JP2007530875A - ダブルショルダ型ツールジョイント - Google Patents

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Abstract

石油やガス井戸の掘削に用いられるドリルパイプのためのダブルショルダ型ツールジョイント1である。ピン3は、外面肩部35、管軸50に平行な外周面を有するピンベース34、管軸50に対して所定のテーパを有する雄ネジ部33、及び管軸50に平行な外周面を有するピンノーズ32を有する。ボックス2は、管軸50に平行な内周面を有したボックス入口スリーブ22、雄ネジ部33にねじ係合する雌ネジ部23、ピンノーズ32の外周面に対応する内周面を有するボックス端部スリーブ24、及び内面肩部25を有する。外面肩部35とボックス入口スリーブ先端部21の衝接面及び内面肩部25とピンノーズ先端部31の衝接面の面積の総和を増大させることにより、作業能率を低下させることなく高トルク性能を得ている。

Description

本願は、2004年3月31日出願の特願2004−106970に基づき、その内容を参照として包含するものである。
本発明は、石油やガス井戸の掘削に用いられるドリルパイプのダブルショルダ型のツールジョイントに関し、特に、作業能率を低下させることがなく、高トルク性能を有するダブルショルダ型のツールジョイントに関する。
高深度井戸掘削や水平井戸の掘削に使用されるドリルパイプは、従来からツールジョイントにより接続されている。ツールジョイントの詳細はAPI(米国石油協会)規格Spec.7に規定されている。掘削時に必要な高いトルクを伝達するため、ツールジョイントの外径は管体部の外径より大きな径で形成され、内径は管体部の内径よりも小さな径で形成される。ツールジョイントのトルク性能は、管体部のトルク性能に比べて、80%以上のものが上記の規格において推奨されている。
しかし、特に管体部が高強度グレードである場合は、この規格の条件を満足できない場合が多い。そのため、掘削条件の制限による掘削能率の低下、ネジの損傷等の問題を生じていた。
そこで、上記の問題を解決するために、日本国特許第3057857号では、高トルク性能を有するダブルショルダ型のツールジョイントが提案されている(図1参照)。
図1は、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの断面を示す。また、図2は、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの拡大断面を示す。
このツールジョイント101は、雌ネジ部123を有するボックス102と、雄ネジ部133を有するピン103とから構成される。
ボックス102は、その先端に所定のテーパで形成されたボックス入口スリーブ122と、ボックス入口スリーブ122と同一テーパで形成された雌ネジ部123と、雌ネジ部123と同一テーパで形成されたボックス端部スリーブ124と、ボックス端部スリーブ124の端部から延び管軸150に対し直角に形成された内面肩部125と、管軸に沿って中空部を提供する管内径部141と、ボックス102の外周面を形成するボックス外径部126とを備える。ボックス外径部126は、管軸150に沿って管外径部140からボックス側テーパショルダ127を介して徐々に大径になるように形成される。
ピン103は、その先端に所定のテーパで形成されたピンノーズ132と、ピンノーズ132と同一テーパで形成された雄ネジ部133と、雄ネジ部133と同一テーパで形成されたピンベース134と、ピンベース134の基端部から管軸150に対し直角に形成された外面肩部135と、ピン103の外周面を形成するピン外径部136とを備える。ピン外径部136は、管軸150に沿って管外径部140からピン側テーパショルダ137を介して徐々に大径になるように形成される。なお、図1及び図2においては、雄ネジ部133及び雌ネジ部123のネジ部分は、テーパを明瞭に示すために簡略化されている。
ここで、ピンノーズ長さ132aは、API規格ネジとの互換性を持たせるために、約10mmと短く形成されている。また、ピンベース134の外周部とボックス入口スリーブ122の内周部は、API規格ネジとの互換性を持たせるため、ピンベースすき間139の幅が2.1〜2.5mmとなるように形成されていた。また、ピンノーズ132の外周部とボックス端部スリーブ124の内周部とで構成されるピンノーズすき間138の幅も、2.1〜2.5mmとなるように形成されていた。
