者の中で、pの優先度リストROL(p)で順位が最も大きいものをa1とする。a1とプロポーズしている志願者aとの間で、ROL(p)での順位を比較する。aの順位の方が大きければ、a.iをa.i+1に設定し直して、ステップS103に戻る。これは、aの順位の方が大きければ企業pはaを拒絶することに相当する。拒絶された志願者aは、pの次に自分の優先度リストROL(a)での順位が小さい企業にプロポーズをやり直すことになる。このステップS107以降では企業pと仮マッチングしている志願者数が定員Q(p)と等しい。ステップS108において、a1の順位の方がaの順位より大きいので、ペア(a,p)を仮マッチングに加え、ペア(a1,p)を仮マッチングから除外し、aをa1に設定し直す。ステップS109において、a.iをa.i+1に設定し直してステップS103に戻る。つまり、仮マッチングから除外された志願者(元のa1)は、pの次に自分の優先度リストでの順位が小さい企業に対してプロポーズをやり直すことになる。図32の処理が終了するのは、ステップS101において、すべての志願者が、いずれかの企業と仮マッチングされるか、または、自分の優先度リストに記載された企業すべてから拒絶されたときである。図32の処理が終了した段階で最終的に得られた仮マッチングをマッチング結果とする。なお、Gale−Shapleyアルゴリズムにより得られるマッチングは安定であることが非特許文献1に記載されている。
「The Stable Marriage Problem」、D.Gusfield 及び R.W.Irving著、The MIT Press、1989年、p.9
以上のように、従来のマッチングシステムにおいては、志願者と企業のように1対1になる組み合わせを、安定したマッチング結果が得られると定評の高いGale−Shapleyアルゴリズムにより求めている。
しかしながら、例えば、1対M(M≧2)となる組み合わせを求めなければならない場合や、複雑な条件を考慮しながら組合せを求めなければならない場合がある。
そのような場合には、上述のマッチングシステムでは、組み合わせを求めることが出来ないという問題点があった。
また、どうしても従来のマッチングシステムを用いて1対Mの組み合わせや複雑な条件を考慮した組合せを求めようとすると、マッチングの内容に応じて、マッチングシステムを必要数用意するか、あるいは、同じシステムを何度も連続して繰り返し用いて処理を行う必要があるという問題点があった。
そのためには、複数のシステムを構築して同時に運用すると、その分のコストがかかる、あるいは、必要な回数の運用を連続して行う必要があるため、処理時間がかかる、さらには、ユーザが似たような希望リストROLデータを複数回入力する必要があるので、ユーザの手間がかかる、あるいは、入力すべきデータが混乱する、および、入力誤りが発生する等の問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、1対複数の組合せで、かつ、複雑な条件を考慮したマッチングを行うために、参加者(または施設管理者)が希望する施設(または参加者)に関するアイテムとバリュウを登録させた希望情報ファイルを作成し、施設管理者(または参加者)が、希望条件を示す検索情報を入力することにより、ROLファイルを作成し、それにより手間がかからず、処理時間が早く、コストを抑えることが可能な希望リスト作成補助システムを得ることを目的としている。
この発明は、複数の要素からなる集合Aと複数の要素からなる集合Bとの各要素をマッチングするためのマッチング処理のために、上記集合Aの各要素のA要素IDごとに、上記集合Bの要素の全部または一部に対して一意に順位付けられた優先度リストを作成するための希望リスト作成補助システムであって、上記集合BのB要素IDごとに、B要素の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される集合B情報ファイルと、上記集合BのB要素IDごとに、集合Aに関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される集合B希望情報ファイルと、上記集合AのA要素IDごとに、集合Bに関する検索を受付ける希望検索画面からアイテムごとの、バリュウの指定を受付け、指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、集合B情報ファイルおよび集合B希望情報ファイルの中から合致するものを合致度順に抽出するマッチング処理を行う希望マッチング手段と、上記希望マッチング手段によりマッチングされた、B要素のアイテム情報を表示する表示手段とを備えたものである。
この発明は、複数の要素からなる集合Aと複数の要素からなる集合Bとの各要素をマッチングするためのマッチング処理のために、上記集合Aの各要素のA要素IDごとに、上記集合Bの要素の全部または一部に対して一意に順位付けられた優先度リストを作成するための希望リスト作成補助システムであって、上記集合BのB要素IDごとに、B要素の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される集合B情報ファイルと、上記集合BのB要素IDごとに、集合Aに関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される集合B希望情報ファイルと、上記集合AのA要素IDごとに、集合Bに関する検索を受付ける希望検索画面からアイテムごとの、バリュウの指定を受付け、指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、集合B情報ファイルおよび集合B希望情報ファイルの中から合致するものを合致度順に抽出するマッチング処理を行う希望マッチング手段と、上記希望マッチング手段によりマッチングされた、B要素のアイテム情報を表示する表示手段とを備えたものであるので、1対複数の組合せで、かつ、複雑な条件を考慮したマッチングを行うために、希望リストを作成することが可能で、手間がかからず、処理時間が早く、コストを抑えることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの全体の構成を示した図である。図1に示すように、実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムは、希望リストである参加者ROLと施設ROLとを双方の希望条件を加味しながら自動的に生成するとともに、必要であれば、それらのROLを用いて、参加者と施設との組合せを決定するマッチング処理を行うためのマッチングサーバ100と、マッチングサーバ100の管理およびメンテナンス等を行うマッチング管理者端末400と、参加者が操作して希望する施設を検索する等のための参加者端末200と、施設に勤務している施設管理者が操作して希望する参加者を検索する等のための施設管理者端末300とから構成されている。なお、マッチングサーバ100、参加者端末200、施設管理者端末300、マッチング管理者端末400は、インターネット等の通信網500により接続されている。
図2は、図1に示した各構成要素の内部構成を示した図である。図2に示すように、マッチングサーバ100内には、通信網500を介して外部との通信を行うための通信網500を介して外部との通信を行うための通信手段1と、検索処理手段2と、希望登録手段5と、希望マッチング手段8と、ROL(希望表、優先度リスト)を作成するためのROL作成手段11とが設けられている。ROL作成手段は、ROLを作成し、図示しない記憶装置に記憶する。また、マッチングサーバ100内には、アイテムマスタファイル3と、バリュウマスタファイル4と、参加者希望情報ファイル6と、施設希望情報ファイル7と、参加者情報ファイル9と、施設情報ファイル10と、施設ROLファイル12と、参加者ROLファイル13と、バリュウマスタファイル14と、バリュウ対応表15との10個のファイルが記憶されている。これらは、共通の1つの記憶装置内に記憶されていてもよく、あるいは、複数の記憶装置内に記憶されていてもよい。
図20に、アイテムマスタファイル3の一例を示す。アイテムマスタファイル3には、図20に示すように、各アイテムを特定するための整理番号であるアイテムNo.と、アイテム名と、参加者用か施設用かの別を示す区分と、各アイテムの説明とが記憶されている。参加者用のアイテムとして、例えば、施設コード、名称、所在地、定員、医者の数、科目、入院数(入院可能定員)、研修医の月収(研修期間中の月収)などが挙げられる。また、施設用のアイテムとしては、各参加者を特定するためのユーザID、氏名、大学名、卒業年、特技、出身地などが挙げられる。
