JP2007527778A - 個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセス及び装置 - Google Patents

個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセス及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、典型的には生理用ナプキン又はパンティライナーである、個別に袋又は小袋に包装される使い捨て吸収性物品の製造プロセスに関する。物品は、パンティ固定用接着剤を用いて、袋又は小袋を形成する包装材料に直接取り付けられる。物品は、連続する層状構造から切断され、その切断は、連続する層状構造の外側表面上に塗布されたパンティ固定用接着剤の層を直接貫通して行われる。切断ステップは、内部で冷却される少なくとも1つのナイフを含む切断器具を用いて実施される。本発明はまた、このプロセスを実施する装置にも関する。

Description

本発明は、使用前には個別に包装された使い捨て吸収性物品、特に生理用パッド及びパンティライナーに関する。更により具体的には、本発明は、個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセス及び装置に関する。
使い捨て吸収性物品は、従来技術において周知であり、多くの用途を有する。例えば、使い捨ておむつは尿を吸収し保持するためのものであり、包帯は血液及び他の身体排出物を吸収し保持するためのものであり、また生理用パッドは月経液を吸収し保持するためのものである。それぞれの例において、使い捨て吸収性物品は、液体を吸収し保持することにより、液体が放出される地点の周辺近傍を、その液体が汚し、濡らし、ないしは別の方法で汚染することを防ぐ。
一般に、使い捨て吸収性物品は全て、同じ基本的構造を有しており、液体がその厚さを透過でき、液体が保持される吸収性コアと接触する、液体透過性であってユーザに接触するトップシート層と、液体不透過性であって衣類に接触するバックシート要素との間に含まれる吸収性コアを含む。従来技術は、基本の吸収性コア、トップシート、及びバックシートの構成の多数の変形形態、並びにそれに追加する要素を教示しており、変形形態又は追加の要素のそれぞれは、使い捨て吸収性物品の特定の特性を改善することを目的としている。
使い捨て吸収性物品の特定の構造的特徴には非常に多数の変形形態があるが、それらは、同じ形で消費者に提示されることが多い。本質的に、使い捨て吸収性物品は、使用されている特定の構造的特徴に関わらず、箱又は袋に包装されており、消費者はそこから必要に応じて物品を引き出す。
従来技術は、販売された包装から一旦取り出された使い捨て吸収性物品の保護に関する問題に対処している。例えば、生理用パッドは、一般に個別に包装され、便利な数の個別に包装された物品を保持する何らかの容器、典型的には袋又は箱に入れられて、消費者に販売される。例えば、特許出願WO94/14396、名称「便利な廃棄手段を提供する生理用パッドのための折り畳み及び包装(Fold and Wrap Package for Catamenial Pads Providing Convenient Disposal Means)」では、使用前の収容、並びに使用後の汚れた生理用パッドの便利な廃棄を提供する、生理用パッドの個別包装が開示されている。個別包装は、小袋及び閉鎖フラップを有するように構成された包装材を含む。小袋は、未使用の生理用パッドを小袋の中に配置することができるように、典型的には折り畳んだ構成で設計されており、フラップは小袋の口の上に配置され、使用前に小袋を閉じるために、例えば接着テープ状ひもでそれに軽く固着されている。包装は、フラップと小袋の軽い固着を破ることによって小袋からフラップを剥がし、未使用の生理用パッドを小袋から取り出し、最終的には、包装が平坦な包装材になるように完全に小袋を開くことによって、使用される。その後、汚れた生理用パッドは、典型的にはパンティ固定用接着剤を用いて平坦な包装材に固定され、生理用パッドと包装材を、典型的にはそれ自体の上に巻かれて折り畳まれた廃棄の形体にし、接着テープ状ひもを包装材の別の部分に固定することによって最終的にその形体で固定することができる。