ボックス102とピン103は、ボックス入口スリーブ先端部121と外面肩部135の外周部に形成されたベベル121aと135aを備える。ここで、雄ネジ部133と雌ネジ部123のテーパは、2/12である。
以上の構成を有する従来のツールジョイント101のボックス102とピン103は、以下のように接続する。まず、ボックス102とピン103とを相対向させ、ボックス102の開口の中にピン103の先端を挿入し、ボックス102とピン103の両方あるいは一方を回転させ外面肩部135とボックス入口スリーブ先端部121とが衝接するまで手締めを行う。手締め時、内面肩部125とピンノーズ先端部131のクリアランスの幅を0〜0.5mmとする。次いで、締付工具を用いて所定の締め付け強度でピン103とボックス102を締め付ける。
従来のツールジョイント101によると、外面肩部135及び内面肩部125を形成したため、外面肩部135及び内面肩部125が対応するボックス入口スリーブ先端部121及びピンノーズ先端部131の衝接面と平面接触を行うことができる。また、手締め時の内面肩部125とピンノーズ先端部131のクリアランスの幅を0〜0.5mmとしたため、高いトルク値が得られるとともに雄ネジ部133及び雌ネジ部123における引張り応力低減を図ることができる。
しかし、従来のダブルショルダ型のツールジョイントによると、近年のさらなる高トルク性能の要求に応じるには、必ずしも十分ではない場合があった。すなわち、ピンノーズ長さ132aが短いために、ねじ込みの進行によるピンノーズ132の圧縮により、低いねじ込み角度においてもピンノーズ132の圧縮歪みが弾性限度を超え、ピンノーズ132の局部的な塑性変形を招く。その結果、ねじ込み角度を十分に取れず、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの構成は、高いトルク性能の要求に応じるには、必ずしも十分でない場合があった。
近年、高深度の井戸や長さが10kmにも及ぶ水平井戸掘削が頻繁に行われるようになっている。従来のダブルショルダ型のツールジョイントには、1)井戸の穴壁からの摩擦が非常に大きくなるためにより高いトルク性能と、2)掘削時の泥水の圧力低下を防止するための大きな内径と、3)掘削屑の回収効率の改善のための管体部の外径部にできるだけ近い外径とが求められている。ここで、高いトルク性能を得るためには、ピンとボックスとの衝接面積を大きくすることが考えられ、そのために、外径を大きくし、内径を小さくすることが考えられる。
しかし、内径を小さくすることは、上述したように、掘削時の泥水の圧力低下が大きくなる。また、外径を大きくすることは、掘削屑の回収効率が低下する。また、ピン103とボックス102との衝接面積を大きくするために、雄ネジ部133及び雌ネジ部123のテーパを緩くすることが考えられるが、このようなツールジョイントでは、ねじ込み作業に時間がかかるために作業能率が低下する。
従って、本発明の目的は、作業能率を低下させることなく、従来の装置に比べて高トルク性能が得られるダブルショルダ型ツールジョイントを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、所定の外径のピン外径部、所定の内径の管内径部、管軸に直交する衝接面を有する外面肩部、前記管軸に平行な外周面を有するピンベース、前記管軸に対して所定のテーパを有する雄ネジ部、及び前記管軸に平行な外周面と前記管軸に直交する衝接面を有するピンノーズを有したピンと、所定の外径のボックス外径部、所定の内径の管内径部、前記外面肩部の前記衝接面に衝接する衝接面と前記ピンベースの前記外周面に対応する前記管軸に平行な内周面を有したボックス入口スリーブ、前記雄ネジ部にねじ係合する雌ネジ部、前記ピンノーズの前記外周面に対応し前記管軸に平行な内周面を有するボックス端部スリーブ、及び前記ピンノーズの前記衝接面に衝接し前記管軸に直交する衝接面を有する内面肩部を有したボックスより構成されることを特徴とするダブルショルダ型ツールジョイントを提供する。
前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズの外周面と前記ボックス端部スリーブの内周面とのすき間の幅を0.5〜1.6mmとすることが好ましい。
前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンベースの外周面と前記ボックス入口スリーブの内周面とのすき間の幅を0.5〜1.6mmとすることが好ましい。
前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズは、12.7〜38.1mmの長さとすることを特徴とすることが好ましい。
本発明は、更に、所定の外径のピン外径部、所定の内径の管内径部、管軸に直交する衝接面を有する外面肩部、外周面を有するピンベース、前記管軸に対して所定のテーパを有する雄ネジ部、及び前記雄ネジ部のテーパより小さなテーパを有する外周面と前記管軸に直交する衝接面を有するピンノーズを有したピンと、
所定の外径のボックス外径部、所定の内径の管内径部、前記外面肩部の前記衝接面に衝接する衝接面と前記ピンベースの前記外周面に対応する内周面を有したボックス入口スリーブ、前記雄ネジ部にねじ係合する雌ネジ部、前記ピンノーズの前記外周面に対応する前記管軸に平行な内周面を有するボックス端部スリーブ、及び前記ピンノーズの前記衝接面に衝接し前記管軸に直交する衝接面を有する内面肩部を有したボックスより構成されることを特徴とするダブルショルダ型ツールジョイントを提供する。
本発明のダブルショルダ型ツールジョイントによれば、ピンベースの外周面及びボックス入口スリーブの内周面を管軸に対して平行に形成し、ピンノーズの外周面及びボックス端部スリーブの内周面を管軸に対して平行に形成したため、ボックス入口スリーブの先端部とピンの外面肩部との衝接面積及びピンノーズ先端部とボックスの内面肩部との衝接面積を、従来のものに比べて増加したので、外面肩部及び内面肩部に集中する応力を分散することができる。したがって、ツールジョイントの耐トルク性能が向上し、掘削効率を向上させることができる。ここで、平行とは、小さなテーパを有するものの実質的に平行なものも含むものとする。
本発明のダブルショルダ型ツールジョイントによれば、ピンノーズの外周面とボックス端部スリーブの内周面とのすき間を0.5〜1.6mmの幅とするため、作業性を改善するとともに、内面肩部とピンノーズ先端部の衝接面積を大きくすることができる。
本発明のダブルショルダ型ツールジョイントによれば、ピンベースの外周面とボックス入口スリーブの内周面とのすき間を0.5〜1.6mmの幅とするため、作業性を改善するとともに、外面肩部とボックス入口スリーブ先端部の衝接面積を大きくすることができる。
本発明のダブルショルダ型ツールジョイントによれば、前記ボックスまたはピンの外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたはピンの管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズを12.7〜38.1mmの長さとするため、ねじ込みの進みによるピンノーズに与えられる歪量の弾性限度の増大が期待でき、耐トルク性能を向上させ、装置の寿命を延ばすことができる。
(ツールジョイントの全体構成)
図3は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの全体を示す図である。このダブルショルダ型のツールジョイント1は、ドリルパイプ4の一端に形成され雌ネジ部23を備えたボックス2と、他のドリルパイプ4の一端に形成され、雄ネジ部33を備えたピン3とを螺合する管継手である。ドリルパイプ4は、ボックス2とピン3とを備える、ツールジョイント1により順次ドリルパイプ4を接続するように構成されている。
(ツールジョイントの構成)
図4は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの図3の管軸に沿う断面図である。
図5は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの詳細を示す拡大断面図である。
このツールジョイント1は、雌ネジ部23を有するボックス2と、雄ネジ部33を有するピン3とから構成される。
ボックス2は、管軸50と平行な内周面を有するボックス入口スリーブ22と、ボックス入口スリーブ22に続いて形成され、2/12のテーパを有する雌ネジ部23と、管軸50と平行な内周面を有するボックス端部スリーブ24と、管軸50と直角に形成された内面肩部25と、管軸50に沿って中空部を提供する管内径部41と、ボックス2の外周面を形成するボックス外径部26とを備える。ボックス外径部26は、管外径部40からボックス側テーパショルダ27を介して徐々に大径になるように形成される。なお、図4及び図5においては、雄ネジ部33及び雌ネジ部23のネジ部分は、テーパを明瞭に示すために簡略化されている。
ここで、ボックス入口スリーブ22及びボックス端部スリーブ24は、管軸50と平行な内周面を有することが好ましいが、これに限られない。ボックス入口スリーブ22及びボックス端部スリーブ24は、雌ネジ部23あるいは雄ネジ部33のテーパよりも小さいテーパであれば良く、特に、管軸50に対し1/12以下のテーパであればよい。
本発明において平行とは、このような小さなテーパを有した実質的に平行なものも含むものとする。また、管軸に対して直角とは、直角のみならず、ほぼ直角なものをも含む意味である。
ピン3は、管軸50と平行な外周面を有するピンノーズ32と、ピンノーズ32に続いて形成され、2/12のテーパを有する雄ネジ部33と、雄ネジ部33に続き、管軸50に平行な外周面を有するピンベース34と、ピン外径部36から管軸50に対し直角に形成された外面肩部35と、ピン3の外周面を形成するピン外径部36とを備える。ピン外径部36は、管外径部40からピン側テーパショルダ37を介して徐々に大径になるように形成される。
ここで、ピンノーズ32及びピンベース34は、管軸50と平行な外周面を有することが好ましいが、これに限られない。ピンノーズ32及びピンベース34は、雌ネジ部23あるいは雄ネジ部33のテーパよりも小さいテーパであれば良く、特に、管軸50に対し1/12以下のテーパであればよい。
本発明において平行とは、このように小さなテーパを有した、実質的に平行なものも含むものとする。また、管軸50に対して直角とは、直角のみならず、ほぼ直角なものをも含む意味である。
本発明では、特にピンノーズ32の外周面とボックス端部スリーブ24の内周面を管軸50と平行にすることが重要であり、製造の簡便性などを考慮した場合には、ピンベース34の外周面とボックス入口スリーブ22の内周面は、管軸50とは平行とせずに従来通りのテーパとすることができる。
ピンノーズ32の長さ32aは、ピン外径またはボックス外径が114.3〜190.3mm(管内径が50〜114.3mm)の場合、11〜49mmの長さに形成する。ただし、取り扱い性や製作の難易性を考慮すると、より好ましくは12.7〜38.1mmの長さに形成することが好ましい。
ピンノーズ32の外周面とボックス端部スリーブ24の内周面とのすき間(ピンノーズすき間)38の幅を0.5〜1.6mmとなるように構成する。これは、0.5mm未満では作業性が悪くなり、1.6mmを超えるとピンノーズ先端部31とボックス2の内面肩部25との衝接面積を大きくすることができなくなるためである。
ピンベース34の外周面とボックス入口スリーブ22の内周面とのすき間(ピンベースすき間)39の幅を0.5〜1.6mmとなるように構成する。これは、0.5mm未満では作業性が悪くなり、1.6mmを超えるとボックス入口スリーブ22とピン3の外面肩部35との衝接面積を大きくすることができなくなるためである。
ボックス2及びピン3の材質は、特に限定するものではないが、API規格Spec.7の規定に適合する強度を有するものであればよい。
(ツールジョイントの接続)
本発明の実施の形態に係るツールジョイント1を用いて複数のドリルパイプを接続するには、まず、ボックス2とピン3とを相対向させ、ボックス2の開口の中にピン3の先端を入れ、ボックス2とピン3の両方あるいは一方を回転させ、外面肩部35とボックス入口スリーブ先端部21とが衝接し、さらに、内面肩部25とピンノーズ先端部31とが衝接するまで締結する。
(本実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によると、ボックス入口スリーブ22の内周面とピンベース34の外周面を管軸50と平行に形成し、ボックス端部スリーブ24の内周面とピンノーズ32の外周面を管軸50と平行に形成したため、ピンノーズ32の肉厚及びボックス入口スリーブ22の肉厚を従来のものに比べて厚くすることができる。このため、ボックス入口スリーブの内周面、ピンベースの外周面、ボックス端部スリーブの内周面、及びピンノーズの外周面が、雄ネジ部あるいは雌ネジ部と同じテーパを有する従来のツールジョイントよりも、ボックス入口スリーブ先端部21と外面肩部35との衝接面積及びピンノーズ先端部31と内面肩部25との衝接面積を増加させることができる。これによって、耐トルク性能を向上させ、ツールジョイントの寿命を延ばすことができる。
また、ピンノーズ長さ32aを長くとると、ねじ込みの進みによるピンノーズの変位によってもたらされる歪みが、従来の短いピンノーズ(10mm)に比べて低減され、より大きなねじ込みが可能となる。よって、耐トルク性能が向上し、ツールジョイントの寿命を延ばすことができる。
しかし、ピンノーズ長さ32aを50mm以上にするとピンノーズ32の剛性の低下を招き、より大きな締付け角度を必要とするようになり、雌ネジ部23及び雄ネジ部、及び内面肩部25の磨耗が大きくなる。その結果、却って寿命が低下することとなる。
図6Aは、本発明の実施の形態のダブルショルダ型のツールジョイントの外面肩部とボックス入口スリーブ先端部の衝接面を示す図4のA−A線に沿う断面図であり、図6Bは、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの外面肩部とボックス入口スリーブ先端部の衝接面を示す図1のA’−A’線に沿う断面図である。
図6Aに示した本発明のダブルショルダ型のツールジョイントにおいて、外面肩部35がボックス入口スリーブ先端部21と衝接するときの衝接幅をaとする。
一方、図6Bに示した従来の外面肩部135がボックス入口スリーブ先端部121と衝接するときの衝接幅をbとする。
図6A及び図6Bに示されるように、a>bとなり、本発明の衝接幅aが従来の衝接幅bより大きくなる。すなわち、雌ネジ部23のボックス入口スリーブ22側の端部から管軸50と平行に伸びるようにボックス入口スリーブ22を形成しているため、雌ネジ部123と同一テーパを有するボックス入口スリーブ先端部121が外面肩部135に衝接する従来のツールジョイントとは、その衝接幅が異なる。
従って、本発明のボックス入口スリーブ先端部と外面肩部の衝接面積が従来のツールジョイントの衝接面積に比べて大きくなる。
図7Aは、本発明の実施の形態のダブルショルダ型のツールジョイントの内面肩部とピンノーズ先端部の衝接面を示す図4のB−B線に沿う断面図であり、図7Bは、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの内面肩部とピンノーズ先端部の衝接面を示す図1のB’−B’線に沿う断面図である。
図7Aに示した本発明のダブルショルダ型のツールジョイントにおいて、内面肩部25がピンノーズ先端部31と衝接するときの衝接幅をa’とする。
一方、図7Bに示した従来の内面肩部125がピンノーズ先端部131と衝接するときの衝接幅をb’とする。
図7A及び図7Bに示されるように、a’>b’となり、本発明の衝接幅a’が従来の衝接幅b’より大きくなる。すなわち、雄ネジ部33のピンノーズ32側の端部から管軸50と平行に伸びるようにピンノーズ32を形成しているため、雄ネジ部133と同一テーパを有するピンノーズ先端部131が内面肩部125に衝接する従来のツールジョイントとは、その衝接幅が異なる。
従って、本発明のピンノーズ先端部と内面肩部の衝接面積が従来のツールジョイントの衝接面積に比べて大きくなる。
〔実施例1〕
本発明の実施例1について説明する。この実施例1は、ピン及びボックスをAISI規格のSAE4137H系の材料(焼入れ性を保証した構造用鋼材)により形成したものである。SAE4137系の材料の代表的成分は、C:0.37wt%,Si:0.2wt%,Mn:1.0wt%,Cr:1.0wt%,及びMo:0.2wt%である。強度は、API規格Spec.7に従った。ピン及びボックスの外径は177.8mm、内径は108.0mmのものを使用する。このピン及びボックスを互いにねじ込んで手で締め付ける。この手で締め付けた角度を手締め位置として、基準とする。次に、締付工具を用いて所定のトルクで締め付けたときのトルク及び締め付け角度をプロットして、捻り降伏強度を求めた。このとき、ピンノーズは、雄ネジ部の先端部から、管軸と平行に突出させられ、テーパを設けていない。ピンノーズの長さは、21mmとした。
図8及び表1は、その結果を示す。これより、実施例1のツールジョイントは、108,480N・m(締め付け角度43°)において、捻り降伏が開始していることがわかる。
Figure 2007530875
〔実施例2〕
本発明の実施例2について説明する。この実施例2は、ピンノーズの長さを11mmに形成したほかは、実施例1と同様に形成し、捻り降伏強度を求めた。
図8及び表1は、その結果を示す。これより、実施例2のツールジョイントは、101,700N・m(締め付け角度29°)において、捻り降伏が開始していることがわかる。
〔比較例〕
本発明の実施例に対する比較例は、ピンノーズのテーパを2/12とし、ピンノーズの長さを11mmに形成したほかは、実施例1と同様に形成し、捻り降伏強度を求めた。
図8及び表1は、その結果を示す。これより、比較例のツールジョイントは、82,716N・m(締め付け角度24°)において、捻り降伏が開始していることがわかる。
実施例1及び2によれば、外面肩部とボックス入口スリーブ先端部との衝接面積、及び内面肩部とピンノーズ先端部との衝接面積との総和は、比較例より約10%増大していることが確認された(表1参照)。
