JP2008008487A - Tube connection construction - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、流体が流れる管の接続構造、特に二重管の外管に用いられる管の接続構造に関するものであり、さらに詳しくは、互いに向き合う管の端部間を容易に接続でき、配管の伸縮に応じて接続部分を伸縮させることが可能であり、接続に用いる部材を既存の管の二次加工により容易に製造できる管の接続構造である。 The present invention relates to a pipe connection structure through which a fluid flows, and more particularly to a pipe connection structure used for an outer pipe of a double pipe. More specifically, the present invention can easily connect between ends of pipes facing each other. The connecting portion can be expanded and contracted according to expansion and contraction, and a pipe connection structure in which a member used for connection can be easily manufactured by secondary processing of an existing tube.
通常の管の配管接続は、設置されている管の端部に次々と新たな管を接続することで施工が行われるが、例えば距離をあけて既設されている2箇所の配管を繋ぐために両方から配管を延長して接続する場合、最後は両方から延長した管の端部が互いに向き合った状態で接続することになる。この互いに向き合った管の端部間に新たな管を繋げて接続するには、ソケット接続する場合は管の端部をソケットに挿し込むためのストロークが必要だが、既設の互いに向き合っている管の端部間は一定距離で決まっているのでソケットを挿し込むためにストロークが充分得られないことがあり、ストロークが得られないと接続できなくなるという問題や、フランジ接続する場合はフランジ面同士を合わせて接続するためには寸法を正確に調整して施工する必要があるが寸法の調整作業が困難であり、仮に寸法が合わないと無理に繋ぎ合わせることになり配管に負担がかかるという問題があった。この問題を解決する方法として、管の端部同士を接続可能なユニオン継手やメカニカル継手を用いたり、配管に伸縮継手を介在させる場合にはこの接続部分に伸縮継手を設置して、伸縮継手のストロークでソケット接続したりフランジ接続の寸法の調節をして配管する方法があった。 Normal pipe connection is done by connecting new pipes one after another to the end of the installed pipe. For example, to connect two existing pipes at a distance. When the pipes are extended from both sides and connected, the ends of the pipes extended from both sides are connected with each other facing each other. To connect and connect a new pipe between the ends of the pipes facing each other, a stroke is required to insert the end of the pipe into the socket when connecting with a socket. Since the distance between the ends is fixed, it may not be possible to obtain a sufficient stroke to insert the socket. If the stroke cannot be obtained, the connection will not be possible. However, it is difficult to adjust the dimensions, and it is difficult to adjust the dimensions. It was. To solve this problem, union joints or mechanical joints that can connect the ends of pipes are used, or when an expansion joint is interposed in the piping, an expansion joint is installed at this connection part. There was a method of piping by connecting the socket with a stroke or adjusting the dimensions of the flange connection.
伸縮継手を用いる管の接続構造として、従来では図13に示すような伸縮継手があった(例えば、特許文献1参照)。その構成は、接続すべき一方の管の管端に同軸状に固着可能とされた固定スリ−ブ101と、固定スリ−ブ101に外嵌され軸方向に摺動可能とされた直管状の可動スリ−ブ102と、可動スリ−ブ102外周に外嵌され、接続すべき他方の管の管端に同軸に固着可能とされた雄螺子スリ−ブ103と螺子嵌合可能とされた袋ナツト104とからなり、前記固定スリ−ブ101の開口端には外周に一または二以上のOリング105を装着可能とされたフランジ106が一体成形され、フランジ106外周面がOリング105を介して前記可動スリ−ブ102内周面との接触面とされ、かつ可動スリ−ブ102の開口端と前記雄螺子スリ−ブ103の開口端とが互いに対向する対向面とされ、対向面のいずれかにOリング装着溝107が形成されてなるものであった。その効果は、可動スリーブ102、固定スリーブ101間のシール材も容易に交換可能となるものであり、このような伸縮継手を用いることで配管が伸縮したとしても伸縮継手が伸縮することで配管に伸縮による応力がかかることや配管にたわみが発生することを防止するものであった。
Conventionally, as a pipe connection structure using an expansion joint, there has been an expansion joint as shown in FIG. 13 (see, for example, Patent Document 1). The configuration includes a
しかしながら、上記従来の伸縮継手は、構造上伸縮可能なストロークが一定距離で決まっているため、配管接続する構成によってはストロークが不足して施工が困難となったり接続ができない場合があるという問題があった。また、伸縮継手の各部品は射出成形などで製作しなければならず、多くの製造設備(金型など)が必要となり費用が多くかかるという問題があった。特に二重管の接続構造においては、内管の施工と外管の施工の両方を行わなくてはならないため、内管が外管の施工の邪魔になったり外管が内管の施工の邪魔になり易く、例えば上記従来の伸縮継手を二重管の外管の接続に用いた場合、内管を先に接続すると外管を接続しようとしても内管が邪魔して外管を接続できなくなるため、まず外管に伸縮継手を接続して次に内管を接続したあとで伸縮継手を伸ばして外管を接続するという手順を踏まなければならないが、内管の接続を行うには伸縮継手のストローク分の隙間しか利用できないため内管の接続は非常に困難となるか接続できなくなるという問題があった。伸縮継手以外のユニオン継手、メカニカル継手についても二重管の外管を接続する際に内管が邪魔になり接続が困難であった。また、これらの継手は管が大口径になると品揃えが充実していないことが多く、管のサイズによっては適当な継手がない場合があるという問題があった。 However, the conventional expansion joint has a problem that the stroke that can be expanded and contracted is determined by a certain distance, so that depending on the configuration of pipe connection, the stroke may be insufficient and construction may be difficult or cannot be connected. there were. In addition, each part of the expansion joint must be manufactured by injection molding or the like, which requires a lot of manufacturing equipment (such as a mold), which is expensive. Especially in the double pipe connection structure, both the inner pipe and the outer pipe must be installed, so the inner pipe interferes with the outer pipe construction, and the outer pipe interferes with the inner pipe construction. For example, when the above-mentioned conventional expansion joint is used for connecting the outer pipe of the double pipe, if the inner pipe is connected first, even if trying to connect the outer pipe, the inner pipe interferes and the outer pipe cannot be connected. Therefore, you must first follow the procedure of connecting the expansion pipe to the outer pipe, then connecting the inner pipe, and then extending the expansion joint to connect the outer pipe. Since only a gap corresponding to the stroke of the inner pipe can be used, the connection of the inner pipe becomes very difficult or cannot be connected. For union joints and mechanical joints other than expansion joints, when connecting the outer pipe of the double pipe, the inner pipe hindered the connection. In addition, these pipes often have a poor product lineup when the pipes have a large diameter, and there is a problem that there may be no appropriate joints depending on the pipe size.
