JP2020091539A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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寛基 島田
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隆輔 高濱
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Abstract

【課題】収集した単語を様々に利用することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する収集部と、収集部で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得部と、取得部で取得された出現頻度に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来から、ネットワーク上に公開される情報を収集するシステムが存在する。例えば、特許文献1に記載のシステムは、ユーザが閲覧したWebページの内容を分析して、検索キーワード用の用語を収集する。具体的には、特許文献1に記載のシステムは、ユーザが閲覧したWebページの情報を取得し、その情報について形態素解析を行うことにより、Webページを検索するための検索用キーワードに利用される単語と頻度の情報を抽出する。
特開2009−237676号公報
特許文献1に記載のシステムは、Webページの情報を収集して検索には利用しているが、この情報を情報にかかるユーザと紐づけて様々に利用してはいない。
本発明の目的の1つは、収集した情報を、情報にかかるユーザと紐づけて様々に利用することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することにある。
情報処理装置は、ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する収集部と、収集部で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得部と、取得部で取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与部と、を備える。
情報処理装置では、属性付与部は、情報についての評価に関して算定される値に基づいて、ユーザに付与する属性を決定することが好ましい。
情報処理装置では、属性付与部は、情報の共同作成者の数、情報のダウンロード数、情報について評価を得た数、ユーザにかかる情報の読者数、情報の被参照数、及び、情報の再発信数のうち少なくとも1つに基づいて、評価に関して算定される値を決定することが好ましい。
情報処理装置では、属性付与部は、情報の作成に関してのユーザの寄与度に基づいて、ユーザに付与する属性を決定することが好ましい。
情報処理装置では、属性付与部は、ユーザが情報を作成した分量、及び、ユーザが情報の作成について責任を持っている数のうち少なくとも1つに基づいて寄与度を決定することが好ましい。
情報処理装置では、属性付与部は、出現頻度に応じて複数の単語に基づいて複数の属性を決定し、決定した複数の属性に基づいて別の属性をさらに決定することが好ましい。
情報処理装置は、収集部によって収集された複数の情報を作成したユーザの同一性を、情報が公開されたインターネットサイトにアクセスするメールアドレスの同一性、インターネットサイトに公開されたユーザを識別するための識別名の同一性、インターネットサイトに公開されるユーザを識別するためのアイコン画像の類似性、及び、権限の許可を行うソフトウェアによる認証のうち少なくとも1つに基づいて判断する判断部をさらに備え、取得部は、判断部によって作成者が同一のユーザと判断された情報に基づいて、単語の出現頻度を取得することが好ましい。
情報処理装置は、予め設定された文書の空欄に属性の決定に用いられた単語を挿入して、属性付与部によって属性が付与されたユーザに対するメール文書を作成する作成部を備えることが好ましい。
情報処理装置は、企業により採用候者を検索するための検索条件が入力される入力部と、入力部によって入力された検索条件に基づいて、属性付与部によってユーザに付与された属性を検索し、検索結果としてのユーザを企業に推薦する推薦部と、をさらに備えることが好ましい。
情報処理装置は、推薦部によって企業に推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していたか否かの評価を受け付ける評価受付部と、評価受付部によって受け付けた評価に基づいて、企業から相対的に高評価を受けたユーザの属性を抽出し、抽出された属性が推薦部で検索されるように、抽出された属性に基づく新たな検索条件を企業に提示する提示部と、をさらに備えることが好ましい。
情報処理方法では、コンピュータが、ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する収集ステップと、収集ステップで収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得ステップと、取得ステップで取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与ステップと、を実行する。
情報処理プログラムは、コンピュータに、ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報にかかるユーザを特定した状態で収集する収集機能と、収集機能で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得機能と、取得機能で取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与機能と、を実現させる。
