JP2008005922A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源装置111は、電圧が制御された第1の直流電源と、電圧が制御されてなく、第1の直流電源より電源容量が大きい第2の直流電源を供給する。表示部照明装置駆動回路は、第2の直流電源を交流電源に変換して表示部照明装置172に供給する電源変換回路と、電源変換回路を制御する制御回路30と、動作電源供給回路40を有している。制御回路30は、設定周波数の発信信号を用いて電源変換回路を制御し、電源変換回路から供給される交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなると電源変換回路の動作を停止させる。動作電源供給回路40は、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には制御回路30への動作電源の供給を停止し、第2の下限電圧設定値より大きい時には制御回路30に動作電源を供給する。
【選択図】図2
Description
液晶表示装置としては、一般的に、液晶パネルと、液晶パネルを背面側から照明するバックライト光源を有するバックライト式の液晶表示装置が用いられる。バックライト方式としては、例えば、液晶パネルの背面側に導光板を設け、導光板の側方に設けたバックライト光源からの光を導光板を介して液晶パネルの背面に照射するエッジライト方式、液晶パネルの背面側にバックライト光源を設け、バックライトからの光を液晶パネルの背面に照射する直下型方式が用いられている。バックライト光源としては、明るくて寿命が長い冷陰極管が用いられることが多い。
また、遊技機には、電源装置が設けられている。電源装置は、例えば、24V交流電源(AC24V電源)を入力し、電圧が制御された12V直流電源(DC12V電源)と、電圧が制御されていない34V直流電源(DC34V電源)を供給する。DC34V電源は、例えば、AC24V電源を整流及び平滑して生成される。冷陰極管(バックライト光源)を駆動する冷陰極管駆動回路は、電源装置から供給される、電圧が制御されたDC12V電源を用いて冷陰極管を駆動する。
冷陰極管駆動回路としては、電源装置から供給される、電圧が制御されたDC12V電源を設定周波数の交流電源に変換するインバータが用いられる。インバータは、変圧器とスイッチング回路により構成され、スイッチング回路は、変圧器の巻線により形成される共振回路によって制御される。これにより、自励式インバータが構成されている。(特許文献1参照)
このように表示画面サイズが大きい液晶表示装置を使用する場合には、冷陰極管の数が増加するため、電源装置から供給されるDC12V電源では、電源容量が不足することになる。
ここで、冷陰極管の数の増大に伴う電源容量の不足に対処する方法として、電源装置から供給されるDC12V電源の電源容量を増大する方法が考えられる。しかしながら、DC12V電源の電源容量を増大する方法は、電源装置を変更する必要があり、高価となる。また、電源装置は異なる機種の遊技機で兼用できるのが好ましい。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、電源装置を変更することなく、液晶パネル等の表示部を背面側から照明するための、冷陰極管等の液晶表示部照明装置の数が異なる表示装置を使用することができる技術を提供することを目的とする。
本発明で用いられている技術は、パチンコ機やパチスロ機等の種々の遊技機に好適に用いることができる。
本発明の遊技機は、遊技演出用の画像を表示する表示部と表示部を背面側から照明するための表示部照明装置を有する表示装置、表示部照明装置を駆動する表示部照明装置駆動回路、電源装置を備えている。
表示装置としては、典型的には、液晶パネル(表示部)及び液晶パネルを背面側から照明する液晶パネル照明装置(表示部照明装置)を有するバックライト式の液晶表示装置が用いられる。液晶パネル照明装置(バックライト光源)としては、好適には、冷陰極管が用いられる。この場合、表示部照明装置駆動回路として液晶パネル照明装置駆動回路が用いられる。なお、表示部は、背面側から照明されればよく、表示部照明装置の配置位置は、表示部の後方や側方であってもよい。
遊技機には、通常、交流電源を入力し、電圧が制御された第1の直流電源と、電圧が制御されていない第2の直流電源を供給する電源装置が用いられている。ここで、「電圧が制御された直流電源」は、電圧制御回路によって電圧がフィードバック制御されている直流電源を意味する。また、「電圧が制御されていな直流電源」は、電圧制御回路によって電圧がフィードバック制御されていない直流電源を意味する。電圧が制御されていない直流電源は、典型的には、交流電源を整流する整流回路(全波整流回路あるいは半波整流回路)と、整流回路で整流された直流電圧を平滑する平滑回路によって生成される。なお、交流電源の電圧あるいは直流電源の電圧を分圧する分圧回路が用いられることもある。このような電源装置としては、例えば、AC24V電源を入力し、電圧が制御されたDC12V電源と、電圧が制御されていないDC34V電源を供給する電源装置が用いられる。なお、本明細書では、AC24V電源を全波整流した後に平滑した直流電源を、「DC34V電源」と呼んでいる。電源装置は、第2の直流電源(例えば、DC34V電源)の電源容量が、第1の直流電源(例えば、DC12V電源)の電源容量より大きくなるように構成されている。
本発明では、電源装置から供給される、電圧が制御されてなく、電源容量が第1の直流電源より大きい第2の直流電源を、表示部照明装置駆動回路に供給することによって、表示画面サイズの大きい表示部を有する表示装置(したがって、表示部照明装置の数が多い表示装置)の使用に伴う電源容量の不足を解消している。
表示部照明装置駆動回路は、電源装置から供給される、電圧が制御されていない第2の直流電源を設定周波数の交流電源に変換して表示部照明装置に供給する電源変換回路を有している。電源変換回路としては、変圧器とスイッチング回路を有するインバータが用いられる。
遊技機では、一般的には、インバータとして、ICの使用数が少ない自例式インバータが用いられている。本発明では、電源装置から供給される第2の直流電源は、電圧が制御されていないため、電圧が大きく変動する。このため、本発明では、表示部照明装置駆動回路に、インバータのスイッチング回路を制御する制御回路を設け、自励式インバータよりも入力電源の電圧変動に対する安定性が良い他例式インバータを構成している。制御回路は、発振回路から出力される設定周波数の発振信号を用いてスイッチング回路をオン・オフ制御するオン・オフ制御手段を有している。スイッチング回路をオン・オフ制御する方式として、典型的には、発振信号を用いてPWM(パルス幅変調)制御信号を出力するPWM制御方式が用いられる。
