JP2008005127A - 映像信号処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】マトリックス演算による画質調整の出力オーバーフローを低減し、かつ、良好な調整効果を得る。
【解決手段】映像信号処理回路10は、3原色の映像信号R,G,Bを入力とし、3原色の映像信号R’,G’,B’を出力とする。映像信号処理回路10は、R,G,B信号のうち最大のものを検出する最大値検出器31と、第1の係数算出部301と、第2の係数算出部302と、係数選択部40と、マトリックス演算を行うマトリックス演算回路20と、を含む。係数算出部301は、係数α1をR、G、Bの最大値に比例して減少させる制御手段に基づいて演算を行う機能を備えており、その出力がα1である。係数算出部302は、R、G、Bの値に関わらず、一定の値を出力するように制御する制御手段を備え、その出力がα2である。係数選択部40は、最小値検出器41を内部に備えており、α1とα2とのうち小さい方の値を係数αとして出力する。
【選択図】図8

Description

本発明は、デジタル信号による映像入出力装置に搭載される映像信号処理回路に関し、特に赤、緑、青の三原色信号から成る映像信号の入力に対して、マトリックス演算により映像の画質を調整して、あらたな映像信号として出力するように構成された映像信号処理回路に関する。
例えば液晶ディスプレイやビデオカメラのようなデジタル信号による映像入出力装置により映像コンテンツを鑑賞する場合、入力された映像信号に対して信号処理を行い、画質を改善したいという要求がある。このような要求を実現するための技術として、入力信号R、G、Bに対しマトリックス演算を行い、その結果を出力信号とするという手法が知られている。
このマトリックス演算は入力信号の各色成分をR、G、Bとし、出力信号の各色成分を、それぞれR’、G’、B’とすると、両者の関係は、下記(1)式のように表すことができ、係数a〜iの値により、さまざまな画質調整を行うことができる。
Figure 2008005127
例えば、(1)式の係数行列について、非対角項b,c,d,f,g,hをαとし、対角項a,e,iを1−2αとしてマトリックス演算を行った場合に、上記(1)式の演算は、式(2)による演算と等しくなり、色相は変化せずに、彩度と明度とを向上させる効果が得られることが知られている。(非特許文献1を参照)
Figure 2008005127
尚、ここで言う色相、彩度、明度とは、HSV表色系のH,S,Vの値である。R、G、BからH、S、Vの値を求める式は、下記(3)式のようになる。(3)式中のCr,Cg,Cbの定義は(4)式のとおりである。
Figure 2008005127
Figure 2008005127
以下に、非特許文献1の手法による色相,彩度,明度の変化について説明する。尚、以下の説明では、入力R,G,Bの値がR≧G≧Bという大小関係にあると仮定して説明を行っているが、R,G,Bの関係は一例であり交換可能である。
まず、出力R´,G´,B´の大小関係については前記(2)式の定義により、(5)式の関係が導き出される。
Figure 2008005127
α>0の場合、(5)式の右辺は常に0以上となるため、R≧G≧Bならば、R’≧G’≧B’の関係が成り立つことがわかる。したがって、入力信号の色相Hと、出力信号の色相H’については、常に等しくなる。(下記式(6)を参照)
Figure 2008005127
また、入力信号の彩度Sと、出力信号の彩度S’と、については、S’≧Sとなる。(下記式(7),(8)を参照)
Figure 2008005127
Figure 2008005127
また、入力信号の明度Vと、出力信号の明度V’については、V’≧Vとなる(式(9)を参照)。
Figure 2008005127
以上の結果から、係数α≧0を用いて、上記(2)式のマトリックス演算を行うと、色相は変化せずに、彩度と明度が向上するということが確認できる。
しかし、実際の映像処理回路では、表現できる値が無限ではなく、ある範囲内(例えば8ビット/色の場合は0〜255)に限定されているため、その範囲をオーバーフローした場合は、値が丸められることになる。
したがって、非特許文献1の手法の場合、入力信号の値が一定以上大きい場合は全て同じ結果が出力され、映像の階調が失われてしまうという問題がある(図2を参照)。この問題を解決するための手法として、特許文献1および特許文献2のような手法が提案されている。
特許文献1に記載の技術は、3原色の出力信号のうちいずれかの値がオーバーフローするときに、オーバーフローした出力信号と設定された基準値とに基づいて圧縮率を算出し、すべての出力信号について上記圧縮率で変換したものを最終的な出力信号とするものである。
