JP2007525359A - 急速な流水での改良された救命用具 - Google Patents

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Abstract

ほぼ剛性のサポート部材を有する救助装置であって、サポート部材は、救助装置をいくつもの固定部に容易に取り付け、サポート部材は、取り付け部分と受承部分とを有し、多くのそのような救助装置がそれぞれのサポート部材を介して互いに連結されることを可能にする。垂直ネット部材は、サポート部材に連結されて、そこから吊り下がり、そして水平ネット部材は、垂直ネット部材に連結される。

Description

本発明は、緊急救助用具及び、さらに具体的には、急速な流水での改良された救助用具に関する。
緊急救助は、本質的に危険で困難である。そのような救助または、救助の試みは、望ましい天候条件に満たない条件下でしばしばそして、何度も行なわれる。突発事故を引き起こすことは、まさに天候の本質である。緊急救助の一つの特有の類型は急速な流水からの被災者の救助である。そのような急速な流水からの緊急救助は、川、湖、大海、水路および洪水の状況を含む、様々な状況で必要となる。そのような急速な流水に巻き込まれた被災者を救助するのは、困難な作業である。これまでも、そのような急速流水状態から被災者を救い出して、急速な流水からの救助を容易にするような救助装置を作るための様々な試みがあった。
もともと、急速な流水からの被災者の救助は、一般的にロープおよびライフジャケットの使用により行なわれる。ライフジャケットは、ロープに取り付けられて、ロープは、構造物に取り付けられ、または救助者によって保持される。救助者は、ライフジャケットが被災者の周辺近くに落ちることを目的として、水中の被災者にライフジャケットを投げようとする。そのような救助の常である、雨と強風を含む暴風雨の条件と同様の流れの速い水を前提とすると、この方法の救助を無事に実行することは困難である。理想的な穏やかな天候条件では、熟練した救助者は、被災者のすぐそばの領域にライフジャケットを導くことができるが、典型的な急速な流水の条件では、そのような救助は非常に困難である。ロープとライフジャケットは、急速な水流と起こりうる強風条件に関わらず、正確に導かれなければならない。被災者は、しばしば、大量の水に浸されて、その浸されていることにより、体力、敏捷性および一般的な運動技能が衰えることが生じ得る。そのような被災者が、その後、風と流水により、静止した標的ではないことがあり得るロープまたはライフジャッケットを掴まなければならない。無事な救助のために救助者と被災者の両方に必要とされる動作は、急速な流水条件では極めて困難である。さらに、そのような救助の試みが失敗したならば、そのような天候条件が、救助を試みることができる回数をしばしば制限する。例えば、潜在能力のある救助者が流水上の橋の上または、流水の一方の側の土手の上にいた場合、彼または彼女は、被災者が手の届かないところに行く前に、救助の試みをわずか1回又は2回しかできない可能性がある。一般的に、救助者は、被災者が上流にいる間に、一度ライフジャケットを投げることができる。そのライフジャケットは、ロープとライフジャケットの組み合わせの比較的小さな大きさと同様に、典型的な風と流水条件時に使用されるのが適当な、大きさである。失敗した場合には、ロープを引き戻して、再び試みる。ライフジャケットが第一回の救助の試みの失敗により、回収されるまでに、被災者は、救助者から下流に流される可能性がある。いろいろな要素により既に複雑にされている状況に、時間のプレッシャーが加えられ、それ故、第2のそして最後だと思われる救助の試みは、救助者のライフジャケットを投げる範囲外に被災者が行く前に素早くなされなければならない。たとえ救助者がすぐに、被災者の周辺にライフジャケットを無事着水させることが出来たとしても、そのような救助装置は、被災者との係合が容易でない。被災者は、しばしば、しばらくの間水の中にいるので、それゆえ疲労によりわずかに泳ぐことでさえ困難になる。さらに風と流水は、通常、ライフジャケットを静止しないようにし、被災者がライフジャケットを掴むのを更に困難にする。救助者がライフジャケットを被災者の非常に近くに着水できる場合でさえ、被災者は最小限、ロープまたはライフジャケットの場所を探し、それを掴まなければならない。ロープは比較的小さくて、通常、浮揚性がない。そして、それゆえ被災者が、ロープの場所を探し、またはそれを掴むことのいずれも困難である。ライフジャケットは、ロープよりもずっと大きいが、まだ比較的小さい。ライフジャケットは触れられると自由に動き、ライフジャケットを固定しようとする試みが、しばしば、単にライフジャケットを水の中でもっと遠くに押す。急速な流水での多くの救助の試みに、特有な危険な状態では、そのような一見したところ簡単な作業も、被災者による文字通り生死のかかった奮闘を招くので、ライフジャケットに到達し、それを保持することを困難にする。
