JP2007529635A - 使い捨て手袋等の分配装置 - Google Patents
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Abstract
本体部分と前記本体部分の内側への接近を可能にする開口部とを有する物品、特に手袋(1、101、201、301)を分配する装置(20、120、220、320)。この装置は、口部において実質的に液密封止を達成するとともに、前記本体部分の少なくとも一部分または各本体部分がチャンバの内側に位置するように、前記物品の前記開口部を受ける形状および寸法とされる口部を有するチャンバ(6、106、206、306)を備える。前記装置は、さらに、前記少なくとも1個の物品の内面と外面との間において差圧を生じしめる手段(7、107)を備える。前記差圧は、前記物品を外方に膨張させ、これによって手またはその他の物を前記物品に挿入することが容易になる。
Description
本発明は、特に使い捨て手袋に用いられるが、これに限定されるわけではない、分配または装着装置に関する。
手袋、特に肉薄または使い捨ての手袋および同様の物品は、現在では、医療、歯科、獣医科、外科および仕出し業を含むその他の種々雑多な産業等のさまざまな産業において一般的に用いられている。このような手袋またはその他の物品は、一般に、天然ゴムラテックスおよびビニルまたはニトリル等のその他のラテックス代替物により製造される。これらの手袋は、一般に、着用者の手を保護するとともに、臨床的事例においては患者を交差汚染から保護する障壁とするために用いられる。
肉薄の手袋を装着することは、特に着用者となる人物の手が発汗または装着前の洗浄により湿っている場合、または二重の手袋(手袋の上に手袋)を装着する場合には、困難な作業となりうる。この困難は、手袋が一般に、弾性と伸縮性とを有するとともに手に密着する変形可能な材料により形成されるために生じる。
また、従来の手袋装着方法は、臨床的状況においても、手袋を滅菌状態に保つことまたは交差汚染を防ぐことと相容れない。
本発明の目的は、前記の問題を軽減することにある。
本発明は、以下において、手袋、特に肉薄の手袋に関して説明されるが、これに限られるものではなく、その他の物品、特に使用者の手、指、腕またはその他の身体部分に装着される物品にも等しく用いられうる。たとえば、本発明は、指サック(指サックは、一般に、使用者の指にかぶせられる弾性かつ伸縮性の被覆物である)に用いられうる。
手袋またはその他の物品内に空気を吹き込むことによって、その物品が膨張する。これは、物品の内面および外面上の不均等な圧力の結果として起こる。物品の内面上の(外向き)圧力が増加すると、物品の容積は、内部と外部の圧力が均等になるまで増大する。
手袋をその本来の大きさより膨張させると、容易に手に装着することができる。しかし、手袋の内側が加圧された状態で手袋を装着することは、あまり実際的ではない。本発明を実施する装置は、手袋またはその他の物品の外側の圧力を減少させて、以って前記物品を膨張させる。
したがって、本発明の第1の態様は、本体部分と、前記本体部分の内側への接近を可能にする開口部とを有する物品を分配する装置であって、前記装置は口部を有するチャンバを備え、前記口部は前記物品の前記開口部を受ける形状および寸法にされ、少なくとも1個の物品の前記開口部が、使用時において、前記口部に取り付けられて、前記口部において実質的に液密封止を達成するとともに、前記本体部分の少なくとも一部分または各本体部分がチャンバの内側に配置されるようにし;前記装置は、前記少なくとも1個の物品の内面と外面との間において差圧を生じさせる手段をさらに備える装置を提供する。
好ましくは、前記チャンバは開口部を備え、前記差圧発生手段は、空気またはその他の気体を前記チャンバから前記チャンバ開口部を介して排気する手段を備える。この排気手段は、ポンプまたはファン等の気体抜取り手段を備えうる。前記排気手段は、前記チャンバから気体を放出する手段を備えうる。