本実施形態によれば、収集した単語を解析して単語の出現頻度を取得する構成なので、収集した単語を様々に利用することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの概略について説明するための図である。 一実施形態に係る情報処理システムについて説明するための情報処理装置のブロック図である。 検索条件を入力するための表示画面の一例について説明するための図である。 企業にユーザを推薦するときの表示画面の一例について説明するための図である。 情報処理方法の処理の流れについて説明するための第1のフローチャートである。 情報処理方法の処理の流れについて説明するための第2のフローチャートである。 情報処理方法の処理の流れについて説明するための第3のフローチャートである。 情報処理方法の処理の流れについて説明するための第4のフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの概略について説明するための図である。
情報処理システム1は、インターネットサイトから情報を取得して解析を行うことにより、その情報に係るユーザの属性を決定するようになっている。情報処理システム1は、決定された属性に基づいて企業の採用担当者がユーザを検索して、そのユーザをスカウトするようになっている。
具体的には、情報処理システム1は、情報処理装置10、ユーザ端末100及び企業端末200が通信ネットワークで接続された構成である。
ユーザ端末100は、ユーザが操作する端末である。ユーザ端末100は、ユーザの操作に基づいて、情報を作成して、その情報をインターネットサイトに投稿することが可能である。
企業端末200は、企業に配される端末であり、企業の採用担当者等によって操作される。ユーザ端末100及び企業端末200の数は、図1に示すように1つに限定されることはなく、複数であってもよい。
図2は、一実施形態に係る情報処理システムについて説明するための情報処理装置のブロック図である。
情報処理装置10は、収集部11、取得部12、属性付与部13、判断部14、作成部15、修正部16、送信部17、入力部18、推薦部19、評価受付部20、提示部21及び記憶部22を備える。
収集部11は、ネットワーク上に公開された複数のインターネットサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する。インターネットサイトとは、例えば、ブログ、ホームページ及びSNS(Social Networking Service)等の個人がネットワーク上に公開したサイトのことである。情報とは、文書、写真及びプログラミング言語(プログラム)等に関する情報である。プログラム言語は、一例として、Java、C++若しくはHTML等である。ブログ、ホームページ及びSNS等は、ユーザを特定する情報と関連付けて情報を公開している。ここで、ユーザを特定する情報は、例えば、ブログ、ホームページ及びSNS等がユーザを特定するのに用いる識別名(ハンドルネーム)、識別番号、メールアドレス、又は氏名等の情報である。このため、収集部11は、ネットワーク上に公開された複数の情報にアクセスして、その情報を公開したユーザを特定する情報と共に情報を収集する。収集部11は、収集した情報及びユーザ名を関連付けて記憶部22に記憶してもよい。
例えば、ブログ、ホームページ及びSNS等は、情報を公開するに際し、公開する情報に、ユーザを特定する情報を所定の形式で記載することで、公開する情報とユーザを特定する情報を紐づけている。この場合、収集部11は、当該情報を取得する際に、所定の形式を解析することで、ユーザを特定する情報を収集してもよい。
例えば、ブログ、ホームページ及びSNS等は、情報を公開するに際し、公開する情報のネットワーク上の場所を表す文字列(URL)に、ユーザを特定する情報を所定の形式で記載することで、公開する情報とユーザを特定する情報を紐づけている。この場合、収集部11は、当該情報を取得する際に、当該文字列の所定の形式を解析することで、ユーザを特定する情報を収集してもよい。
取得部12は、収集部11で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する。ここで、情報に記載される複数の単語とは、たとえば、「技術」「プログラミング」のように、単一の形態素からなる語であっても良いし、たとえば、「技術開発」「C言語プログラミング」のように、連続する複数の形態素からなる複合語であってもよい。また、取得部12は、単語の出現頻度として、例えば、その単語が1つの情報に出現する回数、その単語が複数の情報に出現する回数の総和、複数の情報のうちその単語が出現する情報の数、又は情報に単語が出現する確率等を取得することが好ましい。取得部12は、収集部11で収集した情報(文書)について、一例として形態素解析を行う。取得部12は、1つの情報(文書)について形態素解析を行うことにより、例えば、単語A、単語B及び単語C…が取得された場合、その1つの情報中の単語A、単語B及び単語C…それぞれの出現頻度を取得する。取得部12は、例えば、収集部11で収集した複数の情報(文書)から複数の単語の出現頻度を取得してもよく、複数の情報を公開したユーザ毎に複数の情報から収集した複数の単語の出現頻度を取得してもよい。また、取得部12は、収集部11で収集した情報(文書)について、また別の一例として検索を行う。取得部12は、1つの情報(文書)について、あらかじめ決定しておいた複数の単語A、単語B及び単語C…について検索を行い、その1つの情報中の単語A、B、及び単語C…それぞれの出現頻度を取得する。
なお、情報には、情報を作成したユーザの知識及び趣味等が反映される可能性がある。例えば、出現頻度の高い単語は、ユーザの知識及び趣味等をより反映するために頻繁に出現すると考えることができる。