ここで、他励式インバータの制御回路は、他例式インバータの入力電源の電圧が低下して、他励式インバータから供給される交流電源の電圧(表示部照明装置の電圧)が下限電圧設定値(第1の下限電圧設定値)より小さくなると、スイッチング回路をオフ制御する電圧低下異常処理を実行する(電圧低下異常処理モードを設定する)電圧低下異常処理手段を有している。なお、電源装置から供給される第2の直流電源の電圧(他励式インバータに供給される直流電源の電圧)が第1の下限電圧設定値に対応する設定値より小さくなると電圧低下異常処理を実行するように電圧低下異常処理手段を構成することもできる。「交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなる」という記載は、交流電源の電圧が、第1の下限電圧設定値より大きい状態から第1の下限電圧設定値より小さい状態に移行することを表している。交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より大きい状態から第1の下限電圧設定値より小さい状態に移行したことを判別する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より大きくなったことを判別した後に、第1の下限電圧設定値より小さくなったことを判別する方法、制御回路のオン・オフ制御手段がスイッチング回路のオン・オフ制御を開始してから設定時間経過した後に、交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなったことを判別する方法、交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなったことと交流電源が減少状態(変化率が負である)にあることを判別する方法を用いることができる。
この電圧低下異常処理手段による電圧低下異常処理の実行(電圧低下異常処理モードの設定)は、制御回路のリセット処理手段がリセット処理を実行することによって完全に解除される。通常、制御回路のリセット処理手段は、動作電源が供給されていない状態から動作電源が供給されて、動作電源の電圧が制御回路の動作開始電圧に達した時(動作電源の供給による動作開始時)にリセット処理を実行するように構成されている。このため、電源装置から供給される第2の直流電源の電圧の低下によって電源変換回路から供給される交流電圧が低下し、電圧低下異常処理手段が電圧低下異常処理を実行した後、制御回路の動作電源の電圧が、制御回路が動作不能となる値より小さくなる前に、第2の直流電源の電圧が増加して制御回路の動作電源の電圧が増加すると、リセット処理手段はリセット処理を実行しない。この場合、電圧低下異常処理手段によるスイッチング回路のオフ制御が継続されて表示部照明装置が駆動されない状態が持続するため、表示部に表示されている画像が見難い。
本発明では、表示部照明装置駆動回路は、電源装置から供給される第2の直流電源を入力し、制御回路に動作電源を供給する動作電源供給回路を有している。動作電源供給回路は、電源装置から供給される第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には制御回路への動作電源の供給を停止し、第2の下限電圧設定値より大きい時に制御回路に動作電源を供給する。第2の下限電圧設定値は、制御回路の電圧低下異常処理手段が電圧低下異常処理を実行する(電圧低下異常処理モードを設定する)第1の下限電圧設定値に対応する値に設定される。すなわち、電源変換回路から表示部照明装置に供給される交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなって制御回路の電圧低下異常処理手段が電圧低下異常処理を実行した後に、制御回路への動作電源の供給が停止されるように設定される。例えば、交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値と等しくなる時の第2の直流電源の電圧値より小さい値に設定される。
なお、「大きい」、「小さい」等の記載は、等号を含んでもよいし、含まなくてもよい。また、「第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時」及び「第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時」等の記載は、いずれか一方に等号を含むことを意味している。
また、表示部照明装置駆動回路に設けられるインバータとして、他励式インバータを用いている。これにより、電圧が制御されていない第2の直流電源の電圧変動による影響を低減することができる。
また、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には制御回路への動作電源の供給を停止し、第2の下限電圧設定値より大きい時に制御回路に動作電源を供給する動作電源供給回路を設けている。これにより、第2の直流電源の電圧低下により電源変換回路から供給される交流電源の電圧が低下して制御回路の電圧低下異常処理手段が電圧低下異常処理を実行した場合、第2の直流電源の電圧が上昇する時に制御回路のリセット処理手段が確実にリセット処理を実行するため、表示部照明装置が駆動されない状態が持続されるのを防止することができる。
本発明の一実施の形態の制御系の概略構成を図1に示す。本実施の形態は、本発明をパチンコ機として構成したものである。
本実施の形態では、表示装置として、処理負担が軽い、LED等により構成される特別図柄表示装置示装置135と、種々の画像を表示することができる液晶表示装置により構成される装飾図柄表示装置170を用いている。装飾図柄表示装置170は、液晶パネル171と、液晶パネル171を背面側から照明するためのバックライト光源である冷陰極管172を有するバックライト式の液晶表示装置を用いている。冷陰極管は、例えば、液晶パネルの背面側に設けられた導光板の側方に設けられ、あるいは、液晶パネルの背面側に設けられる。
主制御基板130には、主制御回路131、ROMやRAM等の記憶回路132、表示装置駆動回路133等が配設されている。通常、主制御回路131と記憶回路132は、制御用ICとして一体的に構成される。
主制御回路131には、種々の入力信号が入力される。例えば、遊技球が始動入賞装置に入球したことを示す始動入賞球検出信号、遊技球が一般入賞装置に入球したことを示す一般入賞球検出信号、遊技球が大入賞口に入球したことを示す大入賞球検出信号等が入力される。
主制御回路131は、入力信号と記憶回路132に記憶されている制御プログラムや各種の乱数発生プログラムに基づいて、主制御信号を出力する。
