JP2008008651A - 鉄道車両の出来形寸法の計測方法および計測システム、並びにその計測方法に用いられるターゲット、並びにその計測システムを具えた鉄道車両の出来形寸法検査システム - Google Patents

鉄道車両の出来形寸法の計測方法および計測システム、並びにその計測方法に用いられるターゲット、並びにその計測システムを具えた鉄道車両の出来形寸法検査システム Download PDF

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Abstract

【課題】計測作業の効率を高め、人的誤差の発生を防止し、レールレベルからの台枠高さや屋根高さ計測における真値を計測可能にする。
【解決手段】レールRLを挟むように配置した少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラ1〜4をそれぞれ固定し、レール上の所定位置に計測対象の鉄道車両RVを配置した際および、その後鉄道車両をレール上で所定距離移動させる毎に、レール上の車両の一部を、デジタルカメラで車両の長手方向の斜め方向から撮影して、車両の複数箇所に設けたターゲットを撮像し、各ターゲットの画像データを基に画像処理および演算処理をすることによって、車両全体に設けた複数のターゲットの各々の撮影位置での3次元座標値を算出し、各ターゲットの撮影位置での3次元座標値と、車両の移動距離との組み合わせから車両の出来形寸法を算出する、鉄道車両用出来形寸法計測方法。
【選択図】図2

Description

この発明は、鉄道車両製作工場において完成した鉄道車両の出来形寸法の計測方法および計測システム、並びにその計測方法に用いられるターゲット、並びにその計測システムを具えた鉄道車両の出来形寸法検査システムに関するものである。
鉄道車両は、台車とその台車上に搭載された車体とを具える、幅および高さが3000mm前後で長さが20000mm前後の大きな構造物であり、鉄道車両製作工場における完成車両の出来形検査を行う手法としては、従来は以下のようなものがある。
(1)専用のデジタルノギスを用いて、左右ドア位置でドアを開けた状態で車体を挟みこんで車両幅を計測する。
(2)工場内に常設された水盛り式高さ計を用いて車体の長手方向両端部および中央部の下面の台枠高さを計測し、その計測値を利用してキャンバー値を算出する。
(3)両端に高さを計測できるメジャーを設置した棒を車体の屋根上にのせ、左右の高さの平均から屋根高さを算出する。
しかしながら上記従来の手法では、以下の如き課題がある。
(1)計測対象毎に使用する計測機器が異なるため作業効率が悪い。
(2)作業担当者による手計測のため、作業担当者間で人的誤差が発生する。
(3)水盛り式高さ計では、レールレベルからの台枠高さが計測できない。
(4)屋根高さ計測においては、左右の平均高さとしているため、真値が得られない。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測方法は、計測場所に設置したレールを挟むように配置した少なくとも四箇所の所定位置に少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラをそれぞれ固定し、前記レール上の所定位置に計測対象の鉄道車両を配置した際および、その後前記鉄道車両を前記レール上で所定距離移動させる毎に、前記レール上の前記鉄道車両の一部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラでその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、その鉄道車両の前記一部の複数箇所の所定位置に設けたターゲットを撮像し、次いで前記レール上で前記鉄道車両を所定距離移動させる、という作業を繰り返し、前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出し、前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出することを特徴とするものである。
