JP2008004013A - 料金自動収受システムのネットワークアップデート方法 - Google Patents

料金自動収受システムのネットワークアップデート方法 Download PDF

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Abstract

【課題】料金自動収受機の現状制御プログラムを更新制御プログラムにアップデートする際に、車線を長時間封鎖することなく、アップデートを行うことができる料金自動収受システム及び料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を提供する。
【解決手段】有料道路の利用条件に応じた料金を収受する料金自動収受機を動作させる現状制御プログラムを保存する第一の記憶部と、現状制御プログラムをアップデートした更新制御プログラムを保存する第二の記憶部と、現状制御プログラムと更新制御プログラムのいずれかを選択的に読み出して実行する制御装置とを備えた料金自動収受機と、料金自動収受機に接続され、更新制御プログラムを第二の記憶部に送信する監視盤とを具備する料金自動収受システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して料金自動収受機と監視盤の間でプログラムやデータのダウンロード及びアップデートを行う方法に関する。
有料道路の通行料金の料金収受は、料金所で料金収受員によって行われる場合と、料金自動収受機によって無人で行われる場合がある。料金自動収受機が、通行料金を収受する場合、以下のような流れで料金自動収受機は、通行料金を収受する。料金自動収受機は、車両進行方向の手前に設置された車種判別装置等が認識した車種情報を受け、さらに車両の運転手が料金自動収受機に投入した通行券に記憶された通行区間距離情報等を読取り、それらの情報から通行料金を割出し、その通行料金を表示装置によって運転者に提示する。運転者は通行料金を料金自動収受機に投入し、料金自動収受機は、釣銭が必要な場合は釣銭を排出する。
このような料金自動収受機の動作は、あらかじめ料金自動収受機の記憶装置に保存された制御プログラムが実行されることによって達成されるものである。
したがって、料金自動収受機にあらたな機能を追加するような場合、制御プログラムをアップデートする必要があるが、有料道路は24時間通行可能であることが一般的で、料金自動収受機の制御プログラムのアップデートは短時間に効率よく行われることが望まれる。アップデートされた制御プログラムが、正常に記憶装置に保存され、アップデートされた制御プログラムが、正常に動作することが重要である。なぜならば、制御プログラムのバグ等の影響で制御プログラムのアップデートに失敗し、従来記憶装置に記憶されていた制御プログラムが消失する等の事態が起きると、車線を長時間封鎖することが考えられるからである。
また、料金自動収受機の管理者は、料金自動収受機の稼動履歴のデータ(例えば、一日に処理した通行料金の集計データや不具合無く連続稼動した時間や車両通行台数等)を定期的に確認する必要がある。
特許文献1に、更新用プログラムをダウンロードする直前に、それまでに動作していた旧プログラムを記憶部に保存し、その後ダウンロードした前記更新用プログラムによる動作を行ない、障害が検出されると前記記憶部に保存した前記旧プログラムを呼び出し再起動させることで自律的に復旧することを特徴としたプログラム障害自律復旧システムが開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−105407号公報
本発明の目的は、料金自動収受機の現状制御プログラムを更新制御プログラムにアップデートする際に、車線を長時間封鎖することなく、アップデートを行うことができる料金自動収受システム及び料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を提供することである。
また、本発明の目的は、料金自動収受機に接続された監視盤が、料金自動収受機の記憶装置に保存された稼動履歴データを読み込むことができる料金自動収受システムを提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による料金自動収受システムは、有料道路の利用条件に応じた料金を収受する料金自動収受機(4)を動作させる現状制御プログラム(20)を保存する第一の記憶部(4b−1)と、現状制御プログラム(20)をアップデートした更新制御プログラム(22)を保存する第二の記憶部(4b−2)と、現状制御プログラム(20)と更新制御プログラム(22)のいずれかを選択的に読み出して実行する制御装置(4a)とを備えた料金自動収受機(4)と、料金自動収受機(4)に接続され、更新制御プログラム(22)を第二の記憶部(4b−2)に送信する監視盤(10)とを備えている。
本発明による料金自動収受システムは、制御装置(4a)が、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を読み出し、更新制御プログラム(22)を実行し、更新制御プログラム(22)が正常に動作しない場合、第一の記憶部(4b−1)から、現状制御プログラム(20)を読み出し、現状制御プログラム(20)を実行する。