例えば、始動入賞球検出信号が入力されると、抽選手段により抽選を行い、抽選の結果が当たりであるか否か(抽選結果)を判定するとともに、抽選結果を報知する演出表示時間を判定する。そして、判定した抽選結果を示す抽選結果情報や演出表示時間を示す演出表示時間情報を含む主コマンド信号を主制御信号として副制御回路141に出力する。また、判定した抽選結果と演出表示時間に基づいて、特別図柄表示装置135を駆動する制御信号を主制御信号として表示装置駆動回路133に出力する。また、抽選結果が当たりである場合には、抽選結果の演出が行われた後、大入賞口(図示省略)を開閉する大入賞口開閉部材(図示省略)を駆動する制御信号を主制御信号として大入賞口開閉部材駆動回路(図示省略)に出力し、遊技者に有利な大当たり遊技状態を発生させる。同時に、大当たり遊技状態に対応する演出を行うことを指示する主コマンド信号を主制御信号として副制御回路141に出力する。大当たり遊技状態は、大当たり遊技状態終了条件が満足されると終了する。
また、主制御回路131は、始動入賞球検出信号、一般入賞球検出信号、大入賞球検出信号が入力されると、それぞれに対応する数の払出数を示す主コマンド信号を主制御信号として払出制御回路121(図2参照)に出力する。払出制御回路121は、主制御回路131から主制御信号が入力されると、主制御信号で示される払出数の遊技球を払出装置から払い出す。
副制御回路141は、主制御回路131から出力される主制御信号(抽選結果情報や変動表示時間情報を示す主コマンド信号等)と記憶回路142に記憶されている制御プログラムや各種の乱数発生プログラムに基づいて、副制御信号を出力する。
例えば、抽選結果情報及び変動表示時間情報に基づいて、装飾図柄表示装置160の液晶パネル161に表示する装飾図柄や変動パターン等を決定し、決定した装飾図柄を示す図柄情報や変動パターンを示す変動パターン情報等を含む表示コマンド信号(副コマンド信号)を副制御信号として表示制御回路151に出力する。
また、決定した変動パターンに応じた音による演出を行うために、決定した変動パターンを示す変動パターン情報を含む音コマンド信号(副コマンド信号)を副制御信号としてスピーカ駆動回路143に出力する。スピーカ駆動回路143は、入力された音コマンド信号に対応する音パターンがスピーカ144から発生するように、スピーカ144に音駆動信号を出力する。
また、決定した変動パターンに応じた光による演出を行うために、決定した変動パターンに応じたランプ制御信号を副制御信号としてランプ駆動回路145に出力する。ランプ駆動回路145は、入力されたランプ制御信号に基づいて、対応するランプ146にランプ駆動信号を出力する(ランプに直流電源を供給する)。
表示制御回路151は、副制御回路141から出力された副制御信号、例えば、図柄情報や変動パターン情報等を含む表示コマンド信号(副コマンド信号)に基づいて、表示制御信号をVDP153に出力する。
VDP153は、入力された表示制御信号に基づいて、記憶回路154のROMから所定の装飾図柄の画像データ、キャラクタの画像データや背景の画像データ等を読み出し、読み出した各画像データを、大きさや配設位置を調整しながら合成することによって、装飾図柄表示装置160の液晶パネル161の表示部に対応するビットマップデータを作成して記憶回路154のRAMに記憶する。そして、記憶回路154のRAMに記憶されているビットマップデータに基づいて、液晶パネル駆動信号を液晶パネル駆動回路171に出力し、液晶パネル171の表示画面に画像を表示させる。
また、表示制御回路151は、冷陰極管駆動回路(表示部照明装置駆動回路)を作動させるあるいは作動を停止させる冷陰極管制御信号を出力する。例えば、冷陰極管を作動させることを示す「L」レベルの冷陰極管制御信号あるいは冷陰極管の作動を停止させることを示す「H」レベルの冷陰極管制御信号を出力する。通常、遊技機の電源が投入されると装飾図柄表示装置160に画像が表示されるため、表示制御回路151に動作電源が供給されて表示制御回路151が動作を開始すると、冷陰極管を作動させることを示す冷陰極管制御信号が出力される。
なお、装飾図柄表示装置170の液晶パネル171への装飾図柄の変動表示時間は、主制御回路131で判定された、特別図柄表示装置135の変動表示時間と一致する。すなわち、特別図柄表示装置135による特別図柄の変動表示の開始時点及び終了時点と、装飾図柄表示装置170に表示される装飾図柄の変動表示の開始時点及び終了時点は一致する。
冷陰極管駆動回路は、表示制御回路151から、冷陰極管呉作動を示す冷陰極制御信号が入力されると、冷陰極管172に交流電源を供給する。
冷陰極管駆動回路の構成及び動作は、以下に詳述する。
図1では、冷陰極管駆動基板160に、冷陰極管駆動回路を構成する各構成要素を冷陰極管駆動基板160に配設しているが、各構成要素の配設態様をこれに限定されない。例えば、変圧器10とスイッチング回路を、他の基板に配設する態様や、液晶パネルや冷陰極管とともに一体に構成する態様等を用いることができる。
本実施の形態の電源系は、電源基板110、払出制御基板120、主制御基板130、副制御基板140、表示制御基板150、冷陰極管駆動基板160等により構成されている。
これにより、AC24V電源は、整流回路S111によって全波整流された後、コンデンサC111(平滑回路)によって平滑され、AC34V電源に変換される。このAC34V電源は、AC24V電源を整流、平滑しただけであるため、AC24V電源の電圧変動によって電圧が変動する、すなわち、電圧変動が大きい。なお、AC24V電源の電圧を分圧する分圧回路や、DC34V電源の電圧を分圧する分圧回路を設けることもできる。
本明細書では、「DC34V電源」は、AC24V電源を全波整流及び平滑した直流電源を意味するものとして用いている。
図4では、整流回路S121として全波整流回路が用いられ、コンデンサC121によって平滑回路が構成され、比較器COM121、抵抗R121〜R124、定電圧ダイオードZD121、トランジスタSW121によって電圧制御回路が構成され、ダイオードD122とコンデンサC122によってフィルタ回路が構成されている。
これにより、AC24V電源は、波整流回路S121によって全波整流され、コンデンサC121(平滑回路)によって平滑された後、電圧制御回路によって、電圧が設定電圧に制御される。すなわち、電圧制御回路の出力電圧が抵抗R123とR124により構成される電圧検出回路で検出され、比較器COM121は、検出した電圧制御回路の出力電圧と定電圧ダイオードZD121の定電圧によって設定される設定電圧との偏差に応じてスイッチング素子SW121をオン・オフ制御する(電圧をフィードバック制御する)。電圧制御回路で電圧が制御された直流電圧は、フィルタ回路を介してDC12V電源として供給される。
なお、図4に示す波整流回路と平滑回路は、図3に示す、AC24V電源をDC34V電源に変換する波整流回路と平滑回路を兼用することもできる。