一般的なロープとライフジャケット装置の改良は、ロープの組み合わせを使用し、しばしば、はしご状である。しかしながら、そのようなはしごは、一般的に、ロープとライフジャケットとの組み合わせよりも、ほんの僅かに大きい、小さな領域だけを通常備えている。そのようなはしごは、通常、素早く更に付属部品を固定物に固定することを含む急速に展開する便利な方法を備えていない。そのようなロープのはしごは、また、通常、浮揚性がないので、被災者への大きな係合領域がない。そして、はしご状にばらばらに広がる状態というよりも、むしろ、ねじれて、互いに巻きつく可能性が高い。
急速な流水での救助を行なうことへの本質的な困難性を明らかに認識して、救急隊員は、被災者に係合するためのより大きな「救助領域」を備えたネットを使用し始める。
そのような装置の一つは、水平で使用するように設計されたように思われる比較的に小さな、固定サイズのネットである。このネットは、浮きを備えた、平らなネット部分の中央と同様に、その外側の端部に沿って浮きを有している。この装置の実施は、一般的なロープとライフジャケットを改良するが、依然として、限られた救助領域を備えていて、被災者がその後、装置に移動して装置を掴まなければならない、被災者の領域にまた、この装置を正確に投げ出されなければならないと思われる点で、同じ問題に悩まされると思われる。
このタイプの救助装置の更なる改良は、適所にネットを保持し、または構造物や固定物にネットを取り付け、ネットをある程度一つの場所に固定させる。このように、被災者と救助装置の両方が、急速な流水中で動くというよりもむしろ、急速な流水が必然的に被災者を運ぶ領域に、ネットが位置付けられることができる。
そのようなネットは、通常、川または水路を横切って展開される。一つのそのような装置は、水域の対岸に立つ四人の人間により保持されるネットを備えている。多くの場合、水域のそれぞれの岸に2人の救助者を置いて、何とかして水域を横切ってネットの両端を持つことを含むので、そのような装置の展開が素早くなされることができない。更に、一度、被災者がネットに引っかかり、救急隊員が、被災者または被災者達の体重、急速な水流および、ネットに引っかかるその他のごみを受けるロープの把持を維持できる場合には、その後、一つの岸の救助者が(ここでは、4人というよりむしろ2人の人間だけを意味する)ネットを引っ張らなければならず、それにより、被災者が水を横切って岸に引きずられる事がわかる。長期に渡り水に浸されたことに加え、そのような作業中の水没の危険および、被災者が水を横切って引きずられる際に、水の中のごみによって被災者が更に傷つけられる危険があり、特に他のごみがネットにからまっている場合に、二人の救助者が、また一方の側にずっと被災者を引っ張るための十分な体力が欠けているという危険がある。より小さなネットは、ごみがからまる危険を減らすことができるが、その上、被災者が引っかかることができる可能性もまた減らす。反対に、より大きなネットは、被災者が引っかかることができる可能性を増加することができるが、また、ごみをからます可能性と、被災者を傷つける可能性、および、ネットを引っ張るためによりずっと大きな力の必要性を増加する。
他の装置は、大きな可動ネットを備えている。救助者は、人間を引っかけるために、適切な位置の横側にネットを動かそうとする。しかしながら、そのような装置は、大規模な構成を必要とするように思え、緊急救助の状況で、急いで展開されることができない。更にこの装置は、いくつかの他の装置のように、大きな連続するネット部分があり、水中での人間に付加的な危険を与える大きなごみを、ネットが引っ掛ける可能性がある。また、この装置は、適切な展開と操作のために複数の人間を必要とすると思われる。
もう一つのネットタイプの装置は、水中で被災者にとって危険となりうる、水中からの無機物の物体の除去のために適用される大重量部分を含んでいる。更に、他の装置で見られるように、被災者を係合する機会を増加するためにネットのサイズが大きくされるときには、装置を損傷し、または被災者を傷つけ、またはこの両方がされる可能性があり、無用のごみとの係合の機会もまた増加される。最後にこの装置もまた、適切な展開と操作のために複数の人間を必要とすると思われる。
それ故、被災者に係合するための可変サイズの「救助領域」を備えた、急速な流水での救助のための装置の必要性が存在し、特定用途または状況により、必要に応じて「救助領域」のサイズを調節することができる。この装置は、ごみが通り抜けることを可能にし、容易に運搬できて、さまざまな場所で急速に展開できて、一人の人間だけで簡単に展開できる。
本発明は、一人の人間によりすぐに展開されることが可能で、複数の装置を互いに連結することにより、特定の用途に応じてサイズを変えることができる、急速な流水での改良された救助装置を具体化することである。その装置は、必要とされる大きさと同じ大きさの全面のネットサイズを備えているが、ネットサイズより大きな物体がネットで邪魔をするというよりもむしろ、ネットを通り抜けることを可能にする、個々の部分またはパネルを有している。
本発明の特有の実施形態の一つの側面は、比較的小さい大きさの空間に保存され、極めて持ち運び容易にし、その装置は、さまざまな場所または状況で使用されるために簡単に移動させることができることである。
本発明の特有の実施形態の別の側面は、例えば、構造物の上をスライドし、一時的な取り付け手段を備える、取り付けフックを取り付けることにより、装置が素早くそして容易に展開されることができることである。