また、二重管の接続構造において管の端部間を接続する方法として、従来では図14で示すようなガス配管の施工方法があった(例えば、特許文献2参照)。その構成は、ガスを供給する供給配管108が固定ゴム109を介して保護配管110内に固定された二重管構造において、前記供給配管108同士を溶接接続した後、伸縮および屈曲可能なフレキシブル配管111を使用して、保護配管110同士を接続するガス配管の施工方法であった。その効果は、有害なガスを流す場合にも高い安全性が得られ、ガス配管の施工に関しては室内、屋外に関係なく容易に施工でき、施工費も安価なものであった。
Further, as a method of connecting the end portions of the pipe in the double pipe connection structure, there has conventionally been a gas pipe construction method as shown in FIG. 14 (see, for example, Patent Document 2). In the double pipe structure in which the
しかしながら、上記従来のガス配管の施工方法は、供給配管108を流れる流体は気体しか想定されていないため、フレキシブル配管111付近で供給配管108が破損して保護配管110に流体が流れる場合、流体が液体だとフレキシブル配管111の蛇腹部分に流体が滞留し、供給配管108から流出した流体を排出しようとしてもフレキシブル配管111の蛇腹部分に残ってしまい復帰作業が困難であるという問題があった。また、保護配管110に比べてフレキシブル配管111は薄肉で強度が弱いため外部からの衝撃に弱く、内圧などにより破損し易いという問題があった。また、フレキシブル配管111のような伸縮が可能にするためには材質が限られるため、流体が腐食性流体の場合だとフレキシブル配管111の材質によっては腐食して腐食性流体が外部へ流出する恐れがあるという問題があった。
However, in the above conventional gas pipe construction method, only the gas is assumed to flow through the
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、互いに向き合う管の端部間を容易に接続でき、配管の伸縮に応じて接続部分を伸縮させることが可能であり、接続に用いる部材を既存の管の二次加工により容易に製造できる管の接続構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and can easily connect between ends of pipes facing each other, and can expand and contract a connection portion according to expansion and contraction of the pipe. An object of the present invention is to provide a pipe connection structure in which a member used for connection can be easily manufactured by secondary processing of an existing pipe.
上記課題を解決するため、請求項1の発明によれば、互いに向き合う2つの管の端部間を接続させる管の接続構造であって、内周が該管の外径より大径のスライド管を有し、一方の管の端部がスライド管の一端部とシールして固着され、他方の管の端部がスライド管の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されてなる管の接続構造が提供される。
請求項2の発明によれば、互いに向き合う2つの管の端部間を接続させる管の接続構造であって、内周が該管の外径より大径のスライド管と、一方の管の端部に接続される接続部とスライド管の一端部とシールして固着される胴部とからなる固定側スリーブと、他方の管の端部に接続される接続部と円筒状の胴部とからなりスライド管の内周より小径に設けられた可動側スリーブとを具備し、可動側スリーブの胴部がスライド管の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されている。
請求項3の発明によれば、前記固定側スリーブの胴部および/または前記可動側スリーブの胴部の外周に、外周が前記スライド管の内径と略同径の環状突条部が少なくとも1つ設けられている。
請求項4の発明によれば、前記環状突条部が、前記固定側スリーブの胴部および/または前記可動側スリーブの胴部の外周に溶接、溶着または接着されてなる。
請求項5の発明によれば、前記環状突条部が、前記固定側スリーブの胴部および/または前記可動側スリーブの胴部の外周に軸方向に間隔をあけて少なくとも2つ設けられ、各々の該スリーブで最も離れている環状突条部の間隔が管の外径Dに対して、0.3D〜1.4Dの範囲で設けられている。
請求項6の発明によれば、前記固定側スリーブの胴部外周に設けられた環状突条部の少なくとも1つが、前記スライド管の一端部と溶接、溶着または接着によりシールして固着されてなる。
請求項7の発明によれば、前記固定側スリーブの胴部外周と前記スライド管の一端部内周とが略同径に設けられ、溶接、溶着または接着によりシールして固着されてなる。
請求項8の発明によれば、前記可動側スリーブの胴部外周に弾性体からなるシールリングが配置されてなる。
請求項9の発明によれば、前記可動側スリーブの胴部外周に環状突条部が少なくとも2つ設けられ、環状突条部の間に少なくとも1つの前記シールリングが配置されてなる。
請求項10の発明によれば、前記可動側スリーブの胴部外周に設けられた環状突条部の少なくとも1つの外周に前記シールリングが配置されてなる。
請求項11の発明によれば、前記シールリングが、樹脂製の中空リングとされている。
請求項12の発明によれば、前記中空リングの内部にクッション層が設けられている。
請求項13の発明によれば、前記シールリングが、Oリングとされている。
請求項14の発明によれば、前記固定側スリーブの接続部および前記可動側スリーブの接続部が、挿口形状または受口形状とされている。
請求項15の発明によれば、前記管の接続構造が、内部に内管が配設された二重管の外管を接続する接続構造とされている。
請求項16の発明によれば、前記スライド管にドレインが付設されている。
請求項17の発明によれば、前記スライド管が透明または半透明で形成されている。
請求項18の発明によれば、前記スライド管の内周面と前記可動側スリーブのシールポイントと、可動側スリーブが嵌挿されたスライド管の端部との距離Lが、管の敷設距離をZ(mm)、管の材質の熱膨張係数をα(1/℃)、温度変化をΔt(℃)としたときに、
L(mm)=Z×α×Δt+20〜Z×α×Δt+200
となるように形成されている。
請求項19の発明によれば、前記管およびスライド管が、該管を各々支持する支持部材と、該支持部材に固定され前記スライド管の底部の高さと一致するように設置された架橋部材とで支持される。
請求項20の発明によれば、前記架橋部材が溝形鋼であり、該溝形鋼が上方に溝部を向けて配置され、前記スライド管を線接触で支持する。
請求項21の発明によれば、互いに向き合う2つの管の端部間を接続させる管の接続構造であって、内周が該管の外径より大径のスライド管を有し、一方の管の端部および他方の管の端部の外周に、外周がスライド管の内径と略同径の環状突条部が軸方向に間隔をあけて少なくとも2つ設けられ、各々の該管で最も離れている環状突条部の間隔が管の外径Dに対して、0.3D〜1.4Dの範囲で設けられ、一方の管の端部外周に設けられた環状突条部の少なくとも1つが、スライド管の一端部と溶接、溶着または接着によりシールして固着され、他方の管の端部外周に設けられた環状突条部の間に少なくとも1つの弾性体からなるシールリングが配置され、スライド管の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されている。
請求項22の発明によれば、前記スライド管に前記シールリングが装着されるシールリング用溝が形成されている。
In order to solve the above-described problem, according to the invention of
According to the second aspect of the present invention, there is provided a pipe connection structure for connecting the ends of two pipes facing each other, the inner circumference of the slide pipe having a larger diameter than the outer diameter of the pipe, and the end of the one pipe A fixed-side sleeve comprising a connecting portion connected to the end portion and a barrel portion which is sealed and fixed to one end portion of the slide tube, and a connecting portion connected to the end portion of the other tube and a cylindrical barrel portion And a movable sleeve having a smaller diameter than the inner periphery of the slide tube, and a body portion of the movable sleeve is slidably sealed and inserted into the inner peripheral surface of the slide tube.
