JP2007520862A - 緑色発光マイクロキャビティoled - Google Patents

緑色発光マイクロキャビティoled Download PDF

Info

Publication number
JP2007520862A
JP2007520862A JP2006551147A JP2006551147A JP2007520862A JP 2007520862 A JP2007520862 A JP 2007520862A JP 2006551147 A JP2006551147 A JP 2006551147A JP 2006551147 A JP2006551147 A JP 2006551147A JP 2007520862 A JP2007520862 A JP 2007520862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
green
oled device
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006551147A
Other languages
English (en)
Inventor
リー ウィンターズ,ダスティン
ジーン アレッシー,ポーラ
ルイス ボロソン,マイケル
ティアン,ユアン−シェン
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JP2007520862A publication Critical patent/JP2007520862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/30Devices specially adapted for multicolour light emission
    • H10K59/38Devices specially adapted for multicolour light emission comprising colour filters or colour changing media [CCM]
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/85Arrangements for extracting light from the devices
    • H10K50/852Arrangements for extracting light from the devices comprising a resonant cavity structure, e.g. Bragg reflector pair
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/875Arrangements for extracting light from the devices
    • H10K59/876Arrangements for extracting light from the devices comprising a resonant cavity structure, e.g. Bragg reflector pair
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/917Electroluminescent

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

基板上に配置された複数の緑色発光領域を有するOLEDデバイスであって、各緑色発光領域は、1又は2以上の発光層と、それぞれ該発光層の反対側に配置され、該発光層が発する光を当該光がほぼ緑色のスペクトル成分を有するように共振させるよう配置された反射器及び半透明の反射器と、緑色の光を生じるため各緑色発光領域に関連して配置された黄色カラーフィルタ要素とを含む。

