JP2008004139A - 磁気記録再生装置の製造方法 - Google Patents

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Kozo Tagashira
幸造 田頭
Akifumi Aono
暁史 青野
Yoshiaki Mizoo
嘉章 溝尾
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Abstract

【課題】磁気記録再生装置の環境温度に対する信頼性の向上、及びコスト削減効果を有する磁気記録再生装置の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の温度にて、トラックピッチを変えて磁気記録媒体のビットエラーレートを測定し、その結果を用いて、前記磁気記録媒体のトラックピッチを決定するし、前期トラックピッチに従って、前記磁気記録媒体へサーボ信号を記録する事により、環境温度に対して高信頼性をもつ、かつ安価な磁気記録再生装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、設計仕様で定められた環境温度範囲内にて、磁気記録再生装置のトラック幅方向の記録密度を決定する磁気記録再生装置の製造方法に関するものである。
従来の磁気記録再生装置の製造方法は、磁気記録媒体上に、仮のサーボ信号を記録した後に、磁気記録装置を組み立て、その仮のサーボ信号を再生する事によりビットエラーレートを算出し、その結果を用いて、トラック幅方向の記録密度を決定し、その記録密度に対応するサーボ信号を記録していた。(例えば、特許文献1参照。)
特開2005−100611号公報
しかしながら、前記従来の構成では、使用環境温度が変化すると磁気記録再生装置のエラーレートが大きく変化し、磁気記録再生装置の信頼性が確保できないという課題を有していた。図7には、環境温度に対する磁気記録再生装置のエラーレートを示す。この結果にも示されるように、磁気記録再生装置を使用する環境温度によって、エラーレートは変化する。環境温度が上昇するにつれて、エラーレートが悪化するが、必ずしも、環境温度が最高温度の時にエラーレートが最悪になるとはいえない。これは、そのエラーレートは、磁気記録再生装置に使用している磁気ヘッドの記録特性、再生特性、浮上特性、及び磁気記録媒体の磁気特性等、多様なパラメーターに依存しているからである。また、この課題を解決するために、磁気ヘッドや磁気記録媒体の検査仕様を厳しくする、または磁気記録再生装置の出荷検査仕様を厳しくする、という方法がある。しかしながら、これらの方法では、磁気ヘッド、磁気記録媒体、磁気記録再生装置の歩留まりが悪化してしまい、それに伴って、製造コストが増大してしまい、磁気記録再生装置が高額になってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、最適なデータトラックピッチを高精度に算出する方法と、これに基づいて決定されたトラックピッチでサーボ信号を磁気記録媒体に記録する磁気記録再生装置の製造方法を提供する事を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の磁気記録再生装置の製造方法は、複数の温度にて、トラックピッチを変えて磁気記録媒体のビットエラーレートを測定する第1の工程と、第1の工程の結果を用いて、前記磁気記録媒体のトラックピッチを決定する第2の工程と、前記第2の工程にて決定されたトラックピッチに従って、前記磁気記録媒体へサーボ信号を記録する第3の工程と、を持つことを特徴としたものである。
また、本発明は、磁気記録再生装置の製造方法において、前記第1の工程において、規定のビットエラーレートを満足するオフトラック許容量が最大値をとる時のトラックピッチを、各温度におけるトラックピッチとすることを特徴としたものである。
さらに、磁気記録再生装置の製造方法において、前記第2の工程において、各温度におけるトラックピッチの最大値を、前記磁気記録媒体のトラックピッチとすること特徴としたものである。
本発明の磁気記録再生装置の製造方法によれば、磁気記録再生装置の環境温度に対する信頼性の確保、及び安価な磁気記録再生装置を提供することができる。
