JP2007518192A5 - - Google Patents
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Description
本発明は一般に無線電気通信とコンピュータネットワークに関する。より具体的には、本発明は多数の無線通信装置を持っている加入者にサービスを配達するために、サービスプロバイダのためのインフラストラクチャを提供するシステムおよび方法に関する。
技術の進歩は、移動電話すなわち無線通信装置をほとんどだれでも安く入手可能にした。各家族メンバーにつき1つずつ、いくつかの無線通信装置を所有することは家族にとって珍しくない。無線サービスプロバイダは、また複数の無線通信装置のために単一の加入口座に請求することを容易にした。何人かの無線サービスプロバイダは、異なる無線通信装置が単一ユーザ口座に割り当てられた時間分配を共有することを認める。例えば、ユーザは500分間の放送時間を許可する計画について手続きをし、家族のメンバーによって使用される異なる無線通信装置によって共有されたこの500分を持つことができる。
上記の状況で、異なる家族のメンバーによって使用される多数の無線通信装置は、500分の時間分配のために競合しない。代わりに、無線サービスプロバイダは、各無線通信装置によって使用される放送時間を記録し、同じユーザ口座にすべての無線通信装置によって使用される時間を合計する。その後、合計時間は500分の時間分配と比較される。個々の無線通信装置がそれぞれ使用することができる時間の量に制限はない。
しかしながら、無線サービスプロバイダが無線装置アプリケーションについてユーザ毎に毎月の加入代金あるいはアクセス料を課すとき、状況は変わる。あるアプリケーションについては、無線サービスプロバイダは、無線通信装置について固定加入代金を要求するかもしれないし、ユーザはアプリケーションに対して加入することを必要とし、無線通信装置からアプリケーションにアクセスを許可される前に毎月の加入代金を払うかもしれない。しかし、いくつかの無線通信装置を持っている家族の状況でのように、ユーザが異なる無線通信装置によって同じアプリケーションにアクセスすることを望めば、無線通信装
置毎に加入代金を払うことは高価になる。すべての家族のメンバーに通常散発的にアクセスされる無線ウェブ・ベースのイエローページ・サービスのようなアプリケーションを申込むことをユーザが望めば、無線通信装置毎の加入代金の支払いはさらに高価になる。家族メンバーがみな無線ウェブ・ベースのイエローページ・サービスに同時にアクセスしそうにないので、無線通信装置毎の加入代金の支払いはユーザにとって経済的に不利になる。
置毎に加入代金を払うことは高価になる。すべての家族のメンバーに通常散発的にアクセスされる無線ウェブ・ベースのイエローページ・サービスのようなアプリケーションを申込むことをユーザが望めば、無線通信装置毎の加入代金の支払いはさらに高価になる。家族メンバーがみな無線ウェブ・ベースのイエローページ・サービスに同時にアクセスしそうにないので、無線通信装置毎の加入代金の支払いはユーザにとって経済的に不利になる。
従って、無線サービスプロバイダがユーザ口座に登録された任意の無線通信装置からのアプリケーションへのアクセスを承諾することを可能にするシステムおよび方法を提供することは有利だろう。したがって、本発明が主として導かれるシステムおよび方法はそのようである。
本発明は、無線アプリケーションにアクセスするために、無線サービスプロバイダが1つの加入口座当たり単一の加入代金を課すことを可能にし、単一の加入口座に関連した多数の無線通信装置があるシステムおよび方法を開示する。本発明は無線サービスプロバイダが無線アプリケーションへのアクセスを制御することを可能にし、その結果、1つの無線通信装置だけが一度に無線アプリケーションを起動することができる。したがって単一の加入口座に関連した異なる無線通信装置からの同時アクセス要求は否定される。
本発明の一実施例によれば、方法は、無線サービスプロバイダが複数の無線通信装置を持った加入者を支援することを可能にし、無線サービスプロバイダはサービスのために一人の加入者当たり単一の加入代金を請求し、かつサービスが複数の無線通信装置によって単独に呼び出されることを可能にする。方法は以下のステップを含んでいてもよい:複数の無線通信装置から選択されたアプリケーションのための選択を受信し、複数の無線通信装置へ選択されたアプリケーションを送り、加入テーブル中の選択されたアプリケーションおよび複数の無線通信装置の情報を記録し、要求する無線通信装置から選択されたアプリケーションのための起動要求を受信し、加入テーブル中の選択されたアプリケーションの有効性をチェックし、選択されたアプリケーションが利用可能な場合、選択されたアプリケーションを利用不可能なものとしてマークし、かつ要求する無線通信装置に起動を送る。
