JP2007538265A - 距離比率を用いた移動通信端末機の位置決め方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
距離比率を用いた移動通信端末機の位置決め方法およびシステムを提供する。移動通信端末機の位置決め方法は、複数の基地局より基地局識別信号を受信する段階と、前記受信された基地局識別信号から前記複数の基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する段階と、前記距離間の比率から第1変数及び第2変数を生成する段階と、前記第1変数及び前記第2変数から前記移動通信端末機の位置を決める段階と、を備える。
Description
本発明は、移動通信網において移動通信端末機の位置を決める方法及びシステムに関し、より詳細には、セルラー(cellular)移動通信基地局より受信された信号から計算される基地局間の距離比率を用いて、移動通信端末機の位置を決める方法及びシステムに関する。
現在、移動通信端末機の位置を基盤とするサービスが多様に開発されている。すなわち、移動通信端末機を所持したユーザに現在位置と関連した便利な情報が容易かつ速くサービスされることができる。例えば、交通流れを知らせてくれる交通情報、事故や災難に対処するための周辺地域情報、レジャーのための観光地情報などがサービスされることができる。その他にも、地域特産品や記念品ショッピング、現場チケット発行などのためのモバイルコマース(mobile commerce)や物流管制(貨物及び車両追跡)サービス等も移動通信端末機の位置を基盤としてなされることができる。
図1のように、移動通信網内で移動中の端末機は、複数の基地局(BS1、BS2、BS3)と固有識別情報を受け渡ししながら通信する。複数の基地局(BS1、BS2、BS3)との関係で移動通信端末機の位置X(x、y、z)を決めるために多様な技術が開発されてきた。
例えば、端末機基盤側位技術(Handset−based Positioning Technology)として、Qualcomm/SnapTrack社のA−GPS技術(gpsOne)、米国Surf社のA−GPS技術、イギリスCPS(Cambridge Positioning System)社のE−OTD等の技術がある。しかしながら、このような端末機基盤側位技術は、端末機に新しいH/W(Hardware)及びS/W(Software)の追加を必要とするため、端末機の製造原価に影響を与え、端末機の側位を助けるための新たなネットワーク要素であるPDE(Position Determination Entity)も必要とする高価のソリューションである。また、既存端末機だけでなく、新しいH/Wを搭載していないあらゆる新規端末機は支援できず、専用端末機のみ支援するという決定的な短所を有する。E−OTD技術の場合には、GSM(Group Special Mobile)規格に基盤した技術であるので、携帯インターネットに適用が不可能であり、これを携帯インターネットに適用させるためには完全に新しい技術の開発が必要だという問題点もある。
また、他の例として、無線網基盤側位技術(Network―based Positioning Technology)が挙げられ、複数の基地局より受信された信号の時間差または位相差を用いるTrueposition社のU―TDOA、Qualcomm/SnapTrack社のAFLT技術(gpsOne)などがある。これは、無線ネットワークデータを用いて側位する方式であって、H/Wの追加無しに端末機の変更を最小化しながら無線ネットワークにH/WおよびS/Wを追加する方式であり、場合によってはPDEが必要な場合もある。この方式では、あらゆるアクセスネットワーク要素に側位のためのH/Wの追加を必要とするので、ネットワーク事業者にとって非常に大きな初期投資を要する技術である。また、構築後にも無線ネットワークの変更及び進化に応じて持続的な投資及び維持補修が必要だという問題点がある。
また、移動通信端末機の位置X(x、y、z)を決めるために、複数の基地局(BS1、BS2、BS3)からのRSS(Received Signal Strength:受信される信号の強さ)を距離で換算する三角測量法が開発されてきた。しかしながら、RSSが周辺環境の影響に非常に敏感且つ不安定なので、このような三角測量法は非常に不正確であり、このため移動通信網で使用するのに適合していないという問題点がある。