図21に、バリュウマスタファイル(登録用)4の一例を示す。バリュウマスタファイル4には、図21に示すように、各アイテムNo.ごとに、全バリュウの内容が記憶されている。例えば、アイテムNo.が“I001”は、施設コードであるため、すべてのバリュウ(バリュウ1,バリュウ2,・・・,バリュウn)の施設コードが記憶されている。アイテムNo.が“I002”は、施設の名称であるため、すべてのバリュウ(バリュウ1,バリュウ2,・・・,バリュウn)について施設の名称が記憶されている。
なおアイテムとは、参加者および施設の特徴を示すために定めた項目であり、またバリュウ(バリュー)とはアイテム毎に複数定められた値であり、複数のアイテムに関して、バリュウを特定することにより、参加者および施設の総合的な特徴や希望がわかる。
図18に、参加者希望情報ファイル6の一例を示す。参加者希望情報ファイル6には、図に示すように、ユーザIDごとに、各アイテムのアイテムNo.とそのバリュウが記憶されている。図18では、重要度も記憶されているように図示されているが、本実施の形態においては、参加者希望情報ファイル6のファイル形式の中に「重要度」を持たないこととする。図18の例では、ユーザIDが“001”の参加者は、東京都か神奈川県にある施設で、内科か小児科の施設を希望(アイテム「所在地」のバリュウが「東京都、神奈川県」、アイテム「科目」のバリュウが「内科、小児科」と指定されている)しており、ユーザIDが“002”の参加者は、外科の施設で、月収が20万以上の施設を希望していることがわかる。
図19に、施設希望情報ファイル7の一例を示す。施設希望情報ファイル7には、図に示すように、施設コードごとに、各アイテムのアイテムNo.とそのバリュウが記憶されている。図19では、重要度も記憶されているように図示されているが、本実施の形態においては、施設希望情報ファイル7のファイル形式の中に「重要度」を持たないこととする。図19の例では、施設コードが“A001”の施設は、出身大学がX大学かY大学で、特技が柔道か空手の参加者(研修医)を希望(アイテム「大学名」のバリュウが「X大学、Y大学」、アイテム「特技」のバリュウが「柔道、空手」と指定されている)しており、施設コードが“A005”の施設は、出身地が長崎県か大分県で、出身大学がZ大学の参加者(研修医)を希望していることがわかる。
図16に、参加者情報ファイル9の一例を示す。参加者情報ファイル9には、図16に示すように、各アイテムNo.ごとに、全参加者情報が記憶されている。例えば、アイテムNo.が、“I101”はユーザIDであるため、すべての参加者のユーザIDが昇順に記憶されている。アイテムNo.が、“I102”は参加者の氏名であるため、すべての参加者の氏名が記憶されている。またユーザID“001”に属するアイテム毎のバリュウは、同じ列(画面の上から下に、1列に並んだ項目)に記憶されたデータがユーザIDにより紐付けられている構成になっている。ユーザID“002”以降に関しても同様である。
図17に、施設情報ファイル10の一例を示す。施設情報ファイル10には、図17に示すように、各アイテムNo.ごとに、全施設情報が記憶されている。例えば、アイテムNo.が、“I001”は施設コードであるため、すべての施設の施設コードが昇順に記憶されている。アイテムNo.が、“I002”は施設の名称であるため、すべての施設の名称が記憶されている。また施設コード“A001”に属するアイテム毎のバリュウは、同じ列(画面の上から下)に記憶されたデータが施設コードにより紐付けられている構成になっている。施設コード“A002”以降に関しても同様である。
図26(b)に、参加者ROLファイル13の一例を示す。参加者ROLファイル13には、図26に示すように、ユーザIDごとに、希望する施設の施設コードが優先度の高いものから順に(すなわち、第1希望から順に)記憶されている。
施設ROLファイル12については図示していないが、施設コードごとに、希望する参加者のユーザIDが優先度の高いものから順に(すなわち、第1希望から順に)記憶されている。
図22に、バリュウマスタファイル(検索用)14の一例を示す。バリュウマスタファイル14には、図22に示すように、各アイテムNo.ごとに、全バリュウの内容が記憶されている。例えば、アイテムNo.が、“I001”は施設コードであるため、すべてのバリュウ(バリュウ1,バリュウ2,・・・,バリュウn)の施設コードが記憶されている。アイテムNo.が、“I002”は施設の名称であるため、すべてのバリュウ(バリュウ1,バリュウ2,・・・,バリュウn)について施設の名称が記憶されている。バリュウマスタファイル(検索用)14と、図21に示したバリュウマスタファイル(登録用)4と違いは、バリュウマスタファイル(検索用)14には例えばアイテムNo.“I003”の“東北”または“関東”のように、1つのバリュウが展開される親バリュウを含むことである。親バリュウ(上述の例では、“東北”や“関東”)と、展開される子バリュウとは、バリュウ対応表15で対応付けられる。
図23に、バリュウマスタファイル(検索用)14に対応するバリュウ対応表15の一例を示す。バリュウ対応表15は、図23に示すように、アイテムNo.ごとに、親バリュウに含まれる詳細な情報が展開バリュウとして記憶されている。例えば、アイテムNo.が、“I003”は所在地であり、親バリュウが“東北”であるとすると、展開バリュウは、“東北”地方に含まれるすべての県名の情報、すなわち、“青森、秋田、宮城、・・・”となる。また、アイテムNo.が、“I006”は科目であるため、親バリュウが“内科系”であるとすると、展開バリュウは、“内科系”に含まれるすべての科目の情報、すなわち、“内科、小児科、消化器科、・・・”となる。他も同様である。なお、バリュウ対応表15には、バリュウマスタファイル(検索用)14の各アイテムNo.の親バリュウと対応する展開バリュウが記憶され、バリュウマスタファイル(検索用)14とバリュウマスタファイル(検索用)14のバリュウ対応表15とは、対となっている。このファイル形式によらず、バリュウマスタファイル(検索用)14の中に、バリュウ対応表15が含まれる構成でもよいし、バリュウ対応表15の中に、親バリュウだけでなく、展開バリュウを持たないバリュウも全て登録する構成でもよい。バリュウマスタファイル(検索用)14の中に親バリュウを含むことにより、検索条件の指定が簡単なユーザインタフェースを提供することができる。
図2の説明に戻る。図2に示すように、参加者端末200内には、入力手段20と、表示手段21と、処理手段22と、通信手段23とが設けられている。
なお、施設管理者端末300の内部構成は、参加者端末200と同様であるため、ここでは説明を省略する。
マッチング管理者端末400内には、入力手段30と、表示手段31と、処理手段32と、通信手段33とが設けられている。
次に、動作について説明する。図3は、本実施の形態1に係るシステムの全体の処理の流れを示した流れ図である。図3に示すように、まず、参加者端末200は施設に関する希望を参加者より受け付け、入力されたデータをマッチングサーバ100に送信することにより、マッチングサーバ100は、当該データを参加者希望情報ファイル6に登録する(ステップS1)(詳細は、後述する(図4参照)。)。また、施設管理者端末300は、施設管理者から参加者に関する希望入力を受け付け、入力されたデータをマッチングサーバ100に送信することにより、マッチングサーバ100は、当該データを施設希望情報ファイル7に登録する(ステップS2)(詳細は、後述する(図5参照)。)。次に、参加者端末200は、参加者の操作に従って、希望検索画面を表示させ、施設の希望入力を受け付けて、マッチングサーバ100に送信することにより、マッチングサーバ100がマッチング処理を行う(ステップS3)(詳細は後述する(図6参照)。)。また、施設管理者端末200は、施設管理者の操作に従って、希望検索画面を表示させ、施設の参加者に対する希望入力を受け付けて、マッチングサーバ100に送信することにより、マッチングサーバ100がマッチング処理を行う(ステップS4)(詳細は後述する(図7参照)。)。次に、マッチングサーバ100は、ステップS3または、S4におけるマッチング処理の検索結果を画面に表示する(ステップS5)(詳細は後述する(図8参照)。)。次に、マッチングサーバ100は、ステップS5におけて表示されたマッチング処理のマッチング結果に基づいて、参加者ROLファイルまたは施設ROLファイルを作成し、それぞれ、参加者ROLファイル13または施設ROLファイル12に格納する(ステップS6)(詳細は後述する(図9参照)。)。参加者からの指定により動作するステップS1→ステップS3の処理と、施設管理者からの指定により動作するステップS2→ステップS4の処理は、同期する必要はなく、ステップS1→ステップS3→ステップS5→ステップS6の処理と、ステップS2→ステップS4→ステップS5→ステップS6の処理は、非同期に任意のタイミングで実施される。