本発明の特有の別の側面は、装置を取り付けフック以外の構造物に取り付けて、装置が例えば、緊急作業車に取り付けられることを可能にするための第2の取り付け手段を有することである。
本発明の特有の実施形態の一つの側面は、装置の素早い展開が、一人の人間により容易に達成されることができることである。
本発明の特有の実施形態の別の側面は、装置は、装置の形状を維持することを可能にする実質的に剛体の上部サポート部材を有していて、装置を様々な構造物、装置または車に結合しまたは固定するための取り付け点を備え、付加的な引き綱、ロープまたは他の装置のための取り付け点を備え、そして、1以上の装置を互いに結合するための取り付け点を備えることである。
本発明の特有の実施形態の別の側面は、一人の人間により、やはり容易に展開できるが、複数の装置は、大きなネットを形成するためにサポート部材によって、互いに結合されることが出来て、特定の用途によって大きさを変える。各々の装置は、全面のネットに別個のパネルまたは部分を備えていて、例えば、付加的な救助を容易にするため適所にネットの残りの部分を形成する装置をそのままにしながら、ネットの一部分での救助を容易にするために、各々の装置は、独立して上昇されまた下降されることができる。ネットは、単一の頑丈なネットではなく、複数の装置を有するので、ごみがネットを通過できて、通常、絡まされない。しかしながら、ごみがネットに引っかかった場合であっても、個々の装置が独立して動くような能力が、全体のネットを引くことなしに、絡まった特有の装置から、ごみをはずすことを可能にし、その結果、ネットの残りの部分を形成する装置によって提供される安全性を維持する。
本発明の特有の実施形態の更に別の側面は、装置は、ユーザをより簡単に装置に係合し、装置の係合の維持を可能にするための1以上の引き綱を有する。
本発明の特有の実施形態の更に別の側面は、装置の特定の位置で浮力を備えるために1以上のブイを含むことが出来ることである。
本発明の特有の実施形態の更に別の側面は、装置が予め定められた大きさに形成されていて、そのような装置を使用して救急隊員が訓練し、予め定められた場所でより素早くそしてより効率良く、そのような装置を展開することを可能にするために、予め定められた長さと大きさを有する連結部とともに展開されることである。
本発明の他の特徴および利点は、本発明の原理の一例として図示する添付図面と共に、以下の好ましい実施形態の記載から明らかになろう。
本発明の詳細と特徴は、詳細な説明と図面により、より完全に理解されることができる。
図1は、橋から展開されたような、急速な流速での改良された救助装置10のいくつかの実施形態を図示する。本発明の多くの特徴は、示された全ての実施形態と共通であり、一方、示された他の特徴は、本発明の個別の実施形態に特有である。より明確に示されたさまざまな実施形態は、本発明の異なる実施形態で現れるように、本発明のさまざまな側面を表す。
装置は、実質的に剛体の上部サポート部材20を有する。示された実施形態では、この部材は、中空の円筒形の棒鋼である。しかしながら、他の実施形態で、サポート部材は、チタン、アルミニューム、または他の金属合金、または、高強度のほぼ剛体の部材を備えるいかなる材料でもよく、中空、部分的に中空、または固体でもよく、そして、平ら、円または他のさまざまな形でもよいということは、当業者であれば当然のことである。他の実施形態では、例えば、雷雨中で使用され、または送電線の側で展開されるときには、サポート部材20は、例えばファイバーガラスなどの非導電材料で構成される。一の実施形態では、サポート部材20は、ファイバーガラスで満たされた1と1/4インチのファイバーグラス棒で構成される。別の実施形態では、サポート部材20は、2インチの直径の鉄鋼「把持」棒で構成される。
示された実施形態では、サポート部材20は、取り付け部分22と受承部分26を有する。一の実施形態では、取り付け部分22は、突出位置で付勢される固定タブ24を有する。複数の装置は、差込形式の連結で互いに連結されることができる、サポート部材を介して互いに取り付けられることができる。第一の装置の取り付け部分22は、第2の装置の受承部分26に挿入される。取り付け部分22が受承部分26に挿入される時に、固定タブ24が略平らな位置に強制的に引っ込められる。取り付け部分が挿入されて、必要であれば、固定タブ24が連結スロット28に到達するまで回転される。一度固定タブ24が連結スロット28に到達すると、タブは、その突出位置に戻り、その結果、二つのサポート部材を互いに固定する。一の実施形態では、固定タブは半球形で、長方形形状の連結スロット28に結合する。別の実施形態では、固定タブ24は長方形形状で、連結スロット28もまた、タブ24の外周よりもわずかに大きな外周を有する長方形形状であり、タブ24を受承するが、一度受承すると、横の動き、または回転動作をできなくするということは、当業者であれば当然のことである。さらに別の実施形態では、タブ24は半球形状で、連結スロット28は、タブ24の直径よりもわずかに大きい直径の円形形状であり、タブ24を受承するが、一度受承すると、横の動き、または回転動作をできなくする。別の実施形態では、取り付け部分22は、一以上の固定タブ24を有していて、受承部分26は、一以上の連結スロット28を有している。
