JP2008006706A - 印刷装置 - Google Patents

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裕之 北澤
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Abstract

【課題】 塗布液の供給量を正確に調整することができ、必要な膜厚を持ったパターンの転写が可能な印刷装置を提供すること。
【解決手段】 スリットノズル11はステー41に連結されおり、このステー41の一端部は、第1の支持部材42により回動可能に支持されている。この第1の支持部材42には、ナット44が付設されている。このナット44は、第1モータ45の駆動により回転するボールねじ46と螺号している。一方、ステー41の他端部は第2の支持部材43により、回動可能で、かつ、ステー41の長手方向に微動可能に支持されている。この第2の支持部材43には、図示しないナットが付設されている。このナットは、第2モータ47の駆動により回転するボールねじと螺号している。昇降テーブル21上には、スリットノズル11の位置を検出するための距離計測センサが配設されている。
【選択図】 図4

Description

この発明は、印刷版の表面に形成された塗布液のパターンを基板上に転写する印刷装置に関する。
例えば、カラーフィルター、液晶用ガラス基板、フレキシブル液晶基板あるいは電子ペーパー等の基板の製造工程においては、これらの基板に対して、パターン形成用の材料やフォトレジスト、あるいはインキ等の塗布液のパターンを転写する印刷装置が使用される。このような印刷装置においては、塗布物はインキローラとドクターブレードとを有するインキつぼから供給される(例えば、特許文献1参照)。
また、インクローラにノズルからインクを供給する構成の印刷装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−326621号公報 特開2005−305743号公報
カラーフィルター、液晶用ガラス基板、フレキシブル液晶基板あるいは電子ペーパー等の基板の製造工程においては、塗布液としてパターン形成用の材料等が使用される場合がある。このようなパターン形成用の材料は、溶媒が多く含有されることから、一般的なインキに比べて粘度が低く、また、揮発性も高い。このため、このような塗布液を使用するときには、必要な量の塗布液だけを印刷版に供給し、塗布されなかった塗布液は再度回収することが好ましい。
また、カラーフィルター、液晶用ガラス基板、フレキシブル液晶基板あるいは電子ペーパー等の基板の製造工程においては、そのパターン毎に要求される膜厚や線幅が異なることから、塗布液の供給量を正確に調整することが必要となり、さらには、塗布液の粘度によっても塗布液の供給量を変更する必要がある。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、塗布液の供給量を正確に調整することができ、必要な膜厚を持ったパターンの転写が可能な印刷装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、印刷版の表面に形成された塗布液のパターンを基板上に転写する印刷装置において、その外周面に印刷版を装着する版胴と、その軸芯が前記版胴の軸芯と平行に配置され、前記印刷版の表面に塗布液を供給する塗布液供給ローラと、前記塗布液供給ローラの軸線方向に延びるスリットを有し、前記塗布液供給ローラの表面に塗布液を供給するノズルと、基板を前記版胴の軸芯と垂直な方向に、前記版胴に対して相対的に移動させる移動手段と、前記塗布液供給ローラの表面と前記ノズルとの間隔を検出する検出手段と、前記検出手段による検出値に基づいて、前記塗布液供給ローラの表面と前記ノズルとの間隔を調整する調整機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記調整機構は、前記ノズルの一端部を回動可能に支持する第1の支持部材と、前記ノズルの他端部を回動可能、かつ、ノズルの長手方向に微動可能に支持する第2の支持部材と、前記第1の支持部材を昇降させる第1モータと、前記第2の支持部材を昇降させる第2モータとを備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記検出手段は、前記ノズルの両端付近に一対配設されたセンサからなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記塗布液供給ローラの表面と前記印刷版の表面との間隔を検出する第2検出手段と、前記第2検出手段による検出値に基づいて、前記塗布液供給ローラの表面と前記印刷版の表面との間隔を調整する第2調整機構とを備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記印刷版の表面と前記基板の表面との間隔を検出する第3検出手段と、前記第3検出手段による検出値に基づいて、前記印刷版の表面と前記基板の表面との間隔を調整する第3調整機構とを備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記移動手段は、前記基板を支持する搬送搬送テーブルと、当該搬送搬送テーブルを前記版胴の軸芯と垂直な方向に往復移動させるモータとを備え、前記第3調整機構は、前記搬送搬送テーブルの表面と前記版胴との距離を調整する。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明において、前記塗布液はパターン形成用の材料である。