図4は、上述したステップS1の処理の詳細を示した流れ図である。まずはじめに、参加者端末200の処理手段22の制御により、表示手段21が、施設に関する希望入力画面(図示省略)を表示する(ステップS11)。最初にユーザIDの入力を促し、ログイン処理を行う(ユーザIDとパスワードの組合せにより、ユーザ認証を行なうように構成してもよい)。次に、希望入力画面において、入力手段20により参加者が入力する、ユーザIDに対応した、アイテムNo.、バリュウの入力を受け付け、記憶手段24にそれらを登録する(ステップS12)。例えば、ユーザIDとして自身のユーザIDである“001”を入力し、アイテムNo.として“I003”(施設の所在地)を入力し、そのバリュウとして“東京都”を入力する。このように、各アイテムに対して、バリュウを入力する。次に、参加者端末200の処理手段22の制御により、参加者に対して、同一アイテムに対する次のバリュウ指定があるか否かを入力するように促し(同一アイテムに対して複数のバリュウの入力が可能)、ある場合には、ステップS12に戻り、ステップS13で次のバリュウ指定が入力されないときは、ステップS14に進む。ステップS12に処理が戻ったときは、参加者端末200の処理手段22の制御により、入力手段20が、次のバリュウ指定の入力を受け付け、記憶手段24に登録する。例えば、同一アイテムNo.の“I003”(施設の所在地)に対して、次のバリュウとして“神奈川県”を入力し、記憶する。ステップS14では、参加者端末200の処理手段22の制御により、参加者に対して、別のユーザIDの入力があるか否かを入力するように促し(1つの参加者端末を複数の参加者で共用可能)、ある場合には、ステップS12に戻り、新規のログイン名によりログイン処理を開始し、ステップS14で新規のログインがない場合には、ステップS15に進む。ステップS15では、参加者端末200の通信手段23が、記憶手段24に記憶された、希望情報をマッチングサーバ100の通信手段1に送信することにより、マッチングサーバ100の希望登録手段5が、当該希望情報を、参加者希望情報ファイル6(図18参照)に記憶する。
図5は、上述したステップS2の処理の詳細を示した流れ図である。まずはじめに、施設管理者端末300の処理手段の制御により、表示手段が、施設に関する希望入力画面(図示省略)を表示する(ステップS21)。最初に施設コードの入力を促し、ログイン処理を行う(施設コードとパスワードの組合せにより、施設管理者のユーザ認証を行なうように構成してもよい)。次に、希望入力画面に対して施設管理者端末300の入力手段により施設管理者が入力する、施設コードに対応した、アイテム、バリュウの入力を受け付け、記憶手段(図示せず)に登録する(ステップS22)。例えば、施設コードとして自身の施設コードである“A001”を入力し、アイテムNo.として“I103”(大学名)を入力し、そのバリュウとして“X大学”を入力する。次に、施設管理者端末300の処理手段の制御により、施設管理者に対して、同一アイテムに対する次のバリュウ指定があるか否かを入力するように促し(同一アイテムに対して複数のバリュウの入力が可能)、ある場合には、ステップS22に戻り、次のバリュウ指定が入力されないときは、ステップS24に進む。ステップS22に処理が戻ったときは、施設管理者端末300の処理手段の制御により、入力手段が、次のバリュウ指定の入力を受け付け、記憶手段に登録する。例えば、同一アイテムNo.の“I103”(大学名)に対して、次のバリュウとして“Y大学”を入力し、記憶する。ステップS24では、施設管理者端末300の処理手段の制御により、施設管理者に対して、別の施設コードの入力があるか否かを入力するように促し(複数施設に関して、まとめて入力することが可能)、ある場合には、ステップS22に戻り施設コードによるログイン処理から開始する。ステップS24で新規の施設コード入力がない場合には、ステップS25に進む。ステップS25では、施設管理者端末300の通信手段が、記憶手段に記憶された、希望情報をマッチングサーバ100の通信手段1に送信することにより、マッチングサーバ100の希望登録手段5が、当該希望情報を、施設希望情報ファイル7(図19参照)に記憶する。
図6は、上述したステップS3の処理の詳細を示した流れ図である。まずはじめに、参加者端末200は、処理手段22の制御により、施設希望入力処理(参加者が施設に対する希望を入力する処理)が参加者から指定されたことを認識すると、ログイン処理を行うためのログイン処理画面(図示せず)を表示する。ユーザID(ユーザIDと対応するパスワードを組み合わせることも可能)が入力されると処理手段22は通信手段23、通信手段1を介してユーザIDをマッチングサーバ100に受け渡し、マッチングサーバ100の処理手段(図示せず)が参加者情報ファイル9と照合することにより、ユーザIDを認証するかどうかを判断し、認証結果を参加者端末200に通知する。ユーザIDが認証されると、表示手段21が、図24に示す希望検索画面を表示する(ステップS31)。希望検索画面には、図24に示すように、アイテム、バリュウが、それぞれ入力されるための入力欄が設けられている。アイテムは、入力欄の右側に設けられた三角ボタンをクリックすることによりプルダウンメニューが表示されるので、その中から該当するものを選択しクリックすることにより入力する。バリュウの入力欄には、選択されたアイテムに合ったものが表示される。また、「登録」ボタンは、1つのアイテムに対して、バリュウを複数登録したいときにクリックする。「検索」ボタンは、入力した内容に基づく検索を行うときに、クリックする。また、画面左下にある「-登録された検索条件-」とは、登録されている現状の検索条件を表示していて、登録ボタンを押されるたびに、表示される検索条件が更新される。
ステップS31により希望検索画面が表示されると、マッチングサーバ100の検索処理手段2は、アイテムのプルダウンメニューを表示するために、アイテムマスタファイル3の中で参加者用のアイテムNo.、アイテム名を参加者端末200に送信し、参加者からの入力待ち状態になる。その後、参加者が、表示されたプルダウンメニューの中から1つのアイテムを選択すると(図24の例では、“所在地”を選択)、処理手段22は該当のアイテムNo.をマッチングサーバ100に送信し、検索処理手段2は、アイテムNo.と照合することにより、バリュウマスタファイル(検索用)14に記憶されている、アイテムに応じたバリュウ情報を参加者端末200に送信し、それをアイテムの選択肢として、プルダウンメニュー(三角ボタンがクリックされた後に表示される)に表示させる(ステップS32)(図24の例では、“東京”と“千葉”等とプルダウンで表示される)。次に、「登録」ボタンか「検索」ボタンがクリックされるのを待ち、「登録」ボタンが押されたら、入力された検索情報を記憶手段24に一時的に記憶するとともに、最新の検索条件を画面左下の「-登録された検索条件-」に表示する。一方、「検索」ボタンが押されたら、入力された検索情報あるいは先に記憶手段24に記憶された検索情報をマッチングサーバ100の通信手段1に受け渡す(ステップS33)。なお、ここで、検索情報として、1つのアイテムに対して、複数のバリュウの指定が可能である。また、複数のアイテムの指定が可能である。次に、マッチングサーバ100の通信手段1は、参加者端末200から指定された、マッチング条件情報を処理手段(図示せず)に受け渡し、処理手段(図示せず)はマッチング条件を希望マッチング手段8に受け渡す(ステップS34)。