特許文献2に記載の技術は、2種の色差信号のいずれか一方に基づく単純減少関数により演算の係数を求め、その係数を用いて彩度強調を行うものである。
洪博哲著「お話・カラー画像処理」CQ出版社、1999年4月15日、p.47〜52 特開2001−346222号公報 特開2005−150907号公報
しかしながら、上記特許文献1の実施例においては、画質の調整を行う第一の工程と、前記第一の工程の出力が、所定の範囲内に収まるよう値を圧縮する第二の工程から成っており、複雑な手順とそれを実現するための大規模な回路が必要となる。
また、上記特許文献2の技術においては、係数を単純減少とすることで出力のオーバーフローを抑制しているが、出力がオーバーフローしない入力に対しても係数を減少させてしまうため、十分な調整効果が得られないという課題がある。
例えば、図3は特許文献2の技術による入出力特性のグラフであるが、オーバーフローが起こらない85以下のUV入力に対しても、出力が大幅に小さく抑えられてしまっていることが確認できる。
本発明は、そのような状況に鑑みてなされたもので、赤、緑、青の三原色信号から成る映像信号の入力に対して、マトリックス演算により画質を調整して出力するように構成された映像信号処理回路であって、前記演算後の出力が所定の範囲を超えず、かつ、良好な調整効果が得られるよう、前記演算に用いる係数の値が自動的に調節される映像信号処理回路を実現することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明による映像信号処理回路は、赤、緑、青の三原色信号から成る映像信号の入力に対して、マトリックス演算を行うためのマトリックス演算回路と、前記マトリックス演算回路の演算内容を設定するための係数とを備え、前記マトリックス演算回路により映像の画質を調整して、あらたな映像信号の出力とするように構成された映像信号処理回路であって、前記映像信号の出力値が所定の範囲を超えないように前記係数が自動的に調整されるよう構成されていることを特徴としている。
前記係数の自動調整は、係数算出部と、前記係数算出部において前記映像信号の入力に応じて適切な係数を求めるための制御手段とを備えることによるものであってもよい。
前記係数算出部は、1つ以上の制御パラメータ入力をさらに備え、前記制御パラメータにより、係数を求めるための制御手段を細かく調整できるように構成されていてもよい。
前記係数を求めるための制御手段は、前記入力された映像信号を構成するそれぞれの色信号のうち、最大のものの値を得る手段を備え、係数を前記色信号の最大値に比例して減少させるように制御することによるものであってもよい。
前記係数を求めるための制御手段は、色信号の最大値と最小値の差分を得る手段とをさらに備え、係数を前記差分に比例して減少するように制御することであることによるものであってもよい。
前記係数算出部は前記係数を求めるための制御手段の種類に対応して複数設けられていてもよく、その場合、前記複数の係数算出部からそれぞれ算出された複数の係数のうち、最適な一つを選択する係数選択部を備え、前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段を、さらに備えることを特徴とする。
前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段は、前記複数の係数のうち最小のものを用いることによるものであってもよい。
前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段は、前記複数の係数と重み付け変数との積が最小になったものを用いることによるものであってもよい。
前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段は、前回の処理で採用した係数を保持する手段と、前記前回の処理で使用した係数と前記係数算出部から算出された係数の差を検出する手段とをさらに備え、前記係数の差が最も小さいものを用いることによるものであってもよい。
前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段は、前記係数の差と重み付け変数との積が最小になったものを用いることによるものであってもよい。
前記係数選択部において、最適な係数を定めるための制御手段は、前記色信号の最大値といずれの係数選択部の出力を採用するかを対応付けたルックアップテーブルを参照することによるものであってもよい。
