JP2008000416A - 保温具及びそれを備えた容器ホルダ - Google Patents

保温具及びそれを備えた容器ホルダ Download PDF

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Abstract

【課題】電子レンジなどで簡便に加熱して蓄熱することができ、既存のカップなどの容器と密着して保温することができ、汎用性、保温性に優れる保温具を提供することを目的とする。
【解決手段】中空部に内挿される容器を着脱自在に保持して保温する保温具であって、少なくとも容器の側面部に密着する周壁部が、マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有し、円筒状若しくは上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック、セラミック、金属、ガラス、紙などで形成されたカップなどの各種の容器を保温する保温具及びそれを備えた容器ホルダに関するものである。
従来、コーヒーやスープなどの飲料などを始めとする内容物の温度を保持するための断熱容器や電子レンジによって直接加熱することにより飲料などの内容物を温め直すことが可能な電子レンジ加熱用容器などが検討されている。
例えば、(特許文献1)には、「内面にポリオレフィン系樹脂がコートされ、上方開口縁に外向きカール部が形成された有底の紙カップ本体と下端部に内向きカール部が形成された逆円錐台形状の紙製の筒状体とが一体的に組み合わされて、前記紙カップ本体の胴部側壁外面と前記筒状体の内面との間に空間が形成されてなる断熱容器。」が記載されている。
また、(特許文献2)には、「マイクロ波透過部とマイクロ波不透過部が形成された筒状側壁を有し、容器本体内面が一体成形樹脂からなることを特徴とする電子レンジ加熱用容器。」が記載されている。
特開平11−342982号公報 特開2005−239239号公報
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)の断熱容器は、紙カップ本体と筒状体の間に空間を形成して二重構造とすると共に、取っ手を形成することにより、断熱性及び取り扱い性を向上させているが、断熱容器自体は発熱性や蓄熱性を有しておらず、保温性に欠けるという課題を有していた。また、紙カップ本体と筒状体を一体化して断熱容器を形成しているため、構成が複雑で量産性に欠け、繰り返し使用することができず、省資源性に欠けるという課題を有していた。
(2)(特許文献2)の電子レンジ加熱用容器は、容器本体にマイクロ波透過部とマイクロ波不透過部を形成することにより、電子レンジで内容物の加熱を行うことができるが、電子レンジ加熱用容器自体は発熱性や蓄熱性を有しておらず、保温性に欠けるという課題を有していた。また、容器本体にマイクロ波透過部とマイクロ波不透過部を形成しているため、構成が複雑で量産性に欠けるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、電子レンジなどを用いて簡便に短時間で昇温可能な発熱性と長時間の蓄熱性を有することにより、既存のカップなどの容器と密着して保温することができ、汎用性、保温性に優れる保温具の提供、及び簡単な構成で既存のカップなどの容器を着脱自在に保持することができ、熱伝導率が低く、容器に収容された飲料などの内容物の温度を長期に渡って保持することができ、繰り返し使用が可能な取り扱い性、量産性に優れた保温具を備えた容器ホルダの提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明の保温具及びそれを備えた容器ホルダは、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の保温具は、中空部に内挿される容器を着脱自在に保持して保温する保温具であって、少なくとも前記容器の側面部に密着する周壁部が、マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有し、円筒状若しくは上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成されている構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)少なくとも容器の側面部に密着する周壁部がマイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有するので、予め電子レンジ等により短時間で発熱させて蓄熱させることができ、中空部に内挿される容器を周壁部から加熱して容器内に収容された内容物の温度低下を防ぐことができ、容器に収容された飲料などの内容物の温度を長時間に渡って保持することができる。