なお、ここで、処理手段(図示せず)はバリュウの中で、バリュウ対応表15を参照することにより、「展開バリュウ」を有するバリュウが指定されていると判断したとき、「親バリュウ」を「展開バリュウ」に展開してから、希望マッチング手段8に受け渡すこととする。次に、希望マッチング手段8は、アイテムのアイテムNo.により、マッチング条件情報と、施設情報ファイル10及び施設希望情報ファイル7とをマッチングさせ、図25に示すような検索結果表示画面(詳細は後述)を表示する(ステップS35)。すなわち、検索情報の中に含まれるアイテムは、施設希望情報ファイル7または施設情報ファイル10のどちらかに同一のアイテムが登録されているので、希望マッチング手段8は、施設希望情報ファイル7および施設情報ファイル10を検索し、このようにして得られた検索の結果として、希望条件(検索情報)に一致する順に施設情報を検索結果表示画面に表示する。また、利用者に対して、参考のために「展開バリュウ」を表示するように構成してもよい。例えば、所在地に関して「東北」の指定は、「青森、秋田、宮城・・・」と展開され、マッチングされたことを表示する。次に、希望マッチング手段8は、図26(a)に示すようなマッチング結果情報を記憶する(ステップS36)。マッチング結果情報には、図26に示すように、各ユーザIDごとに、マッチングした施設の施設コードとその合致度のみが記憶されている。ステップS35におけるマッチング処理は、参加者から指定されたマッチング条件情報と、施設情報ファイル10及び施設希望情報ファイル7とのアイテム毎のバリュウが一致するかどうかで順序付けするアルゴリズムを用いる。
図25は、上記のステップS35で表示する検索結果表示画面の一例である。検索の結果、希望条件に一致する順に施設情報が表示される。一致のレベルは、「合致度」により表現される。なお、合致度の算出は以下の通りとする。
(1)合致したアイテムの個数による(合致した個数をパーセント表示する。)。
(2)アイテムとバリュウの合致により、アイテムとバリュウが合致した施設は上位に、アイテムは合致したがバリュウが合致しない施設は下位にする。
(3)上記(1)および(2)の方法により順位付けをし、全ての施設を表示してもよいし、上位の所定個(例えば上位20施設)のみを表示してもよい。
図7は、上述したステップS4の処理の詳細を示した流れ図である。まずはじめに、施設管理者端末300は、処理手段の制御により、参加者希望入力処理(施設管理者が参加者に対する希望を入力する処理)が施設管理者から指定されたことを認識すると、ログイン処理を行うためのログイン処理画面(図示せず)を表示する。施設コード(施設コードと対応するパスワードを組み合わせることも可能)が入力されると処理手段は通信手段、通信手段1を介して施設コードをマッチングサーバ100に受け渡し、マッチングサーバ100の処理手段(図示せず)が施設情報ファイル10と照合することにより、施設コードを認証するかどうかを判断し、認証結果を施設管理者端末300に通知する。施設コードが認証されると、表示手段が、図24に示す希望検索画面を表示する(ステップS41)。これにより、マッチングサーバ100の検索処理手段2は、アイテムのプルダウンメニューを表示するために、アイテムマスタファイル3の中で施設用のアイテムNo.、アイテム名を施設管理者端末300に送信し、参加者からの入力待ち状態になる。その後、施設管理者が、表示されたプルダウンメニューの中から1つのアイテムを選択すると、処理手段は該当のアイテムNo.をマッチングサーバ100に送信し、検索処理手段2は、アイテムNo.と照合することにより、バリュウマスタファイル(検索用)14に記憶されている、アイテムに応じたバリュウ情報を施設管理者端末300に送信し、それをアイテムの選択肢として、プルダウンメニュー(三角ボタンがクリックされた後に表示される)に表示させる(ステップS42)。次に、「登録」ボタンか「検索」ボタンがクリックされるのを待ち、「登録」ボタンが押されたら、入力された情報を記憶手段24に一時的に記憶する。一方、「検索」ボタンが押されたら、入力情報あるいは先に記憶手段24に記憶された情報をマッチングサーバ100の通信手段1に受け渡す(ステップS43)。なお、ここで、1つのアイテムに対して、複数のバリュウの指定が可能である。また、複数のアイテムの指定が可能である。次に、マッチングサーバ100の通信手段1は、施設管理者端末300から指定された、マッチング条件情報を処理手段(図示せず)に受け渡し、処理手段(図示せず)はマッチング条件を希望マッチング手段8に受け渡す(ステップS44)。なお、ここで、処理手段(図示せず)は、バリュウの中で、バリュウ対応表15を参照することにより、「展開バリュウ」を有するバリュウが指定されていると判断したとき、「親バリュウ」を「展開バリュウ」に展開してから、希望マッチング手段8に受け渡すこととする。次に、希望マッチング手段8は、アイテムのアイテムNo.により、マッチング条件情報と、参加者情報ファイル9及び参加者希望情報ファイル6とをマッチングさせる(ステップS45)。すなわち、検索情報の中に含まれるアイテムは、参加者希望情報ファイル6または参加者情報ファイル9のいずれかに同一のアイテムが登録され、参加者希望情報ファイル6および参加者情報ファイル9の中を検索し、マッチングさせる。このようにして得られた検索の結果として、希望条件(検索情報)に一致する順に参加者情報を検索結果表示画面(図示省略、図25参照)に表示する。また、利用者に対して、参考のために「展開バリュウ」を表示するように構成してもよい。次に、希望マッチング手段8は、マッチング情報を記憶する(ステップS46)。マッチング結果情報(図示省略、図26参照)には、各施設コードごとに、マッチングした参加者のユーザIDとその合致度のみが記憶されている。ステップS45におけるマッチングは、施設管理者から指定されたマッチング条件情報と参加者情報ファイル9及び参加者希望情報ファイル6とのアイテム毎のバリュウが一致するかどうかで順序付けするアルゴリズムを用いる。
図8は、上述したステップS5の処理の詳細を示した流れ図である。なお上述したように、ステップS5の処理は、参加者または施設管理者からの指定により、各々対応する検索結果を表示するように処理される。参加者の指定により処理が実行されるとき、まずはじめに、マッチングサーバ100の希望マッチング手段8は、上記のステップS36で記憶したマッチング結果から表示情報を構成する(ステップS51)。次に、マッチングサーバ100の通信手段1から、構成された表示情報が、参加者端末200の通信手段23に送信される(ステップS52)。次に、参加者端末200の表示手段21は、制御手段22の制御により、当該表示情報を参加者端末200の画面に表示する(ステップS53)。なお、これは、参加者端末200に表示する場合であるが、施設管理者端末300に表示する場合にもステップS46で記憶されたマッチング結果を用いて、同様の処理の流れにより表示を行う。
以下、図8のマッチング結果の表示について説明する。マッチング結果は、表形式で表示するか、あるいは、2次元グラフで表示する。
(1)表形式で表示
・希望の合致度の順に,昇順・降順で表示する。
・「合致度」の高い順に降順・昇順で表示する。
・並び替えた結果、重要度の高い施設の文字列を大きく表示する、あるいは、施設のうち、「希望の合致度」がプラスのアイテムを強調表示(フォントの変更、文字の大きさの変更、色や枠を付ける、下線を付ける、文字を太くする、間隔を大きくするなど)してもよく、その場合には、施設の良いところがわかりやすくなる。
・施設について、同一の部分(あるアイテムでバリュウが合致している、検索用参加者希望情報の中で重要度の高い部分で施設情報、施設希望情報に同一部分があるなど)がある場合に、近くに並べる、同一部分を強調する、グループ化(まとめて枠でくくる)、同じ強調表示を行う等により、施設の同一性や、違いを強調することができる。
(2)2次元グラフで表示
・縦軸をアイテムとバリュウの合致数、横軸を下記に示す合計値(「希望の合致数」「確認度」など)で2次元グラフで表す。また、これらを組み合わせた3次元グラフとしてもよい。なお、この場合はグラフ上に現れた施設をクリックする、あるいは、マウスポインタをその上にもっていくと、その施設の情報が表示されるようにする。
・希望の合致度を横軸の数値とする。
・検索用希望情報の重要度順に、昇順または降順で表示する。
・「合致度」の高い順に降順・昇順で表示する。
