JP2008000143A - オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード - Google Patents
オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008000143A JP2008000143A JP2007231588A JP2007231588A JP2008000143A JP 2008000143 A JP2008000143 A JP 2008000143A JP 2007231588 A JP2007231588 A JP 2007231588A JP 2007231588 A JP2007231588 A JP 2007231588A JP 2008000143 A JP2008000143 A JP 2008000143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oligonucleotide
- bound
- dna barcode
- particle
- specific binding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6813—Hybridisation assays
- C12Q1/6827—Hybridisation assays for detection of mutation or polymorphism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H21/00—Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6813—Hybridisation assays
- C12Q1/6816—Hybridisation assays characterised by the detection means
- C12Q1/6825—Nucleic acid detection involving sensors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6813—Hybridisation assays
- C12Q1/6834—Enzymatic or biochemical coupling of nucleic acids to a solid phase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、サンプル中の1つまたは複数の標的分析物、たとえば抗体などのタンパク質の有無を検出するためのスクリーニング方法、組成物、およびキットに関する。特に、本発明は、1溶液中で複数のタンパク質構造またはその他の標的分析物を検出するために生化学的バーコードとしてリポーター・オリゴヌクレオチドを利用する方法に関する。
【選択図】 図1
Description
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブを提供するステップであって、該DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、該DNAバーコードは、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部および該特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドとハイブリダイズされるステップ;
分析物と粒子複合体プローブ間の特異結合性相互作用を可能にし、分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離し、該凝集性複合体を脱ハイブリダイズして該DNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に該凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法を要旨とする。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、該DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドに対するDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、分析物と分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップであって、前記接触が分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離し、該凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法を要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3の記載の発明において、粒子が金属、半導体、絶縁体、または磁性ナノ粒子であることを要旨とする。
本発明は、1溶液中で複数のタンパク質構造を検出するために生化学的バーコードとしてオリゴヌクレオチドを利用する方法、組成物およびキットに関する。この手法は、オリゴヌクレオチド鎖によって機能化されたタンパク質認識要素と、金ナノ粒子の凝集をもたらすハイブリダイゼーション事象により金ナノ粒子の物理的性質(たとえば、光学的、電気的、機械的)を著しく変化させうるというこれまでの知見とを、うまく利用している8〜12。個々の調整可能なハイブリダイゼーション特性と融解特性とを有する様々なオリゴヌクレオチド配列、および、融解の際には変化して多重分析物アッセイにおける一連の分析物を脱符号化(decode)するナノ粒子に関係する物理的特徴によって、各タンパク質認識要素を符号化(encode)することが可能である、というのが概略的な構想である。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対し特異的に結合する相補体(特異結合性相補体)が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブを提供するステップであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部はDNAバーコードの第1の部分と相補的な配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドはDNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、DNAバーコードは、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとハイブリダイズされるステップ;
分析物と粒子複合体プローブ間の特異結合性相互作用を可能にし分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;および
凝集体生成が起きたか否かを観察するステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる1つまたは複数のタイプの粒子複合体プローブを提供するステップであって、(i)DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプの粒子複合体プローブ中のDNAバーコードは、異なっており、かつ特定の標的分析物の識別子としての役割を果たす配列を有するステップ;
分析物と粒子複合体プローブとの間の特異結合性相互作用を可能にし、分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離するステップ;および
凝集性複合体を分析し、異なる配列を有する1つまたは複数のDNAバーコードの存在を判定するステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブを提供するステップであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、DNAバーコードは、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとハイブリダイズされるステップ;
分析物と粒子複合体プローブとの間の特異結合性相互作用を可能にし、分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる1つまたは複数のタイプの粒子複合体プローブを提供するステップであって、(i)DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプの粒子複合体プローブ中のDNAバーコードは、異なっており、かつ特定の標的分析物の識別子としての役割を果たす配列を有するステップ;
分析物と粒子複合体プローブとの間の特異結合性相互作用を可能にし、1つまたは複数の分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下でサンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
さまざまな配列を有する1つまたは複数のDNAバーコードの存在を検出するステップであって、特定のDNAバーコードの同定がサンプル中の特定の標的分析物の存在を示すステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および特定の標的抗体に対するハプテンが結合したオリゴヌクレオチドからなる1つまたは複数のタイプの粒子複合体プローブを提供するステップであって、(i)DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特定の標的抗体に対するハプテンが結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプの粒子複合体プローブ中のDNAバーコードは、異なっており、かつ特定の標的抗体の識別子としての役割を果たす配列を有するステップ;
抗体と粒子複合体プローブとの間の特異結合性相互作用を可能にし、1つまたは複数の標的抗体の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下でサンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
さまざまな配列を有する1つまたは複数のDNAバーコードの存在を検出するステップであって、特定のDNAバーコードの同定が、特定の標的抗体の存在を示すステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドに対するDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、分析物と分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップであって、前記接触が分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;および
凝集体生成が起きたか否かを観察するステップ、からなる。
オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、(i)各タイプのDNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、1つまたは複数のタイプのDNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特異結合性相補体が結合した各タイプのオリゴヌクレオチドは、あるタイプのDNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプのDNAバーコードは、特定の標的分析物に関する識別子としての役割を果たし、別のタイプのDNAバーコードとは異なる配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドに対する各タイプのDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、特定の標的分析物と特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを、オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドと接触させるステップであって、前記接触が、1つまたは複数の特定の標的分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離するステップ;および
凝集性複合体を分析し、1つまたは複数のDNAバーコードの存在を判定するステップであって、特定のDNAバーコードの存在がサンプル中の特定の標的分析物の存在を示すステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的で
ある配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドに対するDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、分析物と分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下でサンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップであって、前記接触が分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、(i)各タイプのDNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、1つまたは複数のタイプのDNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特異結合性相補体が結合した各タイプのオリゴヌクレオチドは、あるタイプのDNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプのDNAバーコードは、特定の標的分析物に関する識別子としての役割を果たし、別のタイプのDNAバーコードとは異なる配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドに対する各タイプのDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、特定の標的分析物と特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを、オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドと接触させるステップであって、前記接触が1つまたは複数の特定の標的分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
さまざまな配列を有する1つまたは複数のDNAバーコードの存在を検出するステップであって、特定のDNAバーコードの同定が特定の標的分析物の存在を示すステップ、からなる方法を提供する。
オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の抗体に対するハプテンが結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、(i)各タイプのDNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、1つまたは複数のタイプのDNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特定の抗体に対するハプテンが結合した各タイプのオリゴヌクレオチドは、あるタイプのDNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプのDNAバーコードは、特定の標的抗体に関する識別子とし