いくつかの実施形態において、前記チャンバ開口部は弁を備え、該弁は、気体が前記チャンバから前記チャンバ開口部を介して放出されることを可能にするとともに、実質的に気体が前記チャンバ内に前記チャンバ開口部を介して引き込まれることを防ぐ少なくとも第1のモードで動作しうる。有利な点として、この弁は、気体が前記チャンバ内に前記チャンバ開口部を介して流入しうる第2のモードで動作しうる。
いくつかの実施形態において、前記チャンバは、可逆的に圧縮可能であり、前記チャンバにより規定される容積は、前記チャンバの前記少なくとも一部分の圧縮状態に依存する。前記チャンバの前記少なくとも一部分は、蛇腹状の様式に折り畳まれうる少なくとも1個の溝付き部分を備えうる。前記チャンバは、複数本の実質的に平行な溝を有する本体部を備え得、前記本体部は、蛇腹状の様式に折り畳まれうる。
いくつかの実施形態において、前記装置は、前記チャンバの前記口部用の取外し可能な蓋を含み、前記蓋は、前記口部の上に嵌合せしめられると、前記口部と前記少なくとも1個の物品とのまわりにおいて実質的に液密封止を形成して、装置内において前記少なくとも1個の物品により仕切られる第1および第2の密封区画を創出し、前記第1および第2の区画は、前記蓋が取り外されるまで、部分真空状態に維持される。
前記チャンバ口部のまわりにはつば部が設けられ得、該つば部は、前記少なくとも1個の物品の前記開口部を受けるように構成される。このつば部は、前記口部から、前記口部が位置する平面に対して略垂直な方向に突出しうる。
本発明の第2の態様は、本発明の前記第1の態様の装置を備える分配システムを提供することであり、前記システムは、前記チャンバ口部に取り付けられる前記少なくとも1個の物品をさらに含む。前記少なくとも1個の物品は、好ましくは少なくとも部分的に弾性伸縮性材料により形成される少なくとも1個の手袋を備えうる。
本発明の第3の態様は、本体部分と、前記本体部分の内側への接近を可能にする開口部とを有する物品を分配する方法を提供することであって、前記方法は、少なくとも1個の物品の前記開口部をチャンバの口部に取り付けて、前記口部において実質的に液密封止を達成するとともに、前記本体部分の少なくとも一部分または各本体部分が前記チャンバの内側に配置されるようにする段階と;前記少なくとも1個の物品の内面と外面との間において差圧を生じしめる段階とを備える。
好適な実施形態において、前記装置は、変形可能な材料により形成される手袋(または開口部または口部を有するその他の物品)を分配するのに適合し、口部を有するチャンバと、前記チャンバ内において部分真空を創出する手段とを備え、前記チャンバの前記口部は、前記手袋またはその他の物品の前記開口部を受けるように構成される。前記手袋またはその他の物品は、前記チャンバの前記口部に取り付けられて、前記手袋が大部分において前記チャンバ内に位置するとともに、前記手袋の開口部が前記チャンバの外方を向くようになる。
前記手袋またはその他の物品の開口部が前記チャンバの前記口部に取り付けられると、前記手袋またはその他の物品は、前記チャンバを前記口部において効果的に密封するとともに、前記チャンバ内において部分真空を創出することを可能にする。この部分真空によって前記手袋またはその他の物品が膨張し、それによって使用者が自身の手またはその他の身体部分を前記手袋またはその他の物品内に嵌め込むことが可能になる。
いくつかの実施形態において、前記チャンバの口部は、前記手袋またはその他の物品の開口部を開放または伸張状態に保持する役割を果たす。さらに他の実施形態において、リングが前記手袋またはその他の物品の開口部に取り付けられて、前記物品を開放または伸張状態に保持しうる。このような実施形態においては、前記チャンバの口部は、前記リングを受けるのに適合する。好ましくは、ラッチまたはその他の押し退け手段が、前記チャンバの口部に隣接して設けられるとともに、使用者が手袋を装着した自身の手またはその他の身体部分を前記チャンバから引き抜くときに、前記リングを前記手袋またはその他の物品から押し退けるように構成される。この押し退け手段は、前記リングが用いられるか否かに係わりなく設けられうる。
変形可能な材料により形成される手袋またはその他の物品を分配する好適な方法は:手袋またはその他の物品をチャンバに取り付けて、前記手袋またはその他の物品の開口部が前記チャンバの外方を向くとともに、前記手袋またはその他の物品が主として前記チャンバ内に位置するようにする段階と;前記チャンバ内において部分真空を創出させる段階とを含む。