・なお,横軸と縦軸は逆でも良い。
・表形式の表示方法とグラフ形式の表示方法を組み合わせても良い。例えば、グラフをクリックすると表がハイライトする又は表の施設をクリックすると、グラフの施設が点滅又は色が変わるようにしてもよい。
図9は、上述したステップS6の処理の詳細を示した流れ図である。まずはじめに、マッチングサーバ100の希望マッチング手段8は、ステップS36で記憶した図26(a)に示すマッチング結果情報をROL作成手段11に受け渡す(ステップS61)。次に、ROL作成手段11は、受け渡されたマッチング結果からユーザIDおよび施設コードを取り出す(ステップS62)。次に、ROL作成手段11は、取り出したユーザIDに対応する参加者ROLファイル13を作成する。(ステップS63)
また、施設ROLファイル12を作成する処理も同様に、ステップS46で記憶したマッチング結果情報に基づき、施設コードおよびユーザIDを取り出し、施設ROLファイル12を生成する。
なお、マッチング結果情報から参加者ROLファイル13および施設ROLファイル12を生成する方法は、以下の通りである。
(1)アイテムとバリュウが完全に一致した施設のみを合致度の高い順に登録する。
(2)参加者から指定を受け付ける。
(3)合致度より閾値を設け、閾値以上の合致度のものは登録する。
(4)上位何個というように所定数を設定して、その個数分だけ登録する。
なお、本発明は、上記のようにして、参加者ROLファイル13および施設ROLファイル12を自動生成するものであるが、こうして得られた参加者ROLファイル13および施設ROLファイル12を用いてマッチング処理を行うことにより、信頼度の高い安定したマッチング処理を行うことができる。マッチング処理で用いるマッチングの手法としては、例えば、上述したGale−Shapleyアルゴリズム等が望ましい。
以上、本実施の形態は、複数の要素からなる集合A(参加者の集合)と複数の要素からなる集合B(施設の集合)との各要素をマッチングするためのマッチング処理のために、上記集合A(参加者の集合)の各要素のA要素ID(ユーザID)ごとに、上記集合Bの要素(施設)の全部または一部に対して一意に順位付けられた優先度リスト(参加者ROLファイル)を作成するための希望リスト作成補助システム(マッチングサーバ100、参加者端末200、施設管理者端末300)について説明したものである。
希望リスト作成補助システムは、集合BのB要素ID(施設コード)ごとに、B要素の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される集合B情報ファイル(施設情報ファイル10)と、集合BのB要素ID(施設コード)ごとに、集合A(参加者)に関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される集合B希望情報ファイル(施設希望情報ファイル7)とを図示しない記憶装置に記憶している。また参加者端末200の表示手段21は、集合A(参加者)のA要素ID(ユーザID)ごとに、集合B(施設)に関する検索を受付ける希望検索画面(図24に記載)を表示し、希望検索画面からアイテムごとの、バリュウの指定を受付け、希望マッチング手段8は、希望検索画面で集合A(参加者)から指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、集合B情報ファイル(施設情報ファイル10)および集合B希望情報ファイル(施設希望情報ファイル7)の中から合致するものを合致度順に抽出するマッチング処理(参加者から指定されたマッチング条件情報と、施設情報ファイル10及び施設希望情報ファイル7とのアイテム毎のバリュウが一致するかどうかで順序付けするアルゴリズム)を行い、参加者端末200の表示手段21は、希望マッチング手段8によりマッチングされた、B要素(施設)のアイテム情報を表示する。
またROL作成手段11は、希望マッチング手段8によりマッチングされたB要素(施設コード)のリストを、該当のA要素(ユーザID)の優先度リスト(参加者ROLファイル13)として記憶する。
また、希望検索画面にて参加者から特定のアイテムに関するバリュウの指定を受けるとき、バリュウマスタファイル(検索用)14(図22に記載)とバリュウマスタファイル(検索用)のバリュウ対応表15(図23に記載)を用いて説明したように、バリュウは、1つのバリュウから構成されるものと、展開バリュウと呼ばれる1以上のバリュウから構成される親バリュウとを含む。図示しない処理手段は、バリュウ対応表15を参照することにより、親バリュウが指定されたと判断したときは、親バリュウを展開バリュウに展開してから希望マッチング手段8に受け渡し、希望マッチング手段8は、親バリュウを展開された、展開バリュウにより、マッチング処理を行う。
また、希望リスト作成補助システム(マッチングサーバ100、参加者端末200、施設管理者端末300)は、複数の要素からなる集合A(施設の集合)と複数の要素からなる集合B(参加者の集合)との各要素をマッチングするためのマッチング処理のために、上記集合A(施設の集合)の各要素のA要素ID(施設コード)ごとに、上記集合Bの要素(参加者)の全部または一部に対して一意に順位付けられた優先度リスト(施設ROLファイル)を作成するための)を作成する。
このとき、希望リスト作成補助システムは、集合BのB要素ID(参加者ID)ごとに、B要素の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される集合B情報ファイル(参加者情報ファイル9)と、集合BのB要素ID(参加者ID)ごとに、集合A(施設)に関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される集合B希望情報ファイル(参加者希望情報ファイル6)とを図示しない記憶装置に記憶している。また施設管理者端末300の図示しない表示手段は、集合A(施設)のA要素ID(施設コード)ごとに、集合B(参加者)に関する検索を受付ける希望検索画面(図24に記載)を表示し、希望検索画面からアイテムごとの、バリュウの指定を受付け、希望マッチング手段8は、希望検索画面で施設管理者から集合A(施設)に関して指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、集合B情報ファイル(参加者情報ファイル9)および集合B希望情報ファイル(参加者希望情報ファイル6)の中から合致するものを合致度順に抽出するマッチング処理を行い、施設管理者端末300の図示しない表示手段は、希望マッチング手段8によりマッチングされた、B要素(参加者)のアイテム情報を表示する。
またROL作成手段11は、希望マッチング手段8によりマッチングされたB要素(参加者ID)のリストを、該当のA要素(施設コード)の優先度リスト(施設ROLファイル12)として作成した後、図示しない記憶装置に記憶する。
以上のように、本実施の形態においては、施設管理者が図19に示すような希望する参加者に関するアイテムとバリュウを登録させた施設希望情報ファイル7を作成し、参加者が、図24に示す希望検索画面により、希望条件を示す検索情報を簡単に入力するだけで、当該検索条件に合致する施設を合致度を付けて抽出でき、さらに、それに基づいて、自動的に、参加者ROLファイル13を作成することができるので、参加者は面倒なROLファイルを入力することなく、希望する施設とのマッチングを行うことができる。同様に、参加者が、図18に示すような希望する施設に関するアイテムとバリュウを登録させた参加者希望情報ファイル6を作成しておくだけで、施設管理者が、図24に示す希望検索画面により、希望条件を示す検索情報を簡単に入力するだけで、当該検索条件に合致する参加者を合致度を付けて抽出でき、さらに、それに基づいて、自動的に、施設ROLファイル12を作成することができるので、施設管理者は面倒なROLファイルを入力することなく、希望する参加者とのマッチングを行うことができる。
また、参加者にとっては参加者希望情報ファイル6に入力される希望情報を指定しておくことで、施設側から検索され、いずれかの施設とマッチングされる可能性が高くなる効果があり、逆に施設管理者にとっては施設希望情報ファイル7に入力される希望情報を指定しておくことで、参加者側から検索され、いずれかの参加者とマッチングされる可能性が高くなるという効果が得られる。
実施の形態2.