ての役割を果たし、別のタイプのDNAバーコードとは異なる配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部およびハプテンが結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドに対する各タイプのDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、特定の標的抗体と特定の標的抗体に対するハプテンが結合したあるタイプのオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを、オリゴヌクレオチドが結合した1つまたは複数のタイプの粒子、1つまたは複数のタイプのDNAバーコード、および特定の標的抗体に対するハプテンが結合した1つまたは複数のタイプのオリゴヌクレオチドと接触させるステップであって、前記接触が1つまたは複数の特定の標的抗体の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離し、凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
さまざまな配列を有する1つまたは複数のDNAバーコードの存在を検出するステップであって、特定のDNAバーコードの同定が特定の標的抗体の存在を示すステップ、からなる方法を提供する。
対の第1の容器には、オリゴヌクレオチドが結合した粒子と少なくとも2つの部分のある配列を有するDNAバーコードとからなる粒子プローブが含まれ、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、
対の第2の容器には、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、標的分析物の特異結合性ペア相補体と共有結合させるのに用いることが可能な部分を有するオリゴヌクレオチドが含まれるキット、を提供する。
各対の第1の容器には、オリゴヌクレオチドが結合した粒子、および少なくとも2つの部分のある配列を有するDNAバーコードを有する粒子複合体プローブが含まれ、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、少なくとも2つの部分を有するDNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、
各対の第2の容器には、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、標的分析物の特異結合性ペア相補体と共有結合させるのに用いることが可能な部分を有するオリゴヌクレオチドが含まれ、
粒子複合体プローブのタイプに対するDNAバーコードは、異なっており、かつ標的分析物の識別子としての役割を果たす配列を有し、検出可能な変化を観察するための基材が任意選択で含まれるキット、を提供する。
第1の容器には、オリゴヌクレオチドが結合した粒子を有する粒子複合体プローブが含まれ、
対の第1の容器には、少なくとも2つの部分の配列を有するDNAバーコードが含まれ、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、
各対の第2の容器には、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、標的分析物の特異結合性ペア相補体と共有結合させるのに用いることが可能な部分を有するオリゴヌクレオチドが含まれ、
各対の容器のうち第1の容器中に存在するDNAバーコードは、標的分析物の識別子としての役割を果たし、容器の別の対におけるDNAバーコードとは異なる配列を有し、検出可能な変化を観察するための基材が場合により含まれるキット、を提供する。
また、本発明には、サンプル中の1つまたは複数の標的分析物を検出するためのシステムであって、
1つまたは複数のタイプの粒子複合体プローブであって、各粒子複合体プローブが、オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および特定の標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブと、(i)DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、(ii)粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、(iii)特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、(iv)各タイプの粒子複合体プローブ中のDNAバーコードは、異なっており、かつ特定の標的分析物の識別子としての役割を果たす配列を有することと、からなるシステムも含まれる。
また、本発明には、オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、DNAバーコードは、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチド
とハイブリダイズされる粒子複合体プローブ、も含まれる。このプローブにおける粒子は、金属、半導体、絶縁体、または磁性ナノ粒子などのナノ粒子からなることが好ましく、金ナノ粒子であることが好ましい。
また、本発明には、特定の標的分析物の存在に関する識別子としての役割を果たすオリゴヌクレオチド配列からなるDNAバーコードも含まれる。
分析物は、宿主由来の体液などのサンプル中に直接見いだされる分子であってもよい。サンプルを直接検査することが可能であり、分析物をより容易に検出可能とするために前処理をしてもよい。さらに、当該分析物がサンプル中に存在する場合にのみ存在が検出されるはずの、当該分析物と相補的な特異結合性ペアのメンバーなどの当該分析物を証明することができる試剤を検出することによって、当該分析物を測定してもよい。したがって、分析物を証明することができる試剤は、アッセイにおいて検出される分析物になる。体液は、たとえば、尿、血液、血漿、血清、唾液、精液、糞便、痰、脳脊髄液、汗、粘液などであることが可能である。
用語「抗体」は、他の分子の特定の空間的かつ中心的な構成に特異的に結合し、それによって該構成に関して相補的であると定義される免疫グロブリンを指す。抗体は、モノクローナルまたはポリクローナルであることが可能であり、宿主の免疫および血清の採集などの当技術分野で良く知られている技法により(ポリクローナル)、または継続的なハイブリッド細胞系を調製し分泌タンパク質を採集することにより(モノクローナル)、または天然の抗体の特異的結合に必要なアミノ酸配列を少なくともコードするヌクレオチド配列またはそれらの変異誘発物をクローニングし発現させることによって調製することが可能である。抗体には、完全長の免疫グロブリンまたはそれらの断片が含まれ、免疫グロブリンには、IgA、IgD、IgE、IgG1、IgG2a、IgG2bおよびIgG3、IgMなどのさまざまなクラスおよびアイソタイプが含まれる。それらの断片には、Fab、FvおよびF(ab’)2、Fab’などが含まれる。さらに、特定の分子に対する結合親和性が維持される限りは、必要に応じて免疫グロブリンまたはそれらの断片の凝集体、ポリマー、および複合物を用いることが可能である。
の方法であって、オリゴヌクレオチドが結合したナノ粒子プローブを、標的分析物を含有する可能性のあるサンプルと接触させることからなる方法を提供する。ナノ粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、ハイブリダイゼーションの結果として、リポーター・オリゴヌクレオチドの第1の部分と結合する。リポーター・オリゴヌクレオチドの第2の部分は、ハイブリダイゼーションの結果として、分析物に対する特異結合性相補体(たとえば、抗原)が結合したオリゴヌクレオチドと結合する。接触は、分析物とナノ粒子プローブとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で行う。標的分析物の存在下では、ナノ粒子凝集体が生成される。これらの凝集体は、任意の好適な手段によって検出することができる。
シフトおよび赤色から紫色への変色をもたらす。ハイブリダイズした生成物を遠心分離し(たとえば、3000rpmで2分間)、未反応成分を含有する上清を分析に先立ってデカンテーションにより除去する。
ってリポーター・オリゴヌクレオチドから分離することが可能である。リポーター・オリゴヌクレオチドを単離したら、オリゴヌクレオチド・アレイ上に捕捉し、多くの好適なDNA検出アッセイのうちの1つを用いて同定することが可能である(図3)。IgG1およびIgEに関する本願明細書に記載の実施例の場合には、対象のバーコード(図1のA3およびB3)の半分と相補的であるオリゴヌクレオチドで機能化された(直径250μmのスポット)顕微鏡用スライド上にリポーター・オリゴヌクレオチドを捕捉する。バーコードがオリゴヌクレオチド・アレイによって捕捉されれば、バーコードの残りの部分と相補的であるDNA修飾粒子をアレイとハイブリダイズさせることが可能である(実験の項を参照)。標準的なスキャン測定の手法[11](写真現像溶液による処理を含む)により現像されれば、フラットベッド・スキャナを用いて結果を定量することが可能である(図4)11。IgG1が存在する場合には、IgG1のために設計されたスポットのみが測定可能なシグナルを示す。同様に、IgEが存在する唯一のタンパク質である場合には、IgEのために設計されたスポットのみがシグナルを示す。最後に、両方のタンパク質が存在する場合には、両スポットが強いシグナルを示す。
iO2、AgI、AgBr、HgI2、PbS、PbSe、ZnTe、CdTe、In2S3、In2Se3、Cd3P2、Cd3As2、InAsおよびGaAsが含まれる。ナノ粒子のサイズは、好ましくは約5nmから約150nm(平均直径)まで、より好ましくは約5から約50nmまで、最も好ましくは約10から約30nmまでである。ナノ粒子は、ロッド、プリズム、または4面体であってもよい。
文献33(二酸化チタン上およびシリカ上の芳香族カルボン酸、アルデヒド、アルコールおよびメトキシ基)、非特許文献34(金属上のリジッドなホスフェート)。
とが可能である。希釈オリゴヌクレオチドは、認識オリゴヌクレオチドがナノ粒子に結合され、または核酸もしくはオリゴヌクレオチド標的と結合する能力を妨害しない任意の配列を有しうる。たとえば、希釈オリゴヌクレオチドは、認識オリゴヌクレオチドの配列または認識オリゴヌクレオチドの核酸もしくはオリゴヌクレオチド標的の配列と相補的な配列を有してはならない。また、希釈オリゴヌクレオチドは、認識オリゴヌクレオチドがそれらの核酸またはオリゴヌクレオチド標的と結合することが可能であるように、認識オリゴヌクレオチドよりも長さが短いことが好ましい。認識オリゴヌクレオチドがスペーサー部分を有する場合には、希釈オリゴヌクレオチドは、スペーサー部分とほぼ同じ長さであることが最も好ましい。このように、希釈オリゴヌクレオチドは、核酸またはオリゴヌクレオチド標的とハイブリダイズする認識オリゴヌクレオチドの認識部分の能力を妨害しない。希釈オリゴヌクレオチドは、認識オリゴヌクレオチドのスペーサー部分の配列と同様の配列を有することがより好ましい。
0×1600dpi)を使用することが可能である。基材をスキャンすることによって得られる画像を処理するためのソフトウェアが搭載されたコンピュータにスキャナを連結する。ソフトウェアは、Adobe Photoshop5.2およびCorel Photopaint8.0などの容易に入手が可能である標準的ソフトウェアであることが可能である。グレースケール測定を計算するためのソフトウェアの使用は、アッセイの結果を定量する手段を提供する。また、ソフトウェアは、着色スポットの色数を提供することが可能であり、核酸の存在の定性的な判定、核酸の量、またはその双方を提供するように再検討することが可能であるスキャン画像(たとえば、プリントアウト)を作製することが可能である。コンピュータは、容易に入手が可能である標準的パーソナル・コンピュータであることが可能である。したがって、標準的ソフトウェアが搭載された標準的コンピュータに連結された標準的スキャナの使用は、アッセイを基材上で行った場合に核酸を検出および定量する便利かつ容易で安価な手段を提供することが可能である。また、スキャンをコンピュータに保存し、さらに参照または使用するために結果の記録を保存することが可能である。勿論、望ましい場合には、より高性能な機器およびソフトウェアを使用することが可能である。
A.金(gold)ナノ粒子の調製
オリゴヌクレオチド修飾した13nmの金(Au)粒子を、文献の方法によって調製した(〜110個のオリゴヌクレオチド/粒子)18〜20。金コロイド(直径13nm)は、非特許文献44および45に記載のように、HAuCl4のクエン酸塩の還元によって調製した。簡潔に説明すると、すべてのガラス器具を王水(HClを3部、HNO3を1部)で洗浄し、Nanopure(登録商標)H2Oですすぎ、次いで使用前にオーブンで乾燥した。HAuCl4およびクエン酸ナトリウムは、アルドリッチケミカルカンパニー社(Aldrich Chemical Company)から購入した。HAuCl4の水溶液(1mM、500mL)を撹拌しながら還流させ、次いで38.8mMクエン酸3ナトリウム溶液50mLを素早く加えると、溶液の色が淡黄色から深赤色に変化した。変色後、溶液をさらに15分還流し、室温まで冷却させ、続いてマイクロンセパレーションインコーポレイティッド社(Micron Separations Inc.)の0.45μmナイロン・フィルタで濾過した。金コロイドの特徴は、ヒューレット・
パッカード(Hewlett Packard)8452Aダイオード・アレイ分光光度計を用いる紫外可視分光法、および日立(Hitachi)8100透過型電子顕微鏡を用いる透過型電子顕微鏡法(TEM)によって明らかにした。直径13nmの金粒子の典型的な溶液は、518〜520nmに中心がある特徴的な表面プラズモンバンドを示した。直径13nmの金粒子は、10〜72ヌクレオチドの範囲の標的およびプローブ・オリゴヌクレオチド配列と凝集した場合に目に見える変色を生じるであろう。
オリゴヌクレオチドは、ホスホアミダイト化学反応を用いる単一カラム式のMilligene Expedite DNA合成装置を用い、1マイクロモルのスケールで合成した(非特許文献46)。すべての溶液はミリジーン社(Milligene)から購入した(DNA合成用)。平均カップリング効率は98から99.8%まで変化し、最後のジメトキシトリチル(DMT)保護基はオリゴヌクレオチドから切断せず、精製に役立てた。
S‐S CPG支持体をグレンリサーチ社(Glen Research)から購入し、自動合成装置で使用した。最後のジメトキシトリチル(DMT)保護基は除去せず、精製に役立てた。合成後、担持されたオリゴヌクレオチドを濃水酸化アンモニウム1mL中に55℃で16時間置き、固体支持体からオリゴヌクレオチドを切断し、塩基から保護基を除去した。
Gが入ったカートリッジ中に導入した;4)同溶液を、カートリッジ内をゆっくりと10分間前後運動させ、次いで排出し、続いて乾燥アセトニトリル(2×1mL)で洗浄した;5)THF/ピリジン/水に溶かした0.02Mヨウ素700μLで中間体のホスファイトを酸化し(30秒)、続いてアセトニトリル/ピリジン(1:1、2×1mL)および乾燥アセトニトリルで洗浄した。次いで、3’‐アルキルチオール・オリゴヌクレオチドで記載したように、トリチルオリゴヌクレオチド誘導体を単離し精製した。次いで、乾燥オリゴヌクレオチドサンプルに50mM AgNO3溶液15μL(10ODの場合)を加えることによって(20分間)トリチル保護基を切断すると、乳白色の懸濁液が得られた。DTTの10mg/mL溶液20μLを加えることによって過剰の硝酸銀を除去すると(5分の反応時間)、直ちに黄色の沈殿を生成し、これを遠心分離によって除去した。次いで、オリゴヌクレオチド溶液(<10OD)の一定量を精製のために脱塩用NAP‐5カラムに移した。得られた5’アルキルチオール・オリゴヌクレオチドの最終的な量および純度は、3’アルキルチオール・オリゴヌクレオチドについて前述した技法を用いて評価した。イオン交換HPLCによって2本の主要ピークが観察され、保持時間は19.8分(チオールのピーク、面積で16%)および23.5分(ジスルフィドのピーク、面積で82%)であった。
金コロイドの水溶液1mL(17nM)を、水に溶かした過剰(3.68υM)のチオール‐オリゴヌクレオチド(長さ22塩基)と混合し、混合物を室温に12〜24時間放置した。次いで、溶液を0.1M NaCl、10mMリン酸緩衝液(pH7)とし、40時間放置した。この「エージング」工程は、チオール‐オリゴヌクレオチドによる表面被覆率を増大させ、金表面からオリゴヌクレオチド塩基を解離させるために設計された。次に、Eppendorf Centrifuge5414において14,000rpmで約25分間溶液を遠心分離すると、(260nmにおける吸光度が示すように)大部分のオリゴヌクレオチドを含有する極めて淡いピンク色の上清が(520nmにおける吸光度が示すように)7〜10%のコロイド状の金と共に、およびチューブの底には堅くしまり暗色のゼラチン状の残渣が得られた。上清を除去し、緩衝液(10mMリン酸塩、0.1M NaCl)約200μL中に残渣を再懸濁し、再度遠心分離した。上清溶液を除去後、残渣を緩衝液(10mMリン酸塩、0.3M NaCl、0.01%NaN3)1.0mL中に入れた。得られた赤色のマスター溶液は、室温で数ヶ月の放置、シリカ薄層クロマトグラフィ(TLC)プレート上へのスポッティング(実施例4を参照のこと)、および1M NaCl、10mM MgCl2、または高濃度のサケ精子DNAを含有する溶液への添加に際して安定であった(すなわち、赤色のままで凝集しなかった)。
ハプテン修飾オリゴヌクレオチドは、標準的な固相DNA合成手順を用い、A1の場合にはビオチン‐トリエチレン・グリコール・ホスホアミダイトおよびB1の場合には2,4‐ジニトロフェニル−トリエチレン・グリコール・ホスホアミダイト(グレンリサーチ社(Glen research))で調製した21。
洗浄した。その後、THF/ピリジン/水に溶かした0.02Mヨウ素700μLで中間体のホスファイトを酸化し(30秒)、続いてアセトニトリル/ピリジン(1:1、2×1mL)および乾燥アセトニトリルで洗浄し、続いて窒素流でカラムを乾燥した。トリチル保護基は除去せず、精製に役立てた。担持されたオリゴヌクレオチドを濃水酸化アンモニウム1mL中に55℃で16時間置き、固体支持体からオリゴヌクレオチドを切断し、塩基から保護基を除去した。アンモニアを蒸発後、254nmにおけるDNAの紫外シグナルをモニターしながら、流速1mL/分で0.03M酢酸トリエチルアンモニウム(TEAA)、pH7および95%CH3CN/5%0.03M TEAAの1%/分グラジエントによるHP ODS Hypersil(登録商標)カラム(5μm、250×4mm)を用いる分取用逆相HPLCによってオリゴヌクレオチドを精製した。DMTで保護されたオリゴヌクレオチドの保持時間は〜32分であった。続いて、精製オリゴヌクレオチドを80%酢酸溶液中に30分間浸漬することによってDMTを切断し、続いて蒸発させた。オリゴヌクレオチドを水500μL中に再分散させ、酢酸エチル(3×300μL)で抽出し乾燥した。同様のプロトコルを用い、2,4‐ジニトロフェニル‐トリエチレン・グリコール・ホスホアミダイトを用いてDNP修飾オリゴヌクレオチドを合成した。
オリゴヌクレオチドで修飾した13nmの金粒子を、実施例1に記載のように調製した。ハプテン修飾オリゴヌクレオチドを、標準的な固相DNA合成手順21を用い、A1の場合にはビオチン‐トリエチレン・グリコール・ホスホアミダイトおよびB1の場合には2,4‐ジニトロフェニル‐トリエチレン・グリコール・ホスホアミダイト(グレンリサーチ社(Glen research))で実施例2に記載のように調製した。本研究で用いるPBS緩衝溶液は、0.3M NaClおよび10mMリン酸緩衝液(pH7)からなる。IgEおよびIgG1は、シグマアルドリッチ社(Sigma Aldrich)[米国ウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)所在]から購入し、使用前に0.05%Tween20およびバックグラウンドタンパク質(10ug/mlリゾチーム、1%ウシ血清アルブミン、および5.3ug/ml抗ジゴキシン;各10uL)を含む0.3M PBS緩衝液に溶かした(最終濃度:4.3×10−8b/μl)。
がかった青色に変化し、ナノ粒子凝集体の生成を示す。標的タンパク質は存在しないがバックグラウンドタンパク質が存在する対照実験では、識別可能な沈殿は認められない。溶液の融解分析は、融解温度(Tm)55℃とともに鋭い相転位を示している。これは、IgG1標的についての予想相転位である(図2A(点線))。新たなプローブ溶液にIgEを添加すると、同様の変色が観察されるが、融解分析からは、この標的について予想される相転位であるTm36℃を伴う曲線が得られる(図2A(実線))。注目すべきことに、プローブ溶液に両方のタンパク質標的を添加すると、溶液は濃紫色に変化し、融解分析は、2つの明確なトランザクション(transaction)を示す。この曲線の一次導関数は、それぞれ36および55℃に中心のある2つのピークを示す(図2B)。このことは、2つの別個の会合体が生成し、オリゴヌクレオチド・バーコードに由来するそれらの融解特性を用いて2つのタンパク質標的を区別することが可能であることを示している。
この戦略の変形形態を用い、前述のシステムの感度を増加させ、1溶液中で調べることが可能である標的数を増やすことが可能である(図3)。この戦略により、DNAバイオバーコードを用いてタンパク質標的を間接的に検出することが可能である。12量体オリゴヌクレオチドは、412種類の異なる配列を有し、それらの多くを用いて図1Aに示すように目的の多価タンパク質用のバーコードを調製することが可能である。アッセイのこの変形形態では、生成する凝集体の融解特性を溶液中では測定せず、遠心分離(3000rpmで2分間)により未反応のプローブおよび標的分子から凝集体内のDNAバイオバーコードを分離する。次いで、溶液に水を加えることによって凝集体を変性させ、複合体形成したDNAを遊離させる。粒子およびタンパク質は、遠心濾過装置(ミリポア(Millipore)Microcon(登録商標)YM‐100、3500rpmで25分間)によってDNAバーコードから分離することが可能である。DNAバーコードを単離したら、それらをオリゴヌクレオチド・アレイ上に捕捉し、多くのDNA検出アッセイのうちの1つを用いて同定することが可能である(図3)。本願明細書に記載のIgG1およびIgEに関する実施例の場合には、該バーコードの半分と相補的であるオリゴヌクレオチドで機能化された(直径250μmのスポット)顕微鏡用スライド上にバーコードを捕捉する(図1のA3およびB3)。バーコードがオリゴヌクレオチド・アレイによって捕捉されると、バーコードの残りの部分と相補的であるDNA修飾粒子をアレイとハイブリダイズさせることが可能である(実験の項を参照)。標準的なスキャン測定の手法[11](写真現像溶液による処理を含む)により現像されれば、フラットベッド・スキャナを用いて結果を定量することが可能である(図4)11。IgG1が存在する場合には、IgG1のために設計されたスポットのみが測定可能なシグナルを示す。同様に、IgEが存在する唯一のタンパク質である場合には、IgEのために設計されたスポットのみがシグナルを示す。最後に、両方のタンパク質が存在する場合には、両スポットが強いシグナルを示す。
pH4)でアレイを洗浄し、室温で3分間Silver Enhancer Solution(シグマ社(Sigma))中に浸した。スライドを水で洗浄し、次いでフラットベッド・スキャナで分析した。
Claims (6)
- サンプル中の標的分析物の存在を検出するための方法であって、
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブを提供するステップであって、該DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、該DNAバーコードは、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部および該特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドとハイブリダイズされるステップ;
分析物と粒子複合体プローブ間の特異結合性相互作用を可能にし、分析物の存在下で凝集性複合体を生成するのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップ;
凝集性複合体を単離し、該凝集性複合体を脱ハイブリダイズして該DNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に該凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法。 - サンプル中の標的分析物の存在を検出するための方法であって、
オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドを提供するステップであって、該DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、該粒子に結合した該オリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合した該オリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有するステップ;
粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドに対するDNAバーコードのハイブリダイゼーションを可能にし、分析物と分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとの間の特異結合性相互作用を可能にするのに有効な条件下で、サンプルを粒子複合体プローブと接触させるステップであって、前記接触が分析物の存在下で凝集性複合体の生成をもたらすステップ;
凝集性複合体を単離し、該凝集性複合体を脱ハイブリダイズしてDNAバーコードを遊離するのに有効な条件下に凝集性複合体を供するステップ;
DNAバーコードを単離するステップ;および
DNAバーコードの存在を検出するステップ、からなる方法 - オリゴヌクレオチドが結合した粒子、DNAバーコード、および標的分析物に対する特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドからなる粒子複合体プローブであって、DNAバーコードは少なくとも2つの部分を有する配列を有し、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部は、DNAバーコードの第1の部分と相補的である配列を有し、特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドは、DNAバーコードの第2の部分と相補的である配列を有し、DNAバーコードは、粒子に結合したオリゴヌクレオチドの少なくとも一部および特異結合性相補体が結合したオリゴヌクレオチドとハイブリダイズされる粒子複合体プローブ。
- 粒子がナノ粒子からなる、請求項3に記載のプローブ。
- 粒子が金属、半導体、絶縁体、または磁性ナノ粒子である、請求項3に記載のプローブ。
- 粒子が金ナノ粒子である、請求項3に記載のプローブ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US2001/010071 WO2001073123A2 (en) | 2000-03-28 | 2001-03-28 | Nanoparticles having oligonucleotides attached thereto and uses therefor |
US09/820,279 US6750016B2 (en) | 1996-07-29 | 2001-03-28 | Nanoparticles having oligonucleotides attached thereto and uses therefor |
US35056001P | 2001-11-13 | 2001-11-13 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002578491A Division JP4146239B2 (ja) | 2001-03-28 | 2002-03-27 | オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008000143A true JP2008000143A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=33422721
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002578491A Expired - Lifetime JP4146239B2 (ja) | 2001-03-28 | 2002-03-27 | オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード |
JP2007231588A Pending JP2008000143A (ja) | 2001-03-28 | 2007-09-06 | オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002578491A Expired - Lifetime JP4146239B2 (ja) | 2001-03-28 | 2002-03-27 | オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1379693B1 (ja) |
JP (2) | JP4146239B2 (ja) |
AT (1) | ATE431853T1 (ja) |
WO (1) | WO2002079490A2 (ja) |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE366418T1 (de) | 1996-04-25 | 2007-07-15 | Bioarray Solutions Ltd | Licht-regulierte, elektrokinetische zusammensetzung von partikeln an oberflächen |
US6582921B2 (en) | 1996-07-29 | 2003-06-24 | Nanosphere, Inc. | Nanoparticles having oligonucleotides attached thereto and uses thereof |
US9709559B2 (en) | 2000-06-21 | 2017-07-18 | Bioarray Solutions, Ltd. | Multianalyte molecular analysis using application-specific random particle arrays |
US7262063B2 (en) | 2001-06-21 | 2007-08-28 | Bio Array Solutions, Ltd. | Directed assembly of functional heterostructures |
US7473767B2 (en) | 2001-07-03 | 2009-01-06 | The Institute For Systems Biology | Methods for detection and quantification of analytes in complex mixtures |
CA2497740C (en) | 2001-10-15 | 2011-06-21 | Bioarray Solutions, Ltd. | Multiplexed analysis of polymorphic loci by probe elongation-mediated detection |
US20030211488A1 (en) | 2002-05-07 | 2003-11-13 | Northwestern University | Nanoparticle probs with Raman spectrocopic fingerprints for analyte detection |
US7157228B2 (en) | 2002-09-09 | 2007-01-02 | Bioarray Solutions Ltd. | Genetic analysis and authentication |
AU2003298655A1 (en) | 2002-11-15 | 2004-06-15 | Bioarray Solutions, Ltd. | Analysis, secure access to, and transmission of array images |
EP1649055B1 (en) * | 2003-06-27 | 2009-05-20 | Nanosphere, Inc. | Bio-barcode based detection of target analytes |
WO2005029705A2 (en) | 2003-09-18 | 2005-03-31 | Bioarray Solutions, Ltd. | Number coding for identification of subtypes of coded types of solid phase carriers |
ATE532066T1 (de) | 2003-09-22 | 2011-11-15 | Bioarray Solutions Ltd | Oberflächenimmobilisierter polyelektrolyt mit mehreren, zur kovalenten bindung an biomoleküle fähigen funktionellen gruppen |
ES2273531B1 (es) * | 2003-10-24 | 2008-04-16 | Newbiotechnic, S.A. | Polinucleotidos como biotrazadores de productos alimenticios. |
NZ547492A (en) | 2003-10-28 | 2009-12-24 | Bioarray Solutions Ltd | Optimization of gene expression analysis using immobilized capture probes of different lengths and densities |
EP1747295B1 (en) * | 2004-05-12 | 2012-01-11 | Nanosphere, Inc. | Bio-barcode based detection of target analytes |
US7848889B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-12-07 | Bioarray Solutions, Ltd. | Automated analysis of multiplexed probe-target interaction patterns: pattern matching and allele identification |
DE602006018477D1 (de) * | 2005-08-19 | 2011-01-05 | Nanosphere Inc | Dna und antikörpern sowie verwendungen davon |
ES2374788T3 (es) | 2005-12-23 | 2012-02-22 | Nanostring Technologies, Inc. | Nanoinformadores y métodos para su producción y uso. |
US8835358B2 (en) | 2009-12-15 | 2014-09-16 | Cellular Research, Inc. | Digital counting of individual molecules by stochastic attachment of diverse labels |
KR101352342B1 (ko) * | 2010-11-24 | 2014-02-17 | 서울대학교산학협력단 | 코어 물질과 쉘 물질 사이에 나노갭이 형성된 단일 나노입자 및 이의 제조방법 |
CN104364392B (zh) | 2012-02-27 | 2018-05-25 | 赛卢拉研究公司 | 用于分子计数的组合物和试剂盒 |
EP2956522A4 (en) * | 2013-02-15 | 2016-09-21 | Univ Toronto | COATED COATINGS COATED WITH METAL NANOHULE |
GB2546833B (en) | 2013-08-28 | 2018-04-18 | Cellular Res Inc | Microwell for single cell analysis comprising single cell and single bead oligonucleotide capture labels |
EP3262192B1 (en) | 2015-02-27 | 2020-09-16 | Becton, Dickinson and Company | Spatially addressable molecular barcoding |
JP7508191B2 (ja) | 2015-03-30 | 2024-07-01 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | コンビナトリアルバーコーディングのための方法および組成物 |
US11390914B2 (en) | 2015-04-23 | 2022-07-19 | Becton, Dickinson And Company | Methods and compositions for whole transcriptome amplification |
ES2745694T3 (es) | 2015-09-11 | 2020-03-03 | Cellular Res Inc | Métodos y composiciones para normalización de biblioteca de ácido nucleico |
US10301677B2 (en) | 2016-05-25 | 2019-05-28 | Cellular Research, Inc. | Normalization of nucleic acid libraries |
US10640763B2 (en) | 2016-05-31 | 2020-05-05 | Cellular Research, Inc. | Molecular indexing of internal sequences |
US10202641B2 (en) | 2016-05-31 | 2019-02-12 | Cellular Research, Inc. | Error correction in amplification of samples |
KR102363716B1 (ko) | 2016-09-26 | 2022-02-18 | 셀룰러 리서치, 인크. | 바코딩된 올리고뉴클레오티드 서열을 갖는 시약을 이용한 단백질 발현의 측정 |
WO2018144240A1 (en) | 2017-02-01 | 2018-08-09 | Cellular Research, Inc. | Selective amplification using blocking oligonucleotides |
EP3635135A1 (en) | 2017-06-05 | 2020-04-15 | Becton, Dickinson and Company | Sample indexing for single cells |
CN109420177B (zh) | 2017-08-28 | 2022-03-04 | 香港中文大学 | 用于有效体内递送dna纳米结构至动脉粥样硬化斑块的材料和方法 |
US11365409B2 (en) | 2018-05-03 | 2022-06-21 | Becton, Dickinson And Company | Molecular barcoding on opposite transcript ends |
CA3097976A1 (en) | 2018-05-03 | 2019-11-07 | Becton, Dickinson And Company | High throughput multiomics sample analysis |
JP2022511398A (ja) | 2018-10-01 | 2022-01-31 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 5’転写物配列の決定 |
JP2022506546A (ja) | 2018-11-08 | 2022-01-17 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | ランダムプライミングを使用した単一細胞の全トランスクリプトーム解析 |
CN113195717A (zh) | 2018-12-13 | 2021-07-30 | 贝克顿迪金森公司 | 单细胞全转录组分析中的选择性延伸 |
CN113574178A (zh) | 2019-01-23 | 2021-10-29 | 贝克顿迪金森公司 | 与抗体关联的寡核苷酸 |