請求項1に記載の発明によれば、塗布液の供給量を正確に調整することができ、必要な膜厚を持ったパターンの転写が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ノズルに応力が付与されることを防止しつつ、塗布液供給ローラの表面とノズルとの間隔を正確に調整することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、塗布液供給ローラの表面とノズルとの間隔をより正確に調整することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、塗布液供給ローラの表面と印刷版の表面との間隔を調整することにより、塗布液パターンの膜厚を適正なものとすることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、塗布液供給ローラの表面と印刷版の表面との間隔を調整することにより、塗布液パターンの膜厚を適正なものとすることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、搬送搬送テーブルの表面と版胴との距離を調整することにより、塗布液パターンの膜厚を適正なものとすることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、粘度が低く揮発性も高いパターン形成用の材料の供給量を正確に調整することができ、必要な膜厚を持ったパターンの転写が可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
最初に、この発明に係る印刷装置の基本的な構成について説明する。図1はこの発明に係る印刷装置の要部を示す概要図である。
この印刷装置は、印刷版17の表面に形成された塗布液のパターンを基板16上に転写するものであり、その外周面に印刷版17を装着する版胴14と、その軸芯が版胴14の軸芯と平行に配置され印刷版17の表面に塗布液を供給する塗布液供給ローラ12と、この塗布液供給ローラ12の軸線方向に延びるスリットを有し塗布液供給ローラ12の表面に塗布液を供給するスリットノズル11と、塗布液供給ローラ12の洗浄機構13と、版胴14の洗浄機構15とを備える。上記スリットノズル11、塗布液供給ローラ12および洗浄機構13は、塗布液供給機構10を構成する。
スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面とは、わずかな距離d1だけ離隔している。また、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面とは、塗布液の膜厚より小さい距離d2だけ離隔している。さらに、印刷版17の表面と基板16の表面とは、塗布液の膜厚より小さい距離d3だけ離隔している。これらの距離d1、d2、d3は、後述する調整機構により調整可能となっている。
この印刷装置においては、スリットノズル11から塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が供給され、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液の薄膜が形成される。そして、この塗布液は、印刷版17におけるパターンPに転写され、塗布液のパターンが形成される。この塗布液のパターンが、基板16上に転写される。
なお、塗布液を印刷版17におけるパターンPに転写した後の塗布液供給ローラ12の表面は、洗浄機構13により洗浄される。これは、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が残存した場合、その上にさらにスリットノズル11から塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が供給されたときに、塗布液の膜厚が増加して不均一となり、必要な膜厚を持ったパターンの転写が不可能となるためである。
また、塗布液を基板16に転写した後の印刷版17の表面は、洗浄機構15により洗浄される。これも、印刷版17上の塗布液の膜厚が不均一となり、必要な膜厚を持ったパターンの転写が不可能となるためである。なお、洗浄機構15は、装置の端部と版胴14に近接した位置との間を移動可能となっている。
次に、上述した印刷装置の具体的な構成について説明する。図2および図3は、この発明に係る印刷装置を異なる方向から見た斜視図である。また、図4および図5は、この発明に係る印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。なお、これらの図においては、上述した洗浄機構13、15の図示を省略している。