本実施の形態においては、図27に示すような希望検索画面により、検索情報を入力する際に、重要度の指定も受け付ける点が、上記の実施の形態1と異なる。希望検索画面には、図27に示すように、アイテム、重要度、バリュウが、それぞれ入力されるための入力欄が設けられている。アイテムは、入力欄の右側に設けられた三角ボタンをクリックすることによりプルダウンメニューが表示されるので、その中から該当するものを選択しクリックすることにより入力する。重要度の入力欄には、利用者(参加者または施設管理者)により、選択されたアイテムの重要度(検索時の該当アイテムの重み付け)が入力される。バリュウの入力欄には、選択されたアイテムに合ったものが表示される。また、「登録」ボタンは、1つのアイテムに対して、バリュウを複数登録したいときにクリックする。「検索」ボタンは、入力した内容に基づく検索を行うときに、クリックする。
次に、本実施の形態における、「希望入力を受付け、相手方の情報とのマッチングを行なう」動作について説明する。
図10は、上述した図27の希望検索画面を用いた検索処理の詳細を示した流れ図である。参加者が施設を検索する処理について説明すると、まずはじめに、参加者端末200は、処理手段22の制御により、施設希望入力処理が参加者から指定されたことを認識すると、ログイン処理を行うためのログイン処理画面(図示せず)を表示する。ユーザID(ユーザIDと対応するパスワードを組み合わせることも可能)が入力されると処理手段22は通信手段23、通信手段1を介してユーザIDをマッチングサーバ100に受け渡し、マッチングサーバ100の処理手段(図示せず)が参加者情報ファイル9と照合することにより、ユーザIDを認証するかどうかを判断し、認証結果を参加者端末200に通知する。ユーザIDが認証されると、表示手段21が、図27に示す希望検索画面を表示する(ステップS71)。希望検索画面が表示されると、マッチングサーバ100の検索処理手段2は、アイテムのプルダウンメニューを表示するために、バリュウマスタファイル(検索用)14の情報を参加者端末200に送信する。それにより、利用者が、表示されたプルダウンメニューの中から1つのアイテムを選択すると(図27の例では、“所在地”を選択)、検索処理手段2は、選択されたアイテムに応じたバリュウ情報を参加者端末200に送信し、それをアイテムの選択肢として、プルダウンメニュー(三角ボタンがクリックされた後に表示される)に表示させる(ステップS72)(図27の例では、“東京”と“千葉”等とプルダウンで表示される)。
また、参加者からアイテムに対する重要度の指定を受付ける。本実施の形態では、重要度は10〜1の数値の10段階で指定され、数値が大きいほど重要度が高いとする。参加者は、任意に重要度の指定を行なうことができ、重要だと考えるアイテム順に「10」、「8」、「5」・・・と任意に重要度を指定する。
次に、「登録」ボタンか「検索」ボタンがクリックされるのを待ち、「登録」ボタンが押されたら、入力された検索情報を記憶手段24に一時的に記憶するとともに、最新の検索条件(登録されたアイテム、そのアイテムの重要度、バリュウ(複数指定あり)の組合せで、登録されているものが全て)を画面左下の「-登録された検索条件-」に表示する。一方、「検索」ボタンが押されたら、入力された検索情報あるいは先に記憶手段24に記憶された検索情報をマッチングサーバ100の通信手段1に受け渡す(ステップS73)。なお、ここで、検索情報として、1つのアイテムに対して、複数のバリュウの指定が可能である。また、複数のアイテムの指定が可能である。次に、マッチングサーバ100の通信手段1は、参加者端末200から指定された、マッチング条件情報を処理手段(図示せず)に受け渡し、処理手段(図示せず)はマッチング条件を希望マッチング手段8に受け渡す(ステップS74)。なお、ここで、処理手段(図示せず)は、バリュウの中で、バリュウ対応表15を参照することにより、「展開バリュウ」を有するバリュウが指定されていると判断すれば、「親バリュウ」を「展開バリュウ」に展開してから、希望マッチング手段8に受け渡すように処理する。次に、希望マッチング手段8は、アイテムのアイテムNo.により、マッチング条件情報と、施設情報ファイル10及び施設希望情報ファイル7とをマッチングさせ、図25に示すような検索結果表示画面(詳細は後述)を表示する(ステップS75)。すなわち、検索情報の中に含まれるアイテムは、施設希望情報ファイル7または施設情報ファイル10のどちらかに同一のアイテムが登録され、施設希望情報ファイル7および施設情報ファイル10を検索し、マッチングする。このときに、検索条件に含まれている重要度を加味して、重み付け検索を行う。アイテムおよびバリュウが一致して、かつ、重要度が高ければ、プラスの合致度にし、アイテムが一致してもバリュウが不一致の場合で、かつ、重要度が高ければマイナスの合致度にする。すなわち、ステップS73で指定された、重み付けが組合せ処理の中で用いられる。
このようにして得られた検索の結果として、希望条件(検索情報)に一致する順に施設情報を検索結果表示画面に表示する。また、利用者に対して、参考のために「展開バリュウ」を表示するように構成してもよい。次に、希望マッチング手段8は、図26(a)に示すようなマッチング結果情報を記憶する(ステップS76)。マッチング結果情報には、図26に示すように、各ユーザIDごとに、マッチングした施設の施設コードとその合致度のみが記憶されている。
以上のように、本実施の形態では、利用者は希望検索画面(図27に記載)でアイテムごとに、重要度を指定でき、それにより、アイテム毎の重み付けを調整することができる。また指定された重要度は、上記希望マッチング手段におけるマッチング処理の中の重み付けで用いられる。
他の動作については、上記の実施の形態1と同様であるため、ここでは、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態においては、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、検索条件を入力する際に、重要度も指定できるようにしたので、重要度を加味した検索を行うことができ、より希望に添った参加者ROLファイル13および施設ROLファイル12の作成が可能である。
なお、マッチング結果を表またはグラフで表示するとき、検索用参加者希望情報の重要度順に「重要度」の高い順に、昇順・降順で表示するようにしてもよい。
実施の形態3.