本発明の一実施例によるシステムは、無線サービスプロバイダが複数の無線通信装置を持った加入者を支援することを可能にし、無線サービスプロバイダはサービスのために単一の加入代金を請求し、サービスが複数の無線通信装置によって単独に呼び出されることを可能にする。システムは、複数の無線通信装置と通信する移動交換局を含んでもよく、複数の無線通信装置は同じ加入者情報を有し、移動交換局と通信しているサーバが複数のエントリを有する加入テーブルを有する。加入テーブルのエントリはそれぞれ加入者識別フィールド、アプリケーション識別フィールドおよび複数の装置識別フィールドを持っていてもよく、各装置識別フィールドは1つの無線通信装置についての情報を記憶する。
本発明の他の目的、利点および特徴は、以下に示される図面の概要、発明の詳細な説明および請求項の検討の後に明白になるだろう。
この記述において、用語“通信装置”、“無線装置”、“ハンドヘルド電話”、“無線通信装置”および“ハンドセット”は交換可能に使用され、ここに使用される用語“アプリケーション”は実行可能および実行不可能なソフトウェアファイル、生データ、集合されたデータ、パッチおよび他のコードセグメントを包含するように意図される。さらに、いくつかの図を通して同様な数字は同様な素子を参照する。第3世代(3G)無線通信技術の到来で、多くの帯域幅がセルラ電話、ページャ、増大した無線能力を持っている携帯情報端末(PDA)のような無線通信、ハンドセットおよび無線通信装置のために利用可能になる。いま、無線サービスプロバイダは、それらの加入者に異なるサービスを提供することができる様々なアプリケーションを提示することができる。これらのアプリケーションは、ユーザが天候をチェックすること、株式相場をチェックすること、最新ニュース速報をチェックすること、電子メールを受信すること、ページング・メッセージを受信すること、インターネットを通過させること、および別の相手とオーディオ通信を維持するためにそれを使用することに加えて、彼の無線ハンドセットを通して遠隔の相手すべてと対話型のゲームをすることを可能にする。多くのこれらのアプリケーションはユーザにより散発的に使用され、即ち、ユーザは短時間アプリケーションを呼び出し、毎日何時間もアプリケーションを実行しないかもしれないし、またユーザは十分な毎月の加入代金を今までどおり請求される。この理由で、ユーザはサービスの契約をすることに気が進まないかもしれない。しかしながら、ユーザがアプリケーション毎に単一の加入代金を払うことができ、異なる無線通信装置を使用する彼の家族のメンバーとアプリケーションへのアクセスを共有することができれば、ユーザはもっと進んでサービスの契約をするかもしれない。したがって本発明は、ここにさらに記述されるように、ユーザがアプリケーションに対して単一の加入料を支払い、複数の無線通信装置からアプリケーションにアクセスすることを可能にすることにより、多くの収入を発生させる無線サービスプロバイダのための支援を提供する。
図1は、本発明によって使用される通信ネットワーク100を描く。通信ネットワーク100は基地局(BS)110に各々接続された1つ以上の通信タワー106を含み、通信装置102を備えたユーザにサービスしている。通信装置102は、携帯電話、ページャ、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ・コンピュータ、あるいは無線およびセルラ電話通信ネットワークを使用する他のハンドヘルド、固定、または携帯通信装置であり得る。各ユーザによる命令およびデータ入力は通信タワー106にデジタルデータとして送信される。通信装置102および通信タワー106を使用するユーザ間の通信は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、移動通信のためのグローバルシステム(GSM)、または無線通信ネットワークあるいはデータ通信ネットワークで使用される他のプロトコルのような、異なる技術に基づくことができる。各ユーザからのデータは通信タワー106から基地局(BS)110に送信され、移動交換局(MSC)114へ転送され、それは公衆交換電話網(PSTN)118およびインターネット120に接続されてもよい。
MSC114は無線通信装置102を使用して加入者に利用可能な異なるアプリケーションをサポートするサーバ116に接続されてもよい。選択的に、サーバ116はMSC114の一部であってもよい。