本発明は、特に弾性伸縮性材料により形成される物品に用いられるのに適するが、これに限定されるものではない。
さらに、本発明は、特に使用前に滅菌状態に保たれる必要がある物品に用いられるのに適するが、これに限定されるものではない。
本発明のさらに他の有利な態様は、当業者には、以下の特定の実施形態の説明を吟味するとともに、添付図面を参照することにより明らかになろう。
以下に、同様の符号を用いて同様の部分が示されている添付図面を参照して、本発明の実施形態を例証として説明する。
以下に、同様の符号を用いて同様の部分が示されている添付図面を参照して、本発明の実施形態を例証として説明する。
次に図面を参照すると、図1に分配または装着される物品が示されているが、この物品は手袋1の形態をとる。この手袋1は、滅菌または未滅菌のゴム(天然または合成)、プラスチックまたは布、またはその他の適切な変形可能材料(特に弾性伸縮性材料)により製作されうる。手袋1は、使用時に、手袋1を装着するため使用者の手(図示せず)が挿入される開口部または口部9を含む。手袋1は、口部9のまわりにおいて周縁リング2(必ずしも円形リングではない)を含みうる。この周縁リング2は、一般に手袋1と一体的に形成されるとともに、たとえば手袋1の巻上げ部分の形態をとりうる。一般に、前記周縁リング2は、弾性伸縮性材料(通常的に前記手袋が製作される材料と同じ材料)によって形成される。
いくつかの実施形態においては、剛性(または半剛性)の支持リング3(必ずしも円形リングではない)が用いられて、手袋1の口部9を開放または展開状態(図1に図示)に保持する。図2に最もわかりやすく示されるように、リング3の外面は、手袋1の周縁リング2を受ける座部11を形成するように整形されうる。図3に、周縁リング2を自身上に載置した状態の支持リング3の部分図が示されている。
図4に、分配装置20の単純な実施形態が示されている。この装置20と、以下に説明される後続の実施形態とは、手袋に関して説明されるが、本発明は手袋に限定されるわけではない。前記装置20は、手袋またはその他の物品の装着を容易にするという点において分配装置と考えられうる。前記装置20およびその他の実施形態は、これに代わる方法として、物品の装着または展開装置として説明されうる。
前記装置20は、チャンバ6と、少なくとも多少の空気(またはその他の気体)を前記チャンバ6から排気する手段とを備える。図4において、前記排気手段は、真空ポンプまたはファン等の真空創出装置7の形態をとる。この真空装置7は、一般に接続管8によってチャンバ6に接続されて、前記真空装置7が、チャンバから空気を吸出することによりチャンバ6(密封時)内に部分真空を創出しうるようになっている。
手袋1は、リング3上に取り付けられて供給されうるが、前記リングは、該手袋を自身の開口部9で支持可能な構造をなす。前記リング3は、何らかの都合の良い形状、たとえば一般に円形または楕円形をとりうる。リング3は、膨張可能とされうるとともに、膨張状態において必ずしも剛性である必要はない。手袋は、分配装置20への装入を容易にするためにカートリッジ(図示せず)に入れられて供給されうる。また同様に、手袋1は、リング3を有さずに、手袋1の口部9そのものが分配装置20に取り付けられて供給されうる。複数個の各手袋1が、隣接する手袋の内側または上に取り付けられて、同時に分配装置20に取り付けられうる。このような場合は、最内側の手袋が最初に排出されうるが、必ずしもそうである必要はない。
