JP2008005597A - 配電盤の取替工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配電盤の取り替え作業終了後に、取り替えた新しい配電盤が作動不良の場合には、取り替え対象の既存の配電盤が容易に再作動できる状態を維持しつつ、取り替え作業を迅速且つ安価に行うことができる配電盤の取替工法を提供すること。
【解決手段】電気設備類14−1…14−nとの間で入出力を行うためのケーブル16−1…16−nが接続された接続端子11−1…11−nを有する取り替え対象の配電盤10−2を、この接続端子に対応する接続端子13−1…13−nを有する別の配電盤12に取り替える取替工法において以下の各工程を行う。
既設配電盤10−2の機能を停止させる(配電盤停止工程)。そして、ケーブル16−1…16−nが接続された接続端子11−1…11−nと、接続端子13−1…13−nとにケーブル18−1…18−nを接続する(配電盤間ケーブル接続工程)。更に、別の配電盤12を作動させる(配電盤作動工程)。
【選択図】図1

Description

本発明は、配電器具が組み込まれて構成される取り替え対象の配電盤を別の配電盤に取り替える配電盤の取替工法に関する。
配電盤は、内部に各種のスイッチや回路遮断機等の配電器具が組み込まれ、各種回路等の電気設備類との間で入出力を行い電気的に制御等をするために設置される。ここで、「配電盤」とは、電力の分配をつかさどる装置で、開閉器類、計器類等の配電器具を取り付け、電流を開閉、制御する装置を意味し、「入出力」とは、電流等の電気的情報や光等の光学的情報や動力等を送り込んだり送り出したりすることを意味する。この配電盤は、制御等の対象となる電気設備類の変更や、配電盤自体の老朽化等のため、その必要のある対象となる配電盤が別の配電盤に取り替えられる。
通常、配電盤の取り替えを行う時は、取り替えを行う対象となる配電盤の機能が一次的に停止することとなるので、取り替えを行う間、配電盤が制御等を行う電気設備類を停止させる。例えば、変電所において使用される配電盤の取り替えを行う時は、この取り替えの影響が及ぶ範囲が停電状態となる。このため、配電盤の取り替えは短時間で、且つ配線ミス等のないように確実に行う必要がある。
一方、配電盤には、上述した入出力を行うためのケーブルが、ケーブルの接続箇所(接続端子)に接続されている。従って、配電盤の取り替えを行う時は、取り替えた新しい配電盤にも同様の状態、すなわち、取り替え対象の配電盤が行っていた入出力と同様の入出力が行われるようにケーブルが接続される。
ここで、例えば変電所においては、配電盤には通常、多くのケーブルが接続されており、また配電盤はその設置箇所に複数のものが配置されている場合が多い。このため、このケーブルを接続する作業は、複雑で時間を要するものとなる。そして、配電盤の取り替え作業終了後、上述した停電状態を解除して、配電盤の機能を作動せる時に、種々の理由から取り替えた配電盤が作動しないという配電盤作動不良が発生する場合がある。このような作動不良の状態に備え、取り替え対象の配電盤は、少なくとも取り替えた新しい配電盤の作動状態が確認されるまでは、再作動可能な状態に保持される場合が多い。
そして、ケーブルを新しい配電盤の接続箇所(接続端子)に接続する方法としては、取り替える前の古い既設の配電盤の接続端子に接続されていたケーブルを新しい配電盤の接続端子に接続する、いわゆるケーブルを「流用」する方法がある。この場合、先ず古い配電盤や他の配電盤に接続されたケーブルの布設状態を調査する。また、この調査に伴い、ケーブルの布設に関する必要な図面が作成される。このような事前準備の後、配電盤の取り替え時に停電等の必要な処理を行った後、既設の古い配電盤の接続端子に接続されたケーブルを、例えば1本づつ取り外す。その後、取り外したケーブルを新しい配電盤の位置にまで引き戻し、ケーブルの皮むきや端末処理を行った後に新しい配電盤の接続端子に接続する。
ケーブルを新しい配電盤に接続する他の方法としては、新しいケーブルを新しい配電盤に接続して布設する方法がある。新しいケーブルを布設する方法は、例えば、新しい配電盤が既設の配電盤から離れた位置に設置され、既設の配電盤に接続されていたケーブルの長さが足りず、ケーブルが流用できない場合に行われる。この場合においても、事前にケーブルの布設状態が調査される。
ケーブル等の電気的な接続に関する他の技術が特許文献1に開示されている。同文献に開示された技術は、継電器接続装置および継電器の取り替え方法に関するものである。そして、同文献においては、継電器の複数の端子を、この各端子に対応した電線の端子に接続するために継電器接続装置を使用している。この継電器接続装置は、一方側に継電器の複数の端子が差し込まれる継電器接続箇所と、他方側に電線の端子が差し込まれる電線接続箇所とを備え、両者間を内部配線で電気的に接続して構成されている。そして、継電器接続箇所の一方側と他方側から継電器の端子と電線の端子を継電器接続箇所と電線接続箇所とに差込み、継電器の端子と電線の端子を電気的に接続するようにしている。これにより、継電器の接続と取り替え作業を短時間で行うというものである。
特開平8−37068号公報
上述したケーブルを流用する方法では、ケーブルを引き戻すという作業が発生する。しかし、通常取り替え作業においては、多くのケーブルを扱うこととなり、例えば数十本のケーブルを扱うこととなる。このため、ケーブルの配置状態によってはケーブルを引き戻す作業は手間がかかり、例えば1本のケーブルを引き戻すのに1時間以上かかる場合もある。更に、ケーブルを引き戻す時に他のケーブルに傷を与える場合もある。そして、上述のように、取り替えた新しい配電盤の作動が確認されるまでは、取り替え対象の配電盤を作動可能な状態に保持する必要がある場合には次の不都合が生じる。すなわち、配電盤の取り替え作業の全過程で、取り替え対象の配電盤から取り外し、流用したケーブルを取り替え対象の配電盤に常時再接続可能な状態に維持するために必要となる、ケーブル流用準備や、停電と停電解除の切り替え作業に多くの労力が余分に必要となる。このためケーブルの流用に伴う費用が発生する。
新しいケーブルを布設する場合にも、取り替え作業の過程において、取り替え対象の配電盤とこの配電盤が入出力を行う電気設備類との間に布設されたケーブルが複数箇所で取り外されることとなる。このため、取り替え作業終了後において、取り替えた新しい配電盤が作動しない場合、取り替え対象の既存の配電盤を再作動させるためには、上記取り外したケーブルを取り外したもとの箇所に再接続する必要がある。このため、再作動に手間と時間がかかるものとなる。また、配電盤の取り替え作業において、新しいケーブルの購入とこのケーブルの布設が必要となり、この購入と布設に多大な費用や時間がかかるものとなる。
特許文献1に開示された技術は、配線等を接続する対象が継電器に限られている。そして、継電器は取付位置が予め決められており、配電盤の取替え作業のように新しい配電盤が、取り替え対象の配電盤とは異なる位置に配置されるという状態は生じない。このため、引用文献1の技術は、新しい配電盤が取替え対象の配電盤と異なる位置に配置される、配電盤の取替え技術には適応できない。
更に、配電盤の取替え終了後、新しい配電盤が作動不良を起こした場合に、取り替え対象の既設の配電盤を作動させる必要がある場合には、配電盤の取替え作業の過程において、既設の配電盤を再作動可能な状態に保持する必要がある。すなわち、移動させることが困難な配電盤において、上記状態を取替え作業の間保持する必要がある。しかし、引用文献1に開示された継電器の接続に関する技術は、移動させることが困難な配電盤において既設の配電盤を再作動可能な状態に保持する技術を含むものではない。
本発明は、配電盤の取り替え作業終了後に、取り替えた新しい配電盤が作動不良の場合には、取り替え対象の既存の配電盤が容易に再作動できる状態を維持しつつ、取り替え作業を迅速且つ安価に行うことができる配電盤の取替工法を提供することにある。
請求項1に記載の配電盤の取替工法の発明は、電気設備類との間で入出力を行うためのケーブルが接続された接続端子からなる端子群を有し、内部に配電器具が組み込まれて構成された取り替え対象の配電盤を別の配電盤に取り替える取替工法において、前記取り替え対象の配電盤の機能を停止させる配電盤停止工程と、前記取り替え対象の前記配電盤に設けられた前記端子群の各接続端子と、前記別の配電盤に設けられた対応する各接続端子とをケーブル接続する配電盤間ケーブル接続工程と、前記別の配電盤の機能を作動させる配電盤作動工程とを含むものである。
これにより、取り替えられた別の配電盤の電気設備類に対する入出力が、取り替え対象の配電盤の接続端子を中継して行われることになる。そして、配電盤の取り替えに伴うケーブル接続の作業が、実質的に取り替え対象の配電盤の各接続端子と、別の配電盤の対応する各接続端子とにケーブル接続するだけで良く、ケーブルの引き戻しや新しいケーブルの長距離に渡る布設の必要がない。このため、ケーブル接続や布設等の配線が容易になる。
そして、別の配電盤等にケーブルで配線を施す等の時間が短縮され、従って、配電盤の取り替え時間が短縮される。更に、作業日数やケーブルの配線に伴う図面の作成が削減され、また、新しく使用するケーブルも上記両配電盤間の距離に配線を施す程度の量で良いので、配電盤の取り替えに伴う費用が削減される。
更に、取り替え対象の配電盤には、取り替え作業の全工程終了後においても、電気設備類との間で入出力を行うためのケーブルが取り外されず、接続された状態で残っていることとなる。このため、配電盤作動工程後において、別の配電盤に作動不良が発生した場合であっても、容易且つ迅速に取り替え対象の配電盤を再作動させることができる。
請求項2に記載の配電盤の取替工法の発明は、電気設備類との間で入出力を行うためのケーブルが接続された接続端子からなる端子群を有する端子台が着脱可能に設けられ、配電器具が組み込まれて構成された取り替え対象の配電盤を、別の配電盤に取り替える取替工法において、前記取り替え対象の配電盤の機能を停止させる端子台付配電盤停止工程と、前記取り替え対象の前記配電盤の前記端子台を該取り替え対象の配電盤から取り外す端子台取り外し工程と、前記端子台の各接続端子と前記別の配電盤に設けられた対応する各接続端子とをケーブル接続する端子台・配電盤間ケーブル接続工程と、前記別の配電盤の機能を作動させる端子台接続配電盤作動工程と、を含むことを特徴とを含むものである。
これにより、取り替えられた別の配電盤の電気設備類に対する入出力が、取り替え対象の配電盤の端子台に設けられた接続端子を中継して行われることになる。そして、配電盤の取り替えに伴うケーブル接続を、端子台と別の配電盤間にのみ施せば良く、ケーブルの接続による配線が容易になる。更に、作業内容に応じて取り外した端子台を作業の支障等にならない位置やケーブル接続に好適な位置に適宜移動させることができる。このため、配電盤の取り替え作業において、ケーブル接続における作業のわずらわしさが解消され、ケーブル接続状態の確認等が容易になる。
そして、取り替え対象の配電盤の端子台には、取り替え対象の配電盤が作動していた状態で、電気設備類に入出力を行うためのケーブルが残っている。従って、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤に作動不良が発生した場合であっても、取り外した端子台を再度取り替え対象の配電盤に取り付ければ、取り替え対象の既存の配電盤を容易且つ迅速に再作動させることができる。
請求項3に記載の配電盤の取替工法の発明は、請求項2に記載の配電盤の取替工法であって、前記端子台接続配電盤作動工程終了後、前記端子台取り外し工程において前記端子台を前記取り外した後の前記取り替え対象の配電盤の残りの本体部分を除去する配電盤除去工程を含むものである。
これにより、取り替え対象の配電盤の本体部分が最終的に除去されるので、取り替え作業後に配電盤の設置箇所が狭くなることがない。また、上記残りの本体部分は端子台接続配電盤作動工程が終了するまでは、除去されず残っている。このため、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤に作動不良が発生した時は、取り外した端子台を上記本体部分に再度取り付けて、速やかに取り替え対象の配電盤を再作動させることができる。
請求項4に記載の配電盤の取替工法の発明は、請求項2又は3に記載の配電盤の取替工法であって、前記取り外された端子台にワンタッチ取付可能に構成され、該ワンタッチ取付状態で前記端子台に設けられた端子群とそれぞれ接続状態となる接続端子群を有する連結器を予め準備し、前記端子台・配電盤間ケーブル接続工程に代えて、前記別の配電盤の各接続端子と前記連結器の接続端子群とをケーブル接続する、配電盤・連結器間ケーブル接続工程及び、前記取り外された端子台と前記連結器とをワンタッチ接続する連結器取付け工程とが行われるものである。
これにより、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤に作動不良が発生した時は、上記取り外した端子台を連結器からワンタッチで取付け状態を解除し、この解除した端子台を取り替え対象の配電盤の本体部分に再度取付けて(装着して)、速やかに取り替え対象の配電盤を再作動させることができる。従って、この再作動がより円滑なものとなる。
請求項5に記載の配電盤の取替工法の発明は、請求項4に記載の配電盤の取替工法であって、前記取り外された前記端子台と前記連結器とが一体的に接続された状態で、同一の収納容器に収納されるものである。
これにより、取り外された端子台とこれに接続した連結器が収納容器によって保護された状態となる。従って、取り外された端子台とこれに接続した連結器の付近に配置された他の機器や工具が落下等した場合に端子台と連結器が保護される。更にほこりの堆積や、針金の介在等が防止される。
請求項6に記載の配電盤の取替工法の発明は、請求項4又は5に記載の配電盤の取替工法であって、前記配電盤・連結器間ケーブル接続工程が、前記端子台付配電盤停止工程の前に予め行われるものである。
すなわち、連結ケーブル接続工程が予め行われているので、端子台付配電盤停止工程の後に取り替え対象の配電盤から端子台を取り外し、そして連結器取付け工程のみを行えば、取り外した端子台と別の配電盤との間にケーブル等により配線が施されることとなる。従って、実質的に停電状態等となる端子台付配電盤停止工程と端子台接続配電盤作動工程との間の時間を短縮することができる。
本発明の配電盤の取替工法によれば、配電盤の取り替えに伴うケーブルの接続と布設を迅速且つ安価に行うことができる。そして、取り替え作業の過程において、取り替え対象の配電盤が作動不良な場合に、取り替え対象の配電盤を迅速に再作動させる体制を保持することができる。
本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1(a)、(b)は、本発明にかかる配電盤の取替工法の実施の形態を説明した図である。図1(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図1(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している。本実施の形態は、変電所に設置された既設配電盤10−1〜10−4の内、既設配電盤10−2(取り替え対象の配電盤10−2)の取り替えを行う場合を例にとっている。
既設配電盤10−2は、内部に配電器具が組み込まれており、そして接続端子11−1、11−2…11−n(以降接続端子11とする)からなる端子群を有している。接続端子11は、電気設備類14−1、14−2…14−n(以降電気設備類14とする)、例えば受電盤やTC盤、ARE盤、現場CB(CT回路)等に対し、所定の入出力を行うためのもので、この入出力を行うために、電気設備類14から布設された複数のケーブル16−1、16−2…16−n(以降ケーブル16とする)が接続されている。また、既設配電盤10−2に替わり新しく作動することになる配電盤12(別の配電盤12)にも、既設配電盤10−2が行う入出力と同一の入出力を行うための、接続端子13−1、13−2…13−n(以降接続端子13とする)からなる端子群を有している。各接続端子13は、それぞれの接続端子11に対応するように設けられている。
ここで、既設配電盤10−2の「取り替え」は、取り替え対象の配電盤10−2の機能を停止させ、別の配電盤12の接続端子13に、既設配電盤10−2が行う入出力と同等の入出力を行うように必要なケーブルを接続し、既設配電盤10−2に替わって別の配電盤12を作動させることである。また、別の配電盤12は、既設配電盤10−2と同様の機能を有するものであり、ケーブルの所定箇所への接続は、ケーブルを所定箇所に直接的に接続する場合と、両者間に媒体物(例えば、接続用の受部やコード)を介して接続する場合をも含む。
ここで、本実施の形態では、配電盤の取り替え作業を行う前段階として、接続端子11に接続されたケーブル16及び既設配電盤10−2の付近に設けられた既設配電盤10−1、10−3、10−4に接続された図示しないケーブルの布設状態の調査を行う。これにより、実際の配電盤取り替え作業時においてスムーズな取り替えを行うと共に、実際の取り替え作業においてケーブルの接続ミス等を防止するものである。
以下に、上述した布設状態の調査を行った後の、既設配電盤10−2の取り替えを行う本実施の形態の各工程を説明する。上記布設状態の調査終了の後、先ず、配電盤取り替え作業時に、既設配電盤10−2が入出力を行う対象となる電気設備類14を停止させ、また一定の範囲を停電状態にする。この停電に伴い、既設配電盤10−2の機能を停止させる、すなわち、既設配電盤10−2に電力が供給されない状態とし、既設配電盤10−2が作動しないようにする(配電盤停止工程)。
次に、ケーブル16を既設配電盤10−2の接続端子11に接続された状態で残し、既設配電盤10−2に替わって作動することとなる別の配電盤12の接続端子13と既設配電盤10−2の対応する接続端子11との間に複数のケーブル18−1、18−2…18−n(以降ケーブル18とする)で配線を施す、すなわちケーブル接続する(配電盤間ケーブル接続工程)。このケーブル18による配線は、電気設備類14に対し、既設配電盤10−2を中継して、既設配電盤10−2が行っていた入出力と同等の入出力を行うように施される。このケーブル接続による配線の具体的方法としては、ケーブル18の一端を接続端子11に接続し、このケーブル18の他端を接続端子11に対応する接続端子13に接続する方法が例示される。
配電盤間配線工程が終了した後、接続端子11とこれに対応する接続端子13間のケーブル18の接続状態等に配線ミスがないこと等の必要な確認を行う。そしてこの必要な確認の終了後、別の配電盤12を作動させ、及び電気設備類14を作動させ、停電状態からの立ち上げを行う。すなわち、既設配電盤10−2に替わり別の配電盤12の機能を作動させる(配電盤作動工程)。ここで、本実施の形態では、機能を停止させた既設配電盤10−2は、既設配電盤10−2の取り替え作業が終了した後も除去されず、中継用の箱体として使用される。そして上述のように、配電盤の取り替え後は、取り替えられた別の配電盤12の電気設備類14に対する入出力が、既設配電盤10の接続端子11を中継して行われることになる。
本実施の形態の取替工法により、既設配電盤10−2の取り替えに伴うケーブルの配線や布設が、実質的に取り替え対象配電盤10−2と別の配電盤12との間だけで良く、配線作業が容易になる。また、ケーブル16等の引き戻しや新しいケーブルの長距離に渡る布設の必要がない。従って、別の配電盤等12にケーブルで配線を施す等の時間が短縮され、既設配電盤10−2の取り替え作業時間が短縮される。更に、ケーブルの配線に伴う図面の作成が削減され、また、新しく使用するケーブル18も上記両配電盤間10−2、12の距離に配線を施す程度の量で良いので、既設配電盤10−2の取り替えに伴う費用が削減される。
ここで、既設配電盤10−2の接続端子11に接続されているケーブル16の接続箇所近傍には、通常、その接続する端子の判別のためにケーブル毎にケーブル線番が付され、かつその集束線にはケーブル番号が表示されており、これによりケーブル接続作業や接続後の確認の容易化が図られている。本実施の形態では、既設配電盤10−2の接続端子11に接続されているケーブル16の接続状態は、既設配電盤10−2の取替え作業を行う前とその後で実質的に変わることがない。従って、ケーブル線番やケーブル番号については、上記取替え作業を行なう以前から付されていたものを変更することなく使用できる。
更に、取り替え対象の配電盤10−2には、取り替え作業の全工程及び取り替え作業終了後においても、取り替え対象の配電盤10−2が電気設備類14に対して入出力を行うためのケーブル16が接続端子11から取り外されず、接続された状態で残っていることとなる。すなわち、配電盤11が電気設備類14に対し接続端子11を介して入出力を行っていた状態にケーブル16が接続されている。このため、配電盤作動工程において、別の配電盤12に作動不良が発生し、例えば作動しない場合であっても、ケーブル16を実質的に再接続等する必要がなく、容易且つ迅速に取り替え対象の配電盤10−2を再作動させることができる。すなわち、別の配電盤12の作動不良に対するバックアップ体制が確保されている。
図2(a)、(b)は、本発明にかかる配電盤の取替工法の他の実施の形態を説明した図である。図2(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図2(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している。ここで、図1に示した要素と同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。図2(a)、(b)に示した実施の形態では、既設の配電盤20−1〜20−4の内、既設配電盤20−2がその機能を停止して配電盤30に取り替えられる。取り替え対象の既設配電盤20−2は、端子台22を有している。端子台22は、ケーブル16が接続される接続端子23−1、23−2…23−n(以降接続端子23とする)からなる端子群を有しているもので、既設配電盤20−2から着脱可能な状態で設けられている。一方、配電盤30にも同様の端子台32が設けられ、端子台32は接続端子23を介して行われる入出力と同様の入出力を行うための対応する各接続端子33−1、33−2…33−n(以降接続端子33とする)からなる端子群を有している。
本実施の形態においても、既設配電盤20−2の取り替え作業を行う前に、事前にケーブルの布設状態の調査等を行う。上記調査終了の後、配電盤取り替え作業時に、電気設備類14を停止させ、また一定の範囲を停電状態とし、更に既設配電盤20−2の機能を停止させる、すなわち、上述した配電盤停止工程と同様の工程を行う(端子台付配電盤停止工程)。
次に、取り替え対象の既設配電盤20−2から、接続端子23にケーブル16が接続された状態で、端子台22を取り外す(端子台取り外し工程)。端子台取り外し工程終了の後、取り替え対象の既設配電盤20−2の端子群の各接続端子23と、別の配電盤30に設けられた対応する各接続端子33とをケーブル26−1、26−2…26−n(以下、単にケーブル26と称する)でケーブル接続する(端子台・配電盤間ケーブル接続工程)。これにより、別の配電盤30と電気設備類14との間の入出力が、接続端子33から、接続端子23を中継して行われるケーブルの配線状態が形成される。
上記端子台・配電盤間ケーブル接続工程終了後、ケーブル接続による配線ミスがないこと等の必要な確認を行い、その後、別の配電盤30を作動させ、及び電気設備類14を作動させ、電気設備類14等の停電状態からの立ち上げを行う。すなわち、既設配電盤20−2に替わり配電盤30の機能を作動させる(端子台接続配電盤作動工程)。
以上の図2に示した実施の形態により、既設配電盤20−2の取り替えに伴うケーブル接続を、実質的に端子台22と、配電盤30の端子台32の間にのみ施せば良く、ケーブルの接続による配線が容易になる。更に、作業内容に応じて取り外した端子台22を作業の支障等にならない位置やケーブル接続に好適な位置に適宜移動させることができる。このため、既設配電盤20−2の取り替え作業において、ケーブル接続における作業のわずらわしさが解消され、ケーブル接続状態の確認等が容易になる。
ここで、上記図1に示した実施の形態と同じく、既設配電盤20−2の端子台22の接続端子23に接続されているケーブル16の接続箇所近傍には、通常、その接続する端子の判別のためにケーブル毎にケーブル線番が付され、かつその集束線にはケーブル番号が表示されており、これによりケーブル接続作業や接続後の確認の容易化が図られている。本実施の形態では、既設配電盤20−2の端子台22の接続端子23に接続されているケーブル16の接続状態は、既設配電盤20−2の取替え作業を行う前とその後で実質的に変わることがない。従って、ケーブル線番やケーブル番号については、上記取替え作業を行なう以前から付されていたものを変更することなく使用できる。
そして、取り替え対象の既設配電盤20−2の端子台22には、既設配電盤20−2が作動していた状態で、電気設備類14に入出力を行うためのケーブル16が接続されて残っている。従って、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤30に作動不良が発生した場合であっても、取り外した端子台22を再度取り替え対象の既設配電盤20−2に取り付ければ、取り替え対象の既存の配電盤20−2を容易且つ迅速に再作動させることができる。
また、上述した端子台接続配電盤作動工程終了後、端子台取り外し工程において端子台22を取り外した後の取り替え対象の既設配電盤20−2の残りの本体部分を除去するようにしても良い(配電盤除去工程)。これにより、取り替え対象の既設配電盤20−2の本体部分が最終的には除去されるので、取り替え作業後に既設配電盤20−1〜20−4、30の設置箇所が狭くなることがない。また、上述した残りの本体部分は、端子台接続配電盤作動工程が終了するまでは、(すなわち、別の配電盤30の作動状態が確認されるまでは)除去されず残っている。このため、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤30に作動不良が発生した時は、取り外した端子台22を上記本体部分に再度取り付けて、速やかに取り替え対象の既設配電盤20−2を再作動させる、バックアップ体制が維持されている。
図3(a)、(b)は、本発明にかかる配電盤の取替工法の更に他の実施の形態を説明した図である。図3(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図3(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している。ここで、図2に示した要素と同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3に示した実施の形態では、連結器29を使用している。連結器29は、端子台22にワンタッチ取付けされるコネクタ部24(連結器29の本体部に相当)と、連結ケーブル28−1、28−2…28−n(以降連結ケーブル28とする)とで主に構成されている。ここで「ワンタッチ取付け」とは、単純又は容易な動作で取り付けることを意味する。
コネクタ部24には、接続端子25−1、25−2…25−n(以降接続端子25とする)からなる接続端子群が設けられている。そして、接続端子25は、上述したワンタッチ取付けの状態で、端子台22の接続端子23とそれぞれ接続状態となるように構成されている。連結ケーブル28は、コネクタ部24の各接続端子25にその一端が接続されている。
本実施の形態では、この連結器29を作成し、予め準備する。そして図2示した実施の形態における端子台・配電盤間ケーブル接続工程に代えて、以下の2工程(連結ケーブル接続工程と連結器取付け工程)を行う。ここで、本実施の形態について、端子台・配電盤間ケーブル接続工程以外は、図2に示した実施の形態の各工程と同様である。
すなわち、まず、別の配電盤30の端子群の接続端子33に連結ケーブル28を接続する(連結ケーブル接続工程)。この接続は連結ケーブル28の上述した一端に対する他端で行う。そして、この後、コネクタ部24を、取り外された端子台22にワンタッチ取付けする(連結器取付け工程)。
図3に示した実施の形態の上記構成により、端子台接続配電盤作動工程において、別の配電盤30に作動不良が発生した時は、取り外した端子台22をコネクタ部24からワンタッチで取付け状態を解除し、この解除した端子台22を取り替え対象の既設配電盤20−2の本体部分に再度取付けて(装着して)、速やかに取り替え対象の既設配電盤20−2を再作動させることができる。従って、この再作動がより円滑なものとなる。また、図3に示した実施の形態において、取り外された端子台22とコネクタ部24とが、同一の収納容器に収納される、すなわち、端子台22と連結器29の本体部とが一体的に接続された状態で、同一の収納容器に収納されるこ収納工程を含むようにしても良い。
これにより、取り外された端子台22とコネクタ部24が収納容器によって保護された状態となる。従って、取り外された端子台22とコネクタ部24の付近に配置された他の機器や工具が落下等した場合に端子台22とコネクタ部24が保護される。更にほこりの堆積や、針金の介在等が防止される。