本発明によれば、マトリックス演算による画質調整の出力オーバーフローを低減し、かつ、良好な調整効果を得ることが可能となる。
発明者は、映像信号(RGB)の入力に対して、マトリックス演算により彩度を向上させて出力させる構成の映像信号処理回路において、出力のオーバーフローを抑制するように、演算に用いる係数の値を自動的に調整することを考えた。以下に、どのように調整するかを含めて説明を行う。
尚、本明細書において、マトリックス演算とは、式(1)に示すマトリックス演算のことを指す。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な映像信号処理回路の実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の記述とすべての図面とを通じて同じ符号は同様の要素を示す。
[第1実施形態]
図4は、本発明の第1の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図4において、映像信号処理回路10は、3原色の映像信号R,G,Bを入力とし、3原色の映像信号R’,G’,B’を出力とする。映像信号処理回路10は、R,G,B信号のうち最大のものを検出する最大値検出器31と、係数算出部301と、上記式(1)のマトリックス演算を行うマトリックス演算回路20と、を含む。
係数算出部301は、係数αをR、G、Bの最大値に比例して減少させるという制御手段に基づいて演算を行う機能を備えている。以下、前記制御手段を第1の係数算出手段と呼ぶ。
図1は、本実施の形態による映像信号処理回路に含まれるマトリックス演算回路20の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。図1において、マトリックス演算回路20は、色差信号を算出する減算器21と、前記色差信号に係数αを乗算する乗算器22と、前記係数αを乗算された色差信号と入力信号を加算する加算器23と、を含む。
まず、マトリックス演算回路20の動作について説明する。マトリックス演算回路20に入力されたR信号は減算器21に入力され、色差信号(R−G),(R−B)が出力される。上記色差信号は、乗算器22に入力され、それぞれ係数αが乗算される。この係数が乗算された色差信号は、加算器23に入力され、元の入力信号Rと加算され、R’として出力される。入力G,Bにも同様の処理がなされる。以上の動作により、上記(2)式と同様の演算結果を得ることが可能になる。
次いで、図4の映像信号処理回路の動作について説明する。尚、以下の説明においては、R,G,Bの表現可能な下限を0、同じく上限を1とし、上限と下限との間の任意の実数値を取ることができるものとして計算を行っているが、実際の回路においては、適切な精度で近似した離散値で処理することにより処理を簡単にすることができる。以降の入出力特性グラフにおいては信号値を8ビットの整数で近似し、下限を0、上限を255として処理した場合の結果を示す。
図4において、最大値検出器31に入力信号R,G,Bが入力され、その最大値MAXが出力される。第1の係数算出手段を備えた係数算出部301では、最大値MAXに対して以下の(10)式に基づいた計算を行い、係数αを出力する。
Figure 2008005127
マトリックス演算回路20は、係数算出部301によって算出された係数αを使用して前述したマトリックス演算を行い、R’,G’,B’を出力する。
このR’,G’,B’の値については、上記(5)式より、R≧G≧Bならば、R’≧G’≧B’の関係が成り立つことがわかっているから、最大値であるR’が1を超えなければG’、B’も1を超えることはない。(10)式において、係数αは、Rが増大するにつれて減少し、R=1の時にα=0となり、R’=Rとなることから、R’は1を超えることはない(図5を参照)。すなわち、図5をはじめとする入出力特性グラフでは、実数計算上の0〜1を8ビット整数の0〜255で近似した場合の結果を示しており、計算上での「1を超えない」との記載は、グラフ上では「255を超えない」に対応する。
以上の動作により、本実施の形態による映像信号処理回路においては、マトリックス演算出力のオーバーフローを抑制しつつ、彩度を増幅した映像出力を得ることが可能になる。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図6において、映像信号処理回路10は、上記第1の実施の形態における係数算出部301に、使用者が0より大きい任意の値を設定できる制御パラメータP11の入力部を備えている。また、第1の係数算出手段は、式(10)から、以下の式(11)で表される演算に置き換わる。
Figure 2008005127