有利な点として、チャンバ6は、剛性材料によって形成されるとともに、使用者に対する視認性および視覚フィードバックを向上させるために透明材料により製作されうる。チャンバ6は、リング3(その上に手袋1が取り付けられる)または手袋1そのもの(リング3を有さない)を受容、または載置するための開口部5又は口部を有する。このために、チャンバ口部5は、手袋1またはリング3がその上に嵌合せしめられうる周縁リップ部またはつば部を有する。手袋1またはリング3の保持を容易にするために、前記リップ部またはフランジは、自身の外周縁部のまわりにおいて1本以上の溝または畝を備えうる。手袋1(リング3を有するか、または有さない)が分配装置20上に取り付けられると、該手袋の口部9は、チャンバ6の口部5の上に位置するとともに、チャンバ6の外方を向き、以って外部環境に露呈される。手袋1のほとんどは、図4から理解されうるように、チャンバ6内に位置する。手袋1は、チャンバ口部5について気密または実質気密封止を形成するようにチャンバ6に取り付けられる。
使用中には、1個以上の手袋が、口部9をチャンバ6の口部5に取り付けられた上体でチャンバ6内に配置される。この状態(図4)において、分配装置20は、充填済みまたは装入済みと言われうる。真空創出装置7は、何らかの適切な様式、たとえば手動的、自動的または半自動的に、たとえば近接検出器、赤外線検出器または機械的な手押しまたは足踏みスイッチを用いることにより作動せしめられる。これにより、空気(またはチャンバ6内に含まれる何らかのその他の気体)がチャンバ6の内側から排出される。チャンバ口部5は、手袋1により封止されるため、この空気の排出によって、チャンバ6内の空気圧と周囲空気圧との間において差圧が生じる。特に、チャンバ6内の空気圧は、周囲空気圧より低くなる。手袋1の口部9は、外部環境に露呈されているため、周囲空気圧は、手袋1の内面に作用する。その結果として、手袋は、図5に示されるように「膨張」または膨大する。この膨張状態において、手袋1は、難なく使用者の手(図示せず)を受け入れることができる。
前記真空創出装置は、その後、何らかの適切な方法で、たとえば手動的、自動的または半自動的に、たとえば前記チャンバの内側または外側に配置される近接検出器または赤外線検出器を用いること、または機械的な手押しまたは足踏みスイッチを解除することにより作動解除される。
リング3が存在する場合は、手袋1は、リング3から機械的作用によって解放されうる。図示された実施形態において、チャンバ6は、該チャンバ6の外部に口部5に隣接して配置されるラッチ4(図3)を備える。このラッチ4は、口部5の平面に対して略垂直な方向に、口部5に対して移動可能である。ラッチ4は、該ラッチ4の移動時において、口部5に取り付けられる手袋1の一部分(この場合は周縁リングまたは巻上げ端部2)と係合するように配置される。図4に示されるように、手袋1の巻上げ端部2は、ラッチ4により上方向に押し上げられて、巻上げ端部2がリング3(存在する場合)から解放されるか、または口部5から押し退けられるようになる。次いで、手袋1を装着した状態で手をチャンバから引き抜くことができる。リング3が存在する場合は、該リングは、口部5のまわりに残留するとともに、適切に廃棄されうる。また他の実施形態において、リング3は、手袋1が使用者に装着され終えた後も手袋1に結合されて維持されうる。一実施形態において、前記リングは、1個以上の剛性または半剛性部分と1個以上の伸縮性弾性部分とを備えており、これにより、前記リングは、外力が存在しない状態において収縮状態にある(この状態において前記リングは好ましくは実質的に剛性となる)一方で、膨張してチャンバの口部の上に密着しうる。リング3が用いられず、少なくとも周縁リング2が弾性伸縮性材料により製作される他の場合には、周縁リング2は、口部5に取り付けられると伸張状態に保たれるとともに、口部5から押し退けられると収縮して静止状態となるような構成とされる。
図6および7に、一般に前記装置20と同様であるとともに、同様の説明が当てはまる分配装置120の実施形態が示されている。この装置120は、周縁リム部またはつば部111を自身のまわりに備える開放口部109であるチャンバ106を有する。この好適な実施形態において、つば部111は、口部109が位置する平面に対して略垂直に突出する。前記チャンバは、真空ポンプ107またはその他の気体排出手段が前記チャンバ106から適切に密封された接続部を介して空気(またはその他の気体)を排出しうる第2の開口部またはポート113を含む。本発明のその他の実施形態に関しては、気体/空気排出手段は、手動式ポンプまたは送風機(bellows)を含む何らかの適切な形態をとりうる。チャンバ106の壁部は、剛性、または少なくとも空気がチャンバ106から排出されるときに変形に抵抗することができる程度の十分な剛性を有することが有利である。