また、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測システムは、計測場所に設置されたレールを挟むように位置する少なくとも四箇所の所定位置にそれぞれ固定された少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラと、前記レール上の所定位置に配置および移動された前記鉄道車両の各部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラがその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力した、その鉄道車両の前記各部の複数箇所の所定位置に設けられたターゲットを含む画像データから、前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出するターゲット座標値算出手段と、前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出して出力する出来形寸法算出手段と、を具えてなるものである。
かかるこの発明の計測方法によれば、計測場所に設置したレールを挟むように配置した少なくとも四箇所の所定位置に少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラをそれぞれ固定し、前記レール上に計測対象の鉄道車両を載置し、前記レール上の前記鉄道車両の一部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラでその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、その鉄道車両の前記一部の複数箇所の所定位置に設けたターゲットを撮像し、次いで前記レール上で前記鉄道車両を所定距離移動させる、という作業を繰り返し、前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出し、前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出することから、一度の計測作業で鉄道車両の各部の寸法を一度に取得し得て計測作業の作業効率を高めることができ、しかも鉄道車両の各部に設けたターゲットについてのデジタルカメラの画像データから写真測量の原理に基づき鉄道車両の各部の寸法を幾何学的に求めるので作業担当者間での人的誤差が発生することがない。さらに、鉄道車両の各部に設けたターゲットの三次元座標値を求めるので、従来は計測できなかったレールレベルからの台枠高さが計測でき、また屋根高さ計測においても従来は計測できなかった真値を得ることができる。
また、この発明の計測システムによれば、計測場所に設置されたレールを挟むように位置する少なくとも四箇所の所定位置にそれぞれ固定された少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラが、前記レール上で移動された計測対象の鉄道車両の各部をその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力し、移動距離計測手段が、前記レール上で移動された計測対象の鉄道車両の移動距離を計測し、ターゲット座標値算出手段が、前記レール上の所定位置に配置および移動された前記鉄道車両の各部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラがその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力した、その鉄道車両の前記各部の複数箇所の所定位置に設けられたターゲットを含む画像データから、前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出し、そして出来形寸法算出手段が、前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出するので、この発明の計測方法の実施に用いることができる。
なお、この発明の計測方法においては、前記レールを挟むように配置した二箇所の所定位置に二台の側部全体撮影用デジタルカメラをそれぞれ固定し、前記レール上の前記鉄道車両の両側部全体を、前記二台の側部全体撮影用デジタルカメラでその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットのうちその鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲットを一緒に撮像し、前記台枠付近に設けた各ターゲットの、前記求めた3次元座標値における前記鉄道車両の長手方向の位置と、前記一緒に撮像した画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって算出した高さ方向位置とから前記鉄道車両の台枠のキャンバー値を算出することとしても良く、このようにすれば、鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲットを一緒に撮像した画像データに基づくので、より正確にキャンバー値を求めることができる。