上記(11)式において、係数αは、制御パラメータP11が大きいほど大きくなるが、いずれの場合もMAX=1の時にα=0に収束するため、図7に示すように、R’G’B’の飽和を抑制することができる。本実施の形態によれば、以上の動作に基づいて、出力をオーバーフローさせない範囲で、彩度強調の程度を任意に設定することが可能になる。
[第3実施形態]
図8は、本発明の第3の実施の形態の映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図8において、映像信号処理回路10は、上記第2の実施の形態の係数算出部301を第1の係数算出部とし、その出力をα1とする。さらに、第2の係数算出部として、使用者が0より大きい任意の値を設定できる制御パラメータP21の入力部を備えた第2の係数算出部302を備え、その出力がα2である。また、α1とα2とを入力し、一方の値を出力する係数選択部40を備えている。
第2の係数算出部302は、R、G、Bの値に関わらず、一定の値を出力するように制御する制御手段を備える。以下、この制御手段を第2の係数算出部と呼ぶ。この第2の係数算出部302が出力する値は制御パラメータP21によって変更することも可能であり、その計算式は(12)で表される。
Figure 2008005127
係数選択部40は、最小値検出器41を内部に備えており、α1とα2とのうち小さい方の値を出力する。P11およびP21がP11>P21の条件下で任意の値に設定されている場合、MAXの値が小さい範囲、すなわち明度の低い領域においては、α1(図9の破線)が大きいため、α2(図9の点線)の方が小さくなり、一定の係数で強調が行われる。一方、MAXの値がある程度以上大きい範囲、すなわち明度の高い領域においては、α1が小さくなるため、MAXの値に比例して係数が小さくなる。以上の動作により、本実施の形態においては、明度の低い領域では一定の割合の強調を行い、出力が上限を越える可能性がある明度の高い領域では係数を小さく抑制し、出力のオーバーフローを抑制することが可能になる。
[第4実施形態]
図10は、本発明の第4の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図10において、映像信号処理回路10は、上記第3の実施の形態による回路に加え、最小値検出器32と、減算器33と、を備えている。最小値検出器32は、R,G,Bの信号を入力とし、それらのうちの最小値MINを出力する。減算器33は、最大値検出器31の出力MAXとMINとの差を算出し、第1の係数算出部301の入力に対して出力する。第1の係数算出部301が備える第1の係数算出部における演算は、式(11)から、以下の式(13)で表される演算に置き換わる。
Figure 2008005127
式(13)において、α1は、MAXとMINの差が小さいほど大きくなるため、本実施の形態によれば、明度が高い範囲の強調度を抑えつつ、彩度が小さい範囲により強い強調を行うことが可能になる。
[第5実施形態]
図11は、本発明の第5の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図11において、映像信号処理回路10は、上記第4の実施の形態に、さらに第3の係数算出部として、使用者が0より大きい任意の値を設定できる制御パラメータP31、および、任意の値を設定できるP32の入力部を備えた係数算出部303を備え、その出力をα3とする。係数選択部40は、α1,α2,α3を入力し、そのうち最小の値を出力する。
第3の係数算出部303は、係数α3をR、G、Bの最大値に比例して増加させるという制御を行う制御手段を備える。以下、この制御手段を第3の係数算出手段と呼ぶ。
第3の係数算出手段を備えた第3の係数算出部303では、最大値MAXに対して以下の(14)式に基づいた計算を行い、係数α3を出力する。
Figure 2008005127
上記の条件下で、任意の値に設定されている場合、明度の低い領域においては、α3(図12の一点鎖線)が最も小さくなり、係数は小さく抑えられる。明度が中間程度の領域では、α2(図12の破線)が最も小さくなり、一定の係数で強調が行われる。明度の高い領域においては、α1(図12の点線)が最も小さくなるため、MAXの値に比例して係数が小さくなる。
以上の動作により、本実施の形態によれば、明度の低い領域はあまり変化せず、明度の高い領域は、より明度が高くなるため、映像全体のコントラストを向上させることができる。
[第6実施形態]