通常、電源装置111は、DC34V電源の電源容量がDC12V電源の電源容量より大きくなるように構成されている。
払出制御基板120には、電圧変換回路123等が配設されている。払出制御基板120では、電源装置111から供給されるDC34V電源、DC12V電源は、それぞれ、DC34V負荷、DC12V負荷に供給される。電圧変換回路123は、DC12V電源をDC5V電源に変換し、動作電源として払出制御回路121に供給する。
主制御基板130には、電圧変換回路136等が配設されている。主制御基板130では、電源装置111から供給されるDC34V電源、DC12V電源は、それぞれ、DC34V負荷、DC12V負荷に供給される。例えば、DV12V電源は、特別図柄表示装置135を駆動する表示装置駆動回路133に供給される。電圧変換回路136は、DC12V電源をDC5V電源に変換し、動作電源として主制御回路131に供給する。
副制御基板140には、電圧変換回路147等が配設されている。副制御基板140では、電源装置111から供給されるDC34V電源、DC12V電源は、それぞれ、DC34V負荷、DC12V負荷に供給される。例えば、DV12V電源は、スピーカ144を駆動するスピーカ駆動回路143、ランプ146を駆動するランプ駆動回路145に供給される。電圧変換回路147は、DC12V電源をDC5V電源に変換し、動作電源として副制御回路141に供給する。
表示制御基板150には、電圧変換回路155等が配設されている。表示制御基板150では、電源装置111から供給されるDC12V電源、DC34V電源は、DC12V負荷、DC34V負荷に供給される。電圧変換回路155は、DC12V電源をDC5V電源に変換し、動作電源として表示制御回路151やVDP153に供給する。
冷陰極管駆動基板160には、電圧変換回路40等が配設されている。冷陰極管駆動基板160では、電源装置111から供給されるDC34V電源は、変圧器10とスイッチング回路20により構成されるインバータに供給される。電圧変換回路40は、DC34V電源をDC8V電源に変換し、動作電源として制御回路30に供給する。
本実施の形態の冷陰極管駆動回路は、電源装置111から供給される、電圧が制御されてなく、DC12V電源より電源容量が大きいDC34V電源を交流電源に変換して装飾図柄表示装置170にバックライト光源として設けられている冷陰極管172に供給する。なお、以下では、装飾図柄表示装置170に4本の冷陰極管172a〜172eが設けられている場合について説明する。
以下の説明では、「小さい」、「大きい」という記載は、等号を含んでもよいし、等号を含まなくてもよい。また、「設定値より小さい時」及び「設定値より大きい時」という記載では、いずれかに一方に等号が含まれる。
端子160aと端子160c(接地端子)間には、電源装置111からDC34V電源が供給される。変圧器10とスイッチング回路20によりインバータが構成され、端子160aと端子160c間に入力されたDC34V電源を交流電源に変換する。端子160dと端子160hの間には、バラストコンデンサC172aを介して冷陰極管172aが接続される。同様に、端子160eと端子160iの間、端子160fと端子160jの間、端子160gと端子160kの間には、それぞれバラストコンデンサC172b〜C172dを介して冷陰極管172b〜172dが接続される。バラストコンデンサC172a〜C172dは、冷陰極管172a〜172dの電流を安定化するために設けられている。
また、変圧器10の各出力端子は端子160d〜160kに接続されている。これにより、インバータで生成された交流電源は、端子169d〜160kからバラストコンデンサC172a〜C172dを介して冷陰極管172a〜172dに供給される。
また、交流電源を供給する変圧器10の各出力端子間、すなわち、冷陰極管172a〜172dがそれぞれ接続されている端子160dと端子160hの間、端子160eと端子160iの間、端子160fと端子160jの間、端子160gと端子160kの間には、変圧器10の各出端子間に供給される交流電源の電流、すなわち、冷陰極管172a〜172dそれぞれの電流を検出して電流検出信号を出力する電流検出回路70a〜70b(総称して電流検出回路70と呼ぶ)が直列に接続されている。
電圧変換回路40は、冷陰極管を作動することを示す冷陰極管制御信号(例えば、「L」レベルの冷陰極管制御信号)が端子160bに入力されると、DC34V電源を制御回路30の動作電源(例えば、DC8V電源)に変換する動作を開始し、制御回路30の電源端子30aに動作電源を供給する。一方、冷陰極管の作動を停止することを示す冷陰極管制御信号(例えば、「H」レベルの冷陰極管制御信号)が端子160bに入力されると、DC34V電源を制御回路30の動作電源に変換する動作を停止する。
「電流検出信号が下限電流設定値より小さいか否か」は、等号を含んでもよいし、含んでいなくてもよい。例えば、[電流検出信号≦下限電流設定値]であるか否かを示す電流低下信号を出力してもよいし、[電流検出信号<下限電流設定値]であるか否かを示す電流低下信号を出力してもよい。
本実施の形態では、阻止回路90を設けている。本実施の形態の阻止回路90は、制御回路30の電流低下信号入力端子30fを、電流が下限電流設定より大きいことを示す電流低下信号が入力されている状態とする。例えば、制御回路30の電流低下信号入力端子30fを接地端子に接続し、電流低下信号入力端子30fを、電流検出信号が下限電流設定値より大きいことを示す「L」レベルの電流低下信号が入力された状態とする。
また、制御回路30は、動作電源の供給が開始され、動作電源の電圧が制御回路30の動作可能電圧に達したことにより動作を開始し、リセット処理を実行した後にスイッチング回路20を制御してインバータを作動させる。このリセット処理は、制御回路30のリセット処理手段によって実行される。
そこで、本実施の形態の阻止回路90は、制御回路30に供給される動作電源の電圧が、動作電源の供給によって制御回路30が動作を開始し、スイッチング回路20が制御されてインバータから冷陰極管172a〜172dへの交流電源の供給が開始される時点における動作電源の電圧の値より小さい時に、電流検出信号が下限電流設定値より小さいことを示す電流低下信号が制御回路30の電流低下信号入力端子30fに入力されるのを阻止するように構成されている。
一方、本実施の形態では、電圧が制御されていないDC34V電源をインバータに供給している。電圧が制御されていないDC34V電源は、電源装置111に供給される交流電源(AC24V電源)の電圧変動の影響を大きく受ける。このような電圧変動が大きいDC34V電源を自例式インバータに供給すると、自例式インバータの動作が安定しない。
そこで、本実施の形態では、インバータとして、入力電源の電圧変動に強い他励式インバータを用いている。すなわち、発振回路から出力される設定周波数の発振信号を用いてスイッチング回路20をオン・オフ制御する制御回路30を設けている。