本発明による料金自動収受システムは、制御装置(4a)が、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を読み出し、更新制御プログラム(22)を実行し、更新制御プログラム(22)が正常に動作しない場合、第一の記憶部(4b−1)から、現状制御プログラム(20)を読み出し、現状制御プログラム(20)を実行し、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を消去する。
本発明による料金自動収受システムは、制御装置(4a)が、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を読み出し、更新制御プログラム(22)を実行し、更新制御プログラム(22)が正常に動作する場合、第一の記憶部(4b−1)に、更新制御プログラム(22)を送信する。
本発明による料金自動収受システムは、制御装置(4a)が、更新制御プログラム(22)を実行し、更新制御プログラム(22)が正常に動作する場合、料金自動収受機(4)に近づく車両から視認可能な位置に設置された表示装置(12)が、第一の信号を表示する。
本発明による料金自動収受システムは、第一の記憶部(4b−1)が、稼働履歴データ(24)を保存し、監視盤(10)が、第一の記憶部(4b−1)から、稼動履歴データ(24)を読み出す機能を備えている。
本発明による料金自動収受システムは、監視盤(10)の一台に、少なくとも二台以上の料金自動収受機(4)が接続されている。
本発明による料金自動収受システムは、監視盤(10)に上位装置(6)がインターネット網(8)を介して接続されている。
本発明による料金自動収受システムのネットワークアップデート方法は、更新制御プログラム(22)を第二の記憶部(4b−2)に送信するステップと、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を読み出すステップと、更新制御プログラム(22)を実行するステップと、更新制御プログラム(22)が正常に動作しない場合、第一の記憶部(4b−1)から、現状制御プログラム(20)を読み出すステップと、現状制御プログラム(20)を実行するステップとを備えている。
本発明による料金自動収受システムのネットワークアップデート方法は、更に、現状制御プログラム(20)を実行するステップの後、第二の記憶部(4b−2)から、更新制御プログラム(22)を消去するステップを備えている。
本発明による料金自動収受システムのネットワークアップデート方法は、更新制御プログラム(22)が正常に動作する場合、料金自動収受機(4)に近づく車両から視認可能な位置に設置された表示装置(12)が、第一の信号を表示するステップを備えている。
本発明による料金自動収受システムのネットワークアップデート方法は、監視盤(10)の一台に、少なくとも二台以上の料金自動収受機(4)が接続され、監視盤(10)が、少なくとも二台以上の料金自動収受機(4)の各々に更新制御プログラム(22)を送信するステップを備えている。
本発明による料金自動収受システムのネットワークアップデート方法は、上位装置(6)が、更新制御プログラム(22)を監視盤(10)に送信するステップを備えている。
本発明によれば、料金自動収受機の現状制御プログラムを更新制御プログラムにアップデートする際に、車線を長時間封鎖することなく、アップデートを行うことができる料金自動収受システム及び料金自動収受システムのネットワークアップデート方法が提供される。
本発明によれば、料金自動収受機に接続された監視盤が、料金自動収受機の記憶装置に保存された稼動履歴データを読み込むことができる料金自動収受システムが提供される。
添付図面を参照して、本発明による料金自動収受システム及び料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜3を参照して、第1の実施形態に係る料金自動収受システムについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る料金自動収受システムの全体構成を示す。上位装置6は、例えばパーソナルコンピュータであって、インターネット網8に接続可能な通信機能を有し、インターネット網8を介して監視盤10にアクセスすることが可能である。なお、上位装置6は、有料道路の料金自動収受機4に近い距離に設置されなくても、インターネット網8に接続可能な設備が整った環境であれば、遠い場所に設置されていても良い。また、上位装置6の図示しない記憶装置には、料金自動収受機4の動作を制御するための制御プログラムをアップデートした更新制御プログラム22が保存されている。さらに、当該記憶装置には料金自動収受機4の記憶装置4bに保存されている現状制御プログラム20をアップデートする際の、パラメータデータを記憶した設定ファイル14が保存されている。当該パラメータデータの内容については、後述する。上位装置6の管理者は、上位装置6の通信機能を使って、更新制御プログラム22と設定ファイル14を監視盤10の図示しない記憶装置あるいは料金自動収受機4の記憶装置4bに送信する。