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the sixth aspect of the present invention, at least one of the annular ridges provided on the outer periphery of the body portion of the stationary sleeve is sealed and fixed to one end of the slide tube by welding, welding or adhesion. .
According to the seventh aspect of the present invention, the outer periphery of the body portion of the fixed sleeve and the inner periphery of the one end portion of the slide tube are provided with substantially the same diameter, and are sealed and fixed by welding, welding or adhesion.
According to invention of
According to the invention of
According to invention of
According to the invention of
According to invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
According to the invention of
L (mm) = Z × α × Δt + 20 to Z × α × Δt + 200
It is formed to become.
According to the invention of
According to a twentieth aspect of the present invention, the bridging member is channel steel, the channel steel is disposed with the groove portion facing upward, and supports the slide tube by line contact.
According to the invention of
According to a twenty-second aspect of the present invention, a seal ring groove in which the seal ring is mounted is formed in the slide tube.
本発明は以上のような構造をしており、以下の優れた効果が得られる。
(1)互いに向き合う管の端部間を容易に接続することができる。
(2)管の端部間の距離に応じてスライド管の長さや伸縮のストロークを自由に設定して接続することができるため、長さ調節のための管の接続が不要となる。
(3)接続部分の伸縮が可能であり、管の敷設距離に対して配管全体の伸縮に対応できるため、管の伸縮による応力を緩和させることができ、管のたわみの発生を防止することができる。
(4)管の接続構造に用いられる部材が、既存の管と管の二次加工により容易に且つ短時間で製造できる、管の接続構造の部材を製造するための製造設備がほとんど必要なく、加工費用を安価にすることができる。
(5)二重管の外管の接続に用いると、互いに向き合った外管を接続する時に内管が邪魔になることがなく、二重管の外管を容易に接続することができる。
The present invention has the structure as described above, and the following excellent effects can be obtained.
(1) The ends of the pipes facing each other can be easily connected.
(2) Since the length of the slide tube and the expansion / contraction stroke can be freely set according to the distance between the ends of the tube, connection of the tube for adjusting the length becomes unnecessary.
(3) The connection part can be expanded and contracted, and the expansion and contraction of the entire pipe can be accommodated with respect to the laying distance of the pipe. it can.
(4) The members used in the pipe connection structure can be manufactured easily and in a short time by secondary processing of the existing pipes, and there is almost no need for manufacturing equipment for manufacturing the pipe connection structure members. Processing costs can be reduced.
(5) When used for connecting the outer pipes of the double pipes, the outer pipes of the double pipes can be easily connected without interfering with the inner pipes when connecting the outer pipes facing each other.
以下、本発明の第一の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。 Hereinafter, the first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings, but it goes without saying that the present invention is not limited to this embodiment.
図において、1、2は互いに向き合う口径100Aの塩化ビニル樹脂(以下、PVCと記す)製の管である。管1の端部3と管2の端部4は、敷設する配管において各々別個に敷設された配管の端部であり、管1の端部3と管2の端部4とを配管接続することで配管全体が敷設される。端部3、4の間は一定の距離(1000mm)離れている。
In the figure, 1 and 2 are pipes made of a vinyl chloride resin (hereinafter referred to as PVC) having a diameter of 100A facing each other. The