また、この発明の計測システムにおいては、前記レールを挟むように位置する二箇所の所定位置にそれぞれ固定された二台の側部全体撮影用デジタルカメラと、前記レール上の前記鉄道車両の両側部全体を、前記二台の側部全体撮影用デジタルカメラがその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力した、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットのうちその鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲットを一緒に含む画像データを基に、画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記台枠付近に設けた各ターゲットの高さ方向位置を算出し、前記台枠付近に設けた各ターゲットの、前記求めた3次元座標値における前記鉄道車両の長手方向の位置と、前記算出した高さ方向位置とから前記鉄道車両の台枠のキャンバー値を算出して出力するキャンバー値算出手段と、を具えていても良く、このようにシステムを構成すれば、上記この発明の計測方法の実施に用い得て、より正確にキャンバー値を求めることができる。
一方、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測方法用ターゲットは、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測方法に用いられ、前記計測対象の鉄道車両の車体に固定される前記ターゲットであって、所定のターゲット図形を描いた部材と、前記部材を前記車体に固定するための吸盤と、を具えることを特徴とするものであり、一般に写真測量用のターゲットはマグネットによって対象物に固定される場合が多い処、近年の鉄道車両の車体は主としてステンレスで構成されるためマグネットが使用できず、しかも計測対象の鉄道車両は出荷前製品であるため接着剤のような跡の残るものも使用できないのに対し、かかるこの発明のターゲットによれば、鉄道車両のステンレス製の車体にターゲットを、跡を残さずに固定することができる。
また、この発明の鉄道車両用出来形寸法検査システムは、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測システムと、前記鉄道車両用出来形寸法計測システムが算出した出来形寸法とあらかじめ入力された設計データとを比較してその比較結果を出力するとともに、前記鉄道車両用出来形寸法計測システムが算出した出来形寸法とあらかじめ入力された設計データの限界値との差から限界余裕値を求めてその限界余裕値を出力する帳票出力手段と、を具えてなるものであり、かかるこの発明の鉄道車両用出来形寸法検査システムによれば、計測作業の効率を高めることができ、しかも作業担当者間での人的誤差が発生することがなく、さらに、従来は計測できなかったレールレベルからの台枠高さや屋根高さの真値を計測することができ、加えて、それらの計測値と設計データとの比較結果を限界余裕値と共に自動的に出力するので、鉄道車両の出来形寸法検査の効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測方法の一実施例の実施に用いられる、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測システムの一実施例を含む、この発明の鉄道車両用出来形寸法検査システムの一実施例の構成を示す略線図、図2(a),(b)は、上記実施例の鉄道車両用出来形寸法検査システムにおける六台のデジタルカメラの配置を示す平面図および側面図、図3(a),(b)は、鉄道車両の計測位置を示す平面図および側面図、図4は、上記実施例の検査システムを用いた、上記実施例の鉄道車両用出来形寸法計測方法の実施手順を示すフローチャート、そして図5は、上記実施例の検査システムによる、検査結果の帳票の出力例を示す説明図である。
この実施例の鉄道車両用出来形寸法検査システムは、完成した鉄道車両を六台のデジタルカメラで撮影し、カメラ計測技術を利用して完成車両の出来形検査を精度±1mm以下で行うもので、図1に示すように、一部撮影用デジタルカメラとしての、各々デジタルスチルカメラからなる四台のデジタルカメラ1〜4と、側部全体撮影用デジタルカメラとしての、各々デジタルスチルカメラからなる二台のデジタルカメラ5,6とを具えており、これらのデジタルカメラ1〜6は各々、外部を撮影可能にカメラカバー7内に収納されて、半固定雲台8で撮影方向調整可能に支持されている。