(2)インサートカップ等の容器の大きさや形状に応じて、円筒状若しくは上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成することにより、既存の容器を中空部に内挿するだけで、簡便に着脱自在に保持することができ、汎用性、取り扱い性に優れる。
(3)マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有する周壁部を容器の側面部に密着させることにより、蓄熱した熱を容器に伝熱して加熱することができるので、保温性のない既存の容器に対して特別な加工を施すことなく、簡便かつ確実に保温性を向上させることができ、汎用性に優れる。
(4)容器を着脱自在に保持することができるので、容器のみを取り外して洗浄したり、交換したりして、繰り返し使用することができ、衛生的で省資源性に優れる。
ここで、マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有する材質としては、マイクロ波によって発熱する金属成分などのマイクロ波吸収材料を含有した発熱性セラミックが好適に用いられる。特に、マイクロ波に対する誘電率及び誘電損失が高い材質で、マイクロ波吸収能力が高く、且つ発熱量の大きなものが好ましい。
金属磁性材料や酸化物磁性材料等のマイクロ波吸収材料の微粉を焼結材(粘土)、低膨張焼結材、成形保持材に添加混合し、水を加えて混練して所望の形状に成形し、酸化炎内で高温加熱し、焼結することにより発熱性セラミックが得られる。
尚、発熱性セラミックの原料100重量部中に含有するマイクロ波吸収材料の含有量は、1重量部〜60重量部が好ましい。マイクロ波吸収材料の含有量が、1重量部より小さくなるにつれ、マイクロ波の吸収性が低下し、発熱し難くなる傾向があり、60重量部より大きくなるにつれ、成形が困難になると共に、マイクロ波の吸収が加速され、急激な温度上昇が発生し易くなって、保温具としての取り扱い性、安全性が低下する傾向があり、いずれも好ましくない。
低膨張焼結材としては、ペタライト、コーディエライト、ムライト等が好適に用いられる。熱膨張係数が非常に小さい低膨張焼結材を混合することにより、焼結による熱膨張を抑制することができ、耐熱衝撃性に優れる発熱性セラミックを得ることができる。
成形保持材としては、蛙目粘土等が好適に用いられる。成形保持材を混合することにより、焼成品の成形状態を良好に保持することができる。
保温具の周壁部の厚さは必ずしも均一である必要はないが、均一に形成した場合は、発熱斑が発生し難く、加熱の効率性に優れる。周壁部の平均的な厚さは3mm〜8mmが好ましく、薄肉部で0.5mm以上、厚肉部で10mm以下に形成することが好ましい。周壁部の平均的な厚さが3mmより薄くなるにつれ、発熱量、蓄熱量が不十分となり、加熱性能が低下すると共に、成形が困難となり、耐久性が低下し易くなる傾向があり、8mmより厚くなるにつれ、加熱時間が長くなると共に、重量が増加して取扱い性が低下し易くなる傾向があり、いずれも好ましくない。また、薄肉部の厚さが0.5mmより薄くなると、割れや欠け、座屈などが発生し易く、取り扱い性、信頼性に欠ける。また、厚肉部の厚さが10mmより厚くなると、局所的な温度斑が発生し易く、加熱の信頼性に欠ける。
保温具はマイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有するが、人間が素手で触ることのできる温度は、60℃〜70℃程度であるので、保温具をそれ以上の温度に発熱させて使用する場合には、耐熱性を有し、熱伝導率の低い材質で形成されたホルダ本体に装着して使用することができる。
尚、保温具の発熱温度は周壁部を形成する発熱性セラミックに含まれるマイクロ波吸収材料の種類や含有量、マイクロ波の強度や照射時間などにより変化するので、様々な用途に応じて、保温具を使い分けたり、加熱時間を調整したりすることが好ましい。
保温具は円筒状若しくは上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成されるが、底部はあってもなくてもよい。保温具をインサートカップホルダ等のホルダ本体に装着して使用することにより、容器の底部をホルダ本体の底部などで支持できるためである。特に、保温具を中空の円錐台状に形成した場合は、周壁部の傾斜面で容器を支持できるので底部を設けなくてもよい。また、保温具の周壁部の上端外周に高さ方向に略一定の幅の垂直面(薄肉部)を形成した場合、垂直面(薄肉部)をホルダ本体の側部の内周面に当接させて位置決め固定することができ、固定安定性、取扱い性に優れる。
