JP2008008451A - 板同士の締結構造及び締結方法 - Google Patents
板同士の締結構造及び締結方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008008451A JP2008008451A JP2006181662A JP2006181662A JP2008008451A JP 2008008451 A JP2008008451 A JP 2008008451A JP 2006181662 A JP2006181662 A JP 2006181662A JP 2006181662 A JP2006181662 A JP 2006181662A JP 2008008451 A JP2008008451 A JP 2008008451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- stopper
- plates
- bent
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【解決手段】互いに交差する第1の板32A及び第2の板32Bを締結する板同士の締結構造であって、前記第1の板32Aに貫通孔32e,32fを形成すると共に、前記第2の板32Bに前記第1の板32Aの貫通孔32e,32fに貫通する突出部32mと、該突出部32mに交差する方向に折り曲げた折り曲げ部32n,32oとを形成し、第1の板32Aの貫通孔32e,32fにその一方の面側から第2の板32Bの突出部32mを貫通させると共に、前記折り曲げ部32n,32oを第1の板32Aの一方の面に当接させた状態で、第2の板32Bの突出部32mの貫通孔32e,32fから突出した突出端部を加締めて締結する。
【選択図】図8
Description
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、互いに交差する第1及び第2の板を締結することができる板同士の締結構造及び締結方法を提供することを目的としている。
さらに、請求項3に係る板同士の締結構造は、請求項1に係る発明において、前記折り曲げ部は、前記突出部の両側に夫々形成され、一方の折り曲げ部に対して他方の折り曲げ部が反対方向に折り曲げられていることを特徴としている。
図1は、本発明を車両のステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示す斜視図、図2はステアリング装置の側面図、図3はステアリング装置の要部の拡大断面図、図4は図2のA−A線断面図、図5は第1及び第2のストッパプレートの締結手順を示す説明図、図6はストッパプレートの正面図、図7は図5のX方向矢視図、図8はストッパプレートの加締め手順を示す説明図である。
また、ステアリングコラム12は、後端側の小径円筒部12aと前端側の大径円筒部12bと小径円筒部12a及び大径円筒部12b間のテーパー部12cとで構成され、大径円筒部12bが側板部21a及び21bを有してアルミニウム成形品で鞍状に形成されたアウタジャケット21で覆われている。
そして、アウタジャケット21がアッパブラケット22及びロアブラケット23によって車体側部材(図示せず)に取付けられている。
このチルト機構26は、アッパブラケット22の側板部22a及び22bに形成されたピボット軸24の中心軸を中心とする円弧状のチルト調整用長孔27a及び27bと、これらチルト調整用長孔27a及び27bに挿通された締付用ボルト28とを有する。締付用ボルト28は、その拡大頭部28aがチルト調整用長孔27bに携行して回転を阻止され、先端ネジ部には操作レバー29により操作されるカムロック機構30が設けられている。
一方、チルト調整位置の締付解除時には、操作レバー29が回動されると、カムロック機構30の第2カム部材30bが軸方向左側に移動し、側板部22aとアウタジャケット21のクランプ部21c及び21dの締付けが解除される。
この回転防止・軸方向ストッパ用部材32は、図3、図5(a)及び(b)に示すように、第1のストッパプレート32Aと第2のストッパプレート32Bとで構成され、回転防止・軸方向ストッパ機能の他にハーネスブラケットを支持する機能を有することから適度な強度が要求される。
すなわち、先ず、図5(a)に示すように、第1のストッパプレート32Aにおける支持板部32c及び32dの貫通孔32e及び32fに下方から対向するように第2のストッパプレート32Bにおける側板部32g及び32hの突出部32mを夫々配置する。次いで、図5(b)示すように、第2のストッパプレート32Bの突出部32mを夫々第1のストッパプレート32Aの貫通孔32e及び32fに挿通して、突出部32mの上端を支持板部32c及び32dの上面側に突出させると共に、折り曲げ部32n及び32oを支持板部32c及び32dの下面に当接させる。
先ず、ステアリング装置10を車体に取付けるには、ステアリングコラム12内にステアリングシャフト11を転がり軸受20a及び20bで回転自在に保持し、このステアリングシャフト11の前端にユニバーサルジョイント14を介して中間シャフト15及びユニバーサルジョイント16を連結した状態で、ステアリングコラム12の大径円筒部12bをアウタジャケット21に挿通し、このアウタジャケット21をアッパブラケット22及びロアブラケット23によって車体側部材(図せず)に取付ける。このとき、アッパブラケット22とアウタジャケット21との間にチルト機構26を装着する。
その後、回転防止・軸方向ストッパ用部材32の第1のストッパプレート32A及び第2のストッパプレート32Bを分離した状態でハーネスの取り回しを行った後に、第1のストッパプレート32Aに第2のストッパプレート32Bを前述したように第2のストッパプレート32Bの突出部32mを第1のストッパプレート32Aの貫通孔32e及び32fに挿通して折り曲げ部32n及び32oを支持板部32c及び32dに当接させてから荷重受け台40及び加締め工具41を使用して突出部32mの先端を加締めることにより締結して回転防止・軸方向ストッパ用部材32を構成し、この回転防止・軸方向ストッパ用部材32をネジ33でステアリングコラム12の大径円筒部12bに固定する。
このチルト位置の選択が終了したときに、操作レバー29を原位置に回動復帰させることにより、第2のカム部材30bが図4で見て軸方向右側に移動してアッパブラケット22の側板部22aとアウタジャケット21のクランプ部21c及び21dを圧接させてロック状態となる。
因みに、第1のストッパプレート32Aと第2のストッパプレート32Bとを溶接で締結する場合には、溶接時の熱による変形を生じることから第1のストッパプレート32Aと第2のストッパプレート32Bとの締結を高精度で行うことはできないと共に、溶接を行うことから第1のストッパプレート32Aと第2のストッパプレート32Bとを別体のままとしてハーネスの取り回しなどを行った後に第1のストッパプレート32Aと第2のストッパプレート32Bとを溶接することは溶接の熱でハーネスを溶損するおそれがあるため不可能である。
さらに、上記実施形態においては、第1のストッパプレート32Aの支持板部32c及び32dと第2のストッパプレート32Bとを直交させた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、支持板部32c及び32dと第2のストッパプレート32Bとを任意の角度で交差させることもできる。この場合には交差させる角度に応じて折り曲げ部36n及び36oの折り曲げ角度を変更すれば良いものである。
なおさらに、加締め工具41のV字形状は角度が90°である必要なく、0°〜180°の範囲の任意の角度を選択することができる。
また、第2のストッパプレート32Bの突出部32mの加締めは、1カ所に限らず板幅方向に複数箇所加締めるようにしてもよい。
Claims (5)
- 互いに交差する第1の板及び第2の板を締結する板同士の締結構造であって、
前記第1の板に貫通孔を形成すると共に、前記第2の板に前記第1の板の貫通孔に貫通する突出部と、該突出部に交差する方向に折り曲げた折り曲げ部とを形成し、第1の板の貫通孔にその一方の面側から第2の板の突出部を貫通させると共に、前記折り曲げ部を第1の板の一方の面に当接させた状態で、第2の板の突出部の貫通孔から突出した突出端部を加締めて締結したことを特徴とする板同士の締結構造。 - 前記折り曲げ部は、前記突出部の両側に夫々形成されていることを特徴とする請求項1に記載の板同士の締結構造。
- 前記折り曲げ部は、前記突出部の両側に夫々形成され、一方の折り曲げ部に対して他方の折り曲げ部が反対方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の板同士の締結構造。