属性付与部13は、取得部12で取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかる複数のユーザそれぞれに付与する。上述したように、出現頻度が高い単語は、ユーザの知識及び趣味等がより反映されていると考えることができる。また、例えば、ユーザがプログラムに関心が有る場合には、プログラムに関連した単語が頻繁に出現すると考えられる。このため、属性付与部13は、複数の単語の出現頻度に応じて属性を決定する。例えば、属性付与部13は、出現頻度が相対的に高い単語に基づいて属性を決定する。属性は、例えば、プログラムに関心がある、イラストに関心がある、写真に関心がある等の、出現頻度の相対的に高い単語に関連する属性である。
属性付与部13は、例えば、出現頻度が相対的に高い複数の単語のいずれも1つの話題に関するものの場合、その話題に関する属性をユーザに付与することが可能である。属性付与部13は、一例として、出現頻度が相対的に高い複数の単語のいずれもプログラムに関連する単語である場合には、ユーザはプログラムに関心が有るとして、ユーザにプログラムに関する属性を付与する。
また、属性付与部13は、例えば、出現頻度の相対的に高い複数の単語が複数の話題に関するものの場合、それぞれの話題に関する複数の属性をユーザに付与することが可能である。属性付与部13は、一例として、出現頻度の相対的に高い複数の単語が、Java、C++若しくはHTML等のプログラム言語の場合、ユーザはプログラムに関心があるとして、ユーザにプログラムに関する属性を付与する。属性付与部13は、同様に、出現頻度の相対的に高い複数の単語がイラストに関連する単語の場合、ユーザはイラストに関心があるとして、ユーザにイラストに関する属性を付与する。
また、属性付与部13は、出現頻度の相対的に低い単語であっても、出現頻度の相対的に低い単語が1又は複数で1つの話題に関するものを示す場合、その話題に関する属性をユーザに付与することが可能である。属性付与部13は、一例として、出現頻度の相対的に低い複数の単語がプログラムに関連する単語である場合、ユーザはプログラムに関心が有るとして、ユーザにプログラムに関する属性を付与する。より具体的には、属性付与部13は、取得部12で取得した単語にプログラミング言語又はそれの名称が含まれる場合、プログラミング言語又はそれの名称(単語)の出現頻度が相対的に低い場合であっても、ユーザにプログラムに関心があるとして、ユーザにプログラムに関する属性を付与する。なお、この場合、属性付与部13は、そのプログラミング言語に関心が有るとして、ユーザにそのプログラミング言語の属性を付与してもよい。
なお上記では、属性付与部13は、出現頻度の相対的な多さ又は少なさに応じてユーザに属性を付与する一例について説明した。しかし、属性付与部13は、出現頻度の相対的な多さ又は少なさに応じてユーザに属性を付与する例に限定されることはなく、種々の設定に基づいて、単語の出現頻度に応じてユーザに属性を付与することが可能である。例えば、属性付与部13は、形態素解析によって得られた単語に基づいて、ユーザに属性を付与してもよい。
属性付与部13は、ユーザに付与する属性の名称として、付与される属性の基礎となった単語、出現頻度の高い単語全て又は所定数、付与される属性の基礎となった単語や出現頻度の高い単語のうち形態素解析によって固有名詞と判定された単語、情報が公開されたサイト(SNS)の名称、予め設定された名称、又は、予め設定されたルールに基づいて付与される名称等を適宜用いることができる。
また、属性付与部13は、属性の名称と共に、その属性に関する数値(スコア)も属性としてユーザに付与することができる。数値は、一例として、単語の出現頻度(単語の出現回数)等、予め設定されたルールに基づいて付与することができる。
このように、情報処理装置10は、収集した単語に基づいて、ユーザに属性を付与することができる。すなわち、情報処理装置10は、収集した単語を利用することができる。
また、情報処理装置10は、情報を公開したユーザがどのような事に関心があるのか、属性を付与することができる。
また、上述した属性付与部13は、情報についての評価に関して算定される値と、情報の作成に関してのユーザの寄与度とのうち少なくとも一方に基づいて、ユーザに付与する属性を決定することが好ましい。
ここで、属性付与部13が用いる情報についての評価に関して算定される値とは、
例えば、
当該ユーザの情報についての関心の程度、
当該ユーザが他のユーザから評価されている程度、
他のユーザが当該ユーザからより情報を得たいと思っている程度、
当該ユーザの情報を他のユーザがさらに他のユーザに知らせたいと思っている程度、
当該ユーザが情報の分野において他のユーザに影響を与えることができる程度
等を示す値のうち、少なくともいずれか1つであることが好ましい。
具体的には、属性付与部13は、
情報の共同作成者の数、
情報のダウンロード数、
情報について評価を得た数、
及び、ユーザにかかる情報の読者数、
情報の被参照数、
情報の再発信数
のうち少なくとも1つに基づいて、評価に関して算定される値を決定することが好ましい。また、属性付与部13は、ユーザが情報を作成した分量、及び、ユーザが情報の作成について責任を持っている数のうち少なくとも1つに基づいて寄与度を決定することが好ましい。
インターネット上に公開された情報についての共同作成者が多い場合、その情報を公開したユーザは情報についてより関心があると考えることが可能である。また、インターネット上に公開された情報についてダウンロードされた数が多い場合、その情報を公開したユーザは他のユーザから評価されていると考えることが可能である。また、インターネット上に公開された情報について評価を得た数とは、他のユーザから得た評価の数である。評価の数とは、一例として、「いいね」等の数である。この評価された数が多ければ、情報を公開したユーザは他のユーザから評価されていると考えることが可能である。また、インターネット上に公開された情報の読者数が多い場合、その情報を公開したユーザは他のユーザから評価され、他のユーザがユーザからより情報を得たいと思っていると考えることが可能である。