図13は、本発明の第6の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。図13において、映像信号処理回路10は、上記第2の係数算出手段を備える係数算出部をn個備え(nは任意の自然数)、制御パラメータP21、P22の入力と、加算器34、とを備える。また、係数選択部40は、入力信号の最大値MAXと、使用するαの値と、を対応付けた例えばルックアップテーブル42を備えている。
複数備えられた係数算出部302は、それぞれ以下の式(15)に基づいて演算を行い、α1〜αnを、ルックアップテーブル42に保存する。
Figure 2008005127
係数選択部40は、MAXの値に基づいて、ルックアップテーブル42を参照し、α1〜αnのうち1つを選択し、その値を選択する。ルックアップテーブル42は、MAXが大きくなるにつれ、α2、α2、…αnを順次用いるように設定されている。
上記の構成により、本実施の形態では、明度の低い領域では係数αが小さく、出力が上限を越える可能性がある明度の高い領域では係数αが小さくなるため、出力のオーバーフローを抑制できる(図14を参照)。
以上の動作により、特に複雑な演算回路を使用することなく、単純な回路部品の組み合わせのみで、出力のオーバーフローを抑制することが可能になる。
[第7実施形態]
図15は本発明の第7の実施の形態による映像信号処理回路の一構成例を示す機能ブロック図である。
図15において、映像信号処理回路10は、第5の実施の形態の最小値検出器41に代わり、比較器44を備え、さらに係数記憶部43を新たに備えた構成となっている。係数記憶部43は、前回の処理に使用した係数をαpreとして記憶する機能を備え、比較器44は、α1,α2,α3とαpreとの差をそれぞれ算出し、この差分の絶対値が最も小さい係数の値をαとして出力する機能を備える。
映像信号処理回路10は、隣接する画素を順次処理して出力するよう構成されているため、上記の構成により、画素間で使用する係数の値が急激に変化することがなくなる。したがって、より自然な階調の画像が得られる。
尚、上述した実施の形態においては、係数算出手段と係数選択手段との特定の組み合わせについて説明したが、係数算出手段と係数選択手段との組み合わせはこれらに限定されず、任意の組み合わせであってもよい。
また、係数算出部の数についても、特定の数の場合についてのみ説明したが、任意の数の係数算出部を設けてもよいことは言うまでもない。
[第8実施形態]
以下、本発明の映像信号処理回路を利用した、携帯電話端末に関する実施形態について説明する。
まず、図16を参照しながら携帯電話端末のTV電話機能について説明する。図16は、TV電話機能を有する携帯電話端末を含むシステムの概要を示す模式的な図である。図16において、使用者Aの携帯電話端末50Aは、携帯電話端末Aに設けられている撮像装置59により撮影した映像データを無線信号に変調し、携帯電話端末Aのアンテナ51から最寄りの基地局71Aへと送信する。この映像データは、基地局71Aから、電話回線網70と使用者Bの最寄りの基地局71Bとを経て、携帯電話端末50Aの通信相手である使用者Bの携帯電話端末50Bに送信される。使用者Bの携帯電話端末50Bは、受信した映像データを帯電話端末50Bの表示装置(LCD)56に表示することができる。上記の通信を携帯電話端末A、B同士で相互に、かつ、リアルタイムで行うことにより、TV電話機能を実現している。
次に、図17を参照しながら、本実施の形態による携帯電話端末の構成について説明する。図17は本実施の形態による携帯電話端末の一構成例を示す機能ブロック図である。
図17において、携帯電話端末50は、映像信号処理回路10と、アンテナ51と、無線制御部52と、受信データ処理部53と、映像信号生成部54と、表示制御部55と、表示装置56と、入力装置57と、制御部58と、撮像装置59と、撮像制御部60と、送信データ処理部61と、を備えている。表示装置56の例としては、液晶ディスプレイなどがある。入力装置57の例としては、操作キー列などがある。
制御部58はマイクロプロセッサを主として構成されたものであり、上述した他の各部に接続され、図示しないメモリに格納されているプログラムによって、これらの動作を制御する機能および各部間のデータのやりとりを可能にする機能等を持つ。尚、撮像装置59の例としては、CCDカメラやCMOSカメラなどがある。
まず、送信処理の概要について説明する。撮像制御部60は、撮像装置59を制御し、映像信号を取得する。送信データ処理部61は、映像信号に圧縮等の処理を行い、送信データを生成し、無線制御部52へと送出する。無線制御部52は、送信データを変調し、アンテナ51を介して送信電波を送出する。
