JP2007520384A - ボードカイティング用着席ボード - Google Patents
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Abstract
本発明は、ボードカイティング用着席ボードに係り、その目的は、着席凹部を有する着席ボードを耐久性が優れる材質からなり、ライダーに楽なカイティングを楽しむようにするボードカイティング用着席ボードを提供することにある。本発明は、ライダーが着席する着席凹部が上部中央に形成され、カイトが固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボードにおいて、前記着席ボードは、発泡スチロール材質からなる胴体と、前記胴体の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層と、前記カイトを固定するために前記着席凹部に摺動可能に設けられたカイト固定手段と、を含むことを特徴とする。
Description
本発明は、ボードカイティング用着席ボードに係り、より詳しくは、本出願人が先出願した韓国特許出願番号3003-28688号の「着席ボードを有するカイトシステム」からの着席ボードの改良発明に関するものである。
図1は、従来の着席ボードを有するカイトシステムを説明するための図面であり、これは本出願人が先出願した明細書上の図面を抜粹して示したものであり、下記の請求範囲第1項に記載してその内容を説明すると次のようである。図1に示すように、「ライダー用カイトセイルボードシステムにおいて、a)上面、下面及び前記上面上に開口部を形成する空洞を具備して、前記空洞には着席面1aがあり、前記ライダーが前記着席面1a上に着席する着席ボード1と;b)カイト2と;c)前記カイト2に連結される一つ以上の連結紐2aを具備して、前記ライダーが前記連結紐2aを持って前記着席ボード1の移動を制御して、前記カイト2は前記ライダーと着席ボード1に推進力を提供することを特徴とするカイトセイルボードシステム」に記載されている。
上記のように構成されたカイトセイルボードシステムは、着席ボード1の着席面1aにライダーが乗った状態でカイト2によって推進力が提供され着席ボード1が前進するようになる。
しかし、従来の先出願した明細書上には着席ボード1が単純に搭乗者が着席する着席面1aが示しているだけであって、カイトの固定手段などは示していない。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、着席凹部を有する着席ボードを耐久性が優れる材質からなり、ライダーに楽なカイティングを楽しむようにするボードカイティング用着席ボードを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ライダーが着席する着席凹部が上部中央に形成され、カイトが固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボードにおいて、前記着席ボードは、発泡スチロール材質からなる胴体と、前記胴体の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層と、前記カイトを固定するために前記着席凹部に摺動可能に設けられたカイト固定手段と、を含むことである。
また、ライダーが着席する着席凹部が上部中央に形成され、カイトが固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボードにおいて、前記着席ボードは、発泡スチロール材質からなる胴体と、前記胴体の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層と、前記着席凹部に固定され、摺動溝が長手方向に沿って形成されている固定バーと、下部が前記摺動溝に移動可能に結合されており、上端部に結合孔が形成されている移動部材と、帆が長手方向に沿って結合されており、端部が前記移動部材の結合孔に着脱可能に設けられているマストと、を含むことである。
また、前記カイト固定手段は、摺動溝が長手方向に沿って形成されている固定バーと、下部が前記摺動溝に移動可能に結合されており、上端部に結合孔が形成されている移動部材と、一端が前記移動部材の結合孔に螺止めされ、他端が前記カイトに連結されるフック部材と、を備えてなることである。
また、前記着席凹部にエアチューブよりなる背中支えが設置されることである。
また、前記着席凹部の内側に、外部の水を受容して循環できるようにする貫通ホールが穿孔されることである。
また、前記着席凹部の前部(front portion)又は後部(back portion)のどちらか一方に空間部が形成されることである。
また、前記胴体の底面に屈曲部15が長手方向に沿って形成されることである。
また、前記胴体の底面が平坦になっており、前面(front surface)を上向きにすることである。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図2乃至図7は、本発明による着席ボードを示す図である。
図示したように着席ボード100は、ライダーが着席する着席凹部11が上部中央に形成され、カイト(図示せず)が固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボード100において 、前記着席ボード100は、発泡スチロール材質からなる胴体10と、前記胴体10の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体10の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層20と、前記カイトを固定するために前記着席凹部11に摺動可能に設けられたカイト固定手段30と、から構成されている。
前記カイト固定手段30は、摺動溝31aが長手方向に沿って形成されている固定バー31と、下部が前記摺動溝31aに移動可能に結合されており、上端部に結合孔32aが形成されている移動部材32と、前記移動部材32の結合孔32aに螺合され端部に前記カイトと連結されるフック部材33と、を備えてなる。
すなわち、フック部材33の端部にカイトの連結紐を固定すると、前記フック部材33が結合された移動部材32が固定バー31の摺動溝31aに沿って摺動されながら着席ボード100に推進力を提供するようになる。
前記着席ボード100は、搭乗者が座った状態で容易に安全に水上スポーツを楽しむように荒々しい波にも転覆されないように広く形成され、着席凹部11もライダーが着席した時、中心点(Central of Gravity)の位置が充分に腹部の下部に位置するように着席凹部11を深く形成する。