その他にも、位置別に複数の基地局より受信される信号値をデータベース化し、これを測定された信号値と比較することで、移動通信端末機の現在位置を決めようとするデータベースパターンマッチング技術がある。しかしながら、このようなデータベースパターンマッチング技術では、非常に多くの位置における信号値に対してデータベース化しなければならないだけでなく、基地局の位置、方向、周辺建物の位置などが変わるたびにこれを反映してデータベースをアップデートしなければならないので、データベースの構築、維持及び管理に莫大な費用が所要されるという問題点がある。
このように、性能向上のための側位技術の具現は、殆どハードウェアー的なソリューションであり、上述したようにハードウェアー的な接近方法は莫大な費用が要求されるため、国内外移動通信事業者は商用化した製品を採択することが難しい実情にある。また、従来の技術は、良くない周辺環境、例えば室内や陰影地域では正確度が劣るという短所があり、これを克服するためのソリューションは莫大な追加費用およびシステム変更を要求する。
この反面、ソフトウェアを基盤として移動通信端末機の位置を決めようとする試みがあるが、未だ単純な数学的アルゴリズムで接近する程度に過ぎず、移動通信網の実際的な様々な特性を複合的に考慮しない不正確な方法であるため、商用化されていない。また、全世界の移動通信ネットワーク環境によって、側位技術の性能をアップグレードしなければならないという問題点を効果的に解決することができない。
本発明は、前記問題点を解決するためのもので、本発明の目的は、移動通信網で複数の基地局より受信された信号が不安定であっても移動通信端末機の位置が正確に決められるように、複数の基地局から移動通信端末機までの距離間の比率から移動通信端末機の位置を決める方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記移動通信端末機の位置決め方法を実現するシステムを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の一面に係る移動通信端末機の位置決め方法は、複数の基地局より一定信号を受信する段階と、前記受信された信号から前記複数の基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する段階と、前記距離間の比率から第1変数及び第2変数を生成する段階と、前記第1変数及び前記第2変数から前記移動通信端末機の位置を決める段階と、を備える。
前記移動通信端末機の位置決め方法は、前記受信された信号から前記複数の基地局の中心を判断する段階と、前記判断された中心から一定半径内で基地局信号が受信されない仮想基地局の位置値を抽出する段階と、をさらに備え、前記仮想基地局の位置値を前記移動通信端末機の位置決めに用いることができる。
前記目的を達成するために本発明の他面に係る移動通信端末機の位置決め方法は、複数の基地局より一定信号を受信する段階と、前記受信された信号から前記複数の基地局各々と移動通信端末機との間の距離を基盤とする加重値を計算する段階と、前記加重値と前記複数の基地局の位置値から前記移動通信端末機の位置を決める段階と、を備える。
前記他の目的を達成するために本発明の一面に係る移動通信端末機の位置決めシステムは、複数の基地局より受信された信号から、前記複数の基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する距離比率計算部と、前記距離間の比率から第1変数及び第2変数を生成するマーク計算部と、前記第1変数及び前記第2変数から前記移動通信端末機の位置を決める位置決め部と、を備える。
前記移動通信端末機の位置決めシステムは、前記複数の基地局より受信された信号から前記複数の基地局の中心を判断し、前記判断された中心から一定半径内で基地局信号が受信されない仮想基地局の位置値を抽出する仮想基地局選定部をさらに備え、前記位置決め部は、前記仮想基地局の位置値を前記移動通信端末機の位置決めに用いることができる。
前記他の目的を達成するために本発明の他面に係る移動通信端末機の位置決めシステムは、複数の基地局より受信された信号から、前記複数の基地局各々と移動通信端末機との間の距離を基盤とする加重値を計算する加重値計算部と、前記加重値と前記複数の基地局の位置値から前記移動通信端末機の位置を決める位置決め部と、を備える。
以下、添付の図面及び図面に記載された内容を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明するが、本発明が実施形態により制限または限定されるものではない。各図面に提示された同一参照符号は同一部材を示す。
移動通信網内で基地局は、固有識別情報と共に一定データ、すなわち、文字や音声データなどを移動中の移動通信端末機と受け渡ししながら通信することができる。移動通信端末機が通話やメッセージ送信またはインターネット接続などを遂行しない待機モードである場合にも、基地局は、移動通信端末機と基地局識別信号を受け渡しして移動通信端末機の現在の状態を確認することができる。
