JP2007528525A - コンテンツ管理装置 - Google Patents

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Abstract

コンテンツ管理装置は、コンテンツ記憶部と、第1の可搬媒体に格納されているコンテンツをコンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(i)そのコンテンツをコンテンツ記憶部に複製し、(ii)そのコンテンツと第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報をコンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納するバックアップ部と、コンテンツ記憶部に複製されたコンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(i)コンテンツ記憶部に複製されたコンテンツを第2の可搬媒体に複製するとともに、(ii)管理テーブルに格納されている第1の可搬媒体の媒体識別子を、第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換えるリストア部と、可搬媒体内のコンテンツを再生しようとする再生装置へ、管理テーブルに基づく、コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信する管理テーブル処理部とを備える。

Description

本発明は、コンテンツのバックアップ及びリストアを行なう技術に関する。
現在、音楽のディジタルコンテンツを、ネットワークを介して配信することができる。そのため、誰もが手軽にオンラインでディジタルコンテンツを購入することができる。通常、オンラインで購入されたディジタルコンテンツは、Personal Computer(PC)のハードディスクドライブや、Secure Digital(SD)メモリカード等に記録され、音楽コンテンツ管理ソフトウェアにより管理される。
従来のように、コンテンツが読み取り専用の媒体に記録された状態で提供される場合、媒体が物理的に破損しなければ、コンテンツは半永久的に存在し、再生することができる。
しかしながら、オンラインで購入されたディジタルコンテンツは、PCのハードディスクドライブやSDメモリカードに記録された場合、誤って削除される可能性がある。なぜなら、PCのハードディスクドライブやSDメモリカードは読み書き可能な媒体であるからである。削除されると、コンテンツを再生することはできなくなる。
また、PCのハードディスクドライブは、読み取り専用の媒体に比べて故障する確率が高い。ハードディスクドライブが故障した場合、コンテンツを再生することはできない。更に、SDメモリカードは小さいので紛失する可能性がある。SDメモリカードを紛失した場合も、コンテンツを再生することはできない。
以上のことから、消費者は、オンラインで購入したコンテンツを再生することができなくなる場合に備えたいと考える。
通常、音楽コンテンツ管理ソフトウェアは、音楽コンテンツをPCのハードディスクに記録する場合、独自の暗号化処理を施す。そのため、ハードディスクに記録された音楽コンテンツは、別のPCの音楽コンテンツ管理ソフトウェアにより複製されても再生することはできない。これにより、ハードディスクに記録された音楽コンテンツは、容易に複製されないようになっている。
また、音楽コンテンツを復号する際に用いられる鍵は、音楽コンテンツが不正に複製されることを防止するために、暗号化されて、一般のユーザが知りえない領域に保存される。そのため、同じPCであっても、Operationg System(OS)の再インストールを行なうと、上記鍵を失うことになる。したがって、ハードディスクに記録された音楽コンテンツを二度と再生することができなくなる。
このような問題に対処するために、音楽コンテンツ管理ソフトウェアが管理する音楽コンテンツのバックアップ及びリストアを行なうためのバックアップ及びリストアソフトウェアが存在する。なお、本明細書では、「リストア」は、コンテンツが格納されていた媒体に、そのコンテンツを格納し直すことのみならず、別の媒体にそのコンテンツを格納することをも含む。
バックアップ及びリストアソフトウェアは、インターネット上の認証サーバに対してユーザIDと音楽コンテンツ管理ソフトウェアのシリアル番号とを送信し、認証サーバからバックアップの許可を得る。バックアップ及びリストアソフトウェアは、許可を得た場合のみ、ハードディスクに記録されている音楽コンテンツをバックアップすることが可能となる。音楽コンテンツは、別のハードディスクにバックアップされてもよいし、CD−Recordable(CD−R)のような外部メディアにバックアップされてもよい。いずれの場合においても、バックアップされた音楽コンテンツは、暗号化されているので、容易に再生することはできない。
このようにしてバックアップされた音楽コンテンツをリストアする場合、バックアップ及びリストアソフトウェアは、インターネット上の認証サーバに対してユーザIDと音楽コンテンツ管理ソフトウェアのシリアル番号とを送信し、認証サーバからリストアの許可を得る。バックアップ及びリストアソフトウェアは、許可を得た場合のみ、バックアップされた音楽コンテンツを、ハードディスクや、CD−RやSDメモリカード等の可搬媒体にリストアすることが可能となる。その際、バックアップ/リストアソフトウェアは、音楽コンテンツを復号するための鍵を音楽コンテンツ管理ソフトウェアの管理下に配置する。一定期間内にコンテンツが複数回リストアされる場合、認証サーバは、警告や、リストアを禁止することを示す情報を出力し、不正な複製を防止している。
しかしながら、上記の従来の技術にも解決できていない課題が存在する。
バックアップ及びリストアソフトウェアを用いてバックアップ及びリストアを行なう場合、バックアップ及びリストアを実行しようとしている者が、認証サーバにより認証されなければならない。これにより、不正な複製を行なおうとする者に対して心理的な圧力がかかるので、安易な複製が行なわれることが防止される。また、認証サーバは、一定期間内にリストアが複数回行なわれた場合、それ以後のリストアを許可しない等の動作を行なうことにより、不正な複製が行なわれることを防止する。しかしながら、コンテンツ提供者は不正な複製を防止するための完全な方法が実現されることを望んでいる。また、ユーザはコンテンツの紛失を避けるためのバックアップ及びリストア処理の簡便化を望んでいる。
本発明は、コンテンツの不正な複製を防止すると共に、ユーザによるコンテンツのバックアップ及びリストア処理の簡便化を可能とするコンテンツ管理装置及び再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ管理装置は、可搬媒体に格納されているコンテンツを管理する装置であって、コンテンツを記憶するためのコンテンツ記憶部と、第1の可搬媒体に格納されているコンテンツを前記コンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納するバックアップ部と、前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換えるリストア部と、可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信する管理テーブル処理部とを備える。