使用時に、手袋101は、手袋101の口部の端部をつば部111の上に取り付け、手袋101の端部分がつば部111の外面を取り巻くようにすることによって、チャンバ106の口部109の上に取り付けられる。図6および7の実施形態においては、手袋101は、伸縮性かつ弾性であり、したがって、つば部111の上において伸張せしめられたために、弾力的な把持作用によって該つば部の上に自留していると想定される。図1〜5に関して説明されたように、手袋101は、自身の口部の端部において周縁リングまたは巻上げ部を含みうるが、これは、図6および図7には図示されていない。これに代わる方法として、保持手段、例えば1個以上のクリップまたは帯体(図示せず)等をチャンバ106の口部109に設けて、手袋またはその他の物品を正位置に保持する。手袋101は、取り付けられると、チャンバ106の口部109を密封するとともに、手袋101の開口部または口部105が外部環境に露呈される一方で、手袋101のその他の部分はチャンバ106内に位置するように配置される。
ポンプ107が作動せしめられると、空気がチャンバからポート113を介して排出されて、以って、すでに説明されたように、手袋101の内面と外面との間において差圧が創出される。したがって手袋101は、図7に示されるように膨張する。手袋101をチャンバ106から取り外すためには、使用者は、(片手を手袋101内に挿入した状態で)手袋101の端部をつば部111から引き剥がす。いかなるその他の手袋もチャンバ106に取り付けられたままになっていない場合は、これにより、チャンバ106の口部109における密封が破られ、空気がチャンバ106内に流入しうる。いかなる場合も、手袋を口部109の座部から取り外すと、手袋101の内面と外面との間における圧力が均等化され、手袋101は、使用者の手のまわりにおいて収縮しうる。使用者は、その後、手袋を装着した自分の手をチャンバ106から引き抜くことができる。これに代わる方法として、つば部113から手袋の端部を押し退ける手段、たとえば図3に示されるラッチ機構4が、チャンバ106の外面上に設けられうる。ポート113は、空気をチャンバ106内に流入させる作用をしうる弁を含みうる。これは、1個の手袋が排出された後も、その他の手袋はチャンバに取り付けられたままになっている場合に有用である。
ポート113を介してチャンバ106内への気体の流入と流出とを制御するため、弁(図示せず)がポート113に設けられうる。この弁は、気体をチャンバ106から抜き取るように構成されているだけの一方向弁からなりうる。これに代わる方法として、前記弁は、ポンプ107が非作動状態にあるときに気体がチャンバ106内に戻ることを可能にするように構成されうる。したがって、どのような種類の弁が選択されるかによって、手袋101は、ポンプ107が作動解除されたときに、自身の非膨張状態に復帰可能または不能となる。
図8および図9に、分配装置220のまた他の実施形態が示されている。この装置220は、口部209と、好ましくはつば部211とを有するチャンバ206を備える。前記口部209およびつば部211は、実質的に前記実施形態に関して説明されたものと同じでありうる。チャンバ206は、弁(図示せず)が配置されるポート213を含む。手袋201がチャンバ206に取り付けられると、チャンバ206は、密封されて、前記弁がポート213を介したチャンバ206への空気(またはその他の流体)の流入と流出とを制御するようになる。チャンバ206の本体215の少なくとも一部分は、可逆的に圧縮可能、膨張可能または伸張可能とされて、チャンバ206の内容積が増大または減少せしめられうるようになっている。前記弁は、空気がチャンバ206からポート213を介して放出されることを可能にするが、空気がチャンバ206内にポート211を介して流入することを防ぐ少なくとも1つの動作モードを有しうる。手袋201がチャンバ206に取り付けられると、チャンバ206内の空気圧は、外部または周囲圧力と略等しくなる。