なお、設定周波数の発振信号と、電流偏差信号と、電圧検出信号入力端子30cに入力される冷陰極管172a〜172dの電圧検出信号と電圧設定信号との電圧偏差信号に基づいてPWM制御信号を生成し、生成したPWM制御信号によってスイッチング回路20を制御することもできる。この場合には、電流偏差信号による制御を電圧偏差信号による制御より優先するように構成するのが好ましい。
また、電流低下検出回路90から制御回路30の電流低下信号入力端子30fに、電流検出信号が下限電流設定値より小さくなったことを示す電流低下信号が入力されると、制御回路30は、スイッチング回路20をオフ制御して、冷陰極管172a〜172dの電流を「0」にする電流低下異常処理を実行する(電流低下異常モードを設定する)。電流低下異常処理は、制御回路30の電圧低下異常処理手段によって実行される。
電圧低下異常処理手段による電圧低下異常処理(電圧低下異常モードの設定)は保持される。例えば、電圧低下フラグが、電圧が低下したことを示す「1」にセットされる。そして、この電圧低下異常処理の保持は、制御回路30(制御回路30のリセット処理手段)がリセット処理を実行することによって確実に解除される。例えば、制御回路30のリセット処理によって、電圧低下フラグが、電圧が低下していないことを示す「0」にリセットされる。
したがって、停電等によってDC34V電源の電圧が低下し、電圧検出信号入力端子30cに入力される電圧検出信号(インバータから供給される交流電源の電圧あるいは冷陰極管172a〜172dの電圧)が第1の下限電圧設定値より小さくなって制御回路30(制御回路30の電圧低下異常処理手段)が電圧低下異常処理を実行した後、電圧変換回路40から供給される動作電源の電圧が制御回路30の動作不能電圧より小さくなる(典型的には、「0」になる)場合には問題はない。すなわち、この場合には、その後、停電等が復帰してDC34V電源の電圧が上昇すると、電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aに供給される動作電源の電圧も上昇する。そして、制御回路30の電源端子30aに供給される動作電源の電圧が制御回路30の動作開始電圧に達した時に、制御回路30(制御回路30のリセット処理手段)がリセット処理を実行する。これにより、電圧低下異常処理の保持が解除される。
しかしながら、DC34V電源は電源容量が大きいため、停電等が発生した場合には、DC34V電源の電圧はゆっくりと低下する。このため、電圧検出信号が第1の下限電圧設置値より小さくなって制御回路30が電圧低下異常処理を実行した後、電圧変換回路40から供給される動作電源の電圧が制御回路30の動作不能電圧より小さくなる前に(制御回路の動作が停止する前に)、停電等の復帰によってDCV34V電源の電圧が上昇すると、制御回路30(制御回路30のリセット処理手段)は、動作電源の供給による動作開始時であることを判別しないため、リセット処理を実行しない。この場合には、電圧低下異常処理が保持されたままであるため、DC34V電源が正常に復帰したにも関わらず、冷陰極管172a〜172dが動作しないという状態となり、液晶パネル161に表示されている画像が見難い。
動作電源遮断回路50は、DC34V電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には、電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aへの動作電源(例えば、DC8V電源)の供給を遮断し、DC34電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時には、電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給を許可する。
これにより、停電等によってDC34V電源の電圧が低下し、電圧検出信号が第1の下限電圧設定値より小さくなって制御回路30が電圧低下異常処理を実行した場合、DC34V電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さくなると、動作電源遮断回路50は、電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給を遮断する。その後、停電等が復帰してDC34V電源の電圧が上昇した場合、DC34V電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きくなると、動作電源遮断回路50は、電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給を許可する。これにより、制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給が開始され、動作電源の電圧が制御回路30の動作開始電圧に達すると、制御回路30(制御回路30のリセット処理手段)リセット処理を実行する。
この動作は、制御回路路30が電圧低下異常処理を実行した後、DC34V電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい範囲内のどの値で停電等が復帰しても同じである。
このように動作電源遮断回路50を設けることにより、制御回路30の電圧低下異常処理の保持を確実に解消することができ、DC34V電源が正常であるにも関わらず冷陰極管172a〜172dが動作しないという状態が発生するのを確実に防止することができる。
スイッチング回路20に並列に接続されているコンデンサC1は、無効電力を抑制し、効率を向上させるためのものである。すなわち、コンデンサC1の容量、変圧器11、12の漏れインダクタンス、冷陰極管126a〜126dの浮遊容量によって定まる共振周波数を設定周波数に一致させることによって、無効電力を抑制することができる。
スイッチング素子としては、種々の素子を用いることができる。
トランジスタSW44のベースは、端子160bに接続されている。トランジスタSW41のコレクタは、DC34V電源が入力される端子160aに抵抗R41を介して接続されている。トランジスタSW43のコレクタは、端子160aに接続されている。抵抗R42とコンデンサC41の接続点は、制御回路30の電源端子30aと電流低下検出回路80に接続されている。スイッチング素子としては、種々の素子を用いることができる。
通常状態では、端子160bは「H」レベルとなっており、トランジスタSW44がオン状態、トランジスタSW43がオフ状態にある。このため、ダーリントン接続されているトランジスタSW41とSW42がオフ状態にあり、電圧変換回路40は電圧変換動作を停止している。
