JP2001184313A - 配給システム、及び、システム機器 - Google Patents

配給システム、及び、システム機器

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JP2001184313A
JP2001184313A JP36982599A JP36982599A JP2001184313A JP 2001184313 A JP2001184313 A JP 2001184313A JP 36982599 A JP36982599 A JP 36982599A JP 36982599 A JP36982599 A JP 36982599A JP 2001184313 A JP2001184313 A JP 2001184313A
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JP36982599A
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Inventor
Hiroshi Sukegawa
川 博 助
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権の保護を図りつつコンテンツデータの
異なる記録媒体間の移動を許容する。 【解決手段】 記録媒体10a用のコンテンツデータ4
0aを記録媒体10b用に変更する場合には、供給サー
バ60の管理の下に移動元の記録媒体10aの媒体識別
ID20aに含まれるサフィックスID24aをインク
リメントした上で、移動先の記録媒体10b用のコンテ
ンツデータ40bをダウンロードする。これにより、著
作権の保護を図りつつ、記録媒体10a用のコンテンツ
データ40aを異なる記録媒体10bに移動することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配給システム及び
システム機器に関し、特に、ユーザの利便性の向上を図
りつつコンテンツの著作権の保護を図らんとする配給シ
ステム及びシステム機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フラッシュメモリカードと呼ばれ
るカード型の記録媒体が注目されている。このカード型
の記録媒体においては、音楽等の著作権を有するコンテ
ンツの不法コピーを禁じるため、記録媒体に他の記録媒
体と重複なきようにユニークな媒体識別IDを付する手
法が提案されている。
【0003】この手法は、記録媒体に付された媒体識別
IDを、この記録媒体に記録するコンテンツデータに埋
め込み、これを再生するシステム機器では、例えば、媒
体識別IDとコンテンツデータに埋め込まれいてるID
とが一致した場合にのみ、コンテンツデータの読み出し
ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような著作権保護の仕組みは、比較的容易に著作権の
保護が図れるものの、ユーザの使い勝手が悪いという問
題があった。すなわち、コンテンツデータを異なる記録
媒体間で移動ができないため、1人の個人が複数の記録
媒体を保有しているような場合でも、これら複数の記録
媒体の間でコンテンツデータの移動ができないという問
題があった。
【0005】また、1人の個人が大容量の記録媒体を新
たに購入したような場合でも、この大容量の記録媒体用
に、今まで保持している小容量の記録媒体用に記録して
いるコンテンツデータをまとめて移動することができな
いという問題があった。
【0006】さらに、記録媒体の読み出しを行うシステ
ム機器を、これまでと異なるデータフォーマットを有す
るものに買い換えた場合、従来のシステム機器で蓄積し
たコンテンツデータを、新たなフォーマットのシステム
機器に、移行することができないという問題もあった。
【0007】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、音楽等のコンテンツの著作権保護を図りつつ、
ユーザが異なる記録媒体間でコンテンツデータを移動す
ることのできる仕組みを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る配給システムは、各記録媒体間で重複
なきように識別子が割り当てられているユニークID
と、記憶情報が不可逆的に変化するサフィックスIDと
を含む媒体識別IDを有する記録媒体に、端末機器を介
して、コンテンツを配給するとともに、第1の記録媒体
用の第1コンテンツデータを、第2の記録媒体用の第2
コンテンツデータに変更することを許容する、ネットワ
ークを用いた配給システムであって、前記第1の記録媒
体に対して正当に送信したコンテンツを特定する、特定
手段と、前記第1の記録媒体の前記サフィックスIDを
変化させる、変化手段と、前記第2の記録媒体の前記媒
体識別IDを取得する、取得手段と、前記特定手段で特
定した前記コンテンツについて、前記第2の記録媒体の
前記媒体識別IDに対応した前記第2コンテンツデータ
を生成する、生成手段と、前記第2コンテンツデータを
前記第2の記録媒体用に送信する、送信手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係るシステム機器は、識別
IDを保持する第1の記録媒体が装着された場合に、前
記識別IDを一時的に保存する、ID一時保存部と、次
に装着された第2の記録媒体に格納されているコンテン
