JP2007529932A - 廃棄可能なeメールアドレスを生成し、処理するための方法、システム、及びコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 廃棄可能なEメールアドレスの生成、及び廃棄可能なアドレスのシステムにおけるその処理が提供される。生成される廃棄可能なEメールアドレスは、ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含み、パスコードは、廃棄可能なアドレスのシステムによってユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、ユーザによって選択される。パスコードを生成するためのユーザ選択アルゴリズムは、ユーザが所有する異なる廃棄可能なEメールアドレスを定期的に変更することができる。廃棄可能なアドレスのシステムは、汚染されている廃棄可能なEメールアドレスの取り消し表示を保持するための格納部を含み、その宛先のEメールアドレスを有する将来のEメールが、該Eメールアドレスを所有するユーザに送られることを防止する。
【選択図】 図1
Description
2.販売促進用ウェブサイト:受信者は、あるとすれば、つまらない賞品を獲得する機会を得るためにEメールを入力したい気持ちにさせられ、その後、大量メール送信者のアドレス・リストに含められることになる。
3.合法的連絡先リスト:一部の会社は、見込みのある潜在顧客の名前及びEメールアドレスを定期的に販売している。アドレス及び連絡先リストもまた、会社が倒産したときに清算される資産の一部である。大量メール送信者は、これらのEメールアドレスを販売し、それらを他の大量メール送信者に転売する。
1.周知のUME送信者をフィルタリングする。大量メール送信者は、自分達の送信者アドレス(すなわち、「From:」フィールド)を偽造することが多いため、これは、効果がない。
2.全ての未知の送信者をフィルタリングする(「ホワイトリスト」としても知られる)。ビジネスの受信者は、例えば、電話によって又は直接通信を開始した後に、新しい取引先からEメールを受信することが多いので、これは、実際的ではない。
3.UMEの検知(「メッセージ・マッチング」としても知られる)。この方法は、汚染を与えようとする大量メール送信者によって獲得されることを明白な目的として、インターネット上に幾つかのEメールアドレスを掲載するものである。これは、これらのEメールアドレスがメッセージを受信した場合、そのメッセージがUMEであり、全ての類似したEメール・メッセージをUMEとタグ付けできるというものである。しかしながら、大量メール送信者は、個々のメッセージにおいて文字列を付加又は変更するランダムな部分を有するばらばらのメッセージであり、メッセージ・マッチング・システムを働かなくすることがある。
4.コンテンツによるフィルタリング。大部分のUMEは、ソフトウェアをフィルタリングすることによって検知することができる「トリガ・ワード」を含む。例えば、不動産ビジネスに従事していない場合、「抵当権(mortgage)」が職業用のEメールに現れる可能性は低いが、UMEメッセージには頻繁に現れる。このフィルタリングは、極めて有効である。しかしながら、UMEの最近の傾向では、つづりを間違えるか又は変えることによって、大量メール送信者がトリガ・ワードを回避し(例えば、”mortgage”の代わりに、”m0rtgage”又は”m:or.t.gage”等)、そのことがフィルタの効率を低減させることが示される。他の大量メール送信者は、HTMLメッセージ内にコメントを挿入し、トリガ・ワードを壊すことによって(例えば、”mo<!−zzzz――>rtage”等)、単純なフィルタリング・ソフトウェアをだます。こうしてUMEメッセージ内に意味のない文字列を挿入することによって、それらの標準的なサイズが増大される傾向があることにも留意されたい。
5.適応フィルタリング。適応フィルタは、UMEメッセージの形式及びレイアウトを認識し、多くの場合、幾つかの画像を有するHTML書式設定に依存すると教示することができる。しかしながら、本物のプレスリリース及びニュースレターを含む合法的Eメールが、UMEとしてフィルタリングされる可能性がある。さらに、大量メール送信者は、Javascriptエンコードだけでなく、完全に1つ又はそれ以上の画像で構成されるUMEをも用いてUMEの送信を開始した。これらのJavascriptにエンコードされたUMEメッセージ及び画像ベースのUMEメッセージのサイズは、絶えず増大している。
1.クライアント位置フィルタリングは、良好な解決法でない。クライアント側でフィルタリングが行われたとき、UMEは、受信者のマシンに送られ、受信者のメール・エージェントによって廃棄されることになる。その間、受信者のマシンのネットワーク接続は、UMEによって妨げられる。受信者が低速のダイアルアップ接続を用いてEメールをダウンロードしなければならないとき(例えば、受信者が、高速のネットワーキングを装備した企業のオフィスから離れているとき)、UMEのダウンロードによる時間の無駄は著しいものになり得る。
2.無線装置。ますます多くの携帯機器が、Eメールの無線受信を提供する。サービス・プロバイダは、一般に、時間又はメガバイトによって無線接続性を販売する。これらの装置の1つに接続されたEメールアドレスが汚染されると、受信者は、低速で高価な接続でUMEをダウンロードしなければならないので、これは大問題である。UMEメッセージがそれ自体として識別されたとしても、依然としてダウンロードを行わなければならない。
を含む。
・事前に登録された廃棄可能なアドレス。ユーザは、常に可能とは限らない潜在的な送信者に提供する前に、新しい廃棄可能なEメールアドレスを作成し、登録する必要がある。
・オンザフライ式廃棄可能なアドレス。これは、ここに開示されるDASにより可能になる種類である。
ここで提案されるようなオンザフライ式廃棄可能なアドレス(OFDA)において、各々のユーザは、全て同じメールボックスに送られる1組のアドレスを有する。あらゆるインターネットEメールアドレスと同様に、OFDAは、2つの部分、すなわち、
mailboxID@hostname
と書かれたメールボックスID及びホスト名を含む。
・メールボックスを所有するユーザを識別するユーザ名。このユーザ名は、受信者に固有のものである。
・OFDAを提供する送信者を識別するドメイン・タグ(又は、送信者名)。このタグは、ユーザによって割り当てられる。
・あらゆるOFDAにおいて必要とされる文字列であるパスコード。
・ユーザ・アクセス。ユーザは、一般的なネットワーク・クライアント・インターフェース(例えば、ウェブ・ブラウザ)を通してDASにアクセスし、
メールボックスに送られるメッセージのOFDAを列挙し、
個々のOFDAを取り消し、
特定の基準に合致するOFDA(例えば、作成日、OFDAが与えられるエンティティ等)を取り消し、