このように、本発明のコンテンツ管理装置は、コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(i)コンテンツ記憶部に複製されたコンテンツを第2の可搬媒体に複製するとともに、(ii)管理テーブルに格納されている第1の可搬媒体の媒体識別子を、第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換える。管理テーブルに格納されている媒体識別子を有する可搬媒体に格納されているコンテンツのみを再生することを許可することにより、コンテンツの不正な複製を防止すると共に、ユーザによるコンテンツのバックアップ・リストア処理の簡便化が実現される。
前記再生判定情報の一例として、本発明のコンテンツ管理装置がコンテンツを再生することを許可するか否かを判定する場合の、その判定結果が挙げられる。前記再生判定情報の別の例として、管理テーブルそのものが挙げられる。要するに、前記再生判定情報は、管理テーブルに基づく、コンテンツを再生することが許可されているか否かを判定するための情報である。
前記管理テーブル処理部は、前記再生装置によって再生されようとしている前記コンテンツが格納されている可搬媒体の媒体識別子が前記管理テーブルに格納されている場合、前記コンテンツを再生することを許可することを示す前記再生判定情報を前記再生装置へ送信してもよい。
また、前記再生判定情報は、前記管理テーブルであってもよい。この場合、前記管理テーブル処理部は、(i)前記管理テーブルを前記再生装置へ送信し、(ii)前記管理テーブルを送信したことを示す送信済み情報を管理テーブル記憶部に格納する。前記リストア部は、前記送信済み情報が前記管理テーブル記憶部に格納されていないときのみ、前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製してもよい。前記送信済み情報は、前記再生装置の識別子であってもよい。
また、前記管理テーブル処理部は、前記再生装置から前記管理テーブルが不要になった旨が通知された場合、前記管理テーブル記憶部に格納されている前記送信済み情報を削除してもよい。
また、本発明のコンテンツ管理装置は、更に、時刻を示す時計を備え、前記再生装置から前記管理テーブルを送信することが要求された場合、前記管理テーブル処理部は、送信される前記管理テーブルの有効期限を前記管理テーブル記憶部に格納し、前記時計が示す時刻が前記有効期限を過ぎた場合、前記管理テーブル処理部は、前記管理テーブル記憶部に格納されている前記送信済み情報を削除してもよい。
本発明によると、利用可能なメモリカードを管理テーブルを用いて適切に管理することができる。コンテンツのバックアップ及びリストアを行なっても利用することができるメモリカードは一つのみとなることが保証される。したがって、複製が禁じられているコンテンツの紛失に備えてバックアップを行なうことが可能であるという効果が現れる。
また本発明によると、管理テーブルを再生装置に貸し出した(送信した)場合、リストアを禁止することで、不正な複製を禁止することができる。したがって、再生装置が例えば携帯可能な再生装置であれば、その再生装置を自由に外出先に持ち出してコンテンツを再生することができるという効果が現れる。
また本発明によると、管理テーブルが貸し出された後に管理テーブルが返却されなかった場合であっても、一定期間経過後にリストアすることが可能となる。したがって、管理テーブルの貸し出し先の再生装置が管理テーブルを紛失した場合であっても、コンテンツを再生することができるという効果が現れる。
更に、本発明のコンテンツ管理装置は、可搬媒体に格納されているコンテンツを再生する装置であって、前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求する要求部と、前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生する再生部とを備える。
更に、本発明は、(i)上記のコンテンツ管理装置及び再生装置それぞれの特徴的な構成部をステップとする方法として実現したり、(ii)それらのステップを含むプログラムとして実現したり、(iii)そのプログラムが格納された、CD−ROM等の記録媒体として実現したり、(iv)集積回路として実現することもできる。プログラムは、通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
本出願に対する技術的な背景に関する更なる情報として、明細書、図面、及び特許請求の範囲を含む、2004年1月8日にされた出願番号2004−003528号の日本特許出願により開示されている事項は、そっくりそのまま引用されている。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
先ず、実施の形態1の概要を、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1の概要を説明するための図である。
ユーザは、オリジナルメモリカード10の紛失に備えて、オリジナルメモリカード10に格納されているコンテンツ123を、コンテンツ管理装置である第1バックアップPC100にバックアップする(A)。その際、第1バックアップPC100は、オリジナルメモリカード10のカード固有IDを保持する。カード固有IDは、各メモリカードを識別するために、各メモリカードに製造時に付与される識別子である。
メモリカードに格納されているコンテンツを複数のコンテンツ管理装置へバックアップすることは禁止される。つまり、オリジナルメモリカード10に格納されているコンテンツ123は、第1バックアップPC100にバックアップされると、第2バックアップPC21へバックアップされることは禁止される(E)。
ユーザは、オリジナルメモリカード10を紛失した場合、第1バックアップPC100にバックアップされているコンテンツ123を、複製メモリカード11へリストアする(B)。その際、第1バックアップPC100は、保持していたカード固有IDを、複製メモリカード11のカード固有IDに置き換える。
次に、ユーザが、オリジナルメモリカード10又は複製メモリカード11に格納されているコンテンツ123を、再生装置であるオーディオプレーヤ130により再生する場合について説明する。その場合、オーディオプレーヤ130は、第1バックアップPC100に対して、コンテンツ123を再生することが許可されているか否かを、カード固有IDを送信することで問い合わせる(D)。
第1バックアップPC100は、再生されようとしているコンテンツ123が格納されているメモリカードのカード固有IDを保持している場合、再生を許可し、許可する情報をオーディオプレーヤ130へ出力する(D)。オーディオプレーヤ130は、上記の許可する情報を受信すると、コンテンツ123を再生する(C1,C2)。
他方、第1バックアップPC100は、再生されようとしているコンテンツ123が格納されているメモリカードのカード固有IDを保持していない場合、再生を許可しないことを示す情報をオーディオプレーヤ130へ出力する(D)。オーディオプレーヤ130は、上記の再生を許可しない情報を受信すると、コンテンツ123を再生することが不可能となる(C1,C2)。
このように、オーディオプレーヤ130は、カード固有IDが割り当てられているメモリカードに格納されているコンテンツ123のみを再生する。コンテンツ123は第1バックアップPC100に保持されている(C1,C2)。
その結果、ユーザは、オリジナルメモリカード10を紛失した場合、複製メモリカード11へコンテンツ123をリストアすることで、コンテンツ123を再生することが可能である。紛失したオリジナルメモリカード10がたとえ出現したとしても、オリジナルメモリカード10に格納されているコンテンツ123を再生することはできない。以上のことより、コンテンツのバックアップおよびリストアを実現しながら、同一コンテンツを再生可能な状態で複数のメモリカードへ複製することを防止することができる。