Description

本発明は、マイクロキャビティ有機電場発光(EL)デバイスに関する。
有機発光デバイスまたはOLEDとしても知られるフルカラー有機電場発光(EL)は、最近新しい種類のフラットパネルディスプレイとして例証されている。最も単純な形態では、有機ELデバイスは、正孔注入のためのアノードの役目を果たす電極と、電子注入のためのカソードの役目を果たす電極と、これらの電極の間に挟まれ光の放射を生じる電荷の再結合をサポートする有機EL媒体とから構成する。有機ELデバイスの例は、同じ譲受人に譲受された米国特許第4,356,429号に記載されている。例えば、テレビ、コンピュータモニタ、携帯電話ディスプレイまたはデジタルカメラディスプレイとして有用なもののような画素化ディスプレイデバイスを構成するため、個別の有機EL要素をマトリックスパターンの画素のアレイとして配置してもよい。マルチカラーディスプレイを製造するため、画素はさらに、各副画素が異なる色を放射する副画素として配置してもよい。この画素のマトリックスは、単純なパッシブマトリックスまたはアクティブマトリックス何れかの駆動スキームを使用して電気的に駆動すればよい。パッシブマトリックスでは、有機EL層は、行及び列として配置された2組の直交する電極の間に挟まれる。パッシブマトリックス駆動有機ELデバイスの例は米国特許第5,276,380号で開示されている。アクティブマトリックス構成では、各画素は、トランジスタ、コンデンサ、及び信号線といった多数の回路要素によって駆動される。こうしたアクティブマトリックス有機ELデバイスの例は米国特許第5,550,066号、第6,281,634号、及び第6,456,013号で提供されている。
OLEDディスプレイは1つかそれ以上の色を有するように製造できる。フルカラーOLEDデバイスも当業技術分野で周知である。通常のフルカラーOLEDデバイスは、赤色、緑色、及び青色の3つの副画素を有する画素から構成する。こうした配置はRGB設計として知られている。RGB設計の例は米国特許第6,281,634号で開示されている。赤色、緑色、青色及び白色の4つの副画素を有する画素から構成したフルカラー有機電場発光(EL)デバイスも最近記述されている。こうした配置はRGBW設計として知られている。RGBWデバイスの例は米国特許出願第2002/0186214 A1号公報で開示されている。
カラーディスプレイを得るためのいくつかのアプローチが当業技術分野で知られている。例えば、1つかそれ以上の異なるOLED材料を使用して各々異なる色の副画素を構成してもよい。こうした材料は、シャドウマスク、ドナーシートからの熱転写、またはインクジェット印刷を含む方法によって副画素上に選択的に配置する。カラーディスプレイを製造する別のアプローチは、異なる色の全ての副画素にわたる1つかそれ以上の層の共通のスタックとしてOLED材料を配置した後、1つかそれ以上の異なる色のフィルタを使用して共通のOLEDの色を各副画素毎に異なる色に変換するものである。この場合、OLED材料は通常広い放射スペクトルを生じるように配置し、白色発光または白色OLEDとも呼ばれる。カラーフィルタを備えた白色OLEDの例は米国特許第6,392,340号で開示されている。
カラーディスプレイを達成するまた別のアプローチは、マイクロキャビティ構造内にOLED放射要素を配置し、マイクロキャビティの光共振器の長さによって決定される特定の波長の放射を強調するものである。こうしたマイクロキャビティデバイスの例は米国特許第5,405,710号及び第5,554,911号に示されている。この場合、広帯域放射OLED材料を使用することができ、各々異なる色の副画素毎に共振器の光学的長さを変化させることによって、異なる色の放射を達成できる。しかし、マイクロキャビティによって構成したデバイスには、異なる角度で見た場合、放射の色が変化することがあるという問題がある。この作用は米国特許第5,780,174号に記載されている。従って、知覚される色の視角への依存性を低減したマイクロキャビティ構造を使用するOLEDデバイスが望ましい。
従って、本発明の目的は、緑色光を発生することのできるマイクロキャビティ構造を有し、基板に対して異なる角度で見た場合、知覚される色の変化を低減したOLEDデバイスを提供することである。
この目的は、基板上に配置された複数の緑色発光領域を有するOLEDデバイスであって、各緑色発光領域が、
a)1又は2以上の発光層と、
b)それぞれ該発光層の反対側に配置され、これらの発光層が発する光を当該光がほぼ緑色のスペクトル成分を有するように共振させるよう配置された反射器及び半透明の反射器と、
c)緑色の光を生じるため各緑色発光領域に関連して配置された黄色カラーフィルタ要素とを含むOLEDデバイスを提供することによって達成される。
本発明は、従来のマイクロキャビティデバイスに対して、基板に対して異なる角度で見た場合の見掛けの色変化が低減されるという利点を有する。本発明はさらに、基板に対して垂直な角度で見た場合、カラーフィルタ要素での吸収による緑原色の放射の輝度の損失が最小であるという利点を有する。