次に、受信の処理について説明する。無線制御部52は、アンテナ51により受信される受信電波を復調し、受信データとしてデータ処理部53へ送出する。データ処理部53は、受信データから映像データを抽出し、抽出した映像データを映像信号生成部54へと送出する。映像信号生成部54は、映像データを復号し、RGBの映像信号として映像信号処理回路10へ送出する。
映像信号処理回路10は、RGBの入力信号と制御部58からのパラメータ入力を元に、上述の各実施形態のいずれかの手段により、映像の彩度を調整し、出力信号を表示制御部56へ送出する。
尚、上記のパラメータ入力は、入力装置57の操作によって使用者が好みの値に調整できるよう構成されていてもよい。
表示制御部56は、入力された映像信号を元に表示装置56を駆動し、映像を表示する。
上記の構成により、TV電話通信において、より鮮やかな映像を得ることが可能になる。また、映像信号処理回路10は、処理に際して映像を一時的に蓄積する外部メモリ等を必要としないため、部品の大きさやコストの増加を最小限に抑えることができる。また、映像信号を蓄積せず、入力信号を即座に処理して出力することから、処理によって表示の遅延が生じないため、リアルタイム性が必要とされるTV電話の映像信号処理に適している。
尚、上述の実施形態においては、TV電話の映像について説明したが、その他にも、テレビ、電子メール、Web、カメラ撮影等、あらゆる映像コンテンツを同様の処理によりより鮮やかな映像を得ることが可能である。
さらに、端末の種類についても、上記のような携帯電話端末に限らず、液晶テレビジョン、PDA、パーソナルコンピュータ等の映像表示機器の映像表示技術としても同様に利用することが可能である。
本発明は、映像信号処理回路に利用可能である。さらに、映像信号処理回路を利用した、LCD表示装置、これを利用した液晶テレビジョン、パーソナルコンピュータ、携帯電話機などにも利用可能である。
本発明に含まれるマトリックス演算回路の構成を示すブロック図である。 非特許文献1による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 特許文献2による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第1実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第2実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第3実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第4実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第6実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態による彩度強調の入出力特性を示すグラフである。 本発明の第7実施形態の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 携帯電話のTV電話機能の概要を示す模式的な図である。 本発明の第8の実施の形態による携帯電話端末の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 映像信号処理回路
20 マトリックス演算回路
21 減算器
22 乗算器
23 加算器
301 第1の係数算出部
302 第2の係数算出部
303 第3の係数算出部
30X 第Xの係数算出部(Xは任意の自然数)
31 最大値検出器
32 最小値検出器
33 減算器
34 加算器
35 減算器
40 係数選択部
41 最小値検出器
42 ルックアップテーブル
43 係数記憶部
44 比較器
50 携帯電話端末
51 アンテナ
52 無線制御部
53 受信データ処理部
54 映像信号生成部
55 表示制御部
56 表示装置
57 入力装置
58 制御部
59 撮像装置
60 撮像制御部
61 送信データ処理部
70 電話回線網
71 基地局
R,G,B 3原色の入力信号
R’,G’,B’ 3原色の出力信号
MAX 入力信号の最大値
MIN 入力信号の最小値
α マトリックス演算の係数
α1 第1の係数算出部によって算出された係数
α2 第2の係数算出部によって算出された係数
α3 第3の係数算出部によって算出された係数
αX 第Xの係数算出部によって算出された係数(Xは任意の自然数)
αpre 前回の処理で使用されたマトリックス演算の係数
P11 第1の係数算出部に与える第1の制御パラメータ
P12 第1の係数算出部に与える第2の制御パラメータ