別の実施形態では、固定タブは、受承部分に位置付けられていて、連結スロットは取り付け部分に位置付けられている。連結スロットを有する取り付け部分は、受承部分の中に軸方向に挿入される。付勢された内側の固定タブは、その後、連結スロットに連結し、その結果、連結を固定する。別の実施形態では、受承部分に位置づけられる固定タブは、サポート部材の軸中心に向かって付勢される、片持ち梁の部材である。その付勢された内側位置から固定タブをはずすために、サポート部材がより容易に連結されることを可能にするために、そして望むならば、それらが互いに固定されないために、レバーが備えられている。さらに他の実施形態では、当業者に知られている他の連結方法が、サポート部材の取り付け部分と受承部分を互いに連結するために使用される。
一以上のサポート部材が互いに連結された後で、その突出部分から固定タブ24を強制的にはずすことにより、それらは、非連結にされることができる。別の実施形態では、固定タブ24の代わりに、第2の装置の受承部分の連結スロット28と一直線にされるスロット29を有し、固定ピンが、装置を互いに連結するためにそれぞれのスロット28と29を通して挿入されるということは、当業者であれば、さらに当然のことである。コッターピン27は、固定ピンを適当な位置に維持する。他の実施形態では、取り付け部分22と受承部分26は、クランプ、ネジ、ファスナー、ナットとボルトの組み合わせ、および当業者に知られている他の連結装置によって、互いに連結されている。
図1で示されるように、一の実施形態では、サポート部材20はポート30を含む。サポート部材のこのポートは、例えば、引き綱40、ロープ、または固定機構のような付属品のための取り付け位置として使用される。
図1でまた示されるように、引き綱40は、所望の付加的な張力を提供するため、または引き綱40のループの大きさを小さくするために、引き綱に沿ってスライド可能なスライドリング42を有している。引き綱自体の大部分は、スライドリング42を保持して、それが、引き綱から完全に外れてスライドすることを防ぐように作用する。更に別の実施形態では、引き綱は、調整するためのプルシク(Prusik)結びを有する。
図2で示されるように、連結フック50は、唇型のフックのほかに、垂直ベース部分52、水平ベース部分54、フック部分56、または垂直ベース部分52から略直角に延びるタブ57を有する。これらのタブ57は、所定の位置に連結フックを保持するように、そして、例えば橋の手すりを覆って配置されるときに、それが動くことを防ぐように作用する。示された実施形態では、固定機構58が含まれている。連結フック50は、例えば橋の手すりなどの構造物を覆って、それを取り付けることにより配置される。垂直ベース部分52は、装置が展開される側と反対の手すりの側に配置される。水平ベース部分は、手すりのてっぺんにあり、フック部分56は、装置が展開する手すり側に延びている。
図1で示されるように、装置はまた第2の接続手段60を有する。この柔軟性のある接続手段は、目玉部62を有する。好ましい実施形態では、接続手段60は、柔軟性のあるポリプロプロピレンである。しかしながら、この接続手段がまたナイロン、ホース、ロープ、ケーブルまたは他の既存の十分強度があり柔軟性のある接続手段等とすることが可能なこと、および他の実施形態で、保護コートによって覆われたポリプロピレンのロープを有する材料の組み合わせとすることができることは、当業者であれば当然のことである。好ましい実施形態では、第2の接続手段60はサポート部材20から目玉部62まで伸びる、等しい長さの2つの側部63,65を有している。他の実施形態では、接続手段の側部は違う長さである。既知の領域または条件の下で展開されたときは、予め定められた長さの連結器67、好ましくは、カタビラは、一方の端部で目玉部62に連結されて、装置が予め定められた位置で垂れ下がるように、他の端部で、作業車のバンパーの目玉部に連結されている。他の実施形態では、第2の接続手段60は、カタビラにより別のロープやケーブルに連結され、別の実施形態では、ロープまたはケーブルは、第2の接続手段に結ばれている。更に別の実施形態では、第2の接続手段60の目玉部62は、例えば、ヘリコプター、クレーンまたは他の救助装置などのフックに取り付けるために補強されている。
別の実施形態では、第2の接続手段60と一体となる、一体の連結スリーブが、第2の接続手段60をサポート部材20に連結する。別の実施形態では、第2の接続手段60は、接続手段の端部を、サポート部材20の周りを圧縮する結び目に形成することによって、サポート部材20に連結される。別の実施形態では、第2の接続手段60は、サポート部材20の穴を通り抜ける接続手段60の端部によって、サポート部材20に連結されている。接続手段のそれぞれの部分63,65は、上側から下側に、サポート部材20のそれぞれの穴を介して延びていて、サポート部材の下側では、接続手段は、結ばれ、丸められ、またはさもなければ、穴を通り抜けることにより塞がれる。一の実施形態では、接続手段は、サポート部材20の穴を通り抜けて、結び目に従って八の字結びで固定される。他の実施形態では、他の結び目が、接続手段を固定するため使用されること、および、他の実施形態では、確実な固定を提供する他の連結方法を使用してもよいことは、当業者にとって当然のことである。