OLEDマイクロキャビティデバイスは、反射器と半透明の反射器との間に電場発光有機媒体を配置することによって構成する。そして、反射器と半透明の反射器との間の層の光学的厚さを最適化して特定の波長の光を共振させる共振器を形成する。OLEDマイクロキャビティデバイスは、半透明の反射器の機能を果たす4分の1波長スタック(Quarter Wave Stack、QWS)を備えて構成してもよい。QWSを備えたOLEDマイクロキャビティデバイスの例は米国特許第5,405,710号に示されている。また、OLEDマイクロキャビティデバイスは、半透明の反射器を形成する薄い金属層を使用して形成してもよい。半透明の反射器として薄い金属層を備えたOLEDマイクロキャビティデバイスの例は、高田(N.Takada)、筒井(T.Tsutsui)、斎藤(S.Saito)、応用物理通信(Applied Physics Letters)、第63(15)巻、2032−2034ページ、1993年で論じられている。マイクロキャビティデバイスは、垂直(0度)の視角で見た場合狭くて強いスペクトル放射を有する傾向がある。米国特許第5,554,911号で示されているように、この作用を使用して単一の広帯域スペクトルを放射するOLED媒体からフルカラーデバイスを製造してもよい。しかし、米国特許第5,780,174号で例示されているように、視角が垂直から増大するに連れて、スペクトル放射は低い波長にシフトする傾向がある。緑色に調整したマイクロキャビティの場合、これは、大きい角度では知覚される色が緑色から青色にシフトすることを意味する。低い波長の光を吸収するカラーフィルタ要素を組み込むことによって色の見掛けの変化を抑制することができる。
図1は、本発明に係る単純化したOLEDマイクロキャビティデバイス10の拡大断面図である。OLEDマイクロキャビティデバイス10は、半透明の反射器11、共振器スペーサ12、有機EL媒体13、反射器14、基板16、及びカラーフィルタ要素15から構成する。こうしたマイクロキャビティデバイスでは、光は有機EL媒体中で発生し、反射器14と半透明の反射器11との間で共振して半透明の反射器11を通じて視認者に向かってデバイスを出る。この場合、半透明の反射器11は、好適には厚さ5nm〜35nmであるAgまたはAgの合金といった薄い金属層から構成してもよい。共振器スペーサ12はITOのような透明な材料から構成する。また、この例では、共振器スペーサ層はOLEDデバイスの第1の電極の役目も果たす。共振器スペーサ層は単一の層として図示しているが、代替的にはいくつかの層から構成してもよい。反射器14は好適には、Al、Ag、Au、及びこれらの合金を含むがこれらに制限されない高反射性金属から構成する。また、この例では、反射器はOLEDデバイスの第2の電極の役目も果たす。
有機EL媒体13は第1及び第2の電極、この例では共振器スペーサ12と反射器14との間に配置し、当業技術分野で周知の多くの有機材料から選択すればよい。有機EL媒体13は通常、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、及び電子輸送層といったいくつかの副層から構成する。有機EL材料は小分子有機材料から構成してもよく、これは通常、気化法またはドナー基板からの熱転写によって堆積される。代替的に、有機EL媒体は、一般にPLEDと呼ばれるポリマー材料から構成してもよく、これはインクジェット印刷または溶剤スピンまたは浸漬コーティングといった方法で付着させればよい。有機EL媒体は、狭帯域放射または広帯域または白色放射スペクトルを発生するよう配置すればよい。当業者は有機EL媒体のために多くの可能な構成及び材料を選択することができる。
基板16は視認者と有機EL媒体13との間にあることが図1に示されており、半透明の反射器11は有機EL媒体13と視認者との間にある。光が基板を通じて移動するこの構成は下部発光デバイスとして知られている。この構成では、ガラスまたはプラスチックといった透明な基板を使用する。代替的には、反射器が基板と有機EL媒体との間にあるように製造してもよい。この代替構成は上部発光デバイスとして知られている。上部発光デバイスでは、光は基板を通過しないので、基板は光学的に不透明なものでよい。このため多様な基板の使用が可能になる。上部発光構成で使用可能な基板の1つの例はシリコンウェハである。基板はさらに、マイクロキャビティデバイスを駆動するアクティブマトリックス回路(図示せず)を含んでもよい。
光路長は各層毎に屈折率(n)に厚さ(d)を乗算したものとして定義される。マイクロキャビティデバイス10のようなマイクロキャビティデバイスでは、反射器と半透明の反射器との間の層の総光路長(nii)は、ほぼ次の式を満たすように設計される。
2Σ(nii)/λ1+(Q1+Q2)/2π=m
(式1)
上式中、
iはi番目の層の屈折率であり、diはi番目の層の厚さであり、
1及びQ2はそれぞれ反射器14の境界面及び半透明の反射器11のラジアンを単位とする位相シフトであり、
λ1はデバイスから放射される所定の1次波長であり、
mは負でない整数である。
屈折率と層の厚さとの積を光学的厚さとして定義する。本発明に係る緑色マイクロキャビティデバイスの場合、この1次波長λ1は好適には490nm〜570nmであり、より好適には500nm〜550nmである。
マイクロキャビティデバイス10はマイクロキャビティデバイス構造の一例である。いくつかの変形が当業技術分野で周知であり本発明に適用してもよい。例えば、半透明の反射器は、異なる屈折率を有する透明な材料のいくつかの交互の層の4分の1波長スタックから構成してもよい。共振器スペーサ層は代替的には反射器と有機EL媒体との間に配置してもよく、また完全に除去してもよい。こうした何れの場合でも、半透明の反射器は有機EL媒体のための電極の役目を果たす必要があろう。