監視盤10は、料金自動収受機4の傍に併設された料金事務所と呼ばれる建屋内に設置される。監視盤10は、図示しないパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を備えている。また、監視盤10は、ネットワーク回線100を介して料金自動収受機4と接続し、インターネット網8を介して上位装置6と接続している。当該情報処理装置は、上位装置6あるいは料金自動収受機4と情報の相互通信を行うことができる通信機能を有している。さらに、監視盤10には、料金自動収受機4の稼動状況を監視する図示しないカメラの映像を受信し表示する図示しないモニタ装置や、その映像を録画する図示しない録画装置等を備えている。
また、監視盤10の図示しない記憶装置には、料金自動収受機4の動作を制御するための現状制御プログラム20をアップデートした更新制御プログラム22が保存されている。この更新制御プログラム22は、上位装置6の管理者が上位装置6の通信機能を利用して送信したものでも、監視盤10の管理者が、監視盤10の図示しない入力装置から入力したものでもよい。さらに、当該記憶装置には、上記の設定ファイル14が保存されている場合もある。
また、料金自動収受機4に備えられた図示しない通行券受付装置に通行券が詰まった場合に、料金自動収受機4の制御装置4aは、監視盤10に対して、監視盤10の図示しないモニタに警告メッセージを出力するよう信号を出す。その後、監視盤10の管理者が、監視盤10の通信機能を使って、料金自動収受機4の制御装置4aに対し、強制的に通行券を排出する信号を出力することもできる。
料金自動収受機4は、制御装置4a及び記憶装置4bを備えている。料金自動収受機4は、電源装置等も備えているが、図1は図示を省略している。制御装置4aは、料金自動収受機4を動作させるための制御プログラムを実行したり、料金自動収受機4に接続された信号灯12の点灯や消灯を制御する。また、制御装置4aは、記憶装置4bへの制御プログラムの格納や、制御プログラムの読み出し、あるいは消去を行う。
料金自動収受機4の記憶装置4bは、図3に示すように、通常領域4b−1とバックアップ領域4b−2と称する記憶領域で構成されている。記憶装置4bは、ハードディスクドライブ等の記憶装置や、RAM(random access memory)等の半導体メモリ、FD(floppy disk)等の記憶媒体であればよく、情報を読み書き可能な記憶装置あるいは記憶媒体であればよい。したがって、通常領域4b−1とバックアップ領域4b−2は、各々が単独の記憶装置あるいは記憶媒体であっても、一つの記憶装置あるいは記憶媒体を2つの領域に分けたものでもよい。例えば、記憶装置4bが、通常領域4b−1としての一つのRAMと、バックアップ領域4b−2としての別のRAMとで構成され、2つのRAMが電気的につながることで相互に情報交換できるように形成される。バックアップ領域4b−2に保存されている更新制御プログラム22は、更新制御プログラム22が正常に動作することが確認されれば、通常領域4b−1にコピー22’され保存される。
通常領域4b−1およびバックアップ領域4b−2は、それぞれ稼動履歴データ24を保存する。稼動履歴データ24とは、料金自動収受機4が不具合無く連続稼動した時間のデータや料金自動収受機4が通行料金の収受を処理した車両台数のデータや通行料金の収受額である。なお、稼動履歴データ24が、通常領域4b−1とバックアップ領域4b−2の各々に保存されていても、いずれか一方にのみ保存されていてもよい。料金自動収受機4の管理者は、稼動履歴データ24をみて、料金自動収受機4の稼動部の部品交換の時期を決定することができる。さらに、管理者は、車両台数のデータと稼動時間のデータをみることで、各車両が車線に進入して、通行料金の収受が完了し発進するまでの平均時間を計算することができる。管理者が、そのような計算や分析を行うことによって、例えば、通行料金の収受が完了するまでに車両の発進を阻止する役目を有する図示しない遮断機の開放の動作タイミングの調整等を行うことができる。
信号灯12は、料金自動収受機4が設置された車線の手前で、車両の運転手が、視認可能な位置に設置される。信号灯12の設置の形態は、数メートルの高さを有する鉄骨構造物を料金自動収受機4の上方に設置し、その鉄骨構造物に信号灯12を設置したものが例示される。また、信号灯12は、料金自動収受機4の制御装置4aと接続している。信号灯12は、LED(light emitting diode)等の光源で構成された青信号と赤信号を備えている。なお、信号灯12は、例えば「通行可」あるいは「通行不可」のいずれかの文字を表示するような形態でもよい。信号灯12は、料金自動収受機4が設置された車線への車両の進入を許可するか否かの情報を、車両の運転手に知らせる機能を有すればよい。
図2は、設定ファイル14の内容を示す。設定ファイル14は、プログラム切替時刻14a、信号灯切替時刻14b、アップデート処理を実行する車線の順序14cで構成される情報である。
プログラム切替時刻14aは、現状制御プログラム20を更新制御プログラム22にアップデートする時刻の情報である。制御装置4aは、図示しない内部時計がプログラム切替時刻14aに達した際に現状制御プログラム20をアップデートする処理を開始する。
信号灯切替時刻14bは、信号灯12を青信号から赤信号、あるいは、赤信号から青信号に切り替える時刻の情報である。現状制御プログラム20が更新制御プログラム22にアップデートされる間、信号灯12を青信号から赤信号に切替えて、車両が車線に不用意に進入することを防止しなければならない。したがって、プログラム切替時刻14aに対応して、信号灯切替時刻14bは設定される。信号灯切替時刻14bは、プログラム切替時刻14aの一定時刻後に信号灯12を青信号から赤信号に切替える時間の情報と、アップデートが完了した後に信号灯12を赤信号から青信号に切り替える時間の情報で構成されている。