- 前記第1の板は、ステアリング装置のステアリングコラムに固定されてコ字状に形成された左右一対の第1のストッパプレートで構成され、前記第2の板は前記左右一対の第1のストッパプレートの下側板部に取付けられるU字状に形成された第2のストッパプレートで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の板同士の締結構造。
- 互いに交差する第1の板及び第2の板を締結する板同士の締結方法であって、
前記第1の板に貫通孔を形成すると共に、前記第2の板に前記第1の板の貫通孔に貫通する突出部と、該突出部に交差する方向に折り曲げた折り曲げ部とを形成し、第1の板の貫通孔にその一方の面側から第2の板の突出部を貫通させると共に、前記折り曲げ部を第1の板の一方の面に当接させた状態で、第2の板の突出部の貫通孔から突出した突出端部を加締めて締結したことを特徴とする板同士の締結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006181662A JP2008008451A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 板同士の締結構造及び締結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006181662A JP2008008451A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 板同士の締結構造及び締結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008008451A true JP2008008451A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39066844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006181662A Pending JP2008008451A (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 板同士の締結構造及び締結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008008451A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020059764A1 (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日本精工株式会社 | ブラケット及びステアリング装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824976A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-15 | Fujitsu Ltd | 光学文字読取装置の読取り方式 |
JPH08256442A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Nippon Densan Corp | マイクロモータ |
JP2003247513A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-05 | Denso Corp | 重量物の被取付け部材への取付け構造 |
-
2006
- 2006-06-30 JP JP2006181662A patent/JP2008008451A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824976A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-15 | Fujitsu Ltd | 光学文字読取装置の読取り方式 |
JPH08256442A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Nippon Densan Corp | マイクロモータ |
JP2003247513A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-05 | Denso Corp | 重量物の被取付け部材への取付け構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020059764A1 (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 日本精工株式会社 | ブラケット及びステアリング装置 |
US11591004B2 (en) | 2018-09-19 | 2023-02-28 | Nsk Ltd. | Bracket and steering apparatus |
JP7371636B2 (ja) | 2018-09-19 | 2023-10-31 | 日本精工株式会社 | ブラケット及びステアリング装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6142968B1 (ja) | テレスコピックステアリングコラム及びステアリング装置 | |
JP5333417B2 (ja) | ステアリング装置 | |
US9707910B2 (en) | Steering apparatus | |
JP6142969B2 (ja) | ステアリング装置 | |
EP3260350B1 (en) | Steering apparatus | |
JP2011011576A (ja) | ステアリング装置 | |
JP5408367B1 (ja) | 衝撃吸収式ステアリング装置 | |
US9669781B2 (en) | Steering apparatus | |
US10081384B2 (en) | Steering system | |
EP1640241A1 (en) | Steering apparatus | |
JP3591284B2 (ja) | チルト式ステアリング装置用ステアリングコラムの揺動支持装置 | |
JP2017226280A (ja) | ステアリング装置 | |
JP2005047487A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6760626B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5338766B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2008008451A (ja) | 板同士の締結構造及び締結方法 | |
JP5509721B2 (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JP2017035999A (ja) | ステアリング装置 | |
US20140210196A1 (en) | Steering apparatus | |
JP6673457B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP2007168625A (ja) | ステアリング装置 | |
JP2005343331A (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JP2006117120A (ja) | ステアリング装置 | |
JP6759746B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5589768B2 (ja) | 車両用ステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20090130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090202 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20101022 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20110624 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111206 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |