JP2008005169A - 移動局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークの圏外にいたため呼び出しに応じられなかった移動局若しくはグループ通話中に圏外となった移動局がグループ通話に途中参加(再参加)することを可能とする。
【解決手段】 本発明に係る移動局は、複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話に参加可能な移動局であって、前記グループ通話への呼び出しに対して未応答の移動局を示す未応答移動局情報を受信する受信部と、前記グループ通話中に、前記未応答移動局情報に対応する移動局を前記グループ通話に途中参加させるための呼び出しメッセージを送信する送信部とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話を管理する移動局に関する。
従来、複数の移動局を含むグループ内で音声データなどが送受信されるグループ通話(例えば、PTT;Push−To−Talk)が一般的に広く知られている(例えば、非特許文献1)。
このようなグループ通話では、グループ通話に参加していない移動局であっても、グループ通話に途中参加することが特に制限されていない。
また、グループ通話を行う移動局は、発呼側の移動局のユーザによって任意に指定される。具体的には、発呼側の移動局によって指定された移動局のうち、発呼側の移動局からの呼び出しに応じた移動局と発呼側の移動局とによってグループ通話が行われる。
一方で、発呼側の移動局のユーザが特定のグループ内でのみグループ通話を行うことを意図しているような場合に、そのユーザが意図していない他のユーザ(移動局)がグループ通話に途中参加することが許容されてしまうことは好ましくない。
従って、グループ通話に参加している移動局から呼び出された場合にのみ、グループ通話に参加していない移動局の途中参加を許容する枠組み(以下、途中参加枠組み)についても考えられている。
なお、例えば、グループ通話が行われる通信システムは、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられるパケット交換NWと、回線交換NWとを含む。
このような通信システムによるグループ通話において、各移動局は、グループ通話サーバに登録処理(IPアドレスの取得等)を行うことを、回線交換NWを通じて促され、パケット交換NWを通じてグループ通話サーバに登録処理を行う。これにより、グループ通話は、グループ通話サーバによって管理され、パケット交換NW上で行われる。
"SIP:Session Initiation Protocol"、RFC3261
しかしながら、上述した途中参加枠組みでは、グループ通話に参加している移動局によって呼び出された場合にのみ、グループ通話に参加していない移動局の途中参加が許容される。すなわち、グループ通話に参加していない移動局が自発的にグループ通話に途中参加することができない。
例えば、発信側の移動局によって呼び出されたにもかかわらず、その呼び出しに応答することができなかった移動局、すなわち、発呼側の移動局のユーザがグループ通話を行うことを意図して指定した移動局であっても、自発的にグループ通話に途中参加することができない。
また、グループ通話に参加していたにもかかわらず、パケット交換NWの圏外に移動してしまった移動局は、パケット交換NWの圏内に戻った場合であっても、パケット交換NWへの接続が一度切断されてしまっているため、自発的にグループ通話に途中参加(再参加)することができない。
このように、発呼側の移動局のユーザがグループ通話を行うことを意図して指定した移動局などが自発的にグループ通話に途中参加することができないと、ユーザの利便性が低下してしまう。
また、グループ通話に参加している途中でパケット交換NWの圏外に移動した移動局をグループ通話に再参加させるためには、発呼側の移動局から呼び出しをかける必要がある。しかしながら、発呼側の移動局は、パケット交換NWの圏外に移動した移動局が圏内に移動するタイミングがわからないため、圏内になるまで何度も呼び出さなければならず、ユーザの利便性が低下してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、グループ通話に参加している移動局によって呼び出された場合にのみ、グループ通話に参加していない移動局の途中参加が許容されるシステムにおいて、移動局がグループ通話に途中参加することを可能とする移動局を提供することを目的とする。
特に、グループ通話の途中でパケット交換NWの圏外に移動した移動局がグループ通話に再参加することを容易とする移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話に参加可能な移動局であって、前記グループ通話への呼び出しに対して未応答の移動局を示す未応答移動局情報を受信する受信部と、前記グループ通話中に、前記未応答移動局情報に対応する移動局を前記グループ通話に途中参加させるための呼び出しメッセージを送信する送信部とを備える移動局であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、移動局(移動局100)は、未応答移動局情報を受信し、未応答移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させる呼び出しメッセージを送信する。したがって、自発的にグループ通話に途中参加することが許容されていないシステムにおいて、グループ通話に呼び出されたにもかかわらず、その呼び出しに応答できなかった移動局をグループ通話に途中参加させることができる。
本発明の第1の特徴において、前記未応答移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かの判断を促す情報を表示する表示部を更に具備し、
前記送信部は、前記未応答移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かを示す指示に基づいて、前記呼び出しメッセージを送信してもよい。
かかる特徴によれば、表示部に未応答移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す情報を表示することによって、グループ通話に参加している移動局のユーザの意図を反映させながら、未応答移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させることができる。
本発明の第2の特徴は、複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話に参加可能な移動局であって、前記グループ通話中にネットワークの圏外に移動した移動局を示す圏外移動局情報を受信する受信部と、前記グループ通話中に、前記圏外移動局情報に対応する移動局を前記グループ通話に途中参加させるための呼び出しメッセージを送信する送信部とを備える移動局であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、移動局(移動局100)は、圏外移動局情報を受信し、圏外移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させる呼び出しメッセージを送信する。したがって、自発的にグループ通話に途中参加することが許容されていないシステムにおいて、グループ通話中に圏外に移動してしまった移動局であっても、圏内に戻った場合に、グループ通話に再参加させることができる。
本発明の第2の特徴において、前記圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かの判断を促す情報を表示する表示部を更に具備し、前記送信部は、前記圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かを示す指示に基づいて、前記呼び出しメッセージを送信してもよい。
かかる特徴によれば、表示部に圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す情報を表示することによって、グループ通話に参加している移動局のユーザの意図を反映させながら、圏外移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させることができる。
本発明によれば、グループ通話に参加している移動局によって呼び出された場合にのみ、グループ通話に参加していない移動局の途中参加が許容されるシステムにおいて、移動局がグループ通話に途中参加することを可能とする移動局を提供することができる。
(本実施形態に係る通信システムの概略構成)
図1を参照し、本実施形態に係る通信システムの概略構成について説明する。
本明細書において、グループ通話とは、複数の移動局間で通話データを送受信するPTT(Push−to−Talk)や、テレビ電話会議などを含むものとする。また、グループ通話の通話データとは、例えば、RTP(Real−time Transport Protocol)等を用いて転送されるユーザデータを示し、音声データのみならず、映像データを含んでもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る通信システムは、基地局200aと、パケット交換NW300aと、基地局200bと、回線交換NW300bと、パケット交換NW300aに接続されたグループ通話サーバ400と、回線交換NW300bに接続されたSMS(Short Message Service)サーバ500とを有する。
本実施形態に係る移動局100(移動局100a〜100f)は、基地局200aとパケット交換NW300aとを介してグループ通話サーバ400に接続可能に構成されている。
また、本実施形態に係る移動局100(移動局100a〜100f)は、基地局200bと回線交換NW300bとを介してSMSサーバ500に接続可能に構成されている。
また、本実施形態に係る移動局100(移動局100a〜100f)は、基地局200bを介してHLR(Home Location Register)(図示なし)への位置登録処理を行う。
パケット交換NW300aに接続されたグループ通話サーバ400は、複数の移動局100間で通話データが送受信されるグループ通話を管理する。グループ通話サーバ400は、SIP(Session Initiation Protocol)に基づいて、複数の移動局100間の呼制御を行う呼制御サーバの機能を備える。なお、呼制御サーバの機能は、グループ通話サーバ400に接続された別のサーバとして構成されてもよい。
回線交換NWに接続されたSMSサーバ500は、ショートメッセージサービスを提供する。なお、ショートメッセージサービスにおいて、移動局100は、SMSサーバ500からショートメッセージを受信すると、その旨をSMSサーバ500に通知するように構成されている。また、移動局100に送信されるショートメッセージは、再送可能である。
ここで、ネットワークの圏内とは、パケット交換NW300aのエリア内かつ回線交換NW300bのエリア内であることを示す。一方、ネットワークの圏外とは、パケット交換NW300aのエリア外又は回線交換NW300bのエリア外であることを示す。
また、一般的な通信システムでは、回線交換NW300bのエリアとパケット交換NW300aのエリアとは、概等しいと考えられる。
したがって、移動局100が回線交換NW300bの圏内に在圏していれば、移動局100が回線交換NW300bとパケット交換NW300aとを含むネットワークの圏内に在圏していると推定することができる。
本実施形態において、サーバは、グループ通話サーバ400とSMSサーバ500とによって構成される。
(グループ通話サーバの構成)
図2を参照し、グループ通話サーバ400の構成について説明する。図2に示すように、グループ通話サーバ400は、記憶部410と、通信部420と、制御部430とを備える。
記憶部410は、グループ通話を管理するための情報として、図3に示す情報を記憶する。記憶部410は、図3に示すように、メンバー履歴と、移動局種別と、移動局状態とをグループ通話毎に関連付けて記憶する。
メンバー履歴とは、グループ通話に係る移動局100を識別可能な情報を記憶する。
ここで、グループ通話に係る移動局100とは、他の一以上の移動局100を呼び出すことによってグループ通話を開始する発呼側の移動局100や、グループ通話を開始する際に発呼側の移動局100のユーザによって指定された他の一以上の移動局100(初期指定メンバー)、グループ通話の開始後にグループ通話に参加している移動局100によってグループ通話に途中参加するように呼び出された移動局100(途中指定メンバー)である。
なお、初期指定メンバーは、グループ通話を開始する際に発呼側の移動局100によって呼び出され、当該呼び出しに応答することによってグループ通話に参加する。
移動局種別とは、グループ通話に係る移動局100の種別を識別する情報である。具体的には、移動局100の種別に応じて、上述の発呼側の移動局100を示す「発呼側」、発呼側の移動局100によりグループ通話の開始時に呼び出された移動局100を示す「初期指定メンバー」、グループ通話の開始後にグループ通話に参加している移動局100により呼び出された移動局100を示す「途中指定メンバー」等の情報が記憶される。
移動局状態とは、グループ通話に係る移動局100の状態を示す情報である。具体的には、移動局100の状態に応じて、例えば、「参加中」、「未応答(圏外)」、「圏外」等の情報が記憶される。
「参加中」とは、移動局100がグループ通話に参加していることを示す。
「未応答(圏外)」とは、後述する圏外検出処理部432によって検出された未応答(圏外)移動局であることを示す。ここで、未応答(圏外)移動局とは、グループ通話への呼び出しに未応答の移動局100のうち、ネットワークの圏外のため応答できなかった移動局100である。
「圏外」とは、後述する圏外検出処理部432によって検出された圏外移動局であることを示す。ここで、圏外移動局とは、グループ通話中にネットワークの圏外に移動したため通信が途絶えた移動局100である。
通信部420は、移動局100の呼制御に係るSIPのメッセージ(INVITEメッセージ、200 OK、ACK、BYE等)を移動局100と送受信する。具体的には、通信部420は、グループ通話を開始する際に、発呼側の移動局100が他の一以上の移動局100を呼び出すINVITEメッセージ(INVITE(新規))を受信する。
また、通信部420は、グループ通話の開始後に、グループ通話に参加している移動局100がグループ通話に参加していない移動局100を呼び出すINVITEメッセージ(INVITE(途中参加))を受信する。
また、通信部420は、後述するINFO(圏外通知)に応じて、グループ通話に参加している移動局100から送信されたINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)を受信する。かかるINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)は、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局をグループ通話に途中参加させるためのINVITEメッセージである。
また、通信部420は、制御部430の指示に基づいて、後述するSMS送信要求や監視要求をSMSサーバ500に送信する。
制御部430は、グループ通話処理部431と、圏外検出処理部432と、呼び出し処理部433とを論理ブロックとして備える。なお、これらの論理ブロックは、制御部430が所定のプログラムを実行することによって構成される。
グループ通話処理部431は、SIPに従って、グループ通話に関する処理を行う。例えば、グループ通話処理部431は、グループ通話の開始処理、グループ通話への途中参加処理などを行う。
グループ通話の開始処理では、グループ通話処理部431は、通信部420によって受信されたINVITE(新規)に基づいて、発呼側の移動局100により指定された一以上の移動局100へのSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求をSMSサーバ500に送信するよう通信部420に指示する。
ここで、SMS(登録要求)は、グループ通話サーバ400への登録処理を要求するショートメッセージであり、SMSサーバ500から回線交換NW300bを介して移動局100に送信される。
また、登録処理とは、パケット交換NW300aを介して、移動局100が、グループ通話サーバ400に電話番号やユーザID等を登録する処理や、グループ通話サーバ400からIPアドレスを取得する処理である。
なお、移動局100は、回線交換NW300bを介してSMS(登録要求)を受信すると、自動でパケット交換NW300aを介してグループ通話サーバ400への登録処理を行う。移動局100は、かかる登録処理を行うことによって、上述のINVITE(新規)やINVITE(途中参加)を受信することが可能となる。
グループ通話処理部431は、INVITE(新規)の宛先である移動局100の登録処理が行われると、移動局100に、INVITE(新規)を送信するよう通信部420に指示する。
グループ通話は、INVITE(新規)による呼び出しに応答した移動局100と発呼側の移動局100とによって開始される。
同様に、グループ通話への途中参加処理では、グループ通話処理部431は、通信部420によってINVITE(途中参加)が受信された場合、SMSサーバ500に対し、受信されたINVITE(途中参加)の宛先である移動局100へのSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求を送信するよう通信部420に指示する。
そして、グループ通話処理部431は、INVITE(途中参加)の宛先である移動局100の登録処理が行われると、移動局100にINVITE(途中参加)を送信するよう通信部420に指示する。
グループ通話には、INVITE(途中参加)による呼び出しに応答した移動局100が途中参加する。
また、グループ通話処理部431は、受信されたINVITE(新規)又はINVITE(途中参加)に基づいて、記憶部410にメンバー履歴と移動局種別とを登録する。
圏外検出処理部432は、グループ通話に係る移動局100がネットワークの圏外であることを検出する。
例えば、圏外検出処理部432は、グループ通話への呼び出しに未応答の移動局100のうち、ネットワークの圏外のため応答できなかった移動局100(未応答(圏外)移動局)や、グループ通話中にネットワークの圏外に移動した移動局100(圏外移動局)を検出する。
具体的には、圏外検出処理部432は、未応答(圏外)移動局として、グループ通話が開始される際に、INVITE(新規)に応じてSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求が送信されたにも関わらず、所定時間内にグループ通話サーバ400への登録処理を行わない移動局100を検出する。
ここで、上述のように、移動局100は、回線交換NW300bを介してSMS(登録要求)を受信すると、自動でパケット交換NW300aを介してグループ通話サーバ400への登録処理を行う。したがって、呼び出された移動局100がネットワークの圏内であれば、グループ通話サーバ400への登録処理が行われる。
しかしながら、呼び出された移動局100が回線交換NW300bの圏外の場合、SMS(登録要求)を受信できず、グループ通話サーバ400への登録処理が行われない。また、呼び出された移動局100がパケット交換NW300aの圏外の場合、SMS(登録要求)を受信できても、グループ通話サーバ400への登録処理を行うことができない。
したがって、圏外検出処理部432は、SMS送信要求を送信してから所定時間内に登録処理を行われない移動局100を未応答(圏外)移動局として検出する。
同様に、圏外検出処理部432は、未応答(圏外)移動局として、グループ通話の開始後に、INVITE(途中参加)に応じてSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求が送信されたにも関わらず、所定時間内にグループ通話サーバ400への登録処理を行わない移動局100を検出する。
なお、圏外検出処理部432は、未応答(圏外)移動局を検出した場合、記憶部410に記憶された移動局100の移動局状態を「未応答(圏外)」に更新する。
また、圏外検出処理部432は、グループ通話中にネットワークの圏外に移動した移動局100(圏外移動局)を検出する。
具体的には、圏外検出処理部432は、通信部420によってグループ通話からの離脱を示すBYEが受信されていないのに、グループ通話中にグループ通話サーバ400との間のセッションが切断された移動局100を圏外移動局として検出する。
移動局100がパケット交換NW300aの圏外に移動した場合、パケット交換NW300a上の基地局200aからの指示に基づいて、移動局100のグループ通話サーバ400との間のセッションが切断される。
したがって、圏外検出処理部432は、通信部420によってグループ通話からの離脱を示すBYEが受信されていないのに、グループ通話サーバ400との間のセッションが切断された移動局100を圏外移動局として検出する。
なお、圏外検出処理部432は、圏外移動局を検出した場合、記憶部410に記憶された移動局100の移動局状態を「圏外」に更新する。
また、圏外検出処理部432は、未応答(圏外)移動局や圏外移動局を検出した場合、その旨をグループ通話に参加している移動局100に通知するように通信部420に指示する。
具体的には、圏外検出処理部432は、検出された未応答(圏外)移動局を示す未応答(圏外)移動局情報又は検出された圏外移動局を示す圏外移動局情報を含むメッセージ(INFO(圏外通知)をグループ通話に参加している移動局100に送信するよう通信部420に指示する。
呼び出し処理部433は、通信部420によって未応答(圏外)移動局又は圏外移動局をグループ通話に途中参加させるためのINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)が受信された場合、INVITE(途中参加)の宛先の未応答(圏外)移動局や圏外移動局が、ネットワークの圏内に移動したか否かを監視することを要求する監視要求をSMSサーバ500に送信するよう通信部420に指示する。
また、呼び出し処理部433は、記憶部410に記憶された移動局状態が「未応答(圏外)」又は「圏外」の移動局100に対し、該移動局100を宛先として受信されたINVITE(途中参加)を送信するよう通信部420に指示する。
かかるINVITE(途中参加)による呼び出しに応じることによって、ネットワークの圏外からネットワークの圏内に移動した移動局100は、グループ通話に途中参加することができる。
(移動局の構成)
図4乃至6を参照し、本実施形態に係る通信システムにおいて用いられる移動局100、特に上述のグループ通話サーバ400から受信した未応答(圏外)移動局情報又は圏外移動局情報に基づいて、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局をグループ通話に途中参加させる移動局100(例えば、移動局100a)の構成について説明する。
また、移動局100a〜100fは、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局をグループ通話に途中参加させる場合、同様の構成を有するのは勿論のことである。
(1)概略ハードウェア構成
図4は、移動局100の概略ハードウェア構成図である。図4に示すように、移動局100は、アンテナ101と、パワーアンプ102と、RF/IF変換器103と、ベースバンドプロセッサ104と、コーデック部105と、音声入出力部106と、映像入出力部107と、メモリ108と、操作部109と、CPU110とを有する。
アンテナ101は、パケット交換NW300aと回線交換NW300bとに接続された基地局200a、200bとの間で無線信号を送受信する。パワーアンプ102は、RF/IF変換器103から出力された無線信号を増幅する。
RF/IF変換器103は、無線周波数(RF)と中間周波数(IF)との変換を実行する。ベースバンドプロセッサ104は、所定の変調方式(PSKやQAMなど)にした
がって、ベースバンド信号の変調などを実行する。
本実施形態では、RF/IF変換器103とベースバンドプロセッサ104とによって、グループ通話において、移動局100間の呼制御に用いられるSIPのメッセージ(例えば、INVITEメッセージ、INFOメッセージ、200 OK等)が、基地局200a及びパケット交換NW300aを介してグループ通話サーバ400と送受信される。
特に、本実施形態では、RF/IF変換器103とベースバンドプロセッサ104とによって、INFO(圏外通知)がグループ通話サーバ400から受信される。
INFO(圏外通知))とは、未応答(圏外)移動局を示す未応答(圏外)移動局情報又は圏外移動局を示す圏外移動局情報を含むINFOメッセージである。本実施形態において、RF/IF変換器103とベースバンドプロセッサ104とによって、受信部が構成される。
また、CPU110の指示に基づいて、RF/IF変換器103とベースバンドプロセッサ104とによって、未応答(圏外)移動局や、圏外移動局をグループ通話に途中参加させるINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)が送信される。本実施形態において、RF/IF変換器103とベースバンドプロセッサ104とによって、送信部が構成される。
コーデック部105は、音声コーデック部105aと映像コーデック部105bとを有
する。音声コーデック部105aは、所定の音声符号化方式(例えば、EVRC)に基づいて音声信号の符号化及び復号を実行する。映像コーデック部105bは、所定の映像符
号化方式(例えば、MPEG−4)に基づいて映像信号の符号化及び復号を実行する。
音声入出力部106は、マイク106aとスピーカ106bとを有する。音声入出力部
111は、音声コーデック部105aと接続されている。映像入出力部107は、カメラ
107aと表示部107bとを有する。映像入出力部107は、映像コーデック部105bと接続されている。
本実施形態において、表示部107bは、CPU110の指示に基づいて、例えば、図6に示すように、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断をユーザに促す情報を画像情報として表示する。
メモリ108は、CPU110において実行される各種のプログラムや、ユーザによって登録された情報などを記憶する。
操作部109は、文字や数字などを入力する入力キー、通話を開始するための発呼キー、着呼(呼び出し)に応答するための応答キーなどによって構成されたキー群である。また、操作部109は、各キーが押下されると、押下されたキーに対応する信号をCPU110に入力する。
本実施形態において、操作部109は、表示部107bに表示された画像情報に基づいて、ユーザからの未応答(圏外)移動局又は圏外移動局の途中参加を認めるか否かを示す指示を受け付ける。
CPU110は、ベースバンドプロセッサ104、コーデック部105、映像入出力部
107、メモリ108及び操作部109の各ブロックと接続されている。CPU110は、メモリ108に記憶されているプログラムを実行することによって、当該ブロックとのデータの送受信や、当該ブロックの制御を実行する。
(2)論理ブロック構成
図5は、CPU110が所定のプログラムを実行することによって実現される論理ブロ
ックの構成を示す。図5に示すように、CPU110が所定のプログラムを実行すること
によって、グループ通話処理部111と、圏外通知取得部112と、呼び出し処理部113とが構成される。
グループ通話処理部111は、グループ通話に係る処理を行う。具体的には、グループ通話処理部111は、グループ通話を開始する際に、初期指定メンバーを呼び出すINVITE(新規)を生成し、ベースバンドプロセッサ104に入力し、グループ通話サーバ400に送信するように制御する。
また、グループ通話処理部111は、グループ通話の開始後に、グループ通話に参加していない移動局100を呼び出すINVITE(途中参加)を生成し、ベースバンドプロセッサ104に入力し、グループ通話サーバ400に送信するように制御する。
圏外通知取得部112は、グループ通話サーバ400から受信されたINFO(圏外通知)に含まれる未応答(圏外)移動局情報又は圏外移動局情報を取得する。
また、圏外通知取得部112は、取得した未応答(圏外)移動局情報に対応する未応答(圏外)移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す画像情報(例えば、図6)を表示部107bに表示させる。
また、圏外通知取得部112は、取得した圏外移動局情報に対応する圏外移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す画像情報(例えば、図6)を表示部107bに表示させる。
呼び出し処理部113は、例えば図6に示す表示画面におけるユーザの操作に基づいて、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局をグループ通話に途中参加させるINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)を生成する。また、呼び出し処理部113は、生成したINVITE(途中参加)をベースバンドプロセッサ104に入力し、グループ通話サーバ400に送信するように制御する。
(SMSサーバの構成)
図7を参照し、SMSサーバ500の構成について説明する。図7に示すように、SMSサーバ500は、通信部510と、制御部520とを備える。
通信部510は、グループ通話サーバ400から上述のSMS送信要求や監視要求等を受信する。また、通信部510は、移動局100との間でショートメッセージを送受信する。
制御部520は、監視要求取得部521と、圏内検出部522と、登録要求処理部523とを論理ブロックとして備える。なお、これらの論理ブロックは、制御部520が所定のプログラムを実行することによって構成される。
監視要求取得部521は、上述の未応答(圏外)移動局又は圏外移動局がネットワークの圏内に移動したか否かを監視することを要求する監視要求を取得する。
圏内検出部522は、監視要求取得部521によって取得された監視要求に対応する移動局100がネットワークの圏内に移動したことを検出する。
具体的には、圏内検出部522は、基地局200bからの通知により、監視要求に対応する移動局100が回線交換NW300bの圏内に移動したことを検出する。
ここで、監視要求に対応する移動局100は、回線交換NW300bの圏外から圏内に移動した場合、基地局200bを介してHLRに対する位置登録処理を行う。圏内検出部522は、基地局200bから監視要求に対応する移動局100の位置登録処理が行われたことを示す通知を取得することによって、監視要求に対応する移動局100が回線交換NW300bの圏内に移動したことを検出する。
なお、上述のように、一般的な通信システムでは、回線交換NW300bのエリアとパケット交換NW300aのエリアとは、概等しいと考えられる。このため、圏内検出部522は、監視要求に対応する移動局100が回線交換NW300bの圏内に移動したことを検出することによって、パケット交換NW300aを含むネットワークの圏内に移動したと推定する。
登録要求処理部523は、圏内検出部522によって、監視要求に対応する移動局100がネットワークの圏内に移動したことが検出された場合、グループ通話サーバ400への登録処理を要求するSMS(登録要求)を監視要求に対応する移動局100に送信するよう通信部510に指示する。
(本実施形態に係る通信システムの通信方法)
以下、図8乃至図11を参照し、本実施形態に係るネットワークの圏外からネットワークの圏内に移動した移動局100をグループ通話に途中参加させる動作について説明する。
(1)圏外検出処理
第1に、図8乃至図10を参照し、グループ通話サーバ400が、グループ通話に係る移動局100が上述の未応答(圏外)移動局や圏外移動局として検出される処理(圏外検出処理)について説明する。
(1―1)圏外検出処理(パターン1)
図8は、グループ通話を開始する際にグループ通話への呼び出しに応答しない未応答(圏外)移動局が検出されるシーケンス図である。パターン1では、未応答(圏外)移動局は初期指定メンバーである。以下では、初期指定メンバーの移動局100dが未応答(圏外)移動局として検出される例について説明する。
図8に示すように、ステップS101において、発呼側の移動局100である移動局100aは、ユーザによって指定された初期指定メンバー(移動局100b〜100d)を呼び出すINVITE(新規)をグループ通話サーバ400に送信する。
ステップS102において、グループ通話サーバ400は、SMSサーバ500に対して、SMS(登録要求)を初期指定メンバーに送信するよう要求するSMS送信要求を送信する。
ステップS103b〜S103dにおいて、SMSサーバ500は、受信したSMS送信要求に基づいて、グループ通話サーバ400への登録処理を要求するSMS(登録要求)を初期指定メンバーに送信する。
なお、ステップS103dにおいて、移動局100dは、回線交換NW300bの圏外であるため、SMS(登録要求)を受信できないものとする。
ステップS104b、S104cにおいて、SMSサーバ500から送信されたSMS(登録要求)を受信した移動局100b、100cは、グループ通話サーバ400への登録処理(IPアドレスの取得等)を行う。
ステップS105b、S105cにおいて、グループ通話サーバ400は、登録処理が行われた移動局100b、100cに対して、S101で受信された発呼側の移動局100aからのINVITE(新規)を送信する。
ステップS106bにおいて、移動局100bは、受信したINVITE(新規)に応じて、自局のユーザを呼び出し中であることを示す180 Ringing、ユーザが応答したことを示す200 OKをグループ通話サーバ400に送信する。移動局100bからの200 OKに応じて、発信側の移動局100aからのACKがグループ通話サーバ400に送信されると、移動局100bがグループ通話に参加する。
同様に、ステップS106cにおいて、移動局100cも、受信したINVITE(新規)に応じてグループ通話に参加する。
ステップS107において、発呼側の移動局100aと、発呼側の移動局100aからの呼び出しに応答した移動局100b、100cとが参加するグループ通話が行われる。
ステップS108において、グループ通話サーバ400は、未応答(圏外)移動局として、移動局100dを検出する。
具体的には、グループ通話サーバ400は、移動局100aから受信したINVITE(新規)に応じて、ステップS102でSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求が送信されてから、所定時間内にグループ通話サーバ400への登録処理を行わない移動局100dを未応答(圏外)移動局として検出する。
また、グループ通話サーバ400は、記憶部410に記憶されている移動局100dの移動局状態を「未応答(圏外)」に更新する。
なお、図示しないが、パケット交換NW300aの圏外のため、SMS(登録要求)を受信しても、グループ通話サーバ400への登録処理を行うことができない移動局100dも、未応答(圏外)移動局として検出される。
(1―2)圏外検出処理(パターン2)
図9は、グループ通話の開始後にグループ通話への呼び出しに応答しない未応答(圏外)移動局が検出されるシーケンス図である。以下では、途中指定メンバーの移動局100eが未応答(圏外)移動局として検出される例について説明する。
図9に示すように、ステップS201において、移動局100a〜100cとが参加するグループ通話が行われる。
ステップS202において、グループ通話に参加している移動局100aは、グループ通話に参加していない移動局100eを呼び出すINVITE(途中参加)をグループ通話サーバ400に送信する。
ステップS203において、グループ通話サーバ400は、移動局100eにSMS(登録要求)を送信するよう要求するSMS送信要求をSMSサーバ500に送信する。
ステップS204において、移動局100eは、回線交換NW300bの圏外であるため、SMS(登録要求)を受信できないものとする。
ステップS205において、上述の図8のステップS108と同様に、グループ通話サーバ400は、受信したINVITE(途中参加)に応じて、ステップS203でSMS(登録要求)の送信を要求するSMS送信要求が送信されてから、所定時間内にグループ通話サーバ400への登録処理を行わない移動局100eを未応答(圏外)移動局として検出する。
また、グループ通話サーバ400は、記憶部410に記憶されている移動局100eの移動局状態を「未応答(圏外)」に更新する。
なお、図示しないが、パケット交換NW300aの圏外のため、SMS(登録要求)を受信しても、グループ通話サーバ400への登録処理を行うことができない移動局100eも、未応答(圏外)移動局として検出される。
(1―3)圏外検出処理(パターン3)
図10は、グループ通話中にネットワークの圏外に移動した圏外移動局が検出される際のシーケンス図である。以下では、途中指定メンバーの移動局100fが圏外移動局として検出される例について説明する。
図10に示すように、ステップS301において、移動局100a〜100c、100fとが参加するグループ通話が行われる。
ステップS302において、グループ通話に参加している移動局100fとグループ通話サーバ400との間のセッションが切断される。
ステップS303において、グループ通話サーバ400は、移動局100fのグループ通話からの離脱を示すBYEを受信していないのに、セッションが切断されたことから移動局100fをネットワークの圏外に移動した圏外移動局として検出する。
また、グループ通話サーバ400は、記憶部410に記憶されている移動局100fの移動局状態を「圏外」に更新する。
(2)途中参加処理
第2に、図11を参照し、上述の圏外検出処理(パターン1〜3)によって検出された未応答(圏外)移動局や圏外移動局がネットワークの圏内に移動した際に、グループ通話に途中参加させる動作について説明する。
図11は、ネットワークの圏内に移動した未応答(圏外)移動局や圏外移動局をグループ通話に途中参加させる動作を示すシーケンス図である。
ステップS401において、上述のパターン1〜3のいずれかの圏外検出処理が行われ、未応答(圏外)移動局又は圏外移動局が検出される。以下、移動局100dが未応答移動局として検出された場合に(上述のパターン1)以下の処理を行う例を説明するが、移動局100eが未応答移動局として検出された場合(上述のパターン2)や、移動局100fが圏外移動局として検出された場合(上述のパターン3)についても同様に動作する。
ステップS402において、移動局100a〜100cが参加するグループ通話が行われている。
ステップS403において、グループ通話サーバ400は、グループ通話に参加している移動局100a〜100cに対して、ステップS401で検出された移動局100dの情報を通知するINFO(圏外通知)を送信する。なお、INFO(圏外通知)には、上述の未応答(圏外)移動局情報として、未応答(圏外)移動局である移動局100dの識別する情報が含まれる。
ステップ404a〜404cにおいて、例えば、図6に示すように、移動局100a〜100cは、受信したINFO(圏外通知)に含まれる未応答(圏外)移動局情報に基づいて、移動局100dの途中参加を認めるか否かに係る判断をユーザに促す情報を表示する。
ステップS405において、移動局100aは、図6の表示画面においてユーザによる「はい」を選択する動作を受け付けると、未応答(圏外)移動局情報に対応する移動局100dをグループ通話に途中参加させるINVITE(途中参加)をグループ通話サーバ400に送信する。
ステップS406において、グループ通話サーバ400は、ステップS405で受信したINVITE(途中参加)の宛先である移動局100dがネットワークの圏内に移動したか否かを監視する監視要求をSMSサーバ500に送信する。
ステップS407において、SMSサーバ500は、基地局200bからの監視要求に対応する移動局100dからの位置登録処理が行われたことを示す通知を取得することによって、監視要求に対応する移動局100dが回線交換NW300bの圏内に移動したことを検出する。ここで、上述のように、SMSサーバ500は、回線交換NW300bの圏内に移動した移動局100dがパケット交換NW300aを含むネットワークの圏内に移動したと推定する。
ステップS408において、SMSサーバ500は、ステップS407で検出された移動局100dにSMS(登録要求)を送信する。
ステップS409において、移動局100dは、受信したSMS(登録要求)に応じて、グループ通話サーバ400への登録処理を行う。
ステップS410において、グループ通話サーバ400は、記憶部410を参照し、ステップS405で受信したINVITE(途中参加)の宛先である移動局100dからの登録処理が行われたことを検出する。そして、グループ通話サーバ400は、ステップS405で受信したINVITE(途中参加)を移動局100dに送信する。
ステップS411において、移動局100dは、ステップS410で受信したINVITE(途中参加)に応じてユーザを呼び出していることを示す180 Ringingをグループ通話サーバ400に送信する。
ステップS412において、グループ通話サーバ400は、INVITE(途中参加)の送信元である移動局100aに対して、受信した180 Ringingを送信する。
ステップS413において、移動局100dは、ステップS410で受信したINVITE(途中参加)に応じてユーザが応答したことを示す200 OKをグループ通話サーバ400に送信する。
ステップS414において、グループ通話サーバ400は、INVITE(途中参加)の送信元である移動局100aに対して、受信した200 OKを送信する。
ステップS415において、移動局100aは、受信した200 OKに応じてグループ通話サーバ400にACKを送信する。
ステップS416において、移動局100a〜100dが参加するグループ通話が行われる。
(本実施形態に係る通信システム及び通信方法の作用・効果)
本実施形態に係る通信システム及び通信方法によれば、移動局100は、未応答(圏外)移動局情報(未応答移動局情報)を受信し、未応答(圏外)移動局情報に対応する移動局100をグループ通話に途中参加させるINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)を送信する。したがって、自発的にグループ通話に途中参加することが許容されていないシステムにおいて、グループ通話に呼び出されたにもかかわらず、その呼び出しに応答できなかった移動局をグループ通話に途中参加させることができる。
本実施形態に係る通信システム及び通信方法によれば、表示部に未応答(圏外)移動局情報に対応する移動局100の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す情報を表示することによって、グループ通話に参加している移動局100のユーザの意図を反映させながら、未応答移動局情報に対応する移動局100をグループ通話に途中参加させることができる。
本実施形態に係る通信システム及び通信方法によれば、移動局100は、圏外移動局情報を受信し、圏外移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させるINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)を送信する。したがって、自発的にグループ通話に途中参加することが許容されていないシステムにおいて、グループ通話中に圏外に移動してしまった移動局100であっても、圏内に戻った場合に、グループ通話に再参加させることができる。
本実施形態に係る通信システム及び通信方法によれば、表示部に圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かに係る判断を促す情報を表示することによって、グループ通話に参加している移動局100のユーザの意図を反映させながら、圏外移動局情報に対応する移動局をグループ通話に途中参加させることができる。
(変更例1)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、SMSサーバ500は、監視要求に対応する移動局100dがネットワークの圏内に移動したことを検出してからSMS(登録要求)を送信するものとして説明したが、SMSサーバ500は、以下のように監視要求に対応する移動局100にSMS(登録要求)を送信し続けてもよい。
かかる場合、SMS(登録要求)を受信した移動局100dによるグループ通話サーバ400への登録処理が行われた時に、グループ通話サーバ400によって移動局100dがネットワークの圏内に移動したことが検出される。
図12は、ネットワークの圏外からネットワークの圏内に移動した移動局100dをグループ通話に途中参加させる動作の変更例を示すシーケンス図である。なお、図12のステップS501〜S506については、図11のステップS401〜S406と同様のため説明を省略する。
ステップS507において、SMSサーバ500は、監視要求に対応する移動局100dがSMS(登録要求)を受信するまで、グループ通話サーバ400への登録処理を要求するSMS(登録要求)を再送する。
ステップS508において、監視要求に対応する移動局100dは、SMS(登録要求)を受信したことを示す受信完了通知を送信する。受信完了通知を受信したSMSサーバ500は、SMS(登録要求)の再送を終了する。
なお、S509〜S516については、図11のステップS409〜S416と同一の動作のため説明を省略する。
変更例1によれば、SMSサーバ500に、監視要求に対応する移動局100dがネットワークの圏内に移動したことを検出するための処理を実装することなく、監視要求に対応する移動局100dにグループ通話サーバ400への登録処理を行わせることができる。その結果、グループ通話に移動局100dを途中参加させることができる。
(変更例2)
上述の実施形態では、グループ通話に呼び出された移動局100のうち、ネットワークの圏外のため応答できなかった未応答(圏外)移動局をネットワークの圏内に移動した際にグループ通話に途中参加させる通信システムについて説明した。
しかしながら、例えば、グループ通話に呼び出された移動局100のうち、INVITE(新規)又はINVITE(途中参加)を受信しても(すなわち、ネットワークの圏内であっても)、ユーザが呼び出しに気付かず応答できなかった移動局100(未応答(圏内)移動局)等をグループ通話に途中参加させることもできる。
かかる場合、グループ通話に参加している移動局100は、未応答(圏内)移動局がINVITE(新規)又はINVITE(途中参加)を受信したにも関わらずユーザが応答しなかったことを示す通知(例えば、603 Declineなど)を受信することによって、上述のINVITE(途中参加)(呼び出しメッセージ)を送信するようにしてもよい。
変更例2によれば、グループ通話に呼び出された移動局100のユーザが呼び出しに気付かなかったため応答することができなかった場合等に、再度呼び出しをかけることによってグループ通話に途中参加させることを可能とする。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態では、通信プロトコルとしてSIPを用いる場合について説明したが、本発明は、かかる場合に限定されることはなく、実施形態の動作を実現することができる他の通信プロトコルがあれば、当該他の通信プロトコルを用いた場合にも適用可能である。
例えば、上述のグループ通話サーバ400とSMSサーバ500とは、別のサーバではなく、1つのサーバによって構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、ネットワークの圏外からネットワークの圏内に移動した移動局を検出する処理は、SMSサーバ500で行われものとして説明したが、グループ通話サーバ400で検出されるように構成されていてもよい。
以上、本発明の一例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各部の具体的構成等は、適宜設計変更可能である。また、各実施形態の構成及び各変更例の構成もそれぞれ組み合わせることが可能である。また、各実施形態及び各変更例の作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、各実施形態及び各変更例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るグループ通話サーバのブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るグループ通話サーバの記憶部の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局100の概略ハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係る移動局100のCPUの論理ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る移動局100eの表示画面を示す図ある。 本発明の実施形態に係るSMSサーバのブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける圏外検出処理(パターン1)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける圏外検出処理(パターン2)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける圏外検出処理(パターン3)を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける途中参加処理を示すシーケンス図である。 本発明の変更例に係る通信システムにおける途中参加処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
100a〜100f…移動局、101…アンテナ、102…パワーアンプ、103…RF/IF変換器、104…ベースバンドプロセッサ、105…コーデック部、105a…音声コーデック部、105b…映像コーデック部、106…音声入出力部、106a…マイク、106b…スピーカ、107…映像入出力部、107b…表示部、108…メモリ、109…操作部、110…CPU、111…グループ通話処理部、112…圏外通知取得部、113…呼び出し処理部、200a…基地局、200b…基地局、300a…パケット交換NW、300b…回線交換NW、400…グループ通話サーバ、410…記憶部、420…通信部、430…制御部、431…グループ通話処理部、432…圏外検出処理部、433…呼び出し処理部、500…SMSサーバ、510…通信部、520…制御部、521…監視要求取得部、522…圏内検出部、523…登録要求処理部

Claims (4)

  1. 複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話に参加可能な移動局であって、 前記グループ通話への呼び出しに対して未応答の移動局を示す未応答移動局情報を受信する受信部と、
    前記グループ通話中に、前記未応答移動局情報に対応する移動局を前記グループ通話に途中参加させるための呼び出しメッセージを送信する送信部とを備えることを特徴とする移動局。
  2. 前記未応答移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かの判断を促す情報を表示する表示部を更に具備し、
    前記送信部は、前記未応答移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かを示す指示に基づいて、前記呼び出しメッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  3. 複数の移動局間で通話データが送受信されるグループ通話に参加可能な移動局であって、
    前記グループ通話中にネットワークの圏外に移動した移動局を示す圏外移動局情報を受信する受信部と、
    前記グループ通話中に、前記圏外移動局情報に対応する移動局を前記グループ通話に途中参加させるための呼び出しメッセージを送信する送信部とを備えることを特徴とする移動局。
  4. 前記圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かの判断を促す情報を表示する表示部を更に具備し、
    前記送信部は、前記圏外移動局情報に対応する移動局の途中参加を認めるか否かを示す指示に基づいて、前記呼び出しメッセージを送信することを特徴とする請求項3に記載の移動局。
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