米国特許第4,556,146号、名称「個別に包装された使い捨て吸収性物品(Individually Packaged Disposable Absorbent Article)」は、生理用パッドの1つの主表面に重なり、典型的には生理用パッドのパンティ固定用接着剤を用いてそこに剥離可能に取り付けられた包装材と関連付けられた、生理用パッドなどの使い捨て吸収性物品を開示している。包装材は、使い捨て吸収性物品の外周よりも大きいので、使い捨て吸収性物品と包装材が、典型的には2つの折り畳み軸線の周りで1つのユニットとして折り畳まれた時、包装材の長手方向サイドフラップのそれぞれは、共通の長手方向縁部に沿って互いに軽く封止されてもよく、それによって個別の包装を有する使い捨て吸収性物品を提供する。好ましくは、使い捨て吸収性物品は、そのパンティ固定用接着剤を用いて剥離可能に包装材に直接取り付けられ、それによって、剥離紙を提供する必要がなくなる。
典型的には、パンティ固定用接着剤は、米国特許第4,556,146号に開示されているように、例えば長手方向に配向され、生理用パッドのバックシートの中央部を実質的に覆う単一のストリップとしてなど、ストリップ状又は他の好適なパターンの既知の感圧性接着剤のコーティングとして提供される。
プロセスの観点から、接着剤コーティングは、実際には剥離紙に塗布し、次に、個別の包装を形成する前に剥離紙を所望の位置でバックシートに接合することによって、使い捨て吸収性物品のバックシートに移動させることができ、これは、上述したPCT国際公開特許WO94/14396又は米国特許第4,556,146のどちらによっても実施することができる。後者の場合、剥離紙は、個別の包装を形成する前に、包装材料に恒久的に取り付けられなければならない。あるいは、接着剤コーティングを所望のパターンでバックシート上に直接塗布することができ、それに続いて吸収性物品を包装材料に接合することで、別個の剥離紙が不要になり、プロセスが簡略化され材料が節約される。この方法は、米国特許第4,556,146号による個別に包装された使い捨て吸収性物品に特に好適である。
バックシート上への接着剤の直接塗布は、通常、連続ウェブ様の層状構造上で行われ、それに続いて、個別の所望の外周に沿って前記構造から切断することによって個別の吸収性物品が形成される。層状構造は、最終的に使い捨て吸収性物品を形成する全ての要素、即ち層を既に含んでいることができ、又は切断ステップ後の後続のステップで、更なるいくつかの要素を追加することができる。
使い捨て吸収性物品、特に薄い生理用ナプキン及びパンティライナーなどの薄いタイプのものでは、バックシート上へのパンティ固定用接着剤の適用範囲は、好ましくは、使用中に下着と接触することが意図されるバックシートの全面に、又は少なくとも、好ましくは使い捨て吸収性物品の長手方向縁部に沿って延在する物品の外周の部分に、実質的に延在しているべきである。これは、物品の使用中の安定性の点で有利であり、言い換えればユーザによって適用された下着のクロッチ領域で適所に留まり、ユーザの動きによって生じる応力及び張力に有効に持ちこたえることができる。
しかしながら、個別に包装された使い捨て吸収性物品、即ち生理用パッド又はパンティライナーでは、少なくとも部分的に吸収性物品の外周まで延在するパンティ固定用接着剤の適用範囲の好ましい特徴、及び剥離紙が存在しないことが相まって、2つの対照的な、またプロセスの観点から現在のところ相反する必要性が構成される。一方では、実際上、剥離紙が存在しないことにより、バックシート上に直接接着剤コーティングが必要となることを意味する。他方では、既知の技術による、使い捨て吸収性物品の外周の少なくとも一部に正確に位置決めされた接着剤の模様付きコーティングは、実際には、連続ウェブ様の構造を所望の外周に沿って切断することによって単一の使い捨て吸収性物品が形成される前又はその後にコーティングが塗布される場合のいずれにも、実現可能ではない。唯一の理論上の代替形態は、接着剤コーティングが、接着剤が達することが意図される使い捨て吸収性物品の外周の部分に重なり、別個の物品を形成し分離するための後に続く切断作業が、接着剤の層を直接貫通して行われるような形で、接着剤コーティングを連続ウェブ様の構造に塗布することである。当該技術分野において既知のように、これによって、接着剤がナイフ器具に粘着して、接着剤がナイフ上に蓄積し、プロセスの信頼性が失われるという明白な問題につながる。
驚くべきことに、剥離紙の必要なしに各物品が包装材要素に剥離可能に取り付けられ、更に、パンティ固定用接着剤が個別の使い捨て吸収性物品それぞれの外周の少なくとも一部に沿って延在する、個別に包装された使い捨て吸収性物品を、信頼性があり単純な方法で提供することの問題は、剥離紙不要の個別に包装された使い捨て吸収性物品を提供するプロセスにおいて、個別の使い捨て吸収性物品がそこから形成される、連続ウェブ様の層状構造のバックシート層上にパンティ固定用接着剤を直接塗布することと、少なくとも接着剤が存在していなければならない外周の部分に沿って、少なくとも部分的に接着剤層を貫通して連続ウェブ様の層状構造から個別の使い捨て吸収性物品を切断することとを組み合わせることによって、解決できることが見出されている。接着剤が切断器具に粘着し、その上に蓄積されることなく、接着剤の層を貫通して直接切断することは、内部で冷却されるナイフを用いて切断する技術を適用することによって行われる。