DASによって用いられるアルゴリズムを変更し、ユーザのパスコードを検証することができる。
・管理者アクセス。DAS管理者は、
全てのユーザによって作成されたOFDAを列挙又は取り消し、
ユーザの認証を変更し、
特定の送信者によって用いられるOFDAを列挙又は取り消す(例えば、管理者が、これらのOFDAがUMEを受信し始めたことを知っている場合、SomeFirm.comによって用いられる全てのOFDAを取り消す)。
あらゆるインターネット・Eメールアドレスは、形態:
mailboxID@hostname
から構成されていることを想起されたい。
・合法的Eメールの拒否を回避するために、ユーザのDASによって受諾され、
・ユーザがオンザフライ式に生成することが容易であり、
・サービス妨害攻撃を回避するために、一定のものではない。
ユーザがワークプレースDAS上にアカウントを設定するとき、ユーザが廃棄可能なアドレスを公表するときにユーザが選択するパスコードを検証するために用い得るパスコード検証アルゴリズム(PVA)のリストが、ユーザに与えられる。個々の好みに適合させるために、アルゴリズムは、簡単なものからより複雑なものまでの範囲にわたることができる。PVAの例には、次のものが含まれる。すなわち、
1.「パスコードは、1つのy及び1つのzを含まなければならない」。有効なパスコードは、「hyphenize」である。
2.「パスコードは、少なくとも6つの文字の長さにし、正確に2つの母音及び1つの数字を含まなければならない」。このアルゴリズムについて、有効なパスコードは、「paint1234」である。
3.「パスコードは、少なくとも7つの文字としなければならず、かつ、1つの奇数及び3つの子音を含まなければならない」。このPVAについては、有効なパスコードは、「ea781sels」である。
4.「パスコードは、繰り返される文字を有していない、少なくとも6つの文字及び1000から2000までの間の数としなければならない」。有効なパスコードは、「brush1234tip」である。
が含まれる。
作動において、DASに結合されたユーザは、最初に、廃棄可能なEメールアドレス(すなわち、OFDA)を作成し(102)、該OFDAを潜在的なEメール送信者に提供する。OFDAは、口頭で又は書面で提供することができる(図1を参照されたい)。次に、意図された送信者が、OFDAを用いてEメールをユーザに送る(104)。ユーザへの全ての外部Eメールは、DASを通過し、DASは、Eメールを受信し、これと関連したOFDAを確認し(106)、OFDAが有効であるかどうかを判断する(108)。「有効でない」場合には、EメールはDASによって拒否される(110)。例えば、OFDA内のユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを確立されたテーブル内の対応する情報と比較することによって、OFDAをユーザ定義OFDAの確立されたテーブルと比較することができる。
passcode.sendertag.username@mycorp.com
を定める。ここで、passcodeは、ユーザ選択のパスコードであり、sendertagは、ユーザがOFDAに与えた、送信者を識別する、ユーザ選択の任意の文字列であり、usernameは、DAS上のユーザの識別子である。
・Uは有効なユーザであり、Sは送信者ドメイン・タグであり、Pはパスコードである場合、メールボックスID M(U,S,P)に送られたEメールを受信する。
・Mが取り消された場合、Eメールを拒否する。
・対(S,P)が、ユーザUについての廃棄可能なEメールアドレスのリストA(U)内に存在する場合、これは、既存の廃棄可能なEメールアドレスであり、Eメールをユーザのメールボックスに送る。
・S又はPが新しいものである場合、パスコードを確認する。
パスコードを確認する:
現在のPVAに対してPを確認する:
・PがユーザのPVAのいずれとも合致しない場合、Eメールを拒否する。
・Pが1つのPVAと合致する場合、送信のためにEメールを受信する。
送信のためにEメールを受信する:
・このメールボックスIDの対(S,P)をユーザについてのアクティブな廃棄可能なアドレスのリストA(U)内に加える。
・Eメール・ヘッダからドメイン名Dを抽出する。
・メールボックスID M(U,S,P)をリストA(D)に加える。
・Eメールをユーザのメールボックスに送る。
Eメールを拒否する:
・EメールをUMEとタグ付けし、これを特別の受信トレイ内に置くか、又は削除する。
・試行ログにおけるU、S、及びPをログに入れる。
DASが受信Eメールを受信すると、DASは、メールボックスIDを確認し、対応するU、S、及びPの部分を抽出する。ユーザ名Uが無効である場合には、Eメールは廃棄され、試行は、随意的に、UME試行ログ内のログに記録される。Uが有効な場合には、DASは、S部分及びP部分を確認する:すなわち、
・S及びPの両方がデータベース内に存在する場合、このことは、アドレスが有効であり、Eメールが送信されることを意味する。
・PがユーザのPVAの1つに合致する新しい有効なパスコードであり、アドレスが有効である場合、送信者ドメインDが抽出され、OFDAが、ユーザについてのアクティブな廃棄可能なアドレスのリストA(U)内に加えられる(図3を参照されたい)。OFDAも送信者ドメインDが用いるアドレスのリストA(D)に加えられる(図4を参照されたい)。次に、メッセージが送信される。
DASは、既存の廃棄可能なアドレスのシステムの間で一般的な標準的ヘッダ再書き込み技術を用いることができる。メッセージが送信されると、そのSMTPヘッダが、DASによって生成された固有の参照番号と共に添付される。この参照番号は、DAS内で、メッセージが送られたメールボックスIDに関連付けられる。次に、Eメール・メッセージが、ユーザのメールボックスに送られる。
パスコードが不正である場合、窓口担当者が、例えば、電話で得たOFDAを単に間違ってタイプしたことを意味する可能性がある。しかしながら、これが、UMEの試行である可能性が最も高い。DASは、統計的カウンタを保持する。OFDAが潜在的なUMEであるとタグ付けされると、カウンタがインクリメントされる。カウンタが、特定の期間内に所定のカウントに達した場合、DASは、Eメール・サーバの過負荷を回避するために、UMEを拒否し始めることがある。例えば、一時間内に受信したEメールの1%より多くが不正なパスコードを有している場合、DASは、これらのEメールを送信する代わりにログに記録するか、又はこれらのEメールをまとめて廃棄する必要がある。
UME試行のレベルが特定のレベルに達した場合、UMEは、サイトの手続き(例えば、コンソール・メッセージを表示する、SNMP警告を生成する、誰かにポケットベルで連絡する等)を用いて、管理者に警告する。
