JP2007521856A - 複数の吻合を行うためのデバイスおよび方法 - Google Patents

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Abstract

複数の吻合を行うための血管にシールを作製するための方法およびデバイス。このデバイスは、軸アセンブリの遠位端部に、シール膜を有する拡張可能な領域(このシール膜は、上記拡張可能な領域にかかっている)、およびこの拡張可能な領域に向かって移動可能な対応するクランプ部材を備える。一旦血管の管腔に挿入された場合、上記拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張した位置へと展開され、吻合の標的部位に配置される。クランプ部材の遠位端部(血管の外部に位置したままである)の上記拡張位置に対する動きは、上記標的部位にシールを作製し、これによって出血のない、複数の吻合に適応させるのに十分に大きい移植部位面積が得られる。

Description

(発明の背景)
本発明は、血管手術および心血管手術の分野に関し、より詳細には、移植手順を行う場合に止血用シールを得るための方法およびデバイスに関する。
血管および心血管移植手順は、代表的に、選択された血管の完全な、または少なくとも部分的な、閉塞を必要とする。例えば、心血管手術の分野において、冠状動脈バイパス移植(coronary artery bypass graft(CABG))手順は、近位の吻合を包含し、完全な、または少なくとも部分的な、大動脈の閉塞を必要とする。近位吻合の間、静脈または動脈移植片が、疾患性の冠状動脈または他の欠陥のある冠状動脈の血管再生のために大動脈に縫い付けられる。内胸動脈および腕の橈骨動脈もまた、バイパス血管として使用される。大動脈の閉塞は、代表的に、クランプすることによって達成される。種々のクランプ構造(部分的閉塞手順のための交差クランプ(crossclamp)が挙げられる)が、一般に使用されている。心肺バイパスに関する手順に関しては、完全な大動脈閉鎖が必要とされる。部分的閉塞は、近位吻合のために、ポンプありかもしくはポンプなしかのいずれかで、冠状動脈バイパス移植手順が使用される。大動脈の閉塞は、移植標的部位に血流が流入するのを防ぎ、外科医がその後移植片を大動脈に縫い付けるために、血液のない領域を作製する。一旦移植片が大動脈に縫い付けられると、外科医は、クランプを外し、再度血液を吻合領域へと流れさせる。
残念なことに、このようなクランプから生じた傷害は、重い傷害である可能性がある。このような傷害としては、内膜の過形成、血栓症(これは、全体的な閉塞へと進行し得る)、塞栓症、内膜の断裂および弁、壁の切開、動脈瘤、動脈破裂、貫通性の傷害、ならびに動静脈瘻が挙げられるが、これらに限定されない。ほんの一例として、心臓手術後の神経性の病的状態は、粒状の塞栓形成に関連している。交差クランプ操作は、心血管手術の間の粒状塞栓放出の、唯一最も重大な原因として同定されている。したがって、外科医は、有害事象を最小限にし、かつ結果を改善するために、冠状動脈バイパス移植手順の間のクランプの使用を排除することを好む。
バイパス移植手順を行うための、大動脈の完全なクランプまたは交差クランプを回避する、代替的デバイスおよび方法を発明する努力がなされてきた。例えば、特許文献1は、大動脈における切開部を通って挿入可能なスプーン形のブレードを有するバイパスクランプを記載する。伏在静脈または他の置換物のパッチは、この切開部の両側に縫合されて大動脈を強化し、クランプによる断裂または剥離を防止する。特許文献2は、切開部にシールを作製するためのデバイスを記載する。このデバイスは、可撓性の反転部材に結合された並進移動可能な軸を有する管を備える。この反転部材は切開部に挿入され、近位性の力がこのデバイスに適用されて、シールを作製する。他の方法は、血流を妨害することなく部分的に血管を閉塞するための、膨張可能なデバイスによる。特許文献3は、このようなデバイスを記載する。このデバイスは、管状コネクタによって相互連結されて血流を可能にする、第一および第二の、膨張可能な、離れて位置する部材を備える。
特許文献4は、血管の管腔内へと挿入され得る低プロフィールの軸アセンブリを有するデバイスを記載する。この軸アセンブリは、拡張した位置へと展開され得る拡張可能な領域を有する。この拡張可能な領域に対して血管の外側に位置したままとどまる、対応するクランプ部材の動きは、吻合手順を行うため、標的部位にシールを作製する。
米国特許第5,477,515号明細書 米国特許第5,944,730号明細書 米国特許第6,143,015号明細書 国際公開第02/067787号パンフレット
吻合手順を行うための、改善されたデバイスおよび方法に対する必要性が未だ存在する。この改善されたデバイスおよび方法としては、単純で、信頼性があり、かつ簡便な様式での複数の吻合の実施を容易にするデバイスおよび方法が挙げられる。
(発明の要旨)
本発明は、吻合手順(複数吻合を含む)を行うための改善されたデバイスおよび方法を提供することによって、上記必要性を満たし、そしてさらなる利点を実現する。
本発明の一局面において、方法およびデバイスは、血管の標的吻合部位においてシールを作製するために提供される。この方法およびデバイスは、血管内への挿入のために構成された低プロフィールの軸アセンブリの使用を包含する。この軸アセンブリは、拡張可能な領域およびこの拡張可能な領域にかかっているシール膜をさらに有し、この拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能である。上記アセンブリを用いる方法は、このアセンブリを所望の血管に挿入する工程、および上記拡張可能な領域を標的吻合部位に配置し、次いで上記拡張可能な領域を上記第一の低プロフィール位置から上記第二の拡張された位置へと展開する工程、そして血管の内壁を、上記標的吻合部位で、上記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域に係合して、上記標的吻合部位においてシールを作製する工程を包含する。本発明の方法の変形において、次に上記シールされた吻合部位において吻合手順が行われる。複数の吻合は、その後の標的部位に上記拡張可能な領域を再配置することによって、血管から軸アセンブリを取り除くことなく行われ得る。