以上説明した動作を具体的に説明する。
まず、図2を用いて、コンテンツ管理装置100、メモリカード120、及び再生装置130の内部構成を説明する。
コンテンツ管理装置100は、記憶部101と、バックアップ部104と、リストア部105と、応答部106とを備えている。
記憶部101には、(i)メモリカード120に格納されているコンテンツ123がバックアップされたバックアップコンテンツ102と、(ii)管理テーブル103とが記憶される。
メモリカード120は、バックアップフラグ121と、カード固有ID122と、コンテンツ123とを記憶している。
再生装置130は、再生部131と、再生許可要求部132とを備えている。
次に、記憶部101に記憶される管理テーブル101のデータ構造を、図3を用いて説明する。
管理テーブル103は、カード固有ID122と、コンテンツ記録位置125とが含まれるテーブル300である。カード固有ID122は、メモリカード120を一意に特定する識別情報である。コンテンツ記録位置125は、バックアップされた音楽や動画等のコンテンツの、コンテンツ管理装置100の記憶部101における格納位置を示す情報である。
次に、メモリカード120に記憶されるバックアップフラグ121を、図4を用いて説明する。
バックアップフラグ121は、メモリカード120に格納されているコンテンツ123がバックアップされているか否かを示す。コンテンツ123が既にバックアップされている場合、「1」が記録され、コンテンツ123が未だバックアップされていない場合、「0」が記録される。
次に、コンテンツ123のバックアップ及びリストアを行なう際の手順について、図5及び図6を用いて説明する。
メモリカード120に格納されているコンテンツ123のバックアップ処理又はリストア処理を行なう際、ユーザは、先ず、メモリカード120をコンテンツ管理装置100に設けられているスロットへ挿入する。ユーザがバックアップ及びリストアを行なうためのアプリケーションを起動させると、コンテンツ管理装置100は、バックアップとリストアとのいずれかをユーザに選択させるための画面500を表示して、ユーザからの入力を待つ(S601)。
ユーザが「バックアップ」501を選択すると(S602のB)、コンテンツ管理装置100はバックアップ処理を行なう(S603)。バックアップ処理の詳細は後述する。
ユーザが「リストア」502を選択すると(S602のR)、コンテンツ管理装置100はリストア処理を行なう(S604)。リストア処理の詳細は後述する。
次に、コンテンツ123の再生処理の手順について、図7を用いて説明する。
ユーザがメモリカードを再生装置130へ挿入し、再生装置130に対してコンテンツ123の再生を指示すると、再生装置130はコンテンツ123の再生処理を行なう(S701)。再生処理の詳細は後述する。
次に、図8を用いてバックアップ処理を説明する。
ユーザがバックアップを指示すると、バックアップ部104は、メモリカード120内のバックアップフラグ121がセットされているか否かを確認する(S801)。
バックアップフラグ121がセットされている場合(S801のY)、すなわちメモリカード120のコンテンツ123が既にバックアップ済みであることが示されている場合(S801のY)、バックアップ部104はバックアップ処理を中止する。
他方、バックアップフラグ121がセットされていない場合(S801のN)、バックアップ部104は、メモリカード120内のコンテンツ123を記憶部101へ複製する(S802)。つまり、バックアップ部104は、メモリカード120内のコンテンツ123を記憶部101へバックアップする(S802)。
メモリカード120内のコンテンツ123はメモリカード120固有の鍵が用いられて暗号化されている。そのため、バックアップ部104は、上記鍵で復号しながらコンテンツ123を読み取り、上記鍵で再暗号化しながらコンテンツ123を複製する。
コンテンツ123の複製が完了すると、バックアップ部104は、メモリカード120からカード固有ID122を取得する(S803)。カード固有ID122は、図9に示すように、メモリカード120内の所定領域901に、例えば「0001」のように記録されている。バックアップ部104は、カード固有ID122を取得した後、取得したカード固有ID122と、複製されたコンテンツ123を特定するコンテンツ格納位置情報とを対応付けて、対応付け情報を記憶部101内の管理テーブル103へ記録する(S804)。
ここで、複製されたコンテンツ123を特定するコンテンツ格納位置情報として、記憶部101内におけるコンテンツ123の記録位置を利用することができる。例えば、コンテンツ管理装置100がPCである場合、記憶部101として、ハードディスクを使用することができ、図3に示すように、コンテンツ123の記録位置はハードディスク上の記録位置125とすることができる。
以上の処理が終了すると、バックアップ部104は、メモリカード120内のバックアップフラグ121に、バックアップ済みであることを表す値を設定する(S805)。例えば、図4に示すように、バックアップ部104は、(i)リセットを示すバックアップフラグ121を、(ii)バックアップ済みであることを表す「1」へ変更する。メモリカード120の初期化を行なうと、バックアップフラグ121がリセットされるので、再度バックアップすることが可能である。
管理テーブル103は、カード固有ID122とコンテンツ記録位置125の組からなるエントリ複数個を格納することができる。図3に示すように、例えば、管理テーブル103に何も記録されていない状態でカード固有ID「0001」のメモリカードのバックアップが行なわれると、管理テーブル103の1番目のエントリ301に、カード固有ID「0001」と、複製されたコンテンツの記録位置「0x00001234」とが対応付けられて記録される。次に、カード固有ID「0005」のメモリカードのバックアップが行なわれると、管理テーブル103の2番目のエントリ302に、カード固有ID「0005」と、複製されたコンテンツの記録位置「0x0000F012」とが対応付けられて記録される。
次に、図10、図11、及び図12を用いてリストア処理を説明する。
ユーザがリストアを指示すると、リストア部105は、図11に示すコンテンツの一覧1100を表示し、ユーザからの、記憶部101にバックアップされているいずれのコンテンツをリストアするのかを示す指示の入力を待つ(S1001)。
ユーザがリストアしたいコンテンツを選択し、リストア部105に対してリストアを行なうことを指示すると、リストア部105は、選択されたコンテンツをメモリカード120へリストアする(S1002)。一例として、ユーザが、図11に示す「1:マイベストミュージック」1111を選択し、リストア実行ボタン1112を押下した場合を想定する。選択されたコンテンツが物理アドレス「0x00001234」1201に記録されている場合(図12参照)、リストア部105は、「0x00001234」に記録されているコンテンツを読み出してメモリカード120へリストアする(S1002)。
ここで、バックアップされているコンテンツは、コンテンツ管理装置100固有の鍵が用いられて暗号化されている。そのため、リストア部105は、上記のコンテンツ管理装置100固有の鍵にて復号しながら記憶部101からコンテンツを読み込み、メモリカード120固有の鍵で再暗号化しながらリストアする(S1002)。
コンテンツのリストア処理が完了すると、リストア部105は、管理テーブル103内から、リストアしたコンテンツの記録位置と一致するエントリを探し出す(S1003)。例えば、コンテンツの記録位置が「0x00001234」である場合、リストア部105は、管理テーブル103内の「コンテンツの記録位置」が「0x00001234」であるエントリを探し出す。このとき、図12(A)に示すように、選択されたコンテンツの記録位置「0x00001234」とカード固有ID「0001」とが、エントリ1201のように対応付けられているとする。