5はPVC製のスライド管である。スライド管5は口径125Aの管であり、接続する管1、2より1サイズ大きい管を用いている。スライド管5の長さは管1、2の端部3、4の間の距離より長く設けられており、スライド管5の一端部が後記固定側スリーブ6の胴部7と固着されたときに、後記可動側スリーブ11のシールリング16とスライド管5とがシールしているシールポイントからスライド管5の他端部までの距離L(図1参照)が、このときの配管全体の敷設距離Zを50000(mm)とし、管の材質であるPVCの熱膨張係数αが8×10-5(1/℃)であり、敷設箇所で想定される温度変化の範囲Δtを60(℃)としたときに、L=Z×α×Δt+40=280(mm)となるように設けられている。なお、距離Lは、シールポイントが2箇所以上ある場合スライド管5の他端部に最も近い箇所を基準とする。
5 is a slide tube made of PVC. The
6はPVC製の固定側スリーブである。固定側スリーブ6は円筒状の胴部7と一端部に設けられた挿口形状の接続部8が形成されており、胴部7の外周には管2の外径D(114mm)に対して0.842Dである96mmの間隔で2つの環状突条部9、10が胴部7外周と溶接により設けられている。固定側スリーブ6は、接続部8が一方の管2の端部4に挿入されて接着により接続されており、胴部7が前記スライド管5の一端部に挿入され、管2側の環状突条部10とスライド管5の一端部とが溶接によりシールして固着されている。
6 is a fixed sleeve made of PVC. The fixed
11はPVC製の可動側スリーブである。可動側スリーブ11は円筒状の胴部12と一端部に設けられた挿口形状の接続部13が形成されており、胴部12の外周には管1の外径Dに対して0.842Dである96mmの間隔で2つの環状突条部14、15が胴部12外周と溶接により設けられている。環状突条部14、15の間にはシールリング16が胴部12外周と溶接により設けられ、シールリング16は、軟質PVC製の中空リング17と、中空リング17の内部にロープ状のウレタン製のクッション材を挿入して設けられたクッション層18とから形成されている。可動側スリーブ11は、接続部13が一方の管1の端部3に挿入されて接着により接続されており、胴部12が前記スライド管5の他端部に挿入され、シールリング16によりスライド管5の内周面と摺動可能にシールされている。
11 is a movable sleeve made of PVC. The
次に、第一の実施形態の管の接続構造の接続方法を図2に基づいて説明する。
まず、管2にスライド管5を嵌挿し(図2の(a)の状態)、スライド管5を管2の奥側へ挿し込み管2の端部4が外から見える位置まで移動する(図2の(b)の状態)。次に管2の端部4に固定側スリーブ6の接続部8を挿入し、管1の端部3に可動側スリーブ11の接続部13を挿入して各々接着により接続を行う(図2の(c)の状態)。次にスライド管5をスライドさせて固定側スリーブ6を通って可動側スリーブ11に嵌挿させ、スライド管5の一端部と固定側スリーブ6の胴部7外周の環状突条部10が同じ位置になるように位置を合わせ、スライド管5の一端部と環状突条部10とを溶接にてシールして固着させる(図2の(d)の状態)。なお、スライド管5と固定側スリーブ6とをシールするためにシールリング16を装着(図示せず)しても良く、このときスライド管5と固定側スリーブ6は固着されていれば固着方法は特に限定されない。
Next, the connection method of the pipe connection structure of the first embodiment will be described with reference to FIG.
First, the
以上の手順により本発明の管の接続構造が接続される。このとき、接続が困難な互いに向き合う管1、2の間を容易で確実に接続することができる。なお、接続に問題がなければ、スライド管5と固定側スリーブ6とをあらかじめ固着しておき、管1の端部3に可動側スリーブ11を接続した後、可動側スリーブ11にスライド管5を嵌挿し、管2の端部4に固定側スリーブ6を接続するという方法を用いても良い。
The pipe connection structure of the present invention is connected by the above procedure. At this time, the
ここで、固定側スリーブ6の胴部7や可動側スリーブ11の胴部12に設けられる環状突条部9、10、14、15は、各々の該スリーブ6、11において最も離れている環状突条部9、10、14、15の間隔が管1、2の外径Dに対して、0.3D〜1.4Dの範囲で設けられていることが望ましい。これはスライド管5を該胴部7、12に嵌挿するときに、2箇所の環状突条部9、10、14、15によってスライド管5と固定側スリーブ6や可動側スリーブ11とのずれを防止して同心状に保持することができ、特に可動側スリーブ11に対してはシールリング16とスライド管5の内周面とのシールが均一に行うことができるので好適である。環状突条部9、10、14、15間の距離をあけて同芯状に保持し易くするために0.3D以上である必要があり、固定側スリーブ6の胴部7や可動側スリーブ11の胴部12を小さく設けるために1.4D以下である必要がある。なお環状突条部9、10、14、15は、固定側スリーブ6の胴部7や可動側スリーブ11の胴部12の外周に溶接、溶着または接着されてなることが望ましい。
Here, the
本発明において、固定側スリーブ6とスライド管5との固着方法は特に限定されるものではなく、例えば、図1に示すように固定側スリーブ6の胴部7外周にスライド管5の内径と略同径の環状突条部10を設けて環状突条部10とスライド管5の一端部とを固着させても良く、図7に示すように固定側スリーブ6の胴部7外周とスライド管5の一端部の内周を略同径にして固着させても良い。このときの固着方法は溶接、溶着または接着が望ましく、シールした状態で固着する必要がある。
In the present invention, the fixing method of the fixed
次に、第一の実施形態の管の接続構造の作用を図1、図3に基づいて説明する。
気温−20℃の雰囲気中において、管1、2は互いに引っ張り合う方向に収縮して、管1、2の端部の間の距離は長くなる。これに対して可動側スリーブ11のシールリング16とスライド管5の内周面はシールした状態で摺動し、長くなった管1、2の端部の間の距離に応じてスライド管5を長く伸ばした状態で保持される(図3の状態)。また、気温40℃の雰囲気中において、管1、2は互いに押し合う方向に膨張して、管1、2の端部の間の距離は短くなる。これに対して可動側スリーブ11のシールリング16とスライド管5の内周面はシールした状態で摺動し、短くなった管1、2の端部の間の距離に応じてスライド管5を短く縮めた状態で保持される(図示せず)。このため、気温や管内を流れる流体の温度などにより管1、2が伸縮したとしても、管1、2の伸縮に応じてスライド管5と可動側スリーブ11のシールポイントを摺動させて接続構造を伸縮させることができるので、管1、2の伸縮による応力を緩和させて管1、2の劣化や破損を防止することができると共に、管のたわみが発生することを防止することができる。
Next, the effect | action of the connection structure of the pipe | tube of 1st embodiment is demonstrated based on FIG. 1, FIG.