本発明の別の局面において、方法およびデバイスは、複数の吻合を行うために提供され、この複数の吻合は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能なシール部材の使用を包含する。上記シール部材は、同様に血管に導入され、その第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開され、そして血管の内壁を所望の位置に係合してシールを作製する。このシール部材は、さらに、上記血管のシールされた面積が複数の吻合に適応するのに十分大きいように、構成される。
本発明の他の局面において、本発明の軸アセンブリまたはシール部材の展開は、遠隔式に実行され得る。
本発明のさらなる局面において、血管内にシールを作製するためのデバイスが提供され、このデバイスは、血管内への挿入のために構成された低プロフィールの軸アセンブリを有する。この軸アセンブリは、この軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、そして上記拡張可能な領域にかかっているシール膜を有する。この拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能である。このデバイスはまた、上記拡張された領域とほぼ対向して配置され、かつ上記拡張された領域に向かって移動可能なクランプ部材を備える。このクランプ部材は、その第二の拡張された位置にある拡張された領域に対応する遠位端部形状を有する。すなわち、この遠位端部は、形状が、上記拡張された領域と十分な程度に対応し、したがって、拡張された領域が血管内で展開され、そして上記拡張された領域とクランプ部材領域とが一緒に圧迫された場合、拡張された領域に含まれる血管の内壁は、シールされて、血管内に流れ続ける血流から離される。本発明のさらなる変形において、上記拡張された領域は、複数の吻合部位に適応するのに十分に大きく、一度のデバイスの展開で複数の吻合を実施することを可能にする血管の表面積に相当し得る。本発明の他の変形において、デバイスの拡張された領域は、種々の形状(六角形、八角形、卵円形、円形などが挙げられる)を備え得る。
他の変形において、本発明のデバイスの上記拡張可能な領域は、この拡張可能な領域が上記第一の低プロフィール位置から上記第二の拡張された位置へと展開される場合に、上記軸アセンブリから外向きに屈曲する部分をさらに備える。これらの屈曲部分は、クランプ部材に向かってさらに付勢されて、シールの有効性を補助し得る。これらの屈曲部分は、例えば、スリットの入った可撓性の管または超弾性の形状記憶合金から形成され得る。
本発明のさらなる変形において、本発明のデバイスの軸アセンブリは、スライドに作動可能に連結され得、それによって、スライドの並進方向の動きは、その第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと軸アセンブリの拡張可能な領域を展開させる。他の変形において、上記拡張可能な領域に関連して移動可能な展開管が提供され、これによって、展開管からの拡張可能な領域の、並進方向の動きは、この拡張可能な領域を、その第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開する。
本発明の他の変形において、シール膜の一体性は、吻合手順の間の展開されたシール膜の不慮の断裂もしくは破裂に対して保護されるか、または不慮の断裂もしくは破裂に対する予防策として強化される。例えば、シール膜そのものが強化され得るか、またはシール膜上に展開可能な保護用遮蔽体が提供され得る。
本発明のなお別の変形において、上記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域は、カップ形の構成を有し得、それによって、使用される場合、上記カップ形の構成の縁部周辺に、吻合手順を行うためのより広い作業空間を与えるように深さを増加させて、封鎖された領域を作製する。
(発明の詳細な説明)
図1〜11は、本発明に従う一実施形態のデバイスを示す。デバイス10は、ハウジング20から延びる軸アセンブリ40およびクランプ部材30を備える。図6〜7でより明確に見られるように、軸アセンブリ40は、可撓性管50内に配置された制御棒41を備え、スライド62は、ハウジング20内部に存在するこの棒の近位端部47に固定される。スライド62は、ハウジング20内に配置され、そしてハウジングに対して、第一の位置から第二の位置へと軌道27に沿って移動可能である。図4〜5でより明らかに見られるように、クランプ部材30は、ピボット31においてハウジングに旋回可能に取り付けられる。クランプ部材30は、ハウジング20から延びて分岐36および37のその遠位端部で終わるアーム34を備える。スライドアクチュエーター80およびクランプ部材アクチュエーター70は、さらに説明されるように、それぞれ、スライド62およびクランプ部材30に作動可能に連結される。
図6〜7に示されるように、軸アセンブリ40の制御棒41は、可撓性管50によって囲まれる。制御棒41は、好ましくは、堅固な生物適合性材料(例えば、ステンレス鋼)から形成される。可撓性管50は、好ましくは、プラスチック(例えば、HytrelTM)からなり、デュロメーターで60〜90 Shore Dの範囲および1インチと3インチとの間の長さを有する。図8A〜8Dでさらに示すように、孔53および54は、管50の遠位端部においてその頂部を通って延び、孔54は、孔53の近位である。一方孔56および57は、管50の底部を通って延びる。孔56は、孔53よりもわずかに近位であり、そして孔57は、孔54よりもわずかに近位である。スロット55は、この管を通って延び、遠位の孔53および56から近位の孔54および57までにわたる。ノッチ58および59は、これらもまた管を通って延び、スロット55に沿って、孔53と孔54との間および孔56と孔57との間の路のおよそ1/3および2/3に位置する。