また、長時間航海する時、両足の力で方向を調整するのでライダーの背中部位が疲れるので、これを防止するために前記着席ボード100の着席凹部11にエアチューブよりなる背中支え12を設置して背中部位を支えることができるし、航海中に休息する時には背中支え12を枕にも活用することができる。
また、前記着席ボード100の着席凹部11の内側に外部の水を受容して循環できるようにする貫通ホール13が形成され、着席凹部11に一定な量の水が充填されるようにして航海中にボードが転覆されることを防止し、外部から流入された水も貫通ホール13から排出するようにする。
また、前記着席ボード100の着席凹部11の前部又は後部のどちらか一方に空間部14が形成され、非常用櫓が保管できるし、飲食品も保管できる。
前記非常用櫓は、航海中に風が吹かない時とか無風地帯に入って航海を続けることができない時に使うためのものである。
また、図6は、本発明による着席ボード胴体の一実施例を示す図であって、底面に屈曲部15を形成して初級及び中級者とも安全に使用することができる。
前記屈曲部15は、胴体10の長手方向に沿って形成されており、速度感より安定感を提供することができる。
また、図7は、本発明による着席ボード100胴体の他の実施例を示す図であって、底面が平坦になっており、前面を上向きにして速度感を楽しむ熟練のライダーに適合するようになされている。
図8は、本発明による着席ボードにマストが設置された状態を示す側面図であって、上記の着席ボードと同一な構成要素には同一な符号を付与し説明も省略した。
この実施例では、カイトの代わりにマスト40を設置したことが特徴であり、他の構成要素は一実施例と同一である。
ただし、カイト固定手段30からフック部材33の代りに帆(不図示)が長手方向に沿って結合されており、端部が移動部材32の結合孔32aに着脱可能に設けられているマスト40を設置することが特徴である。
前記マスト40を着席ボード100に結合すると、帆による単純航海ができる。
本発明による作用を詳しく説明すると、次のとおりである。
着席ボード100の着席凹部11に設置されたカイト固定手段30によるカイトを設置し、カイティングを楽しむことができる。
この時カイトは、固定バー31に摺動可能に設置された移動部材32とフック部材33に結合され風の方向によってライダーがカイトを調整することができる。
また、着席凹部11の内側にエアチューブよりなる背中支え12を設置して航海中のライダーの背中部位の疲れを防止し、前記背中支え12を休息中に枕として活用できる。
また、航海中に無風地帯に入ると、空間部に保管しておいた櫓を使う。
また、着席凹部11の内側に、外部の水を受容して循環できるようにする貫通ホール13が形成され着席ボード100が安定的に運行できる。
一方、航海中にカイティングが固定されたフック部材33を取除いて、保管されたマスト40を移動部材32の上に結合すると帆を利用して航海することができる
本発明は、着席ボードの胴体を発泡スチロール材質からなり、前記胴体の外側にファイバーグラス材質からなる樹脂層を形成して耐久性を向上させたことである。
また、着席ボードにカイド固定手段、空間部、マストなどを形成してライダーに楽なカイティングを楽しむようにするボードカイティング用着席ボードを提供することにある。
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能であり、該変形例又は変更例も又、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
Claims (8)
- ライダーが着席する着席凹部(11)が上部中央に形成され、カイトが固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボード(100)において、
前記着席ボード(100)は、
発泡スチロール材質からなる胴体(10)と、
前記胴体(body)(10)の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体(10)の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層(20)と、
前記カイトを固定するために前記着席凹部(11)に摺動可能に設けられたカイト固定手段(30)と、を含むことを特徴とするボードカイティング用着席ボード。 - ライダーが着席する着席凹部(11)が上部中央に形成され、カイトが固定されて推進力を提供する、小型ボート状の着席ボード(100)において、
前記着席ボード(100)は、
発泡スチロール材質からなる胴体(10)と、
前記胴体(10)の外部対象物との衝突に起因する破損を防止するために、前記胴体(10)の外表面に形成され、ファイバーグラス材質からなる樹脂層(20)と、
前記着席凹部(11)に固定され、摺動溝(31a)が長手方向に沿って形成されている固定バー(31)と、
下部が前記摺動溝(31a)に移動可能に結合されており、上端部に結合孔(32a)が形成されている移動部材(32)と、
帆が長手方向に沿って結合されており、端部が前記移動部材(32)の結合孔(32a)に着脱可能に設けられているマスト(40)と、を含むことを特徴とするボードカイティング用着席ボード。 - 前記カイト固定手段(30)は、
摺動溝(31a)が長手方向に沿って形成されている固定バー(31)と、
下部が前記摺動溝(31a)に移動可能に結合されており、上端部に結合孔(32a)が形成されている移動部材(32)と、
一端が前記移動部材(32)の結合孔(32a)に螺止めされ、他端が前記カイトに連結されるフック部材(33)と、を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のボードカイティング用着席ボード。 - 前記着席凹部(11)にエアチューブよりなる背中支え(12)が設置されることを特徴とする請求項1または2に記載のボードカイティング用着席ボード。
- 前記着席凹部(11)の内側に、外部の水を受容して循環できるようにする貫通ホール(13)が穿孔されることを特徴とする請求項1または2に記載のボードカイティング用着席ボード。
- 前記着席凹部(11)の前部(front portion)又は後部(back portion)のどちらか一方に空間部(14)が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のボードカイティング用着席ボード。
- 前記胴体(10)の底面に屈曲部(15)が長手方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のボードカイティング用着席ボード。
- 前記胴体(10)の底面が平坦になっており、前面 (front surface) を上向きにすることを特徴とする請求項1または2に記載のボードカイティング用着席ボード。
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