カラーフィルタ要素15は、半透明の反射器と視認者との間になるように、半透明の反射器11側のマイクロキャビティ構造の外部に配置する。マルチカラー画素化ディスプレイでは、画素のクロストークを最小化できるようにカラーフィルタ要素をマイクロキャビティ構造のできるだけ近くに配置するのが好適である。従って、下部発光デバイスでは、カラーフィルタ要素は好適にはマイクロキャビティと基板との間に配置する。しかし、本発明はカラーフィルタ要素を基板の外部に配置することによっても機能し得る。上部発光デバイスでは、カラーフィルタ要素は好適にはマイクロキャビティ構造の上に配置する。しかし、本発明はカラーフィルタ要素を付属の第2のカバー基板(図示せず)の何れの側に配置することによっても機能し得る。カラーフィルタ要素15はフィルタリングされた光放射17を生じるように配置する。
本発明によって製造したOLEDデバイスは、ほぼ緑色の成分を有する光を生じる複数の緑色発光領域を有する。黄色カラーフィルタ要素を使用することによって、このフィルタを通過する光は観察者によって緑色と知覚される。黄色フィルタは、緑色及び赤色の光に対してほぼ透過性であり青色の光に対して不透過性である高域通過フィルタである。
好適には、カラーフィルタ要素は、マイクロキャビティ層によって強調されたほぼ望ましい緑色波長及びそれより高い可視波長で高い透過率を有し、それより低い可視波長で低い透過率を有するように選択する。好適なカラーフィルタ要素は最大可視透過率及び最小可視透過率とカットオフ波長λ2とを有し、カットオフ波長λ2より低い可視波長では透過率はカットオフ波長λ2の透過率より低く、カットオフ波長λ2より高い可視波長では透過率はカットオフ波長λ2の透過率より高い。ここでは、カットオフ波長λ2は、透過率が最大可視透過率と最小可視透過率との中間である波長として定義する。カットオフ波長は好適には475nm〜560nmであり、より好適には490nm〜540nmである。可視波長は人間の目によって検出可能な全ての波長として定義されるが、大部分のOLED放射は400nm〜700nmのより狭い範囲内となる傾向があるので、本発明を実際に使用するにはこの範囲で十分である。
カラーフィルタ技術は当業技術分野でOLEDデバイスに適用されている。カラーフィルタ要素を備えた非マイクロキャビティ白色OLEDデバイスの例は米国特許第6,392,340号で示されている。しかし、この例では、緑色フィルタが使用されている。緑色カラーフィルタは、緑色領域の波長の帯域を透過する一方でそれより低い青色の波長とそれより高い赤色の波長を吸収する帯域通過型フィルタである。帯域通過型フィルタであるこうした緑色フィルタは、同等の高域通過、すなわち黄色フィルタより緑色波長の透過率が低い傾向がある。しかし、米国特許第6,392,340号で示されるデバイスでは、緑色の副画素を達成しフルカラーRGBデバイスを完成するため帯域通過緑色フィルタが必要である。この場合、高域通過、すなわち黄色フィルタは黄色の放射を生じることになり、フルカラーデバイスのための満足な色域を発生しないことになる。それと対照的に、マイクロキャビティデバイスは、すでに垂直の視角で緑色光を放射し、緑色発光を増強するよう調整した光共振器を有しているので、黄色カラーフィルタを追加することによっても緑色が得られる。さらに、より高い視角で見た場合、マイクロキャビティデバイスの放射はより低い波長にシフトする傾向がある。従って、高域通過、すなわち黄色カラーフィルタを使用して、望ましい緑色波長での高い透過率を維持しつつ青色方向へのこのシフトを抑制することができる。
図2は、本発明の代替実施形態を示す。同じ基板26上に3つの発光領域28B、28G、及び28Rを有するマイクロキャビティデバイス20が示される。こうした発光領域は、例えば、マルチカラーディスプレイ中の異なる色の副画素であってもよい。こうした副画素は、例えば、RGBディスプレイ中の青色、緑色、及び赤色の副画素であってもよい。マイクロキャビティデバイス20は、有機EL媒体層で発生する光が基板を通過せずに視認者に達する上部発光デバイスとして示されている。
発光領域28Gは、反射器24G、半透明の反射器21G、共振器スペーサ22G、有機EL媒体23G、及びカラーフィルタ要素25Gから構成し、フィルタリングした光放射27Gを生じる。マイクロキャビティデバイス20では、この発光領域または副画素はマイクロキャビティデバイス10に類似しており、各層は上記で説明した同じ目的を有する。この発光領域では、共振器長さは緑色発光を増強するよう調整されており、カラーフィルタ要素は高域通過、すなわち黄色型であり、好適には475nm〜560nm、より好適には490nm〜540nmのカットオフ波長を有する。
他の発光領域は、マイクロキャビティ構造(図示の通り)であっても非マイクロキャビティ構造(図示せず)であってもよい。こうした発光領域は、赤色及び青色カラーフィルタといった様々な波長を透過するカラーフィルタ要素(図示の通り)を有してもよい。代替的には、こうした発光領域はカラーフィルタ要素なしで構成してもよい。図2に示すように、発光領域28Rは、反射器24R、半透明の反射器21R、共振器スペーサ22R、有機EL媒体23R、及びカラーフィルタ要素25Rに対応し、フィルタリングした光放射27Rを生じる。ここでは、共振器長さは、共振器スペーサ22Rの厚さを調整することによって赤色発光を増強するよう選択する。発光領域28Bは、反射器24B、半透明の反射器21B、共振器スペーサ22B、有機EL媒体23B、及びカラーフィルタ要素25Bに対応し、フィルタリングした光放射27Bを生じる。ここでは、共振器長さは、共振器スペーサ22Bの厚さを調整することによって青色発光を増強するよう選択する。有機EL媒体及び半透明の反射器といった多くの層は各発光領域間で共通でよいので、正確なパターニングは必要ない。