本発明によれば、個々の外周の少なくとも一部に沿って延在するパンティ固定用接着剤を有する、個別に包装された、剥離紙不要の使い捨て吸収性物品を提供する方法及び装置が説明される。
本発明は、個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセスであって、
液体透過性外側構造、液体不透過性外側構造、及び液体透過性外側構造と液体不透過性外側構造との中間の吸収材料を少なくとも含む、連続ウェブ様の層状構造を提供するステップと、
液体不透過性外側構造の少なくとも一部の上に、衣類取付用の感圧性接着剤の層を塗布するステップと、
連続ウェブ様の層状構造から周辺に沿って個別の使い捨て吸収性物品を切断するステップであって、切断が、感圧性接着剤の層を少なくとも部分的に直接貫通して生じ、個別の使い捨て吸収性物品それぞれの周辺が、個別の使い捨て吸収性物品の長手方向軸線にほぼ平行な長手方向周辺セグメントを有し、内部で冷却される少なくとも1つのナイフを含む切断器具を用いて行われる切断するステップと;
個別の使い捨て吸収性物品それぞれを、感圧性接着剤の層を用いて個々の包装材要素に剥離可能に取り付けるステップと;
包装材要素を個別の使い捨て吸収性物品それぞれの周囲で折り畳むステップと;
包装材要素を個別の使い捨て吸収性物品それぞれの周辺の少なくとも一部の周りで封止して、個別に包装された使い捨て吸収性物品を形成するステップと、を含むプロセスに関する。
本発明はまた、上記プロセスを実施する装置であって、内部で冷却される少なくとも1つのナイフを含む、連続ウェブ様の層状構造から個別の使い捨て吸収性物品を切断する切断器具を含む装置に関する。
本発明は、個別に包装された使い捨て吸収性物品を提供するプロセス及び方法を指す。本明細書で使用する時、用語「吸収性物品」は、液体を吸収し保持するための物品、特に着用者の身体に当てて又はそれに近接して配置されて、身体から排出される様々な液体、例えば発汗、血液、経血、尿、膣分泌物などを吸収し保持する物品を指す。「使い捨て吸収性物品」は、一回の使用後に廃棄することを意図する、即ち洗濯ないしは別の方法で再生及び再使用することを意図しない、吸収性物品である。特に、以下に記載される使い捨て吸収性物品は、生理用ナプキン又はパンティライナーに言及する。
図2及び図3に示すように、本発明において言及する使い捨て吸収性物品10は、通常はトップシートと呼ばれる液体透過性外側構造12によって典型的に提供される身体面表面、好ましくは水蒸気及び/又は気体透過性でもあり、通常はバックシートと呼ばれる液体不透過性外側構造14によって典型的に提供される衣類に面する表面、並びに通常は吸収性コアと呼ばれる身体面表面と衣類に面する表面との間に配置される吸収性構造16(表示を簡単にするため図2及び図3には図示しないが、図1の透過図には示される)を有する。吸収性物品は、互いに垂直な長手方向軸線I−I及び横断方向軸線II−IIを有し、長手方向軸線にほぼ平行な周辺18の部分に対応する長手方向周辺セグメント20と、横断方向軸線にほぼ平行な周辺18の部分に対応する横断方向周辺セグメント22とを有する周辺18によって、境界が定められている。吸収性物品10は、当該技術分野において一般的な構成要素又は特徴のいずれかも含むことができ、例えば、上記のものに加えて更なる層及び要素を含むことができる。吸収性物品10、典型的には生理用ナプキン又はパンティライナーには、衣類に面する表面上、典型的にはバックシート14上に、使用中に吸収性物品10を着用者の下着に固着させ、それによって物品を着用者の身体に対して適所に維持するように働く接着剤要素24も設けられる。接着剤要素24は、典型的には感圧性接着剤の層である。使い捨て吸収性物品10では、接着剤要素24は、使用前に、小袋又は袋26を形成し、それによって本発明で言及される個別に包装された使い捨て吸収性物品11を提供する、包装材要素28によって覆われ、またそれに接着されている。
本発明のプロセス及び装置の有用性を更に十分に評価するため、典型的な使い捨て吸収性物品を以下に説明する。
トップシート
トップシートは、従順で、感触が柔らかく、着用者の皮膚に刺激がない。有用なトップシートは、当該技術分野において周知であり、疎水性繊維又は親水性繊維のいずれから製造されてもよく、また例えば、処理、スパンボンド、メルトブローン、又はエアレイドされてもよい。あるいは、トップシートは、例えば有孔の熱可塑性材料の連続フィルム又はシートであってもよい。トップシートに言及する場合、多層構造又は単層構造が考慮される。