制御棒41の遠位先端46は、可撓性の管の内部に位置したままであり、永久的に可撓性管50の遠位先端に固定されている。しかしこの可撓性管の残りは、軸アセンブリ40に対して軸方向に自由に動く。可撓性管50の近位端部49は、示されるように、ハウジング20内で受けられ、開口部25を通って止め26で終わる。可撓性管50は、ハウジング内の突起(示さず)によってハウジング20に堅固に固定され、可撓性管上に提供された対応する孔(示さず)にはまる。代替的に、可撓性管50は、別の方法でハウジング20に固定され得るか、またはハウジングに近接して終わり得る。シール膜60は、少なくとも部分的に可撓性管のスロット55を備える部分に沿って延びる。代替的に、シール膜は、可撓性管のその部分を囲む開裂した管から形成され得る。この管の開裂部分は、スロット55に一致する。シール膜は、シリコーンを含む種々の弾性体から形成され得る。図示された実施形態において、この膜の厚さは、0.008インチ〜0.015インチの間であり得、軸アセンブリの全体の直径は、0.070インチ〜0.110インチの範囲であり、そしてこのデバイスの全体の寸法は、3.5x3.5x0.4インチ未満である。当業者は、この寸法が、閉塞されるべき特定の血管の寸法に基づいて、性能を最適化するために変動され得ることを理解する。
図1、4および6は、開放された、非シール位置にあるデバイス10を図示し、ここで、軸アセンブリ40は、低プロフィールの拡張されていない位置にある。一方、図2は、その拡張された位置へと展開された軸アセンブリを図示する。図3、5および7は、その閉じた、シール位置にあるデバイス図示し、ここで軸アセンブリは、その拡張された位置に展開され、そしてクランプ部材アーム34および分岐36および37は、軸アセンブリに向かって動かされている。図4〜7でより明らかに示されるように、スライド62の側方への動きは、軸アセンブリの、その低プロフィールの拡張されていない位置からその展開された拡張された位置への展開を引き起こす。具体的には、軸アセンブリの遠位端部から離れるスライド62の側方の並進方向の動きは、制御棒41の側方移動を生じる。制御棒41の移動は、可撓性管50の遠位先端48を同様に移動させる。しかし、可撓性管50の近位端部49は、ハウジング20に拘束され、それによって制御棒の連続的な移動は、図2、3、5および7に見られるように、可撓性管の部分56および57を外側に屈曲させ、遠位先端の移動に適応させる。孔53、56および54、57およびノッチ58および59の提供は、上記管の対応する領域の相対的な堅さを弱め、上記管の開裂部分の2つの側に沿って自然な曲がる点を提供する。このことにより、屈曲部分51および52が制御棒から外側に屈曲する。ノッチ58および59は、さらに、六角形のパターンの形成を確実にするように構成される。各々の側面は、およそ39°の角度を形成するように切断される。屈曲点が外側に動く場合、ノッチの両側は、互いに接触するようになり、所定の角度にこの屈曲点を維持して六角形を形成する(図8A〜8Dを参照のこと)。さらに、注記したように、遠位の孔53および56は、互いに位置をずらされており、近位の孔54および57も同様である(孔54は、孔53に対してわずかに遠位にあり、そして孔57は、孔56に対してわずかに近位にある)。このずれは、例えば、図5、7および8Eでさらに図示されるように、クランプ部材の対向する分岐の方向への、屈曲部分のわずかな上方への付勢に寄与する。さらに詳述されるように、クランプ部材分岐に向かうこの屈曲部分の付勢は、操作の際のデバイスのシールの改善を提供する。例えば、図2、3、5および7に見られるように、屈曲部分が外側に延びる場合、弾性のシール膜60は、伸展して、ここで拡張された軸アセンブリの遠位端部の六角形の領域にかかった比較的平坦なシートを形成する。例えば、図3により明らかに示されるように、膜60は、可撓性管50に接着されて、上記拡張された領域の下側を横切って伸展し、クランプ部材分岐36、37に対向する。さらに詳述されるように、操作の際、これは、都合良いことに、密封された血管内壁と膜自身との間に作業空間を作る。
注記されるように、クランプ部材30は、ハウジング20に旋回可能に取り付けられる。図4〜5により明瞭に示されるように、このクランプ部材は、ハウジング内で対応する溝(示さず)に受けられたピボットピン31の周りを旋回する。例えば、図2〜3に示されるように、クランプ部材30のアーム34は、ハウジングから開口部24を通って延びる。分岐36および37は、アーム34から延びて、上記軸アセンブリの遠位端部の拡張された六角形の領域にほぼ対応する形を形成する。クランプ部材30の分岐36および37は、さらに、軸アセンブリの遠位端部に対して配置され、その結果、上記アームは、上記軸に向かって旋回する場合、この分岐は、拡張された六角形の領域に接触するようになり得る。分岐36および37が、同様に、六角形の領域を形成するように図示されている一方で、他の対応する形状(例えば、円形)もまた、そのような形状が、拡張された領域が血管内で展開されてその拡張された領域とクランプ部材領域とが一緒に圧迫される場合に、上記拡張された領域によって拘束された血管の内壁が血管内の連続する血流から封鎖されるために十分な程度、上記拡張された領域の形状に対応する限り、十分である。
操作の際、軸アセンブリ40は、血管内で展開され、そしてクランプ部材30の分岐36および37は、拡張された領域に対して血管の外から圧迫される場合、クランプ部位にシールが作製される。さらに、単に拡張された領域の下部側面を横切って伸展された膜によって作製されたシールを有することによって、クランプされた血管壁と伸展された膜との間に小空間が作製される。この空間の提供は、外科医にとって都合がよく、スリーブの破裂およびシールの破壊のリスクをより低くして移植手順を容易にする。クランプ分岐36および37に向かう屈曲部分51および52のわずかに上方への付勢は、密接したシールの形成を補助する。シール操作の際、屈曲部分は、内部血管壁に対して係合し、血管外のクランプ分岐に対向する。屈曲部分を所定の位置に保ち、そしてシールを作製するために適用される圧迫力は、これらの屈曲点をわずかに歪ませ得るが、最初にクランプ分岐に向かって屈曲部分を付勢させることによって、特定量の歪みに順応し得る一方、さらに良好なシールを維持し、かつあらゆる望ましくない漏れを回避する。