この印刷装置は、基台20と、上述したスリットノズル11、塗布液供給ローラ12および版胴14を搭載した昇降テーブル21と、基板16を支持した状態で基台20上を往復移動する搬送テーブル22とを備える。
図2乃至図4に示すように、基台20上には、一対の直動ガイド32と、これらの直動ガイド32の間に配設されたリニアモータ31とが配設されている。これらの直動ガイド32およびリニアモータ31は、その長手方向が版胴14の軸芯と垂直な方向を向くように配設されている。また、搬送テーブル22は、これらの直動ガイド32およびリニアモータ31と連結されている。このため、搬送テーブル22は、リニアモータ31の駆動を受け、版胴14の軸芯と垂直な方向に往復移動する。
上述したように、スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面との距離d1、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面との距離d2および印刷版17の表面と基板16の表面との距離d3は、各々、調整機構により調整可能となっている。以下、この調整機構について説明する。
最初に、印刷版17の表面と基板16の表面との距離d3を調整するための、本願発明に係る第3調整機構について説明する。
図1および図2に示すように、基台20と連結した左右一対の支持側板24には、ガイド部材25が各々一対配設されている。そして、昇降テーブル21は、このガイド部材25と連結されており、このガイド部材25に沿って昇降可能となっている。また、この昇降テーブル21は、左右一対のモータ26の駆動を受け回転するボールねじ27(図2参照)と連結されている。このため、スリットノズル11、塗布液供給ローラ12および版胴14は、モータ26の駆動をうけ、昇降テーブル21とともに昇降する。
そして、その昇降位置は、一対のレーザ変位計等の非接触変位計23(図2、図4、図5参照)により検出されている。また、基板16および搬送テーブル22の表面位置は、一対のレーザ変位計等の非接触変位計30(図5参照)により検出されている。これらの非接触変位計23、30は、本願発明に係る第3検出手段に相当する。
搬送テーブル22は、基台20上に往復移動可能に固定されており、その上下方向の位置は固定されている。このため、非接触変位計23、30で搬送テーブル22上に載置された基板16の表面および版胴14の下端位置を検出した上で、左右一対のモータ26により昇降テーブル21とともにスリットノズル11、塗布液供給ローラ12および版胴14を昇降させることにより、印刷版17の表面と基板16の表面との距離d3を調整することが可能となる。このときの距離d3は、印刷版P上に形成された塗布液の膜厚より小さくなるように調整される。
次に、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面との距離d2を調整するための、本願発明に係る第2調整機構について説明する。
図4に示すように、塗布液塗布ローラ12は、左右一対の塗布液供給ローラ支持部33により軸支されている。また、版胴14は、左右一対の版胴支持部34により軸支されている。そして、左右一対の塗布液供給ローラ支持部33は、左右一対の版胴支持部34に対して接離可能な構成となっている。
図6は、塗布液供給ローラ支持部33および版胴支持部34付近の拡大図である。なお、図6においては、塗布液供給ローラ支持部33および版胴支持部34の一方の端部のみを図示しているが、他方の端部も同様の構成を有する。
版胴14を軸支する版胴支持部34は、昇降テーブル21に固定されている。一方、塗布液供給ローラ12を支持する塗布液供給ローラ支持部33は、昇降テーブル21に対し、その軸芯と垂直な方向に移動可能となっている。
昇降テーブル21上には、モータ35が配設されている。このモータ35は、ボールねじ36に連結されている。また、このボールねじ36は、塗布液供給ローラ支持部33と連結したナット37と螺合している。このため、モータ35の駆動によりボールねじ36を回転させた場合には、ナット37が塗布液供給ローラ支持部33およびそこに軸支された塗布液供給ローラ12とともに移動する。
そして、ナット37の位置は、ナット37とともに移動するとともに、当たり部材39に当接可能なリニアゲージ等の距離計測センサ38により検出される。この距離計測センサ38は、本願発明に係る第2検出手段に相当する。
上述したように、版胴14を軸支する版胴支持部34は、昇降テーブル21に固定されている。このため、距離計測センサ38で塗布液供給ローラ支持部33の位置を検出しながら、左右一対のモータ35により塗布液供給ローラ支持部33とともに塗布液供給ローラ12を移動させることにより、版胴14の外周部に装着された印刷版17の表面と塗布液供給ローラ12の表面との距離d2を調整することが可能となる。このときの距離d2は、塗布液供給ローラ12上に形成された塗布液の膜厚より小さくなるように調整される。
次に、スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面との距離d1を調整するための、本願発明に係る調整機構について説明する。