更に、図3に示した実施の形態で、連結ケーブル接続工程を端子台付配電盤停止工程の前に予め行うようにしても良い。これにより、連結ケーブル接続工程が予め行われているので、端子台付配電盤停止工程の後に取り替え対象の既設配電盤20−2から端子台22を取り外し、そして連結器取付け工程のみを行えば、取り外した端子台22と別の配電盤30との間に連結器29等による配線が施されることとなる。従って、実質的に停電状態等となる端子台付配電盤停止工程と端子台接続配電盤作動工程との間の時間を短縮することができる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、図1に示した実施の形態では、既設配電盤10等は変電所に設置されているものとしたが、他の設備等に使用されるものであっても適用可能であることは勿論である。また、上述の各実施の形態において、取り替え対象の配電盤の全ての接続端子と電気設備類の間にケーブル16が布設されている状態を示したが、本発明は、全ての接続端子11と電気設備類14とがケーブル16で、1対1の状態で配線される場合に限られず、例えば、接続端子11―1と接続端子11―2のみが実際の接続に使用されている状態であっても良い。
以下に、本発明にかかる配電盤の取替工法の作業データを例示して説明する。
(作業データ例1)
小規模の配変変電所Aにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、新しいケーブルを新しい配電盤に接続して布設する従来方法で行う場合と図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図4に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が5日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が638千円低減された。
(作業データ例2)
上記配変変電所Aにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、一部分を新しいケーブルを新しい配電盤に接続して布設し、一部分を既存のケーブルを流用する従来方法で行う場合と、図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図5に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が1日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が833千円低減された。
(作業データ例3)
配変変電所Bにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、新しいケーブルを新しい配電盤に接続して布設する従来方法で行う場合と図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図6に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が5日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が640千円低減された。
(作業データ例4)
配変変電所Bにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、既存のケーブルを流用して新しい配電盤に接続する従来方法で行う場合と図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図7に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が1日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が550千円低減された。
(作業データ例5)
連系変電所Cにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、新しいケーブルを新しい配電盤に接続して布設する従来方法で行う場合と図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図8に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が10日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が1270千円低減された。
(作業データ例6)
連系変電所Cにおいて、配電盤の取り替えを行うのに、既存のケーブルを流用して新しい配電盤に接続する従来方法で行う場合と図1に示した実施の形態に従う方法(新工法)で行う場合とを比較した。結果を表形式で図9に示す。同図に示したように、本発明に従う方法によれば、ケーブルを布設等するのに要する日数が2日間短縮され、配電盤の取り替えに要する費用が660千円低減されている。