まず、二つの基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する方法を説明する。
移動通信端末機が移動通信網で何れか一つの基地局より受信する信号の強さまたはパワーPRXは、dB(decibel)スケールで表す時に、数式3のように単純化させることができる。数式3において、PTXは基地局のパイロットチャンネルから発信される信号のパワーであり、Ppathlossは基地局からの発信信号が移動通信端末機まで伝達される過程で損失するパワーである。
前記損失パワーPpathlossは数式4のように表される。数式4において、dは基地局から移動通信端末機までの距離を示し、nは距離による損失の程度を示す経路損失指数(pathloss exponent)である。
数式4においてnは2〜4の値を有する。例えば、nの値は都心地で4、または市外郭や郊外で2.5〜3程度である。基地局より発信された信号を移動通信端末機が受信する時、受信される信号の減殺は基地局と端末機との間の距離(d)によってのみ決められるものでなく、信号電波が伝達される経路の環境(例えば、障害物の通過可否、陰影地域、反射、回折等)によって大きく影響を受ける。この時の環境的な影響(shadowing effect)による損失パワーが、数式4においてXshadowingで表されている。前記損失パワーXshadowingは、平均値0を中心に一定のばらつきを有するログノーマル(log normal)分布を示すと知られている。以下、前記損失パワーXshadowingは無視されると仮定する。
前記損失パワーXshadowingが無視される場合に、基地局と移動通信端末機との間の距離(d)は数式5のように表す。
したがって、基地局より受信された信号のパワーPRXから距離(d)を正確に計算するためには、基地局よりの発信信号のパワーPTXを分からなければならない。本発明では、基地局のパイロットチャンネルから発信された信号のパワーが全部同一であると仮定する。この時、図2のように互いに異なる基地局BS(i)、BS(j)から移動通信端末機の位置X(x、y)までの距離比率(dj/di)は、各基地局より受信された信号のパワーPRXi及びPRXjから数式6のように表す。前記距離比率(dj/di)は、二つの基地局より受信された二つの信号間のパワーの差を基盤にして計算されることが分かる。
上記のような距離比率計算を通じて移動通信端末機の位置を決める本発明の一実施形態に係る非線形最小二乗(nonlinear least square)方法の流れ図が図3に示されている。
本発明に係る非線形最小二乗方法により移動通信端末機の位置を決めるために、まず、数式6のような計算方法によって基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)を計算する(S310)。ここで、移動通信網内のn個の基地局のうち第1基地局の位置(x1、y1)から移動通信端末機の位置X(x、y)までの距離をd1とし、前記第1基地局を除外した他の基地局各々の位置(xi、yi)から移動通信端末機の位置X(x、y)までの距離をdiとする。すなわち、前記計算される距離間の比率(d1/di)は、前記第1基地局と前記移動通信端末機との間の距離(d1)と、前記n個の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離(di)を、比較した比率に該当する。
上記のように、前記距離間の比率(d1/di)が計算されると、前記比率(d1/di)を変数とするアポロニオス(Apollonius)円の上に、移動通信端末機が位置できる点のマークX(x、y)を数式7のように示す。ciは数式8のように前記距離間の比率(d1/di)各々の自乗を示す。アポロニオス円は、2次元平面上の二つの点の間の距離比率(例えば、d1/di)が与えられる時、その比率を満たす点のマークを示す。
数式7を整理すれば数式9の通りである。数式9においてOi(Oxi、Oyi)=((cixi−x1)/(ci−1)、(ciyi−y1)/(ci−1))は、図4にも示されたように、第1基地局の位置(x1、y1)と端末機の位置X(x、y)間の距離(d1)と、他の基地局それぞれの位置(xi、yi)と端末機の位置X(x、y)間の距離(di)との間の比率により、設けられるアポロニオス円の中心であり、その円の半径Piは数式10のように示す(S320)。基地局は固有識別情報と共に移動通信端末機と通信するので、基地局それぞれの位置(xi、yi)は予め計算することができると仮定する。
n個の基地局より受信された信号に環境的な影響をはじめとするエラーが含まれなければ、全体距離比率の組合n(n−1)/2個のうちn−1個だけが独立的であり、n>=4という条件で上記のあらゆるアポロニオス円は1点で会うようになる。この位置が2次元平面上における端末機の位置となる。しかしながら、実質的に環境的な影響が完全に無視されることは不可能なので、アポロニオス円が1点で会わなくて(n−1)個以上の距離比率の組合が使用されることができる。しかしながら、実験結果(n−1)個の組合だけを使用した場合の正確度と、(n−1)個以上を使用した場合の正確度との間に、大きな差がなかったため(複雑度は増える)、数式8のように第1基地局からの距離(d1)と、他の基地局各々からの距離(di)との間の(n−1)個の比率だけが用いられる。
移動通信端末機の位置X(x、y)は、数式11のように非線形最小二乗の問題を計算することによって決められる(S330、S340)。ここで、||は二つの位置座標間の距離を示し、Σターム(term)が最小になるX(x、y)を見出すアーギュメント(argument)の計算は、ニュートン方法(Newtons Method)のような非線形最適化技法により行われることができる。
すなわち、前記アポロニオス円の中心Oi(Oxi、Oyi)から前記移動通信端末機の位置X(x、y)までの距離の自乗|X−Oi|2と、アポロニオス円の半径の自乗Pi2との差値である|X−Oi|2−Pi2の合計が最小になる位置を求める。この時、その差値|X−Oi|2−Pi2をPi2で割る理由は、アポロニオス円の半径が大きな場合に、算出される前記移動通信端末機の位置X(x、y)が距離比率の測定誤差によって、大きく影響を受ける可能性があるためである。言い換えれば、アポロニオス円の半径が大きな場合に、分子の|X−Oi|2−Pi2値を最小化させる全体目的関数のΣタームに寄与する部分が必要以上大きくなることを防止するために、半径の自乗Pi2を分母として|X−Oi|2−Pi2値を割る。
上記のような図3に係る非線形最小二乗方法により、基地局よりの距離比率計算を用いて移動通信端末機の位置を決める本発明の一実施形態に係る移動通信端末機の位置決めシステム500のブロック図が図5に示されている。図5を参照すると、前記位置決めシステム500は、距離比率計算部510、マーク計算部520及び位置決め部530を有する。
前記距離比率計算部510は、(xi、yi)位置にあるn(i=1〜n)個の基地局より発信される一定信号を受信する。これにより、前記距離比率計算部510は、前記基地局より受信された信号から、前記基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)を計算する(図3のS310参照)。
前記距離比率計算部510において前記距離間の比率(d1/di)が計算されると、前記マーク計算部520は、前記比率(d1/di)から、前記移動通信端末機が位置できる点のマークX(x、y)を示すアポロニオス円(数式9)の中心Oi(Oxi、Oyi)および半径Piを計算する(図3のS320参照)。前記アポロニオス円(数式9)の中心はOi(Oxi、Oyi)=((cixi−x1)/(ci−1)、(ciyi−y1)/(ci−1))であり、前記半径は数式10の通りである。
これにより、前記位置決め部530は、前記アポロニオス円(数式9)の中心Oi(Oxi、Oyi)および半径Piから、数式11に係る非線形最小二乗問題を計算することによって前記移動通信端末機の位置X(x、y)を決める(図3のS330、S340参照)。前記位置決め部530は、前記アポロニオス円の中心Oi(Oxi、Oyi)から前記移動通信端末機の位置X(x、y)までの距離の自乗|X−Oi|2と、アポロニオス円の半径の自乗Pi2との差|X−Oi|2−Pi2の合計が最小になる位置を前記移動通信端末機の位置として決めるために、数式11のΣタームが最小になるX(x、y)を見出すアーギュメント計算を遂行する。
以下、前記非線形最適化技法の計算複雑度を減らしてより簡単に計算するものの、前記非線形最適化技法と類似した程度に前記移動通信端末機の位置を正確に決めることができる、加重値重心技法(Weighted centroid method)を説明する。
非線形最適化技法と同様に、基地局よりの距離間の比率(d1/di)を用いて、移動通信端末機の位置を決める本発明の他の実施形態に係る加重値重心技法の流れ図が図6に示されている。
本発明に係る加重値重心技法によって移動通信端末機の位置を決めるために、まず、数式12のような加重値wiを計算する(S610)。ここで、前記加重値wiは、n個の基地局それぞれと前記移動通信端末機との間の距離の逆数であることが分かる。
上記のように、前記加重値wiとして各基地局との距離の逆数が用いられる代わりに、数式6のような計算方法によって基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)が用いられることもある。すなわち、前記加重値wiとして一定基地局と前記移動通信端末機との間の距離(d1)と、前記複数の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離(di)を、比較した比率(d1/di)が用いられることもある。
これにより、移動通信端末機の位置X(x、y)は、数式13のように各基地局の位置Si(xi、yi)に前記加重値wiをかけて足した後、前記加重値wiの合計で割る値として決められる(S620、S630)。ここで、前記加重値wiとして基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)が用いられる場合にも、同じ結果が出ることが分かる。
このような加重値重心技法では、凸包(convex hull)、すなわち、n個の基地局の位置を全部カバーする最小サイズの多角形内の値により、前記移動通信端末機の位置X(x、y)が決められるという限界があるが、一般的な都心環境では、平均的に非線形最適化技法と類似した程度の正確度を示す。
上記のような図6に係る加重値重心技法によって、基地局からの距離比率計算を用いて移動通信端末機の位置を決める本発明の他の実施形態に係る移動通信端末機の位置決めシステム700のブロック図が図7に示されている。図7を参照すると、前記位置決めシステム700は、加重値計算部710及び位置決め部720を有する。
前記加重値計算部710は、(xi、yi)位置にあるn(i=1〜n)個の基地局より発信される一定信号を受信する。これにより、前記加重値計算部710は、前記基地局より受信された信号から、数式12のように前記基地局各々と移動通信端末機との間の距離を基盤とする加重値wiを計算する(図6のS610参照)。上述したように、前記加重値wiとして数式12に係る前記基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離の逆数が用いられ、または、一定基地局と前記移動通信端末機との間の距離(d1)と、前記複数の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離(di)を比較した比率(d1/di)が用いられる。
前記加重値計算部710において前記加重値wiが計算されると、これにより、前記位置決め部720は、数式13に係る加重値重心を計算することによって、前記加重値wiと前記複数の基地局の位置値Si(xi、yi)から前記移動通信端末機の位置を決める(図6のS620、S630参照)。前記位置決め部720は、前記加重値wiによる前記基地局の位置値Si(xi、yi)の平均を前記移動通信端末機の位置として決めるために、各基地局の位置Si(xi、yi)に前記加重値wiをかけて足した値を、前記加重値wiの合計で割る計算を遂行する。
一方、図3の非線形最適化技法によって計算された移動通信端末機の位置が、前記端末機が信号を受信していない基地局と近ければ、その計算された端末機の位置は、信号強さ測定値が周辺環境の影響を大きく受けたので、計算し間違った位置である可能性が高い。信号を受信していない基地局との距離比率が反映されなかったためである。したがって、このような誤りを除去するための本発明のさらに他の実施形態に係る仮想基地局選定技法を提案する。
図3で記述された非線形最適化技法と同様に、基地局からの距離間の比率(d1/di)を用いて、移動通信端末機の位置を決める本発明のさらに他の実施形態に係る仮想基地局選定技法の流れ図が図8に示されている。
本発明に係る仮想基地局選定技法によって移動通信端末機の位置を決めるために、まず、図3と同様に、数式6のような計算方法によって基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)を計算する(S810)。上記のように、前記距離間の比率(d1/di)が計算されると、図3についての説明でも記述したように、数式9によって第1基地局の位置(x1、y1)と端末機の位置X(x、y)間の距離(d1)と、他の基地局それぞれの位置(xi、yi)と端末機の位置X(x、y)間の距離(di)との間の比率で、設けられるアポロニオス円の中心Oi(Oxi、Oyi)および半径Pi(数式10)を計算する(S820)。
この時、図9のように、移動通信端末機が信号を受信した基地局の位置の中心(BSO)を決め、その中心(BSO)から一定距離910以内にあるが、移動通信端末機が信号を受信していない仮想基地局の位置値Vj(例えば、2次元ベクター)を抽出する(S830)。後続計算では、計算された移動通信端末機の位置が仮想基地局の位置Vjの一定臨界値(Dth)内に入らないようにする。
このため、図3の非線形最適化技法によって最小化アーギュメントを求める数式11のΣタームの内部が修正される。すなわち、移動通信端末機の位置X(x、y)は数式14のように計算することによって決められる(S840、S850)。ここで、スケール(SCALE)は任意の係数であり、mは上記で選定された仮想基地局の数である。数式14によれば、移動通信端末機の位置X(x、y)と仮想基地局の位置Vj間の距離が臨界値Dthより小さくなると(すなわち、仮想基地局と近い場合)、アーギュメント目的関数の値を大きくさせるので、その仮想基地局の位置は反映されない。すなわち、数式14で後で追加されたΣターム内の式(sigmoid関数)において、端末機の位置と仮想基地局との間の距離|X−Vj|が、臨界値Dthより大きい時は0に近くて目的関数を小さくするため位置決めに反映され、Dthより小さい時は任意の係数スケール値へ急激に大きくなって目的関数を大きくするため位置決めに反映されない。
上記のような図8に係る仮想基地局選定技法により、基地局からの距離比率計算を用いて移動通信端末機の位置を決める本発明のさらに他の実施形態に係る移動通信端末機の位置決めシステム1000のブロック図が図10に示されている。図10を参照すると、前記位置決めシステム1000は、距離比率計算部1010、マーク計算部1020、仮想基地局選定部1030及び位置決め部1040を有する。前記距離比率計算部1010及び前記マーク計算部1020の動作は、図5の距離比率計算部510及びマーク計算部520の動作と同一なので、それに対する説明は省略し、その他の部分を中心に説明する。
前記距離比率計算部1010は、(xi、yi)位置にあるn(i=1〜n)個の基地局より発信される一定信号を受信し、前記基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率(d1/di)を計算する(図8のS810参照)。
前記距離比率計算部1010で前記距離間の比率(d1/di)が計算されると、前記マーク計算部1020は、前記比率(d1/di)から数式9のアポロニオス円の中心Oi(Oxi、Oyi)および半径Piを計算する(図8のS820参照)。前記アポロニオス円(数式9)の中心はOi(Oxi、Oyi)=((cixi−x1)/(ci−1)、(ciyi−y1)/(ci−1))であり、前記半径は数式10の通りである。
前記仮想基地局選定部1030は、前記基地局より受信された信号から、信号が受信された基地局の中心(BSO)を判断する。前記仮想基地局選定部1030は、図9のように、前記判断された中心(BSO)から一定半径910内で基地局信号が受信されない仮想基地局の位置値Vjを抽出する。
これにより、前記位置決め部1040は、前記仮想基地局の位置値Vj、前記アポロニオス円(数式9)の中心Oi(Oxi、Oyi)および半径Piから、数式14に係る最小化アーギュメント問題を計算することによって、前記移動通信端末機の位置X(x、y)を決める(図8のS840、S850参照)。前記位置決め部1040は、前記移動通信端末機と仮想基地局との距離が臨界値Dthより小さくならないように移動通信端末機の位置を決める。
上述したように、本発明の実施形態に係る移動通信端末機の位置決めシステム500、700、1000は、移動通信端末機内に搭載されることができ、前記システム500、700、1000が搭載された移動通信端末機を携帯したユーザは、移動中にも端末機の位置を基盤とする多様なサービスを提供されることができる。
図11のように、前記位置決めシステム500、700、1000は、移動通信端末機とネットワークで連結された一定側位サーバに搭載される。例えば、移動通信端末機が基地局より受信した信号をネットワークを介して前記側位サーバに送信することができ、これにより前記側位サーバは、図3、図6または図8に係る移動通信端末機の位置を決めることができる。前記側位サーバで決められた移動通信端末機の位置情報は、再び位置基盤サービス情報と共に前記移動通信端末機にフィードバックされることができる。前記側位サーバは、基地局、基地局制御機、または基地局交換機等に位置することができ、移動通信端末機から信号を受信することができる所であれば、その設置場所は限定されない。
但し、現在、移動通信端末機のプロセッサー、メモリー、RFモジュール等のリソース環境が急激に向上されることを考慮し、本発明に係る位置決めシステムの構成を移動通信端末機に搭載して移動通信端末機内で動作させることにより、移動通信端末機がネットワークを介した側位サーバの助けなく、各基地局より受信する基地局識別情報を用いて端末機の位置決めを直接遂行するようにすることができる。すなわち、位置決めシステムを移動通信網内で別途のプラットホーム(platform)形態に構築するものでなく、移動通信端末機の内部に搭載することによって、移動通信端末機の位置を決める時に移動通信端末機と側位サーバとの間に互いに受け渡しするメッセージによって発生し得るシステムの負荷を減らし、別途のプラットホーム構築時に所要される費用を節減し、移動通信事業者にとって位置基盤サービス(LBS)を早期に導入及び活性化させることができるという長所が得られる。
前記実施形態では、基地局より受信される基地局識別信号としてパイロット信号を例示しているが、それぞれの基地局より受信される信号を端末機で区別して各信号の強さ(パワー)を求めることができる信号であれば、その他の形態の信号も使用されることができるという点は、本発明の属する技術分野の当業者にとっては自明であると言えよう。
上記した方式は、基地局が発信した信号の強さを移動通信端末機または一定側位サーバが測定して端末機の現在位置を決めるダウンリンク(Downlink)に該当する。しかしながら、上記した方式は、アップリンク(Uplink)にも適用することができる。すなわち、例えば、図12のように、複数の基地局が移動通信端末機より発信される基地局識別信号を受信し、各基地局で受信された基地局識別信号をネットワークを介して一定側位サーバで収集する。これにより、前記側位サーバは、図3、図6または図8によって信号の強さの差により決められる距離比率を用いて、移動通信端末機の位置を決めることができる。前記側位サーバで決められた移動通信端末機の位置情報は、再び位置基盤サービス情報と共に前記移動通信端末機にフィードバックされることができる。
本発明に係る移動通信端末機の位置決め方法及びシステムに対して、上記で2次元平面を仮定し記述したが、これに限定されず、数学式の若干の修正によって3次元空間への拡張適用が可能である。
また、本発明に係る移動通信端末機の位置決め方法及びシステムは、移動通信網をはじめとして携帯インターネット(例えば、Wibro)のようなあらゆる種類の無線通信サービスに適用可能である。
上述したように、本発明に係る移動通信端末機の位置決め方法及びシステムでは、複数の基地局から移動通信端末機までの距離間の比率(d1/di)を基盤として、前記移動通信端末機の位置が決められる。前記移動通信端末機の位置を決める方法として、前記距離間の比率(d1/di)に簡単に加重値をかけて平均する加重値重心技法、前記距離間の比率(d1/di)を変数とするアポロニオス円を用いる非線形最適化技法、または、前記移動通信端末機が信号を受信していない仮想基地局を選定する技法が用いられる。
本明細書に開示された方法及び装置で使われる機能は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータが読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ貯蔵装置などがあり、また、搬送波(carrier wave、例えばインターネットを介した送信)の形態で具現されることも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存され実行されることができる。
以上、本発明を実施形態および図面により説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で当業者によって色々な変形が可能である。したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて決められず、後述する特許請求範囲だけでなく、この特許請求範囲と均等なものにより決められるべきである。
上述したように、本発明に係る移動通信端末機の位置決め方法及びシステムでは、複数の基地局から移動通信端末機までの距離間の比率を用いるので、複数の基地局より受信された信号の強さやこれにより計算された距離値は、室内や陰影地域などのように周辺環境影響により大きな変動を受けるとしても、その相対的の距離比率の安定性によって移動通信端末機の位置が正確に決められる効果がある。前記移動通信端末機の位置決め方法及びシステムは、多様な形態の無線通信サービスに少ない費用で適用することができる。
Claims (17)
- 複数の基地局より基地局識別信号を受信する段階と、
前記受信された基地局識別信号から前記複数の基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する段階と、