例えば、図4〜7に見られるように、デバイス10は、軸アセンブリ40の遠位端部を拡張した構成に展開するため、およびクランプ部材30を軸アセンブリ40に向かって動かすために、別個の作動機構を備える。クランプ部材70およびスライドアクチュエーター80は、独立に操作可能である。スライドアクチュエーター80は、ヘッド82、軸81およびダイアル84を備え、そしてハウジング20内に回転可能に取り付けられる。軸81は、ハウジング内において、軸アセンブリ40に対して垂直に向けられる。ダイアル84は、軸81から半径方向に延び、ダイアルの一部は、開口部19において、ハウジング20から、このハウジングの両側に延びる。ヘッド82は、ハウジング20の窪んだ台座21に受けられてそこから延び、そしてハウジング20のカラー29は、軸81を受ける。台座21およびカラー29は、所定の位置にスライドアクチュエーター80を維持する一方、それを自由に回転させる。ダイアル84は、図10Aにより明らかに示されるように、下部側面の凹部85、およびこの凹部に延びるピン86をさらに備える。図9および11に示されるように、スライド62は、チャネル65を有するチャネル基部64、およびスロット67を含む上部プラットホーム66を備える。制御棒41は、チャネル65を通じて受けられ、スライドに固定される。あるいは、スライドは、制御棒と一緒に一体式に形成され得る。上部プラットホーム66およびスロット67は、スライド62の基部64に対して垂直方向かつスライドアクチュエーター80の軸81に対して法線方向の両方に向けて方向付けられる。ピン86は、スロット67に受けられて、その内部で並進的に移動可能であり、それによって、ダイアル84の回転は、ピン86を介してスライド62の直線的な並進方向移動を引き起こす。この様式で、スライド62は、軸アセンブリが完全に開くかまたは展開された状態になるまで、軸アセンブリの遠位端部から並進して離れ得る。さらに、スロット67は、ノッチ68および69を備える。これらはそれぞれ、軸アセンブリが展開された位置にある場合か、または展開されていない位置にある場合に、ピンを受ける。閾値回転力には、これら2つの位置のいずれかからスロット67内にピンを動かすことが必要とされる。この様式で、軸アセンブリは、開放され、展開された位置か、または閉じられ、展開されていない位置のいずれかにロックされ得る。
例えば、図4〜7で見られるように、クランプ部材アクチュエーター70は、同様に、ハウジング20内に回転可能に取り付けられ、そして軸71および回転ノブ72を備える。軸71は、ハウジング20の開口部22に受けられ、そして軸71から延びるフランジ75および76によって、所定の位置に保持される。軸71は、ナット77上にねじ切りされたねじ切り部分74を備える。そしてナット77は、クランプ部材30のスロット33を通じて受けられ、そしてまた、軸71の軸方向と平行に方向付けられたハウジング20の溝23内にスライド可能に保持される。軸71の回転は、この軸に沿ったナット77の軸方向の動きを生じ、これは、ピボットピン31の周りのクランプ部材30の旋回運動へと変換される。
例えば、図1〜3に見られるように、スライドアクチュエーター80およびクランプ部材アクチュエーター70は、手動操作および遠隔操作の両方のために構成される。スライドアクチュエーター80およびクランプ部材アクチュエーター70の回転は、ダイアル84および回転ノブ72の手動回転によってそれぞれ達成され得る。あるいは、スライドアクチュエーター80およびクランプ部材アクチュエーター70は、六角形のソケット83および73をそれぞれ備える。スライドアクチュエーター80のソケット83は、アクチュエーターのヘッド82内に配置され、軸81の軸に並べられる。同様に、クランプ部材アクチュエーター70のソケット73は、回転ノブ72自身の中に配置され、軸71の軸に並べられる。図12に示されるように、アクチュエーター器具95は、そこから延びるヘッド98を有する軸97を備えるハンドル96から構成され、このデバイスを遠隔式に作動させるために使用され得る。器具95のヘッド98は、ソケット73および83と係合するように構成される。アクチュエーター器具の使用は、手動作動が困難であり得る混雑した術野においてこのデバイス作動を可能にするために、特に有用である。
例えば、図4〜7に示されるように、デバイス10は、制御棒41の内腔42と流体連絡した血液戻り管(bleed back tube)91を備える。ポート43および44は、内腔42と流体連絡し、そして軸アセンブリの拡張可能な領域において制御棒41の外部に出て行く。管91は、ストラップ94を通じて管91に連結されたプラグ93でキャップされたルアーロック92において終結する。使用の際、血液戻り管からの血液の逆流の観察は、展開された軸アセンブリが標的血管の管腔内に配置されていることを確証させる。さらに、デバイスが作動させられた場合、血液の逆流の懸濁液は、使用者に対する有効なシールが作製されたことの指標として働く。この様式において、使用者は、移植手順を進める前に、シールの適切さを検査することができる。作動後の継続的な血流の観察は、例えば、標的部位におけるプラークまたは他の欠陥もしくは異常に起因する、弱いシールに原因がある可能性がある。次いで使用者は、このデバイスの作動をやめて、異なる標的位置へと移動し得る。さらに、管91はまた、やはり内腔42と流体連絡したポート43および44を通じて、治療物質もしくは他の物質を血管内に注入するための手段を提供する。