以下に、本発明の磁気記録再生装置の製造方法の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例における磁気記録再生装置のブロック図を示すものである。磁気記録再生装置1は、磁気ヘッド2を搭載したアクチュエータ3、スピンドル4上に磁気記録媒体5を搭載している。また、アクチェータ3の制御を行なうことによって磁気ヘッド2の位置制御を行なうアクチェータドライバ6、スピンドル4を制御するモータドライバ7、記録再生信号のコード化を行うリードライトチャネル(以下R/Wチャネルと略記する)9とプリアンプ10を通じて、磁気ヘッド2にて磁気記録媒体5上に信号の記録再生動作を行なうハードディスクコントローラ(以下HDCと略記する)8を搭載している。磁気記録再生装置1は、温度制御を行なうことができるチャンバ11の内部に配置する。また、チャンバ11内部には、サーミスタ12と冷却加熱器13が搭載されており、パーソナルコンピュータ(以下PCと略記する)14と接続されている。また、サーミスタ12で測定された温度は、PC14に搭載されているメモリ15に記録する。更に、アクチェータドライバ6、モータドライバ7、HDC8は、PC14内部のCPU16にて制御されている。即ち、CPU16にて、磁気記録再生装置1の記録再生動作、磁気ヘッド2の位置決め動作、磁気記録媒体5の回転数制御を行なうことができる。
図2は、本発明の実施例における磁気記録再生装置の製造方法のフローチャートを示すものである。まず、複数の温度にて、トラックピッチを変えて磁気記録媒体のビットエラーレートの測定17を実施する。
図3は、本発明の実施例における複数の温度における磁気記録再生装置の記録再生特性測定のフローチャートを示している。まずは、チャンバ内の温度、すなわち環境温度を初期温度に設定する。本実施例では、初期温度0℃、増加温度20℃とし、最大温度60℃まで、変化させる。本実施例では、この温度範囲は、磁気記録再生装置1の出荷時の保障温度範囲に設定した。尚、この温度範囲は、出荷時の保障温度範囲より広い範囲(例えば、−5℃から65℃)で設定する方がなおよい。本実施例では、サーミスタ12で測定した温度が設定温度になるように、PC14にて冷却加熱器13の自動制御を行なう。次に、トラックピッチを変えてオフトラック許容量18の測定19を行なう。尚、前記オフトラック許容量18の測定方法のフローチャートは後ほど説明する。オフトラック許容量18は、PC14内部のメモリ15に格納される。これら動作を所定の最大温度(本実施例は60℃)まで繰り返す。
図4は、本実施例におけるオフトラック許容量18の測定方法のフローチャートを示すものである。まず、この測定の初期値である、トラック番号n、トラックピッチを設定する。本実施例ではn=30000と設定した。このトラック番号30000は、磁気記録媒体5の中心から、磁気記録媒体5の半径方向の距離r=20.44mmに相当する。また、トラックピッチは、0.2μmとした。本実施例のトラックピッチとは、トラック番号n−1の中心とトラック番号nの中心の距離のことである。次に、トラック番号n−1、n、n+1(即ち、トラック番号29999、30000、300001)にてイレースを行う。本実施例では、DCイレースを用いたが、ACイレースを用いてもよい。次に、トラック番号nに信号Aを記録し、トラック番号n−1、n+1に信号Bを記録する。本実施例では、トラック番号nに記録する信号Aとトラック番号n−1、n+1に記録する信号Bを異なる信号にしたが、同じ信号を用いてもよい。
次に、磁気記録媒体5上に磁気ヘッド2をシークさせながら、ビットエラーレートの測定20を実施する。次に、前記ビットエラーレートの測定20の結果より、オフトラック許容量18を算出する。オフトラック許容量18は、磁気記録再生装置のビットエラーレートの規格を満足している磁気記録媒体5の半径方向の範囲を示す。即ち、磁気ヘッド2をオフトラックさせながらビットエラーレートの測定20を実施し、磁気記録再生装置のビットエラーレート規格を満たす範囲を算出する。尚、本実施例では、最大ビットエラーレートを1.97x10−3として測定を行なった。次にトラックピッチを所定のステップにて、所定値まで増加させる。本実施例では、0.2μmから0.25μmまでは0.01μm、0.25μmから0.35μmまでは0.005μm変化させた。図5はトラックピッチに対するオフトラック許容量18の測定結果の例を示す。
次に、この測定環境温度でのトラックピッチを決定する。オフトラック許容量が最大値をとる時のトラックピッチを、この測定環境温度におけるトラックピッチとする。図5に示す例では、トラックピッチは0.285μmであった。図5に示すような、トラックピッチに対するビットエラーレートを満足するオフトラック許容量18を、各温度において測定し、各温度におけるトラックピッチを決定する。このトラックピッチの決定を、各環境温度にて実施する。表1にその結果の1例を示す。
Figure 2008004139
次に、磁気記録再生装置1における、前記磁気記録媒体5のトラックピッチを決定する。 表1に、本実施例における各環境温度におけるトラックピッチを示す。各環境温度におけるトラックピッチの最大値を、磁気記録再生装置1のトラックピッチとする。本実施例では、表1より、チャンバ設定温度50.0℃の時のトラックピッチ0.285μmと決定する。