ツデータのコンテンツIDを取得する、取得手段と、前
記第2の記録媒体の前記コンテンツIDと、前記ID一
時保存部に保存した前記識別IDとを比較し、両者の間
に所定の関係が成立する場合には、前記第2の記録媒体
に格納されている前記コンテンツデータの読み出しを許
可する、判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態は、媒体識別IDを各記録媒体固有であるユニー
クIDとインクリメントのみ可能であるサフィックスI
Dとで構成し、異なる記録媒体間でコンテンツデータの
移動を行う際には、コンテンツを配給する配給サーバシ
ステムからの指示により移動元の記録媒体のサフィック
スIDをインクリメントした上で、新たな記録媒体にコ
ンテンツデータを移動させることにより、コンテンツの
著作権保護を図りつつ、ユーザが異なる記録媒体間でコ
ンテンツデータの移動ができるようにしたものである。
より詳しくを以下に説明する。
【0011】図1は、第1実施形態に係る記録媒体10
のデータフォーマットを模式的に示す図である。
【0012】この図1に示すように、記録媒体10は、
メモリ領域中に媒体識別ID20とデータ記録本体部3
0とを備えて構成されている。媒体識別ID20は、ユ
ニークID22とサフィックスID24とを結合するこ
とにより生成されている。
【0013】ユニークID22は、各記録媒体10に他
の記録媒体10と重複することのないように割り当てら
れる識別子である。このユニークIDは、記録媒体10
の製造・出荷段階等で定められる固定的なものであり、
ユーザが購入した後に書き換えられることのない識別子
である。
【0014】サフィックスID24は、ユーザが購入し
た後に、一方向にのみ変化することのできる識別子であ
る。つまり、一旦、何らかの手法により記憶情報が書き
換えられた場合には、元の記憶情報に戻ることのできな
い識別子である。例えば、インクリメントやデクリメン
トのみが可能な識別子がこれに該当する。具体的な実現
方法としては、例えば、この記録媒体10をフラッシュ
メモリカードで構成した場合には、このサフィックスI
D24は、一旦書き込みをした以上消去不能に構成され
ているメモリ領域に、ビットを書き込んでいく手法が考
えられる。
【0015】本実施形態においては、サフィックスID
24はユニークID22と連続したメモリ領域に設けら
れているが、両者を離れた別々のメモリ領域に設けるよ
うにしてもよい。
【0016】データ記録本体部30は、ユーザが任意に
何度でも書き換え可能なメモリ領域で構成されており、
音楽や映像等のコンテンツデータ40が格納される。こ
のコンテンツデータ40には、媒体識別ID20に対応
するIDが、コンテンツID42として埋め込まれてい
る。詳しくは後述するが、ユニークID22とサフィッ
クスID24との結合からなる媒体識別ID20と、こ
のコンテンツデータ40に埋め込まれているコンテンツ
ID42との間に所定の関係(例えば、両者の一致)が
成立した場合に、正当な権利を有するユーザにコンテン
ツデータ40が所持されていると判断する。
【0017】この媒体識別ID20は、そのままコンテ
ンツID42としてコンテンツデータ40に埋め込まれ
てもよいし、暗号化した上でコンテンツデータ40に埋
め込まれてもよい。また、コンテンツID42は、媒体
識別ID20に対して、何らかの規則を適用して生成し
たものでもよい。
【0018】図2は、本実施形態の媒体識別ID20の
データフォーマットを示す図である。この図2に示すよ
うに、本実施形態においては、媒体識別ID20は、1
28ビットのデータ長を有しており、そのうちの120
ビットでユニークID22が構成されており、8ビット
でサフィックスID24が構成されている。
【0019】8ビットのサフィックスID24は、上述
したように、記憶情報が一方向にのみ変化する識別子で
ある。本実施形態においては、8ビットのサフィックス
ID24は、初期状態で「11111111」になって
おり、各ビットが不可逆的に変化するようになってい
る。つまり、一旦「1」から「0」に変化したビット
は、再び「1」に戻ることができないようになってい
る。したがって、サフィックスID24は、初期状態で
ある「11111111」から、「1111111
0」、「11111100」、「11111000」、
…、「10000000」、「00000000」の順
に変化する。本実施形態では、このように各ビットを
「1」から「0」に変化させることをインクリメントす
ると称することとする。
【0020】120ビットのユニークID22は、理論
上2120個のパターンを有しており、実質上、記録媒
体10と重複なきようにIDを付することができる。但
し、ユニークID22のビット数をさらに少なくして
も、実用上、同じユニークID22を有する記録媒体1
0を見つけ出せる確率が極めて低くければ、必要な著作
権保護は図られていると考えることもできる。
【0021】図3は、本実施形態に係る記録媒体管理シ
ステムにおける、記録媒体10の使用形態の一例を示す
図である。この図3に示すように、パーソナルコンピュ
ータ50を介して配給サーバ60からコンテンツをダウ
ンロードすることにより、記録媒体10や外部記憶装置
52にコンテンツデータ40が格納される。パーソナル
コンピュータ50と供給サーバ60との間は、電話回線
等の一般回線により接続される。本実施形態において
は、コンテンツデータ40のコンテンツID42は、配