P1k 第1の係数算出部に与える第2の制御パラメータ(kは任意の自然数)
P21 第2の係数算出部に与える第1の制御パラメータ
P22 第2の係数算出部に与える第2の制御パラメータ
P2m 第1の係数算出部に与える第2の制御パラメータ(mは任意の自然数)
P31 第3の係数算出部に与える第1の制御パラメータ
P32 第3の係数算出部に与える第2の制御パラメータ
PX1 第Xの係数算出部に与える第1の制御パラメータ(Xは任意の自然数)
PX2 第Xの係数算出部に与える第2の制御パラメータ(Xは任意の自然数)
PXn 第Xの係数算出部に与える第nの制御パラメータ(X,nは任意の自然数)

Claims (12)

  1. 赤、緑、青の三原色信号から成る映像信号の入力に対して、マトリックス演算により画質を調整して出力する映像信号処理回路であって、
    前記マトリックス演算の出力のオーバーフローを抑制するように前記演算に用いる係数の値を自動的に調節することを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 前記映像信号を入力とし前記係数を出力する係数算出部と、
    前記入力の値に基づいて、オーバーフローを抑制するために適切な係数を算出する第1の係数算出部を有し、該第1の係数算出部は、前記マトリックス演算における係数αをR、G、Bの信号値の関数によって定める機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理回路。
  3. 前記マトリックス演算における非対角項b,c,d,f,g,hを前記αとすることを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理回路。
  4. 前記係数算出部は、1つ以上の制御パラメータの入力を受ける制御パラメータ入力部を備え、該制御パラメータにより前記適切な係数を算出する手段のふるまいを微調整することを特徴とする請求項2又は3に記載の映像信号処理回路。
  5. 前記入力された映像信号の1画素を構成する3原色の信号のうち、最大の信号値を検出する最大値検出部を備え、
    前記第1の係数算出部が、係数を前記信号の最大値の一次関数として定めることにより適切な係数を求めることを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の映像信号処理回路。
  6. さらに、前記入力された映像信号の1画素を構成する3原色のうち最小の信号値を検出する最小値検出部と、前記最大値と前記最小値との差分を得る減算器と、を備え、
    前記第1の係数算出部が、係数を前記差分の一次関数として定めることを特徴とする請求項5に記載の映像信号処理回路。
  7. 複数の係数算出部と、
    係数を求めるための複数の係数算出部と、
    該複数の係数算出部からそれぞれ算出された複数の係数のうち、階調の再現に最適な係数を選択する係数選択部と、
    前記最適な係数を定めるための手段と
    を備えることを特徴とする、請求項2から6までのいずれか1項に記載の映像信号処理回路。
  8. 前記入力された映像信号の1画素を構成する3原色のうち最小の信号値を検出する最小値検出部を備え、
    前記最適な係数を定めるための手段が、前記複数の係数のうち最小の係数を用いる手段であることを特徴とする請求項7に記載の映像信号処理回路。
  9. 前記色信号の最大値に対して、前記係数選択部のうちのいずれの出力を採用するかを対応付けたルックアップテーブルを備え、
    前記最適な係数を定めるための手段が、前記ルックアップテーブルを参照することにより最適な係数を定めるものであることを特徴とする請求項7に記載の映像信号処理回路。
  10. 前回の処理で採用した係数を保持する記憶部と、
    前記前回の処理で採用された係数と前記係数算出部により算出された係数との差分を検出する手段とをさらに備え、
    前記階調の再現に最適な係数を定めるための手段が、前記係数の差分が最も小さい係数を用いるものであることを特徴とする請求項7に記載の映像信号処理回路。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項に記載の映像信号処理回路を備えた映像表示機器。
  12. 撮像装置、表示装置と、請求項1から10までのいずれか1項に記載の映像信号処理回路と、前記撮像装置により撮像された映像信号を前記映像信号処理回路により処理し、前記表示装置に表示させることを特徴とする映像表示機器。
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