吸収性構造
吸収性構造に言及する場合、多層構造又は単層構造が考慮される。有用な吸収性構造は、当該技術分野において周知であり、液体を吸収し保持することができる多種多様な材料から製造されてもよい。例えば、吸収性繊維のバット、多プライの縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding)、又はあらゆる同等の材料を使用してもよい。既知の吸収性ゲル材料も、典型的には吸収性構造に含まれる。使用される材料の吸収能力は、物品の意図される用途において、不必要に嵩高になることなく、予期される液体荷重を吸収し保持するのに十分なものでなければならない。好ましい一実施形態では、吸収性構造は、2以上の繊維性の層及びその間に含まれる吸収性ゲル材料の粒子を含む、薄い層状構造である。
バックシート
バックシートは、主に、吸収性構造に吸収され収容された排出物が、アンダーパンツ、パンツ、パジャマ、及び下着などの、吸収性製品と接触する物品を濡らさないようにする。バックシートは、着用者に刺激を与えない、可撓性の液体不透過性材料から製造されてもよい。典型的には、バックシートはポリエチレンフィルムのシートである。好ましくは、バックシートは、水蒸気又は気体透過性でもある。バックシートに言及する場合、多層構造又は単層構造が考慮される。
パンティ固定用接着剤
バックシートは、典型的には、パンティ固定用接着剤がその上に配置される、吸収性物品の衣類に面する表面を形成する。パンティ固定用接着剤は、そのような目的で当該技術分野において使用される、あらゆる接着剤又は糊を含むことができる。これらの接着剤は、典型的には、感圧性であり、且つその適用温度をはるかに下回っても粘着性を維持する。好適な接着剤は、例えば、サヴァレ社(Savare I.C.)(イタリア、ミラノ(Milan))製のサヴァレ(Savare)LA203及びサヴァレLA303、ケメリング社(Koemmering)(ドイツ、ピルマゼンス(Pirmasens))製のコラメルト(Coramelt)867、H.B.フラー社(H.B. Fuller Co.)(ドイツ、リューネブルグ(Lueneburg))製のフラー(Fuller)D3964ZP及びフラーH−2238ZP、ナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社(National Starch and Chemical)(ニュージャージー州ブリッジウォーター(Bridgewater))製のNS34−2823である。
本発明の教示によれば、並びに特に図2及び図3を参照すると、使い捨て吸収性物品10は、使用前に袋又は小袋26に個別に包装されている。袋26は、典型的にはプラスチックフィルムである包装材要素28から作製され、これは、典型的には使い捨て吸収性物品10を完全に包み、吸収性物品を取り出して着用するために、ユーザが開けることができる。吸収性物品10は、パンティ固定用接着剤、即ち接着剤要素24を用いて包装材要素28に剥離可能に固着されているので、別個の剥離紙を必要とすることなく、パンティ固定用接着剤が吸収性物品を下着に取り付けるのに使用されるまで、この接着剤を保護するという利点を提供する。本発明の好ましい一実施形態によれば、個別に包装された使い捨て吸収性物品11は、米国特許第4,556,146号に従って、即ちその図1及び図2に示されるように構成されており、別個の剥離紙を使用せず、使い捨て吸収性物品10は、感圧性のパンティ固定用接着剤を用いて包装材要素に直接固着される。個別の包装は、一般に、包装材要素28を個別の使い捨て吸収性物品10の周りで折り畳み、使い捨て吸収性物品10の周辺の少なくとも一部の周りでそれを封止することによって形成される。より好ましくは、米国特許第4,566,146号に開示の本発明の好ましい実施形態によれば、使い捨て吸収性物品10の個別の包装(袋又は小袋26)は、包装材要素28及び固着された吸収性物品10を1つのユニットとして折り畳むことによって、即ち吸収性物品10が包装材要素28に対して適所に留まっている状態でそれらを共に折り畳むことによって作製される。好ましくは、吸収性物品10及び包装材要素28は、吸収性物品10の横断方向軸線II−IIにほぼ平行な2つの折り畳み軸線30、30’の辺りで、縦方向に3分の1に折り畳まれる。包装材要素28は、吸収性物品10のバックシート14に重なり、好ましくは且つ典型的には、吸収性物品の長手方向周辺セグメント22を超えて延在する長手方向側部32を有する。包装材要素28の個々の長手方向側部32は、例えば熱封止、超音波封止、けん縮など、いずれかの周知の封止技術を用いて、共通の長手方向縁部に沿って互いに軽く封止されて、個別の包装を形成する。