給サーバ60がコンテンツをダウンロードする際に生成
し、ユーザは任意に書き換えることはできないようにな
っている。
【0022】供給サーバ60は、ダウンロードコンテン
ツデータベース62を備えている。このダウンロードコ
ンテンツデータベース62には、ダウンロードコンテン
ツテーブル64が格納されている。このダウンロードコ
ンテンツテーブル64は、記録媒体10の媒体識別ID
20毎に、どのようなコンテンツを正当にその記録媒体
10用にダウンロードしたを管理している。つまり、ダ
ウンロードコンテンツデータベース62には、媒体識別
ID20と、この媒体識別ID20用にダウンロードし
たコンテンツとの関係が、記憶されている。
【0023】このコンテンツデータ40が格納された記
録媒体10をシステム機器70に装着すると、システム
機器70は、この記録媒体10の媒体識別ID20と、
この記録媒体10に格納されているコンテンツデータ4
0のコンテンツID42との間に、所定の関係が成立す
るかどうかを判断する。所定の関係が成立した場合に
は、システム機器70は、そのコンテンツデータ40の
読み出しを実行する。一方、所定の関係が成立しなかっ
た場合には、システム機器70は、そのコンテンツデー
タ40の読み出しを実行しない。つまり、システム機器
70は、媒体識別ID20とコンテンツID42との間
に所定の関係が成立した場合にのみ読み出しを許可し、
媒体識別ID20とコンテンツID42との間に所定の
関係が成立しなかった場合には読み出しを許可しないよ
うに構成されている。本実施形態においては、システム
機器70は、媒体識別ID20とコンテンツID42と
が一致した場合にのみ読み出しを許可し、一致しなかっ
た場合には読み出しを許可しないように構成されている
ものとする。
【0024】また、パーソナルコンピュータ50に接続
されている外部記憶装置52は、ハードディスク等によ
り構成されている。上述したように、この外部記憶装置
52には、コンテンツデータ40を格納することが可能
である。すなわち、外部記憶装置52に、配給サーバ6
0から媒体識別ID20に対応するコンテンツID42
を埋め込んだコンテンツデータ40をダウンロードした
り、記録媒体10からコンテンツデータ40をバックア
ップしたりすることができる。
【0025】このため、ユーザは、記録媒体10に格納
してあるコンテンツデータ40を、外部記憶装置52に
格納してあるコンテンツデータ40と入れ替えて、シス
テム機器70で読み出すことができる。例えば、システ
ム機器70が音楽再生プレイヤである場合には、自分の
気に入った音楽のコンテンツデータ40を外部記憶装置
52から記録媒体10に移して、システム機器70で再
生することができる。
【0026】次に、図4乃至図6に基づいて、本実施形
態に係る記録媒体管理システムにおいて、異なる記録媒
体10の間でコンテンツデータ40の移動を行う場合の
処理について説明する。
【0027】図4は、異なる記録媒体10の間でコンテ
ンツデータ40の移動を行う場合におけるパーソナルコ
ンピュータ50と配給サーバ60との処理フローを示す
図である。図5及び図6はその際の記録媒体10と外部
記憶装置52との内部状態を模式的に示す図であり、図
5はコンテンツの移動前の状態を示す図であり、図6は
コンテンツの移動後の状態を示す図である。
【0028】図5に示すように、ここでは、パーソナル
コンピュータ50に接続された媒体読み書き装置54
に、2枚の記録媒体10a、10bが装着されているも
のとする。例えば、記録媒体10aは8Mバイトのフラ
ッシュメモリカードであり、記録媒体10bは64Mバ
イトのフラッシュメモリカードであり、記録媒体10a
用にこれまで蓄積していたコンテンツデータ40aを記
録媒体10b用に移動する場合を想定する。
【0029】移動元の記録媒体10aは、ユニークID
22aとサフィックスID24aとからなる媒体識別I
D20aを保持しており、サフィックスID24aは
「11110000」になっている。移動先の記録媒体
10bは、ユニークID22bとサフィックスID24
bとからなる媒体識別ID20bを保持しており、サフ
ィックスID24bは「11111110」になってい
る。
【0030】外部記憶装置52には、記録媒体10a用
のコンテンツデータ40aが複数格納されている。この
コンテンツデータ40aは記録媒体10a用のコンテン
ツであるので、記録媒体10a用のコンテンツID42
aが埋め込まれている。
【0031】このような前提の下、記録媒体10a用の
コンテンツデータ40aを記録媒体10b用に移動する
場合には、図4に示すように、まずユーザは、2枚の記
録媒体10a、10bを媒体読み書き装置54に装着す
る(ステップS10)。続いて、ユーザはパーソナルコ
ンピュータ50に、2枚の記録媒体10a、10b間で
コンテンツデータ40aの移動をする旨の指示を入力す
る(ステップS11)。このパーソナルコンピュータ5
0に入力された移動指示は、パーソナルコンピュータ5
0から供給サーバ60に送信される。
【0032】移動指示を受信した供給サーバ60は、移
動元の記録媒体10a用にダウンロードしたコンテンツ
をリストアップし、記録媒体10aのコンテンツリスト
を生成する(ステップS12)。すなわち、上述したよ
うに供給サーバ60は、ダウンロードコンテンツテーブ
ル64を用いて、ダウンロードしたコンテンツを一元的
に管理している。このため、記録媒体10aの媒体識別
ID20aを検索キーとして用いてダウンロードコンテ