別の実施形態では、連結器の把持フックは、特別な場所に固定されて、第2の接続手段60は、次に、把持フックの連結器に固定される。更に別の実施形態では、支柱が、1以上のひもを固定するための位置に移動され、第2の接続手段60は、次に固定されたひもに連結される。そのような実施形態は、一様でない表面または、装置が容易に取り付けられる、突出する固定物がない領域に、装置を展開するために特に役立つ。
別の実施形態では、連結ハーネスが固定され、第2の接続手段が、次に連結ハーネスに連結される。ハーネスは、第一の端部と第二の端部を有する一続きのロープを有していて、開口を有するどんな構造物または固定物の周りに垂直に配置されてもよく、次に、ロープの第一の端部と第二の端部が、好ましくはカラビナで互いに固定され、その結果、ハーネスを固定する。カラビナについて全て言及すると、付加的な安全性のために、好ましいカラビナは、一般的に、そのようなカラビナを開くことができる前に2つの段階を必要とする「ライフロック(life lock)」を含む。しかしながら、ある状況下では、標準のカラビナが使用されることは、当業者にとって当然のことである。
第2の固定手段が次にハーネスに固定される。別の実施形態では、連結ハーネスは、ロープを保護するため、および強度を増すための補強パッドを含む。補強パッドはロープに接続され、展開されるときは、固定物または構造物に接触して、固定物または構造物とロープのほぼ間に位置付けられる。更に別の実施形態では、ハーネスは付加的なロープを含み、それが固定される固定物または構造物に対してしっかりと締められることができる。
別の実施形態では、スリーブ70は、サポート部材20上に配置される。スリーブは接続手段60のそれぞれの部分63、65の端部に取り付けられるフック72を含む。更に別の実施形態では、スリーブは、サポート部材に固定された接続手段と一体となる。
一度、適当な位置に接続手段が配置されると、装置10は、接続手段に連結されることができる。実施形態では、図2で示されるフックの連結フック50を使用し、装置は、フック56によって形成された揺りかご(cradle)に配置される。一の実施形態では、フックは、サポート部材に連結される固定機構58を含む。一の実施形態では、固定機構58は中子(tang)であって、固定部材20のポート30に係合する。その結果、サポート部材を連結フックに連結する。機構は、フック56によって形成された揺りかご中に配置されるサポート部材を受承するために開かれて、その後、その閉位置に戻る。その結果、連結フックの中にサポート部材20を固定する。
第2の接続手段を使用する一の実施形態では、第2の接続手段は、固定部または別の連結器と連結される。ある場合には、過剰に備わった付加的な安全性が望まれ、一の実施形態では、連結フックと第2の接続手段の両方が固定されるということは、当業者にとって当然のことである。
一度装置が固定されると、装置は重力によって容易に展開される。好ましい実施形態では、ロールの外側のサポート部材20と共に、巻き上げられる寝袋と同じように、巻き上げられて保存される。一度、装置のサポート部材が固定されると、装置は所定の位置で、簡単に広げられる。さまざまな長さおよび幅の複数の装置を使用する一の実施形態では、展開は同様に簡単である。少なくとも一つの装置のサポート部材は、連結フック50または第2の接続手段60の使用を介して固定される。付加的な装置は、次に第一の装置に連結されて、必要であれば、付加的な接続手段に固定される。その後、複数の装置が広げられる。保存されるときに、装置は、たとえばフックとループファスナー、ロープ、バンジーコードまたは類似の装置などのさまざまな既知の手段によって、巻かれた位置で保持されることは、当業者にとって当然のことである。別の実施形態では、複数の装置がまず連結されて、次に、接続手段に固定されて、次に、展開するために広げられる。実施形態の選択は、装置の個別の用途と個々の救助環境による。
図1で示されるように、装置は、複数の水平部材と垂直部材を有するネット部分100を有する。好ましい実施形態では、ネット部分は、ほぼ8500ポンドの引っ張り強さを有する、3/1インチのポリプロピレンのロープで構成される。しかしながら、使用される特定の材料は、装置が設計される特定の用途によっていて、他の実施形態では、異なった大きさおよび強さのポリプロピレンのロープが使用され、更に他の実施形態では、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、他の合成繊維、または、当業者に知られている耐久材のような、大きさと強度が異なる他の材料が使用される。