図3は、第1の折り畳み軸線30’の周りで部分的に折り畳まれており、且つ吸収性物品10及び包装材要素28の最後の3分の1が、1つのユニットとして第2の折り畳み線30の周りで矢印に示す方向に折り畳まれる直前の、吸収性物品10及び包装材要素28を示す。
図4は、本発明による個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセス及び装置を概略的に示す。本発明の好ましい一実施形態に従って、所定の輪郭の周りで構造を切断して所望の形状を得ることによって使い捨て吸収性物品10がそこから得られる、連続ウェブ様の層状構造34が提供され、指定された運搬経路をたどる矢印で示される機械方向に搬送される。連続ウェブ様の層状構造34は、前記構造の基本的構成要素を示す図1に、より詳細に示されている。連続ウェブ様の層状構造34は、典型的には、個々の層として、最終的には使い捨て吸収性物品10を形成する要素を含み、それら要素は、図1において、図2の吸収性物品で示されるのと同じ符号で、且つ同じ名称で特定され、同じ符号によって特定された要素が、図2の完成した使い捨て吸収性物品10の単一の要素と、個別の使い捨て吸収性物品が切断によってそこから得られる図1の典型的には連続する層又は構造とに対応するという条件で特定される。当然ながら、これは、例えば図1に示す吸収性コアなどの特定の要素を、特定の実施形態に従って、図1の連続ウェブ様の層状構造の中に既にある別個の要素として代わりに提供できるということを除外するものではない。特に図1は、連続ウェブ様の層状構造から個別の使い捨て吸収性物品がそれに沿って最終的に切断される、点線40で示す予め定められた輪郭であって、言い換えると個別の使い捨て吸収性物品の所望の形状に対応する輪郭も、明確にするために示している。前記形状は、図1〜図4に示すような砂時計形であるが、当然ながら、当該技術分野において既知のように変えることができる。
図1の連続ウェブ様の層状構造34は、完成物品のトップシートを形成するための液体透過性の外層12、完成物品のバックシートを形成するための液体不透過性の外層14、及び液体透過性の外層12と液体不透過性の外層14の中間の、図1の実施形態では2つの外層の間の別個の要素として提供される吸収性構造16を含む。層状にされた連続ウェブ様の層状構造は、更なる層及び要素、並びに、代わりに又は組み合わせて、当該技術分野において既知のような連続する吸収性構造も含むことができる。
接着剤塗布ユニット36は、感圧性接着剤の層38を好ましくは連続するストライプ状で、連続ウェブ様の層状構造34の液体不透過性の外層14上に塗布する。典型的には、接着剤塗布ユニット30は、好ましいホットメルト感圧性接着剤の層を所望の厚さで液体不透過性の外層14上に塗布するための、ホットメルトコーティングユニット、例えば好ましくは既知のバーコーティング装置である。あるいは、他の既知の接着剤塗布方法、例えばホットメルトスプレーなどの非接触方法を使用することができる。本発明の好ましい一実施形態によれば、感圧性接着剤38を塗布した後の連続ウェブ様の層状構造34の一部分を実際には表している図1に示すように、感圧性接着剤38は、連続ウェブ様の層状構造34よりも僅かに狭い連続するストライプ状で塗布される。感圧性接着剤38の連続するストライプの幅は、例えば、連続ウェブ様の層状構造34から切断された最終的な個別の使い捨て吸収性物品10において、物品の横断方向両端部にある2つの領域42には接着剤がない状態で残して、接着剤が液体不透過性の外層14、即ちバックシートのほとんどを覆うように、好適に調整することができ、あるいは、接着剤がない領域は、当業者であれば容易に決定できるように、物品10の1つの横断方向端部のみに、又は周辺18に沿って異なる場所に提供することができる。周辺18に沿った接着剤がない領域は、有利には、完成した吸収性物品10に、基材に取り付けられない、即ち使用前には包装材要素並びに使用中には下着に取り付けられない、自由端を提供する。前記自由端は、物品を各基材から取り外すために、ユーザが容易に把持することができる。この接着剤のない領域(単数又は複数)42の最大奥行は、好適に選択することができ、例えば1mm〜20mm、好ましくは5mm〜15mm、より好ましくは約10mmである。