ンツテーブル64を検索し、これまでに記録媒体10a
用にダウンロードしたコンテンツリストを生成する。こ
の例では、記録媒体10a用に3つのコンテンツがダウ
ンロードされている。続いて、供給サーバ60は、この
コンテンツリストをパーソナルコンピュータ50に送信
する(ステップS13)。
【0033】このコンテンツリストを受信したパーソナ
ルコンピュータ50は、コンテンツリストを画面に表示
し、ユーザはこの表示されたコンテンツリストのコンテ
ンツを確認する(ステップS14)。この確認をしたユ
ーザは、コンテンツの移動を実行する指示をパーソナル
コンピュータ50に入力する(ステップS15)。
【0034】なお、本実施形態では、コンテンツリスト
に挙げられたコンテンツを一括して新たな記録媒体10
b用に移動することとしているが、このコンテンツリス
トの中からユーザが任意のコンテンツを選択して、新た
な記録媒体10b用に移動することができるようにして
もよい。つまり、一部のコンテンツは元の記録媒体10
a用に残すようにしてもよい。
【0035】ユーザから移動実行指示の入力されたパー
ソナルコンピュータ50は、これを供給サーバ60に送
信する。この移動実行指示を受信した供給サーバ60
は、パーソナルコンピュータ50に、移動元の記録媒体
10aのサフィックスID24aをインクリメントする
よう指示する(ステップS16)。
【0036】このインクリメント指示を受信したパーソ
ナルコンピュータ50は、自動的に、つまりユーザの意
志が介在することなく、移動元の記録媒体10aのサフ
ィックスIDをインクリメントする(ステップS1
7)。この例では、図5及び図6に示すように、記録媒
体10aのサフィックスID24aを「1111000
0」から「11100000」に変更する。続いて、パ
ーソナルコンピュータ50は、移動元の記録媒体10a
の新しいサフィックスID24aを供給サーバ60に自
動的に送信する(ステップS18)。
【0037】供給サーバ60は、移動元の記録媒体10
aのサフィックスID24aが変更されたことを確認す
るとともに、移動先の記録媒体10bの媒体識別ID2
0bを取得する(ステップS19)。この例では、図5
及び図6に示すように、記録媒体10bの媒体識別ID
20bを取得する。
【0038】続いて、供給サーバ60は、ダウンロード
したコンテンツの権利の帰属先を新しい媒体識別ID2
0bに変更すべく、ダウンロードコンテンツテーブル6
4を更新するとともに、この新しい媒体識別ID20b
をコンテンツID42bとして埋め込んだコンテンツデ
ータ40bを生成する(ステップS20)。続いて、供
給サーバ60は、この生成したコンテンツデータ40b
を、パーソナルコンピュータ50に送信する(ステップ
S21)。
【0039】このコンテンツデータ40bを受信したパ
ーソナルコンピュータ50は、図6に示すように、これ
を外部記憶装置52に格納する(ステップS22)。ま
た、これまで外部記憶装置52に格納されていた記録媒
体10a用のコンテンツデータ40aを削除する。これ
により、外部記憶装置52において、記録媒体10a用
のコンテンツデータ40aが、記録媒体10b用にコン
テンツデータ40bとして移動されたことになる。ユー
ザは、この外部記憶装置52に格納されたコンテンツデ
ータ40bを新たな記録媒体10bに移して、システム
機器70に装着することにより、これまで保有していた
コンテンツデータ40bを読み出すことができる。
【0040】なお、本実施形態においては、新たなコン
テンツデータ40bを外部記憶装置52に格納する際
に、これまでのコンテンツデータ40aは削除すること
としてるが、これまでのコンテンツデータ40aは必ず
しも削除する必要はない。なぜなら、これまでのコンテ
ンツデータ40aに埋め込まれているコンテンツID4
2aは、サフィックスID24aがインクリメントする
前の媒体識別ID20aに対応して作成されたものであ
り、新たにインクリメントされたサフィックスID24
aを含む媒体識別ID20aの記録媒体10aを用いて
も、システム機器70で読み出すことはできないからで
ある。
【0041】次に、ユーザが悪意を持ってコンテンツデ
ータ40の不正コピーを得ようとする場合の対策につい
て説明する。
【0042】例えば、ユーザが上述したステップS18
において、パーソナルコンピュータ50に改良を加え、
実際にはコンテンツデータ40aの移動元の記録媒体1
0aのサフィックスID24aをインクリメントしてい
ないにも関わらず、配給サーバ60にサフィックスID
24aがインクリメントされたと送信してしまうと、不
正コピーができるのと同義になってしまう。このような
ことを防止するためには、以下のような対策が考えられ
る。
【0043】配給サーバ60がコンテンツデータ40の
移動処理を行う場合には、パーソナルコンピュータ50
の有する汎用アプリケーション・インターフェースを用
いて媒体読み書き装置54にアクセスせずに、物理層を
直接制御するドライバ相当レベルのアクセスソフトウェ
アを配給サーバ60からパーソナルコンピュータ50に
ダウンロードし、このダウンロードしたアクセスソフト
ウェアを用いてパーソナルコンピュータ50や媒体読み
書き装置54にアクセスするようにする。このようにす
ることにより、パーソナルコンピュータ50に既に存在
する汎用アプリケーション・インターフェースやドライ
バ相当レベルのソフトウェアに、ユーザが改造を加え
も、配給サーバ60が行う移動処理に影響を及ぼすこと