リストア部105は、選択されたコンテンツの記録位置と一致するエントリを検索すると、コンテンツをリストアしたメモリカード120からカード固有ID122を取得する(S1004)。例えば、カード固有IDは「0005」である。
カード固有ID122の取得に成功すると、リストア部105は、(i)指定されたコンテンツの記録位置と対応付けられているカード固有IDを、(ii)S1004で取得したカード固有ID122で置き換える(S1005)。例えば、リストア部105は、図12(B)に示すように、(i)エントリ1201のように選択されたカードコンテンツの記録位置「0x00001234」と対応付けられていたカード固有ID「0001」を、(ii)新たに取得したカード固有ID「0005」に置き換える。
最後に、図13及び図14を用いて再生装置130におけるコンテンツの再生処理について説明する。
再生装置130は、コンテンツを再生する場合、装着されたメモリカード120に格納されているコンテンツを再生してもよいかどうかを、コンテンツ管理装置100へ問い合わせる。その際、再生装置130は、装着されたメモリカード120のカード固有IDをコンテンツ管理装置100へ送信する。再生装置130は、問い合わせの結果、コンテンツ管理装置100によって再生することが許可された場合のみ、装着されたメモリカードのコンテンツを再生する。
以下に、コンテンツの再生の具体例を示す。
ユーザは、再生装置130でコンテンツを再生する場合、再生装置130とコンテンツ管理装置100とを、あらかじめ有線又は無線で接続しておく。
ユーザが再生装置130にメモリカード120を挿入してコンテンツ123を再生しようとすると、再生装置130の再生許可要求部132は、メモリカード120からカード固有ID122を取得する(S1301)。次に、再生許可要求部132は、コンテンツ管理装置100に対して、挿入されているメモリカード120のコンテンツを再生してもよいかどうかを問い合わせる(S1302)。その際、再生許可要求部132は、取得したカード固有ID122をコンテンツ管理装置100へ送信する(S1302)。
上記問い合わせを受けたコンテンツ管理装置100の応答部106は、再生装置130から受け取ったカード固有ID122を管理テーブル103内で検索する(S1402)。カード固有ID122が発見された場合(S1403のY)、応答部106は、再生することを許可する旨の再生許可情報を再生装置130へ送信する(S1404)。他方、カード固有ID122が発見されなかった場合(S1403のN)、応答部106は、再生することを禁止する旨の再生不許可情報を再生装置130へ送信する(S1405)。
再生装置130の再生部131は、再生許可要求部132が再生許可情報を受け取った場合(S1303のY)のみ、装着されたメモリカードのコンテンツ123を再生する(S1304)。
以上説明したように、コンテンツ管理装置100は、利用可能なメモリカード120のカード固有ID122を管理テーブル103に保持しておき、リストア先のメモリカード120のカード固有ID122のみを保持するように管理テーブル103を更新する。
コンテンツの再生時には、再生装置130は、コンテンツ管理装置100に対して、(i)カード固有ID122を送信するとともに、(ii)コンテンツを再生してもよいかどうかを問い合わせる。送信したカード固有ID122が管理テーブル103に存在している場合のみ、再生装置130はコンテンツを再生することができる。すなわち、リストア後は、旧メモリカードは利用することができなくなる。その結果、たとえ同じ内容のコンテンツを持つメモリカードが複数存在しても、利用することができるメモリカードは1つのみとなる。したがって、不正な複製を防止しながら、コンテンツのバックアップ及びリストアを実行することができる。
実施の形態1では、バックアップ時にカード固有ID122を管理テーブル103へ記録する。しかしながら、再生装置130においてコンテンツを再生しようとするとき、必ずバックアップを行なわなければならないのではユーザにとって利便性が低い。そこで、コンテンツの複製を行なわなくても、カード固有ID122のみを管理テーブル103へ記録してもよい。この場合、図3に示すように、管理テーブル103のコンテンツ格納先アドレスにはエントリ303のようにNULLが記録される等、コンテンツの複製を行なった場合とは明確に区別してもよい。
また、図15のコンテンツ管理装置100内の破線で囲まれている構成部、すなわち、バックアップ部104、リストア部105、及び応答部106は、集積回路により実現されてもよい。同様に、図15の再生装置130内の破線で囲まれている構成部、すなわち、再生部131、及び再生許可要求部132は、集積回路により実現されてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、コンテンツ管理装置100が管理テーブル103を再生装置130へ貸し出し、再生装置130がコンテンツを再生することができるか否かを判断する。この場合の、バックアップ処理、リストア処理及び再生処理について、図16から図29を用いて説明する。
図16に示すように、コンテンツ管理装置100は、記憶部101と、バックアップ部104と、リストア部1303と、管理テーブル貸出・返却部1302とを備えている。
記憶部101には、バックアップコンテンツ102と、管理テーブル103と、貸し出し管理テーブル1301とが記憶される。
メモリカード120は、バックアップフラグ121と、カード固有ID122と、コンテンツ123とが格納されている。
再生装置130は、再生部131と、記憶部1311とを備えている。
次に、管理テーブル103及び貸し出し管理テーブル1301のデータ構造について説明する。管理テーブル103の構造は実施の形態1で説明した通りである。
貸し出し管理テーブル1301は、図17に示す、装置固有IDから成るテーブル1700を含んでいる。ここで、装置固有IDとは再生装置を一意に特定する識別情報である。
次に、管理テーブル103の貸し出し及び返却処理、コンテンツのバックアップ、リストア並びに、再生を、図18〜図20を用いて説明する。
管理テーブル103を再生装置130へ貸し出す場合、ユーザはあらかじめ再生装置130とコンテンツ管理装置100とを有線又は無線で接続しておく。また、メモリカード120をバックアップ又はリストアする場合、ユーザはあらかじめメモリカード120をコンテンツ管理装置100へ挿入しておく。
ユーザが、上記処理を行なうためのアプリケーションを起動させると、コンテンツ管理装置100は、図18に示すように、処理の種別をユーザに選択させるための画面1800を表示し、ユーザからの入力を待つ(S601)。
ユーザが管理テーブル103を再生装置130へ貸し出すために「管理テーブル貸し出し」1801を選択すると(S1901のL)、コンテンツ管理装置100は、管理テーブル103の貸し出し処理を行なう(S1902)。
ユーザが「バックアップ」501を選択すると(S1901のB)、コンテンツ管理装置100はバックアップ処理を行なう(S603)。
また、ユーザが「リストア」502を選択すると(S1901のR)、コンテンツ管理装置100はリストア処理を行なう(S604)。
メモリカード120内のコンテンツ123を再生するため、ユーザがメモリカード120を再生装置130へ挿入すると、再生装置130はユーザからの入力を待つ(S2001)。
ユーザが再生装置130に対してコンテンツの再生を指示すると(S2002のPB)、再生装置130は、コンテンツの再生処理を行なう(S2003)。