サーバ116は無線サービス提供者あるいは第三者によって操作されてもよい。サーバ116は無線加入者によって呼び出すことができるアプリケーションを提供する。サーバ116はさらに図2によって例証されるような加入テーブル200を維持する。加入テーブル200はアプリケーションを加入するユーザ口座202の識別、加入したアプリケーション204の識別、アプリケーションにアクセスすることを認可された無線装置206,208の識別、アプリケーションを現在呼び出している無線通信装置210の識別、およびアプリケーションと関連したパスワード211を記録する。好ましくは、アプリケーション毎に1つのエントリ212がある。ユーザが1つ以上のアプリケーションについて加入する時、ユーザの口座情報は1つ以上のエントリ212で現われるだろう。
ユーザがアプリケーションに加入する場合、エントリは口座について作られる。そのエントリはそのユーザの識別情報として使用することができるユーザの口座情報202、およびアプリケーション204を一覧表にする。代わりに、ユーザはまたそのユーザの識別情報としてログイン名またはユーザ名を使用することができる。家族のメンバーのそれぞれが無線装置を持っている家族状況でのように、口座で一覧表にされた多くの無線装置がある場合、ユーザはアプリケーションを使用することを認められた無線装置の識別を一覧表にしてもよい。ユーザはアプリケーションを使用する装置をすべて、または部分集合のみを認可してもよい。ユーザはさらにこのアプリケーションのためにパスワードを割り当ててもよい。無線サービスプロバイダがエントリを作った後、無線サービスプロバイダはユーザに請求書をおくることができるように、料金請求システムへユーザ情報を転送する。
図3はユーザ加入プロセス300を例証する。ステップ302で、ユーザはサービスプロバイダに彼の口座情報を提供することによりアプリケーションに加入する。アプリケーションのサービスプロバイダは、ユーザあるいは独立した第三者に無線サービスを提供するのと同じ無線サービスプロバイダかもしれない。ユーザ口座情報は彼の移動識別番号(MIN)あるいは彼の無線装置の電子識別番号(EIN)と対応付けられる。無線サービスプロバイダはMIN/EINを使用しているそのデータベースから彼の口座情報を容易に検索し、必要ならば第三者サービスプロバイダに転送することができる。ステップ304でユーザはアプリケーションメニューについて要求を作り、ステップ306でメニューを受信する。要求とメニューの両方が無線ハンドセット102と通信タワー106の間で無線で送信される。メニューはユーザが選択をすることができる無線ハンドセット102に表示される。アプリケーションを選択した後に、ステップ308で無線ハンドセット102は無線サービスプロバイダに選択を送り、ステップ310で無線サービスプロバイダからアプリケーションを受信する。受信されたアプリケーションは、サーバ116上で実行されるアプリケーションに対して、無線ハンドセット102上または遠隔ユーザインターフェースで実行される十分なアプリケーションであるかもしれない。
ユーザは、さらにアプリケーションにアクセスすることを許される他の無線ハンドセット102の情報を入力してもよい。これは、各無線ハンドセットの情報を入力することにより、あるいは無線サービスプロバイダから受信されたリストから選択することにより行うことができる。
図4は無線サービスプロバイダ加入プロセス400を例証する。ユーザが無線サービスプロバイダに登録した時、ステップ402で無線サービスプロバイダはユーザ情報を受信する。ステップ404で無線サービスプロバイダはメニュー要求を受信し、ステップ406でユーザの無線通信装置102にメニューを送信する。ステップ408で無線サービスプロバイダが選択を受信した後、ステップ410で、無線サービスプロバイダは、加入テーブル200中にエントリ212を作り、ユーザ口座情報202、選択されたアプリケーション204、およびアプリケーションにアクセスすることが許される装置を登録する。選択されたアプリケーションを登録した後に、ステップ412で無線サービスプロバイダはユーザに選択されたアプリケーションを送る。選択的に、ユーザはアプリケーション用のパスワードを設定することができ、パスワードもエントリ212に入力されるだろう。
代わりの実施例では、ユーザは異なる無線通信装置からの加入プロセスを繰り返してもよく、それによりアプリケーションがそれらの無線通信装置にダウンロードされてもよい。しかしながら、この場合新しいエントリは加入テーブル中で作らず、無線サービスプロバイダは適切なエントリの中へ単に無線通信装置の識別を加えるだろう。