EP3924506A1 (en) | 2019-02-14 | 2021-12-22 | Becton Dickinson and Company | Hybrid targeted and whole transcriptome amplification |
US11939622B2 (en) | 2019-07-22 | 2024-03-26 | Becton, Dickinson And Company | Single cell chromatin immunoprecipitation sequencing assay |
WO2021092386A1 (en) | 2019-11-08 | 2021-05-14 | Becton Dickinson And Company | Using random priming to obtain full-length v(d)j information for immune repertoire sequencing |
EP4090763A1 (en) | 2020-01-13 | 2022-11-23 | Becton Dickinson and Company | Methods and compositions for quantitation of proteins and rna |
WO2021231779A1 (en) | 2020-05-14 | 2021-11-18 | Becton, Dickinson And Company | Primers for immune repertoire profiling |
US11932901B2 (en) | 2020-07-13 | 2024-03-19 | Becton, Dickinson And Company | Target enrichment using nucleic acid probes for scRNAseq |
WO2022109343A1 (en) | 2020-11-20 | 2022-05-27 | Becton, Dickinson And Company | Profiling of highly expressed and lowly expressed proteins |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8800702D0 (en) * | 1988-01-13 | 1988-02-10 | Nycomed As | Test method & reagent kit therefor |
WO1990002205A1 (en) * | 1988-08-25 | 1990-03-08 | Angenics, Inc. | Detection of nucleic acid sequences using particle agglutination |
IL126544A (en) * | 1996-04-25 | 2004-08-31 | Genicon Sciences Inc | Test for component detection using detectable particles in diffused light |
JP4245664B2 (ja) * | 1996-07-29 | 2009-03-25 | ナノスフェアー インコーポレイテッド | オリゴヌクレオチドを備えた金ナノ粒子を使用して標的該酸を検出する方法 |
US6290839B1 (en) * | 1998-06-23 | 2001-09-18 | Clinical Micro Sensors, Inc. | Systems for electrophoretic transport and detection of analytes |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002578491A patent/JP4146239B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2002-03-27 EP EP02725590A patent/EP1379693B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-03-27 WO PCT/US2002/011158 patent/WO2002079490A2/en active IP Right Grant
- 2002-03-27 AT AT02725590T patent/ATE431853T1/de not_active IP Right Cessation
-
2007
- 2007-09-06 JP JP2007231588A patent/JP2008000143A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002079490A3 (en) | 2003-02-06 |
WO2002079490A9 (en) | 2003-03-20 |
EP1379693B1 (en) | 2009-05-20 |
JP4146239B2 (ja) | 2008-09-10 |
EP1379693A4 (en) | 2004-12-22 |
EP1379693A2 (en) | 2004-01-14 |
ATE431853T1 (de) | 2009-06-15 |
JP2005514900A (ja) | 2005-05-26 |
WO2002079490A2 (en) | 2002-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4146239B2 (ja) | オリゴヌクレオチド修飾粒子をベースとするバイオバーコード | |
US6974669B2 (en) | Bio-barcodes based on oligonucleotide-modified nanoparticles | |
EP1747295B1 (en) | Bio-barcode based detection of target analytes | |
AU2004254367B2 (en) | Bio-barcode based detection of target analytes | |
US20060040286A1 (en) | Bio-barcode based detection of target analytes | |
US20050037397A1 (en) | Bio-barcode based detection of target analytes | |
US20100081134A1 (en) | Bio-barcode based detection of target analytes | |
AU2003237180B2 (en) | Nanoparticle probes with raman spectroscopic fingerprints for analyte detection | |
EP1766085B1 (en) | Aptamer-nanoparticle conjugates and method of use for target analyte detection | |
CN101198707A (zh) | 基于生物条形码检测靶分析物 | |
CN101001960A (zh) | 基于生物条形码检测靶分析物 | |
AU2002256145B2 (en) | Bio-barcodes based on oligonucleotide-modified particles | |
AU2002256145A1 (en) | Bio-barcodes based on oligonucleotide-modified particles | |
AU2007203391A1 (en) | Bio-barcodes based on oligonucleotide-modified particles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080520 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080820 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080825 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090203 |