さらにこの実施例の鉄道車両用出来形寸法検査システムは、五台のカメラ制御用PC(パーソナルコンピュータ)9〜13と、カメラ制御用を兼ねる一台の計測用PC14とを具えており、これらのPC9〜14はデジタルカメラ1〜6にそれぞれ、二台のUSB延長器15,16およびそれらを繋ぐUSB信号線17を介して接続されている。PC9〜14はまた、HUB(ハブ)18を介して互いに信号伝達可能に接続されるとともに、UPS(総合電源システム)19を介して一次電源(商用電源)からそれぞれ電源を供給され、またデジタルカメラ1〜6はそれぞれ、ブレーカー20を介して一次電源(商用電源)からそれぞれ電源を供給されている。
六台のデジタルカメラ1〜6は、図2に示すように、計測対象ひいては検査対象とする完成した鉄道車両RVを移動可能に搭載するために計測場所に敷設された二本のレールRLを囲むように配置されており、具体的には、二本のレールRLの左側(図2(a)では下側)の、鉄道車両RVの下部を撮影可能な高さにデジタルカメラ1、同じ側の、鉄道車両RVの上部を撮影可能な高さにデジタルカメラ2、二本のレールRLの右側(図2(a)では上側)の、鉄道車両RVの上部を撮影可能な高さにデジタルカメラ3、同じ側の、鉄道車両RVの下部を撮影可能な高さにデジタルカメラ4がそれぞれ配置され、またそれらのデジタルカメラ1〜4よりも内側で二本のレールRLを挟むように、二本のレールRLの左側(図2(a)では下側)の、鉄道車両RVの下部を撮影可能な高さにデジタルカメラ5、二本のレールRLの右側(図2(a)では上側)の、鉄道車両RVの下部を撮影可能な高さにデジタルカメラ6がそれぞれ配置されて固定されている。
デジタルカメラ1〜6の前方の、二本のレールRLの左右両側には標識柱21が立設されており、それらの標識柱21にはデジタルカメラ1〜6に向く向きに、鉄道車両RVの下部の高さ、中央部の高さ、および上端部の高さに対応させて、それぞれ基準点22が設けられている。そして一部撮影用デジタルカメラとしてのデジタルカメラ1〜4はそれぞれ、鉄道車両RVの全長の概略1/4の長さの部分が一画面中に含まれるように水平画角θ,垂直画角φおよび向きを設定され、また側部全体撮影用デジタルカメラとしてのデジタルカメラ5,6はそれぞれ、鉄道車両RVの全長に亘ってその鉄道車両RVの下部が一画面中に含まれるように水平画角θ,垂直画角φおよび向きを設定されている。
この実施例の検査システムではこれら六台のデジタルカメラ1〜6が、図2(a),(b)に示すように、複数の計測箇所に鉄道車両専用のターゲット23〜25を取り付けられた鉄道車両RVを撮影し、カメラ制御用PC9〜13がその取り込んだ画像データを計測用PC14に送り、計測用PC14がその画像データを基に画像処理することによって各ターゲット23〜25の3次元座標値を計測する。ここに、ターゲット23は、鉄道車両RVの車体の左右側面の概略中央高さに水平に延在する溝状部に固定される車両幅計測用ターゲットであり、ターゲット24は、鉄道車両RVの車体の屋根の幅方向中央部、クーラー中央部およびパンタグラフの幅方向中央部に固定される高さ計測用ターゲットであり、ターゲット25は、鉄道車両RVの車体の左右側面の下端部に固定される台枠高さ計測用ターゲットである。
そして計測用PC14は、各ターゲット23〜25の3次元座標値の組み合わせから、以下の表1に示す計測項目および図3(a),(b)に示す鉄道車両RVの車体幅、台枠高さ、屋根高さ、クーラー高さ、パンタグラフ高さ、およびキャンバー値を算出する。さらに計測用PC14は、設計データを取り込むことで、限界余裕や設計値との差を算出する。
Figure 2008008651
具体的には、この実施例の検査システムを用いての鉄道車両RVの出来形の計測および検査は、図4に示す手順で行う。すなわちここでは、準備保守作業として、各デジタルカメラ1〜6について、先ずステップS1で、計測用PC14が、例えば焦点距離、CCD撮像素子の縦横の大きさ、およびCCD撮像素子の画素数等からカメラ内部標定要素の算出を行い、次いでステップS2で、デジタルカメラの前方に立体定規を設置し、続くステップS3で、計測用PC14が、その立体定規を撮影した画像から、例えば計測座標系でのカメラ座標系の位置および傾き等のカメラ検定値(カメラ外部標定要素)を算出する。なお、準備保守作業は、初期設置時および定期メンテナンス時に実施する。
次に日常計測作業として、ステップS4で、各デジタルカメラ1〜6との位置関係があらかじめ求められている標識柱21の基準点22を各デジタルカメラ1〜6が撮影し、計測用PC14が、それらの画像データによりカメラ補正を行い、次のステップS5で、完成した鉄道車両RVを、先ず段階1の、図2に示す位置に牽引車で引いて移動させる。