代替的には、図2で説明したデバイスがマイクロキャビティ構造を有する赤色発光領域を有する場合、緑色発光領域で使用したのと同じ型の高域通過フィルタ要素を赤色発光領域に適用してもよい。これは、赤色発光に合わせて調整したマイクロキャビティによって生じる青色発光がある場合それを抑制するというさらなる利点を有する。青色発光は、場合によってはいくつかの原因により赤色発光マイクロキャビティで生じることがある。第1に、例えば、反射器の反射が不良な場合、赤色に調整したマイクロキャビティにおいても青色発光が発生することがある。第2に、式1におけるmの値がm=0より大きい場合のような、光共振器の長さが大きい場合、マルチモードマイクロキャビティが発生することがある。これは、m=2といった高いmの値を有する青色波長が、m=1といったより低いmの値の赤色波長と同じ光共振器長さで式1をほぼ満たすために発生する。交互に共振するノードに合わせて調整することによって同時に多数の色を放射するマルチモードマイクロキャビティデバイスの例は米国特許第5,478,658号及び第5,674,636号に記載されている。赤色発光ゾーン中の不要な青色発光があればそれを抑制するため、緑色発光領域及び赤色発光領域の両方で同じ種類の高域通過すなわち黄色フィルタ要素を利用してもよい。
以下の例を参照して本発明をより詳細に説明する。
透明なガラス基板、20nmのAgの半透明の反射器、100nmのAlの反射器、屈折率が約1.8の複数の有機層、及び共振器スペーサ層はなし、という構成を有するマイクロキャビティデバイス(デバイス1)を準備した。有機層の合計厚さは254nmであった。この厚さは緑色波長の放射を増強するようにほぼ最適化されたマイクロキャビティ構造を生じるように選択した。フィルタリングしていない放射を測定できるようにフィルタはこのデバイスに直接追加しなかった。そして、カラーフィルタ要素の既知の透過特性をマイクロキャビティデバイスのフィルタリングしていない放射に乗算(カスケード)することによってフィルタリング後の放射を計算した。
図3は、0度(垂直)、15度、30度、45度、及び60度の視角でのカラーフィルタ要素のないマイクロキャビティデバイス(デバイス1)の放射特性を示す。放射はPhoto Research(登録商標)PR(登録商標)−650 Spectrascan(登録商標)測色計を使用して測定した。図3から分かるように、マイクロキャビティデバイス(デバイス1)は516度をピークとする主として緑色波長の放射を有した。しかし、デバイスの視角が60度まで増大すると、放射のピークは低い波長にシフトし、可視スペクトル中より青色に近い光を放射する。
図4は、本発明のために有用な高域通過カラーフィルタ要素である市販のコダックラッテン(Kodak WRATTEN)フィルタ#8の透過特性を示す。このフィルタは、約92%の最大可視透過率と約0%の最小可視透過率、及び約492nmのカットオフ波長を有し、カットオフ波長での透過率は約46%である。
図5は、図3に示すマイクロキャビティデバイス(デバイス1)からの0度放射を図4に示すカラーフィルタ要素によってカスケードした結果を示す。図5から分かるように、視角が0度から60度に増大するに連れて低い波長方向へのわずかなシフトは存在するが、この作用は図3に示すフィルタリングしない放射と比較して著しく抑制された。従って、高域通過カラーフィルタ要素をマイクロキャビティデバイスに適用することによって、高い視角での緑色の純度が改善された。
図6は、放射を高域通過黄色カラーフィルタ要素によってカスケードする前後のマイクロキャビティデバイスの色刺激の1931CIEx,y色度図を示す。色度座標は、図3(フィルタなし)及び図5(黄色フィルタカスケード後)に示す放射に基づいて計算する。フィルタなしの場合、視角が60度に近づくに連れて緑の色度は急速に劣化して青の色度の位置になることが分かる。カラーフィルタ要素を適用することによって、初期の緑色の色度は若干改善され、青色の色度方向への全体的なシフトが抑制され、色刺激は緑色の色度の位置をより多く維持する。
本発明に係るマイクロキャビティデバイスの断面図を示す。 本発明に係るマルチカラーデバイスの断面図を示す。 例示されるマイクロキャビティデバイスのフィルタリングしていないスペクトル放射のグラフを示す。 本発明のために有用な例示されるカラーフィルタ要素の透過特性のグラフを示す。 例示されるマイクロキャビティデバイスのフィルタリングしたスペクトル放射のグラフを示す。 例示されるマイクロキャビティデバイスの色度図を示す。
符号の説明
10 マイクロキャビティデバイス
11 半透明の反射器
12 共振器スペーサ
13 有機EL媒体
14 反射器
15 カラーフィルタ要素
16 基板
17 フィルタリングした光放射
20 マイクロキャビティデバイス
21B、21G、21R 半透明の反射器
22B、22G、22R 共振器スペーサ
23B、23G、23R 有機EL媒体
24B、24G、24R 反射器
25B、25G、25R カラーフィルタ要素
26 基板
27B、27G、27R フィルタリングした光放射
28B、28G、28R 発光領域