実施例1によるツールジヨイントの捻り降伏強度は、図8及び表1から明らかなように、比較例の捻り降伏強度に比べて、約31%増大しており、耐トルク性能の改善が確認された。このため、実施例1のツールジョイントは、外面肩部とボックス入口スリーブ先端部との衝接面積、及び内面肩部とピンノーズ先端部との衝接面積との総和を増大すること及びピンノーズの長さを長くすることにより、高いトルク性能を有することがわかる。
また、実施例1によるツールジョイントの捻り降伏強度は、管体の捻り降伏強度(123,800N・m)の87.6%となっており、APIの推奨値である80%を超えている。
なお、実施例1の雄ネジ部及び雌ネジ部のテーパは、比較例と同じく2/12としたことから、ねじ込み作業性は、比較例と同等であった。
また、実施例2によるツールジョイントは、図5及び表1から明らかなように比較例の捻り降伏強度に比べて、約23%増大しており、耐トルク性能の改善が確認された。このため、実施例2のツールジョイントは、外面肩部とボックス入口スリーブ先端部との衝接面積、及び内面肩部とピンノーズ先端部との衝接面積との総和を増大することにより高いトルク性能を有することがわかる。
また、実施例2によるツールジョイントの捻り降伏強度は、管体の捻り降伏強度(123,800N・m)の82.1%となっており、APIの推奨値である80%を超えている。
なお、実施例2の雄ネジ部及び雌ネジ部のテーパは、比較例と同じく2/12としたことから、ねじ込み作業性は、比較例と同等であった。
(FEM解析によるトルク性能の確認)
図9Aは、有限要素法解析(FEM解析)により得られた本発明の実施例1のツールジョイントの要部の応力分布を示し、図9Bは、有限要素法解析(FEM解析)により得られた比較例のツールジョイントの要部の応力分布を示す。以下、応力が最も大なる領域、すなわち、91.8〜133kgf/mmの応力が生じている領域(網目状)の面積を比較して説明する。ここで、ピン3,103及びボックス2,102の降伏応力は、91.4kgf/mmである。
図9Bにおいて、比較例のピン103の応力分布を示す。内面肩部125から発生する圧縮応力とピン103の雄ネジ部133及びボックス102の雌ネジ部123の噛み合わせ部の内面肩部125側の先端にかかる縮径応力が相互に組合わさり、ピンノーズ132の断面図は、ピンノーズ132の全体にわたって降伏応力を超える応力が発生していることを示している。また、ボックス入口スリーブ122から雄ネジ部133及び雌ネジ部123の噛み合わせ部の外面肩部135側にかけて降伏応力を超える応力が発生している。
一方、図9Aにおいて、実施例1のピンノーズ長さ32aを21mmとしたピン3の応力分布を示す。比較例と同一のトルクをかけたときであっても、ピンノーズ先端部31に衝接している内面肩部25から発生する圧縮応力は、雄ネジ部33及び雌ネジ部23の噛み合わせ部の内面肩部25側の先端に発生する縮径応力と干渉しない。ピンノーズ32の断面図は、降伏現象に至る応力がピンノーズ32の全体では発生せず、部分的に抑えることができたことを示している。また、ボックス入口スリーブ22から雄ネジ部33及び雌ネジ部23の噛み合わせ部の外面肩部35側にかけては、降伏現象に至る応力がピンノーズ32の断面全体では発生せず、部分的に抑えることができた。
図9A及び図9Bにおいては、応力が82.6〜91.8kgf/mm及び73.4〜82.6kgf/mmの領域も参考までに示した。一方、それ以外の部分、例えば、雌ネジ部23,123、雄ネジ部33,133、その他の部分にも応力分布が生じているが、図示上省略した。
従って、実施例1のツールジョイントは、比較例と比べて、より大きな回転角度を与えられ、高いトルクに耐えられることがわかった。
以上のように、本発明にかかるダブルショルダ型ツールジョイントは、石油やガス井戸の掘削に用いられるドリルパイプのツールジョイントとして有用であり、特に、高深度の井戸や長さが10kmにも及ぶ水平井戸掘削を行う場合に適している。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの管軸に沿う断面図である。 図2は、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの拡大断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの全体を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの図3の管軸に沿う断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るダブルショルダ型のツールジョイントの拡大断面図である。 