ユーザが再生装置130に対して管理テーブル103の返却を指示すると(S2002のRET)、再生装置130は、管理テーブル103の返却処理を行なう(S2004)。
次に、ユーザによって管理テーブル103の貸し出し、リストア及び再生が指示された場合のコンテンツ管理装置100及び再生装置130の処理について説明する。バックアップ処理については実施の形態1と同じであるので、ここでは説明を省略する。
先ず、図21及び図22を用いて管理テーブル103の貸し出し処理を説明する。
ユーザが管理テーブル103の貸し出しを指示すると、コンテンツ管理装置100の管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130の装置固有IDを取得する(S2101)。次に、管理テーブル貸出・返却部1302は、貸し出し管理テーブル1301の中で、取得した装置固有IDを検索する(S2201)。装置固有IDが見つからなかった場合(S2202のN)、管理テーブル貸出・返却部1302は、取得した装置固有IDを貸し出し管理テーブル1301へ記録する(S2203)。貸し出し管理テーブル1301への記録に成功すると(S2103のOK)、管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130に対して、管理テーブル103を貸し出す(S2104)。つまり、管理テーブル貸出・返却部1302は、管理テーブル103の情報を再生装置130へ送信する(S2104)。
例えば、管理テーブル103の貸し出しを要求する再生装置130の装置固有IDが「1234」の場合、「1234」1701が貸し出し管理テーブル1301に記録される。記録に成功すると、管理テーブル103が再生装置130へ貸し出される。
コンテンツ管理装置100から管理テーブル103を受信した再生装置130は、受信した管理テーブル103を記憶部1311に格納する。
他方、貸し出し管理テーブル1301内に同一の装置固有IDが記録されている場合(S2202のY)、管理テーブル103の情報は再生装置130へ送信されない。
次に、図23及び図24を用いてリストア処理を説明する。
ユーザがリストアを指示すると、リストア部1303は、リストア処理に先立って、貸し出し管理テーブル1301の中で装置固有IDを検索する(S2401)。検索の結果、装置固有IDが記録されている場合、すなわち管理テーブル103が貸し出し済みの場合(S2302のY)、リストア処理は終了する。
他方、貸し出し管理テーブル1301内に何も記録されていない場合、すなわち管理テーブル103が貸し出し済みでない場合(S2302のN)、リストア部1303はリストア処理を行なう。なお、リストア処理(S1001からS1005)の詳細については実施の形態1と同じであるので、ここでは説明を省略する。
上述したように、管理テーブル103が再生装置130に貸し出されている場合、リストア禁止される。これにより、不正な複製は防止される。
最後に、図25及び図26を用いて再生装置130におけるコンテンツの再生処理について説明する。ここでは再生装置130に貸し出された管理テーブル103を用いてコンテンツを再生してもよいか否かの判断を行なう処理について説明する。再生装置130をコンテンツ管理装置100に接続し、コンテンツを再生してもよいか否かの判断をコンテンツ管理装置100が行なう場合の処理については実施の形態1で説明済みであるので、ここでは説明を省略する。以下では再生処理時に、再生装置130がコンテンツ管理装置100に接続されていない場合を想定する。
再生装置130にメモリカード120が挿入され、ユーザがコンテンツ123の再生を指示すると、再生部131はメモリカード120からカード固有ID122を取得する(S2501)。カード固有ID122の取得に成功すると、再生部131は再生装置130内の記憶部1311に管理テーブル103が保持されているか否かを調べる(S2502)。
管理テーブル103が保持されている場合(S2503のY)、再生部131は、保持されている管理テーブル103を用いて、コンテンツ123を再生してもよいか否かを判断する(S2504)。再生することが許可されていると判断した場合のみ(S2505のY)、コンテンツ123を再生する(S2506)。
他方、管理テーブル103が保持されていない場合(S2503のN)、再生部131は、コンテンツ123を再生しない。
再生装置130内に存在する管理テーブル103を用いてコンテンツ123を再生してもよいか否かを判断する場合(S2504)、再生部131は取得したカード固有ID122を管理テーブル103内で検索する(S2601)。検索の結果、取得したカード固有ID122が発見された場合(S2602のY)、再生部131は、再生することが許可されていると判断する(S2603)。他方、取得したカード固有ID122が発見されなかった場合(S2602のN)、再生部131は、再生することが禁止されていると判断する(S2604)。
次に、図27から図29を用いて再生装置130からコンテンツ管理装置100への管理テーブル103の返却処理について説明する。
ユーザは、再生装置130とコンテンツ管理装置100とをあらかじめ有線又は無線で接続しておく。
ユーザが再生装置130に対して、管理テーブル103の返却を指示すると(S2002のRET)、再生装置130は、コンテンツ管理装置100に対して、管理テーブル103の返却処理を行なう旨を通知する(S2701)。
上記通知に基づき、コンテンツ管理装置100の管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130の装置固有IDを取得する(S2801)。次に、コンテンツ管理装置100は、貸し出し管理テーブル1301から再生装置130の装置固有IDを削除する(S2802)。上記削除処理は以下の通りである。
管理テーブル貸出・返却部1302は、貸し出し管理テーブル1301内で、受信した装置固有IDを検索する(S2901)。該当する装置固有IDを含むエントリを発見すると、管理テーブル貸出・返却部1302は、発見されたエントリを削除する(S2902)。以上で削除処理(S2803)を終了する。
削除に成功した場合(S2803のY)、管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130に対して管理テーブル103の返却処理に成功した旨を返す(S2804)。他方、削除に失敗した場合(S2803のN)、管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130に対して管理テーブル103の返却処理に失敗した旨を返す(S2805)。
コンテンツ管理装置100から返却処理が成功した旨が返されると(S2702のY)、再生装置130は保持している管理テーブル103を削除する(S2703)。他方、コンテンツ管理装置100から返却処理が失敗した旨が返されると(S2702のN)、管理テーブル103の返却処理は終了する。
以上説明したように、管理テーブル貸出・返却部1302は、再生装置130からの管理テーブル103を返却する通知に基づき、貸し出し管理テーブル1301から装置固有IDを削除する。貸し出し管理テーブル1301から全ての装置固有IDが削除されると、コンテンツを再びリストアすることができるようになる。
図30のコンテンツ管理装置100内の破線で囲まれている構成部、すなわち、バックアップ部104、リストア部1303、及び管理テーブル貸出・返却部1302は、集積回路により実現されてもよい。同様に、図30の再生装置130内の破線で囲まれている構成部、すなわち、再生部131は集積回路により実現されてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、管理テーブル103が再生装置130へ貸し出される際に、貸し出された管理テーブル103に有効期限が設定されている場合の処理について説明する。