Claims (11)

  1. 基板上に配置された複数の緑色発光領域を有するOLEDデバイスであって、各緑色発光領域が、
    a)1又は2以上の発光層と、
    b)それぞれ該発光層の反対側に配置され、該発光層が発する光を当該光がほぼ緑色のスペクトル成分を有するように共振させるよう配置された反射器及び半透明の反射器と、
    c)緑色の光を生じるため各緑色発光領域に関連して配置された黄色カラーフィルタ要素とを含むOLEDデバイス。
  2. 各黄色フィルタ要素が、475nm〜560nmのカットオフ波長を有し、少なくとも700nmまでの前記カットオフ波長より高い可視波長では、前記カラーフィルタ要素の透過率が前記カットオフ波長の透過率より高く、少なくとも400nmまでの前記カットオフ波長より低い可視波長では、前記カラーフィルタ要素の透過率が前記カットオフ波長の透過率より低くなるように選択される、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  3. 各黄色フィルタ要素が、475nm〜560nmのカットオフ波長を有し、前記カットオフ波長より高い可視波長では、前記カラーフィルタ要素の透過率が前記カットオフ波長の透過率より高く、前記カットオフ波長より低い可視波長では、前記カラーフィルタ要素の透過率が前記カットオフ波長の透過率より低くなるように選択される、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  4. 前記フィルタが490nm〜540nmのカットオフ波長を有する、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  5. 前記発光領域が、前記基板に対して垂直な角度で緑色及び490nm〜570nmのピーク光放射を有する光を生じる、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  6. 前記基板に対して垂直な角度で緑色及び500nm〜550nmのピーク光放射を有する、請求項5に記載のOLEDデバイス。
  7. 前記反射器、前記半透明の反射器、またはそれらの両方が前記発光層のための電極の役目をも果たす、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  8. 前記半透明の反射器がAgまたはAgを含む合金を含む、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  9. さらに、赤色光を放射するように知覚される1又は2以上の発光領域と、青色光を放射するように知覚される1又は2以上の発光領域とを備える、請求項7に記載のOLEDデバイス。
  10. 上部発光デバイスとして構成される、請求項1に記載のOLEDデバイス。
  11. 基板上に配置された複数の緑色発光領域及び赤色発光領域を有するOLEDデバイスであって、各緑色発光領域が、
    a)1又は2以上の発光層と、
    b)それぞれ該発光層の反対側に配置され、該発光層が発する光を当該光がほぼ緑色のスペクトル成分を有するように共振させるよう配置された反射器及び半透明の反射器とを含み、各赤色発光領域が、
    i)1又は2以上の発光層と、
    ii)それぞれ該発光層の反対側に配置され、該発光層が発する光を当該光がほぼ赤色のスペクトル成分を有するように共振させるよう配置された反射器及び半透明の反射器と、
    iii)それぞれ緑色及び赤色の光を生じるため各緑色及び赤色発光領域に関連して配置された黄色カラーフィルタ要素とを含むOLEDデバイス。
JP2006551147A 2004-01-22 2005-01-13 緑色発光マイクロキャビティoled Pending JP2007520862A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/762,675 US7019331B2 (en) 2004-01-22 2004-01-22 Green light-emitting microcavity OLED device using a yellow color filter element
PCT/US2005/000915 WO2005071770A2 (en) 2004-01-22 2005-01-13 Green light-emitting microcavity oled