また、インターネット上に公開された情報の被参照数や再発信数が多い場合、その情報を公開したユーザは他のユーザから評価され、他のユーザはその情報をさらに他のユーザに知らせたいと思っていると考えることが可能である。被参照数とは、例えば、他の情報からのハイパーリンクの数、情報の被引用数、「シェア」等の数である。また、再発信数とは、一例として、「リツイート」等の数である。
情報の共同作成者の数、情報のダウンロード数、情報について評価を得た数、及び、ユーザにかかる情報の読者数のうち少なくとも1つが多い場合には、情報を公開したユーザは他のユーザから評価され、その情報の分野において他のユーザに影響を与えることが可能であると考えることができる。このため、属性付与部13は、他のユーザから評価を得ている情報については、その情報の分野において知見が有ると考えられるため、評価を得ている数が多ければその情報の分野に関する属性をユーザに付与する。
また、インターネット上に公開された情報が複数人により作成された場合、ユーザがその情報を作成した量が相対的に多ければ、ユーザはその情報について知見がより有ると考えることが可能である。また、インターネット上に公開された情報について、ユーザが責任を持っている量(ユーザが持つ「文責」の量)が相対的に多ければ、ユーザはその情報について知見がより有ると考えることが可能である。このため、属性付与部13は、上記のように推定されたユーザの知見に基づいて、そのユーザに属性を付与する。なお、属性付与部13は、例えば、情報と共にネットワークに公開された、情報の作成分担部分の記載、及び、情報について文責を持つ部分の記載に基づいて、ユーザに属性を付与することができる。
これにより、情報処理装置10は、ユーザに属性を付与することができる。そして、情報処理装置10は、後述するように、属性に基づいてユーザを検索することができるようになる。
また、属性付与部13は、出現頻度に応じて複数の単語に基づいて複数の属性を決定し、決定した複数の属性に基づいて別の属性をさらに決定することが好ましい。属性付与部13は、予め設定されたルールに基づいて、1のユーザに対して複数の属性を付与することが可能である。この場合、属性付与部13は、複数の属性に基づいて、例えば、ビジネスに関する属性、技術力に関する属性、及び、影響力に関する属性等の新たな属性を決定することが可能である。属性付与部13は、例えば、複数の属性それぞれについて、予め設定された分類ルールに基づいて、別の属性を決定することが可能である。ビジネスに関する属性は、例えば、会社経営、リーダーシップ及び会計等、ビジネスで必要とされる属性である。技術力に関する属性は、例えば、プログラムに関する知識等、技術で必要とされる属性である。影響力に関する属性は、例えば、インターネットに公開された情報の読者数が多い、及び、他のユーザから評価された数が多い等、他のユーザに影響を与えることに関する属性である。
その属性には、属性に関する数値(スコア)も含めることができる。例えば、その数値は、ビジネスに関する属性の数、技術力に関する属性の数、及び、影響力に関する属性の数である。また、別の属性に関する数値(スコア)には、上記の例に限らず種々の数値を付与することができる。別の属性に関する数値(スコア)には、基礎となる複数の属性それぞれに予め重み付けをしておき、その重み付けを考慮して数値が設定されてもよい。また、基礎となる複数の属性に数値(スコア)が既に付与されている場合、それらの数値について、例えば、足し算、平均値の算出、掛け算等を行うことにより、別の属性に関する数値(スコア)を付与してもよい。
これにより、情報処理装置10は、決定した属性に基づいて別の属性を決定することができる。情報処理装置10は、属性及び別の属性に基づいて、ユーザを検索しやすくすることができる。また、情報処理装置10は、情報処理装置10を企業の採用担当者が利用する場合には、採用条件に適合するユーザを抽出しやすくすることができる。
また、情報処理装置10は、判断部14をさらに備えることが好ましい。判断部14は、収集部11によって収集された複数の情報を作成したユーザの同一性を、情報が公開されたインターネットサイトにアクセスするメールアドレスの同一性、インターネットサイトに公開されたユーザを識別するための識別名の同一性、インターネットサイトに公開されるユーザを識別するためのアイコン画像の類似性、及び、権限の許可を行うソフトウェアによる認証のうち少なくとも1つに基づいて判断することが好ましい。この場合、取得部12は、判断部14によって作成者が同一のユーザと判断された情報に基づいて、単語の出現頻度を取得することが好ましい。
ユーザは、複数の情報を同一又は異なるインターネットサイトに投稿するのが一般的と考えられる。このため、判断部14は、複数の情報の作成者(ユーザ)の同一性を判断するために、異なるインターネットサイトに投稿された情報について、一例として、公開されるメールアドレスの同一性、インターネットサイトの識別名(ハンドルネーム)の同一性、インターネットサイトのアイコン画像の類似性、及び、権限の許可を行うソフトウェアによる認証の同一性等に基づいて、作成者(ユーザ)の同一性を判断する。