図11は、本実施の形態に係る希望リスト作成補助システムの構成を示した図である。図20との違いは、自由文検索手段40が追加されている点である。他の構成および動作は上記実施の形態1および2と同じであるため、ここでは、その説明は省略する。また本実施の形態は、実施の形態1または2のように利用者(参加者または施設管理者)が自分の希望に合致する相手方を検索するとき、検索機能を充実させたことに特徴がある。
自由文検索手段40は、図12に示すように、マッチングサーバ100内において、希望マッチング手段8と、参加者情報ファイル9と、施設情報ファイル10とに接続され、自由文検索が指定されたときに動作する。また、自由文検索手段40内には、条件/結果受渡手段41と、テキストマイニング手段42と、評価手段44と、アンケートデータファイル43と、検索結果データファイル45とが設けられている。
なおアンケートデータファイル43には、過去に研修を受けた参加者から受付けた、施設に関するアンケート結果が登録され、施設情報ファイル10と紐付けるために、少なくともアイテムNo.“I001”の施設コードが記憶されている。
条件/結果受渡手段41は、希望マッチング手段8と、検索条件(自由文検索のときに、入力された「自由文」)および検索結果とをやりとりするものである。
また、テキストマイニング手段42は、条件/結果受渡手段41から受け渡される該当する施設の施設情報と、概念的に類似しているものをアンケートデータファイル43に格納されているアンケートデータから検索する。
テキストマイニング手段42は、既存のテキストマイニング手法を用いることにより動作する。テキストマイニング手法とは、文書中における言葉の出現傾向を統計的に調べ、各文章の特徴を表す文書ベクトルを求め、このベクトルの近さを類似性の尺度として、概念的に類似する内容を検索する手法である。また、文書ベクトルを作成する前段階として、概念ベクトルを作成するが、概念ベクトルとは、単語の共起情報(近傍に同時に出現する単語や複合語の傾向)をもとに計算した単語と単語の類似性であり、これを概念辞書に保存している。また文書ベクトルを作成するために、文章を形態素に分解するが、形態素に分解とは、文章を意味のある単語に分解することを意味する。
また自由文には、「希望する相手方の特徴」を入力する。一例として参加者が指定する場合は、「分かりやすく指導してくれる」、「最新の技術」などが考えられるが、入力した自由文に似た文章(「指導が丁寧」や「進んだ技術」など)を多く含むアンケートが概念的に類似しているとされる。そして、そのアンケートから特定される施設情報が検索される。 また、評価手段44は、施設情報と近いベクトルを持つものをアンケートデータから検索し(否定語を含むものは除く)、類似度を確定するとともに、検索結果と施設情報ファイルとを照合し、施設情報を含む評価結果を検索結果データファイル45に出力するものである。
アンケートデータファイル43は、参加者または施設管理者等にアンケートした結果のテキストデータ(電子データ)が記憶している。例えば、過去の参加者(研修生)が実習した施設に関するアンケート結果などが例として挙げられる。
検索結果データファイル45は、検索結果を記録している。
図13は、本実施の形態において、実施の形態1または2のように利用者(参加者または施設管理者)が自分の希望に合致する相手方を検索した後、その検索結果を確認してさらに、類似検索、または自由文検索を行う処理の流れを示した図である。まず、図13に示すように、参加者端末200の表示手段21は、処理手段22の制御に基づいて、図28(a)に示すような検索結果表示画面を参加者端末200の画面に表示する(ステップS81)。当該画面には、図28(a)に示すように、上段に、検索結果が表示され、下段に、「類似検索」ボタンが表示されている。なお、このボタンは、表示された検索結果の中の全施設に対して、各々1つずつ設けられている。さらに、このボタンの下方には、「自由文検索」ボタンと、当該自由文検索を行う際のキーワードを入力するためのキーワード入力欄が表示されている。このように表示された検索結果表示画面に対して、参加者端末200の入力手段20は、処理手段22の制御に基づいて、「類似検索」ボタン、「自由文検索」ボタンのいずれかがクリックされるのを待ち、それらのうちのいずれかがクリックされた場合には、それを検知する(ステップS82)。「類似検索」ボタンがクリックされた場合には図14の処理に移行する。また、キーワードが入力されて「自由文検索」ボタンがクリックされた場合には図15の処理に移行する。
まず、「類似検索」、「自由文検索」について、以下のように概要を説明する。
(1)類似検索
・1つの情報(例えば、参加者から指定された1つの施設情報)から「参加者希望情報ファイル」または「施設希望情報ファイル」の情報を構成し、その情報にて図7のマッチング処理を行う。
(2)自由文検索
・利用者が検索結果を参照し、全くの自由文検索にて、類似情報を検索することも可能である。自由文とは、利用者が自由に入力できる文章であり、ある条件で検索された、検索結果を参照することにより、利用者が新たな視点で相手方を検索したいと考えたときに用いることができるのが、自由文検索である。また検索対象として、過去の「参加者が実習した施設に関するアンケート結果」を用いる。
図14は、検索結果から、「類似検索」ボタンがクリックされて、「類似検索」が指定された場合の処理の流れを示した図である。なお、図28(a)の画面において、「類似検索」ボタンがクリックされると、図28(b)に示すように、各アイテムごとに、「アイテム指定」ボタンが表示される。このとき、図14に示すように、まず、参加者端末200の表示手段21が、処理手段22の制御に基づき、どの項目をアイテム指定するかの指定を受け付ける。すなわち、いずれかの「アイテム指定」ボタンが押されるのを待機して待つ。アイテムの指定は複数でも可能とする。次に、指定された施設の施設情報と指定されたアイテム(複数可)をマッチングサーバ100に送信する(ステップS102)。次に、マッチングサーバ100は、通信手段1によりそれらの情報を受け取り、希望登録手段5が、送信された施設情報の内容をバリュウとし、該当のユーザIDに対するアイテム、バリュウを希望情報として一時的に記憶する(ステップS103)。次に、希望マッチング手段8が、ステップS103で記憶した希望情報と、施設情報ファイル10及び施設希望情報ファイル7とをマッチングさせ、マッチング結果を表示情報に構成する(ステップS104)。次に、マッチングサーバ100の通信手段1は、参加者端末200の通信手段23に、表示情報を送信する(ステップS105)。次に、参加者端末200の表示手段21は、処理手段22の制御により、受け取った表示情報を画面に表示する(ステップS106)。
図15は、検索結果から、「自由文検索」ボタンがクリックされて、「自由文検索」が指定された場合の処理の流れを示した図である。図15に示すように、まず、参加者端末200の通信手段23は、処理手段22の制御に基づいて、「自由文検索」が利用者によって指定(クリック)されたことと、入力された自由文とを、マッチングサーバ100に受け渡す(ステップS111)。マッチングサーバ100は、「自由文検索」の指定と当該自由文とを、希望マッチング手段8を経由して、条件/結果受渡手段15に受け渡す(ステップS112)。次に、条件/結果受渡手段41は、当該自由文をテキストマイニング手段42に受け渡す(ステップS113)。テキストマイニング手段42は、アンケートデータファイル43に格納されているアンケートデータを読み込み、条件/結果受渡手段41から受け渡された自由文と読み込んだアンケートデータとを形態素に分解し、文書ベクトルを作成する(ステップS114)。なおこのとき、アンケートデータから概念辞書を作成し、受け渡された施設情報と概念辞書とを比較し、文書ベクトルを作成するように構成してもよい。次に、評価手段44は、自由文と近いベクトルを持つものをアンケートデータから検索し(否定語を含むものは除く)、類似度を確定するとともに、検索結果と施設情報ファイルとを照合し、施設情報を含む評価結果を検索結果データファイル45に出力する(ステップS115)。次に、検索結果データファイルの結果を、条件/結果受渡手段41及び希望マッチング手段8経由で、通信手段1が、参加者端末200に送信する(ステップS116)。次に、参加者端末200は、当該結果を通信手段23により受信し、処理手段22の制御に基づいて、表示手段21により画面表示する(ステップS117)。
図15は、「自由文検索」が選択されたとき、指定された「自由文」との比較を、アンケートデータファイル43に限定し、アンケートデータファイル43との比較の結果から該当する施設情報を、施設情報ファイル10から検索する処理方法である。なお、図14で示した「類似検索」の後に、アンケートデータファイル43を用いた、テキストマイニング手法による検索を組み合わせることも可能である。すなわち、「類似検索」で合致度が高く検索された、施設コードと一致するアンケートデータをアンケートデータファイル43から取り出し、文書ベクトルの比較により、類似度を算出する。例えば、「類似検索」で、施設コード「A001」を指定して検索したとき、希望マッチング手段8は施設コード「A023,A024,A025・・・」の順で合致度が高いと算出したが、閾値の設定により、施設コード「A023,A024,A025」が合致と判断したとする。その後、自由文検索手段40により、アンケートデータファイル43から施設コード「A023,A024,A025」に対するアンケートデータのみを取り出し、該当のアンケートデータの文書ベクトルと、施設コード「A023,A024,A025」のアイテムのバリュウとの比較を行なう。その比較により、施設コード「A024,A025,A023」に順で類似したと判断したときは、その結果を表示する。このように、過去の参加者(研修生)が実習した施設に関するアンケート結果を施設検索に利用することが可能である。
以上のように、本実施の形態においては、上記の実施の形態1および実施の形態2と同様の効果が得られるとともに、さらに、検索結果から、相手方(すなわち、参加者であれば施設方、施設であれば参加者方)の1つを特定し、類似検索、情報検索、自由文検索が行えるようにしたので、さらに検索機能に関する利便性を向上させることが出来る。
以上の各実施の形態で、マッチングシステム(マッチングサーバ100、参加者端末200、施設管理者端末300、マッチング管理者端末400)は、コンピュータで実現できるものである。また図示していないが、それぞれの装置は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続されている。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。また、記憶装置あるいは記憶部には、各種ファイルが記憶される。
前述した実施の形態の各装置が扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、装置の各部により、記録され読み出されるものである。
また、通信ボードは、例えば、LAN、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されている。磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記各装置の各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜手段」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの全体の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムを構成している各構成要素の内部構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの全体の処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムを構成している各構成要素の内部構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムを構成している各構成要素の内部構成を示した部分構成図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムの処理の流れを示した流れ図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける参加者情報ファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける施設情報ファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける参加者希望情報ファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける施設希望情報ファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおけるアイテムマスタファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおけるバリュウマスタファイル(登録用)の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおけるバリュウマスタファイル(検索用)の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおけるバリュウ対応表の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける希望検索画面の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける検索結果表示画面(参加者が検索したときの例)の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1に係る希望リスト作成補助システムにおける(a)マッチング結果情報、および、(b)参加者ROLファイルの一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態2に係る希望リスト作成補助システムにおける希望検索画面の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムにおける検索結果表示画面(参加者が検索したときの例)の一例を示した説明図である。 この発明の実施の形態3に係る希望リスト作成補助システムにおける希望検索画面の一例を示した説明図である。 従来のマッチング方法におけるマッチングの一例を示した説明図である。 従来のマッチング方法における優先度リストの一例を示した説明図である。 従来のマッチング方法の処理の流れを示したフローチャートである。 従来のマッチング方法を示した説明図である。