図5はユーザ起動プロセス500を例証する。無線通信装置102が無線サービスプロバイダに登録される場合、ステップ502で、ユーザは無線サービスプロバイダへその情報を送る。無線通信装置102が無線サービスプロバイダと通信した後、ステップ504で、ユーザは無線サービスプロバイダにアプリケーション起動要求を送ることにより、アプリケーションを起動することができる。ステップ505で、失敗メッセージが受信されない場合、ステップ506で、無線通信装置は選択されたアプリケーションのための起動を受信するだろう。その起動は、無線通信装置が遠隔ユーザインターフェースを実行させることを許す無線サービスプロバイダからの認可であってもよい。その起動はまた無線通信装置によって受信されているアプリケーション全体かもしれない。無線通信装置が起動の代わりに失敗メッセージを受信する場合、ステップ508で、無線通信装置は失敗メッセージを表示する。
図6は無線サービスプロバイダ加入プロセス600を例証する。ステップ602で、無線サービスプロバイダは登録手順中にユーザ情報を受信し、ステップ604でアプリケーションのための起動要求を受信する。ユーザ情報はまたユーザによって提供されるユーザ名かもしれない。ステップ606で、ユーザが加入者であるかどうかを確かめために無線サービスプロバイダは加入テーブル200をチェックする。ユーザが加入者でなければ、ステップ610で、無線サービスプロバイダはユーザへ失敗メッセージを送る。ユーザが加入者ならば、ステップ608で、無線サービスプロバイダは選択されたアプリケーションが他の無線通信装置で使用中であるかどうかチェックする。アプリケーションがユーザの口座の中で別の無線通信装置によって使用されている、例えば配偶者によって使用されている場合、ステップ610で、無線サービスプロバイダはユーザに失敗メッセージを送る。選択されたアプリケーションが使用されていない場合、ステップ612で、無線サービスプロバイダはアプリケーションのために加入テーブル中のエントリに“使用中”フラグを設定し、ステップ614で、ユーザに選択されたアプリケーション起動を送る。“使用中”フラグの設定は、現在の装置識別フィールド210へ無線通信装置の識別を入力することにより遂行されてもよい。
図7は、ユーザ起動プロセス700のための代わりの実施例を例証する。プロセス700はパスワード・サブミッションを除いて500を処理するのに類似している。無線通信装置102が無線サービスプロバイダに登録する場合、ステップ702で、ユーザは無線サービスプロバイダにその情報を送る。無線通信装置102が無線サービスプロバイダと通信した後、ユーザはステップ704でアプリケーション起動要求を、ステップ706でパスワードを無線サービスプロバイダに送ることにより、アプリケーションを起動することができる。ステップ708で、失敗メッセージが受信されない場合、ステップ712で無線通信装置は選択されたアプリケーションの起動を受信するだろう。無線通信装置が起動の代わりに失敗メッセージを受信する場合、ステップ710で、無線通信装置は失敗メッセージを表示する。
図8はユーザ起動プロセス800のための代わりの実施例を例証する。プロセス800はパスワードを受信することを除いてプロセス600に類似している。ステップ802で、無線サービスプロバイダは登録手順中にユーザ情報を受信し、ステップ804で、アプリケーションのための起動要求を受信する。ステップ806で無線サービスプロバイダはまたユーザからパスワードを受信する。ステップ807でユーザが加入者かどうか確かめるために、および提供されるパスワードが正確な場合、無線サービスプロバイダは加入テーブル200をチェックする。ユーザが加入者または許可されたユーザでない場合、ステップ810で、無線サービスプロバイダはユーザに失敗メッセージを送る。ユーザが加入者ならば、ステップ808で、無線サービスプロバイダは選択されたアプリケーションが他の無線通信装置により使用中であるかどうかチェックする。アプリケーションがユーザの口座の中で別の無線通信装置によって使用されている、例えば配偶者によって使用されている場合、ステップ810で、無線サービスプロバイダはユーザに失敗メッセージを送る。選択されたアプリケーションが使用されていない場合、ステップ812で、無線サービスプロバイダはアプリケーションのために加入テーブル中のエントリに“使用中”フラグを設定し、ステップ814で、ユーザに選択されたアプリケーション起動を送る。