次のステップS6では、図2(a),(b)に示すように、検査対象の鉄道車両RVの車体の各計測位置に鉄道車両専用のターゲット23〜25を取り付ける。なお、鉄道車両RVの車体は主としてステンレスで構成されるため、マグネットを使用してターゲットを取り付けることはできない。また鉄道車両RVは出荷前製品であるため、接着剤のような跡の残るものも使用できない。そのためターゲット23〜25の取り付けは、例えばプラスチックの板の両端に吸盤を取り付け、このプラスチックの板で、ターゲット23〜25のターゲット図形(例えば白丸)が描かれた板状部材の、L字状に折曲された脚部を車体に押さえつけるようにして行う。
次のステップS7では、図2(a),(b)に示すように、検査対象の鉄道車両RVを撮影する。なお、工場内の計測場所には、屋根整備用の足場等、撮影における障害物が多数存在する。そのためこの検査システムでは、鉄道車両RVを一回の撮影毎に移動させ、後述の表2に示すように、鉄道車両RVの全体を計四回に分けて撮影し、各計測値は、一回の撮影で写る範囲の物はその撮影画像のみで計測できるものとする。すなわち、段階1では、一部撮影用デジタルカメラとしてのデジタルカメラ1〜4がそれぞれ、鉄道車両RVの例えばパンタグラフ設置側の端部を撮影するとともに、側部全体撮影用デジタルカメラとしてのデジタルカメラ5,6がそれぞれ、鉄道車両RVの全長に亘ってその鉄道車両RVの側部をその下部が一画面中に含まれるように撮影し、段階2以降では、一部撮影用デジタルカメラとしてのデジタルカメラ1〜4がそれぞれ、鉄道車両RVのパンタグラフ設置側の端部に近い中間部、パンタグラフ設置側の端部から遠い中間部、そしてパンタグラフ設置側と反対の側の端部を撮影する。
次のステップS8では、計測用PC14が、撮影した画像内のターゲット23〜25に対し、以下の表2に示すようにナンバリング(識別番号付け)を行い、ターゲット23〜25の各々の意味(車体幅計測用なのか高さ計測用なのか、右側なのか、左側なのか等)を設定する。
Figure 2008008651
次のステップS9では、計測用PC14が、上記カメラ内部標定要素およびカメラ検定値を用い、既存技術であるカメラ計測技術によって、少なくとも二台のデジタルカメラが撮影した画像から、それらの画像内のナンバリングされたターゲット23〜25の各々の3次元座標値を算出する。すなわち、ナンバリング後、画像処理により各ターゲットを抽出し、画像内での2次元座標値を取得する。この2次元座標値を用いて、一般に写真測量で行われている空間後方交会を適用し、三角測量法を基本原理として各測点の3次元座標値を求める。ここにおける計測座標系は、X座標軸をレールRLと垂直に、Y座標軸を高さ方向に、Z座標軸をレールRLと平行になるように設定する。ここで、Z座標については、鉄道車両RVを移動させて計測を行うため、移動量分の補正を行う。
次のステップS10では、計測用PC14が、ターゲット23〜25の各々について得られた3次元座標値から、車両幅W1R,L〜W4R,L、台枠高さFR1R,L〜FR7R,L、屋根高さR1〜R4、クーラー高さC1、パンタグラフ高さP1,P2(図2ではP2のみ)を算出する。ここで、車体幅であれば左右の2点間距離、高さであれば高さ計測用の各ターゲット24の高さを算出する。この際、ターゲット24の脚部からターゲット図形の芯までの距離分を差し引く補正を行う。また、台枠高さの、車両長手方向両端部と中央部の三点の高さから、台枠のキャンバー値を算出する。
次のステップS11では、計測用PC14が、段階4まで終了したか否かを判断し、段階4まで終了していなければステップS5へ戻って次の段階への鉄道車両RVの移動を行い、段階4まで終了していれば、ステップS12へ進んで、計測用PC14が、台枠高さの計測で得られたZ座標値を用いて、各台枠高さについてさらに、物体距離が既知の場合の3次元座標値算出処理を行う。そのための画像は段階1の車両初期位置で、鉄道車両RVの台枠高さ計測用のターゲット25が全て撮影範囲に入るよう設置したデジタルカメラ5,6が撮影したものを用いる。
次のステップS13では、計測用PC14が、予め取り込んでおいた設計データと、上記計測で得た計測データとの値の比較を行い、その結果を算出する。また、設計データに示された限界値と上記計測で得た計測データの値との差から各計測項目の限界余裕値も算出する。この結果をもって、完成した鉄道車両RVの出来形検査の結果とし、最後のステップS14で、計測用PC14が、その計測データを含む、例えば図5に示す如き帳票と、CSV形式のデータとを出力する。このようにCSV形式でデータを出力することで、設計担当者に完成車両の出来形データをフィードバックすることができる。