はできなくなり、不正なコピーをすることを回避するこ
とができる。つまり、サフィックスID24aをインク
リメントしていないにも関わらず、配給サーバ60にサ
フィックスID24aがインクリメントされたと送信し
てしまうのを、防止することができる。
【0044】さらに、この配給サーバ60がパーソナル
コンピュータ50にダウンロードするアクセスソフトウ
ェア自体に時間変化の要素を持たせ、限られた時間しか
このアクセスソフトウェアを使用することができないよ
うにする。そして、配給サーバ60は、コンテンツデー
タ40の移動処理をする度に新しいアクセスソフトウェ
アをパーソナルコンピュータ50にダウンロードして使
用することにより、ユーザがアクセスソフトウェアを解
読してしまうのを防ぐことができる。
【0045】また、アクセスソフトウェアをダウンロー
ドするパケット処理プログラムも細分化し、そのパケッ
トに暗号を混ぜる等の工夫をすることにより、供給サー
バ60とパーソナルコンピュータ50との間の通信の秘
匿性を保つことができる。パケットレベルで汎用ドライ
バを使用する場合でも、原始的な汎用アクセス・アプリ
ケーション・インターフェースを使用する程度とするこ
とにより、通信の秘匿性を保つことができる。
【0046】以上のように、本実施形態に係る記録媒体
管理システムによれば、配給サーバ60が各記録媒体1
0にダウンロードしたコンテンツを、各記録媒体10の
媒体識別ID20に基づいて管理することとしたので、
ユーザに異なる記録媒体10間のコンテンツデータ40
の移動を認めたとしても、コンテンツの著作権保護を図
ることができる。
【0047】すなわち、コンテンツデータ40を移動す
る際には、移動元の記録媒体10aにおける媒体識別I
D20aのうちの一方向にのみ変化するサフィックスI
D24aを、配給サーバ60の管理の下にインクリメン
トすることとした。したがって、コンテンツデータ40
aを新たな記録媒体10b用に変更した後は、移動前の
コンテンツデータ40aに埋め込まれているコンテンツ
ID42aと、媒体識別ID20aとが一致しなくな
り、移動前のコンテンツデータ40aをシステム機器7
0で読み出せなくなる。このため、異なる記録媒体10
間におけるコンテンツデータ40aの移動をユーザに認
めたとしても、正当な権利のないコンテンツデータ40
aについてはユーザは使用できなくなり、コンテンツデ
ータ40aの著作権を保護することができる。
【0048】さらに、移動元の記録媒体10aについて
は、媒体識別ID20aにおけるサフィックスID24
aがインクリメントされているものの、記録媒体10a
としての基本的なデータ記録機能は失われていない。こ
のため、ユーザは、移動後の記録媒体10aの媒体識別
ID20aに合致したコンテンツを新たに取得すること
により、この記録媒体10aを引き続き使用することが
できる。
【0049】また、2枚の記録媒体10a、10bが装
着できる媒体読み書き装置54により、コンテンツデー
タ40aの移動処理を行うようにしたので、移動元の記
録媒体10aのサフィックスID24aをインクリメン
トする処理と、移動先の記録媒体10bの媒体識別ID
20bを取得する処理とを、ユーザの手を煩わさずに配
給サーバ60にスムーズに行わせることができる。
【0050】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した第1実施形態
においては、媒体読み書き装置54に2枚の記録媒体1
0a、10bが装着できるとして説明したが、ユーザが
適宜、2枚の記録媒体10a、10bを抜き差しするこ
とにより、1枚の記録媒体10しか装着のできない媒体
読み書き装置でも同様のことを実現することができる。
【0051】また、第1実施形態においては、コンテン
ツデータ移動用の端末機器として、パーソナルコンピュ
ータ50と媒体読み書き装置54とを用いてコンテンツ
データ40の移動をすることとしたが、コンテンツデー
タ移動用の専用端末機器でのみコンテンツデータ40の
移動ができるようにしてもよい。また、記録媒体10
a、10bを、コンテンツを管理する機関が一旦回収し
て、コンテンツデータ40aの移動とサフィックスID
24aのインクリメントをした上でユーザに返却するよ
うにしてもよい。このようにすることにより、悪意を持
ったユーザの不法コピーを効果的に防止することができ
る。
【0052】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態
は、正当にコンテンツデータを取得した際の媒体識別I
Dを有する記録媒体を一旦システム機器に装着すること
により、この正当な媒体識別IDをシステム機器に読み
取らせ、その後、一定時間内又は一定回数に限り、この
媒体識別IDに対応したコンテンツIDを有するコンテ
ンツデータを格納している他の記録媒体を装着した場合
には、この他の記録媒体に格納されているコンテンツデ
ータの読み出しを許可することにより、ユーザが正当に
取得したコンテンツデータを他の記録媒体に移動した場
合でも、そのコンテンツデータを使用することができる
ようにしたものである。より詳しくを以下に説明する。
【0053】図7は、本実施形態に係るコンテンツ管理
システムの全体構成を示す図である。この図7に示すよ
うに、本実施形態に係るコンテンツ管理システムの記録
媒体110a、110bは、上述した第1実施形態と同
様に、媒体識別ID120a120bと、データ記録本