各々のユーザは、ユーザがDASからEメールを受信する個人的なメールボックスを有する。Eメールの一部を潜在的なUMEとしてタグ付けすることができ、ユーザは、潜在的なUMEを検討するか、又はまとめて削除するかを決定することができる。潜在的なUMEを調べるときには、疑わしいEメールに関連した通常の予防策を用いるべきである(Eメールをテキストのみとみなし、HTMLレンダリング又はJavacript解釈を行わず、如何なる添付ファイルも開かない)。DAS内に定められた各ユーザ名について、対応する人用のアカウントがある。ユーザは、例えば、ウェブ・インターネットを通してDASに接続することによって、アカウントを保持することができる。
各々のユーザは、ユーザが受信したメッセージのOFDAを列挙することができる。ユーザはまた、種々の基準を用いて(送信者によってアルファベット順に、受け取った最初のメッセージの時期によって、受け取った最後のメッセージの時期によって、受け取ったEメールの数によって等)、OFDAを分類することもできる。
ユーザは、1つ又は複数のOFDAを選択し、これらを取り消すことができる。OFDAが取り消された場合、このアドレスは現在無効であり、拒否されるはずであると、DASに通知される。DASは、データベースを更新し、ある期間内に取り消されたOFDAの統計的カウンタをインクリメントする。
各々のユーザは、如何なる所定の時間においてもアクティブなPVAのリストを有する。OFDAが前に使われなかった場合、すなわち前にDASで受信されなかった場合にのみ、アクティブなPVAは、公表されたOFDAのパスコード部分を確認する。既存の有効なOFDAは、PVAリストを確認しない。したがって、ユーザは、既存の公表されたOFDAに影響を及ぼさずに、いつでもPVAリストを変更することができる。
DASの管理者は、次の動作を行うことができる。すなわち、
・使用の統計値を考察する。管理者は、通常のEメールサーバによって生成された通常の統計値を参照することができる。管理者はまた、
−OFDAの数、
−ユーザ毎及び期間毎のOFDA生成速度、
−OFDA取り消し速度、
のような、DAS特有の統計値を参照することもできる。
・既存のOFDAをブラウズする。管理者は、DASデータベースのコンテンツ、すなわち、
−ユーザ毎のOFDAのリストA(U)、
−送信者ドメイン毎の、既存のOFDAのリストA(D)
をブラウズすることができる。
・OFDAを取り消す。管理者は、データベース内のいずれのOFDAも取り消すことができる。ドメインが大量メールの送信源になる(例えば、供給業者が、Eメールの顧客アドレスを売るか、他の方法で汚染を生じさせた)場合、管理者は、このドメインによって用いられる既存のOFDAのリストA(D)内の全てのアドレスを取り消すこともできる。
・ユーザを阻止する。管理者は、ユーザを阻止することができる。これは、その時点から、新しいOFDAの作成する権限がユーザに与えられないことを意味する。既存の有効なOFDAを依然として別のEメールアドレスに送信し、転送することができ、或いは廃棄することもできる。
一例において、ここに開示される処理プロトコルの実施において、新しいXMLベースの言語であるPVADL(パスコード検証アルゴリズム記述言語)を用いることができる。PVADLは、次の特性を有する。すなわち、
・PVADLの式構文は、Javaベースの式を有する、J2EE式言語(EL)に基づいている。上に組み入れられた非特許文献1を参照されたい。
・PVADLは、2つの出口タグ、すなわちACCEPT及びREJECTを有する。PVADLスクリプトが実行されると、これらのタブの1つが遭遇したときにPVADLが終了する。PVADLスクリプトは、PVADLが終了する前にこれらのタグの1つに遭遇しなければならない。ACCEPTタグは、評価されるパスコードの受諾をトリガし、REJECTタグは、その拒否をトリガする。
・リテラルは、J2EE ELにおけるように定められる。すなわち、
・ブール値:真(true)及び偽(false)
・整数:Javaにおけるものと同じ
・浮動小数点:Javaおけるものと同じ
・文字列:シングルクオート及びダブルクオートで区切られている。”は、\”としてエスケープされ、’は、Vとしてエスケープされ、\は、\Vとしてエスケープされる。
・Null:無効表現である。
・基本的な演算子は、ELにおけるものと同じである。すなわち、
・算術計算:+、−(二項)、*、/、%、−(単項)、
・論理:and、&&、or、||、not、!、
・関係:==、eq、!=、ne、<、It、>、gt、<=,ge、>=、leである。
・余分の文字列演算子、〜(ティルデ)は、正規表現に対して文字列をチェックするために用いられる。
・変数は、式Ex:<var Message=”Hello World”/>を用いて、varタグにより定められる。
・変数は、中括弧内の文字列を評価することによってアクセスされ、頭にドルが付いている。例えば:単一の変数についての${名前}、又はネスト変数についての${名前、部分、サブ部分}。
・ifタグ<pvadl:if test=”${P.母音.カウント<3}”...</pvadl:if>内で用いることができる試験演算子。
・文字のクラス。PVADLスクリプトの目的は、パスコードが有効かどうかを判断するアルゴリズムを実施することである。第1に、パスコードPは、特別の予約識別子としてアクセス可能である。第2に、パスコードPは、初期設定により、種々の文字クラスに従ってサブ文字列に分割される(下記を参照されたい)。サブ文字列は、特別の予約アレイSとしてアクセス可能である。初期設定クラスは、PVADL文によって変更することができる。Eメールアドレスの一部としてのパスコードは、アルファベットでない文字を有するべきではない(例えば、句読点)。さらに、パスコードの全ての文字は、小文字にマッピングされ、インターネット上で幾つかの大文字・小文字を区別しないEメール・ゲートウェイを可能にする。
・所定のクラス:文字、数字、母音、子音
・クラス・タグ:<pvadl:クラス名=”MyClass” enum=”npqrstvwxz” 記述=”アルファベットにおける最後の10個の子音”/>を有する、列挙によって作成されるユーザ定義のクラス
・正規表現:PVADLは、IBM(登録商標)UNIX(登録商標)System Services regex paserと同じ正規表現を理解する。非特許文献2を参照されたい。(IBM及びz/OSは、米国、他の国、或いはその両方におけるInternational Business Machine Corporationの登録商標であり、UNIXは、米国及び他の国における開放グループの登録商標である。)
・PVADLスクリプトを評価する前に、ネーム空間が、所定の変数、すなわち、
・P、パスコード
・S〔n〕、Pのサブ文字列、
を用いてポピュレートされる。