感圧性接着剤の層38が上に塗布された連続ウェブ様の層状構造34は、少なくとも1つのナイフを有する切断器具を含む切断ユニット44に搬送される。典型的には、図4に示すように、切断ユニット44はナイフロール46及びカウンタロール48(アンビルロール)を含む。ナイフロール46は、連続ウェブ様の層状構造34から個別の使い捨て吸収性物品がそこに沿って切断される周辺に実際に対応し、従って最終的には使い捨て吸収性物品10の外周18に対応する形状をそれぞれ有する、一連のナイフ50を含む。ナイフ50は、感圧性接着剤の層38を直接貫通して連続ウェブ様の層状構造34を切断するためのものである。接着剤が切断器具に蓄積し、これに粘着することを避けるために、ナイフは、典型的には動作条件における露点よりも低い温度まで、内部で冷却される。これによって、ナイフブレードの表面上に水分が凝縮し、それがナイフ上に接着剤が何らかの形で粘着するのを防ぐ。典型的には、図4に示す実施形態では、ナイフロール46全体が所望の温度で内部で冷却される。
切断ステップで得られた裁ち落とされた材料52、52’は、次に、切断後に回収され廃棄される。典型的には、図4に示すように、2つの連続する裁ち落としストライプ52は、切断ユニット44から分離され、既知の手段で廃棄される。個別の使い捨て吸収性物品10が、材料を節約するために広い方の横断方向部分に対応する2つの点で互いに隣接して連続ウェブ様の層状構造34から作製される、図1及び図4に示す好ましい実施形態の切断ステップで作られた、別個の裁ち落とし材料要素52’は、代わりに、好ましくはカウンタロール48内で、例えば図示しない真空システムによって回収され、既知の手段で廃棄される。当業者であれば容易に決定できるように、例えば個別の使い捨て吸収性物品10が連続ウェブ様の層状構造34から異なる配置で切断される場合、裁ち落された材料を回収し廃棄する別の手段を提供することもできる。
例えば、個別の使い捨て吸収性物品が、互いに隣接してではなく、その代わりに連続する一対の物品それぞれの間に小さな隙間を有して連続ウェブ様の層状構造34から切断される場合、裁ち落される材料の量は僅かに増加することになるが、それは連続するはしご形状の要素になり、図4に示すような別個の裁ち落とし材料52’を回収するための別個の装置、例えば真空システムの必要なしに、切断ユニット44からまとめて容易に回収し、好適に廃棄することができる。
切断ステップの後、感圧性接着剤の連続する層38は、連続ウェブ様の層状構造34から切断された個別の使い捨て吸収性物品10のバックシート層14上に、接着剤要素24を提供する。接着剤要素24は、図1及び図4に示すように、長手方向周辺セグメント20のほぼ全長に沿って延在する。
典型的には真空システムでもある別個のシステムもまた、切断ステップ後に新たに形成された個別の使い捨て吸収性物品10を、それらが包装材料54の連続するバンド上に移送され、個別の使い捨て吸収性物品10を包装材料54上に押しつける加圧ロール又はバンプロール58を含む結合ユニット56において、個々の接着剤要素24を用いて包装材料に剥離可能に接着されるまで、カウンタロール48の外側表面上で維持するために、カウンタロール48内に提供される。バンプロール58は、図4に示すように間隔が空けられるか、又は平滑で好ましくは弾力的であり、且つ可撓性の外側表面を有する円筒形であることができる。
当該技術分野において既知のように、バンプロール58の周辺速度と見当合わせされた包装材料54のバンドの速度は、好適に選択することができ、典型的には、カウンタロール48の周辺速度よりも速いので、連続する個別の使い捨て吸収性物品10は、所望の間隔(ピッチ)で包装材料54のバンド上に結合される。
個別の使い捨て吸収性物品10が取り付けられた包装材料54のバンドは、続いて、図4には図示しない折り畳み/切断/封止ユニットに進み、そこで個別に包装された使い捨て吸収性物品が形成される。これは、当業者であれば容易に決定できるように、既知の技術に従って行うことができる。例えば、本発明の好ましい一実施形態では、個別の使い捨て吸収性物品10が取り付けられた包装材料54のバンドは、折り畳みユニットに進むことができ、そこで、バンド54及び固着された物品10は1つのユニットとして、個々の包装要素28に剥離可能に取り付けられた単一の物品10を参照する図2に示す軸線30及び30’に対応する、バンド54の進行方向にほぼ平行な2つの折り畳み軸線の辺りで、連続して3分の1に折り畳まれる。個別に包装された使い捨て吸収性物品は、次に、個別の物品10を含む3つに折り畳まれたバンド54を、例えば図3の部分的に折り畳まれた形体に示すように重ね合わされ封止された各包装材要素28の長手方向縁部に対応する、進行方向に垂直な間隔を空けた線に沿って切断し封止することによって提供される。