体部130a、130bとを、備えている。但し、本実
施形態においては、媒体識別ID120a、120b
は、上述した第1実施形態と同様にユニークIDとサフ
ィックスIDとで構成してもよいし、ユニークIDのみ
で構成してもよい。
【0054】また、記録媒体110bのデータ記録本体
部130bには、コンテンツデータ140aが格納され
ている。このコンテンツデータ140aは、記録媒体1
10a用のデータであり、このため、このコンテンツデ
ータ140aには、記録媒体110aの媒体識別ID1
20aに対応したコンテンツID142aが、埋め込ま
れている。この例では、記録媒体110aは8Mバイト
のフラッシュメモリカードであり、記録媒体110bは
64Mバイトのフラッシュメモリカードである。
【0055】このようなコンテンツデータ140aの移
動は、パーソナルコンピュータ150等の端末機器を介
して行うことが可能である。このパーソナルコンピュー
タ150には、外部記憶装置152が接続されており、
この外部記憶装置152には、記録媒体110a用のコ
ンテンツデータ140aと、記録媒体110b用のコン
テンツデータ140bとが、格納されている。記録媒体
110a用のコンテンツデータ140aには、記録媒体
110aの媒体識別ID120aに対応したコンテンツ
ID142aが埋め込まれている。一方、記録媒体11
0b用のコンテンツデータ140bには、記録媒体11
0bの媒体識別ID120bに対応したコンテンツID
142bが埋め込まれている。
【0056】つまり、この図7に示す記録媒体110b
には、この外部記憶装置152に格納されているコンテ
ンツデータ140aが複写されていることになる。
【0057】一般的には、この記録媒体110bを、通
常のシステム機器に装着したとしても、コンテンツデー
タ140aを読み出すことはできない。なぜなら、記録
媒体110bの媒体識別ID120bと、コンテンツデ
ータ140aに埋め込まれているコンテンツID142
aとの間に所定の関係(例えば、両者の一致)が成立し
ないため、システム機器はこのコンテンツデータ140
aの読み出しを許可しないからである。
【0058】しかし、本実施形態に係るシステム機器1
70は、一定の条件の下において、この記録媒体110
bに格納されているコンテンツデータ140aの読み出
しを許可することとしている。以下に、このシステム機
器170が音楽再生プレーヤである場合を例にして、記
録媒体110bに格納されているコンテンツデータ14
0aの再生をシステム機器170が許可する仕組みを説
明する。
【0059】図8は、この記録媒体110bのコンテン
ツデータ140aを再生する際のシステム機器170の
処理を説明するフローチャートである。この図8に示す
処理は、図7に示すように、記録媒体110bの再生を
しようとするユーザが、まず別の記録媒体110aをシ
ステム機器170に装着し、媒体認識ボタン172を押
下することがトリガーとなって開始する。
【0060】図8に示すように、システム機器170
は、この処理を開始すると、装着された記録媒体110
aの媒体識別ID120aを読み出し、この媒体識別I
D120aをID一時保存部174に格納する(ステッ
プS30)。続いて、システム機器170は、タイマを
起動するとともに、確認用のランプ176を点灯させる
(ステップS31)。つまり、ユーザはこのランプ17
6が点灯することにより、装着した記録媒体110aの
媒体識別ID120aが、ID一時保存部174に格納
されたことを確認することができる。
【0061】図7に示すように、ランプ176の点灯を
確認したユーザは、システム機器170から記録媒体1
10aを抜き取り、2枚目の記録媒体110bをシステ
ム機器170に装着する。そして、ユーザは再生ボタン
178を押下する。
【0062】図8に示すように、システム機器170
は、この再生ボタン178が押下されるまで、待機状態
になっている(ステップS32)。再生ボタン178が
押下された場合(ステップS32:Yes)には、タイ
マが1分以上経過したかどうかを判断する(ステップS
33)。1分以上経過していない場合(ステップS3
3:Yes)には、参照比較用IDに2つの媒体識別I
D120a、120bを登録する(ステップS34)。
すなわち、ID一時保存部174から媒体識別ID12
0aを読み出して参照比較用IDに登録し、現在装着さ
れている記録媒体110bから媒体識別ID120bを
読み出して参照比較用IDに登録する。一方、ステップ
S33においてタイマが1分以上経過している場合(ス
テップS33:No)には、現在装着されている記録媒
体110bから媒体識別ID120bを読み出して、参
照比較用IDに登録する(ステップS35)。
【0063】次に、システム機器170は、参照比較用
IDに登録されているIDと、現在装着されている記録
媒体110bに格納されているコンテンツデータ140
aのコンテンツID142aとが、一致するかどうかを
判断する(ステップS36)。すなわち、本実施形態に
おいては、参照比較用IDに登録されているIDとコン
テンツID142aとの間の所定の関係は、一致関係で
あり、両者が一致している場合には正当な権利を有する
ものと判断している。このステップS36においては、
具体的には、参照比較用IDに2つの媒体識別ID12
0a、120bが登録されている場合には、この2つの
媒体識別ID120a、120bと、コンテンツID1
42aとを、比較する。この場合、媒体識別ID120