本体215が圧縮されると、チャンバ206の内容積が減じられ、空気は、チャンバ206からポート213を介して放出される。その後、本体215が膨張または伸張せしめられると、チャンバ206の内容積は増大するが、空気がチャンバ206内にポート213を介して引き込まれることはない。したがって、チャンバ206内において空気の圧力の減少が起こる。その結果として、チャンバ206内の空気圧(手袋201の外面に作用する)は、周囲圧力(手袋201の内面に作用する)より低くなる。これにより、手袋201は、図9に示されるように膨張する。膨張した手袋201は、次に、使用者の手に装着されるとともに、前記実施形態に関して前述した方法または何らかのその他の便宜的な方法で、チャンバ206から取り外される。
好適な実施形態においては、本体215の少なくとも一部分、好ましくは実質的に全体が、アコーディオン状の様式に圧縮または伸張せしめられうるように、溝付きまたは扇子状とされる。これは、チャンバ206の壁部を整形して、たとえばV字形の溝の形態をとる複数本の実質的に平行な溝217を形成させることによって達成されうる。好ましくは、前記溝217は、チャンバ206の実質的に全周縁部のまわりにおいて延在する。図8および図9から理解されうるように、前記溝217は、口部209が位置する平面に対して実質的に平行、またはチャンバ206の長手軸に対して実質的に垂直に延在しうる。便宜的に、チャンバ206の壁部は、溝または畝が形成されてチャンバ206が扇子状の様式に折り畳まれることおよび展開されることを可能にするプラスチックまたは高分子材料等の可撓性材料によって形成されうる。
さらに他の実施形態において、本体215は、何らかのその他の手段、たとえば前記本体に2個以上の入れ子構成部分を設けることにより、可逆的に圧縮可能とされうる。
本体215は、該本体が特定の圧縮/膨張状態をとる静止状態を有する。一般に、手袋201は、本体215が前記静止状態にあるときに、チャンバ206に取り付けられる。その後、本体215が圧潰されて、溝217が折り畳まれるとともに、本体215が圧縮されて(これは、たとえば使用者により手動で達成されうる)、空気がポート213を介して放出されるようになる。この圧縮状態は、図8に示されている。次に、本体215が伸張せしめられて(便宜的に使用者によるか、または本体の独自の運動による)、図9に示される伸張状態となる。
弁は、好ましくは、空気がチャンバ206内にポートを介して引き込まれることを可能にする第2のモードで動作しうる。これは、チャンバ206内の圧力を外部圧力と均等化するとともに、一般に本体215をその静止状態に復帰させる。これは、同時に1個を超える個数の手袋がチャンバ206に取り付けられる場合には、1個の手袋が取り外された後も、残りの手袋は、次の手袋が排出されることが必要になるまで静止または非膨張状態をとっていることができるため、特に有利である。
本体215の実質的に全体が圧縮可能であることは、それによって保管および輸送を目的としてチャンバ206を比較的小さいサイズに圧縮することが可能となるため、好ましい。
図10および11に、分配装置320のさらにまた他の実施形態が図示されている。この装置320は、口部309と有利な点として前記口部309のまわりのつば部311とを有するチャンバ306を備える。前記チャンバ306は、有利な点として、剛性または半剛性材料によって形成される。前記つば部311および口部309は、前記装置120、220に関して説明されたものと同じとされ得、1個以上の手袋301が、前記と同じ方法でチャンバ306に取り付けられうる。前記実施形態とは違い、分配装置320は、チャンバ306から空気を排出する手段を含まず、したがって前記チャンバが排気のためのポートまたはその他の開口部を有する必要はない。装置320は、口部309を気密または実質的に気密の様式に閉鎖する蓋319を含む。図示された実施形態において、この蓋319は、つば部311の上に嵌合するとともに、前記つば部311の外面とともに密封を形成する。蓋319は、嵌合せしめられると、手袋301(または1個を超える個数の手袋が取り付けられる場合は最外側の手袋)の開放口部305を覆って、前記蓋319の内面と前記つば部319の外面と手袋301(または最外側の手袋)の内面とによって形成される密封区画または容積を創出する。蓋319は、何らかの適切な従来機構により、装置320に対して取付け/取外しされうる。