In an atmosphere at a temperature of −20 ° C., the
ここでスライド管5の内周面と可動側スリーブ11のシールポイントと、可動側スリーブ11が嵌挿されたスライド管5の端部との距離L(図1参照)が、配管全体の敷設距離をZ(mm)(図示せず)とし、管1、2の材質であるPVCの熱膨張係数をα(1/℃)とし、敷設箇所で想定される温度変化をΔt(℃)としたときに、
L(mm)=Z×α×Δt+20〜Z×α×Δt+200
となるように形成されることが望ましい。これは、外気雰囲気や流体の温度の変化により管1、2は収縮したり膨張することで配管が伸縮するが、外気雰囲気や流体の温度の変化に対して管1、2に負荷を与えないようにスライド管5と可動側スリーブ11とのシールポイントを摺動させて本発明の管の接続構造を伸縮させる際に上記範囲でLを設定しておけば管1、2の伸縮に十分対応して接続部分を伸縮させることができ、管1、2や接続部分に負荷をかけることがなく、またスライド管5と可動側スリーブ11とが抜けることがないため好適である。配管全体が最大限収縮したとしてもスライド管5と可動側スリーブ11が抜けることなく確実にシールすることができるためにZ×α×Δt+20以上である必要があり、スライド管5を接続する際に管1、2の端部3、4に引っ掛からないようにするためにZ×α×Δt+200以下である必要がある。なお、スライド管5には図8に示すようにスライド管5の端部に、管36に僅かに接する程度に内周側に突出した形状の鍔部38を設けても良い。鍔部38を設けることにより、スライド管5と管36との隙間にゴミや埃が入り込むのを防止し、ゴミや埃の付着によるスライド管5内周面のシール性の低下を防止すると共に、万が一に管36、37が想定以上に収縮してスライド管5から可動側スリーブ34が抜けるのを防止することができるので好適である。
Here, the distance L (see FIG. 1) between the inner peripheral surface of the
L (mm) = Z × α × Δt + 20 to Z × α × Δt + 200
It is desirable to form so that it becomes. This is because the
本発明のスライド管5は、管1、2の端部間の距離に応じてスライド管5の長さを設定して接続することができるため、管1、2の端部間の距離を調節するために間に長さ調節用の管を入れるなどの施工が不要となる。また、本発明の管の接続構造は通常の伸縮継手のストロークよりはるかに大きいストロークが得られるため、特に敷設する配管が長いときなど、配管の幅広い状況に応じて対応することができる。
Since the
また、スライド管5にはシールリング16が装着されるシールリング用溝が形成されても良い(図示せず)。この場合、シールリング16がスライド管5のシールリング用溝に装着された状態で、管1又は可動側スリーブ11の外周面と摺動可能にシールされる。なお、シールリング用溝はスライド管5内周に溝を形成しても良く、スライド管5を加熱変形させてシールリング用溝を形成しても良い。
The
また、本発明の管の接続構造に用いられる部材は、スライド管5は管1、2より1サイズ大きい管であり、環状突条部9、10、14、15を設けて接続することによりスライド管5を既存の管のまま使用することができる。固定側スリーブ6は管1、2と同径の短管を二次加工により一方の端部を縮径して胴部外周に環状突条部9、10を溶接で設け、可動側スリーブ11は管1、2と同径の短管を二次加工により一方の端部を縮径して胴部外周にシールリング16と環状突条部14、15を溶接で設けることで容易に製造できる。さらに既存の部品を簡単な二次加工で製造するので加工時間が短く、加工費用が安価で済み、接続構造を製造するための製造設備(金型など)をほとんど設ける必要がない。また、特に大口径において継手等の品揃えが充実していない口径であっても、各部材を既存の管の二次加工で容易に得ることができるため、問題なく管の接続を行うことができる。なお、固定側スリーブ6と可動側スリーブ11はシールリング16以外を同一形状に設けることで部品の共用が可能となり、製造手間が約半分程度に減少できる。
In addition, the member used in the pipe connection structure of the present invention is such that the
なお、固定側スリーブ6の接続部8や可動側スリーブ11の接続部13の形状は、管1、2の内周側に係合する挿口形状でも良く、管1、2の外周側に係合する受口形状でも良く、フランジ形状でも良く、現場での施工が可能であればバット融着を行うことのできる形状でも良い。特に図1に示すように固定側スリーブ6の接続部8や可動側スリーブ11の接続部13の形状が挿口形状であることが望ましく、固定側スリーブ6や可動側スリーブ11は管1、2と同径の管を二次加工することで形成できるので材料の流用が可能であり、二次加工が非常に容易で短時間に行うことができるため好適である。同様に、図8に示すように固定側スリーブ32の接続部33や可動側スリーブ34の接続部35の形状が受口形状であることが望ましく、管36、37の流路面積を縮小させることがなく、二次加工が非常に容易で短時間に行うことができるため好適である。また、接続部33、35が受口形状である固定側スリーブ32や可動側スリーブ34は、管36、37より径の大きい管を用いることで二次加工をより容易に行うことができる。これらの挿口形状や受口形状は、管1、2とスライド管5の口径の差、また図4に示すような外管19、20と内管21、22の口径の差に応じて形成しやすい形状を選択することにより、各部材を効率よく最適な寸法で形成できる。
The connecting
また、可動側スリーブ11の胴部12に設けられるシールリング16の設置方法は、図9の(a)〜(d)に示すように可動側スリーブ11の胴部12外周に環状突条部14、15を少なくとも2つ設け、環状突条部14、15の間に少なくとも1つのシールリング16を配置されてた構成でも良く、施工が容易であり寸法の許容範囲を広く取れるので特に大口径の管を接続するときに好適である。なお、シールリング16は環状突条部14、15の間で動かないように挟持するように設けても良く、可動側スリーブ11の胴部12外周と溶接、溶着または接着により固着しても良い。シールリング16と環状突条部14、15の数は特に限定されず、その配置も2つの環状突条部14、15の間に複数のシールリング16を設けても良く、シールリング16と環状突条部14、15を交互に設けても良い。また、図10の(a)、(b)に示すように可動側スリーブ11の胴部12外周に設けられた環状突条部14、15の少なくとも1つの外周にシールリング16が配置されてなる構成でも良く、シールリング16を精密な寸法で設置することができるので特に小口径の管を接続するときに好適である。なお、シールリング16は環状突条部14、15外周と溶接、溶着または接着により固着しても良く、環状突条部14、15外周に環状溝29を設けてシールリング16を設置しても良い。
Further, as shown in FIGS. 9A to 9D, the