a、120bの一方とコンテンツID142aとが同じ
である場合には、両者が一致したと判断する。参照比較
用IDに1つの媒体識別ID120bが登録されている
場合には、この1つの媒体識別ID120bと、コンテ
ンツID142aとを、比較する。この場合、媒体識別
ID120bとコンテンツID142aとが同じである
場合には、両者が一致したと判断する。
【0064】参照比較用IDとコンテンツID142a
とが一致する場合(ステップS36:Yes)には、現
在装着されている記録媒体110bのコンテンツデータ
140aの再生を許可して実行する(ステップS3
7)。一方、参照比較用IDとコンテンツID142a
とが一致する場合(ステップS36:No)には、現在
装着されている記録媒体110bのコンテンツデータ1
40aの再生を許可しない。図7の例の場合、参照比較
用IDに登録されている一方の媒体識別ID120a
と、コンテンツID142aとが一致するので、コンテ
ンツデータ140aの再生が許可される。
【0065】以上のように、本実施形態に係るコンテン
ツ管理システムによれば、システム機器170に一旦装
着した記録媒体110aの媒体識別ID120aをID
一時保存部174に記憶し、この記憶した媒体識別ID
120aと、次に装着した記録媒体110bに格納され
ているコンテンツデータ140aのコンテンツID14
2aとが、一致した場合には、コンテンツデータ140
aの再生を許可することとしたので、そのコンテンツデ
ータ140aについて正当な権利を有する者はコンテン
ツデータ140aを異なる記録媒体110bに移動する
ことができる。つまり、本実施形態においては、当初、
コンテンツデータ140aは記録媒体110a用に取得
したものであるため、このコンテンツデータ140aに
は媒体識別ID120aに対応したコンテンツID14
2aが埋め込まれている。このため、この記録媒体11
0aをシステム機器170に装着してから一定時間以内
に、コンテンツデータ140aを格納した記録媒体11
0b装着した場合には、このコンテンツデータ140a
に対して正当な権利を有する者の使用であるとみなし
て、コンテンツデータ140aの読み出しを許可するこ
ととしたのである。
【0066】したがって、例えばユーザが大容量の記録
媒体110bを新たに購入したような場合でも、これま
で記録媒体110a用に蓄積してきたコンテンツデータ
140aを、無駄にすることなく利用することができ
る。また、そのために必要な操作も、従前の記録媒体1
10aをシステム機器170に一度装着するだけである
ので、ユーザに過度の負担をかけずに、これまでのコン
テンツデータ140aを利用させることができる。換言
すれば、ユーザに過度の負担をかけることなく、異なる
記録媒体110a、110bの間でコンテンツの編集が
可能になったといえる。
【0067】また、図7に示すように、システム機器1
70に、媒体識別ID120aをID一時保存部174
に格納した場合に点灯するランプ176を設けたので、
1枚目の記録媒体110aを装着したユーザは、媒体識
別ID120aがこのシステム機器170に読み出され
たことを目視で確認することができる。
【0068】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した第2実施形態
においては、システム機器170に、1枚目の記録媒体
110aを装着してから一定時間以内に2枚目の記録媒
体110bを装着した場合にそのコンテンツデータ14
0aについての正当な権利者であると判断することとし
たが、正当な権利者であるかどうかの判断基準はこれに
限るものではない。例えば、1枚目の記録媒体110a
を装着してから一定回数以内の2枚目の記録媒体110
bのコンテンツデータ140aの再生は、正当な権利者
の再生であると判断して、再生を許可するようにしても
よい。
【0069】また、第2実施形態におていは、媒体識別
ID120aをID一時保存部174に格納した際にラ
ンプ176が点灯することとしたが、ユーザへの通知手
法はこれに限るものではない。例えば、システム機器1
70に液晶表示画面がある場合には、この液晶表示画面
に何らかの通知メッセージを表示するようにしてもよ
い。
【0070】さらに、ユーザに対して1枚目の記録媒体
110aとして個人認証用のIDカードを発行し、この
IDカードに個人IDを書き込んでおき、2枚目の記録
媒体110bに格納するコンテンツデータ140aのコ
ンテンツID142aを個人IDに対応するようにして
おいてもよい。この場合、ユーザは、まずこのIDカー
ドを1枚目としてシステム機器170に装着し、2枚目
にこの個人IDに対応するコンテンツデータ140aを
格納している記録媒体110bを装着する。このような
場合には、システム機器170がコンテンツデータ14
0aの再生を許可するようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツの著作権保護を図りつつ、ユーザに異なる記
録媒体間のコンテンツの移動を認めることができるの
で、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る記録媒体のデータ
フォーマットを模式的に示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る媒体識別IDのデ
ータフォーマットの一例を示す図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る記録媒体管理シス