次に、磁気記録再生装置1におけるサーボ信号を、前工程で決定したトラックピッチに従って、磁気記録媒体5上に記録する。本実施例においては、PC14により、アクチュエータドライバ6を制御する事により磁気ヘッド2のトラックの位置決め動作制御を行なう。同時に、HDC8の制御を行い、R/Wチャネル9、及びプリアンプを通じて、磁気ヘッド2のサーボ信号書き込み動作制御を行なう。こうすることにより、トラックピッチに従って、前記磁気記録再生装置1におけるサーボ信号を、磁気記録媒体5上に記録することができる。
以上の結果、高信頼性・低コストの磁気記録再生装置を提供することが可能となる。図6に先行例と本発明の実施例におけるビットエラーレート比較図を示す。図6(A)は、従来技術(特開2005−100611号公報にて開示された技術)にて製造された磁気記録再生装置のビットエラーレート、図6(B)は、図6(A)の測定の実施後に本実施例の製造方法にて磁気記録媒体5の半径方向の記録密度を決定し、サーボ信号を記録した後に測定したビットエラーレートを測定したものである。図6(A)に比べ、図6(B)は、エラーレートが明瞭に改善されている。
本発明にかかる磁気記録再生装置の製造方法は、磁気記録再生装置の環境温度に対する信頼性の向上、及びコスト削減効果を有し、磁気記録再生装置の製造方法として有用である。
本発明の実施例における磁気記録再生装置の製造方法のブロック図 本発明の実施例における磁気記録再生装置の製造方法のフローチャート 本発明の実施例における各環境温度における磁気記録再生装置のオフトラック許容量の測定のフローチャート 本実施例における各環境温度におけるトラックピッチ決定方法のフローチャート 本実施例におけるトラックピッチを変化させ、オフトラック許容量の測定を行なった結果の1例を示す図 先行例と本発明の実施例におけるビットエラーレート比較図 環境温度に対する磁気記録再生装置のエラーレート図
符号の説明
1 磁気記録再生装置
2 磁気ヘッド
3 アクチュエータ
4 スピンドル
5 磁気記録媒体
6 アクチェータドライバ
7 モータドライバ
8 ハードディスクコントローラ(HDC)
9 リードライトチャネル(R/Wチャネル)
10 プリアンプ
11 チャンバ
12 サーミスタ
13 冷却加熱器
14 パーソナルコンピュータ(PC)
15 メモリ
16 CPU
17 トラックピッチを変えて磁気記録媒体のビットエラーレートの測定
18 オフトラック許容量
19 オフトラック許容量18の測定
20 ビットエラーレートの測定

Claims (3)

  1. 複数の温度にて、トラックピッチを変えて磁気記録媒体のビットエラーレートを測定する第1の工程と、
    第1の工程の結果を用いて、前記磁気記録媒体のトラックピッチを決定する第2の工程と、
    前記第2の工程にて決定されたトラックピッチに従って、前記磁気記録媒体へサーボ信号を記録する第3の工程と、
    を持つことを特徴とする磁気記録再生装置の製造方法
  2. 前記第1の工程において、規定のビットエラーレートを満足するオフトラック許容量が最大値をとる時のトラックピッチを、各温度におけるトラックピッチとすることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装置の製造方法
  3. 前記第2の工程において、各温度におけるトラックピッチの最大値を、前記磁気記録媒体のトラックピッチとすること特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装置の製造方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027121A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toshiba Storage Device Corp 磁気ディスク装置および記録方法
US8279547B2 (en) 2009-10-01 2012-10-02 Seagate Technology International Method of setting zone layout of recording medium, and apparatus using method
JP2019046518A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社東芝 磁気ディスク装置及び記録領域の設定方法

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