アップデート処理を実行する車線の順序14cは、図4に示すように複数の車線にそれぞれ料金自動収受機4が存在する場合、各々の料金自動収受機4に対してアップデートを行う際、どのような順序でアップデートを行うのかを定めた情報である。例えば、ある車線の料金自動収受機4に故障が生じ、その車線の料金自動収受機4の現状制御プログラム20から更新制御プログラム22へのアップデートは、後程に行いたい場合がある。よって、車線が並んだ順にアップデートを行うのか、限られた車線のみアップデートを行うのか、アップデート時の状況によってアップデート処理を実行する車線の順序を定めなければならない。そこで、アップデート処理を実行する車線の順序14cの情報が必要なのである。
図5A及び図5Bを参照して、本実施形態の料金自動収受システムのネットワークアップデートの動作を説明する。なお、アップデートの処理は、管理者が上位装置6あるいは監視盤10を操作して行う。つまり、アップデートの処理が、更新制御プログラム22及び設定ファイル14が、上位装置6から料金自動収受機4に送信される経路で行われるのか、あるいは監視盤10から料金自動収受機4に送信される経路で行われるのかということである。いずれのハードウェアを使用しても、同様に料金自動収受システムのネットワークアップデートが可能である。本実施形態においては、上位装置6の管理者が、上位装置6の通信機能を使って、監視盤10を経由して更新制御プログラム22と設定ファイル14を記憶装置4bに送信するものとする。
本実施形態のアップデート作業において、料金自動収受機4が、上位装置6から更新制御プログラム22をダウンロードする場合について説明する。図1に示したように、料金自動収受機4は、監視盤10を経由して上位装置6と相互通信可能なようにネットワーク網100及びインターネット網8が構築されている。そこで、監視盤10は、料金自動収受機4に対して、上位装置4とのネットワーク接続を行うよう信号を出力する(ステップS2)。
次に、料金自動収受機4の制御装置4aは、上位装置6から更新制御プログラム22をダウンロードし、料金自動収受機4の記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存する(ステップS4)。
この際、料金自動収受機4の制御装置4aは、更新制御プログラム22が、記憶装置4bに正常にダウンロードされ保存されたのか否かを確認する。例えば、バックアップ領域4b−2が保有する記憶容量が、更新制御プログラム22のデータ容量より少ない場合や、バックアップ領域4b−2の記憶媒体(例えばRAM)に電気的な不具合が生じている場合がある。このような場合、更新制御プログラム22が、記憶装置4bに正常にダウンロードされず、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存されないことが起こり得る。仮に更新制御プログラム22が記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存されたとしても、それは更新制御プログラム22の一部分のみの保存であることも起こり得る。
更新制御プログラム22が、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に正常にダウンロードされず保存されない場合(ステップS6、NO)は、以下の処理が行われる。アップデート作業が始まるまでは、現状制御プログラム20が、料金自動収受機4を動作させており、現状制御プログラム20は、記憶装置4bの通常領域4b−1(例えばRAM)に保存されている。したがって、更新制御プログラム22が記憶装置4bに正常にダウンロードされず保存されない場合は、制御装置4aは、通常領域4b−1の現状制御プログラム20を読み出し再起動させる(ステップS22)。このように、アップデート作業に不具合が生じても、制御装置4aが現状制御プログラム20を起動させるので、料金自動収受機4の稼動を止める必要がない。つまり、車線を封鎖しなくてもよい。
さらに、制御装置4aは、不正常なダウンロード等が原因で、不完全な保存がされた更新制御プログラム22がバックアップ領域4b−2に保存されていれば、その更新制御プログラム22を消去する(ステップS24)。この場合、監視盤10の図示しないモニタへエラー表示の警告を出すか、上位装置6の図示しないモニタへ同様の警告を出し、管理者へ対策を施すことを促す。
更新制御プログラム22が、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に正常にダウンロードされ保存された場合(ステップS6、YES)は、以下の処理が行われる。制御装置4aは、通常領域4b−1かバックアップ領域4b−2かのいずれからプログラムを読み出すのかを識別するフラグを、バックアップ領域4b−2のフラグに切り替える(ステップS8)。