この状態で、表示制御回路151から、冷陰極管を動作させることを示す冷陰極管制御信号(例えば、「L」レベルの冷陰極管制御信号)が端子160bに入力されると、トランジスタSW44がオフ状態、トランジスタSW43がオン状態となる。これにより、トランジスタSW41とSW42がオン状態となり、電圧変換回路40は電圧変換動作を開始する。すなわち、抵抗R42とコンデンサC41との接続点の電圧が、定電圧ダイオードZD41の定電圧に対応する電圧に制御される。したがって、制御回路30の電源端子30aには、定電圧ダイオードZD41の定電圧に対応する電圧を有する直流電源が動作電源として供給される。
定電圧ダイオードZD41によって電圧変換回路40から制御回路30の電源端子30aに供給される動作電源の電圧が設定される。例えば、8Vに設定される。
トランジスタSW51のコレクタは、電圧変換回路40のトランジスタSW41のベースに接続されている。抵抗R51と定電圧ダイオードZD51の接続点は、端子160aに接続されている。
端子160aに入力されるDC34V電源の電圧が、定電圧ダイオードZD51の定電圧と抵抗R52及びR53の抵抗値によって定まる設定電圧より小さい時には、トランジスタSW52がオフ状態、トランジスタSW51がオン状態となる。これにより、電圧変換回路40のトランジスタSW41とSW42がオフ状態となり、電圧変換回路40の電圧変換動作は停止する。すなわち、電圧変換回路40の電圧変換動作が、電源遮断回路50によって停止され、制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給が遮断される。
一方、端子160aに入力されるDC34V電源の電圧が、定電圧ダイオードZD51の定電圧と抵抗R52及びR53の抵抗値によって定まる設定電圧より大きい時には、定電圧ダイオードZD51が導通し、トランジスタSW52がオン状態、トランジスタSW51がオフ状態となる。これにより、電圧変換回路40のトランジスタSW41とSW42がオン状態に移行可能となる。すなわち、電圧変換回路40の電圧変換動作の停止が解除され、制御回路30の電源端子30aへの動作電源の供給が許可される。
定電圧ダイオードZD51の定電圧と抵抗R52及びR53の抵抗値によって定まる設定電圧が、前述した第2の下限電圧設定値に対応する。
これにより、分圧器を構成する抵抗R61とR62の接続点には、2次巻線Ma2、Mb2、Mc2、Md2から供給される交流電源の電圧、すなわち、冷陰極管172a〜172dの電圧のうち最も大きい電圧に対応する電圧が発生する。この抵抗R61とR62の接続点の電圧は、電圧検出信号として制御回路30の電圧検出信号入力端子30cに入力される。
これにより、制御回路30の電流検出信号入力端子30dには、冷陰極管172a〜172dの電流のうち最も大きい電流に対応する電流検出信号が入力される。
電流検出回路70aで検出された冷陰極管172aの電流は、整流回路S81a、コンデンサC81aと抵抗R81aにより構成されるフィルタ回路を介して比較器COMaの反転入力端子に入力される。同様に、電流検出回路70b〜70dで検出された冷陰極管172b〜172dの電流は、整流回路S81b〜S81d、コンデンサC81b〜C81dと抵抗R81b〜R81dにより構成されるフィルタ回路を介して比較器COMb〜COMdの反転入力端子に入力される。図6では、整流回路S81a〜S81dとして半波整流回路が用いられている。
比較器COMa〜COMdの非反転入力端子には、制御回路30の設定信号出力端子30eから出力される下限電流設定値が入力される。これにより、比較器COMa〜COMdは、それぞれ、反転入力端子に入力される冷陰極管172a〜172dの電流の絶対値が非反転入力端子に入力される下限電流設定値より小さい時には、電流検出信号が下限電流設定値より小さいことを示す「H」レベルの信号を出力し、冷陰極管172a〜172dの電流の絶対値が非反転入力端子に入力される下限電流設定値より大きい時には、電流検出信号が下限電流設定値より大きいことを示す「L」レベルの信号を出力する。
比較器COMaあるいはCOMbからの「H」レベルの信号は、逆流防止回路P81aを介して出力される。同様に、比較器COMcあるいはCOMdからの「H」レベルの信号は、逆流防止回路P81bを介して出力される。逆流防止回路P81a及びP81bの出力信号は、抵抗R82、R83、コンデンサC83、C84を介して逆流防止回路P82の一方に電流低下信号として入力される。
逆流防止回路P82の他方には、阻止回路90の出力信号が入力される。逆流防止回路P82は、両入力が「H」レベルである時には「H」レベルの電流低下信号を、少なくとも一方の入力が「L」レベルである時には「L」レベルの電流低下信号を、抵抗R84とコンデンサC85を介して制御回路30の電流低下信号入力端子30fに入力する。
コンデンサC91と抵抗R91の接続点は、電圧変換回路40の抵抗R42とコンデンサC41の接続点(電圧変換回路40から出力される動作電源の電圧)に接続されている。抵抗R93は、端子160aに接続されている。
制御回路30の電源端子30aに供給されている動作電源の電圧を抵抗R91とR92で分圧した電圧がトランジスタSW91のオン電圧(前述した、第3の下限電圧設定値に対応する)より小さい時(制御回路30の動作が開始されていない時)には、トランジスタSW91がオフ状態、トランジスタSW92がオン状態となる。これにより、逆流防止回路P82の他方の入力が「L」レベルとなり、逆流防止回路P81a及びP81bからの信号に関係なく「L」レベルの電流低下信号が制御回路30の電流低下信号入力端子30fに入力される。すなわち、逆流防止回路P81a及びP81bから出力される、電流検出信号が下限電流設定値より小さいことを示す「H」レベルの電流低下信号の制御回路30の電流低下信号入力端子30fへの入力が阻止される。
一方、制御回路30の電源端子30aに供給されている動作電源の電圧を抵抗R91とR92で分圧した電圧がトランジスタSW91のオン電圧より大きい時(制御回路30の動作が開始された時)には、トランジスタSW91がオン状態、トランジスタSW92がオフ状態となる。これにより、逆流防止回路P82の他方の入力が「H」レベルとなり、逆流防止回路P82は、逆流防止回路P81a及びP81bからの「H」レベルの信号あるいは「L」レベルの信号がそのまま制御回路30の電流低下信号入力端子30eに入力する。すなわち、逆流防止回路P81a及びP81bから出力される、電流検出信号が下限電流設定値より小さいことを示す「H」レベルの電流低下信号の制御回路30の電流低下信号入力端子30fへの入力が許可される。
また、冷陰極管駆動回路のインバータとして他励式インバータを用いている。これにより、電圧が制御されている第1の直流電源に比べて電圧変動が非常に大きい、電圧が制御されていない第2の直流電源を励陰極管の電源として用いた場合でも、安定した交流電源を供給することができる。