先ず、図31を参照して、コンテンツ管理装置100、メモリカード120、及び再生装置130の内部構成を説明する。
コンテンツ管理装置100は、記憶部101と、バックアップ部104と、リストア部2703と、管理テーブル貸出・返却部2702と、貸し出し情報管理部2704と、タイマ2705とを備えている。
記憶部101には、バックアップコンテンツ102と、管理テーブル103と、貸し出し管理テーブル2701とが記憶される。
メモリカード120は、バックアップフラグ121と、カード固有ID122と、コンテンツ123とを備えている。
再生装置130は、再生部131と、記憶部1311とを備えている。
次に、管理テーブル103及び貸し出し管理テーブル2701のデータ構造について説明する。
管理テーブル103の構造は実施の形態1で説明した通りである。
貸し出し管理テーブル2701は、図32に示すように、装置固有IDと貸し出し有効期限との組のエントリ複数個から成るテーブル3200を含む。ここで、装置固有IDは再生装置130を一意に特定する識別情報である。貸し出し有効期限は再生装置130へ貸し出される管理テーブル103を利用することができる期限である。この期限が切れると、貸し出された管理テーブル103は無効となる。
管理テーブル103の貸し出し処理及び返却処理、コンテンツのバックアップ、リストア並びに、再生については、実施の形態2と同様であるので、説明は省略する。
次に、ユーザが管理テーブル103の貸し出し、コンテンツのリストア及び再生を指示する場合のコンテンツ管理装置100及び再生装置130の処理について説明する。バックアップ処理については実施の形態1と同じであるので、説明は省略する。
先ず、図33から図35を用いて管理テーブル103の貸し出し処理を説明する。
ユーザが管理テーブル103の貸し出しを指示すると、管理テーブル貸出・返却部2702は、管理テーブル103の貸し出し有効期限を設定する画面3300を表示し、ユーザからの入力を待つ(S3401)。ユーザが、(i)貸し出し有効期限入力エリア3301に貸し出し有効期限を入力し、(ii)管理テーブル103の貸し出しボタン3302を押下すると、管理テーブル貸出・返却部2702は再生装置130の装置固有IDを取得する(S3402)。管理テーブル貸出・返却部2702は、貸し出し管理テーブル2701内で、取得した装置固有IDを検索する(S3501)。
検索の結果、上記装置固有IDが見つからなかった場合(S3502のN)、管理テーブル貸出・返却部2702は、取得した装置固有IDと貸し出し有効期限とを対応付け、対応付け情報を貸し出し管理テーブル2701へ記録する(S3503)。貸し出し管理テーブル2701への記録に成功すると(S3404のOK)、管理テーブル貸出・返却部2702は、ユーザによって入力された貸し出し有効期限と管理テーブル103とを再生装置130へ送信する(S3405)。
例えば、管理テーブル103が貸し出される再生装置130の装置固有IDが「1234」で、管理テーブル103の貸し出し有効期限として「2003年12月24日12時00分」が指定された場合、「1234」と「200312241200」とが対応付けられて、貸し出し情報管理テーブルのメンバ3201に記録される。
記録に成功すると、管理テーブル貸出・返却部2702は、ユーザによって入力された貸し出し有効期限と管理テーブル103とを再生装置130へ送信する(S3405)。
コンテンツ管理装置100から管理テーブル103と貸し出し有効期限とを受信した再生装置130は、受信した管理テーブル103と貸し出し有効期限とを記憶部1311に格納する。
他方、貸し出し管理テーブル2701内に同一の装置固有IDが記録されている場合(S3502のY)、管理テーブル貸出・返却部2702は、貸し出し管理テーブル2701内に対応付けられている貸し出し有効期限をユーザによって新たに入力された貸し出し有効期限に更新する(S3505)。
例えば、貸し出し管理テーブル2701には「1234」と「200312241200」とが対応付けられて記録されているとする。ユーザが有効期限「2004年01月15日15時30分」を指定して管理テーブル103を貸し出そうとすると、管理テーブル貸出・返却部2702は、貸し出し管理テーブル2701内で「1234」と「200312241200」とが対応付けられて記録されているエントリを、「1234」と「200401151530」とが対応するように変更する。
貸し出し有効期限の更新に成功すると、管理テーブル貸出・返却部2702は、再生装置130に対して、新たな貸し出し有効期限を送信する(S3406)。
コンテンツ管理装置100から新たな貸し出し有効期限を受信した再生装置130は、受信した新たな貸し出し有効期限を記憶部1311に格納する。
次に、図36及び図37を用いてリストア処理を説明する。
ユーザがリストアを指示すると、リストア部2703は、リストアに先立って、貸し出し情報管理部2704に対して貸し出し管理テーブル2701内の有効期限切れエントリの削除を依頼する(S3601)。
依頼を受けた貸し出し情報管理部2704はタイマ2705から現在時刻を取得する(S3701)。現在時刻の取得に成功すると、貸し出し情報管理部2704は、貸し出し管理テーブル2701内の貸し出し有効期限エントリと現在時刻とを比較し(S3703)、有効期限切れのエントリがないかどうかを確認する。有効期限切れのエントリが発見されると(S3704のY)、有効期限切れのエントリを削除する(S3705)。
以後のリストア処理については実施の形態2と同じであるので、説明は省略する。
最後に、図38を用いて再生装置130におけるコンテンツの再生処理について説明する。ここでは再生装置130に貸し出された管理テーブル103を用いてコンテンツを再生してもよいか否かを判断する処理について説明する。なお、再生装置130をコンテンツ管理装置100に接続し、コンテンツを再生してもよいか否かをコンテンツ管理装置100により判断させる場合の処理については実施の形態1で説明済みであるので、ここでは説明を省略する。
再生装置130にメモリカード120が挿入され、ユーザによってコンテンツの再生が指示されると(S2003)、再生部131はメモリカード120からカード固有ID122を取得する(S2501)。カード固有ID122の取得に成功すると、再生部131は再生装置130内の記憶部1311に管理テーブル103が保持されているか否かを調べる(S2502)。
管理テーブル103が保持されている場合(S2503のY)、再生部131は、記憶部1311に保持されている貸し出し有効期限を確認し(S3801)、タイマと比較する。比較の結果、有効期限内である場合(S3802のY)、再生部131は、再生装置130内に保持している管理テーブル103を用いて、コンテンツを再生してもよいか否かを判断する(S2504)。
他方、貸し出し有効期限が過ぎていた場合(S3802のN)、再生部131は、記憶部1311に保持されている管理テーブル103を削除し(S3803)、再生処理を中断する。
再生装置130内に保持している管理テーブル103を用いた、コンテンツを再生してもよいか否かを判断する処理については、実施の形態2と同じであるので、説明は省略する。
再生装置130からコンテンツ管理装置100への管理テーブル103の返却処理については実施の形態2と同じであるので、説明は省略する。
以上説明したように、再生装置130から管理テーブル103が返却されなかった場合であっても、ユーザが指定した、管理テーブルの有効期限が過ぎた場合、貸し出された管理テーブルを無効とすることができる。このことにより、管理テーブルを貸し出していた間禁止されていたリストアを再び行うことができるようになる。