代わりの実施例では、無線サービスプロバイダは、彼のユーザ口座に付けられた無線通信装置だけでなく、任意の無線通信装置からユーザがアプリケーションにアクセスすることを許可してもよい。図9はこの代わりの実施例のための加入テーブル900を例証する。無線サービスプロバイダは加入テーブル900のエントリ910にユーザ口座情報902およびアプリケーション識別904を記録する。同じエントリ910では、無線サービスプロバイダはまたアプリケーションおよび現在アプリケーション906を使用している無線通信装置の識別を呼び出すためにパスワード908を記録することができる。この実施例によれば、ユーザまたは彼の家族のメンバーは任意の無線通信装置からアプリケーションを呼び出すことができる。ユーザが無線サービスプロバイダに接続する場合、彼はアプリケーションに要求することができる。無線サービスプロバイダは、彼のユーザ名およびパスワードのような彼のユーザ口座情報を入力するように彼に促す。入力されたユーザ口座情報およびパスワードが正確な場合、ユーザの口座からアプリケーションを使用するものが誰もいなければ、無線サービスプロバイダはユーザへアプリケーションまたはその起動を送る。
まだ別の実施例では、無線サービスプロバイダは、ユーザが個人および家族のメンバーによる使用のために幾つかのライセンスに加入することを許可してもよい。この実施例では、加入テーブル中のエントリは活動的なユーザの数のフィールドと予め定められたユーザの数のフィールドを持つだろう。ユーザは加入者に対して(例えば特定のアプリケーションの)2つのライセンスを選んでもよく、無線サービスプロバイダはアプリケーションがユーザの口座に関連した2つまでの無線通信装置によって同時に呼び出されることを許可するだろう。同じアプリケーションに対する第3の同時起動は失敗するだろう。
以下は、本発明の一実施例による1つの使用シナリオの記述である。ユーザは無線のためのバイナリ・ランタイム環境(BREW 登録商標)のようなエネーブルされた装置のデバイス駐在オペレーティング・システムがある無線装置を購入し、プロバイダと無線通信サービスに加入してもよい。ユーザはまた、彼の無線サービスプロバイダからの全地球測位システム(GPS)ベースのナビゲーションサービスに加入し、無線サービスプロバイダに彼の家族メンバーによって使用される多数の無線通信装置を登録する。無線サービスプロバイダはユーザが彼および彼の家族メンバーによって所有された無線通信装置へのアプリケーションをダウンロードすることを許可する。無線サービスプロバイダは加入テーブル中でユーザへのエントリを作り、エントリにおけるアプリケーションを一覧表にする。無線サービスプロバイダはまた加入テーブル中の各無線通信装置の識別を記録する。セキュリティ目的のために、無線サービスプロバイダはユーザがアプリケーションのためにパスワードを設定することを許可してもよい。
ユーザは、彼のオフィスから彼のクライアントサイトへ運転するのを助けるためにアプリケーションを呼び出すことができる。ユーザはアプリケーションを起動するため無線サービスプロバイダへ呼を行う。ユーザの装置が無線サービスプロバイダに登録されているとき、無線サービスプロバイダはユーザの無線通信装置のための識別情報を得、その記録からユーザの口座情報を検索する。無線サービスプロバイダは加入テーブルからエントリを検索するためにユーザ口座情報およびアプリケーション情報を使用する。エントリがパスワードを持っている場合、無線サービスプロバイダはパスワードについてユーザを促す。パスワードを確認した後に、無線サービスプロバイダはアプリケーションが使用中であるかどうかチェックする。アプリケーションが使用中でない場合、無線サービスプロバイダはユーザの無線通信装置の識別をエントリに入力し、ユーザに起動を送る。ユーザがアプリケーションを使用し終えた後、ユーザはアプリケーションをリリースし、それは無線サービスプロバイダへのハングアップ信号であり、無線サービスプロバイダはエントリからユーザの装置を取り除く。他の家族のメンバーが無線サービスプロバイダに電話をかけて、ユーザがそれを使用している間、同じアプリケーションを起動する場合、無線サービスプロバイダは呼び出し装置に“使用中”のメッセージを送信する。
他の実施例では、発明はサービスプロバイダのために収入を増加させるそのような方法で実行されてもよい。例えば、取外し可能なユーザ識別モジュール(RUIM)を装備した無線装置を使用している加入者のために、サービスプロバイダは、装置が加入者のRUIMと一致する場合、異なる装置へアプリケーションをダウンロードすることを許可してもよい。一般にRUIMの連続番号あるいは加入者識別番号(SID)が加入者を識別するために使用され、RUIMの連続番号とSIDはサーバに記憶される。加入者が無線装置へ彼のRUIMを挿入し、この無線装置へアプリケーションのダウンロードを要求するとき、サーバは加入者のデータベースに対して無線装置から受信されたRUIMの連続番号をチェックする。RUIMを加入者に属するとして認識した後に、サーバは無線装置へアプリケーションをダウンロードし始める。サービスプロバイダは、この追加無線装置へアプリケーションをダウンロードするために代金を請求することに決めてもよい。