テムにおいて、システム機器を用いて記録媒体に格納さ
れたコンテンツデータの読み出しをする場合を説明する
図。
【図4】本発明の第1実施形態において、異なる記録媒
体の間でコンテンツデータの移動をする場合の処理を説
明する図。
【図5】異なる記録媒体の間でコンテンツデータの移動
をする前の記録媒体と外部記憶装置の状態を示す図。
【図6】異なる記録媒体の間でコンテンツデータの移動
をした後の記録媒体と外部記憶装置の状態を示す図。
【図7】本発明の第2実施形態に係るコンテンツ管理シ
ステムにおいて、異なる記録媒体の間でコンテンツデー
タの移動をした場合に、システム機器でコンテンツデー
タの再生を許可する仕組みを説明する図。
【図8】本発明の第2実施形態に係るコンテンツ管理シ
ステムにおいて、異なる記録媒体の間でコンテンツデー
タの移動をした場合に、コンテンツデータの再生を行う
システム機器でなされる処理を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
10、10a、10b 記録媒体 20 媒体識別ID 22 ユニークID 24 サフィックスID 30 データ記録本体部 40 コンテンツデータ 42 コンテンツID 50 パーソナルコンピュータ 54 媒体読み書き装置 60 供給サーバ 62 ダウンロードコンテンツデータベース 64 ダウンロードコンテンツテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各記録媒体間で重複なきように識別子が割
    り当てられているユニークIDと、記憶情報が不可逆的
    に変化するサフィックスIDとを含む媒体識別IDを有
    する記録媒体に、端末機器を介して、コンテンツを配給
    するとともに、 第1の記録媒体用の第1コンテンツデータを、第2の記
    録媒体用の第2コンテンツデータに変更することを許容
    する、ネットワークを用いた配給システムであって、 前記第1の記録媒体に対して正当に送信したコンテンツ
    を特定する、特定手段と、 前記第1の記録媒体の前記サフィックスIDを変化させ
    る、変化手段と、 前記第2の記録媒体の前記媒体識別IDを取得する、取
    得手段と、 前記特定手段で特定した前記コンテンツについて、前記
    第2の記録媒体の前記媒体識別IDに対応した前記第2
    コンテンツデータを生成する、生成手段と、 前記第2コンテンツデータを前記第2の記録媒体用に送
    信する、送信手段と、 を備えることを特徴とする配給システム。
  2. 【請求項2】前記変化手段は、前記第2コンテンツデー
    タの生成に伴い、前記第1の記録媒体の前記サフィック
    スIDに格納されている前記記憶情報を、自動的に変化
    させる、ことを特徴とする請求項1に記載の配給システ
    ム。
  3. 【請求項3】送信したしたコンテンツについて、前記記
    録媒体の前記媒体識別ID毎に管理する、送信コンテン
    ツデータベースをさらに備え、 前記特定手段が、前記第1の記録媒体に送信したコンテ
    ンツを特定する際には、前記第1の記録媒体の前記媒体
    識別IDを検索キーとして前記送信コンテンツデータベ
    ースを検索することにより特定する、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配給シ
    ステム。
  4. 【請求項4】識別IDを保持する第1の記録媒体が装着
    された場合に、前記識別IDを一時的に保存する、ID
    一時保存部と、 次に装着された第2の記録媒体に格納されているコンテ
    ンツデータのコンテンツIDを取得する、取得手段と、 前記第2の記録媒体の前記コンテンツIDと、前記ID
    一時保存部に保存した前記識別IDとを比較し、両者の
    間に所定の関係が成立する場合には、前記第2の記録媒
    体に格納されている前記コンテンツデータの読み出しを
    許可する、判定手段と、 を備えることを特徴とするシステム機器。
  5. 【請求項5】前記第1の記録媒体は、フラッシュメモリ
    カード、又は、個人識別IDカードである、ことを特徴
    とする請求項4に記載のシステム機器。
  6. 【請求項6】前記判定手段は、前記第2の記録媒体の前
    記コンテンツIDと前記ID一時保存部の前記識別ID
    との間の所定の関係の成立を、前記第1の記録媒体の前
    記識別IDを前記ID一時保存部に保存してから一定時
    間内に検出した場合にのみ、前記第2の記録媒体に格納
    されている前記コンテンツデータの読み出しを許可す
    る、ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のシ
    ステム機器。
  7. 【請求項7】前記判定手段は、前記第2の記録媒体に格
    納されている前記コンテンツデータの読み出し回数が、
    前記第1の記録媒体の前記識別IDを前記ID一時保存
    部に保存してから一定回数以下である場合にのみ、前記
    第2の記録媒体に格納されている前記コンテンツデータ
    の読み出しを許可する、ことを特徴とする請求項4又は
    請求項5に記載のシステム機器。
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