またシールリング16は、図9の(a)に示すような樹脂製の中空リング17である構成や、図9の(b)、(c)に示すような中空リング17の内部にクッション層18を設けた構成や、図9の(d)に示すようなOリング30である構成のいずれかであることが望ましい。
The
シールリング16が樹脂製の中空リング17である場合、内部が空洞であるためにシールリング16の断面形状を大きく変形させることが可能であり、可動側スリーブ11をスライド管5の内周面に嵌挿する際にシールリング16がスライド管5の内周形状に合わせて変形してシールすることができるので、特にスライド管5が偏平するなどして真円度があまり良くない大口径の管などに対しても確実にシールすることができるので好適である。樹脂製の中空リング17の材質は、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと記す)、ポリビニリデンフルオロライド(以下、PVDFと記す)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(以下、PFAと記す)などのフッ素樹脂や、軟質PVCなどの軟質の樹脂などが好適なものとして挙げられる。なお、樹脂はゴムであっても良い。
When the
シールリング16が樹脂製の中空リング17の内部にクッション層18を設けた場合、クッション層18により中空リング17の変形はクッション層18のない場合より抑えられため、必要以上シールリング16が変形しないように調節することができ、可動側スリーブ11をスライド管5の内周面に嵌挿した時にシール部分がクッション層18で押されてより強くシールすることができるので好適である。なお、クッション層18は図9の(b)に示すように中空リング17の内部全体に設けても良く、図9の(c)に示すように中空リング17とクッション層18の間に隙間31を設けても良い。また、クッション層18は必要に応じてシールリング16の全周に亘って設けても良く、一部に設けても良い。またクッション層18の形成方法も、中空リング17内部にクッション層18が充填されたものでも良く、小さなクッション材を中空リング17内部に詰めたものでも良く、ロープ状のクッション材を中空リング17内部に挿入したものでも良い。クッション層18の材質は、スポンジ、ウレタン、布、綿、発泡スチロール、発泡ポリエチレンなど特に限定されない。
When the
シールリング16がOリング30である場合、可動側スリーブ11の製作や管1、2への設置作業が容易であり、特にスライド管5が偏平しにくい小口径の場合等に確実にシールが行えるので好適である。Oリング30の材質はゴムが望ましく、エチレンプロピレンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルフォン化ゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、フッ素ゴムなどが好適なものとして挙げられる。
When the
以上のようなシールリング16の構成は、スライド管5の口径や配管の構成に応じて選択して使用することで、確実なシールを行うことができる。なお、シールリング16は断面円形状以外にも、断面が半円弧状や長方形形状など、シールができる形状であれば特に限定されない。
The configuration of the
本発明の管の敷設は、埋設、屋内、屋外などいずれの配管に用いても良く、例えば屋外配管に用いる場合、図11に示すようなサポートを設けることが望ましい。このサポートの構成は、管1、2に対して垂直に交わるように支持部材であるH形鋼39、40を平行に設置し、H形鋼39、40に対して垂直に配置される架橋部材であるC形鋼41を上方に溝部43を向けた状態で両端部をH形鋼39、40に各々接続固定させ、このときのC形鋼41の上面の高さが、管1、2をU字ボルト42でH形鋼39、40に各々固定したときにスライド管5の底部の高さに一致するように設けられた(スライド管5はU字ボルト42で固定されない)ものであり、C形鋼41の上向きの壁部44の上端部によってスライド管5を線接触で保持できるようになっている。このようなサポートを設けることでスライド管5のたわみを防止でき、管1、2とスライド管5との軸心がずれることを防止し、均一なシールを長期間維持できるので好適である。また図11のようなサポートの構成は、サポートに用いる部材が少なくて済み、サポートを容易に設置することができると共に、スライド管5が線接触で保持されることで、管1、2の伸縮に応じてスライド管5と可動側スリーブ11のシールポイントを摺動させて接続構造を伸縮させる動作の妨げにならずに支持できるので好適である。なお、本実施形態では支持部材はH形鋼39、40であるが、スライド管5の底部の高さと一致するように架橋部材であるC形鋼41を設置できるのであれば材料や形状は特に限定されない。ここで、図11の(a)は本発明の管の接続構造にサポートを設けたときの管の軸線に沿った縦断面図であり、図11の(b)は図11の(a)のA−A断面図である。
The pipe laying of the present invention may be used for any pipe such as buried, indoor, and outdoor. For example, when used for outdoor pipe, it is desirable to provide a support as shown in FIG. The structure of this support is a bridge member in which H-shaped
また、スライド管5は透明または半透明となるように形成されることが望ましい。これは外部からスライド管5を通して内部の様子が確認でき、特に図4に示すような二重管の場合には内管21、22、23の様子が視認できるので流体の破損や漏れを早期に確認でき、流体の破損や漏れが発生した箇所をすぐに特定できるので好適である。
The
また、本発明の管1、2、スライド管5、固定側スリーブ6、可動側スリーブ11の材質は、PVC、ポリプロピレン、ポリエチレン、PVDF、ポリスチレン、ABS樹脂、PTFE、PFA、ポリクロロトリフルオロエチレンなどの樹脂、鉄、銅、銅合金、真鍮、アルミニウム、ステンレスなどの金属などいずれでも良く、用途に応じて異なる材質で設けても良い。
The materials of the
次に、第二の実施形態の二重管の接続構造について図5に基づいて説明する。
19、20は互いに向き合う口径100AのPVC製の外管である。21は外管19の内部に収納されている口径50AのPVC製の内管であり、22は外管20の内部に収納されている口径50AのPVC製の内管である。内管21、22の端部間に内管23を介在させてソケット26とメカニカル継手27によって接続されている。外管19、20の接続構造は第一の実施形態と同様なので説明を省略する。
Next, the double pipe connection structure of the second embodiment will be described with reference to FIG.
19 and 20 are PVC outer pipes having a diameter of 100A facing each other.