尚、保温具が底部を有する場合は、底部も周壁部と同様のマイクロ波を吸収する材質で形成することにより、発熱量及び蓄熱量を増やすことができ、容器との接触面を有効利用して保温性を向上させることができる。
保温具のみをホルダ本体に装着した状態で電子レンジなどで発熱させ、後から内容物が収容された容器を保温具の中空部に内挿すれば、保温具の周壁部から容器及びその内容物を加熱して温度低下を防ぐことができる。また、容器が電子レンジなどで加熱可能な場合、内容物が収容された容器も一緒に加熱することができ、冷めた内容物を簡便に温め直すことができると共に、保温具を発熱させて蓄熱させることができ、長時間に渡って容器に収容された内容物の温度を保持することができる。
尚、保温具の周壁部の内周や外周に高さ方向と略平行に凹条の溝を形成した場合、容器やホルダ本体との着脱が容易で取り扱い性に優れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の保温具であって、少なくとも前記周壁部が、マイクロ波によって発熱する軟磁性金属、強磁性酸化物材料、非酸化物セラミック材料の内いずれか1以上を含有した発熱性セラミックで形成されている構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)少なくとも周壁部がマイクロ波によって発熱する軟磁性金属、強磁性酸化物材料、非酸化物セラミック材料の内いずれか1以上を含有した発熱性セラミックで形成されていることにより、電子レンジを用いて短時間で発熱、蓄熱させることができ、蓄熱性、保温性に優れる。
ここで、発熱性セラミックに含有させるマイクロ波吸収材料には、軟磁性金属としてはFe−Si系,Fe−Si−Al系,Fe−Ni系,Fe−Co系材料など、強磁性酸化物材料としてはフェライト,マグネタイト材料など、非酸化物セラミック材料としては炭化ケイ素,炭素材料などがそれぞれ好適に用いられる。これらの種類や配合量により、発熱時の温度を適宜、選択することができる。
本発明の請求項3に記載の容器ホルダは、有底円筒状又は有底円錐台状に形成されたホルダ本体と、前記ホルダ本体の中空部に着脱自在に配設される請求項1又は2に記載の保温具と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)有底円筒状又は有底円錐台状に形成されたホルダ本体の中空部に保温具が着脱自在に配設されることにより、ホルダ本体と共に保温具を加熱して簡便に持ち運ぶことができ、取扱い性に優れる。
(2)保温具がホルダ本体に着脱自在に保持されるので、必要に応じて保温具の着脱を行うことができ汎用性に優れると共に、ホルダ本体の洗浄が容易で取扱い性に優れる。
(3)ホルダ本体が有底円筒状又は有底円錐台状に形成されていることにより、保温具及び保温具に内挿される容器を確実に保持することができる。
ここで、容器ホルダは、プラスチックやセラミック等で形成されたホルダ本体の中空部に保温具が装着されたものである。ホルダ本体は既存のものを用いてもよいし、専用のものを作製してもよい。既存のホルダ本体としては、インサートカップ等のプラスチック製の使い捨ての容器(カップ)を着脱自在に保持するインサートカップホルダが好適に用いられる。尚、ホルダ本体が電子レンジなどによる加熱に耐えるだけの耐熱性を有する場合は、保温具と共に加熱することができる。
既存のホルダ本体及びホルダ本体に着脱して使用されるプラスチック製や紙製などの使い捨てカップの形状や寸法に応じて保温具を作製した場合、普遍性があり、既存のホルダ本体やカップを有効に活用することができ取扱い性に優れる。また、専用のホルダ本体を作製した場合、寸法や形状の異なる保温具に対応して様々な容器を利用することができ汎用性に優れる。特に熱伝導率が低い材質で形成されたホルダ本体には、保温具の周壁部に蓄熱された熱が伝わり難く、保温性に優れると共に、人が素手で握ることができ、取扱い性、安全性に優れる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の容器ホルダであって、前記ホルダ本体の底部中央に形成され、前記保温具の下端部又は前記保温具に内挿される容器の下端部が、着脱自在に嵌合される嵌合凹部又は嵌合孔部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ホルダ本体の底部中央に、保温具の下端部が着脱自在に嵌合される嵌合凹部又は嵌合孔部が形成されていることにより、ホルダ本体で確実に保温具を保持することができ、保温具の固定安定性に優れる。
(2)ホルダ本体の底部中央に、保温具に内挿される容器の下端部が着脱自在に嵌合される嵌合凹部又は嵌合孔部が形成されていることにより、ホルダ本体と容器の間に保温具を挟むようにして固定することができ、容器及び保温具の固定安定性に優れる。