図1〜12の実施形態において、展開され、拡張された軸アセンブリは、六角形の構成を取る。本発明は、当業者に容易に認識可能な他の構成を(それらが吻合手順の実行において使用するために適切な連続するシール範囲を提供する条件で)企図する。本発明の変形において、拡張された軸アセンブリは、複数の吻合に適応するのに十分に大きいシールされた面積を提供する構成である。このような変形の例としては、図13および14に図示されたものが挙げられる。図13および14は、可撓性管100および150をそれぞれ図示し、これらは、可撓性管50と同様、本発明に従うデバイスのための軸アセンブリに組み込まれ得る。示されるように、図13の管100は、屈曲部分101および102を備え、八角形の形状に展開される。この形状は、遠位の孔103と近位の孔104との間に均等に配置された4つのノッチ105〜108を備えることによって達成される。図1〜11の実施形態と同様、ノッチ105〜108は、八角形のパターンの形成を確実にするように、さらに構成され、各ノッチのそれぞれの側面は、互いに対してある角度で切断されており、これによって、屈曲部分101および102が外側に動く場合、ノッチの側面は、互いに接触するようになり、所定の角度で屈曲部分を維持して八角形を形成する。図14の管150は、拡張された六角形に展開される屈曲部分151および152を備える。図1〜11の実施形態と同様、この形状は、遠位の孔153と近位の孔154との間にノッチ158および159を提供することによって達成される。ノッチ158および159は、お互いよりも近くの孔153または154にそれぞれ配置されており、これによって、軸に平行な六角形の側面は、他の側面と比べて引き延ばされる。他の可能性のある形状としては、円形または卵円形が挙げられる。これらは、図1〜14の実施形態におけるような可撓性の管の場合、例えば、屈曲部分のノッチパターンを変動させることによって作られ得る。さらに、任意のこれらの形状は、調節されて、複数の移植部位に十分適応するのに十分に大きいシールされた面積を提供し得る。例えば、図14の拡張された六角形の形状は、複数の移植部位に適応し得る。以下でさらに詳述されるように、これは、複数吻合手順を大幅に促進する。シール用デバイスの一回の展開は、デバイスのさらなる再配置または再展開を必要とすることなく、複数移植のために十分に大きいシール面積を作製する。
述べたように、本発明に従うデバイスは、例えば、心臓の拍動および大動脈を通る血流を伴う、ポンプなし手順における使用のために設計される。軸アセンブリは、公知の方法に従って、大動脈内に作製された導入孔を介して、大動脈内に、所望の吻合部位から離れた位置で挿入される。軸アセンブリが所望の部位に進められて展開される前またはその後のいずれかに、例えば、動脈用パンチを用いて、パンチ穴または大動脈切開部が所望の移植(吻合)部位に形成される。より代表的には、孔または大動脈切開部は、デバイスが展開されてシールが作製された後に作製される。一旦デバイスが配置された場合、これは作動されて、軸アセンブリを、その拡張され、展開された状態に展開し、そしてクランプ部材を、軸アセンブリの拡張された領域に締め付け、拡張された軸アセンブリ領域のシール膜と血管壁との間にシールされた面積を作製する。一旦シールが作製された場合、移植片が縫合され得るかまたは所望の領域に取り付けられ得る(当該分野で公知の自動縫合デバイスの使用を介することを包含する)。この手順が完了した場合、デバイスはその非展開の、クランプされていない構成に戻され、導入孔から除去され、そしてこの孔はシールされる。
図15は、このような手順、そして特にデバイスの一回の展開が、複数の吻合の実施を可能にする血管の面積にわたるシールを提供する手順を行うための使用の際の、本発明の一実施形態を示す。デバイス110は、既に記載されたデバイス10と同様であるが、図14に示されるような引き延ばされた六角形の構成を形成する可撓性管150を備える軸アセンブリ140を備える。クランプ部材30の分岐136および137は、その拡張された構成において、可撓性管150の引き延ばされた六角形の構成に対応する。操作において示されるように、軸アセンブリ140は、大動脈Aに作製された孔Hに挿入されて、作動させられ、血管内に、分岐136および137によって含まれる面積に対応するシール面積を作製する。図示されるように、シール面積は、デバイス110を移動、再作動、または再展開する必要なく3つの別個の移植片Gl、G2およびG3に適応するように、十分に大きい。従って、複数の吻合は、デバイス110の一度の配置および作動で行われ得る。あるいは、複数の吻合は、本発明に従うデバイスを用いて、単に拡張可能な領域を異なる所望の領域に再配置することにより、しかし軸アセンブリを血管から完全に除去することなく、行われ得る。
図16および17は、本発明の代替的実施形態を示す。デバイス210は、多くの局面において、デバイス10と同様であるが、拡張可能な領域の展開において変動されている。軸アセンブリ240は、展開管241に包まれた拡張可能な軸250を備える。拡張可能な軸250は、その遠位先端領域において、形状記憶超弾性合金から形成される。この合金は、変形可能であり、かつ管241に保持され得るが、管241から放出される際に展開して拡張可能な領域を提供するように構成されている。したがって、管241の引き込みは、軸250を放出し、3つの屈曲部分251、252および253から構成され、252と253との間および253と251との間の領域にかかった弾性膜260を有する拡張可能な領域を展開する。さらに、屈曲領域253は、クランプ部材230から離れた方向に拡張する。使用の際、これは、シールを作製するカップのような構成の拡張された領域を作製し、使用者が膜の破裂もしくは断裂のリスクがより低い状態で移植片を縫合するためのさらなる空間を提供する。管241は、図16の閉じられた非展開状態から、図17の開放された展開された状態へと、軸250に対して引き込み可能なように構成される。これは、例えば、デバイスのハウジング220が、管241を受けて、管241のハウジングおよび固定された軸250に対する並進方向の動きが可能にするように構成することによって、達成され得る。デバイス10に使用されるような同様の機構が、管241を作動させるため適合され得る。例えば、管241は、デバイス10のスライド62と同様のスライドに固定され得、そして同様のスライド作動部材が、軸に対するスライドおよび管の動き、したがって拡張可能な領域の展開を引き起こすために使用され得る。