判断部14は、具体的な一例として、インターネットサイトAから、メールアドレス、識別名(ハンドルネーム)、識別番号、氏名、アイコン画像及び認証に関する情報のうち少なくとも1つを取得すると共に、インターネットサイトBから、メールアドレス、識別名、識別番号、氏名、アイコン画像及び認証に関する情報のうち少なくとも1つを取得する。判断部14は、インターネットサイトA及びインターネットサイトBそれぞれのメールアドレス、識別名、アイコン画像及び認証に関する情報のうち少なくとも1つ同士を比較し、少なくともいずれか1つが一致していればインターネットサイトAのユーザとインターネットサイトBのユーザとが同一であると判断する。
また、判断部14は、別の具体的な一例として、インターネットサイトAから、インターネットサイトBがユーザを識別するための識別名(ハンドルネーム)、識別番号、メールアドレス、氏名及び認証に関する情報の1つを取得すると共に、インターネットBから、識別名、識別番号、メールアドレス、氏名及び認証に関する情報の1つを取得する。判断部14は、インターネットサイトA及びインターネットサイトBからそれぞれ取得したインターネットサイトBがユーザを識別するための識別名、識別番号、メールアドレス、氏名及び認証に関する情報のうち少なくとも1つ同士を比較し、少なくともいずれか1つが一致していればインターネットサイトAのユーザとインターネットサイトBのユーザとが同一であると判断する。
取得部12は、異なるインターネットサイトに投稿された情報について、判断部14によって作成者(ユーザ)が同一と判断されると、同一と判断された作成者(ユーザ)毎に、情報に記載される単語の出現頻度を取得することが好ましい。
これにより、情報処理装置10は、1のユーザが異なるインターネットサイトに情報を公開している場合でも、ユーザが同一か否か特定することができる。
図3は、検索条件を入力するための表示画面の一例について説明するための図である。また、情報処理装置10は、入力部18及び推薦部19をさらに備えることが好ましい。入力部18は、企業により採用候者を検索するための検索条件が入力されることが好ましい。推薦部19は、入力部18によって入力された検索条件に基づいて、属性付与部13によってユーザに付与された属性を検索し、検索結果としてのユーザを企業に推薦することが好ましい。
企業の担当者は、その企業にユーザを採用したいと考える場合がある。この場合、入力部18は、採用候補者としてのユーザを検索するために、担当者による操作に基づいて検索条件の入力を受け付ける。入力部18は、検索条件としてユーザに付与される属性の指定を受け付ける。入力部18は、ユーザに付与された属性に数値(スコア)が付与されている場合には、数値が所定数以上、所定数以下、又は、所定数の範囲等の入力を受け付けることが可能である。例えば、入力部18は、ビジネスに関する属性のスコア、技術力に関する属性のスコア、及び、影響力に関する属性のスコアのうち少なくとも1つの指定を受け付けることが可能である。また、入力部18は、検索条件として、採用候補者の居住地域、連絡先の有無、及び、現在又は過去に所属した会社の名称等の指定を受け付けることも可能である。
図3に具体的な一例を示すように、入力部18は、表示部(不図示)の画面に、検索条件名、条件、技術力スコアを入力する欄を表示する。検索条件名は、例えば、検索条件を記憶部22に記憶するための名称が入力される欄である。条件は、例えば、採用候補者を検索するための検索条件(属性)が入力される欄である。技術力スコアは、例えば、技術力に関する属性のスコアが入力される欄である。なお、入力部18は、表示画面には上記の項目の他に、例えば、ビジネスに関する属性のスコア、影響力に関する属性のスコア、検索から除外する属性を入力する欄等を表示させてもよい。
図4は、企業にユーザを推薦するときの表示画面の一例について説明するための図である。
推薦部19は、入力部18によって入力された検索条件に基づいてユーザに付与された属性を検索し、検索条件に合った属性が付与された複数のユーザを企業に推薦する。
図4に具体的な一例を示すように、推薦部19は、検索条件に合うユーザAの情報を企業端末200の表示部(不図示)に表示する。表示画面には、例えば、ユーザAの技術力に関する属性のスコア(技術力スコア)、ビジネスに関する属性のスコア(ビジネススコア)及び影響力に関する属性のスコア(影響力スコア)等が表示される。表示画面には、ユーザAが使用するインターネットサイトの情報が表示されてもよい。表示画面には、ユーザAの職歴、ユーザAがインターネットサイトに投稿した情報へのリンク、及び、スキルタグとしてのユーザAの属性が表示されてもよい。
推薦部19は、複数のユーザを企業に推薦した後、入力部18に入力された数値(スコア)を修正して、推薦されるユーザを絞り込むことも可能である。また、推薦部19は、ユーザに付与された属性の数値(スコア)に基づいて、スコアの高い順に又はスコアの低い順に、推薦されたユーザを並べ変えることも可能である。また、推薦部19は、検索条件に複数の属性を入力した場合には、複数の属性のうちどの属性を優先するのかの担当者の指示に基づいて、優先される属性が付与されたユーザが最初に推薦されるように、ユーザを並べ替えてもよい。また、推薦部19は、検索条件に複数の属性を入力した場合、属性の名称が五十音順になるように、その属性が付与されたユーザを並べ替えてもよい。推薦部19は、並べ替えた順序に従って複数のユーザを推薦する際、例えば、企業端末200の表示部(不図示)に、並べ替えた順序に応じて複数のユーザの情報を配置して表示してもよいし、並べ替えた順序に応じて複数のユーザの情報を1つずつ表示してもよい。
これにより、情報処理装置10は、企業の採用条件に適合するユーザをその企業に推薦することができる。
また、情報処理装置10は、評価受付部20及び提示部21をさらに備えることが好ましい。評価受付部20は、推薦部19によって企業に推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していたか否かの評価を受け付けることが好ましい。提示部21は、評価受付部20によって受け付けた評価に基づいて、企業から相対的に高評価を受けたユーザの属性を抽出し、抽出された属性が推薦部19で検索されるように、抽出された属性に基づく新たな検索条件を企業に提示することが好ましい。