前記装置320は、1個以上の手袋301が前記装置に取り付けられるとともに、蓋319が閉鎖される保管状態(図10)を有する。前記装置320は、これにより2つの密閉区画を備えるが、手袋が区画間における境界をなす。各区画は、各区画内における空気(またはその他の気体)圧力が標準周囲圧力または大気圧より低くなるように部分的に排気される。圧力平衡が、区画間において達成されて、好ましくは手袋301が実質的に非膨張状態に維持されるようになる。便宜的に、部分真空が、各区画内において、装置320の製造時に創出されうる。
手袋を分配することが望まれる場合は、使用者は、蓋319を取り外して、以って矢印Aにより示されるように周囲圧力の空気が手袋301(または最外側の手袋301)を満たすことを可能にする。これにより、チャンバ306の内側の圧力が周囲圧力より低くなるため、手袋は膨張する(図11に図示)。使用者は、次に、自身の手を膨張した手袋内に入れるとともに、然る後に、前記のように、手袋を装着した自身の手を引き抜く。
本発明は、手袋に関する用途に限定されるわけではない。より一般的には、本発明を実施する装置は、本体部分と、前記本体部分の内側への接近を可能にする口部または開口部とを備え得、前記本体部分は、その他の全ての点において流体に対して不浸透性であるため、チャンバの口部を密封しうる。前記本体部分は、少なくとも部分的に可撓性材料、好ましくは弾性伸縮性材料によって形成されるべきであるが、本発明は、非伸縮性材料、たとえばPVCによって形成される物品に関する用途に適する。好適な実施形態において、チャンバ口部の寸法は、物品の口部または周縁リングが伸張せしめられてチャンバ口部に載置されなければならないように、物品の口部または周縁リングがチャンバ口部より小さくなるようにされる。
本発明の好適な実施形態は、特に、分配される物品、特に着用される手袋またはその他の物品が、使用者により装着された後も滅菌状態に保たれる必要がある場合の用途に適する。使用者は、手袋またはその他の物品を、その外面に自身の他方の手で触れることなく装着することができるため、手袋の汚染または患者の交差汚染が起こる危険性は、大幅に減じられる。滅菌性が重要である用途においては、チャンバの内側を滅菌状態に保つこと、または最外側の手袋を廃棄することができる。しかしながら、最外側の手袋(またはその他の物品)のまわりに外側ライニングを設けて、滅菌性を維持することが好ましい。この外側ライニングは、使用前に剥ぎ取られうる。これに代わる方法として、各物品が、使用前に剥ぎ取られうる外側ライニングを備えてもよい。
本発明は、本明細書において説明された実施形態に限定されるものではなく、前記実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく改変または変更されうる。
Claims (17)
- 本体部分と、前記本体部分の内側への接近を可能にする開口部とを有する物品を分配する装置において、前記装置は口部を有するチャンバを備え、前記口部は前記物品の前記開口部を受ける形状および寸法にされ、少なくとも1個の物品の前記開口部が、使用時において、前記口部に取り付けられて、前記口部において実質的に液密封止を達成するとともに、前記本体部分の少なくとも一部分または各本体部分がチャンバの内側に配置されるようにし;前記装置は、前記少なくとも1個の物品の内面と外面との間において差圧を生じさせる手段をさらに備えることを特徴とする装置。