また、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には、他励式インバータの制御回路への動作電源の供給を遮断するように構成されている。これにより、第2の直流電源の電圧低下に起因して他励式インバータから供給される交流電源の電圧が第1の下限電圧設定より小さくなり、制御回路(制御回路の電圧低下異常処理手段)がスイッチング回路をオフ制御する電圧低下保護処理を実行した後に、第2の直流電源の電圧低下が復帰した場合には、制御回路(制御回路のリセット処理手段)が確実にリセット処理を実行するため、第2の直流電源が正常であるにも関わらず励陰極管が動作しない状態となるのを確実に防止することができる。
さらに、種々の保護処理を実行することができる。
例えば、動作電源遮断回路を、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には電圧変換回路から制御回路に供給される動作電源をバイパスし、第2の下限電圧設定値より大きい時には制御回路への動作電源の供給を許可するように構成したが、第2の下限電圧設定値より小さい時には電圧変換回路と制御回路の接続を遮断して動作電源の供給を遮断し、第2の下限電圧設定値より大きい時には電圧変換回路と制御回路を接続して動作電源の制御回路への供給を許可するように構成することもできる。
電圧変換回路と動作電源遮断回路を設けたが、電圧変換回路と動作電源遮断回路の機能を備える動作電源供給回路を設けることもできる。
制御回路の電圧低下異常処理手段は、インバータから供給される交流電源の電圧(表示部照明装置の電圧)が第1の下限電圧設定値より小さくなった時に電圧低下保護処理を実行するように構成したが、第2の直流電源の電圧が下限電圧設定値より小さくなった時に電圧低下保護処理を実行するように構成することもできる。
表示部照明装置の電圧と電流を制御するように構成したが、これらの制御は適宜選択することができる。
制御回路の電流低下異常処理手段により、表示部照明装置の電流低下に起因して電流低下異常処理を実行するように構成したが、電流低下異常処理(電流低下異常処理手段)は省略することもできる。この場合には、電流低下検出回路や阻止回路を省略することができる。
表示部及び表示部を背面側から照明する表示部照明装置としては種々の表示部及び表示部照明装置を用いることができる。
各手段の処理を制御回路により実行したが、各手段の処理を実行する処理回路を設けることもできる。
電源装置としては、AC24V電源を入力し、第1の直流電源であるDC12V源電と第2の直流電源であるDC34V電源を供給する電源装置に限定されず、種々の電圧や電源容量を有する第1の直流電源と第2の直流電源を供給する電源装置を用いることができる。勿論、第1の直流電源及び第2の直流電源以外の直流電源を供給する電源装置を用いることもできる。
表示部照明装置駆動回路としては、種々の構成の駆動回路を用いることができる。
パチンコ機として構成した場合について説明したが、本明細書に開示されている技術はパチンコ機以外の種々の遊技機に適用することができる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、前記動作電源供給回路は、前記電源装置から供給される第2の直流電源を前記制御回路の動作電圧に対応する電圧を有する動作電源に変換する電圧変換回路と、前記電源装置から供給される第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には前記電圧変換回路から前記制御回路への動作電源の供給を遮断し、前記電源装置から供給される第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時には前記電圧変換回路から前記制御回路への動作電源の供給を許可する動作電源遮断回路を有していることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
本発明では、動作電源供給回路は、電圧変換回路と動作電源遮断回路により構成されている。電圧変換回路は、第2の直流電源を制御回路の動作電圧に対応する電圧を有する動作電源に変換する。動作電源遮断回路は、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には電圧変換回路から制御回路への動作電源の供給を遮断し、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時には電圧変換回路から制御回路への動作電源の供給を許可する。
動作電源遮断回路は、電圧変換回路から制御回路への動作電源の通過を阻止するように構成することもできるし、電圧変換回路から制御回路への動作電源をバイパスするように構成することもできる。
第2の下限電圧設定値は、第1の下限電圧設定値に応じて設定される。第2の下限電圧設定値は、電源変換回路から供給される交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなって制御回路がスイッチング回路をオフ制御する電圧低下異常処理を実行した後に、動作電源遮断回路が、電圧変換回路から制御回路への動作電源の供給を遮断するように設定される。
本発明では、動作電源供給回路を電圧変換回路と動作電源遮断回路により構成しているため、一方を変更するのみで動作電源供給回路を容易に変更することができる。
本発明では、動作電源供給回路は、電圧変換回路と動作電源遮断回路により構成されている。電圧変換回路は、第2の直流電源を制御回路の動作電圧に対応する電圧を有する動作電源に変換する。動作電源遮断回路は、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には電圧変換回路の動作を停止させ、第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時には電圧変換回路の動作を許可する。
第2の下限電圧設定値は、態様1と同様の方法で設定される。
本発明では、動作電源遮断回路は、電圧変換回路の作動を停止あるいは許可するのみでよいため、安価に簡単に構成することができる。また、本発明では、動作電源供給回路を電圧変換回路と動作電源遮断回路により構成しているため、一方を変更するのみで動作電源供給回路を容易に変更することができる。
本発明では、制御回路は、表示部照明装置の電流に基づいて、典型的には設定電流値となるようにスイッチング回路を制御する。
本発明では、表示部照明装置の電流を制御することができるため、表示部照明装置を安定に動作させることができる。