企業の担当者は、推薦部19によって複数のユーザが推薦された場合、推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していたか否かを判断する。評価受付部20は、ユーザが企業の採用条件に適合していたか否かの担当者による判断結果を受け付ける。一例として、評価受付部20は、推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していた場合(ユーザを採用候補者として登録したい場合)には「〇」の評価を受け付け、推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していない場合(ユーザが採用候補者として登録しない場合)には「×」の評価を受け付け、「〇」の評価と「×」の評価の間の評価となった場合(ユーザを採用候補者とするか否かの評価をスキップする場合)には「△」の評価を受け付ける。
評価受付部20は、図4に例示するように、企業端末200の表示画面に表示される、採用候補者に関する「〇」、「△」及び「×」の評価ボタン20Aのいずれかが操作された場合、上述した「〇」、「△」及び「×」の評価を受け付ける。このとき、推薦部19は、並べ替えた順序に従って複数のユーザを推薦する際、例えば、企業端末200の表示部(不図示)に、並べ替えた順序に応じて複数のユーザの情報を1つずつ表示する場合、上述した「○」、「△」及び「×」の評価ボタン20Aのいずれかが操作された場合、並べ替えた順序に応じて次のユーザの情報を表示してもよい。
提示部21は、「〇」の評価を受けたユーザの属性を抽出する。提示部21は、例えば、抽出された複数の属性の中から一致する又は類似する属性(共通属性)をさらに抽出する。提示部21は、このようにさらに抽出された共通属性を企業の担当者に提示する。また、提示部21は、提示された共通属性を用いて採用候補者が検索されるように、入力部18によって入力された検索条件を、提示された共通属性に変更することが可能である。なお、提示部21は、属性に数値(スコア)が付与されている場合には、数値(スコア)に基づいて共通属性を抽出してもよい。
又は、提示部21は、「×」の評価を受けたユーザの属性を抽出してもよい。提示部21は、例えば、抽出された属性の中から一致する又は類似する属性(共通属性)をさらに抽出する。提示部21は、提示された共通属性を検索条件から除外するように、入力部18によって入力された検索情報を変更することが可能である。
又は、提示部21は、「△」の評価を受けたユーザの属性を抽出してもよい。提示部21は、例えば、抽出された属性の中から一致する又は類似する属性(共通属性)をさらに抽出する。提示部21は、提示された共通属性を検索条件に加えるように又は検索条件から除外するように、入力部18によって入力された検索情報を変更することが可能である。
これにより、情報処理装置10は、企業の採用担当者が希望するユーザを推薦するように、検索条件を提案することができる。
また、情報処理装置10は、作成部15及び送信部17をさらに備えることが好ましい。作成部15は、予め設定された文書の空欄に属性の決定に用いられた単語を挿入して、属性付与部13によって属性が付与されたユーザに対するメール文書を作成することが好ましい。送信部17は、作成部15によって修正されたメール文書をユーザに送信することが好ましい。
例えば、企業の担当者は、属性が付与されたユーザに関する情報を閲覧し、その企業にユーザを採用するために、そのユーザに対してスカウト(勧誘)メールの送信を希望する場合がある。情報処理装置10は、そのスカウトメールを作成することができる。記憶部22には、スカウトメールのドラフトが記憶される。スカウトメールのドラフトは、所定の単語等が挿入される空欄を含んだスカウトのための文書案である。ドラフトは、例えば、「〇〇様の△△に公開されている□□を拝見しました。」等であり、「〇〇」、「△△」及び「□□」の部分が空欄になっている。そして、作成部15は、情報処理装置10が収集した単語(属性)をそれら空欄に挿入する。ドラフトには、具体的には、「〇〇」の部分にユーザの名前が挿入され、「△△」の部分にインターネットサイト名が挿入され、「□□」の部分に情報の内容が挿入されると、予め設定されている。この場合、作成部15は、収集部11が収集したユーザの名前を空欄「〇〇」に挿入し、収集部11が情報を収集したインターネットサイトの名前を空欄「△△」に挿入し、属性付与部13がユーザに付与した属性を空欄「□□」に挿入する。この一例のように、作成部15は、ドラフトの空欄に収集した単語を挿入することにより、スカウトメールの文書を作成する。
なお、情報処理装置10は、修正部16を備えてもよい。修正部16は、作成部15によって作成されたスカウトメールの文書を企業端末200の表示部(不図示)に表示し、企業の採用担当者によってキーボード等が操作されることに基づいて、作成部15によって作成された文書を修正する。この修正は、例えば、スカウトメールの文書を自然な表現に変更する等である。
送信部17は、作成部15によって作成されたスカウトメールの文書、又は、修正部16によって修正されたスカウトメールの文書をユーザに送信する。ここで、送信部17は、基礎となる情報を取得したインターネットサイトを介して、ユーザにスカウトメールを送信することが可能である。また、送信部17は、インターネットサイトのユーザ自身のページにメールアドレスを記載している場合、そのメールアドレス宛にスカウトメールを送信してもよい。
また、情報処理装置10が、作成部15及び送信部17に加え、前述の推薦部19及び評価受付部20を有する場合、評価受付部20がユーザが企業の採用条件に適合しているという担当者による判断結果を受け付けた場合に、作成部15は当該ユーザのスカウトメールを作成することが好ましい。