従って、ステップS1からステップS13までは上記実施例の計測システムを構成し、それらのステップにステップS14を含めると上記実施例の検査システムを構成することになり、この実施例の計測システムおよび検査システムを用いたこの実施例の計測方法によれば、一度の計測作業で鉄道車両RVの各部の寸法を一度に取得し得て計測作業の作業効率を高めることができ、しかも鉄道車両RVの各部に設けたターゲット23〜25についてのデジタルカメラ1〜4の画像データから写真測量の原理に基づき鉄道車両の各部の寸法を幾何学的に求めるので作業担当者間での人的誤差が発生することがない。さらに、鉄道車両の各部に設けたターゲット23〜25の3次元座標値を求めるので、従来は計測できなかったレールレベルからの台枠高さが計測でき、また屋根高さ計測においても従来は計測できなかった真値を得ることができる。
さらに、この実施例の計測方法によれば、レールRLを挟むように配置した二箇所の所定位置に二台の側部全体撮影用デジタルカメラ5,6をそれぞれ固定し、レールRL上の鉄道車両RVの両側部全体を、それら二台の側部全体撮影用デジタルカメラ5,6でその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、鉄道車両全体に設けた複数のターゲット23〜25のうちその鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲット25を一緒に撮像し、台枠付近に設けた各ターゲット25の、先に求めた3次元座標値における鉄道車両RVの長手方向の位置と、上記一緒に撮像した画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって算出した高さ方向位置とから鉄道車両RVの台枠のキャンバー値を再度算出するので、より正確にキャンバー値を求めることができる。
また、この実施例の計測システムおよび検査システムによれば、上記実施例の計測方法に用い得て、上記実施例の計測方法の作用効果をもたらすことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記例では一部撮影用デジタルカメラとして四台のデジタルカメラ1〜4を用いたが、一部撮影用デジタルカメラの台数はさらに増やしても良い。また、上記例では四段階に分けて鉄道車両の全体を撮影したが、この段階の数は所要に応じて増減しても良い。
また、デジタルカメラ1〜6の少なくとも一つは、デジタルスチルカメラでなくデジタルビデオカメラとしても良い。
かくしてこの発明の方法およびシステムによれば、一度の計測作業で鉄道車両の各部の寸法を一度に取得し得て計測作業の作業効率を高めることができ、しかも鉄道車両の各部に設けたターゲットについてのデジタルカメラの画像データから写真測量の原理に基づき鉄道車両の各部の寸法を幾何学的に求めるので作業担当者間での人的誤差の発生を防止することができ、鉄道車両の各部に設けたターゲットの三次元座標値を求めるので、従来は計測できなかったレールレベルからの台枠高さや屋根高さ計測における真値を計測することができる。
この発明の鉄道車両用出来形寸法計測方法の一実施例の実施に用いられる、この発明の鉄道車両用出来形寸法計測システムの一実施例を含む、この発明の鉄道車両用出来形寸法検査システムの一実施例の構成を示す略線図である。 (a),(b)は、上記実施例の鉄道車両用出来形寸法検査システムにおける六台のデジタルカメラの配置を示す平面図および側面図である。 (a),(b)は、鉄道車両の計測位置を示す平面図および側面図である。 上記実施例の検査システムを用いた、上記実施例の鉄道車両用出来形寸法計測方法の実施手順を示すフローチャートである。 上記実施例の検査システムによる、検査結果の帳票の出力例を示す説明図である。
符号の説明
1〜6 デジタルカメラ
7 カメラカバー
8 半固定雲台
9〜13 カメラ制御用PC
14 計測用PC
15,16 USB延長器
17 USB信号線
18 HUB
19 UPS
20 ブレーカー
21 標識柱
22 基準点
23〜25 ターゲット
RL レール
RV 鉄道車両

Claims (6)

  1. 計測場所に設置したレールを挟むように配置した少なくとも四箇所の所定位置に少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラをそれぞれ固定し、
    前記レール上の所定位置に計測対象の鉄道車両を配置した際および、その後前記鉄道車両を前記レール上で所定距離移動させる毎に、前記レール上の前記鉄道車両の一部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラでその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、その鉄道車両の前記一部の複数箇所の所定位置に設けたターゲットを撮像し、