次に、第二の実施形態の二重管の接続構造の接続方法を図5に基づいて説明する。第二の実施形態は、第一の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して示す。
まず、外管20にスライド管5を嵌挿し(図5の(a)の状態)、スライド管5を外管20の奥側へ挿し込み外管20の端部25が外から見える位置まで移動する(図5の(b)の状態)。次に外管20の端部25に固定側スリーブ6の接続部8を挿入し、外管19の端部24に可動側スリーブ11の接続部13を挿入して各々接着により接続を行う(図5の(c)の状態)。次に内管21、22を配管接続する。これは内管21、22の間に内管23を介在させ、内管21と内管23とをソケット26で接続させた後、内管22と内管23とを端部同士を接続可能なメカニカル継手27によって接続されている(図5の(d)の状態)。次にスライド管5をスライドさせて固定側スリーブ6を通って可動側スリーブ11に嵌挿させ、スライド管5の一端部と固定側スリーブ6の胴部7外周の環状突条部10が同じ位置になるように位置を合わせ、スライド管5の一端部と環状突条部10とを溶接にてシールして固着させる(図5の(e)の状態)。
Next, the connection method of the connection structure of the double pipe of 2nd embodiment is demonstrated based on FIG. In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
First, the
以上の手順により本発明の二重管の接続構造が接続される。このとき、外管19、20は内管21、22の後に接続する関係で、互いに向き合った外管19、20を接続する時には内管21、22、23が邪魔になり易く施工が非常に困難となるが、本発明の管の接続構造であれば内管21、22、23が外管19、20の接続の邪魔にならず、二重管の外管を容易に接続することが可能である。なお、内管21、22を接続する際に固定側スリーブ6や可動側スリーブ11が接続の邪魔になる場合、接続する内管23に該スリーブ6、11を通した状態で内管23を接続した後に外管19、20と接続しても良い。
The double pipe connection structure of the present invention is connected by the above procedure. At this time, since the
次に、第二の実施形態の二重管の作用を図4に基づいて説明する。
図4において、内管21、22、23のみに流体として塩酸を流す。内管21、22、23の特定の箇所が破損したとき、内管21、22、23を流れる塩酸が外管19、20またはスライド管5(内管21、22、23の外周と、外管19、20及びスライド管5の内周の間に形成された空間)に流出するが、外管19、20またはスライド管5内に塩酸が貯まり二重管の配管周辺には流出しないため、二重管の配管の周辺に塩酸が流出して塩酸による二次被害が発生することが防止され、内管21、22、23の破損による被害を最小限に食い止めることができる。なお、内管21、22、23に流す流体は、化学溶液や処理廃液など管と継手の材質の耐薬品性が問題ないものであれば特に限定されない。外管の作用は第一の実施形態と同様なので説明を省略する。
Next, the effect | action of the double tube of 2nd embodiment is demonstrated based on FIG.
In FIG. 4, hydrochloric acid is allowed to flow as a fluid only in the
次に、第三の実施形態の二重管の接続構造を図6に基づいて説明する。第三の実施形態は、第二の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して示す。
28はスライド管5に設けられたドレインである。ドレイン28は、内管21、22、23外周と外管19、20内周の間に形成された空間に連通して設けられており、ドレイン28の下流側は配管接続により流体が外部へ流れるようになっている(図示せず)。その他の構成は第二の実施形態と同様なので説明を省略する。
Next, the double pipe connection structure of the third embodiment will be described with reference to FIG. In the third embodiment, components similar to those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals.
次に、第三の実施形態の二重管の作用を図6に基づいて説明する。
図6において、内管21、22、23のみに流体として塩酸を流す。内管21、22、23が破損したとき、内管21、22、23を流れる塩酸が外管19、20またはスライド管5(内管21、22、23の外周と、外管19、20及びスライド管5の内周の間に形成された空間)に流出するが、内管21、22、23から流れ出る塩酸は外管19、20の底部を流れて外管の最も低い位置となるスライド管5の部分に流れ、スライド管5に設置されたドレイン28に流れ込み、ドレイン28から塩酸を安全に外部へと流すことができる。このときドレイン28に塩酸が流れ込んだことで内管21、22、23の破損や流体の漏れを感知することができる。その他の作用は第二の実施形態と同様なので説明を省略する。
Next, the effect | action of the double tube of 3rd embodiment is demonstrated based on FIG.
In FIG. 6, hydrochloric acid is supplied only as a fluid to the
次に、第四の実施形態の管の接続構造を図12に基づいて説明する。第四の実施形態は、第一の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して示す。
管2の端部4の外周には管2の外径D(114mm)に対して0.842Dである96mmの間隔で2つの環状突条部9、10が端部4外周と溶接により設けられている。管1の端部3の外周には管1の外径D(114mm)に対して0.842Dである96mmの間隔で2つの環状突条部14、15が端部3外周と溶接により設けられており、環状突条部14、15の間には、軟質PVC製の中空リング17と中空リング17の内部にロープ状のウレタン性のクッション材を挿入して設けられたクッション層18とからなるシールリング16が端部3外周と溶接により設けられている。管2の端部4はスライド管5の一端部に挿入され、奥側の環状突条部10とスライド管5の一端部とが溶接によりシールして固着されており、管1の端部3はスライド管の他端部に挿入され、シールリング16によりスライド管5の内周面と摺動可能にシールされている。なお、シールリング16は、樹脂製の中空リング17の内部にクッション層18を設けた構成であるが、中空リング17のみの構成や、Oリングである構成でも良い。
Next, the pipe connection structure of the fourth embodiment will be described with reference to FIG. In the fourth embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
Two
次に、第四の実施形態の管の接続構造の接続方法を説明する。
まず、管2の端部4外周に環状突条部9、10を溶接し、管1の端部3外周に環状突条部14、15を溶接し、環状突条部14、15の間にシールリング16を溶接して固着しておく。次に管2にスライド管5を嵌挿し、スライド管5を管2の奥側へ挿し込む。次にスライド管5をスライドさせて管2の端部4を通って管1の端部3に嵌挿させ、スライド管5の一端部と管2の端部4外周の環状突条部10が同じ位置になるように位置を合わせ、スライド管5の一端部と環状突条部10とを溶接にてシールして固着させる。なお、スライド管5と管2とをシールするためにシールリング16を装着(図示せず)しても良い。
Next, a connection method of the pipe connection structure of the fourth embodiment will be described.