また、図39のコンテンツ管理装置100内の破線で囲まれている構成部、すなわち、バックアップ部104、リストア部2703、管理テーブル貸出・返却部2702、及び貸し出し情報管理部2704は、集積回路により実現されてもよい。同様に、図39の再生装置130内の破線で囲まれている構成部、すなわち、再生部131は集積回路により実現されてもよい。
本発明の典型的な実施の形態の詳細を上述したが、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から逸脱することなく、典型的な実施の形態において多くの変形が可能であることを容易に認識する。したがって、全てのこのような変形は、本発明の範囲内に含まれる。
本発明のコンテンツ管理装置は、コンテンツの不正な複製を防止すると共に、コンテンツのバックアップ及びリストアを行なう装置等として有用である。
これら、並びに、発明の他の目的、効果、及び特徴は、発明の特定の実施の形態を説明する添付図面とともに行なう説明から明らかである。
実施の形態1の概要を説明するための図である。 実施の形態1における各装置及びメモリカードの構成図である。 管理テーブルのデータ構造を示す図である。 バックアップフラグのデータ構造を示す図である。 バックアップを行なうのかリストアを行なうのかをユーザに選択させるための画面を示す図である。 実施の形態1における、バックアップ及びリストアを行なう際の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における、コンテンツを再生する際の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における、バックアップ処理を表すフローチャートである。 コンテンツがバックアップされる様子と、バックアップ後の管理テーブル及びバックアップフラグを表す図である。 実施の形態1における、リストア処理を表すフローチャートである。 リストア対象のコンテンツの表示画面を示す図である。 (A)リストア前の管理テーブルを表す図である。(B)リストア後の管理テーブルを表す図である。 実施の形態1における、コンテンツの再生処理を表すフローチャートである。 実施の形態1における、コンテンツの再生可否判断処理を表すフローチャートである。 実施の形態1におけるコンテンツ管理装置及び再生装置を構成する構成部の一部を集積回路に置き換えた場合を説明するための図である。 実施の形態2における各装置及びメモリカードの構成図である。 貸し出し管理テーブルのデータ構造を示す図である。 バックアップを行なうのか、リストアを行なうのか、管理テーブルの貸し出しを行なうのかをユーザに選択させるための画面を示す図である。 実施の形態2における、バックアップと、リストアと、管理テーブル貸出の判断処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、コンテンツの再生と、管理テーブル返却の判断処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、管理テーブルの貸し出し処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、貸し出し情報管理テーブルの記録及び更新処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、リストア処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、管理テーブル貸出済み確認処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、コンテンツの再生処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、コンテンツの再生可否判断処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、再生装置の管理テーブル返却処理を表すフローチャートである。 実施の形態2における、コンテンツ管理装置の管理テーブルの返却処理を表すフローチャートである。 実施の形態2において、管理テーブルが返却された場合の貸し出し情報管理テーブル内エントリ削除処理を表すフローチャートである。 実施の形態2におけるコンテンツ管理装置及び再生装置を構成する構成部の一部を集積回路に置き換えた場合を説明するための図である。 実施の形態3における各装置及びメモリカードの構成図である。 実施の形態3における、貸し出し情報管理テーブルのデータ構造を表す図である。 実施の形態3における、管理テーブルの貸出有効期限設定時の画面表示例を表す図である。 実施の形態3における、管理テーブルの貸し出し処理を表すフローチャートである。 実施の形態3における、貸し出し情報管理テーブルの記録及び更新の処理を表すフローチャートである。 実施の形態3における、管理テーブルの貸出済み確認処理を表すフローチャートである。 実施の形態3における、タイマによる貸し出し情報管理テーブルの削除処理を表すフローチャートである。 実施の形態3における、再生可否判断処理を表すフローチャートである。 実施の形態3におけるコンテンツ管理装置及び再生装置を構成する構成部の一部を集積回路に置き換えた場合を説明するための図である。

Claims (16)

  1. 可搬媒体に格納されているコンテンツを管理するコンテンツ管理装置であって、
    コンテンツを記憶するためのコンテンツ記憶部と、
    第1の可搬媒体に格納されているコンテンツを前記コンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納するバックアップ部と、
    前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換えるリストア部と、
    可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信する管理テーブル処理部と
    を備えるコンテンツ管理装置。
  2. 前記管理テーブル処理部は、前記再生装置によって再生されようとしている前記コンテンツが格納されている可搬媒体の媒体識別子が前記管理テーブルに格納されている場合、前記コンテンツを再生することを許可することを示す前記再生判定情報を前記再生装置へ送信する
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  3. 前記再生判定情報は、前記管理テーブルである
    請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  4. 前記管理テーブル処理部は、(i)前記管理テーブルを前記再生装置へ送信し、(ii)前記管理テーブルを送信したことを示す送信済み情報を管理テーブル記憶部に格納し、
    前記リストア部は、前記送信済み情報が前記管理テーブル記憶部に格納されていないときのみ、前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製する
    請求項3に記載のコンテンツ管理装置。
  5. 前記送信済み情報は、前記再生装置の識別子である
    請求項4に記載のコンテンツ管理装置。
  6. 前記管理テーブル処理部は、前記再生装置から前記管理テーブルが不要になった旨が通知された場合、前記管理テーブル記憶部に格納されている前記送信済み情報を削除する
    請求項4に記載のコンテンツ管理装置。
  7. 更に、時刻を示す時計を備え、