一の実施形態では、ネット部分100は、第一の外側垂直ネット部材110と第二の外側垂直ネット部材120および1以上の内側垂直ネット部材130を有する。一の実施形態では、これらの垂直ネット部材は、サポート部材20に連結されて、ある意味では、前述した接続手段60と類似する。別の実施形態では、垂直なネット部分は、例えば、巻き結び、圧縮結び、または、当業者に知られたいかなる他の固定結びのような、非すべり結びによって、サポート部材20に固定される。別の実施形態では、垂直ネット部材は、圧縮結びによって、サポート部材20に連結されて、次に、上側に続けられて、全ての垂直ネット部材が目玉部またはループを形成するために互いに結合される。一の実施形態では、垂直ネット部材または「はり」は、互いに編まれる。別の実施形態では、水平ネット部材140は外側のネット部材と内側のネット部材に連結され、それらは、そのような垂直部材に略直角である。一の実施形態では、ネット部分は、連続的なひもから形成される。別の実施形態では、垂直ネット部分は、連続的なひもにより形成される。更に別の実施形態では、水平ネット部分は、連続的なひもにより形成される。そのような連続的なひもの使用は、装置に付加的な強度と構造的な一体性を提供する。好ましい実施形態では、結び目は、日本の曲げ(Japanese bend)として知られている、固定結びである。他の実施形態では、他の結びが好ましくて、ネット部材自体の材料によることができ、当業者に知られた、実質的に固定して連結するいかなる方法が、垂直部材と水平部材を連結するために使用されてもいいことは、当業者にとって当然のことである。
図1に示される実施形態では、浮揚装置150は、選択された水平ネット部材に連結される。一の実施形態では、そのような浮揚装置は、水が流れる場所に最も近い水平ネット部材に連結される。別の実施形態では、そのような浮揚装置は、最も下の水平ネット部材に連結される。そのような実施形態では、補助的な水平ネット部材152が被災者のための付加的な係合点を提供するために取り付けられている。更に別の実施形態では、そのような浮揚装置は、選択された垂直部材に連結される。好ましい実施形態では、浮揚装置150は、ニューヨークのグラバーズビルの仕立て屋により作られた製品からなるフェンダー(Fender)ブイである。
図1で示されるように、別の実施形態では、引き綱は、被災者を装置に係合するのを補助する最も低い水平ネット部材に取り付けられている。更に別の実施形態では、引き綱は、サポート部材20に取り付けられている。引き綱の位置は、使用目的による異なる実施形態で変わり、いくつかの実施形態では、引き綱は、垂直ネット部材に沿った空間に位置付けられる。
好ましい実施形態では、水平ネット部材及び垂直ネット部材は、ほぼ縦1フィート横1フィートの正方形を有するネットを形成するように配置される。他の実施形態では、その使用目的に応じてネットの大きさが変わることは、当業者にとって当然のことである。更に垂直ネット部材の長さは、また、使用目的に応じて変わる。例えば、橋から使用するために設計された一の実施形態では、外側垂直ネット部材は、内側垂直ネット部材から2フィート離れていて、全ての垂直ネット部材は15フィートの長さである。ネット部分が2フィート幅であるため、15フィートの長さによって、ほぼ縦1フィート横1フィートの正方形を30有する。他の実施形態では、長さは20、25、および30フィートであり、更に他の実施形態では、長さは必要とされる、異なる長さである。同様に、別の実施形態では、装置の幅は3フィートで、二つの外側垂直ネット部材と二つの内側垂直ネット部材を有していて、長さは全て25フィートであり、ネット部分を横3フィート縦25フィートに形成し、ほぼ縦1フィート横1フィートの正方形を75個有する。幅は、装置の目的用途に応じて更に変わることができ、垂直部材と水平部材によって形成される正方形と長方形の大きさを変えるために内側垂直ネット部材の数はまた、変わることができることは、当業者にとって当然のことである。一の実施形態では、単一の装置は、幅4フィートであり、全てが30フィートの長さの二つの外側垂直ネット部材と3つの内側垂直ネット部材を有し、ネット部分を横4フィート縦30フィートに形成するが、別の実施形態では、二つの分離された装置は、それぞれ2フィート幅であり、全てが長さ30フィートの二つの外側垂直ネット部材と一つの内側垂直ネット部材を有し、ネット部分を横4フィート縦30フィートに形成するが、二つの独立した部分に形成するように、それらのサポート部材に取り付けられることは、当業者であれば当然のことである。
このように、特別なサイズの結合したネット部分は、単一の装置または複数の装置で作られてもよい。多くの場合には、全てがそれらのそれぞれのサポート部材20に取り付けられる複数の装置を有するネット部分を有するのが好ましいことは、当業者にとって当然である。しばしば無用なごみを捕らえる大きな連続的なネットではなくて、ネットは、ごみを通過することを可能にする複数の装置を有していて、ごみが特定の装置にからまった場合に、その装置は、ごみを取り除くように操作されることができる。同様に被災者が装置と係合できるが登る体力がない場合には、特有の装置のネット部分は、被災者を救い出すために上昇されることができるが、残りの装置は、他の被災者を助けるために展開された位置のままである。一の実施形態では、サポート部材の連結に付加して、互いに連結される様々な装置のネット部分が望ましく、カラビナ160は、それぞれのネット部分を相互連結するために使用される。別の実施形態では、それぞれの端部の目玉部またはループのひもは、ネット部分100の底部に連結されていて、カラビナによって、目玉部とネット部分が連結されるのが好ましく、ひもは、近接した装置の近接したネット部分の近接した正方形を通りぬけて、装置を互いに「縫う」。そしてひもは次にネット部分100の上部に連結される。ネット部分は、ひもとネット部分の底部とを連結するカラビナを切り離し、ネット部分を介してひもを上に引くことにより、容易に未結合となる。その結果、装置のネット部分を未連結にする。