本発明では、表示部照明装置の電流が下限電流設定値より小さい時に電流が低下したことを示す電流低下信号を出力する電流低下検出回路を有している。また、制御回路は、電流が低下したことを示す電流低下信号が入力されると、電流低下異常処理手段により、スイッチング回路をオフ制御する電流低下異常処理が実行される。
下限電流設定値は、表示部照明装置の電流が正常時より低下していることを判別可能な値が設定される。例えば、「0」が設定される。電流低下信号としては、電流が低下していることを示す状態(例えば「H」レベル)と、電流が低下していないことを示す状態(例えば「L」レベル)をとる信号を用いることができる。
本発明では、表示部照明装置の電流が低下した時にスイッチング回路がオフ制御されるため、異常発生を防止することができる。
本発明では、制御回路の動作電源の電圧が第3の下限電圧設定値より小さい時に、少なくとも、電流が低下したことを示す電流低下信号が制御回路に入力されるのを阻止する素子回路を有している。
第3の下限電圧設定値は、制御回路が動作電源の供給によって動作を開始した後、スイッチング回路の制御を開始する時点における動作電源の電圧値より高い値に設定される。
電流が低下したことを示す(例えば、「H」レベル)電流低下信号と、電流が低下していないことを示す(例えば、「L」レベル)電流低下信号を用いる場合には、電流が低下していないことを示す(例えば、「L」レベル)電流低下信号が制御回路に入力されるように阻止回路を構成することができる。例えば、制御回路の電流低下信号入力端子を接地端子に接続し、制御回路の電流低下信号入力端子を「L」レベルとする阻止回路を用いることができる。
本発明では、動作電源の供給による制御回路の動作開始時に、電流が低下したことを示す電流低下信号が制御回路に入力されるのを阻止することができ、制御回路の動作開始時に制御回路が電流低下異常処理を実行するのを防止することができる。
本発明では、表示部照明装置の電流が下限電流設定より小さくなった時に、電流低下異常処理手段により、スイッチング回路をオフ制御する電流低下異常処理が実行される。
電流低下異常処理手段は、例えば、表示部照明装置の電流を検出する電流検出回路で検出された電流検出信号を入力し、入力された電流検出信号に基づいて、表示部照明装置の電流が下限電流設定より小さくなったことを判別する。表示部照明装置の電流が下限電流設定値より小さくなったことは、例えば、電流検出信号が、下限電流設定値より大きくなった後に、下限電流設定値より小さくなったことにより判別する方法、制御回路が動作を開始してからあるいはスイッチング回路の制御を開始してから設定期間経過した後に電流検出信号が下限電流設定地より小さくなったことにより判別する方法を用いることができる。
本発明では、制御回路の電流低下異常処理手段が、電流検出信号に基づいて表示部照明装置の電流が下限電流設定値より小さくなったことを判別するため、構成が簡単になる。
本発明では、制御回路の電流低下異常処理手段は、動作電源の電圧が第4の下限電圧設定値より大きくなるまで電流低下異常処理を実行しないように構成されている。
第4の下限電圧設定値は、動作電源の供給による制御回路の動作開始時に、制御回路が通常動作を実行する時の動作電源の電圧値より大きい値に設定される。
本発明では、動作電源の供給による制御回路の動作開始時に、制御回路が電流低下異常処理を実行するのを防止することができる。
本発明では、液晶パネルとバックライト光源として用いられる冷陰極管を有する液晶表示装置を備える遊技機において、液晶パネルのサイズが異なる、すなわち、冷陰極管の数が異なる液晶表示装置を、電源装置を変更することなく用いることができる。
20 スイッチング回路
30 制御回路
40、123、135、147、155 電圧変換回路
50 動作電源遮断回路
60、60a〜60d 電圧検出回路
70、70a〜70d 電流検出回路
80 電流低下検出回路
90 阻止回路
110 電源基板
111 電源装置
120 払出制御基板
121 払出制御回路
130 主制御基板
131 主制御回路
132、142、152、154 記憶回路
133 表示装置駆動回路
135 特別図柄表示装置
140 副制御基板
141 副制御回路
143 スピーカ駆動回路
144 スピーカ
145 ランプ駆動回路
146 ランプ(LED)
150 表示制御基板
151 表示制御回路
153 VDP
160 冷陰極管駆動基板
170 装飾図柄表示装置(液晶表示装置)
171 液晶パネル
172、172a〜172d 冷陰極管(表示部照明装置)
C1、C41〜C43、C61a、C62a、C61b、C62b、C61c、C62c、C61d、C62d、C81a〜C81d、C82〜C85、C91、C111、C121、C122、C172a〜C172d コンデンサ
S61a〜S61d、S71a〜S71d、S81a〜S81d、S111、S121 整流回路
D121 ダイオード
R41〜R48、R51〜R53、R71a、R71b、R71c、R71d、R81a〜R81d、R82〜R84、R91〜R95、R121〜R124 抵抗
COMa〜COMd、COM121 比較器
ZD41、ZD51、ZD121 定電圧ダイオード(定電圧回路)
SW21〜SW24、SW41〜SW44、SW51、SW52、SE91、SE92、SW121 スイッチング素子
Claims (1)
- 表示部と当該表示部を背面側から照明するための表示部照明装置を有する表示装置と、直流電源を供給する電源装置と、前記電源装置から供給される直流電源を入力し前記表示部照明装置を駆動する表示部照明装置駆動回路を備える遊技機であって、
前記電源装置は、交流電源を入力し、電圧が制御された第1の直流電源と、電圧が制御されてなく、電源容量が第1の直流電源より大きい第2の直流電源を供給し、
前記表示部照明装置駆動回路は、電源変換回路と、動作電源供給回路と、制御回路を有し、
前記電源変換回路は、スイッチング回路を有し、前記電源装置から供給される第2の直流電源を交流電源に変換して前記表示部照明装置に供給し、
前記制御回路は、設定周波数の発振信号を用いて前記スイッチング回路をオン・オフ制御するオン・オフ制御手段と、前記電源変換回路から供給される交流電源の電圧が第1の下限電圧設定値より小さくなると前記スイッチング回路をオフ制御する電圧低下異常処理を実行する電圧低下異常処理手段と、動作電源の供給による動作開始時にリセット処理を実行するリセット処理手段を有し、
前記動作電源供給回路は、前記電源装置から供給される第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より小さい時には前記制御回路への動作電源の供給を停止し、前記電源装置から供給される第2の直流電源の電圧が第2の下限電圧設定値より大きい時に前記制御回路に動作電源を供給する、
ことを特徴とする遊技機。
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