この段階で、フラグが正常に切り替えられなかったことを制御装置4aが認識した場合(ステップS10、NO)、制御装置4aは、通常領域4b−1から現状制御プログラム20を再起動し(ステップS22)、バックアップ領域4b−2から更新制御プログラム22を消去する(ステップS24)。つまり、アップデート作業に不具合が生じても、制御装置4aが現状制御プログラム20を起動させるので、料金自動収受機4の稼動を止める必要がない。つまり、車線を封鎖しなくてもよい。この場合、監視盤10の図示しないモニタへエラー表示の警告を出すか、上位装置6の図示しないモニタへ同様の警告を出し、管理者へ対策を施すことを促す。
ステップ10において、フラグが正常に切り替えられたことを制御装置4aが認識した場合(ステップS10、YES)、信号灯12が赤信号を点灯するよう制御装置4aは、信号灯12に信号を出力する(ステップS12)。つまり、アップデート作業が終了する前に車両が車線に進入することを防ぐために、車両の運転手に通知するのである。料金自動収受機30は、稼働が停止されることになり、勤務終了という言葉で表現される。
制御装置4aは、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存されている更新制御プログラム22を起動する(ステップS14)。ここで、正常に更新制御プログラム22が起動しないことを、制御装置4aが認識した場合(ステップS16、NO)、通常領域4b−1から現状制御プログラム20を再起動し(ステップS22)、バックアップ領域4b−2から更新制御プログラム22を消去する(ステップS24)。この場合も、監視盤10の図示しないモニタへエラー表示の警告を出すか、上位装置6の図示しないモニタへ同様の警告を出し、管理者へ対策を施すことを促す。
正常に更新制御プログラム22が起動することを、制御装置4aが認識した場合(ステップS16、YES)、制御装置4aは、バックアップ領域4b−2に保存されている更新制御プログラム22を通常領域4b−1にコピー22’する(ステップS18)。
その後、制御装置4aは、通常領域4b−1に保存されている更新制御プログラム22を起動させる(ステップS20)。これで、料金自動収受システムのネットワークアップデートが終了する。
以上に述べたように、2つの記憶領域が、現状制御プログラム20と更新制御プログラム22を各々保存することにより、更新制御プログラム22が正常に動作しない場合、現状制御プログラム20を起動させ、長時間、料金自動収受機4を封鎖することを回避する。しかも、作業者が、料金自動収受機4に近づくことがないので、通行車両が通過する車線に侵入せずに安全に料金自動収受システムのネットワークアップデートを行うことが可能である。
なお、有料道路の料金自動収受機4には、自動日締という概念がある。自動日締とは、一日の稼動履歴データ24を監視盤10の管理者や、上位装置6の管理者が確認できる状態にすることを意味する。自動日締は、夜間に行われることが多く、車線を閉鎖せずに自動的に行われる。したがって、上記のステップS12において、信号灯12を赤信号にした段階で、自動日締と料金自動収受システムのネットワークアップデートを行ってもよいし、信号灯12を赤信号にする前に自動日締のみを行ってもよい。なお、料金自動収受システムのネットワークアップデートは、更新制御プログラム22を起動するためにシステム全体を再起動することになり、その際、稼働履歴データ24は消去されてしまう。したがって、自動日締は、料金自動収受システムのネットワークアップデートの前か同時に行なうことが、稼働履歴データ24を保存する点において望ましい。自動日締は、稼動履歴データ24を監視盤10や上位装置6に送信するプログラムを現状制御プログラム20や更新制御プログラム22に組み込んでおけば、自動で行われる。また、現状制御プログラム20のアップデートが頻繁に行われることがない場合もあるので、自動日締の実行プログラムを記憶装置4bに保存しておき、日々の一定時刻になれば、制御装置4aが、自動日締めの実行プログラムを読み出して起動するようにしてもよい。自動日締の実行プログラムが実行されることにより、稼動履歴データ24が記憶装置4bから読み出され、監視盤10や上位装置6に稼働履歴データ24が送信される。あるいは、監視盤10や上位装置6の管理者が、手動で、稼動履歴データ24を記憶装置4bから読み出してもよい。よって、自動日締めの作業は、自動あるいは、監視盤8や上位装置6から遠隔操作で行われるので、作業者が、料金自動収受機4に近づくことがなく、通行車両が通過する車線に侵入せずに安全に自動日締めの作業を行うことが可能である。
(第2実施形態)
図4及び図6A及び図6Bを参照して第2の実施形態を説明する。有料道路は、車両の交通量に応じて、複数の車線を有する料金所を設ける場合がある。つまり、図4に示すように、4つの車線があって、各車線には料金自動収受機が設置されているような場合である。また、図1に示したように各料金自動収受機には、信号灯12が接続されている。4つの料金自動収受機(料金自動収受機30、料金自動収受機32、料金自動収受機34、料金自動収受機36)は、ネットワーク回線100を介して、監視盤10に接続されている。監視盤10は、インターネット網8を介して上位装置6に接続されている。
このように複数の料金自動収受機が存在するような料金所において、現状制御プログラム20を更新制御プログラム22にアップデートする際、全ての料金自動収受機を同時にアップデートしようとすると、全ての車線の信号灯12を赤信号にしなければならない。原則、有料道路は、24時間通行可能である。したがって、全ての車線の信号灯12を赤信号とすることは、許されない。ゆえに、例えば、図4中の料金自動収受機30の信号灯12を赤信号28としておき、現状制御プログラム20を更新制御プログラム22にアップデートする作業が終わるまで、他の車線の信号灯12は青信号(青信号38、青信号42、青信号46)とする。