一の実施形態では、装置のネット部分は、最大限の視認性のために色が付けられる。別の実施形態では、異なる大きさの装置のネット部分は、それぞれの特別な長さと幅の組み合わせのコード化された色であり、特別な長さおよび/または幅の装置は、危険な状況で容易にそして素早く確認される。更に別の実施形態では、装置のネット部分は、装置の強度を表すために色付けされる。
別の実施形態では、装置のネット部分では、付加的に剛性があることが望ましく、スリーブ170は、外側の垂直ネット部材の少なくとも一つの部分を覆って取り付けられる。一の実施形態では、スリーブはプラスチックのスリーブである。スリーブはゴム、ファイバーガラスまたは、十分な剛性を加えるための当業者に知られたいかなる他の材料で構成されることは、当業者にとって当然のことである。さらなる剛性が要求された場合には、そのようなスリーブ170は、水平ネット部材の少なくとも一部分を覆って取り付けられることは、当業者にとって更に当然のことである。別の実施形態では、更なる剛性が要求されたときでさえ、スリーブは、垂直ネット部材の少なくとも一部分を覆って、および水平ネット部材の少なくとも一部分を覆って取り付けられる。
別の実施形態では、装置は、永久に安全なはしごまたはネットとして使用されることができる。この実施形態では、錘が最も低い水平ネット部材に連結されることができ、または、最も低い水平ネット部材は、固定された位置で装置を保持するための固定物に連結されることもできる。更に別の実施形態では、垂直ネット部材の低い部分に、固定された位置で装置を保持するための固定物に連結される。さらに別の実施形態では、付加的なほぼ剛体のサポート部材は、装置の低い部分に置かれ、装置を両端部で固定物に固定されることができるように、ある意味では装置の上側部分に似た、垂直ネット部材に連結される。この実施形態は、発明が非水平位置で使用されることを可能にし、無重力での用途に加え、さまざまな高速度での用途に役立つことができる。別の実施形態では、無重力または水面下の状況で適用できて、垂直部材と水平部材は、重い材料を有し、水面下で浮かび難い。
本発明は、様々な作業条件で安全性を提供することに加えて、さまざまな救助状況で使用されることは、当業者にとって当然のことである。別の実施形態では、装置は、急速な流水の状況以外の救助に使用されることができ、非常に大きくて簡単に展開できる安全ネットが要求される、やぐら、桟橋または、いかなる他の場所で展開されることができる。更に別の実施形態では、発明は、氷または雪の条件での救助のために使用される。
別の実施形態では、桟橋または波止場の用途に適していて、永久接続手段が桟橋または波止場に取り付けられることができる。この手段は、フランジ、フック、連続するループ、揺りかご、または、装置のサポート部材を受承するための他の手段とすることができる。別の実施形態では、永久的な使用のために設計され、ネット部分は、補強材料を有していて、水平ネット部材と垂直ネット部材は、ワイヤーまたはケーブルの核によって補強されたロープを有する。
別の実施形態では、本発明の装置は、例えば、建設現場またはその周りで安全ネットとして使用される。装置は、ごみが装置を通り抜けることを防ぐために一方の側で、例えば防水シートのような柔軟性のあるシート部材に連結されていて、一方、ネット部材は、他方の側で安全に登る装置を備えている。そのような実施形態は、建設現場の足場のカバーに使用するのに適していて、作業者により使用するため柔軟性のあるネット部材が、足場に向かって面している。柔軟性のあるシート部材は、足場の中にごみを有し、そして足場の外側のネット部材を保護するために、外側に向かって面している。
本発明は、好ましい実施形態を単に参照して、詳細に説明され、形状や大きさを修正することを含む様々な修正が、本発明の精神と範囲を逸脱することなしに、なされることができることは、当業者にとって当然である。従って、発明は特許請求の範囲を参照して規定される。
本発明のいくつかの実施形態の展開の正面図である。 本発明の実施形態の接続フックの詳細図である。

Claims (20)

  1. 取り付け部分と、受承部分とを有し、少なくとも一つの他のほぼ剛体のサポート部材と連結されるようにされた、ほぼ剛体のサポート部材と、
    前記サポート部材に連結される第一の外側垂直ネット部材と、
    前記サポート部材に連結される第二の外側垂直ネット部材と、
    前記サポート部材に連結されるすくなくとも一つの内側垂直ネット部材と、
    前記内側ネット部材と前記外側ネット部材に連結されて、それらに略直角な複数の水平ネット部材と、
    前記サポート部材を固定部に連結するための接続手段と、を有する、素早く展開されるようにされた携帯用救助装置であって、