前記距離間の比率から第1変数及び第2変数を生成する段階と、
前記第1変数及び前記第2変数から前記移動通信端末機の位置を決める段階と、
を備えることを特徴とする移動通信端末機の位置決め方法。 - 前記距離間の比率は、一定基地局と前記移動通信端末機との間の距離と、前記複数の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離を、比較した比率であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記距離間の比率は、前記複数の基地局より受信された二つの基地局識別信号間のパワーの差を基盤にして計算されることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記第1変数及び前記第2変数は、それぞれアポロニオス(Apollonius)円の中心および半径であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記移動通信端末機の位置は、前記アポロニオス円の中心から前記移動通信端末機の位置までの距離の自乗の合計が最小になる位置であることを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記受信された基地局識別信号から前記複数の基地局の中心を判断する段階と、
前記判断された中心から一定半径内で基地局識別信号が受信されない仮想基地局の位置値を抽出する段階と、
をさらに備え、
前記仮想基地局の位置値を前記移動通信端末機の位置決めに用いることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の位置決め方法。 - 前記移動通信端末機との距離が、臨界値より大きな仮想基地局の位置は前記移動通信端末機の位置決めに反映され、臨界値より大きくない仮想基地局の位置は前記移動通信端末機の位置決めに反映されないことを特徴とする請求項7に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 複数の基地局より基地局識別信号を受信する段階と、
前記受信された基地局識別信号から前記複数の基地局各々と移動通信端末機との間の距離を基盤とする加重値を計算する段階と、
前記加重値と前記複数の基地局の位置値から前記移動通信端末機の位置を決める段階と、
を備えることを特徴とする移動通信端末機の位置決め方法。 - 前記加重値は、前記複数の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離の逆数であることを特徴とする請求項10に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記加重値は、一定基地局と前記移動通信端末機との間の距離と、前記複数の基地局各々と前記移動通信端末機との間の距離を、比較した比率であることを特徴とする請求項10に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 前記加重値による前記複数の基地局の位置値の平均を前記移動通信端末機の位置として決めることを特徴とする請求項10に記載の移動通信端末機の位置決め方法。
- 複数の基地局より受信された基地局識別信号から、前記複数の基地局と移動通信端末機との間の距離間の比率を計算する距離比率計算部と、
前記距離間の比率から第1変数及び第2変数を生成するマーク計算部と、
前記第1変数及び前記第2変数から前記移動通信端末機の位置を決める位置決め部と、
を備えることを特徴とする移動通信端末機の位置決めシステム。 - 前記複数の基地局より受信された基地局識別信号から前記複数の基地局の中心を判断し、前記判断された中心から一定半径内で基地局識別信号が受信されない仮想基地局の位置値を抽出する仮想基地局選定部をさらに備え、
前記位置決め部は、前記仮想基地局の位置値を前記移動通信端末機の位置決めに用いることを特徴とする請求項14に記載の移動通信端末機の位置決めシステム。 - 複数の基地局より受信された基地局識別信号から、前記複数の基地局各々と移動通信端末機との間の距離を基盤とする加重値を計算する加重値計算部と、
前記加重値と前記複数の基地局の位置値から前記移動通信端末機の位置を決める位置決め部と、
を備えることを特徴とする請求項14に記載の移動通信端末機の位置決めシステム。 - 請求項1ないし請求項13のうち何れか一項の方法を実行するためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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