以下は上記の実施例の使用シナリオである。ビデオゲームの加入者は彼の一次ハンドセットにビデオゲームをダウンロードし、ビデオゲームをプレイするためにこのハンドセットを使用する。しかしながら、加入者は彼の一次ハンドセットでなく彼のRUIMを有する場合、彼は今までどおり異なるハンドセットを使用することによりビデオゲームをプレイすることができる。彼はこのハンドセットに彼のRUIMを挿入し、このハンドセットへアプリケーションをダウンロードし始める。ハンドセットはハンドセット情報と共にRUIMの連続番号をサーバに送信し、サーバはRUIMの連続番号によって彼の加入をチェックする。彼の加入を確認した後に、サーバはこのハンドセットにビデオゲームを送り、このダウンロードの代金を記録する。上に記述されるように、サービスプロバイダは彼の一次ハンドセット以外のハンドセットへアプリケーションをダウンロードするために追加費用を置くことができる。
BREW(登録商標)の可能にされた無線装置は、装置につきSID/RUIM毎、またはSID/RUIM毎のみのアプリケーションダウンロードのいずれかの請求書発行の選択をサービスプロバイダに提供する。BREW可能にされた装置は、サービスプロバイダがアプリケーションダウンロード毎、または装置につきアプリケーションダウンロード毎のいずれかでユーザに課金することを可能にするサーバ装置および/またはアプリケーション情報を提供する。
無線サービスプロバイダのコンピュータ装置あるいは無線通信装置上で実行可能な方法を考慮して、本発明はコンピュータ可読媒体に駐在するプログラムを含んでおり、ここでプログラムは方法のステップを行なうためにコンピュータ・プラットフォームを持っているサーバあるいは他のコンピュータ装置に指示する。コンピュータ可読媒体はサーバのメモリであり得、あるいは接続可能なデータベースにあり得る。さらに、コンピュータ可読媒体は、磁気ディスクかテープ、光ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または技術において知られている他の記憶媒体のような、無線通信装置コンピュータ・プラットフォームにロード可能な二次記憶装置媒体にあることができる。
図3−8の文脈では、方法は、例えば無線通信装置あるいはサーバのような、機械可読命令のシーケンスを実行するために無線ネットワークの操作部分により実施されてもよい。その命令は、様々なタイプの信号保持、即ちデータ記憶装置に一次、二次、または三次の媒体に存在することができる。媒体は例えば、無線ネットワークの構成要素によって、あるいは内側は駐在してアクセス可能なRAM(示されない)を含んでもよい。RAM、ディスケットあるいは他の補助記憶装置媒体に含まれていようとなかろうと、命令は、DASD記憶装置(例えば、通常の“ハードドライブ”またはRAIDアレイ)、磁気テープ、電子的読み出し専用メモリ(例えば、ROM、EPROMまたはEEPROM)、フラッシュ・メモリカード、光学記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、ディジタル光学テープ)、紙“パンチ”カードあるいはディジタルおよびアナログ伝送媒体を含む他の適切なデータ記憶媒体のような、様々な機械可読データ記憶媒体に記憶されてもよい。
発明がその好ましい実施例に関して特に示され記述されたが、次の請求項で示されるように本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形式と詳細の様々な変化が恐らく成されることは当業者によって理解されるだろう。更に、発明の要素は単数で記述されるけれども、単数への制限が明示的に述べられなければ、複数が熟考される。
Claims (41)
- 複数の無線通信装置を有する加入者を支援する無線サービスプロバイダのための方法であって、前記無線サービスプロバイダがアプリケーションのために単一の加入代金を請求し、かつアプリケーションが前記複数の無線通信装置によって単独に呼び出されることを可能にし、
前記複数の無線通信装置の少なくとも1つから選択されたアプリケーションのための選択を受信し、
前記複数の無線通信装置の少なくとも1つへ前記選択されたアプリケーションを送り、
前記選択されたアプリケーションの情報および前記複数の無線通信装置の情報を記録し、
要求する無線通信装置から前記選択されたアプリケーションのための起動要求を受信し、