図18〜21は、シール膜に対するさらなる保護を提供する、本発明のさらなる実施形態を示す。図18〜19の実施形態において、保護用シート61の中央領域は、制御棒41に沿って並進方向移動可能であり、そしてその縁部において、可撓性管50の屈曲部分51および52に固定される。保護用シート61は、破裂に耐性のある薄い金属材料、プラスチック材料または強化メッシュ材料から作製され得る。保護用シート61は、非展開状態においてアコーディオン型に折り畳まれ(図18A〜19A)、次いで、展開状態において、広げられてシール膜を覆う(図18B〜19B)。図20〜21の実施形態において、保護用シート63は、制御棒に対して並進方向に移動可能であり得るように、その中央領域に制御棒41に沿ってスライド可能に固定されており、そして破裂に耐性のある形状記憶材料から形成されている。非展開状態(図20A〜21A)において、シート63は、棒41の両側に2つの別個の巻き上げられた部分を有する構成を採用する。展開の際、シートはその自然な構成へと広げられて、シール膜(図20B〜21B)を覆う。断裂または破裂に対してシール膜を保護するための他の方法もまた、企図される。これは、強化メッシュの膜そのものへの組み込みを含む膜そのものの直接的強化を含む。
本発明の特定の実施形態が上記に記載されたが、本発明は、このような形態に限定されることを意図されず、むしろ、当業者は、添付の特許請求の範囲において定義されるような本発明の範囲内にあり続けたままで多くの改変が行われ得ることを認識する。
図1は、本発明の一実施形態に従うデバイスの斜視図である。このデバイスは、開放された、非シール位置にあり、そしてこのデバイスの軸アセンブリの拡張可能な領域は、拡張されていない位置にある。 図2は、図1のデバイスの斜視図である。このデバイスの軸アセンブリの拡張可能な領域は、その展開された、拡張された位置にある。 図3は、シール位置にある図1のデバイスの斜視図である。このデバイスの軸アセンブリの拡張可能な領域は、その展開された、拡張された位置にあり、そしてクランプ部材が、軸アセンブリに向かって動かされている。 図4は、図1のデバイスの側面図である。部品が、図1に示されるような、開放された非シール位置で切り離されている。 図5は、図1のデバイスの側面図である。部品が、図3に示されるようなシール位置で切り離されている。 図6は、図1のデバイスの断面図である。このデバイスは、図1に示されるような、開放された非シール位置にある。 図7は、図1のデバイスの断面図である。このデバイスは、図3に示されるような、シール位置にある。 図8A〜8Cは、拡張されていない位置にある図1のデバイスの軸アセンブリの頂面図(図8A)、側面図(図8B)および底面図(図8C)である。図8Dは、展開され、拡張された位置にある図1のデバイスの軸アセンブリの頂面図である。図8Eは、展開され、拡張された位置にある図1のデバイスの軸アセンブリの前面図である。 図9は、図1のデバイスの、軸アセンブリの拡張可能な領域をその拡張された位置へと展開するために軸アセンブリに作動可能に連結されるスライドの斜視図である。 図10Aおよび10Bは、図9に示されるスライドを係合する、図1のデバイスのスライドアクチュエーターの斜視図である。 図11は、図1のデバイスの斜視図である。このデバイスは、部品が切り離されて、スライド、スライドアクチュエーターおよび軸アセンブリを示している。 図12は、図1のデバイス(このデバイスの遠隔的作動のための器具とともに)の斜視図である。 図13は、展開され、拡張された位置にある、本発明の別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図である。 図14は、展開され、拡張された位置にある、本発明のさらに別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図である。 図15は、複数の吻合を実施するために血管のシールを作製するために使用されている、本発明の一実施形態に従うデバイスの斜視図である。 図16は、展開されていない位置にある、本発明のさらなる実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの斜視図である。 図17は、展開され、拡張された位置にある、図16の軸アセンブリの斜視図である。 図18Aおよび19Aは、それぞれ、展開されていない位置にある本発明のさらに別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図19Aは、図18Aの面A−Aに沿っている。 図18Bおよび19Bは、それぞれ、展開され、拡張された位置にある図18Aおよび19Aデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図19Bは、図18Bの面A−Aに沿っている。 図18Aおよび19Aは、それぞれ、展開されていない位置にある本発明のさらに別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図19Aは、図18Aの面A−Aに沿っている。 図18Bおよび19Bは、それぞれ、展開され、拡張された位置にある図18Aおよび19Aのデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図19Bは、図18Bの面A−Aに沿っている。 図20Aおよび21Aは、それぞれ、展開されていない位置にある本発明のさらに別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図21Aは、図20Aの面B−Bに沿っている。 図20Bおよび21Bは、それぞれ、展開され、拡張された位置にある図20Aおよび21Aのデバイスの軸アセンブリの頂面図および断面図である。図21Bは、図20Bの面B−Bに沿っている。 図20Aおよび21Aは、それぞれ、展開されていない位置にある本発明のさらに別の実施形態に従うデバイスの軸アセンブリの頂面図および端面図である。図21Aは、図20Aの面B−Bに沿っている。 図20Bおよび21Bは、それぞれ、展開され、拡張された位置にある図20Aおよび21Aのデバイスの軸アセンブリの頂面図および端面図である。図21Bは、図20Bの面B−Bに沿っている。