ここで、保温具が底部を有する場合は、ホルダ本体の嵌合凹部又は嵌合孔部に保温具の下端部を嵌合させることができ、保温具が底部を有さない場合は、ホルダ本体の嵌合凹部又は嵌合孔部に容器の下端部を嵌合させることができる。尚、ホルダ本体の底部に嵌合孔部を形成する場合は、嵌合孔部を囲繞するように脚部を形成することにより、ホルダ本体を脚部で支持することができ、保温具や容器の下端部が接地することを防止して、ホルダ本体に確実に保持することができる。
また、円錐台状に形成された保温具の外周と有底円筒状に形成されたホルダ本体の内周との間に、略密閉された空気層を形成した場合、断熱性に優れ、保温性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の容器ホルダであって、前記ホルダ本体の底部に延設された脚部と、前記ホルダ本体の底部及び/又は前記脚部に穿設されたマイクロ波通過孔と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項3又は4の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)ホルダ本体の底部に脚部を延設することにより、ホルダ本体の底部を浮かせるようにして脚部で支持することができるので、ホルダ本体の底部及び/又は脚部に穿設されたマイクロ波通過孔から保温具の周壁部や底部に確実にマイクロ波を照射して保温具を加熱することができ、加熱の効率性を向上させることができる。
ここで、マイクロ波通過孔は、ホルダ本体の底部で脚部の外周及び/又は脚部に形成される。マイクロ波通過孔の孔径や数は適宜、選択することができる。
電子レンジ内の底面で反射したマイクロ波は、ホルダ本体の底部に穿設されたマイクロ波通過孔を通過して、保温具の周壁部や底部に照射される。また、保温具が底部を有し、ホルダ本体の底部に載置されて収容されている場合は、ホルダ本体の脚部及びホルダ本体の底部で脚部の内側にマイクロ波通過孔を穿設することにより、脚部に穿設されたマイクロ波通過孔を通過したマイクロ波が、脚部の内側で反射し、ホルダ本体の底部で脚部の内側に穿設されたマイクロ波通過孔を通過して保温具の底部に照射される。
以上のように、本発明の保温具及びそれを備えた容器ホルダによれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)マイクロ波を吸収することによって発熱、蓄熱する周壁部を予め電子レンジなどで発熱させて蓄熱させることにより、中空部に内挿される容器の側面部に密着させて加熱することができ、容器に収容された飲料などの内容物の温度を長時間に渡って保持することができる保温性に優れた保温具を提供することができる。
(2)マイクロ波の吸収により発熱、蓄熱する周壁部を容器の側面部に密着させることにより容器を加熱できるので、保温性のない既存の容器に対して特別な加工を施すことなく、簡便かつ確実に保温性を向上させることができる汎用性に優れた保温具を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)周壁部が発熱性セラミックで形成されていることにより、電子レンジを用いて短時間で発熱、蓄熱させることができる蓄熱性、保温性に優れた保温具を提供することができる。
(2)周壁部を発熱性セラミックで形成することにより、成型及び加工が容易で量産性に優れた保温具を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)有底円筒状又は有底円錐台状に形成されたホルダ本体の中空部に保温具を着脱自在に保持することができ、ホルダ本体と共に保温具を加熱して簡便に持ち運ぶことができる取扱い性に優れた容器ホルダを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ホルダ本体の底部中央に形成された嵌合凹部又は嵌合孔部に、保温具の下端部又は保温具に内挿される容器の下端部を嵌合させることにより、ホルダ本体で確実に保温具や容器を着脱自在に保持することができる保温具及び容器の固定安定性に優れた容器ホルダを提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ホルダ本体の底部に脚部を延設し、ホルダ本体の底部及び/又は脚部にマイクロ波通過孔を穿設することにより、マイクロ波通過孔から保温具の周壁部や底部に確実にマイクロ波を照射して保温具を加熱することができる加熱の効率性に優れた容器ホルダを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態における保温具及びそれを備えた容器ホルダについて、以下図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における保温具を示す斜視図である。