    前記固定部は、前記装置の面に直角な前記第一の外側垂直ネット部材の面と前記装置の面に直角な前記第二の外側垂直ネット部材とにより束縛された体積の中に、ほぼ位置付けられた救助装置。
  2. 前記垂直ネット部材の上側部分は、前記サポート部材をほぼ越えて伸びて、それぞれの前記垂直ネット部材の上側部分は、前期接続手段を形成するために互いに連結されている、請求項1に記載の救助装置。
  3. 前記接続手段はロープである、請求項1に記載の救助装置。
  4. 前記サポート部材を固定部に連結するための第2の接続手段を更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  5. 前記垂直ネット部材を形成するようにされている連続部材を有する、請求項1に記載の救助装置。
  6. 前記垂直ネット部材と前記水平ネット部材は前記救助装置の大きさを表すように着色されている、請求項1に記載の救助装置。
  7. 前記垂直ネット部材と前記水平ネット部材は、前記救助装置の強度を表すように着色されている、請求項1に記載の救助装置。
  8. 前記接続手段は、恒々的に前記装置を固定部に連結する、請求項1に記載の救助装置。
  9. 前記接続手段は、前記サポート部材の周りの第一のスリーブと第2のスリーブを有する、請求項1に記載の救助装置。
  10. 前記サポート部材に連結される、すくなくとも一つの引き綱を更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  11. 垂直ネット部材に連結される、少なくとも一つの引き綱を更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  12. 水平ネット部材に連結される、少なくとも一つの引き綱を更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  13. 前記装置に連結される少なくとも一つのフロートを更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  14. 垂直ネット部材の少なくとも一つを取り囲む、少なくとも一つのスリーブを更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  15. 水平ネット部材の少なくとも一部を取り囲む、少なくとも一つのスリーブを更に有する、請求項1に記載の救助装置。
  16. ネット部材に連結された少なくとも一つの引き綱と、
    ネット部材に連結された少なくとも一つのフロート装置と、を更に有し、
    前記救助装置が略垂直に展開するようにされた、請求項1に記載の救助装置。
  17. 前記垂直ネット部材と前記水平ネット部材はポリプロピレンを有する、請求項16に記載の救助装置。
  18. 水域の上に構造物を配置し、
    前記構造物に救助装置を接続するために接続手段を固定し、
    前記接続手段に救助装置を取り付ける、水域から人間を救助する方法であって、
    前記救助装置は、略剛体のサポート部材と、複数の垂直ネット部材と、複数の水平ネット部材とを有し、
    前記垂直ネット部材は、前記サポート部材に連結されて、前記水平ネット部材は、前記垂直ネット部材に連結されて、
    前記垂直ネット部材を解き放つことにより、前記救助装置を展開し、前記救助装置は、前記構造物から略垂直方向に垂れ下がる、方法。
  19. 取り付け位置と受承位置を有し、少なくとも一つの他の略剛体のサポート部材に連結するようにされた第一の略剛体のサポート部材と、
    前記第一のサポート部材に連結された第一の外側垂直ネット部材と、
    前記第一のサポート部材に連結された第2の外側垂直ネット部材と、
    前記第一のサポート部材に連結された少なくとも一つの内側垂直ネット部材と、
    前記第一の外側垂直ネット部材と前記第二の外側垂直ネット部材と、前記内側垂直ネット部材に連結されて、それらに略直角な複数の水平ネット部材と、
    取り付け部分と受承部分を有する第2の略剛体のサポート部材とを有する、救助装置であって、
    前記第二のサポート部材の前記受承部分は、前記第一のサポート部材の前記取り付け部分に連結されて、
    更に、前記第二のサポート部材に連結される第三の外側垂直ネット部材と、
    前記第二のサポート部材に連結される第四の外側垂直ネット部材と、
    前記第二のサポート部材に連結される少なくとも一つの内側垂直ネット部材と、
    前記第三の外側垂直ネット部材と前記第四の外側垂直ネット部材と前記内側垂直ネット部材とに連結されて、これらに略直角な、複数の水平ネット部材と、
    前記第一のサポート部材または前記第二のサポート部材を固定部に連結するための少なくとも一つの接続手段と、を有する救助装置。
  20. 前記第一の外側垂直ネット部材または前記第二の外側垂直ネット部材の少なくとも一部分が、前記第三の外側垂直ネット部材または前記第四の外側垂直ネット部材に連結される、請求項19に記載の救助装置。
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