・Pは、通常、2つのクラス:”文字”(aからzまで)及び”数字”(0から9まで)に従ったサブ文字列に分割される。例えば、”bcd123fgaeiklm”に等しいパスコードは、初期設定によって、3つのサブ文字列S〔0〕=”bed”、S〔1〕=”123”、S〔2〕=”fgaeilkm”に分割される。
PVADLスクリプトは、分割のために用いられるクラスを指定することによって、”split”タグを有するこの初期設定値を指定変更することができる。例えば、文<pvadl:クラスを分割する=”母音、子音、数字”/>に遭遇した後、パスコード”bcd123fgaeiklm”は、5つのサブ文字列S〔0〕からS〔4〕まで:”bed”、”123”、”fg”、”aei”、”klm”に分割される。Sの長さは5である。
・各々のサブ文字列S〔i〕及びPは、次の特性を含むネスト変数とみなされる。
・長さ:サブ文字列内の文字の数、又はアレイ内の要素の数、
・クラス名:定められたクラスの名前の各々は、2つのサブ特性を有する特性である。すなわち、
・カウント:そのクラスの一部である文字の数
・値:数字でできたサブ文字列の数値
・発生〔n〕、サブ文字列内で合致する文字の発生。例えば、Pが”abcdefi2xyza”であると仮定する。次に:
・初期設定値の分割は、S〔0〕=”abcdef”、S〔1〕=”12”、S〔2〕=”xyza”となる。
・P.lengthは12であり、S〔0〕.lengthは6であり、S〔1〕.lengthは2であり、S〔2〕.lengthは4である。
・P.letter.countが10であり、P.digit.countが2であり、P.vowel.countが4であり、P.子音.カウントが6である。
・S〔0〕.vowel.occur〔0〕(第1の母音の位置)は、0(第1のchar)であり、S〔0〕.vowel.occur〔0〕は4である。
・S〔0〕.vowel.occur〔0〕は1である。
PVADLスクリプトの例は、
<?xml version="1.0"encoding="UTF-8" standalone="no"?> <!DOCTYPE
PasscodeValidation SYSTEM"PasscodeValidation.dtd"> <PasscodeValidation>
<AlgorithmName>Simple testalgorithm</AlgorithmName>
</Description>パスコードは、6文字より多い文字を有し、100より大きい数が続くべきである。
<Description>
<AlgorithmVersion>0.01a</AlgorithmVersion>
<pva>
var NumberOfParts=S.length;
var Value=S〔1〕.value;
if (NumberOfParts==2) and (Value > 100){
ACCEPT;} else{
REJECT;} </pva>
</PasscodeValidation>
である。
Claims (43)
- 廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する廃棄可能なEメールアドレスを処理する方法であって、
(i)関連する廃棄可能なEメールアドレスを持ったEメールを受信するステップと、
(ii)前記Eメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、該Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するステップと、
(iii)前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいるので前記廃棄可能なEメールアドレスに係るEメールは汚染されているという表示を、前記ユーザから受信するステップと、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスを取り消し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するステップと
を含む方法。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを、前記ユーザから該廃棄可能なEメールアドレスを受信した1又は複数の送信者に警告するように、該廃棄可能なアドレスのシステムによって提案するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスに宛てて以前にEメールを送った送信者ドメインを識別するステップと、その送信者ドメインから送られたEメールに伴った、前記ユーザ又は他のユーザによって前記ホスト名ドメインで所有される、他の廃棄可能なEメールアドレスの大量取り消しを提供するステップと
をさらに含む、請求項1および請求項2のいずれかに記載の方法。 - 前記判断するステップ(ii)は、
前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記廃棄可能なEメールアドレスからユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを抽出するステップと、
前記ユーザ名が前記廃棄可能なアドレスのシステムに対して予め定義されているかどうかを判断するためのチェックを行い、予め定義されていない場合には前記Eメールを拒否するステップと
を含む、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の方法。 - 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記廃棄可能なEメールアドレスが以前に前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて記録されたことがあるかどうかを判断するステップと、
以前に記録されていなかったものである場合には、前記ユーザに対して定められた複数のパスコード検証アルゴリズムのうちの格納されたユーザ選択のパスコード・アルゴリズムを用いることによって、前記パスコードが有効かどうかを判断するステップと、
前記パスコードが有効でない場合には前記Eメールを拒否するステップと、
そうでない場合には、前記廃棄可能なアドレスのシステムに該廃棄可能なEメールアドレスを記録し、該Eメールを該ユーザに送信するステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが以前に記録されたことがあるものであると、前記廃棄可能なアドレスのシステムが判断する場合には、前記方法は、該廃棄可能なEメールアドレスが取り消されたものであるかどうかを、該廃棄可能なアドレスのシステムによって判断するステップと、
取り消されたものである場合には、潜在的な大量の不要Eメールとして前記Eメールを隔離するステップと、
そうでない場合には、前記Eメールを前記ユーザに送信するステップと