また、4つの料金自動収受機(料金自動収受機30、料金自動収受機32、料金自動収受機34、料金自動収受機36)の全てに、同じ更新制御プログラム22をアップデートする場合、更新制御プログラム22にバグがある等により、アップデートに失敗する場合が考えられる。したがって、全ての料金自動収受機の現状制御プログラム20を同時にアップデートしようとすると、全ての車線の信号灯12を赤信号にしなければならないだけでなく、全ての料金自動収受機の現状制御プログラム20のアップデートに失敗するおそれがある。したがって、全ての車線の信号灯12を赤信号とすることは、許されない。ゆえに、例えば、図4中の料金自動収受機30の信号灯12を赤信号28としておき、現状制御プログラム20を更新制御プログラム22にアップデートする作業が終わるまで、他の車線の信号灯12は青信号(青信号38、青信号42、青信号46)とする。
図4、6を参照して、本実施形態の流れについて説明する。監視盤10は、料金自動収受機4に対して、上位装置6とのネットワーク接続を行うよう信号を出力する(ステップS30)。
ここで、設定ファイル14が、上位装置6から監視盤10を経由して各料金自動収受機(料金自動収受機30、料金自動収受機32、料金自動収受機34、料金自動収受機36)に送信される。設定ファイル14は、上記のように、プログラム切替時刻14a、信号灯切替時刻14b、アップデート処理を実行する車線の順序14cで構成された情報である。
本実施形態の場合、プログラム切替時刻14aは、午後11:20、信号灯切替時刻14bは、信号灯12の青信号を赤信号に切替える時刻が午後11時30分、信号灯12の赤信号を青信号に切替える時刻が午後11時40分であるとする。さらに、アップデート処理を実行する車線の順序14cは、図4中の料金自動収受機30が設置されている車線1から車線4(料金自動収受機36)、車線2(料金自動収受機32)、車線3(料金自動収受機34)の順序であるとする。設定ファイル14の情報に応じて、各料金自動収受機(料金自動収受機30、料金自動収受機32、料金自動収受機34、料金自動収受機36)の制御装置4aが動作し、現状制御プログラム20から更新制御プログラム22へのアップデート、信号灯12の青信号あるいは赤信号の点灯の制御が行われる。
プログラム切替時刻14aは、午後11:20に設定されているので、この時刻になれば、車線1に設置されている料金自動収受機30の制御装置4aは、上位装置6から更新制御プログラム22をダウンロードし、料金自動収受機4の記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存する(ステップS32)。
この際、料金自動収受機30の制御装置4aは、記憶装置4bに、更新制御プログラム22が正常にダウンロードされ、保存されたのか否かを確認する。正常にダウンロードされず、保存されない場合とは、第1の実施形態で述べたような場合である。
更新制御プログラム22が、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に正常にダウンロードされず保存されない場合(ステップS34、NO)は、以下の処理が行われる。制御装置4aは、通常領域4b−1の現状制御プログラム20を読み出し再起動させる(ステップS54)。
さらに、制御装置4aは、不正常なダウンロード等が原因で不完全な保存がされた更新制御プログラム22がバックアップ領域4b−2に保存されていれば、その更新制御プログラム22を消去する(ステップS56)。この場合、監視盤10の図示しないモニタへエラー表示の警告を出すか、上位装置6の図示しないモニタへ同様の警告を出し、管理者へ対策を施すことを促す(ステップS58)。
さらに、監視盤10の警告を確認した管理者は、アップデート作業を続行するか否かの選択を行う(ステップS60)。すなわち、全ての車線の料金自動収受機(料金自動収受機30、料金自動収受機32、料金自動収受機34、料金自動収受機36)の現状制御プログラム20を更新制御プログラム22へアップデートすることを中止するか(ステップS64)、設定ファイル14のアップデート処理を実行する車線の順序14cに従って、次の車線である車線4の料金自動収受機36の現状制御プログラム20を更新制御プログラム22へアップデートする作業を実行するか(ステップS62)のいずれかを選択する。
設定ファイル14のアップデート処理を実行する車線の順序14cに従って、次の車線である車線4の料金自動収受機36の現状制御プログラム20を更新制御プログラム22へアップデートする作業を実行する(ステップS62)ほうを、管理者が選択した場合は、料金自動収受機36に対してステップS32からのアップデートが実行される。
ステップS34において、更新制御プログラム22が、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に正常にダウンロードされ保存された場合(ステップS34、YES)は、以下の処理が行われる。制御装置4aは、通常領域4b−1かバックアップ領域4b−2かのいずれからプログラムを読み出すのかを識別するフラグを、バックアップ領域4b−2のフラグに切り替える(ステップS36)。