本発明にかかる配電盤の取替工法の実施の形態を説明した図である。図1(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図1(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している。 本発明にかかる配電盤の取替工法の他の実施の形態を説明した図である。図2(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図2(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している。 本発明にかかる配電盤の取替工法の更に他の実施の形態を説明した図である。図3(a)は、配電盤の取り替えを行う前の状態、図3(b)は、配電盤の取り替えを行った後の状態を示している 実施例1において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。 実施例2において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。 実施例3において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。 実施例4において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。 実施例5において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。 実施例6において、本発明に従う方法で配電盤の取り替えを行った効果を表形式で示した図である。
符号の説明
10−1、10−2、10−3、10−4、12 配電盤
11−1、11−2、11−n 接続端子
13−1、13−2、13−n 接続端子
14−1、14−2、14−n 電気設備類
16−1、16−2、16−n ケーブル
18−1、18−2、18−n ケーブル
20−1、20−2、20−3、20−4、30 配電盤
22、32 端子台
23−1、23−2、23−n 接続端子
33−1、33−2、33−n 接続端子
18−1、18−2、18−n ケーブル
26−1、26−2、26−n ケーブル
24 コネクタ部
25−1、25−2、25−n 接続端子
28−1、28−2、28−n 連結ケーブル

Claims (6)

  1. 電気設備類との間で入出力を行うためのケーブルが接続された接続端子からなる端子群を有し、内部に配電器具が組み込まれて構成された取り替え対象の配電盤を別の配電盤に取り替える取替工法において、
    前記取り替え対象の配電盤の機能を停止させる配電盤停止工程と、
    前記取り替え対象の前記配電盤に設けられた前記端子群の各接続端子と、前記別の配電盤に設けられた対応する各接続端子とをケーブル接続する配電盤間ケーブル接続工程と、
    前記別の配電盤の機能を作動させる配電盤作動工程と、
    を含むことを特徴とする配電盤の取替工法。
  2. 電気設備類との間で入出力を行うためのケーブルが接続された接続端子からなる端子群を有する端子台が着脱可能に設けられ、配電器具が組み込まれて構成された取り替え対象の配電盤を、別の配電盤に取り替える取替工法において、
    前記取り替え対象の配電盤の機能を停止させる端子台付配電盤停止工程と、
    前記取り替え対象の前記配電盤の前記端子台を該取り替え対象の配電盤から取り外す端子台取り外し工程と、
    前記端子台の各接続端子と前記別の配電盤に設けられた対応する各接続端子とをケーブル接続する端子台・配電盤間ケーブル接続工程と、
    前記別の配電盤の機能を作動させる端子台接続配電盤作動工程と、
    を含むことを特徴とする配電盤の取替工法。
  3. 前記端子台接続配電盤作動工程終了後、前記端子台取り外し工程において前記端子台を前記取り外した後の前記取り替え対象の配電盤の残りの本体部分を除去する配電盤除去工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の配電盤の取替工法。
  4. 前記取り外された端子台にワンタッチ取付可能に構成され、該ワンタッチ取付状態で前記端子台に設けられた端子群とそれぞれ接続状態となる接続端子群を有する連結器を予め準備し、
    前記端子台・配電盤間ケーブル接続工程に代えて、
    前記別の配電盤の各接続端子と前記連結器の接続端子群とをケーブル接続する、配電盤・連結器間ケーブル接続工程及び、前記取り外された端子台と前記連結器とをワンタッチ接続する連結器取付け工程が行われることを特徴とする請求項2又は3に記載の配電盤の取替工法。
  5. 前記取り外された前記端子台と前記連結器とが一体的に接続された状態で、同一の収納容器に収納されることを特徴とする請求項4に記載の配電盤の取替工法。
  6. 前記配電盤・連結器間ケーブル接続工程が、前記端子台付配電盤停止工程の前に予め行われることを特徴とする請求項4又は5に記載の配電盤の取替工法。
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