    前記再生装置から前記管理テーブルを送信することが要求された場合、前記管理テーブル処理部は、送信される前記管理テーブルの有効期限を前記管理テーブル記憶部に格納し、
    前記時計が示す時刻が前記有効期限を過ぎた場合、前記管理テーブル処理部は、前記管理テーブル記憶部に格納されている前記送信済み情報を削除する
    請求項4に記載のコンテンツ管理装置。
  8. 可搬媒体に格納されているコンテンツを再生する再生装置であって、
    前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求する要求部と、
    前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生する再生部と
    を備える再生装置。
  9. 可搬媒体に格納されているコンテンツを管理するコンテンツ管理方法であって、
    第1の可搬媒体に格納されているコンテンツをコンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(a−i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(a−ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納し、
    前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(b−i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(b−ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換え、
    可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信する
    コンテンツ管理方法。
  10. 可搬媒体に格納されているコンテンツを再生する再生方法であって、
    前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求し、
    前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信し、
    受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生する
    再生方法。
  11. 可搬媒体に格納されているコンテンツを管理するためのプログラムであって、
    第1の可搬媒体に格納されているコンテンツをコンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(a−i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(a−ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納し、
    前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(b−i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(b−ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換え、
    可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 可搬媒体に格納されているコンテンツを再生するためのプログラムであって、
    前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求し、
    前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信し、
    受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 可搬媒体に格納されているコンテンツを管理するためのプログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
    第1の可搬媒体に格納されているコンテンツをコンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(a−i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(a−ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納し、
    前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(b−i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(b−ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換え、
    可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
  14. 可搬媒体に格納されているコンテンツを再生するためのプログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求し、
    前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信し、
    受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
  15. 可搬媒体に格納されているコンテンツを管理する集積回路であって、
    第1の可搬媒体に格納されているコンテンツをコンテンツ記憶部にバックアップすることが要求された場合、(i)前記第1の可搬媒体に格納されている前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部に複製し、(ii)前記コンテンツと前記第1の可搬媒体の媒体識別子とを対応付けて対応付け情報を前記コンテンツ管理装置内部の管理テーブルに格納するバックアップ部と、
    前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを第2の可搬媒体にリストアすることが要求された場合、(i)前記コンテンツ記憶部に複製された前記コンテンツを前記第2の可搬媒体に複製するとともに、(ii)前記管理テーブルに格納されている前記第1の可搬媒体の媒体識別子を、前記第2の可搬媒体の媒体識別子に置き換えるリストア部と、
    可搬媒体に格納されている前記コンテンツを再生しようとする再生装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信する管理テーブル処理部と
    を備える集積回路。
  16. 可搬媒体に格納されているコンテンツを再生する集積回路であって、
    前記コンテンツと対応付けられた識別子が格納されている管理テーブルを記憶しているコンテンツ管理装置へ、前記管理テーブルに基づく、前記コンテンツを再生することの許可を判定するための情報である再生判定情報を送信することを要求する要求部と、
    前記再生判定情報を前記コンテンツ管理装置から受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記再生判定情報が前記コンテンツを再生することが許可されていることを示している場合のみ、前記コンテンツを再生する再生部と
    を備える集積回路。
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