図4に示すように、スリットノズル11は、ステー41に連結されている。そして、このステー41の一端部は、第1の支持部材42により、回動可能に支持されている。この第1の支持部材42には、ナット44が付設されている。このナット44は、第1モータ45の駆動により回転するボールねじ46と螺合している。
一方、ステー41の他端部は、第2の支持部材43により、回動可能で、かつ、ステー41の長手方向に微動可能に支持されている。この第2の支持部材43には、図示しないナットが付設されている。このナットは、第2モータ47の駆動により回転するボールねじと螺合している。
このため、第1モータ45および第2モータ47が同期して回転駆動した場合には、その一端部をステー41を介して第1の支持部材42に支持され、その他端部をステー41を介して第2の支持部材43により支持されたスリットノズル11は、昇降移動することになる。
図7は、スリットノズル11の端部付近を拡大して示す斜視図である。
昇降テーブル21上には、リニアゲージ等の距離計測センサ48が配設されている。この距離計測センサ48は、スリットノズル11の支持するステー41の端部に付設された当たり部材49と当接可能となっている。この距離計測センサ48は、スリットノズル11の他方の端部にも配設されている。これらの距離計測センサ48は、ステー41の位置を介してスリットノズル11の位置を検出する。この距離計測センサ48は、本願発明に係る検出手段に相当する。
上述したように、塗布液供給ローラ12は、塗布液供給ローラ支持部33とともに水平方向にのみ移動し、その高さ位置は固定されている。このため、距離計測センサ48によりスリットノズル11の位置を検出しながら、第1、第2モータ45、47の駆動によりスリットノズル11を移動させることにより、スリットノズルと塗布液供給ローラ12の表面との距離d1を調整することが可能となる。このときの距離d1は、基板16に塗布すべき塗布液の膜厚等により、所定の値に設定される。
このとき、スリットノズル11と連結されたステー41は、その一端部を第1支持部材42により回動可能に、また、その他端部を第2支持部材43により回動可能で、かつ、ステー41の長手方向に微動可能に支持されていることから、スリットノズル11に応力が付与されることを防止しつつ、塗布液供給ローラ12の表面とスリットノズル11との間隔を正確に調整することが可能となる。
次に、図1に示す塗布液供給ローラ12の洗浄機構13の構成について説明する。図8は、塗布液供給ローラ12の洗浄機構13の概要図である。
上述したように、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が残存した場合、その上にさらにスリットノズル11から塗布液供給ローラ12の表面に塗布液が供給されたときに、塗布液の膜厚が増加して不均一となり、必要な膜厚を持ったパターンの転写が不可能となる。このため、塗布液供給ローラ12から版胴14上の印刷版に塗布液を供給した後に、塗布液供給ローラ12の表面を洗浄機構13により洗浄する構成を採用している。
この洗浄機構13は、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液の溶媒を供給するためのリンスパイプ71と、塗布液供給ローラ12の表面に塗布された塗布液を溶媒とともに掻き落とすための第1ブレード72と、第1ブレード72により掻き落とされた塗布液を回収するための回収バット73と、回収バット73に回収された塗布液を溶剤とともに再利用するための回収管路74と、塗布液の溶媒を貯留するバット75と、塗布液供給ローラ12の表面に残存する塗布液の溶媒を掻き落とすための第2ブレード76とを備える。
この洗浄機構においては、リンスパイプ71から供給された塗布液の溶剤により塗布液の固化を防止した上で、塗布液をその溶媒とともに回収バット43に回収する。回収された塗布液は、再生後、再度、スリットノズル11に送液され、再利用される。そして、塗布液が除去された塗布液供給ローラ12の表面は、バット75に貯留された塗布液の溶媒中に浸漬された後、第2ブレード76によりその表面に残存する塗布液の溶媒を除去される。
以上のような構成を有する印刷装置においては、印刷を実行するに先立って、各調整機構により、スリットノズル11と塗布液供給ローラ12の表面との距離d1、塗布液供給ローラ12の表面と印刷版17の表面との距離d2および印刷版17の表面と基板16の表面との距離d3を、基板16に塗布すべき塗布液の膜厚等に基づいて所定の値に設定する。
しかる後、図示しないモータの駆動により塗布液供給ローラ12および版胴14を互いに同期して回転させると共に、リニアモータ31の駆動により搬送テーブル22を、版胴14の周速度と同一の速度で版胴14の軸芯と垂直な方向に移動させる。これにより、版胴14の外周部に装着した印刷版17上の塗布液のパターンが基板16の表面に転写される。
そして、塗布液を基板16上に転写した印刷版17の表面は、図1に示す版胴14の洗浄機構15により洗浄される。また、印刷版17に塗布液を供給した塗布液供給ローラ12は、図1および図8に示す塗布液供給ローラ12の洗浄機構13により洗浄される。