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007520862A true JP2007520862A (ja) 2007-07-26

Family

ID=34794908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006551147A Pending JP2007520862A (ja) 2004-01-22 2005-01-13 緑色発光マイクロキャビティoled

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7019331B2 (ja)
EP (1) EP1735849B1 (ja)
JP (1) JP2007520862A (ja)
TW (1) TWI365006B (ja)
WO (1) WO2005071770A2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026867A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 有機el表示装置
US7573191B2 (en) 2004-06-02 2009-08-11 Seiko Epson Corporation Organic EL device having a transflective layer and a light-reflective electrode constituting an optical resonator
JP2009224339A (ja) * 2009-07-06 2009-10-01 Seiko Epson Corp 有機el装置、電子機器
JP2010539653A (ja) * 2007-09-17 2010-12-16 グローバル オーエルイーディー テクノロジー リミティド ライアビリティ カンパニー 向上した光出力を有するledデバイス
US8040055B2 (en) 2008-04-21 2011-10-18 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light emitting diode display device having organic layers of varying thickness
KR20190121849A (ko) * 2017-08-16 2019-10-28 쿤산 고-비젼녹스 옵토-일렉트로닉스 씨오., 엘티디. 유기 발광 장치 및 이의 전극

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8417055B2 (en) * 2007-03-05 2013-04-09 DigitalOptics Corporation Europe Limited Image processing method and apparatus
US7639889B2 (en) 2004-11-10 2009-12-29 Fotonation Ireland Ltd. Method of notifying users regarding motion artifacts based on image analysis
US8989516B2 (en) 2007-09-18 2015-03-24 Fotonation Limited Image processing method and apparatus
US7636486B2 (en) 2004-11-10 2009-12-22 Fotonation Ireland Ltd. Method of determining PSF using multiple instances of a nominally similar scene
US8698924B2 (en) 2007-03-05 2014-04-15 DigitalOptics Corporation Europe Limited Tone mapping for low-light video frame enhancement
US8180173B2 (en) * 2007-09-21 2012-05-15 DigitalOptics Corporation Europe Limited Flash artifact eye defect correction in blurred images using anisotropic blurring
US8264576B2 (en) * 2007-03-05 2012-09-11 DigitalOptics Corporation Europe Limited RGBW sensor array
US9160897B2 (en) 2007-06-14 2015-10-13 Fotonation Limited Fast motion estimation method
US8199222B2 (en) 2007-03-05 2012-06-12 DigitalOptics Corporation Europe Limited Low-light video frame enhancement
CN1868240B (zh) * 2003-09-19 2010-06-16 索尼株式会社 显示装置及其制造方法,有机发光装置及其制造方法
WO2005109964A1 (ja) * 2004-04-21 2005-11-17 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 有機エレクトロルミネッセンス表示装置
KR100699997B1 (ko) 2004-09-21 2007-03-26 삼성에스디아이 주식회사 다수개의 구동 트랜지스터와 다수개의 애노드 또는캐소드전극을 갖는 유기 전계 발광 표시장치
JP4384107B2 (ja) * 2004-10-25 2009-12-16 キヤノン株式会社 有機発光素子アレイ
US7639888B2 (en) * 2004-11-10 2009-12-29 Fotonation Ireland Ltd. Method and apparatus for initiating subsequent exposures based on determination of motion blurring artifacts
US8569948B2 (en) * 2004-12-28 2013-10-29 Samsung Display Co., Ltd. Electroluminescent devices and methods of making electroluminescent devices including an optical spacer
JP4927423B2 (ja) * 2005-03-24 2012-05-09 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 発光装置及びその製造方法
JP5258166B2 (ja) * 2005-03-24 2013-08-07 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 発光素子、その発光素子を備えた発光装置及びその製造方法
CN101133504B (zh) * 2005-03-24 2010-05-19 京瓷株式会社 发光元件、具备该发光元件的发光装置及其制造方法
US8729795B2 (en) 2005-06-30 2014-05-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device and electronic device
JP2007103349A (ja) * 2005-09-08 2007-04-19 Seiko Epson Corp 膜パターンの形成方法、有機el装置の製造方法、カラーフィルタ基板の製造方法、液晶表示装置の製造方法
KR100708714B1 (ko) * 2005-09-30 2007-04-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 표시장치 및 그 제조방법
KR100729077B1 (ko) * 2005-11-14 2007-06-14 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 표시장치
US20070211223A1 (en) * 2006-03-08 2007-09-13 Texas Instruments Incroporated System and method for projection systems using sequential color techniques
IES20070229A2 (en) * 2006-06-05 2007-10-03 Fotonation Vision Ltd Image acquisition method and apparatus
KR100796615B1 (ko) * 2006-12-22 2008-01-22 삼성에스디아이 주식회사 유기전계발광소자 및 그의 제조방법
US7773118B2 (en) * 2007-03-25 2010-08-10 Fotonation Vision Limited Handheld article with movement discrimination
US20080309770A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Fotonation Vision Limited Method and apparatus for simulating a camera panning effect
EP2183911A1 (en) 2007-08-02 2010-05-12 Technische Universität München Device for imaging and method for producing the device
KR100953658B1 (ko) * 2008-06-05 2010-04-20 삼성모바일디스플레이주식회사 유기전계발광 표시장치
KR101928582B1 (ko) 2012-07-25 2018-12-13 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조방법
US10642087B2 (en) 2014-05-23 2020-05-05 Eyesafe, Llc Light emission reducing compounds for electronic devices
US10901125B2 (en) 2014-05-23 2021-01-26 Eyesafe, Llc Light emission reducing compounds for electronic devices
KR102528355B1 (ko) 2016-05-11 2023-05-03 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 소자 및 이를 포함하는 발광 장치
KR102611794B1 (ko) * 2016-11-30 2023-12-07 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 표시장치와 그의 제조방법
KR102597673B1 (ko) * 2018-05-16 2023-11-02 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
US11917840B2 (en) 2018-05-18 2024-02-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device with reflective electrode and light-emitting layer
TWI678009B (zh) * 2018-06-22 2019-11-21 友達光電股份有限公司 顯示面板及其製作方法
US11592701B2 (en) 2018-11-28 2023-02-28 Eyesafe Inc. Backlight unit with emission modification
US11126033B2 (en) 2018-11-28 2021-09-21 Eyesafe Inc. Backlight unit with emission modification
US11347099B2 (en) 2018-11-28 2022-05-31 Eyesafe Inc. Light management filter and related software
US11810532B2 (en) 2018-11-28 2023-11-07 Eyesafe Inc. Systems for monitoring and regulating harmful blue light exposure from digital devices
US10971660B2 (en) 2019-08-09 2021-04-06 Eyesafe Inc. White LED light source and method of making same
US11588135B2 (en) * 2020-07-07 2023-02-21 Avalon Holographies Inc. Microcavity pixel array design and method