をさらに含む、請求項5に記載の方法。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが取り消されたものであることを、前記ユーザから該廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した合法的送信者ドメインに警告するように、前記廃棄可能なアドレスのシステムによって提案するステップと、
前記廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した送信者ドメインのリストを該ユーザに提供するステップと
をさらに含む、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の方法。 - 前記ユーザが、前記廃棄可能なアドレスのシステムによって提供された前記送信者ドメインのリストから送信者ドメインのサブセットを選択するステップと、
送信者ドメインの前記サブセットについての新しい廃棄可能なアドレスを、前記ユーザによって作成するステップと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。 - 前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記ユーザに対して定められた複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のパスコード検証アルゴリズムを用いて、前記ユーザが作成した前記新しい廃棄可能なEメールアドレスを検証するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
- 前記新しい廃棄可能なEメールアドレスを、前記ユーザが選択した送信者ドメインの前記サブセットに送るステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した送信者ドメインのリストを決定するステップと、
前記リスト内の1又は複数の送信者ドメインから受信したEメールに係る他の廃棄可能なEメールアドレスの大量取り消しを提供するステップと
をさらに含む、請求項1から請求項10までのいずれかに記載の方法。 - 廃棄可能なEメールアドレスを、前記ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに送るステップであって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、該廃棄可能なEメールアドレスを送る先の前記送信者ドメインを識別し、前記生成するステップが、
前記廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するステップと、
前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを、前記ユーザから通知するステップと
を含む、請求項1から請求項11までのいずれかに記載の方法。 - 廃棄可能なEメールアドレスを生成する方法であって、
ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含む廃棄可能なEメールアドレスをユーザが構築することを可能にするステップであって、前記ユーザ名が、前記ホスト名ドメインにおいて前記廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザを識別し、前記ドメイン・タグが、前記ホスト名ドメインにおいてEメール送信者ドメインから該ユーザに宛ててEメールを送るのに用いるために前記廃棄可能なEメールアドレスが与えられることになる前記Eメール送信者ドメインを識別することを特徴とする、ステップと、
前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについての前記パスコードを選択することを可能にするステップと
を含む方法。 - 前記パスコードの選択が、前記廃棄可能なEメールアドレスを予め登録するか、又は予め格納することなく、前記ユーザによってオンザフライ式に行われ、前記方法は、Eメールを受信したときに前記廃棄可能なEメールアドレスをEメールとともに受信したときにその検証に用いるために、前記複数のパスコード検証アルゴリズムのうちの前記ユーザ選択のアルゴリズムを格納するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
- 廃棄可能なEメールアドレスを複数の送信者ドメインについて生成して、複数の廃棄可能なEメールアドレスを生成するステップをさらに含み、異なる送信者ドメインについて、異なるドメイン・タグ及び異なるパスコードを有する固有の廃棄可能なEメールアドレスを前記ユーザが選択することを可能にするステップをさらに含む、請求項13および請求項14のいずれかに記載の方法。
- 異なる廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するときに、前記ユーザが、前記複数のパスコード検証アルゴリズムのうちの前記ユーザ選択のアルゴリズムを変更することを可能にするステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記廃棄可能なEメールアドレスが形式mailboxID@hostnameを有し、mailboxIDは、前記ユーザ名、前記ドメイン・タグ、及び前記パスコードを含み、hostnameとは、前記ホスト名ドメインである、請求項13、請求項14、請求項15および請求項16のいずれかに記載の方法。
- 廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する、受信された廃棄可能なEメールアドレスを処理するためのシステムであって、前記システムが、
(i)関連する廃棄可能なEメールアドレスを持ったEメールを受信するための手段と、
(ii)前記Eメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、該Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するための手段と、
(iii)前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいるので前記廃棄可能なEメールアドレスに係るEメールは汚染されているという表示を、前記ユーザから受信するための手段と、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスを取り消し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するための手段と