これにより、情報処理装置10は、ユーザに応じたスカウトメールを作成して送信することができる。
上記のような情報処理装置10は、コンピュータの演算処理装置等に機能を実行させるプログラムによって実現されてもよい。プログラムは、外部記憶装置及び光ディスク等の記録媒体に記録されてもよい。
次に、情報処理方法について説明する。
まず、ユーザに属性を付与する処理の流れについて説明する。
図5は、情報処理方法の処理の流れについて説明するための第1のフローチャートである。
ステップST11において、収集部11は、複数のインターネットサイトから複数の情報を収集する。この場合、収集部11は、複数の情報それぞれに係るユーザを特定した状態で、その複数の情報を収集する。
ステップST12において、取得部12は、ステップST11で収集した複数の情報それぞれについて、例えば形態素解析を行って、それぞれの情報に記載される単語の出現頻度を取得する。
ステップST13において、属性付与部13は、ステップST12で取得した単語の出現頻度に応じて、情報に係るユーザに属性を付与する。
ステップST14において、属性付与部13は、ユーザと属性とを関連付けて記憶部22に記憶する。
次に、企業にユーザを推薦する処理の流れについて説明する。
図6は、情報処理方法の処理の流れについて説明するための第2のフローチャートである。
ステップST21において、入力部18は、企業の採用担当者が企業端末200を操作することに基づいて入力された、採用候補者の採用条件(検索条件)を受け付ける。
ステップST22において、推薦部19は、ステップST21で受け付けた検索条件に基づいて記憶部22を検索し、検索条件に合うユーザを企業に推薦する。この場合、推薦部19は、検索条件に合うユーザの情報を企業端末200の表示部(不図示)に表示させる。
ステップST23において、評価受付部20は、ステップST22で企業に推薦したユーザが企業の採用条件に適合しているか否かの評価を受け付ける。
ステップST24において、提示部21は、ステップST23で受け付けた評価に基づいて、企業の採用担当者から高評価を受けたユーザの属性(共通属性)を抽出する。提示部21は、抽出した属性(共通属性)を企業端末200に表示させる。また、提示部21は、表示された共通属性を用いて採用候補者が検索されるように、ステップST21で入力された検索条件を共通属性に変更することが可能である。
次に、スカウトメールの文書を作成する処理の流れについて説明する。
図7は、情報処理方法の処理の流れについて説明するための第3のフローチャートである。
ステップST31において、作成部15は、記憶部22からスカウトメールのドラフトを読み出す。ドラフトでは文書の途中に空欄が配され、その空欄に単語が挿入されることによりメール文書が完成するようになっている。作成部15は、ドラフト内の空欄に単語を挿入することにより、スカウトメールを作成する。空欄に挿入される単語は、例えば、スカウトメールを送信するユーザの属性の決定に用いられた単語等である。このため、作成部15は、スカウトメールを送信するユーザに特有のメール文書を作成することが可能になる。
ステップST32において、修正部16は、企業の採用担当者が企業端末200を操作することに基づいて、ステップST31で作成されたメール文書を修正する。このメール文書の修正は、例えば、ステップST31で作成されたメール文書の表現を自然な感じにする等の修正である。ステップST32の処理は、例えば、企業の採用担当者が企業端末200を操作することに基づいて実行される処理であり、実施形態によってはスキップされてもよい。
ステップST33において、送信部17は、ステップST31で作成されたメール文書、又は、ステップST32で修正されたメール文書を、スカウトメールの送信対象となるユーザの端末(ユーザ端末100)に送信する。
次に、インターネットサイトAの情報に係るユーザと、インターネットサイトBの情報に係るユーザとが同一か否かを判断する処理の流れについて説明する。
図8は、情報処理方法の処理の流れについて説明するための第4のフローチャートである。
ステップST41において、収集部11は、インターネットサイトAから情報を取得する。この場合、収集部11は、一例として、インターネットサイトAの情報に係るユーザ情報、具体的には、メールアドレス、識別名(ハンドルネーム)、アイコン画像、及び、認証に関する情報のうち少なくとも1つを取得する。なお、取得部12は、収集部11が収集した情報について形態素解析を行うことに基づいてユーザ情報を取得してもよい。
ステップST42において、収集部11は、インターネットサイトAとは異なるインターネットサイトBから情報を取得する。この場合、収集部11は、一例として、インターネットサイトBの情報に係るユーザ情報、具体的には、メールアドレス、識別名(ハンドルネーム)、アイコン画像、及び、認証に関する情報のうち少なくとも1つを取得する。なお、取得部12は、収集部11が収集した情報について形態素解析を行うことに基づいてユーザ情報を取得してもよい。
ステップST43において、判断部14は、ステップST41で取得されたユーザ情報と、ステップST42で取得されたユーザ情報とを比較し、両者が一致するか否かを判断する。判断部14は、一例として、インターネットサイトAから取得されたメールアドレスと、インターネットサイトBから取得されたメールアドレスとを比較する。判断部14は、同様に、インターネットサイトAで取得された識別名、アイコン情報又は認証に関する情報と、インターネットサイトBで取得された識別名、アイコン情報又は認証に関する情報とをそれぞれ比較してもよい。比較の結果、両者が一致する場合(Yes)には、処理はステップST44に進む。比較の結果、両者が一致しない場合(No)には、処理はステップST45に進む。