符号の説明
1 通信手段、2 検索処理手段、3 アイテムマスタファイル、4 バリュウマスタファイル、5 希望登録手段、6 参加者希望情報ファイル、7 施設希望情報ファイル、8 希望マッチング手段、9 参加者情報ファイル、10 施設情報ファイル、11 ROL作成手段、12 施設ROLファイル、13 参加者ROLファイル、14 バリュウマスタファイル(検索用)、15 バリュウ対応表、20 入力手段、21 表示手段、22 処理手段、23 通信手段、24 記憶手段、30 入力手段、31 表示手段、32 処理手段、33 通信手段、40 自由文検索手段、41 条件/結果受渡手段、42 テキストマイニング手段、43 アンケートデータファイル、44 評価手段、45 検索結果データファイル、100 マッチングサーバ、200 参加者端末、300 施設管理者端末、400 マッチング管理者端末、500 通信網。

Claims (4)

  1. 複数の要素からなる集合Aと複数の要素からなる集合Bとの各要素をマッチングするためのマッチング処理のために、上記集合Aの各要素のA要素IDごとに、上記集合Bの要素の全部または一部に対して一意に順位付けられた優先度リストを作成するための希望リスト作成補助システムであって、
    上記集合BのB要素IDごとに、B要素の特徴を示すアイテムごとのバリュウ内容を設定するアイテム情報が記憶される集合B情報ファイルと、
    上記集合BのB要素IDごとに、集合Aに関する希望情報が任意のアイテムに対して記憶される集合B希望情報ファイルと、
    上記集合AのA要素IDごとに、集合Bに関する検索を受付ける希望検索画面からアイテムごとの、バリュウの指定を受付け、指定されたアイテムとバリュウをマッチング条件情報として、集合B情報ファイルおよび集合B希望情報ファイルの中から合致するものを合致度順に抽出するマッチング処理を行う希望マッチング手段と、
    上記希望マッチング手段によりマッチングされた、B要素のアイテム情報を表示する表示手段と
    を備えた希望リスト作成補助システム。
  2. 上記希望マッチング手段によりマッチングされたB要素のリストを、該当のA要素の優先度リストとして記憶するROL作成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の希望リスト作成補助システム。
  3. 上記バリュウは、1つのバリュウから構成されるものと、展開バリュウと呼ばれる1以上のバリュウから構成される親バリュウとを含み、
    上記希望マッチング手段は、親バリュウが指定されたときは、展開バリュウに展開して、マッチング処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の希望リスト作成補助システム。
  4. 上記アイテムごとに、重要度を指定でき、重要度を上記希望マッチング手段におけるマッチング処理の中の重み付けに用いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の希望リスト作成補助システム。
JP2006179412A 2006-06-29 2006-06-29 希望リスト作成補助システム Expired - Fee Related JP4927458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006179412A JP4927458B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 希望リスト作成補助システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006179412A JP4927458B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 希望リスト作成補助システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008009705A true JP2008009705A (ja) 2008-01-17
JP4927458B2 JP4927458B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=39067865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006179412A Expired - Fee Related JP4927458B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 希望リスト作成補助システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4927458B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165224A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Mitsubishi Electric Information Systems Corp マッチングシステム
WO2023012919A1 (ja) * 2021-08-04 2023-02-09 日本電気株式会社 マッチング装置、マッチング方法、及び、記憶媒体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140558A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Taiyo Yuden Co Ltd ネットワークサービス方法、ネットワークサービス装置およびネットワークサービスプログラムを格納した記録媒体
JP2002203132A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toshiharu Kato 紹介支援方法、紹介支援システム、紹介方法および紹介システム
JP2003303290A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Meitec Corp エンジニアリングアウトソーシングにおけるベストマッチングに係る情報管理システムおよびその方法
JP2005141401A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Mitsubishi Electric Corp 双方向マッチングシステムおよび双方向マッチングプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140558A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Taiyo Yuden Co Ltd ネットワークサービス方法、ネットワークサービス装置およびネットワークサービスプログラムを格納した記録媒体
JP2002203132A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toshiharu Kato 紹介支援方法、紹介支援システム、紹介方法および紹介システム
JP2003303290A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Meitec Corp エンジニアリングアウトソーシングにおけるベストマッチングに係る情報管理システムおよびその方法
JP2005141401A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Mitsubishi Electric Corp 双方向マッチングシステムおよび双方向マッチングプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165224A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Mitsubishi Electric Information Systems Corp マッチングシステム
WO2023012919A1 (ja) * 2021-08-04 2023-02-09 日本電気株式会社 マッチング装置、マッチング方法、及び、記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4927458B2 (ja) 2012-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240086472A1 (en) Social network searching with breadcrumbs
US8453044B2 (en) Collections of linked databases
KR101678521B1 (ko) 도서 추천 서비스 제공 장치 및 방법
US8689098B2 (en) System and method for organizing recorded events using character tags
US10395326B2 (en) Collections of linked databases
US20060173753A1 (en) Method and system for online shopping
US20050154753A1 (en) Human relationships registering system, method and device for registering human relationships, program for registering human relationships, and medium storing human relationships registering program and readable by computer
US20060026500A1 (en) System and method for data collection and processing
US20240061887A1 (en) Information search method and apparatus, computer device and storage medium
US20210254994A1 (en) Method and system for providing information to a user relating to a point-of-interest
CN104239393A (zh) 候选人简档的自动物色和筛选
JP4846012B2 (ja) 業務フロー検索システム、業務フロー検索方法、および業務フロー検索プログラム
US20090234835A1 (en) Systems and Methods for Compound Searching
US9171255B2 (en) Method, software, and system for making a decision
KR101964632B1 (ko) 구인 구직 서비스에서의 이력서 양식 제공 방법
Pitti et al. Social networks and archival context: From project to cooperative archival program
US11409814B2 (en) Systems and methods for crawling web pages and parsing relevant information stored in web pages
JP2009009468A (ja) 社会的自己形成補助装置及びそのためのプログラム
JP4927458B2 (ja) 希望リスト作成補助システム
US11386263B2 (en) Automatic generation of form application
CN108304291A (zh) 测试输入信息检索装置和方法
JP2020091539A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6963372B2 (ja) 名刺情報管理システムおよび検索結果表示プログラム
CN111681776B (zh) 基于医药大数据的医药对象关系分析的方法及系统
JP6748770B2 (ja) 受付システム、受付方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111027

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4927458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees