JP2007529976A - 関連付けされていないリンクを介し信号を繰り返す機構 - Google Patents

関連付けされていないリンクを介し信号を繰り返す機構 Download PDF

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Abstract

一実施例によるシステムが開示される。本システムは、第1集積回路(IC)と、第1ICに接続される第1インタフェースと、インタフェースに接続される第2ICとを有する。第1ICは、インタフェースに関連付けされていない複数の信号のそれぞれの状態を、当該状態の変化が検出される毎にインタフェースを介し第2ICにインバンドに送信する。

Description

発明の詳細な説明
[発明の技術分野]
本発明は、集積回路に関し、より詳細には、集積回路間のインタフェース処理に関する。
[背景]
集積回路(IC)は、通常はデータ転送及び制御のためのインタフェースによってシステムに接続されている。このようなインタフェースは、バスやポイント・ツー・ポイントリンクを含むかもしれない。典型的には、リンクに直接的には関連付けされていないが、ICのアクションを調整するのに実現される追加的な信号が存在する。このような信号は、他のタイプの信号のうちエラー及びデバッグ信号を含む。
これらの信号が物理配線として実行されると、個別の各配線は、信号を送信するICと受信するICを復号したそれ自体のピン、タイミングスペック、電圧スペックなどを有する必要がある。現在のシステムは、各配線を介し搬送された同一の情報をIC間で通信するため各ICを接続する既存のバス又はリンク上で割り当てられていないプロトコルポイントを実現し、これにより、さらなる配線を排除することによってIC間の物理的インタフェースを簡単化する。
このような機構は、インバンドシグナリング(in−band signaling)と呼ばれている。なぜなら、プロトコルが関連付けされていないが、さらなる情報がプロトコルシグナリングの一部として搬送され、このため、プロトコルにとってインバンドであるからである。例えば、1つのプロトコルポイントは、「デバッグ信号Aがアサートされている」ことを示すかもしれない。他のプロトコルポイントは、「デバッグ信号Aがデアサートされている」ことを示すであろう。第1ICがデバッグ信号Aがアサートされていることを第2ICに通信する必要があるとき、メッセージ「デバッグ信号Aはアサートされている」が、第1ICから第2ICへのプロトコルストリームにより送信される。デバッグ信号Aがデアサートされているとき、第1ICは、第2ICに「デバッグ信号Aはデアサートされている」を送信する。
さらなる配線を追加することなく各IC間で信号を伝送する上記機構は多くの利点を提供するが、またいくつかの信号がこのように各IC間で送信されているときなど、重大な欠点がある。
[詳細な説明]
関連付けされていないリンクを介し信号を繰り返す機構が説明される。以下の説明では、多数の詳細が提供される。しかしながら、本発明がこれらの具体的詳細なしに実現可能であるということは、当業者には明らかであろう。他の例では、本発明を不明りょうにすることを回避するため、周知の構成及び装置は、詳細にではなくブロック図により示される。
明細書における「一実施例」又は「ある実施例」という表現は、当該実施例に関して説明される特定の特徴又は構成が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。明細書の各所における「一実施例では」というフレーズの出現は、そのすべてが同一の実施例を参照しているとは限らない。
図1は、コンピュータシステム100の一実施例のブロック図である。コンピュータシステム100は、バス105に接続される中央処理ユニット(CPU)102を有する。一実施例では、CPU102は、カリフォルニア州サンタクララのインテルコーポレイションから入手可能なPentium(登録商標)II系プロセッサ、Pentium(登録商標)IIIプロセッサ及びPentium(登録商標)IVプロセッサを含むPentium(登録商標)系プロセッサのプロセッサである。あるいは、他のCPUが使用されてもよい。
チップセット107がまた、バス105に接続される。チップセット107は、メモリコントロールハブ(MCH)110を有する。一実施例では、MCH110は、ハブインタフェースを介し入出力コントロールハブ(ICH)140に接続される。ICH140は、コンピュータシステム100内の入出力(I/O)装置とのインタフェースを提供する。例えば、ICH140は、オレゴン州ポートランドのPCI Special Interest Groupによって開発された仕様書改訂2.1バスに従うPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続されてもよい。
一実施例では、MCH110は、メインシステムメモリ115に接続されるメモリコントローラ112を有する。メインシステムメモリ115は、CPU102又はシステム100に含まれる他の何れかの装置によって実行可能なデータ信号によって表されるコード及び命令シーケンス並びにデータを格納する。一実施例では、メインシステムメモリ115は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を有するが、メインシステムメモリ115は、他のメモリタイプを利用して実現されてもよい。
一実施例によると、MCH110とICH140は、ハブインタフェースを介し接続される個別のIC上に実現される。しかしながら、MCH110とICH140を調整するのに必要とされるかもしれないハブインタフェースに関連付けされていない追加的な信号(エラー信号、デバッグ信号など)が存在してもよい。これらの信号は、一般には以下の特性を有する。1)任意のクロックサイクル上で遷移が発生可能である。2)限定的な遅延が信号がアサートするときと、信号が他のICによって観察されるときの間に許容される。3)安定状態から第1の遷移のタイミングは重要であり、ある状態の始まりを通知する一方、リターンから安定状態への遷移のタイミングはあまり重要ではない。4)各信号は頻繁には変化しないが、複数の信号が近隣のクロックサイクル上で変化するかもしれず、互いの信号変化の相対的なタイミングを維持することが重要である。
上述のように、インバンドシグナリングは、各IC間で情報を通信するのに実現される既存の機構である。複数の信号が同時に又はほぼ同時に(プロトコルによる信号送信速度に関して)インバンドシグナリング変化状態を利用してわたされるとき、インバンドシグナリングを利用した問題が発生する。このようなケースでは、プロトコルは、信号情報を直列化し、1つの信号の新たな状態を送信し、その後、すべての信号に関する変化が通信されるまで次の信号の新しい状態を送信する。
この結果、1つのICにおいて実質的に同時に確認されるアクションが、他のICにおいて時間的に連続に確認されることとなる。例えば、第1IC(IC1)と第2IC(IC2)は通信プロトコルによりリンクによって接続されると仮定する。2つの信号AとBの値が双方のICに関心があると仮定する。これらの信号はIC1に存在し、当該信号はリンクの動作と関連付けされていないが、リンクを介しIC2にインバンド通信される。AのみがIC1においてアサートであるとき、このことは、「Aはアサートされている」というメッセージによりIC2に通知され、IC2は、それが発生した時点から1リンク以内の遅延でAがアサートされたことを知る。同じことが、信号Bのみがアサートされるときに生じ、IC2は、それが発生した時点から1リンク以内の遅延でBがアサートされたことを知る。しかしながら、AとBが同時にアサートされると、これは同時に通信することはできない。なぜなら、「Aがアサートされた」及び「Bがアサートされた」ということは、同時に通信することができない異なるプロトコルポイントであるからである。
この結果、ある機構は、1つの信号を他方に対して優先し、直列的に状態変化を送信しなければならない。送信されない信号によって引き起こされる状態変化は、何れかの方法により格納され、次の機会に送信されねばならない。従って、IC1において知られる、AとBが同時にアサートされたという情報は、AがアサートされるとIC2に到着することによって時間的に歪められ、Bがアサートされることによって以降のリンク遅延に続く。図5において、IC2のこの時間的な歪みが示される。
上述の例は、信号AとBが同時にアサート及びでアサートする場合、さらに複雑なものとなり、信号Aに対する変化は信号Bに対する変化より優先される。図6において、この状況が示される。まず、「Aがアサートされた」が送信されるよう選ばれる。IC1の次のクロックサイクルでは、「Aがアサートされた」の送信中に、AとBはデアサートされる。ここで、「Aがデアサートされた」が送信されるよう選択される。従って、「Bがアサートされた」は、2リンクメッセージ時間だけ遅延される。
さらに、「Bがアサートされた」の後に「Bがデアサートされた」を送信することを記憶するバッファに2つのエントリが要求される。このバッファは、フル及びオーバーフローとなる可能性があり、関連するエラー状態が処理される必要がある。バッファを処理するための例外状態は、複雑なものとなり、設計エラーを招く傾向がある。従って、遷移系列後の最終的な信号状態がバッファにおいて欠落する可能性があり、この結果、エンドにおける受信ICは、信号の1以上の誤った状態を有することとなる。
現在、2つのポイントが、すなわち、アサーションについて1つとデアサーションについて1つが、信号毎にプロトコルにおいて割り当てられている。従って、N個のインバンド信号について2*N個のプロトコルポイントが現在実現されている。一実施例によると、インバンド信号送信のためのプロトコルポイントは変更される。このような実施例では、すべてのインバンド信号の状態は、何れかの変化がインバンド信号の何れかにおいて観察される毎に送信される。この結果、N個のインバンド信号について2個のプロトコルポイントが実現される(例えば、N本の信号ラインの可能性のある各状態について1つのプロトコルポイントが、インバンド送信される)。
さらなる実施例では、送信されるすべてのインバンド信号の状態が、信号の何れかが変化するときは常にサンプリングされる。その後、すべての信号の状態が、インタフェースを介し1つのプロトコルポイントにおいてすぐに送信される。さらなる実施例では、信号を受信するICは、インバンドプロトコルポイントがインタフェースを介し受信される毎に、それが受信する新たな値によりすべての信号を駆動する。
図2は、送信IC200の一実施例を示す。一実施例では、送信IC200はMCH110である。しかしながら、当業者は、送信IC200が何れかのタイプのバス又はインタフェースを介し他のICに接続される他の何れかのタイプのICであってもよい。図2を参照するに、IC200は、信号ロジック210とプロトコルロジック230とを有する。
一実施例では、IC200は、受信ICに送信されるべき各信号について信号ロジック210を有する。従って、信号ロジック210(1)〜210(n)が信号A〜Nに対応して含まれる。ここで、NはN番目の信号を表し、nは対応する信号ロジック210を表す。信号ロジック210は、個別の各信号がインタフェースを介しインバンドに繰り返されることを可能にするロジックを有する。プロトコルロジック230は、インバンドに繰り返される信号を受信し、適切なプロトコルポイントを選択し、当該プロトコルポイントをインタフェースを介し送信されているプロトコルに統合するロジックである。
一実施例によると、図示されるすべての信号と、信号ロジック210とプロトコルロジック230内のフリップフロップは、共通のクロックにより動作する。以下の説明は、同様に動作する他の信号による信号Aと対応する信号ロジック210とに着目する。初期化後、送信信号を起動する信号ロジック210のフリップフロップ2(FF2)がクリアされる。これは、信号Aがマルチプレクサ(mux)を介しFF1のD入力に伝搬されることを可能にする。1クロックサイクル後、signal_A_held信号は、信号Aと同じ値を有する。これは、回路の安定状態である。
長期間の非アサート状態後、信号Aがアサートされるとき、安定状態からの変化が生じる。信号Aがアサートされると、XORゲートはそれの入力に異なる値を検出し、それの出力(L)がアサートされる。これは、送信信号を生成するORゲートを介しFF2のD入力をアサートする。次のクロックにおいて、送信信号とsignal_A_held信号とがアサートされる。信号Aとsignal_A_held信号の両方がこのとき同じ値を有するため、XORゲートの出力Lはデアサートされる。
同時に、送信信号はハイになり、送信信号がすでに安定状態ローであったため、ANDゲートはORゲートへのそれの出力をアサートし、ORゲートはFF2へのD入力をアサートするそれの出力を維持する。従って、QからFF2のDまでのフィードバックループが形成され、送信信号がローにある限りそれの出力を一定してアサートに維持する。
送信信号のアサーションはまた、Q出力からFF1のD入力までのフィードバックループが構成されるようにmuxをスイッチする。送信信号がアサートされている限り、Aは無視され、signal_A_held信号は、送信信号がアサートされたときにそれが有していた値を維持する。以下で説明されるように、送信信号は、信号Aの新たな値がインタフェースにおいて繰り返されるまで、この状態を維持する。従って、muxは、インタフェースにおいて繰り返されるように前の遷移の近傍で行われる信号遷移を無視するために機能する。これは、従来技術と同様に、信号変化をバッファし、その後にインタフェース帯域幅がそれらの送信を許可しないとき、バッファコンテンツを破棄する必要なく実現される。
プロトコルロジック230について、すべてのsignal_A_held信号の値が連続的に観察される。プロトコルロジック230はまた、各信号ロジック210コンポーネントからの送信信号のORを観察する。何れかの送信信号がアサートされると、プロトコルロジック230における送信信号がアサートされる。信号Aに対応する信号ロジック210からの送信信号が、プロトコルロジック230において送信信号をアサートすると、次に利用可能な機会において、プロトコルロジック230は、それらの即値のすべてを表すプロトコルポイントを利用して、すべてのsignal_X_held信号の値を1つのインバンドシグナリングプロトコルフレームに配置する。その後、送信信号は、1つのクロックサイクルについてアサートされる。
送信信号が信号Aについて信号ロジック210に到着すると、QからFF2のDへのフィードバックループが中断され、D入力は非アサートとされる。次のクロックサイクルにおいて、muxをスイッチする送信信号がデアサートされ、これにより、信号AはFF1のD入力とXORゲートへの入力に伝搬される。
信号Aがちょうど繰り返された(又は当該状態に再びリターンした)同じ状態にまだあると仮定すると、XORは、それの2つの入力について同じ値を検出し、当該回路は安定状態にリターンした。しかしながら、信号Aが異なる値を有する場合、XORゲートはこれを検出し、上述のプロセスがインタフェースを介しこの新たな値を送信するため繰り返される。
N個の信号がインタフェースを介しインバンドに繰り返されるとき、それらは互いに関して何れかのクロックサイクルにおいて変化するかもしれないことが確認できる。いくつかのクロックサイクルにおいては変化はないが、他のクロックサイクルにおいては1以上の変化があるかもしれない。また、繰り返しインタフェースがこの変化を繰り返すことが可能であるまでの遅延は、インタフェース設計に応じて短く又は長く、一定又は可変であるかもしれない。何れのケースでも、第1の変化は、インタフェースに信号を繰り返すよう準備させる。
信号を繰り返すよう準備するのにインタフェースによって必要とされる時間中、他の信号は状態を変更し、それらの新しい状態はまた、準備が完了すると繰り返されるであろう。インタフェースの準備ができると、それは、当該時間までに変化した各信号の新たな状態を含むすべての信号の状態をすぐにインタフェースを介し送信する。その後、これらの信号は、インタフェースを介しちょうど繰り返された値に対する変化について再評価される。新たな変化が検出されると、本プロセスは繰り返される。
図3は、受信IC300の一実施例を示す。IC300は、プロトコルロジック330とシーケンシャルロジック350とを有する。シーケンシャルロジック350は、受信される各繰り返し信号に専用のFFを有する。プロトコルロジック330が入力インバンドシグナリングプロトコルフレームを検出すると、プロトコルロジック330は、受信した信号のすべての状態を抽出し、これをシーケンシャルロジック350においてFFのD入力に提供すると同時に、FFがイネーブル信号によりデータを受け付けることを可能にする。これらFFは、次のインバンドシグナリングプロトコルフレームがそれらを更新するまで、最後に書き込まれた値に繰り返し信号を維持する。
ますますICリンクは高速になり、送信エラーを受けやすくなる。インバンド信号の繰り返しは、ときどき送信遅延の最小化やより高いプロトコルレベルでのバッファコンプレクシティの低減などのため、下位のプロトコルレイヤに挿入される。この結果、インバンド信号繰り返しフレームが欠落するかもしれない。
上述の繰り返し機構は、フレームの時間ウィンドウに属するすべての信号変化について1つの信号繰り返しフレームを送信する。当該フレームが欠落する場合、受信ICは、欠落したフレームに含まれる変化によりすべての信号について誤った状態を有することとなる。この状態は、他の信号が変化するまで維持され、すべての信号状態が再び繰り返される。
インバンドシグナリングプロトコルフレームの損失に対する許容度は、上述の信号ロジック210へのシンプルな変更によって実現可能である。この変更は、各信号変化について複数のフレームが送信され、これにより、信号変化の受信機への送信確率が向上する。
各信号変化に対して送信されるフレーム数は、物理リンクを介し予想されるエラーレートを調整するよう設定することが可能である。各変化について複数のフレームを送信することは、リンク帯域幅を使用するが、バッファリングやリトライスキームが実現されることを求めない。到着すべき最初の正しいフレームが受信機における信号値を設定するため、リンクを介し信号を繰り返すための遅延が最小化される。
図4は、インバンドシグナリングプロトコルフレームの損失について耐性を有するインバンドシグナリング機構を含む送信IC200の他の実施例を示す。信号ロジック210における各信号変化について複数のフレームを送信することを実現するため、破線のブロック内のロジック(ORゲート、ANDゲート、FF2など)がロード可能なカウントダウンカウンタ420と置き換えられる。信号Lは、カウンタ420のロード信号である。Lがアサートされると、カウンタ420はそれのデフォルト値をロードする。Cがアサートされるすべてのクロックサイクルについて、Eがまたアサートされると、カウンタ420は1だけカウントをデクリメントする。カウンタ420の出力Nは、カウンタ値が非ゼロであるときは常にアサートされる。
カウンタ420は、以下のようにIC200において動作する。XORゲートが信号変化の結果としてアサートされると、Lはアサートされる。信号変化がXORの入力を同一にした後の最初のクロックサイクルとして、Lは1つのみのサイクルについてアサートされる。Lをアサートすることは、カウンタへのデフォルト値を次のクロックエッジにロードする。デフォルト値420の値は、リンクエラーレート、プロトコルスループットに対する影響、繰り返されるデータの重要性などをバランスするよう選ばれる。
カウンタ420がロードされると、カウンタ420は現在非ゼロであるため、それのN出力はアサートされる。これはmuxをスイッチし、それの送信中に入力信号の値を保持する。N出力のアサートはまた、信号Eをアサートし、C入力のアサーションに基づき、カウンタ420をカウントダウンすることを可能にする。それはまた、プロトコルロジック230への送信信号をアサートする。
プロトコルロジック230がアサートされた送信信号を観察する毎に、プロトコルロジック230は、信号を繰り返す準備をし、それらの値をキャプチャし、インバンドシグナリングプロトコルフレームを送信し、送信信号をアサートする。信号変化した各信号ロジック210のコンポーネントのカウンタ420は、非ゼロの値を有する。送信パルスは、この状態で1カウントだけ各カウンタ420をデクリメントする。このことは、当該カウンタが追跡している信号変化がリンクを介し以前に送信されたことを示す。これは、このような各カウンタが0に到達し、Nがデアサートされ、カウンタ420がディスエーブルされ(この結果、それはアンダーフローしない)、信号ロジック210からプロトコルロジックへの送信信号はデアサートされ、muxはさらなる入力信号の変化を観察するようスイッチするまで継続される。
上述の機構は、各信号遷移のインバンド信号フレームのデフォルト数を送信する。他の信号に対する以前の変化の繰り返し中、さらなる信号に対する変化が生じると、これらさらなる変化は、送信される次の及び以降のインバンドシグナリングフレームにすぐに含まれる。直近に生じた信号変化がデフォルト回数だけ繰り返されると、インバンドシグナリングプロトコルフレームの送信は停止する。
カウンタを含む信号ロジック210と共に使用される受信IC300(図3)は、上述した受信機と同一である。エラーによって損傷したインバンドシグナリングプロトコルフレームは、プロトコルロジック330によるリンクチェックにより検出され、イネーブル信号がアサートされることなく破棄される。従って、IC300に信号値を保持するシーケンシャルロジック350内のFFの出力は変化しない。リンクチェックをパスした最初のインバンドシグナリングプロトコルフレームは、すべての信号FFをそれらの正しい繰り返し値に変更する。以降の良好なフレームはまたFFを書き込むが、これらの値は同一であり、このため、IC300の信号における変化は認められない。1つの良好なフレームが受信される限り、信号は正しく繰り返されるであろう。
上述の機構は、第1ICの同時の信号遷移が送信遅延後に第2ICにおいて同時に観察されることを可能にする。さらに、複合的なバッファ(エラーを発生しやすい構成)が軽減される。これは、介在するリンク上のエラーが一部のプロトコルフレームの損失を引き起こすときでさえ真である。さらに、複数の信号上の互いの少数のクロックサイクル内で発生する遷移は、バッファをオーバーフローすることなく、そして信号遷移が予想不可能(予想困難)な方法により失われることなく、インタフェースを介し送信されるかもしれない。
本発明の多数の代替及び改良が、上記説明を参照した後に当業者に明らかになるが、説明のために図示及び説明された何れの実施例も限定的なものとして解釈されるべきではない。従って、様々な実施例の詳細に対する参照は、本発明とみなされる特徴のみを記載した請求項の範囲を限定するものではない。
図1は、コンピュータシステムの一実施例を示す。 図2は、送信ICの一実施例を示す。 図3は、受信ICの一実施例を示す。 図4は、送信ICの他の実施例を示す。 図5は、信号タイミングの一実施例を示すタイミング図である。 図6は、信号タイミングの他の実施例を示すタイミング図である。

Claims (24)

  1. 第1集積回路(IC)と、
    前記第1ICに接続されるインタフェースと、
    前記インタフェースに接続される第2ICと、
    から構成されるシステムであって、
    前記第1ICは、前記インタフェースに関連付けされていない複数の信号のそれぞれの状態を、前記複数の信号の1つの状態の変化が検出される毎に、前記インタフェースを介し前記第2ICのインバンドに同時に送信することを特徴とするシステム。
  2. 請求項1記載のシステムであって、
    前記複数の信号のすべての状態は、前記信号の何れかが変化するときは常に、前記第1ICにおいてサンプリングされることを特徴とするシステム。
  3. 請求項1記載のシステムであって、
    前記第2ICは、前記複数の信号値が受信される毎に、インバンドに受信された新たな値によって前記信号のそれぞれを駆動することを特徴とするシステム。
  4. 請求項1記載のシステムであって、
    前記第1ICは、
    前記複数の信号のそれぞれに関連付けされた信号ロジックと、
    前記複数の信号のそれぞれに関連付けされた信号ロジックに接続され、前記信号値を前記第2ICのプロトコルにインバンドに送信するプロトコルロジックと、
    を有することを特徴とするシステム。
  5. 請求項4記載のシステムであって、
    前記信号ロジックは、
    関連付けされた信号に接続される入力と、held信号値を生成し、前記プロトコルロジックに接続される出力とを有する第1フリップフロップと、
    前記held信号値を受信するため前記第1フリップフロップの出力に接続される入力と、送信信号を生成する出力とを有する第2フリップフロップと、
    を有することを特徴とするシステム。
  6. 請求項4記載のシステムであって、
    前記信号ロジックは、
    関連付けされた信号に接続される入力と、前記プロトコルロジックに接続され、held信号値を生成する出力とを有するフリップフロップと、
    前記held信号値を受信するため、送信信号を生成する前記フリップフロップの出力に接続された入力を有するカウンタと、
    を有することを特徴とするシステム。
  7. 請求項4記載のシステムであって、
    前記プロトコルロジックは、前記held信号値のすべてを同時に有するプロトコルポイントを選択し、前記プロトコルポイントを前記インタフェースを介し前記第2ICに送信されるプロトコルに統合することを特徴とするシステム。
  8. 請求項7記載のシステムであって、
    以降の信号遷移が短い遅延で通信されるように、さらなる信号遷移毎に送信される前記プロトコルポイントが変更されることを特徴とするシステム。
  9. 請求項1記載のシステムであって、
    前記インタフェースを介し前記第1ICと前記第2ICとの間で繰り返されるように、以前の遷移に近接して行われる信号遷移が破棄され、より広範な遷移及び前記信号の安定状態値が繰り返されることを特徴とするシステム。
  10. 請求項1記載のシステムであって、
    前記第2ICは、
    前記インタフェースに接続され、前記インバンド信号のそれぞれを受信し、前記インバンド信号のそれぞれの状態を抽出するプロトコルロジックと、
    前記プロトコルロジックに接続され、前記インバンド信号のそれぞれの状態を、前記状態が受信されると維持するシーケンシャルロジックと、
    を有することを特徴とするシステム。
  11. 第1集積回路(IC)において複数の信号のそれぞれの状態をモニタするステップと、
    前記複数の信号の1つの状態の変化が検出される毎に、前記信号のそれぞれの状態をインタフェースを介し第2ICにインバンドに送信するステップと、
    から構成されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11記載の方法であって、
    前記第1ICにおいて複数の信号のそれぞれの状態をモニタするステップは、
    前記複数の信号のそれぞれに関連付けされたプロトコルロジックにおいて信号held値をモニタするステップと、