を備えるシステム。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを、前記ユーザから該廃棄可能なEメールアドレスを受信した1又は複数の送信者に警告するように、該廃棄可能なアドレスのシステムによって提案するための手段をさらに含む、請求項18に記載のシステム。
- 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスに宛てて以前にEメールを送った送信者ドメインを識別するための手段と、その送信者ドメインから送られたEメールに伴った、前記ユーザ又は他のユーザによって前記ホスト名ドメインで所有される、他の廃棄可能なEメールアドレスの大量取り消しを提供するための手段とをさらに含む、請求項18および請求項19のいずれかに記載のシステム。
- 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記廃棄可能なEメールアドレスが以前に前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて記録されたことがあるかどうかを判断するための手段と、
以前に記録されていなかったものである場合には、前記ユーザに対して定められた複数のパスコード検証アルゴリズムのうちの格納されたユーザ選択のパスコード・アルゴリズムを用いることによって、前記パスコードが有効かどうかを判断するための手段と、
前記パスコードが有効でない場合には前記Eメールを拒否するための手段と、
そうでない場合には、前記廃棄可能なアドレスのシステムに該廃棄可能なEメールアドレスを記録し、該Eメールを該ユーザに送信するための手段と
をさらに備える、請求項18から請求項20までのいずれかに記載のシステム。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが以前に記録されたことがあるものであるという判断に応答して、該廃棄可能なEメールアドレスが取り消されたかどうかを、前記廃棄可能なアドレスのシステムによって判断するための手段と、
取り消されたものである場合には、潜在的な大量の不要Eメールとして前記Eメールを隔離するための手段と、
そうでない場合には、前記Eメールを前記ユーザに送信するための手段と
をさらに備える、請求項21に記載のシステム。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが取り消されたものであることを、前記ユーザから該廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した合法的送信者ドメインに警告するように、前記廃棄可能なアドレスのシステムによって提案するための手段と、
前記廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した送信者ドメインのリストを該ユーザに提供するための手段と
をさらに備える、請求項18から請求項22までのいずれかに記載のシステム。 - 前記ユーザが、前記廃棄可能なアドレスのシステムによって提供された前記送信者ドメインのリストから送信者ドメインのサブセットを選択するための手段と、
送信者ドメインの前記サブセットについての新しい廃棄可能なEメールアドレスを前記ユーザによって作成するための手段と、
前記新しい廃棄可能なEメールアドレスを、前記ユーザが選択した送信者ドメインの前記サブセットに送るための手段と
をさらに含む、請求項23に記載のシステム。 - 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記廃棄可能なEメールアドレスを以前に受信した送信者ドメインのリストを決定するための手段と、
前記リスト内の1又は複数の送信者ドメインから受信したEメールに係る他の廃棄可能なEメールアドレスの大量取り消しを提供するための手段と
をさらに備える、請求項18から請求項24までのいずれかに記載のシステム。 - 廃棄可能なEメールアドレスを、前記ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに送るための手段であって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、前記廃棄可能なEメールアドレスを送る先の前記送信者ドメインを識別し、前記生成するための手段が、
前記廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するための手段と、
前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを、該ユーザによって識別するための手段と
を備える、請求項18から請求項25までのいずれかに記載のシステム。 - 廃棄可能なEメールアドレスを生成するためのシステムであって、
ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含む廃棄可能なEメールアドレスをユーザが構築することを可能にするための手段であって、前記ユーザ名が、前記ホスト名ドメインにおいて前記廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザを識別し、前記ドメイン・タグが、前記ホスト名ドメインにおいてEメール送信者ドメインから該ユーザに宛ててEメールを送るのに用いるために前記廃棄可能なEメールアドレスが与えられることになる前記Eメール送信者ドメインを識別することを特徴とする、手段と、
前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについての前記パスコードを選択するための手段と
を備えるシステム。 - 選択するための前記手段は、前記廃棄可能なEメールアドレスを予め登録するか又は予め格納することなく、前記ユーザによってオンザフライ式に行われ、前記システムは、Eメールを受信したときに前記廃棄可能なEメールアドレスの検証に用いるために、前記複数のパスコード検証アルゴリズムの前記ユーザ選択アルゴリズムを格納するための手段をさらに含む、請求項27に記載のシステム。
- 廃棄可能なEメールアドレスの生成を複数の送信者ドメインについて繰り返して、複数の廃棄可能なEメールアドレスを生成するための手段をさらに備え、異なる送信者ドメインについて、異なるドメイン・タグ及び異なるパスコードを有する固有の廃棄可能なEメールアドレスを前記ユーザが選択するのを可能にするための手段をさらに備える、請求項27および請求項28のいずれかに記載のシステム。
- 異なる廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するときに、前記ユーザが、前記複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを変更することを可能にするための手段をさらに備える、請求項29に記載のシステム。
- ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する、受信された廃棄可能なEメールアドレスを廃棄可能なアドレスのシステムで処理する方法を実行するように、マシンによって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを実態的に具体化する、マシン読み取り可能な少なくとも1つのプログラム格納装置であって、前記方法が、
(i)関連する廃棄可能なEメールアドレスを持ったEメールを受信するステップと、
(ii)前記Eメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、該Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するステップと、
(iii)前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいるので前記廃棄可能なEメールアドレスに係るEメールは汚染されているという表示を、前記ユーザから受信するステップと、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスを取り消し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するステップと
を含む少なくとも1つのプログラム格納装置。 - 前記廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを、前記ユーザから該廃棄可能なEメールアドレスを受信した1又は複数の送信者に警告するように、該廃棄可能なアドレスのシステムによって提案するステップをさらに含む、請求項31に記載の前記少なくとも1つのプログラム格納装置。
- 前記廃棄可能なアドレスのシステムによって、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスに宛てて以前にEメールを送った送信者ドメインを識別するステップと、その送信者ドメインから送られたEメールに伴った、前記ユーザ又は他のユーザによって前記ホスト名ドメインで所有される、他の廃棄可能なEメールアドレスの大量取り消しを提供するステップと
をさらに含む、請求項31に記載の前記少なくとも1つのプログラム格納装置。 - 廃棄可能なEメールアドレスを、前記ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに送るステップであって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、該廃棄可能なEメールアドレスを送る先の前記送信者ドメインを識別し、前記生成するステップが、
前記廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するステップと、
前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを、前記ユーザから通知するステップと
をさらに含む、請求項31から請求項33までのいずれかに記載の前記少なくとも1つのプログラム格納装置。 - 廃棄可能なEメールアドレスを生成する方法を実行するように、マシンによって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを実態的に具体化する、マシン読み取り可能な少なくとも1つのプログラム格納装置であって、前記方法が、
ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含む廃棄可能なEメールアドレスをユーザが構築することを可能にするステップであって、前記ユーザ名が、前記ホスト名ドメインにおいて前記廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザを識別し、前記ドメイン・タグが、前記ホスト名ドメインにおいてEメール送信者ドメインから該ユーザに宛ててEメールを送るのに用いるために前記廃棄可能なEメールアドレスが与えられることになる前記Eメール送信者ドメインを識別することを特徴とする、ステップと、
前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザが、前記廃棄可能なEメールアドレスについての前記パスコードを選択することを可能にするステップと
を含む少なくとも1つのプログラム格納装置。 - 前記選択が、前記廃棄可能なEメールアドレスを予め登録するか、又は予め格納することなく、前記ユーザによってオンザフライ式に行われ、前記方法は、Eメールを受信したときに前記廃棄可能なEメールアドレスをEメールとともに受信したときにその検証に用いるために、前記複数のパスコード検証アルゴリズムのうちの前記ユーザ選択のアルゴリズムを格納するステップをさらに含む、請求項35に記載の前記少なくとも1つのプログラム格納装置。
- 廃棄可能なEメールアドレスの生成を複数の送信者ドメインについて繰り返して、複数の廃棄可能なEメールアドレスを生成するステップをさらに含み、異なる送信者ドメインについて、異なるドメイン・タグ及び異なるパスコードを有する固有の廃棄可能なEメールアドレスを前記ユーザが選択することを可能にするステップをさらに含む、請求項36に記載の前記少なくとも1つのプログラム格納装置。
- 廃棄可能なEメールアドレスを生成する方法であって、
ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含む廃棄可能なEメールアドレスを構築するステップであって、前記ユーザ名が、前記ホスト名ドメインにおいて前記廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザを識別し、前記ドメイン・タグが、前記ホスト名ドメインにおいてEメール送信者ドメインから該ユーザに宛ててEメールを送るのに用いるために前記廃棄可能なEメールアドレスが与えられることになる前記Eメール送信者ドメインを識別することを特徴とする、ステップと、
前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、前記廃棄可能なEメールアドレスについての前記パスコードを選択するステップと
を含む方法。 - ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する廃棄可能なEメールアドレスを処理する方法であって、
(i)廃棄可能なEメールアドレスを、ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに転送するステップであって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、前記廃棄可能なEメールアドレスの転送先である前記送信者ドメインを識別し、前記生成するステップが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザによって、前記廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するステップを含むことを特徴とする、ステップと、