前記選択されたアプリケーションの有効性をチェックし、
前記選択されたアプリケーションが利用可能な場合、前記選択されたアプリケーションを前記複数の無線通信装置の中の他の無線通信装置に利用不可能なものとしてマークし、前記要求する無線通信装置への起動を送るステップを含む方法。 - 前記選択されたアプリケーションおよび加入テーブルの前記複数の無線通信装置の情報と加入者情報を関連させるステップをさらに含む請求項1の方法。
- 前記要求する無線通信装置は加入者に属することを確認するステップをさらに含む請求項1の方法。
- 前記選択されたアプリケーションが利用不可能な場合、前記要求する無線通信装置へ失敗メッセージを送るステップをさらに含む請求項1の方法。
- サーバに加入テーブルを提供するステップをさらに含む請求項2の方法。
- 前記サーバは遠隔サーバである請求項5の方法。
- 前記複数の無線通信装置へアプリケーションメニューを送るステップをさらに含む請求項1の方法。
- 前記要求する無線通信装置から加入者情報を受信するステップをさらに含む請求項2の方法。
- 前記加入者情報を前記加入テーブルの情報に対してチェックするステップをさらに含む請求項8の方法。
- 前記要求する無線通信装置に関する情報を受信するステップをさらに含む請求項1の方法。
- 前記要求する無線通信装置からパスワードを受信するステップをさらに含む請求項1の方法。
- パスワードを加入テーブルの情報に対してチェックするステップをさらに含む請求項11の方法。
- ユーザ名を受信するステップをさらに含む請求項1の方法。
- 複数の無線通信装置を有する加入者を支援する無線サービスプロバイダのためのシステムであって、前記無線サービスプロバイダがサービスのために単一の加入代金を請求し、サービスが前記複数の無線通信装置によって単独に呼び出されることを可能にし、
前記複数の無線通信装置が同じ加入者情報を持っていて、前記複数の無線通信装置と通信する移動交換局と、
加入テーブルを有し、前記移動交換局と通信するサーバとを含み、前記加入テーブルが複数のエントリを有し、各エントリが、
加入者識別フィールドと、
アプリケーション識別フィールドと、
複数の装置識別フィールドとを有し、
各装置識別フィールドが1つの無線通信装置に関する情報を記憶するシステム。 - 前記加入テーブルが現在の装置フィールドを含む請求項14のシステム。
- 前記加入テーブルがさらにパスワードフィールドを含む請求項14のシステム。
- 複数の無線通信装置からアプリケーションへアクセスする無線サービスの加入者を支援するための装置であって、無線サービスプロバイダと通信するサーバを含み、前記サーバはアプリケーション選択、加入者情報、および前記加入者からの無線通信装置情報を受信し、前記サーバは要求する無線通信装置からのアプリケーションへアクセスする要求を受信し、前記サーバは前記要求する無線通信装置にアクセスを提供し、前記要求する無線通信装置がアプリケーションへのアクセスを手放すまで、前記複数の無線通信装置の中の他の無線通信装置のアクセスを阻止する装置。
- 前記サーバが複数のエントリを有する加入テーブルを含み、前記エントリが
加入者識別フィールドと、
アプリケーション識別フィールドと、
現在の装置識別フィールドを持っている請求項17の装置。 - 前記エントリはさらにパスワードフィールドを持っている請求項18の装置。
- 前記エントリはさらに少なくとも1つの無線通信装置識別フィールドを持っている請求項18の装置。
- 複数の無線通信装置からアプリケーションにアクセスする方法であって、アプリケーションは単独に呼び出すことができ、
要求する無線通信装置から選択されたアプリケーションのための選択を受信し、無線通信装置は単一の加入者口座に属するステップと、
前記選択されたアプリケーションが単一の加入者口座に関係しているかどうか判断するステップと、
加入テーブルの選択された加入者と関係している前記選択されたアプリケーションが他の無線通信装置によるユーザにある場合、前記無線通信装置へ失敗メッセージを送るステップと、
前記加入テーブルの前記選択された加入者と関係している前記選択されたアプリケーションが前記他の無線通信装置によるユーザにない場合、前記要求する無線通信装置のために前記選択されたアプリケーションを起動するステップとを含む方法。 - 各々の無線通信装置からパスワードを受信するステップと、
パスワードを確認するステップとをさらに含む請求項21の方法。 - 複数の無線通信装置からアプリケーションにアクセスするために無線サービスの加入者を支援する装置であって、
前記複数の無線通信装置へアプリケーションを提供する手段と、