    前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出し、
    前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出することを特徴とする、鉄道車両用出来形寸法計測方法。
  2. 前記レールを挟むように配置した二箇所の所定位置に二台の側部全体撮影用デジタルカメラをそれぞれ固定し、
    前記レール上の前記鉄道車両の両側部全体を、前記二台の側部全体撮影用デジタルカメラでその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットのうちその鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲットを一緒に撮像し、
    前記台枠付近に設けた各ターゲットの、前記求めた3次元座標値における前記鉄道車両の長手方向の位置と、前記一緒に撮像した画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって算出した高さ方向位置とから前記鉄道車両の台枠のキャンバー値を算出することを特徴とする、請求項1記載の鉄道車両用出来形寸法計測方法。
  3. 計測場所に設置されたレールを挟むように位置する少なくとも四箇所の所定位置にそれぞれ固定された少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラと、
    前記レール上で移動された計測対象の鉄道車両の移動距離を計測する移動距離計測手段と、
    前記レール上の所定位置に配置および移動された前記鉄道車両の各部を、前記少なくとも四台の一部撮影用デジタルカメラがその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力した、その鉄道車両の前記各部の複数箇所の所定位置に設けられたターゲットを含む画像データから、前記各ターゲットについて前記少なくとも四台のうちの少なくとも二台の一部撮影用デジタルカメラの画像データを基に画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットの各々の、前記撮影位置での3次元座標値を算出するターゲット座標値算出手段と、
    前記各ターゲットの前記撮影位置での3次元座標値と、前記鉄道車両の移動距離との組み合わせから前記鉄道車両の出来形寸法を算出して出力する出来形寸法算出手段と、
    を具えてなる、鉄道車両用出来形寸法計測システム。
  4. 前記レールを挟むように位置する二箇所の所定位置にそれぞれ固定された二台の側部全体撮影用デジタルカメラと、
    前記レール上の前記鉄道車両の両側部全体を、前記二台の側部全体撮影用デジタルカメラがその鉄道車両の長手方向の斜め方向から撮影して出力した、前記鉄道車両全体に設けた複数の前記ターゲットのうちその鉄道車両の両側部のその長手方向に沿う複数箇所の台枠付近の所定位置に設けたターゲットを一緒に含む画像データを基に、画像処理および幾何学的演算処理をすることによって、前記台枠付近に設けた各ターゲットの高さ方向位置を算出し、前記台枠付近に設けた各ターゲットの、前記求めた3次元座標値における前記鉄道車両の長手方向の位置と、前記算出した高さ方向位置とから前記鉄道車両の台枠のキャンバー値を算出して出力するキャンバー値算出手段と、
    を具えることを特徴とする、請求項3記載の鉄道車両用出来形寸法計測システム。
  5. 請求項1または2記載の鉄道車両用出来形寸法計測方法に用いられ、前記計測対象の鉄道車両の車体に固定される前記ターゲットであって、
    所定のターゲット図形を描いた部材と、
    前記部材を前記車体に固定するための吸盤と、
    を具えることを特徴とする、鉄道車両用出来形寸法計測方法用ターゲット。
  6. 請求項3または4記載の鉄道車両用出来形寸法計測システムと、
    前記鉄道車両用出来形寸法計測システムが算出した出来形寸法とあらかじめ入力された設計データとを比較してその比較結果を出力するとともに、前記鉄道車両用出来形寸法計測システムが算出した出来形寸法とあらかじめ入力された設計データの限界値との差から限界余裕値を求めてその限界余裕値を出力する帳票出力手段と、
    を具えてなる、鉄道車両用出来形寸法検査システム。

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