なお、上述した実施形態においては、基板16上にパターン形成用の材料を用いてパターンを印刷する印刷装置にこの発明を適用した場合について説明したが、一般のインキを印刷する印刷装置にこの発明を適用するようにしても良い。
また、上述した実施形態においては、塗布液供給ローラ12の表面に塗布液を供給するためのノズルとして、塗布液供給ローラ12の軸線方向に延びるスリットを有するスリットノズル11を使用しているが、塗布液供給ローラ12の表面に対し塗布液供給ローラ12の軸線方向に沿って直線状に塗布液を供給し得るものであれば、他のノズルを使用することも可能である。このようなノズルとして、例えば、塗布液供給ローラ12の軸線方向に多数の円形またはスロット状の吐出口を列設し、これらの吐出口から塗布液供給ローラ12の軸線方向に沿って直線状に塗布液を吐出するノズルを使用してもよい。この発明の「塗布液供給ローラの軸線方向に延びる塗布液吐出口を有し、前記塗布液供給ローラの表面に塗布液を供給するノズル」とは、このような形態をも含むものである。
この発明に係る印刷装置の要部を示す概要図である。 この発明に係る印刷装置の斜視図である。 この発明に係る印刷装置の斜視図である。 この発明に係る印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る印刷装置の一部を拡大して示す斜視図である。 塗布液供給ローラ支持部33および版胴支持部34付近の拡大図である。 スリットノズル11の端部付近を拡大して示す斜視図である。 塗布液供給ローラ12の洗浄機構13の概要図である。
符号の説明
10 塗布液供給機構
11 スリットノズル
12 塗布液供給ローラ
13 洗浄機構
14 版胴
15 洗浄機構
16 基板
17 印刷版
20 基台
21 昇降テーブル
22 搬送テーブル
23 非接触変位計
24 支持側板
25 ガイド部材
26 モータ
30 非接触変位計
31 リニアモータ
32 直動ガイド
33 塗布液供給ローラ支持部
34 版胴支持部
35 モータ
38 距離計測センサ
41 ステー
42 第1の支持部材
43 第2の支持部材
45 第1モータ
47 第2モータ
48 距離計測センサ
P パターン

Claims (7)

  1. 印刷版の表面に形成された塗布液のパターンを基板上に転写する印刷装置において、
    その外周面に印刷版を装着する版胴と、
    その軸芯が前記版胴の軸芯と平行に配置され、前記印刷版の表面に塗布液を供給する塗布液供給ローラと、
    前記塗布液供給ローラの軸線方向に延びる塗布液吐出口を有し、前記塗布液供給ローラの表面に塗布液を供給するノズルと、
    基板を前記版胴の軸芯と垂直な方向に、前記版胴に対して相対的に移動させる移動手段と、
    前記塗布液供給ローラの表面と前記ノズルとの間隔を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出値に基づいて、前記塗布液供給ローラの表面と前記ノズルとの間隔を調整する調整機構と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記調整機構は、
    前記ノズルの一端部を回動可能に支持する第1の支持部材と、
    前記ノズルの他端部を回動可能、かつ、ノズルの長手方向に微動可能に支持する第2の支持部材と、
    前記第1の支持部材を昇降させる第1モータと、
    前記第2の支持部材を昇降させる第2モータと、
    を備える印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    前記検出手段は、前記ノズルの両端付近に一対配設されたセンサからなる印刷装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記塗布液供給ローラの表面と前記印刷版の表面との間隔を検出する第2検出手段と、
    前記第2検出手段による検出値に基づいて、前記塗布液供給ローラの表面と前記印刷版の表面との間隔を調整する第2調整機構と、
    を備える印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記印刷版の表面と前記基板の表面との間隔を検出する第3検出手段と、
    前記第3検出手段による検出値に基づいて、前記印刷版の表面と前記基板の表面との間隔を調整する第3調整機構と、
    を備える印刷装置。
  6. 請求項5に記載の印刷装置において、
    前記移動手段は、前記基板を支持する搬送テーブルと、当該搬送テーブルを前記版胴の軸芯と垂直な方向に往復移動させるモータとを備え、
    前記第3調整機構は、前記搬送テーブルの表面と前記版胴との距離を調整する印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記塗布液はパターン形成用の材料である印刷装置。
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