この段階で、フラグが正常に切り替えられなかったことを制御装置4aが認識した場合(ステップS38、NO)、制御装置4aは、通常領域4b−1から現状制御プログラム20を再起動し(ステップS54)、バックアップ領域4b−2から更新制御プログラム22を消去する(ステップS56)。その後の処理は、上記で述べたステップ58以降と同様に管理者の判断を求めることになる。
ステップ38において、フラグが正常に切り替えられたことを制御装置4aが認識した場合(ステップS36、YES)、制御装置4aは、料金自動収受機30の図示しない内蔵時計で現在時刻を確認する。設定ファイル14では、信号灯切替時刻14bが、午後11:30となっているので、この時刻になったら、制御装置4aは、信号灯12が赤信号28を点灯するよう信号灯12に信号を出力する(ステップS40)。つまり、料金自動収受機30は、稼働が停止されることになり、勤務終了という言葉で表現される。
制御装置4aは、記憶装置4bのバックアップ領域4b−2に保存されている更新制御プログラム22を起動する(ステップS42)。ここで、正常に更新制御プログラム22が起動しないことを制御装置4aが、認識した場合(ステップS44、NO)、通常領域4b−1から現状制御プログラム20を再起動し(ステップS54)、バックアップ領域4b−2から更新制御プログラム22を消去する(ステップS56)。その後の処理は、上記で述べたステップ58以降と同様に管理者の判断を求めることになる。
正常に更新制御プログラム22が起動することを、制御装置4aが認識した場合(ステップS44、YES)、制御装置4aは、バックアップ領域4b−2に保存されている更新制御プログラム22を通常領域4b−1にコピー22’する(ステップS46)。
その後、制御装置4aは、通常領域4b−1に保存されている更新制御プログラム22を起動させる(ステップS48)。
制御装置4aは、料金自動収受機30の現状制御プログラム20を更新制御プログラム22にアップデートする作業を完了させた。ここで、設定ファイル14の信号灯切替時刻14bの情報は、信号灯12の赤信号を青信号に切替える時刻は午後11時40分であるとしているので、この時刻になれば、制御装置4aは、信号灯12が青信号26を点灯するよう信号灯12に信号を出力する(ステップS50)。つまり、料金自動収受機30は、稼働が開始されることになり、勤務開始という言葉で表現される。
次に設定ファイル14のアップデート処理を実行する車線の順序14cに定められた、次の車線である車線4の料金自動収受機36のアップデートに移行する(ステップS52)。車線4の料金自動収受機36に対して、ステップS32からアップデートが実行される。
以上のように、本発明によれば、複数の車線の各々に料金自動収受機が設置されている場合、車線を長時間封鎖することなく、確実かつ効率的に料金自動収受システムのアップデートを行うことができる。また、本発明によれば、作業者が複数の車線の各々に設置された料金自動収受機に近づく必要がないため、安全に料金自動収受システムのアップデート作業を行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係る料金自動収受システムの全体構成を示す。 図2は、設定ファイルの内容を示す。 図3は、記憶装置が保存する情報を示す。 図4は、第2の実施形態に係る料金自動収受システムの全体構成を示す。 図5Aは、第1の実施形態に係る料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を実行する際のフローチャートを示す。 図5Bは、第1の実施形態に係る料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を実行する際のフローチャートを示す。 図6Aは、第2の実施形態に係る料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を実行する際のフローチャートを示す。 図6Bは、第2の実施形態に係る料金自動収受システムのネットワークアップデート方法を実行する際のフローチャートを示す。
符号の説明
2 :料金自動収受システム
4 :料金自動収受機
4a :制御装置
4b :記憶装置
4b−1:通常領域
4b−2:バックアップ領域
6 :上位装置
8 :インターネット網
10 :監視盤
12 :信号灯
14 :設定ファイル
14a:プログラム切替時刻
14b:信号灯切替時刻
14c:アップデート処理を実行する車線の順序
20 :現状制御プログラム
22 :更新制御プログラム
22’:コピー
24 :稼動履歴データ
26 :車線1の青信号
28 :車線1の赤信号
30 :車線1の料金自動収受機
32 :車線2の料金自動収受機
34 :車線3の料金自動収受機
36 :車線4の料金自動収受機
38 :車線2の青信号
40 :車線2の赤信号
42 :車線3の青信号
44 :車線3の赤信号
46 :車線4の青信号
48 :車線4の赤信号
100:ネットワーク回線

Claims (13)

  1. 有料道路の利用条件に応じた料金を収受する料金自動収受機を動作させる現状制御プログラムを保存する第一の記憶部と、
    前記現状制御プログラムをアップデートした更新制御プログラムを保存する第二の記憶部と、