- 前記チャンバは、開口部を備え、前記差圧発生手段は、気体を前記チャンバから前記チャンバ開口部を介して排気する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記排気手段は、ポンプまたはファン等の気体抜取り手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記排気手段は、前記チャンバから気体を放出する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記チャンバ開口部は弁を備え、該弁は、気体が前記チャンバから前記チャンバ開口部を介して放出されることを可能にするとともに、実質的に気体が前記チャンバ内に前記チャンバ開口部を介して引き込まれることを防ぐ少なくとも第1のモードで動作しうることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記弁は、気体が前記チャンバ内に前記チャンバ開口部を介して流入しうる第2のモードで動作しうることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 前記チャンバの少なくとも一部分は、可逆的に圧縮可能であり、前記チャンバにより規定される容積は、前記チャンバの前記少なくとも一部分の圧縮状態に依存することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記チャンバの前記少なくとも一部分は、蛇腹状の様式に折り畳まれうる少なくとも1個の溝付き部分を備えることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記チャンバは、複数本の実質的に平行な溝を有する本体部を備え、前記本体部は、蛇腹状の様式に折り畳まれうることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 前記装置は、前記チャンバの前記口部用の取外し可能な蓋をさらに含み、前記蓋は、前記口部の上に嵌合せしめられると、前記口部と前記少なくとも1個の物品とのまわりにおいて実質的に液密封止を形成して、装置内において前記少なくとも1個の物品により仕切られる第1および第2の密封区画を創出し、前記第1および第2の区画は、前記蓋が取り外されるまで、部分真空状態に維持されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記チャンバ口部のまわりにはつば部が設けられ、該つば部は、前記少なくとも1個の物品の前記開口部を受けるように構成されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置。
- 前記つば部は、前記口部から、前記口部が位置する平面に対して略垂直な方向に突出することを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置を備える分配システムにおいて、前記システムは、前記チャンバ口部に取り付けられる前記少なくとも1個の物品をさらに含むことを特徴とする分配システム。
- 前記少なくとも1個の物品は、好ましくは、少なくとも部分的に可撓性材料によって、さらに好ましくは弾性伸縮性材料によって形成される少なくとも1個の手袋を備えることを特徴とする請求項13に記載の分配システム。
- 本体部分と、前記本体部分の内側への接近を可能にする開口部とを有する物品を分配する方法において、少なくとも1個の物品の前記開口部をチャンバの口部に取り付けて、前記口部において実質的に液密封止を達成するとともに、前記本体部分の少なくとも一部分または各本体部分が前記チャンバの内側に配置されるようにする段階と;前記少なくとも1個の物品の内面と外面との間において差圧を生じしめる段階とを備えることを特徴とする方法。
- 前記チャンバは開口部を含み、前記方法は、気体を前記チャンバから前記チャンバ開口部を介して排気する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記チャンバは開口部を含み、前記チャンバの少なくとも一部分は可逆的に圧縮可能であり、前記方法は、前記チャンバの前記少なくとも一部分を圧縮することにより空気を前記チャンバから放出する段階と;前記チャンバの前記少なくとも一部分を圧縮解除する段階とを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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