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06283271A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Ricoh Co Ltd 有機電界発光素子
JP2000277266A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 有機電界発光素子
JP2002367770A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Sony Corp 表示素子
JP2004164890A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Sony Corp 発光素子およびこれを用いた表示装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4356429A (en) * 1980-07-17 1982-10-26 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent cell
US5276380A (en) * 1991-12-30 1994-01-04 Eastman Kodak Company Organic electroluminescent image display device
JP2797883B2 (ja) * 1993-03-18 1998-09-17 株式会社日立製作所 多色発光素子とその基板
US5405710A (en) * 1993-11-22 1995-04-11 At&T Corp. Article comprising microcavity light sources
US5550066A (en) * 1994-12-14 1996-08-27 Eastman Kodak Company Method of fabricating a TFT-EL pixel
US5780174A (en) * 1995-10-27 1998-07-14 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Micro-optical resonator type organic electroluminescent device
JPH11251059A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Sanyo Electric Co Ltd カラー表示装置
JP2000228284A (ja) * 1998-12-01 2000-08-15 Sanyo Electric Co Ltd カラーel表示装置
JP4497596B2 (ja) * 1999-09-30 2010-07-07 三洋電機株式会社 薄膜トランジスタ及び表示装置
US7102282B1 (en) 1999-11-22 2006-09-05 Sony Corporation Display device with a cavity structure for resonating light
US7012588B2 (en) * 2001-06-05 2006-03-14 Eastman Kodak Company Method for saving power in an organic electroluminescent display using white light emitting elements
JP3555759B2 (ja) * 2001-06-15 2004-08-18 ソニー株式会社 表示装置
DE10132699A1 (de) * 2001-07-05 2003-01-16 Philips Corp Intellectual Pty Organische elektrolumineszente Anzeigevorrichtung mit optischem Filter
JP3724725B2 (ja) 2001-11-01 2005-12-07 ソニー株式会社 表示装置の製造方法
US6873093B2 (en) * 2003-02-28 2005-03-29 Motorola, Inc. Organic light emitting diode display structure

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06283271A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Ricoh Co Ltd 有機電界発光素子
JP2000277266A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 有機電界発光素子
JP2002367770A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Sony Corp 表示素子
JP2004164890A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Sony Corp 発光素子およびこれを用いた表示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7573191B2 (en) 2004-06-02 2009-08-11 Seiko Epson Corporation Organic EL device having a transflective layer and a light-reflective electrode constituting an optical resonator
US8106577B2 (en) 2004-06-02 2012-01-31 Seiko Epson Corporation Organic EL device and electronic apparatus
JP2007026867A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 有機el表示装置
JP2010539653A (ja) * 2007-09-17 2010-12-16 グローバル オーエルイーディー テクノロジー リミティド ライアビリティ カンパニー 向上した光出力を有するledデバイス
US8040055B2 (en) 2008-04-21 2011-10-18 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light emitting diode display device having organic layers of varying thickness
JP2009224339A (ja) * 2009-07-06 2009-10-01 Seiko Epson Corp 有機el装置、電子機器
KR20190121849A (ko) * 2017-08-16 2019-10-28 쿤산 고-비젼녹스 옵토-일렉트로닉스 씨오., 엘티디. 유기 발광 장치 및 이의 전극
KR102329991B1 (ko) * 2017-08-16 2021-11-23 쿤산 고-비젼녹스 옵토-일렉트로닉스 씨오., 엘티디. 유기 발광 장치 및 이의 전극

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005071770A3 (en) 2005-10-13
TWI365006B (en) 2012-05-21
TW200541397A (en) 2005-12-16
EP1735849A2 (en) 2006-12-27
US20050161665A1 (en) 2005-07-28
EP1735849B1 (en) 2017-12-20
US7019331B2 (en) 2006-03-28
WO2005071770A2 (en) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007520862A (ja) 緑色発光マイクロキャビティoled
US7180238B2 (en) Oled microcavity subpixels and color filter elements
JP4741492B2 (ja) マイクロキャビティ・ガモット・サブ画素を有するoledデバイス
KR101255817B1 (ko) 광출력이 향상된 led 디바이스
JP5306451B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス表示装置
US7969087B2 (en) Organic light emitting diode display and method for manufacturing the same
US8102338B2 (en) Organic light emitting diode display and method for manufacturing the same
US7750563B2 (en) Multicolor display apparatus
US11177329B2 (en) Viewing angle color shift control
JP5406301B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス表示装置
US20120018749A1 (en) Organic light emitting display apparatus and method for manufacturing the same
US8278804B2 (en) Multicolor light-emitting organic EL display device and method of manufacturing multicolor light-emitting organic EL display device
US9881976B2 (en) Organic light-emitting diode (OLED) display panel and display device
KR20090089151A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
JP2007018902A (ja) 多色発光表示装置
JP2011018554A (ja) 表示装置
US10756303B2 (en) Light emitting device
JP2011009093A (ja) 有機el装置及び電子機器
JP6843727B2 (ja) 発光装置
JP2010015716A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100804

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100831

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026