加入したアプリケーションにアクセスする前記複数の無線通信装置の少なくとも1つから要求を受信する手段と、
任意の時間に、前記複数の無線通信装置のうちの1つだけに加入したアプリケーションへのアクセスを許可する手段とを含む装置。 - 前記加入したアプリケーションへのアクセスを要求するユーザの識別を確認する手段をさらに含む請求項23の装置。
- 前記加入したアプリケーションへのアクセスを要求する無線通信装置を識別する手段をさらに含む請求項23の装置。
- 無線サービスプロバイダと通信するサーバを含み、前記複数の無線通信装置からアプリケーションにアクセスする加入者を支援する装置であって、前記サーバはアプリケーション選択、加入者情報、および加入者からの無線通信装置情報を受信し、前記サーバは加入テーブルを有し、前記加入テーブルは複数のエントリを有し、前記エントリは
加入者識別フィールドと、
アプリケーション識別フィールドと、
活動的なユーザの数のフィールドとを有する装置。 - 前記エントリはさらにパスワードフィールドを持っている請求項26の装置。
- 前記エントリはさらに少なくとも1つの無線通信装置識別フィールドを持っている請求項26の装置。
- 複数の無線通信装置からアプリケーションにアクセスする方法であって、アプリケーションは前記複数の無線通信装置によって呼び出すことができ、
加入口座のための加入テーブルに選択されたアプリケーションのための予め定められたユーザの数を設定するステップと、
無線通信装置から前記選択されたアプリケーションのための選択を受信し、前記無線通信装置は加入口座に関係しているステップと、
前記選択されたアプリケーションのための活動的なユーザの数を前記予め定められたユーザの数と比較するステップと、
前記選択されたアプリケーションのための前記活動的なユーザの数が前記予め定められたユーザの数より小さい場合、前記無線通信装置の前記選択されたアプリケーションを起動し、前記活動的なユーザの数をインクリメントするステップとを含む方法。 - 前記無線通信装置からパスワードを受信するステップと、
パスワードを確認するステップとをさらに含む請求項29の方法。 - 前記活動的なユーザの数が前記予め定められたユーザの数より大きい場合に、前記無線通信装置へ失敗メッセージを送るステップをさらに含む請求項30の方法。
- コンピュータ可読メモリに記憶するコンピュータプログラムであって、コンピュータ装置によって実行された時、
要求する無線通信装置から加入したアプリケーションの要求を受信し、
前記加入したアプリケーションが他の無線通信装置に使用されているかどうか判断し、
前記加入したアプリケーションが使用中でない場合、前記他の無線通信装置による前記加入したアプリケーションへのアクセスを阻止し、前記要求する無線通信装置のために前記加入したアプリケーションを起動し、
前記加入したアプリケーションが使用中である場合、前記要求する無線通信装置へ失敗メッセージを送るステップを行なうコンピュータプログラム。 - 前記要求する無線通信装置からパスワードを受信し、パスワードを確認するステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記加入したアプリケーションのための加入テーブルにエントリを作るステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記要求する無線通信装置へアプリケーションメニューを送るステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記要求する無線通信装置が加入者に属することを確認するステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記加入したアプリケーションが利用不可能な場合、前記要求する無線通信装置へ失敗メッセージを送るステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記要求する無線通信装置から加入者情報を受信するステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- 前記加入者情報をチェックするステップをさらに行なう請求項38のコンピュータプログラム。
- 前記要求する無線通信装置に関する情報を受信するステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
- ユーザ名を受信するステップをさらに行なう請求項32のコンピュータプログラム。
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