図6Aは、本発明の実施の形態のダブルショルダ型のツールジョイントの外面肩部とボックス入口スリーブ先端部の衝接面を示す図4のA−A線に沿う断面図である。 図6Bは、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの外面肩部とボックス入口スリーブ先端部の衝接面を示す図1のA’−A’線に沿う断面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態のダブルショルダ型のツールジョイントの内面肩部とピンノーズ先端部の衝接面を示す図4のB−B線に沿う断面図である。 図7Bは、従来のダブルショルダ型のツールジョイントの内面肩部とピンノーズ先端部の衝接面を示す図1のB’−B’線に沿う断面図である。 図8は、本発明の実施例1,2及び比較例の締め付け試験による降伏強度を求めた図である。 図9Aは、有限要素法解析(FEM解析)により得られた本発明の実施例1のツールジョイントの要部の応力分布を示す。 図9Bは、有限要素法解析(FEM解析)により得られた比較例のツールジョイントの要部の応力分布を示す。

Claims (7)

  1. 所定の外径のピン外径部、所定の内径の管内径部、管軸に直交する衝接面を有する外面肩部、前記管軸に平行な外周面を有するピンベース、前記管軸に対して所定のテーパを有する雄ネジ部、及び先端部分を含むピンノーズの全長にわたって前記管軸に平行な外周面と前記管軸に直交する衝接面を有するピンノーズを有したピンと、
    所定の外径のボックス外径部、所定の内径の管内径部、前記外面肩部の前記衝接面に衝接する衝接面と前記ピンベースの前記外周面に対応する前記管軸に平行な内周面を有したボックス入口スリーブ、前記雄ネジ部にねじ係合する雌ネジ部、前記ピンノーズの前記外周面に対応し前記管軸に平行な内周面を有するボックス端部スリーブ、及び前記ピンノーズの前記衝接面に衝接し前記管軸に直交する衝接面を有する内面肩部を有したボックスより構成されることを特徴とするダブルショルダ型ツールジョイント。
  2. 前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズの外周面と前記ボックス端部スリーブの内周面とのすき間の幅を0.5〜1.6mmとすることを特徴とする請求項1記載のダブルショルダ型ツールジョイント。
  3. 前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンベースの外周面と前記ボックス入口スリーブの内周面とのすき間の幅を0.5〜1.6mmとすることを特徴とする請求項1記載のダブルショルダ型ツールジョイント。
  4. 前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズは、12.7〜38.1mmの長さとすることを特徴とする請求項1記載のダブルショルダ型ツールジョイント。
  5. 前記ボックス外径部または前記ピン外径部が114.3〜190.5mmの外径を有し、前記ボックスまたは前記ピンの前記管内径部が50〜114.3mmの内径を有するときに、前記ピンノーズの外周面と前記ボックス端部スリーブの内周面とのすき間の幅を0.5〜1.6mmとし、前記ピンノーズは、12.7〜38.1mmの長さとすることを特徴とする請求項1記載のダブルショルダ型ツールジョイント。
  6. 前記ピンノーズの外周面と前記ボックス端部スリーブの内周面とのすき間の幅は、前記ピンベースの外周面と前記ボックス入口スリーブの内周面とのすき間の幅とほぼ同じであることを特徴とする請求項1記載のダブルショルダ型ツールジョイント。
  7. 所定の外径のピン外径部、所定の内径の管内径部、管軸に直交する衝接面を有する外面肩部、外周面を有するピンベース、前記管軸に対して所定のテーパを有する雄ネジ部、及び先端部分を含むピンノーズの全長にわたって前記管軸に平行な外周面と前記管軸に直交する衝接面を有するピンノーズを有したピンと、
    所定の外径のボックス外径部、所定の内径の管内径部、前記外面肩部の前記衝接面に衝接する衝接面と前記ピンベースの前記外周面に対応する雌ネジ部のテーパより小さなテーパを有する内周面を有したボックス入口スリーブ、前記雄ネジ部にねじ係合する雌ネジ部、前記ピンノーズの前記外周面に対応し前記管軸に平行な内周面を有するボックス端部スリーブ、及び前記ピンノーズの前記衝接面に衝接し前記管軸に直交する衝接面を有する内面肩部を有したボックスより構成されることを特徴とするダブルショルダ型ツールジョイント。
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