Claims (37)

  1. 血管における標的吻合部位においてシールを作製する方法であって、該方法は、以下の工程:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、拡張可能な領域および該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能である、軸アセンブリを提供する工程;
    該アセンブリを血管内に挿入し、該拡張可能な領域を該標的吻合部位に配置する工程;
    該拡張可能な領域を、該第一の低プロフィール位置から該第二の拡張された位置へと展開する工程;ならびに
    該血管の内壁を、該標的吻合部位において、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域と係合して、該標的吻合部位にシールを作製する工程
    を包含する、方法。
  2. 複数の吻合を行う方法であって、該方法は、以下の工程:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、拡張可能な領域および該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能である、軸アセンブリを提供する工程;
    該アセンブリを血管内に挿入し、該拡張可能な領域を第一の標的吻合部位に配置する工程;
    該拡張可能な領域を、該第一の低プロフィール位置から該第二の拡張された位置へと展開する工程;ならびに
    該血管の内壁を、該第一の標的吻合部位において、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域と係合して、該第一の標的吻合部位にシールを作製する工程;
    該シールされた第一の標的吻合部位において、吻合手順を行う工程;
    該拡張可能な領域を、第二の標的吻合部位に配置する工程;
    該血管の内壁を、該第二の標的吻合部位において、その第二の拡張位置にある該拡張可能な領域と係合して、該第二の標的吻合部位にシールを作製する工程;そして
    該シールされた第二の標的吻合部位において、吻合手順を行う工程
    を包含する、方法。
  3. 複数の吻合を行う方法であって、該方法は、以下の工程:
    第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能なシール部材を提供する工程;
    該シール部材を血管内に挿入し、該シール部材を該第一の低プロフィール位置から該第二の拡張された位置へと展開する工程;ならびに
    該血管の内壁を、所望の位置において、その第二の拡張された位置にある該シール部材と係合して、シールを作製する工程であって、該血管のシールされた面積は、複数の吻合に適応させるのに十分に大きい、工程;そして
    該シールされた面積において、複数の吻合を行う工程;
    を包含する、方法。
  4. 前記シール部材の展開が、遠隔式に実行される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記シール部材が、拡張可能な領域および該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有する低プロフィールの軸アセンブリをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  6. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能であり、かつその第二の拡張された位置に、複数の吻合部位に適応させるのに十分に大きい血管の面積に相当する面積を有する、軸アセンブリ;そして
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備える、デバイス。
  7. 前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域が、細長い六角形を有する、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域が、細長い八角形を有する、請求項6に記載のデバイス。
  9. 前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域が、卵円形を有する、請求項6に記載のデバイス。
  10. 前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域が、円形を有する、請求項6に記載のデバイス。
  11. 請求項6に記載のデバイスであって、前記拡張可能な領域が、該拡張可能な領域が前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開される場合に、前記軸アセンブリから外向きに屈曲する部分をさらに備える、デバイス。
  12. 請求項6に記載のデバイスであって、前記屈曲する部分のうちの少なくとも2つが、前記拡張可能な領域が前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開される場合に、前記クランプ部材に向かって付勢される、デバイス。
  13. 前記屈曲する部分が、スリットの入った可撓性の管から形成されている、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記屈曲する部分が、超弾性の形状記憶合金から形成されている、請求項11に記載のデバイス。
  15. 前記シール膜が、強化されている、請求項6に記載のデバイス。
  16. 保護用遮蔽体をさらに備え、該遮蔽体が、前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域の少なくとも一部にわたって展開可能である、請求項6に記載のデバイス。