図1中、1は上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成された実施の形態1における発熱性セラミック製の保温具、2は保温具1の周壁部、2aは保温具1の底部開口部、2bはPE,PP,PS,PET等のプラスチック製、セラミック製、紙製などのカップを始めとする容器が内挿され着脱自在に保持される保温具1の中空部、2cは保温具1の周壁部2の上端外周に高さ方向に略一定の幅で形成された垂直面である。
保温具1を形成する発熱性セラミックには、発熱性セラミックの原料100重量部中にマイクロ波によって発熱するマイクロ波吸収材料として、非酸化物セラミック材料である炭化ケイ素を1重量部〜60重量部含有させた。炭化ケイ素の含有量が、1重量部より小さくなるにつれ、マイクロ波の吸収性が低下し、発熱し難くなる傾向があり、60重量部より大きくなるにつれ、成形が困難になると共に、マイクロ波の吸収が加速され、急激な温度上昇が発生し易くなって、保温具としての取り扱い性、安全性が低下する傾向があることがわかったためである。
また、炭化ケイ素の粒径としては、0.1μm〜20μmのものを用いた。炭化ケイ素の粒径が、0.1μmより小さくなるにつれ、マイクロ波の吸収性が低下し易くなる(温度上昇に時間を要する)傾向があり、焼結中に炭化ケイ素がガラス化し、20μmより大きくなるにつれ、成形性が低下し、目的の形状の焼成体を作製することが困難になる(形が崩れ易くなる)と共に、組織が緻密化し難くなる傾向があることがわかったためである。
発熱性セラミックの製造方法としては、マイクロ波吸収材料(炭化ケイ素)を焼結材(粘土)、低膨張焼成材(ペタライト)、成形保持材(蛙目粘土)等に加え、水を混和して図1に示したような中空の円錐台状に成形し、焼成すればよい。
熱膨張係数が非常に小さい低膨張焼結材を混合することにより、焼結による熱膨張を抑制して耐熱衝撃性に優れる発熱性セラミックを得ることができ、成形保持材を混合することにより、焼成品の成形状態を良好に保持することができる。
尚、マイクロ波吸収材料以外の焼結材、低膨張焼成材、成形保持材の配合量は、マイクロ波吸収材料の含有量に応じて適宜、選択することができる。
保温具1は、周壁部2の平均的な厚さが3mm〜8mmとなるように成形した。周壁部2の平均的な厚さが3mmより薄くなるにつれ、発熱量、蓄熱量が不十分となり、加熱性能が低下すると共に、成形が困難となり、耐久性が低下し易くなる傾向があり、8mmより厚くなるにつれ、加熱時間が長くなると共に、重量が増加して取扱い性が低下し易くなる傾向があることがわかったためである。また、薄肉部となる垂直面2cの厚さは0.5mm以上となるように形成した。これにより、割れや欠け、座屈などが発生し難く、取り扱い性、信頼性に優れる。
以上のように形成された保温具1は、マイクロ波の強度や照射時間にもよるが、マイクロ波吸収材料の含有量に応じて、50℃〜100℃に発熱し、それが10〜30分持続する。
尚、発熱性セラミックに含有させるマイクロ波吸収材料は本実施の形態に限定されるものではなく、Fe−Si系,Fe−Si−Al系,Fe−Ni系,Fe−Co系材料などの軟磁性金属、フェライト,マグネタイト材料などの強磁性酸化物材料、炭素材料などの非酸化物セラミック材料が好適に用いられる。
以上のように形成された実施の形態1における保温具を備えた容器ホルダについて説明する。
図2は実施の形態1における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図である。
図2中、10は実施の形態1における保温具1を備えた容器ホルダ、11は略有底円筒状に形成され中空部11aに保温具1が着脱自在に配設されたPE,PP,PS,PET等のプラスチック製やセラミック製のホルダ本体、12は保温具1を支持するホルダ本体11の底部、12aはホルダ本体11の底部12中央に形成され保温具1に内挿される容器20の下端部が着脱自在に嵌合されたホルダ本体11の嵌合孔部、13は嵌合孔部12aを囲繞するようにホルダ本体11の底部12に延設されたホルダ本体11の脚部、14は略円筒状に形成されたホルダ本体11の側部、15はホルダ本体11の側部14に配設された把手、20は保温具1の中空部2bに内挿され下端部20bが嵌合孔部12aに着脱自在に嵌合された容器、20aは容器20の底面部、20cは外周面で保温具1の周壁部2に密着する容器20の側面部、30は保温具1の周壁部2の外周とホルダ本体11の側部14の内周との間に形成された空気層である。
保温具1をホルダ本体11の中空部11aに挿入した際に、保温具1の周壁部2の上端外周に形成された垂直面2cがホルダ本体11の側部14の内周面に当接することにより、保温具1が中空部11aの内部に位置決めされ固定されるので取扱い性に優れる。
また、保温具1を中空の円錐台状に形成することにより、周壁部2の傾斜面で容器20の側面部20cを支持できるので、保温具1には底部を設ける必要がない。尚、略円筒状に形成されたホルダ本体11に対し、保温具1を円錐台状に形成することにより、保温具1の周壁部2の外周とホルダ本体11の側部14の内周との間に空気層30を形成することができ、容器ホルダ10の断熱性、保温性を向上させることができる。
尚、保温具1の周壁部2の内周や外周に高さ方向と略平行に凹条の溝を形成した場合、容器20やホルダ本体11との着脱を容易に行うことができ、取り扱い性に優れる。
ホルダ本体11は既存のものを用いてもよいし、専用のものを作製してもよいが、図2に示したようなインサートカップホルダ等の既存のホルダ本体11及びホルダ本体11に着脱して使用されるインサートカップ等のプラスチック製や紙製のカップ状の容器20の形状や寸法に応じて保温具1を作製した場合、普遍性があり、既存のホルダ本体11やカップ状の容器20を有効に活用することができ取扱い性に優れるので好ましい。
ホルダ本体11の底部12に嵌合孔部12aが形成され、嵌合孔部12aを囲繞するように脚部13が形成されているものは、ホルダ本体11を脚部13で支持することができ、容器20の底面部20aが接地することを防止して、ホルダ本体11に確実に保持することができる。
また、熱伝導率が低い材質で形成されたホルダ本体11には、保温具1の周壁部2に蓄熱された熱が伝わり難いので、容器20に収容された内容物が冷え難く保温性に優れると共に、人が素手で握ることができ、取扱い性、安全性に優れる。特に、ホルダ本体11が電子レンジなどによる加熱に耐えるだけの耐熱性を有するものは、初めからホルダ本体11に保温具1を装着した状態で加熱することができるので、使用者が高温となる保温具1に直接、手を触れる必要がなく、取扱い性、安全性に優れる。
尚、専用のホルダ本体11を作製する場合は、寸法や形状の異なる保温具1に対応して様々な容器20を利用することができると共に、材料の選択の幅が広く、耐熱性や熱伝達性などを考慮することができ、汎用性に優れる。
以上のように形成された実施の形態1における保温具を備えた容器ホルダの使用方法について説明する。
まず、保温具1のみをホルダ本体11に装着した状態で電子レンジなどで加熱することにより、保温具1の周壁部2がマイクロ波を吸収して発熱し、蓄熱される。その後、コーヒーやスープなどの飲料などを始めとする内容物が収容された容器20を保温具1の中空部2bに内挿し、下端部20bを嵌合孔部12aに嵌合することにより、容器20の側面部20cを保温具1の周壁部2に密着させて保持することができる。保温具1の周壁部2に蓄熱された熱は、容器20の側面部20cから容器20に収容された内容物へと伝達され、その内容物を所定温度に加熱することができる。
尚、保温具1とホルダ本体11との間に空気層21が形成されているので、周壁部2の熱がホルダ本体11に伝達され難く、側部14に配設された把手15を握ることにより、容器ホルダ10を簡便かつ安全に取り扱うことができる。
また、容器20が電子レンジなどで加熱可能な耐熱性を有する場合、内容物が収容された容器20も容器ホルダ10と一緒に加熱することができるので、冷めた内容物を簡便に温め直すことができると共に、長時間に渡って保温することができる。このとき、保温具1の発熱に要する時間を1〜3分程度に設定することにより、容器20に収容された内容物も同時に加熱することが可能となる。
本実施の形態では、保温具1に底部開口部2aを設けると共に、ホルダ本体11の底部12に嵌合孔部12aを形成して、容器20の下端部20bを嵌合させたが、保温具1に底部を設け、容器20を載置、収容するようにしてもよい。このとき、保温具1の底部も周壁部2と同様のマイクロ波を吸収する材質で形成することにより、保温具1の蓄熱量を増やすことができ、容器20との接触面を有効利用して保温性を向上させることができる。また、ホルダ本体11は略円筒状に形成する代わりに、保温具1の形状に合わせて円錐台状に形成してもよい。
尚、容器20としては、プラスチック製,セラミック製,紙製などのカップ以外に、プラスチック製やガラス製などの哺乳瓶、金属製やセラミック製などのお酒の燗付け容器、ガラス製のビーカーやフラスコなどの化学実験用容器などを用いることができる。
以上のように実施の形態1における保温具は構成されているので、以下の作用を有する。
(1)容器20の側面部20cに密着する保温具1の周壁部2がマイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有するので、予め電子レンジ等により短時間で発熱させて蓄熱させることができ、中空部2bに内挿される容器20を周壁部2から加熱して容器20内に収容された内容物の温度低下を防ぐことができ、容器20に収容された飲料などの内容物の温度を長時間に渡って保持することができる。
(2)保温具1を容器20の大きさや形状に応じて、上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成することにより、既存の容器20を中空部2bに内挿するだけで、簡便に着脱自在に保持することができ、汎用性、取り扱い性に優れる。
(3)マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有する保温具1の周壁部2を容器20の側面部20cに密着させることにより、蓄熱した熱を容器20に伝熱して加熱することができるので、保温性のない既存の容器20に対して特別な加工を施すことなく、簡便かつ確実に保温性を向上させることができ、汎用性に優れる。
(4)保温具1で容器20を着脱自在に保持することができるので、容器20のみを取り外して洗浄したり、交換したりして、繰り返し使用することができ、衛生的で省資源性に優れる。
(5)保温具1の周壁部2がマイクロ波を吸収して発熱する発熱性セラミックで形成されていることにより、電子レンジなどを用いて短時間で簡便に発熱、蓄熱させることができ、蓄熱性、保温性に優れる。
(6)発熱性や蓄熱性を有しない容器20を保温具1の中空部2bに内挿して周壁部2に密着させることにより、電子レンジを用いて容器20に収容された内容物を加熱することができる。
以上のように実施の形態1における保温具を備えた容器ホルダは構成されているので、以下の作用を有する。
(1)有底円筒状に形成されたホルダ本体11の中空部11aに保温具1が着脱自在に配設されることにより、ホルダ本体11と共に保温具1を加熱して簡便に持ち運ぶことができ、取扱い性に優れる。
(2)保温具1がホルダ本体11に着脱自在に保持されるので、必要に応じて保温具1の着脱を行うことができ汎用性に優れると共に、ホルダ本体11の洗浄が容易で取扱い性に優れる。
(3)ホルダ本体11が有底円筒状に形成されていることにより、保温具1及び保温具1に内挿される容器20を確実に保持することができる。
(4)ホルダ本体11の底部12中央に、保温具1に内挿される容器20の下端部20bが着脱自在に嵌合される嵌合孔部12aが形成されたものを用いた場合、ホルダ本体11と容器20の間に保温具1を挟むようにして固定することができ、容器20及び保温具1の固定安定性に優れる。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図である。尚、実施の形態1と同様のものは同じ符号を付して説明を省略する。
図3において、実施の形態2における保温具を備えた容器ホルダが実施の形態1と異なるのは、容器ホルダ10aのホルダ本体11の底部12に嵌合孔部12aを備えていない点と、ホルダ本体11の底部12で脚部13の外周に複数のマイクロ波通過孔12bが穿設されている点である。
これにより、容器21は底面部21aがホルダ本体11の底部12に載置され、側面部21bの外周面で保温具1の周壁部2に密着して保持されている。
尚、マイクロ波通過孔12bはマイクロ波を通過させて保温具1の周壁部2に照射できるものであればよく、孔径や数は適宜、選択することができる。
以上のように実施の形態2における保温具を備えた容器ホルダは構成されているので、実施の形態1の(1)乃至(3)で得られる作用と同様の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ホルダ本体11の底部12に脚部13を延設することにより、ホルダ本体11の底部12を浮かせるようにして脚部13で支持することができるので、ホルダ本体11の底部12に穿設されたマイクロ波通過孔12bから保温具1の周壁部2に確実にマイクロ波を照射して保温具1を加熱することができ、加熱の効率性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図4は実施の形態3における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図である。尚、実施の形態1又は2と同様のものは同じ符号を付して説明を省略する。
図4において、実施の形態3における保温具が実施の形態1と異なるのは、保温具1aが底部2a’を有する有底円筒状に形成されている点であり、容器ホルダ10aは実施の形態3と同様である。また、容器22は円形の底面部22aと側面部22bを有する有底円筒形状に形成されている。