(ii)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて受信したEメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、前記Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するステップと、
(iii)前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを前記ユーザから通知し、該廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを該廃棄可能なアドレスのシステムに知らせるステップと、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスの取り消しを示し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するステップと
を含む方法。 - ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する受信された廃棄可能なEメールアドレスを構築し、処理するためのシステムであって、
(i)廃棄可能なEメールアドレスを、ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに転送するための手段であって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、前記廃棄可能なEメールアドレスの転送先である前記送信者ドメインを識別し、前記生成するための手段が、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザによって、該廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するための手段を備えることを特徴とする、手段と、
(ii)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて受信したEメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、前記Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するための手段と、
(iii)前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを前記ユーザから通知し、該廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを前記廃棄可能なアドレスのシステムに知らせるための手段と、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスの取り消しを示し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するための手段と
を備えるシステム。 - ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを有する受信された廃棄可能なEメールアドレスを処理する方法を実行するように、マシンによって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを実態的に具体化する、マシン読み取り可能な少なくとも1つのプログラム格納装置であって、前記方法が、
(i)廃棄可能なEメールアドレスを、ユーザによって生成し、前記廃棄可能なEメールアドレスを送信者ドメインに送るステップであって、前記廃棄可能なEメールアドレス内のドメイン・タグが、前記廃棄可能なEメールアドレスの転送先である前記送信者ドメインを識別し、前記生成するステップが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、該ユーザによって、前記廃棄可能なEメールアドレスについてのパスコードを選択するステップを含むことを特徴とする、ステップと、
(ii)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて受信したEメールに係る前記廃棄可能なEメールアドレスが有効かどうかを判断し、有効である場合には、前記Eメールを、前記ホスト名ドメインにあり、該廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザに送信するステップと、
(iii)前記廃棄可能なEメールアドレスに係る前記Eメールが大量の不要Eメールを含んでいることを前記ユーザから通知し、該廃棄可能なEメールアドレスが汚染されていることを該廃棄可能なアドレスのシステムに知らせるステップと、
(iv)前記廃棄可能なアドレスのシステムにおいて、前記汚染されている廃棄可能なEメールアドレスの取り消しを示し、その廃棄可能なEメールアドレスを有する将来のEメールが、該廃棄可能なアドレスのシステムによって前記ユーザに送られるのを防止するステップと
を含む少なくとも1つのプログラム格納装置。 - 廃棄可能なEメールアドレスを生成する方法を実行するように、マシンによって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを実態的に具体化する、マシン読み取り可能な少なくとも1つのプログラム格納装置であって、前記方法が、
ホスト名ドメイン、ユーザ名、ドメイン・タグ、及びパスコードを含むことで廃棄可能なEメールアドレスを構築するステップであって、前記ユーザ名が、前記ホスト名ドメインにおいて前記廃棄可能なEメールアドレスを所有するユーザを識別し、前記ドメイン・タグが、前記ホスト名ドメインにおいて前記送信者ドメインから前記ユーザに宛ててEメールを転送するのに用いるために前記廃棄可能なEメールアドレスが与えられる宛先であるEメール送信者ドメインを識別することを特徴とする、ステップと、
前記ユーザに提供された複数のパスコード検証アルゴリズムのうちのユーザ選択のアルゴリズムを用いて、前記ユーザによって、前記廃棄可能なEメールアドレスについての前記パスコードを選択するステップと
を含む少なくとも1つのプログラム格納装置。 - コンピュータ上で実行されるとき、請求項1から請求項17まで、請求項38、および請求項39のいずれか1項に記載の方法を実行するように適合されたプログラム・コード手段を備えるコンピュータ・プログラム。
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