    前記現状制御プログラムと前記更新制御プログラムのいずれかを選択的に読み出して実行する制御装置と
    を備えた料金自動収受機と、
    前記料金自動収受機に接続され、前記更新制御プログラムを前記第二の記憶部に送信する監視盤と
    を具備する
    料金自動収受システム。
  2. 前記制御装置が、
    前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを読み出し、前記更新制御プログラムを実行し、前記更新制御プログラムが正常に動作しない場合、前記第一の記憶部から、前記現状制御プログラムを読み出し、前記現状制御プログラムを実行する
    請求項1に記載の料金自動収受システム。
  3. 前記制御装置が、
    前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを読み出し、前記更新制御プログラムを実行し、前記更新制御プログラムが正常に動作しない場合、前記第一の記憶部から、前記現状制御プログラムを読み出し、前記現状制御プログラムを実行し、前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを消去する
    請求項1又は2に記載の料金自動収受システム。
  4. 前記制御装置が、
    前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを読み出し、前記更新制御プログラムを実行し、前記更新制御プログラムが正常に動作する場合、前記第一の記憶部に、前記更新制御プログラムを送信する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の料金自動収受システム。
  5. 前記制御装置が、前記更新制御プログラムを実行し、
    前記更新制御プログラムが正常に動作する場合、
    前記料金自動収受機に近づく車両から視認可能な位置に設置された表示装置が、第一の信号を表示する
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の料金自動収受システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の料金自動収受システムにおいて、
    前記第一の記憶部が、稼働履歴データを保存し、
    前記監視盤が、前記第一の記憶部から前記稼働履歴データを読み出す機能を具備する
    料金自動収受システム。
  7. 前記監視盤の一台に、少なくとも二台以上の前記料金自動収受機が接続された
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の料金自動収受システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の料金自動収受システムにおいて、
    前記監視盤に上位装置がインターネット網を介して接続された
    料金自動収受システム。
  9. 請求項1に記載の料金自動収受システムのネットワークアップデート方法において、
    前記更新制御プログラムを前記第二の記憶部に送信するステップと、
    前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを読み出すステップと、
    前記更新制御プログラムを実行するステップと、
    前記更新制御プログラムが正常に動作しない場合、前記第一の記憶部から、前記現状制御プログラムを読み出すステップと、
    前記現状制御プログラムを実行するステップと
    を具備する
    料金自動収受システムのネットワークアップデート方法。
  10. 請求項9に記載の料金自動収受システムのネットワークアップデート方法において、
    更に、前記現状制御プログラムを実行するステップの後、前記第二の記憶部から、前記更新制御プログラムを消去するステップを具備する
    料金自動収受システムのネットワークアップデート方法。
  11. 請求項9又は10に記載の料金自動収受システムのネットワークアップデート方法において、
    前記更新制御プログラムが正常に動作する場合、
    前記料金自動収受機に近づく車両から視認可能な位置に設置された表示装置が、第一の信号を表示するステップを具備する
    料金自動収受システムのネットワークアップデート方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の料金自動収受システムのネットワークアップデート方法おいて、
    前記監視盤の一台に、少なくとも二台以上の前記料金自動収受機が接続され、前記監視盤が、少なくとも二台以上の前記料金自動収受機の各々に前記更新制御プログラムを送信するステップを具備する
    料金自動収受システムのネットワークアップデート方法。
  13. 請求項9乃至12のいずれか一項に記載の料金自動収受システムのネットワークアップデート方法において、
    前記上位装置が、前記更新制御プログラムを前記監視盤に送信するステップを具備する
    料金自動収受システムのネットワークアップデート方法。
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