保温具1aに周壁部2と同様の材質で形成された底部2a’を設けることにより、保温具1aの発熱量、蓄熱量を増やして保温性を向上させることができると共に、容器22を側面部22bに密着した周壁部2からのみでなく、底面部22aからも加熱して容器22に収容された液体に対流を発生させることができ、加熱の効率性に優れる。
尚、ホルダ本体11の脚部13及びホルダ本体11の底部12にマイクロ波通過孔を設けてもよい。これにより、脚部13に穿設されたマイクロ波通過孔を通過したマイクロ波が、脚部13の内側で反射し、ホルダ本体11の底部12で脚部13の内側に穿設されたマイクロ波通過孔を通過して保温具1aの底部2a’に全面的に照射されるので、保温具1aの発熱時間を短縮することができ、加熱の効率性を向上させることができる。
以上のように実施の形態3における保温具は構成されているので、実施の形態1で得られる作用に加え、以下の作用を有する。
(1)保温具1aが有底円筒状に形成されているので成形が容易で量産性に優れると共に、底部2a’で容器22の底面部22aを確実に支持することができ、容器22との接触面積を増加させることができ、蓄熱性、保温性に優れる。
以上のように実施の形態3における保温具を備えた容器ホルダは構成されているので、実施の形態1の(1)乃至(3)で得られる作用と同様の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ホルダ本体11の底部12に脚部13を延設することにより、ホルダ本体11の底部12を浮かせるようにして脚部13で支持することができるので、ホルダ本体11の底部12に穿設されたマイクロ波通過孔12bから保温具1aの底部2a’に確実にマイクロ波を照射して保温具1aを加熱することができ、容器22に収容された液体の対流を促進して加熱の効率性を向上させることができる。
本発明は、電子レンジなどを用いて簡便に短時間で昇温可能な発熱性と長時間の蓄熱性を有することにより、既存のカップなどの容器と密着して保温することができ、汎用性、保温性に優れる保温具の提供、及び簡単な構成で既存のカップなどの容器を着脱自在に保持することができ、熱伝導率が低く、容器に収容された飲料などの内容物の温度を長期に渡って保持することができ、繰り返し使用が可能な取り扱い性、量産性に優れた保温具を備えた容器ホルダの提供を行うことができ、既存のカップなどの容器やホルダ本体と組み合わせて、家庭や会社などにおいて簡便に使用することができる。
実施の形態1における保温具を示す斜視図 実施の形態1における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図 実施の形態2における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図 実施の形態3における保温具を備えた容器ホルダを示す断面側面図
符号の説明
1,1a 保温具
2 周壁部
2a 底部開口部
2a’ 底部
2b 中空部
2c 垂直面
10,10a 容器ホルダ
11 ホルダ本体
12 底部
12a 嵌合孔部
12b マイクロ波通過孔
13 脚部
14 側部
15 把手
20,21,22 容器
20a,21a 底面部
20b 下端部
20c,21b 側面部
30 空気層

Claims (5)

  1. 中空部に内挿される容器を着脱自在に保持して保温する保温具であって、少なくとも前記容器の側面部に密着する周壁部が、マイクロ波を吸収して発熱する発熱性と発生した熱を蓄熱する蓄熱性を有し、円筒状若しくは上方に向かって拡径した中空の円錐台状に形成されていることを特徴とする保温具。
  2. 少なくとも前記周壁部が、マイクロ波によって発熱する軟磁性金属、強磁性酸化物材料、非酸化物セラミック材料の内いずれか1以上を含有した発熱性セラミックで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保温具。
  3. 有底円筒状又は有底円錐台状に形成されたホルダ本体と、前記ホルダ本体の中空部に着脱自在に配設される請求項1又は2に記載の保温具と、を備えたことを特徴とする容器ホルダ。
  4. 前記ホルダ本体の底部中央に形成され、前記保温具の下端部又は前記保温具に内挿される容器の下端部が、着脱自在に嵌合される嵌合凹部又は嵌合孔部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の容器ホルダ。
  5. 前記ホルダ本体の底部に延設された脚部と、前記ホルダ本体の底部に穿設されたマイクロ波通過孔と、を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の容器ホルダ。
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