当然ながら、これらのステップは逆の順序で、即ち最初に個別の使い捨て物品10がそれぞれ取り付けられた各包装材要素28を切断し、次にそれを折り畳んで封止して、袋又は小袋26を形成することにより、実施することもできる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、切断ユニット44のカウンタロール48もまた、カウンタロール上にも接着剤が蓄積する可能性を防ぐために冷却することができる。ナイフ、典型的にはナイフロール46全体の冷却、及びカウンタロール48の冷却は、例えば水とグリコールの溶液などの既知の冷却流体を循環させるなど、既知の手段によって達成することができる。典型的には且つ好ましくは、ナイフロール46全体及び任意にカウンタロール48全体は均一に冷却されるが、例えばナイフロール46のナイフ、又はカウンタロール48における個別の使い捨て吸収性物品に対応する領域など、これらロールの選択された部分のみを冷却することも可能である。
ナイフロール46及び任意にカウンタロール48が冷却される実際の温度は、切断ステップが行われる環境条件によって変わり得る。典型的には、室温は20℃〜30℃、好ましくは約25℃である。相対湿度は、少なくとも40%、好ましくは40%〜60%、より好ましくは45%〜55%、最も好ましくは約50%である。そのような典型的な好ましいプロセス条件では、ナイフロール46の温度は、好ましくは0℃〜6℃、より好ましくは2℃〜4℃、最も好ましくは約3℃に維持される。カウンタロール48も好ましくは冷却される場合、その温度は、5℃〜20℃、好ましくは7℃〜15℃、より好ましくは約10℃に維持される。個別の使い捨て吸収性物品10を結合ユニット56に運搬する間に物品と接触するカウンタロール48の領域上に、水分が凝縮するのを防ぐ又は制限するために、好ましくはやはり上述のように冷却されるカウンタロールの温度を、2℃〜20℃、好ましくは5℃〜10℃の温度差(ΔT)で、ナイフロール46の温度よりも低く維持することが特に好ましい。
本発明の特定の好ましい一実施形態では、24℃及び相対湿度50%の典型的な室内条件で、ナイフロール46の温度は約3℃、カウンタロール48の温度は約10℃、温度差ΔTは約7℃である。
本発明の更なる好ましい一実施形態によれば、各ナイフ50によって画定される周辺内に含まれるナイフロール46の領域60は、前記領域60内のロールが接着剤38と意図せずに接触することを避け、特にこの種のプロセスでは典型的である高速時に、装置が詰まる恐れを更に低減するために、ナイフロール46の外側表面に対して窪んでいることができる。これらの窪んだ領域の深さは好ましくは一定であり、当業者であれば容易に決定できるように、形成される個別の使い捨て吸収性物品10の厚さに応じて、好適に調整することができる。
本発明の方法及び装置を、横断方向(CD)に配向された、即ち個々の長手方向軸線がウェブ構造の進行方向に垂直に配向された、連続ウェブ様の層状構造34から、個別の使い捨て吸収性物品が切断される構成において説明してきた。別の方法として、個別の使い捨て吸収性物品を、機械方向(MD)の配向で配置された連続ウェブ様の層状構造から切断することもでき、プロセス及び装置におけるそれぞれの変更及び調整は、当業者には容易に理解される。
好ましくは連続するストライプ状に塗布される接着剤層は、可変の坪量の定数で、あらゆる好ましい幅又はパターンを有することができる。好ましくは、塗布は、添付の図面に示すように、一定の幅及び一定の坪量を有する連続するストライプ状である。好ましい塗布方法は、スロットコーティングとしても既知の、ホットメルトバーコーティングである。接着剤層は、好ましくは10g/m〜40g/m、より好ましくは15g/m〜30g/m、更により好ましくは20g/m〜25g/mの坪量で塗布される。
本発明の特定の実施形態を例証し説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲内にある全てのそのような変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
使い捨て吸収性物品がそこから形成される連続ウェブ様の層状構造を示す。 包装材要素に剥離可能に取り付けられた使い捨て吸収性物品を示す。 1つのユニットとして第1の折り畳み軸線の周りで部分的に折り畳まれており、個別に包装された使い捨て吸収性物品を形成するために、第2の折り畳み軸線の周りで折り畳まれ、封止される直前の、使い捨て吸収性物品及び包装材要素を示す。 本発明のプロセス及び装置の主要構成要素を説明するためのスキームを示す。

Claims (13)

  1. 個別に包装された使い捨て吸収性物品の製造プロセスであって、