ステップST44において、判断部14は、インターネットサイトAの情報に係るユーザと、インターネットサイトBの情報に係るユーザとが同一であると判断する。
ステップST45において、判断部14は、インターネットサイトAの情報に係るユーザと、インターネットサイトBの情報に係るユーザとが不同一であると判断する。
上記の実施形態によれば、収集した単語を様々に利用することができる。
すなわち、上記の実施形態では、収集した単語に基づいて、ユーザに属性を付与してユーザを検索することができ、さらに、メール文書を作成してユーザに送信することができる。
10 情報処理装置
11 収集部
12 取得部
13 属性付与部
14 判断部
15 作成部
16 修正部
17 送信部
18 入力部
19 推薦部
20 評価受付部
21 提示部
22 記憶部
100 ユーザ端末
200 企業端末

Claims (12)

  1. ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する収集部と、
    前記収集部で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得部と、
    前記取得部で取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記属性付与部は、情報についての評価に関して算定される値に基づいて、ユーザに付与する属性を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性付与部は、情報の共同作成者の数、情報のダウンロード数、情報について評価を得た数、ユーザにかかる情報の読者数、情報の被参照数、及び、情報の再発信数のうち少なくとも1つに基づいて、評価に関して算定される値を決定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記属性付与部は、情報の作成に関してのユーザの寄与度に基づいて、ユーザに付与する属性を決定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記属性付与部は、ユーザが情報を作成した分量、及び、ユーザが情報の作成について責任を持っている数のうち少なくとも1つに基づいて寄与度を決定する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記属性付与部は、出現頻度に応じて複数の単語に基づいて複数の属性を決定し、決定した複数の属性に基づいて別の属性をさらに決定する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記収集部によって収集された複数の情報を作成したユーザの同一性を、情報が公開されたインターネットサイトにアクセスするメールアドレスの同一性、インターネットサイトに公開されたユーザを識別するための識別名の同一性、インターネットサイトに公開されるユーザを識別するためのアイコン画像の類似性、及び、権限の許可を行うソフトウェアによる認証のうち少なくとも1つに基づいて判断する判断部をさらに備え、
    前記取得部は、前記判断部によって作成者が同一のユーザと判断された情報に基づいて、単語の出現頻度を取得する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 予め設定された文書の空欄に属性の決定に用いられた単語を挿入して、前記属性付与部によって属性が付与されたユーザに対するメール文書を作成する作成部を備える
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 企業により採用候者を検索するための検索条件が入力される入力部と、
    前記入力部によって入力された検索条件に基づいて、前記属性付与部によってユーザに付与された属性を検索し、検索結果としてのユーザを企業に推薦する推薦部と、
    をさらに備える請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記推薦部によって企業に推薦されたユーザが企業の採用条件に適合していたか否かの評価を受け付ける評価受付部と、
    前記評価受付部によって受け付けた評価に基づいて、企業から相対的に高評価を受けたユーザの属性を抽出し、抽出された属性が前記推薦部で検索されるように、抽出された属性に基づく新たな検索条件を企業に提示する提示部と、
    をさらに備える請求項9に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが、
    ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報それぞれにかかるユーザを特定した状態で収集する収集ステップと、
    前記収集ステップで収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与ステップと、
    を実行する情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    ネットワーク上に公開された複数のサイトから複数の情報を、情報にかかるユーザを特定した状態で収集する収集機能と、
    前記収集機能で収集された各情報について解析を行って、収集した情報に記載される複数の単語の出現頻度を取得する取得機能と、
    前記取得機能で取得された出現頻度及び単語に応じて属性を決定し、決定した属性を情報にかかるユーザそれぞれに付与する属性付与機能と、
    を実現させる情報処理プログラム。
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