First, the
以上の手順により本発明の管の接続構造が接続される。このとき、環状突条部9、10、14、15を施工現場で溶接するなどの手間はかかるが、スライド管5は既存の管であり、同一形状の部品である環状突条部9、10、14、15と、シールリング16以外に特別な接続部品を必要としなくて済み、施工のための部品点数と部品コストを必要最小限にすることができる。第四の実施形態の管の接続構造の作用は、第一の実施形態の作用と同様なので説明を省略する。また、本実施形態は第二の実施形態のように二重管の接続構造にも用いることができる。このため、本発明の管の接続構造は、管1、2に固定側スリーブ6と可動側スリーブ11を各々設置した構成にしても良く、固定側スリーブ6と可動側スリーブ11を用いない構成にしても良い。
The pipe connection structure of the present invention is connected by the above procedure. At this time, it takes time and effort to weld the
1 管
2 管
3 端部
4 端部
5 スライド管
6 固定側スリーブ
7 胴部
8 接続部
9 環状突条部
10 環状突条部
11 可動側スリーブ
12 胴部
13 接続部
14 環状突条部
15 環状突条部
16 シールリング
17 中空リング
18 クッション層
19 外管
20 外管
21 内管
22 内管
23 内管
24 端部
25 端部
26 ソケット
27 継手
28 ドレイン
29 環状溝
30 Oリング
31 隙間
32 固定側スリーブ
33 接続部
34 可動側スリーブ
35 接続部
36 管
37 管
38 鍔部
39 支持部材(H形鋼)
40 支持部材(H形鋼)
41 架橋部材(C形鋼)
42 U字ボルト
43 溝部
44 壁部
DESCRIPTION OF
40 Support member (H-section steel)
41 Cross-linking member (C-shaped steel)
42 U-bolt 43
Claims (22)
内周が該管(1、2)の外径より大径のスライド管(5)を有し、
一方の管(2)の端部(4)がスライド管(5)の一端部とシールして固着され、
他方の管(1)の端部(3)がスライド管(5)の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されてなることを特徴とする管の接続構造。 A pipe connection structure for connecting the ends (3, 4) of two pipes (1, 2) facing each other,
The inner periphery has a slide tube (5) whose diameter is larger than the outer diameter of the tube (1, 2),
The end (4) of one tube (2) is sealed and fixed to one end of the slide tube (5),
A pipe connection structure characterized in that the end (3) of the other pipe (1) is slidably sealed and inserted into the inner peripheral surface of the slide pipe (5).
内周が該管(1、2)の外径より大径のスライド管(5)と、
一方の管(2)の端部(4)に接続される接続部(8)とスライド管(5)の一端部とシールして固着される胴部(7)とからなる固定側スリーブ(6)と、
他方の管(1)の端部(3)に接続される接続部(13)と円筒状の胴部(12)とからなりスライド管(5)の内周より小径に設けられた可動側スリーブ(11)とを具備し、
可動側スリーブ(11)の胴部(12)がスライド管(5)の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されてなることを特徴とする請求項1記載の管の接続構造。 A pipe connection structure for connecting the ends (3, 4) of two pipes (1, 2) facing each other,
A slide tube (5) whose inner circumference is larger than the outer diameter of the tubes (1, 2);
A fixed sleeve (6) comprising a connecting portion (8) connected to the end (4) of one tube (2) and a barrel (7) which is sealed and fixed to one end of the slide tube (5). )When,
A movable sleeve comprising a connecting portion (13) connected to the end (3) of the other tube (1) and a cylindrical body (12) and having a smaller diameter than the inner periphery of the slide tube (5). (11)
The pipe connection structure according to claim 1, wherein the body (12) of the movable sleeve (11) is slidably sealed and inserted into the inner peripheral surface of the slide pipe (5).
L(mm)=Z×α×Δt+20〜Z×α×Δt+200
となるように形成されたことを特徴とする請求項2記載の管の接続構造。 The distance L between the inner peripheral surface of the slide tube (5), the seal point of the movable sleeve (11), and the end of the slide tube (5) into which the movable sleeve (11) is inserted is the tube ( 1, 2) is Z (mm), the coefficient of thermal expansion of the material of the tube (1, 2) is α (1 / ° C), and the temperature change is Δt (° C).
L (mm) = Z × α × Δt + 20 to Z × α × Δt + 200
The pipe connection structure according to claim 2, wherein the pipe connection structure is formed as follows.
該管(1、2)を各々支持する支持部材(39、40)と、該支持部材(39、40)に固定され前記スライド管(5)の底部の高さと一致するように設置された架橋部材(41)とで支持されることを特徴とする請求項1記載の管の接続構造。 Said tubes (1, 2) and slide tube (5),
Support members (39, 40) for supporting the tubes (1, 2), and bridges fixed to the support members (39, 40) and installed so as to coincide with the height of the bottom of the slide tube (5) The pipe connection structure according to claim 1, wherein the pipe connection structure is supported by a member (41).
内周が該管(1、2)の外径より大径のスライド管(5)を有し、
一方の管(2)の端部(4)および他方の管(1)の端部(3)の外周に、外周がスライド管(5)の内径と略同径の環状突条部(9、10、14、15)が軸方向に間隔をあけて少なくとも2つ設けられ、各々の該管(1、2)で最も離れている環状突条部(9、10、14、15)の間隔が管(1、2)の外径Dに対して、0.3D〜1.4Dの範囲で設けられ、
一方の管(2)の端部(4)外周に設けられた環状突条部(9、10)の少なくとも1つが、スライド管(5)の一端部と溶接、溶着または接着によりシールして固着され、
他方の管(1)の端部(3)外周に設けられた環状突条部(14、15)の間に少なくとも1つの弾性体からなるシールリング(16)が配置され、スライド管(5)の内周面と摺動可能にシールして嵌挿されてなることを特徴とする請求項1記載の管の接続構造。 A pipe connection structure for connecting the ends (3, 4) of two pipes (1, 2) facing each other,
The inner periphery has a slide tube (5) whose diameter is larger than the outer diameter of the tube (1, 2),
On the outer periphery of the end (4) of one tube (2) and the end (3) of the other tube (1), an annular ridge (9, 10, 14, 15) are provided at an interval in the axial direction, and the distance between the annular ridges (9, 10, 14, 15) that are farthest from each other in each of the tubes (1, 2) is For the outer diameter D of the tubes (1, 2), provided in the range of 0.3D to 1.4D,
At least one of the annular ridges (9, 10) provided on the outer periphery of the end (4) of one tube (2) is sealed and fixed to one end of the slide tube (5) by welding, welding or adhesion. And
A seal ring (16) made of at least one elastic body is disposed between the annular protrusions (14, 15) provided on the outer periphery of the end (3) of the other tube (1), and the slide tube (5). The pipe connection structure according to claim 1, wherein the pipe connection structure is slidably sealed with the inner peripheral surface of the pipe.
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