    液体透過性外側構造、液体不透過性外側構造、及び前記液体透過性外側構造と前記液体不透過性外側構造との中間の吸収材料を少なくとも含む、連続ウェブ様の層状構造を提供するステップと、
    前記液体不透過性外側構造の少なくとも一部の上に、衣類取付用の感圧性接着剤の層を塗布するステップと、
    前記連続ウェブ様の層状構造から周辺に沿って個別の使い捨て吸収性物品を切断するステップであって、前記切断が、前記感圧性接着剤の層を少なくとも部分的に直接貫通して生じ、前記個別の使い捨て吸収性物品それぞれの前記周辺が、前記個別の使い捨て吸収性物品の長手方向軸線にほぼ平行な長手方向周辺セグメントを有し、内部で冷却される少なくとも1つのナイフを含む切断器具を用いて行われる切断するステップと;
    前記個別の使い捨て吸収性物品それぞれを、前記感圧性接着剤の層を用いて個々の包装材要素に剥離可能に取り付けるステップと;
    前記包装材要素を前記個別の使い捨て吸収性物品それぞれの周囲で折り畳むステップと;
    前記包装材要素を前記個別の使い捨て吸収性物品それぞれの前記周辺の少なくとも一部の周りで封止して、前記個別に包装された使い捨て吸収性物品を形成するステップと、を含むプロセス。
  2. 前記包装材要素が、前記個別の使い捨て吸収性物品の前記長手方向周辺セグメントから外向きに延在する長手方向側部を有する、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記個別の使い捨て吸収性物品及び前記個々の包装材要素のそれぞれが、1つのユニットとして、前記個別の使い捨て吸収性物品の前記長手方向軸線にほぼ垂直な少なくとも2つの折り畳み軸線の辺りで折り畳まれ、前記長手方向側部が互いに軽く封止されて、前記個別に包装された使い捨て吸収性物品を形成する、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記包装材要素が、包装材料の連続するバンドから提供される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロセス。
  5. 前記感圧性接着剤の層が連続するストライプとして塗布される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロセス。
  6. 前記感圧性接着剤の層が、10g/m〜40g/m、好ましくは15g/m〜30g/m、より好ましくは20g/m〜25g/mの坪量で塗布される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロセス。
  7. 前記切断器具が、ナイフロール及びカウンタロールを含む切断ユニットに含まれ、前記ナイフロールが内部で冷却され、且つ前記少なくとも1つのナイフを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロセス。
  8. 前記少なくとも1つのナイフが、0℃〜6℃、好ましくは2℃〜4℃、最も好ましくは約3℃の温度で冷却される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 前記カウンタロールが内部で冷却される、請求項7に記載のプロセス。
  10. 前記カウンタロールが、5℃〜20℃、好ましくは7℃〜15℃、より好ましくは約10℃の温度で冷却される、請求項9に記載のプロセス。
  11. 前記カウンタロールの温度が前記少なくとも1つのナイフの温度よりも低く、その差ΔTが2℃〜20℃、好ましくは5℃〜10℃である、請求項9又は10に記載のプロセス。
  12. 前記少なくとも1つのナイフによって画定される周辺内に含まれる前記ナイフロールの領域が、前記ナイフロールの外側表面に対して窪んでいる、請求項7〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  13. 前記連続ウェブ様の層状構造の供給ユニット;
    接着剤塗布ユニット;
    前記包装材料の供給ユニット;
    ナイフロール及びカウンタロールを含む切断ユニット;
    前記個別の使い捨て吸収性物品を前記包装材料に剥離可能に取り付ける結合ユニット;
    前記個別に包装された使い捨て吸収性物品を形成する折り畳み/切断/封止ユニット、を含み;
    前記ナイフロールが、内部で冷却される少なくとも1つのナイフを含む、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載のプロセスに従って個別に包装された使い捨て吸収性物品を製造する装置。
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