  17. 請求項6に記載のデバイスであって、前記軸アセンブリが、前記拡張可能な領域に作動可能に連結されたスライドをさらに備え、それによって、第一の位置から第二の位置への該スライドの並進方向の動きが、該拡張可能な領域を、前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開する、デバイス。
  18. 前記スライドの並進方向の動きが、遠隔式に実行され得る、請求項17に記載のデバイス。
  19. 請求項6に記載のデバイスであって、前記軸アセンブリが、前記拡張可能な領域と関連して移動可能な展開管をさらに備え、それによって、第一の位置から第二の位置への該展開管の並進方向の動きが、該拡張可能な領域を、前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開する、デバイス。
  20. 前記展開管の並進方向の動きが、遠隔式に実行され得る、請求項19に記載のデバイス。
  21. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能であり、かつその第二の拡張された位置に、六角形の構成を有する、低プロフィールの軸アセンブリ;ならびに
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備える、デバイス。
  22. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能であり、かつその第二の拡張された位置に、八角形の構成を有する、低プロフィールの軸アセンブリ;ならびに
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備える、デバイス。
  23. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能であり、かつその第二の拡張された位置に、円形の構成を有する、低プロフィールの軸アセンブリ;ならびに
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備える、デバイス。
  24. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能であり、該拡張可能な領域は、その第二の拡張された位置に、カップ形の構成を有する、低プロフィールの軸アセンブリ;ならびに
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、該拡張可能な領域のその第二の拡張された位置でのカップ形の構成の縁部に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備える、デバイス。
  25. 請求項24に記載のデバイスであって、前記拡張可能な領域が、該拡張可能な領域が前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開される場合に、前記軸アセンブリから外向きに屈曲する部分をさらに備える、デバイス。
  26. 請求項25に記載のデバイスであって、前記屈曲する部分のうちの少なくとも2つが、前記拡張可能な領域が前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開される場合に、前記クランプ部材に向かって付勢される、デバイス。
  27. 前記屈曲する部分が、スリットの入った可撓性の管から形成されている、請求項25に記載のデバイス。
  28. 前記屈曲する部分が、超弾性の形状記憶合金から形成されている、請求項25に記載のデバイス。
  29. 前記シール膜が、強化されている、請求項24に記載のデバイス。
  30. 保護用遮蔽体をさらに備え、該遮蔽体が、前記第二の拡張された位置にある拡張可能な領域の少なくとも一部にわたって展開可能である、請求項24に記載のデバイス。
  31. 請求項24に記載のデバイスであって、前記軸アセンブリが、前記拡張可能な領域に作動可能に連結されたスライドをさらに備え、それによって、第一の位置から第二の位置への該スライドの並進方向の動きが、該拡張可能な領域を、前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開する、デバイス。
  32. 前記スライドの並進方向の動きが、遠隔式に実行され得る、請求項31に記載のデバイス。
  33. 請求項24に記載のデバイスであって、前記軸アセンブリが、前記拡張可能な領域と関連して移動可能な展開管をさらに備え、それによって、スライドが該拡張可能な領域に作動可能に連結され、それによって、第一の位置から第二の位置への該展開管の並進方向の動きが、該拡張可能な領域を、前記第一の低プロフィール位置から前記第二の拡張された位置へと展開する、デバイス。
  34. 前記展開管の並進方向の動きが、遠隔式に実行され得る、請求項33に記載のデバイス。
  35. 血管においてシールを作製するためのデバイスであって、以下:
    低プロフィールの軸アセンブリであって、血管内への挿入のために構成されており、該軸アセンブリは、該軸アセンブリの遠位端部に拡張可能な領域を有し、かつ該拡張可能な領域にかかっているシール膜を有し、該拡張可能な領域は、第一の低プロフィール位置から第二の拡張された位置へと展開可能である、低プロフィールの軸アセンブリ;ならびに
    該拡張可能な領域にほぼ対向して配置され、かつ該拡張可能な領域に向かって移動可能である、クランプ部材であって、該クランプ部材は、その第二の拡張された位置にある該拡張可能な領域に対応する遠位端部形状を有する、クランプ部材
    を備え、
    ここで、該軸アセンブリの拡張可能な領域は、該拡張可能な領域が該第一の低プロフィール位置から該第二の拡張された位置へと展開される場合に、該軸アセンブリから外向きに屈曲し、そして該クランプ部材に向かって付勢される部分をさらに備える、デバイス。
  36. 前記屈曲する部分が、スリットの入った可撓性の管から形成されている、請求項35に記載のデバイス。
  37. 前記屈曲する部分が、超弾性の形状記憶合金から形成されている、請求項35に記載のデバイス。
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