    前記複数の信号のすべてに関連付けされたプロトコルロジックにおいて送信信号をモニタするステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  13. 請求項12記載の方法であって、さらに、
    前記プロトコルロジックにおいて前記入力信号のすべてのheld値を同時に含むプロトコルポイントを選択するステップと、
    前記インタフェースを介し前記第2ICに送信されるプロトコルに前記プロトコルポイントを統合するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  14. 請求項13記載の方法であって、さらに、
    前記第2ICにおいて前記プロトコルポイントを受信するステップと、
    前記複数のインバウンド信号のそれぞれの状態を抽出するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  15. チップセットと、
    前記チップセットに接続されるインタフェースと、
    前記チップセットに接続される集積回路(IC)と、
    から構成されるシステムであって、
    前記チップセットは、前記インタフェースに関連付けされていない複数の信号のそれぞれの状態を、前記複数の信号の1つの状態の変化が検出される毎に、前記インタフェースを介し前記ICにインバンドに同時に送信することを特徴とするシステム。
  16. 請求項15記載のシステムであって、
    前記複数の信号のすべての状態は、前記信号の何れかが変更されると常に前記チップセットにおいてサンプリングされることを特徴とするシステム。
  17. 請求項15記載のシステムであって、
    前記ICは、前記複数の信号値が受信される毎に、インバンドに受信された新たな値によって前記信号のそれぞれを駆動することを特徴とするシステム。
  18. 請求項15記載のシステムであって、
    前記チップセットは、
    前記複数の信号のそれぞれに関連付けされた信号ロジックと、
    前記複数の信号のそれぞれに関連付けされた信号ロジックに接続され、前記信号値を前記ICのプロトコルにインバンドに送信するプロトコルロジックと、
    を有することを特徴とするシステム。
  19. 請求項18記載のシステムであって、
    前記信号ロジックは、
    関連付けされた信号に接続される入力と、前記プロトコルロジックに接続され、held信号値を生成する出力とを有する第1フリップフロップと、
    前記held信号値を受信するため前記第1フリップフロップの出力に接続される入力と、送信信号を生成する出力とを有する第2フリップフロップと、
    を有することを特徴とするシステム。
  20. 請求項18記載のシステムであって、
    前記信号ロジックは、
    関連付けされた信号に接続される入力と、前記プロトコルロジックに接続され、held信号値を生成する出力とを有するフリップフロップと、
    前記held信号値を受信するため、送信信号を生成する前記フリップフロップの出力に接続された入力を有するカウンタと、
    を有することを特徴とするシステム。
  21. 請求項18記載のシステムであって、
    前記プロトコルロジックは、前記held信号値のすべてを同時に有するプロトコルポイントを選択し、前記プロトコルポイントを前記インタフェースを介し前記第2ICに送信されるプロトコルに統合することを特徴とするシステム。
  22. 請求項21記載のシステムであって、
    以降の信号遷移が短い遅延で通信されるように、held信号遷移毎に送信される前記プロトコルポイントが変更されることを特徴とするシステム。
  23. 請求項15記載のシステムであって、
    前記インタフェースを介し前記チップセットと前記ICとの間で繰り返されるように、以前の遷移に近接して行われる信号遷移が破棄され、より広範な遷移及び前記信号の安定状態値が繰り返されることを特徴とするシステム。
  24. 請求項15記載のシステムであって、
    前記ICは、
    前記インタフェースに接続され、前記インバンド信号のそれぞれを受信し、前記インバンド信号のそれぞれの状態を抽出するプロトコルロジックと、
    前記プロトコルロジックに接続され、前記インバンド信号のそれぞれの状態を、前記状態が受信されると維持するシーケンシャルロジックと、
    を有することを特徴とするシステム。
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