JP2007517555A - ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置 - Google Patents

ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置 Download PDF

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Abstract

ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置では、排尿通路(3)と、膀胱をシールし、膀胱内腔内にカテーテル(2)を保持するために働く、流体を充填可能なバルーン装置とを有する、尿道内へ挿入可能なカテーテル(2)設けられている。さらにカテーテル(2)の近位の端部区分内には、弾性的に保持された閉鎖部分(5)を有する自動的に閉鎖する弁(7,8)が設けられており、該弁は操作流体を充填された接続通路(4)により、カテーテル(2)の遠位の端部区分に配置された操作バルーン(23)に接続されている。前記閉鎖部分(5)は、機械的な手段なしに、操作バルーン(23)による液圧負荷のみに続いて、これにより、前記近位の端部区分で前記接続通路(4)内に構成された液圧による圧力により、シール装置から次の程度に、すなわち、カテーテルの排尿通路(3)が妨げられない尿通過のために開放されている程度に外側へ案内可能である。

Description

本発明は、ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置であって、尿道内へ挿入可能なカテーテルが設けられており、このカテーテルが排尿通路を有しており、膀胱をシールしカテーテルを膀胱内腔内に保持するために流体により充填可能なバルーン装置を有しており、このバルーン装置がカテーテル壁に沿って延びる、カテーテルの遠位の端部区分で閉鎖された少なくとも1つの通路により、前記流体を充填可能若しくは排出可能になっており、かつ前記装置に、カテーテルの近位の端部区分内に格納された自動的に閉鎖する弁が設けられており、この場合にカテーテルの長さが次のように寸法取りされている、すなわち、カテーテルの遠位の端部が、挿入された状態で尿道の内部に位置しており、当該近位の端部区分が、弁を開放するための液圧式の操作機構を有しており、この場合に、この操作機構が、機械的な圧力により、カテーテルの遠位の端部区分に配置された、操作流体を充填された、接続通路を介して操作機構に接続された操作バルーンを液圧式に負荷可能になっている形式のものに関する。
上に述べた形式の装置が既に公知である(ドイツ連邦共和国特許第19621420号明細書)。当該公知の装置では近位の装置端部に設けられた自動閉鎖式の弁を開くために比較的高い機械的な圧力を加える必要があることが実際に明らかとなっている。しかしながら、このような高い機械的な圧力を加えることは、当該装置を挿入される患者により不快なものとして感じられ、結果として当該公知の装置の挿入受容率は特に大きいとはいえない。
そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、近位の装置端部に設けられた弁が、公知の装置の場合よりもわずかな機械的な操作圧により開放することができるようになっており、これにより、このようにして改良された装置の挿入受容率を高めることができるようにすることである。
冒頭で述べた形式の装置において上に述べた課題は、本発明によれば、前記操作機構が次のように形成されていることにより解決される、すなわち、弁がカテーテルの前記近位の端部区分と弾性的に次のように結合された閉鎖部分を有している、すなわち、この閉鎖部分が、操作バルーンが操作されていない状態でカテーテルを前記近位の端部区分でシールしており、かつ当該閉鎖部分が、操作バルーンによる液圧負荷にのみ続いて、これにより前記近位の端部区分に構成された効果的な液圧による圧力によりシール位置から外側へ案内可能であり、これにより、カテーテルの排尿通路が、妨げられない尿通過のために開放されているように形成されていることにより解決される。
本発明は、前記弁のための構造的に比較的簡単に構成された操作機構の利点により優れており、この場合に、カテーテルの近位の端部区分に設けられた閉鎖部分を、妨げられない尿通過のために開放するためには比較的わずかな機械的な圧力があれば十分である。本発明において、前記弁を開閉するために用いられる構造原理は、上に述べた公知の装置において提案された、特に曲げ弾性的なばねロッドを有する操作機構が使用される弁開閉のための構造原理よりも遙かに簡単である。これにより、本発明による装置の挿入は、これまでに公知の装置よりも改善された受容率をもたらす。
有利には、円錐状に形成された接触面を有する閉鎖部分は、カテーテルの排尿通路を近位のカテーテル端部に設けられた終端エッジでシールすることを可能にする。このような手段は、排尿通路の特に効果的なシールの利点をもたらす。
有利には、閉鎖部分と、カテーテルの近位の終端区分とは保持エレメントにより互いに弾性的に結合されている。このことは、閉鎖部分及びカテーテルの特に簡単な構成の利点をもたらす。
本発明の別の有利な発展形によれば、閉鎖部分と、カテーテルの近位の端部区分とは、枢着エレメント並びに少なくとも1つの弾性的な保持エレメントにより結合されている。この場合、前記枢着エレメントの使用により、カテーテルに閉鎖部分を確実に位置決めすることが簡単に可能となっている。
保持エレメントによる、閉鎖部分と、カテーテルの近位の端部区分との構造的に特に簡単な結合可能性が、本発明の別の有利な構成に基づき次のことによりもたらされる。すなわち、それぞれの弾性的な保持エレメントは閉鎖部分、又はカテーテルの近位の端部区分に形成されているか、又はそれぞれ別の端部によりカテーテルの近位の端部区分、若しくは閉鎖部分に別個に固定されている。
それぞれの保持エレメントのそれぞれ別の端部の特に簡単な固定が、有利には次のことによりもたらされる、すなわち、保持エレメントが当該別の端部により、カテーテルの近位の端部若しくは閉鎖部分に接着結合により固定されていることによりもたらされる。
本発明の別の有利な構成により、操作バルーンに接続された接続通路が、カテーテルの近位の端部区分の領域内で個別の弁により分離された圧力内腔を有しており、前記操作バルーンの操作による圧力内腔への操作流体の充填に続いて、閉鎖部分を、カテーテルの前記排尿通路のシール装置から持上げ可能である。当該圧力内腔は、例えば自転車チューブのポンピングに類似して、いわば操作流体による操作バルーンの操作によりポンピングされる。すなわち、ここではいわば液圧による圧力増幅が行われる。これにより、操作バルーンの領域内の特にわずかな機械的な操作力があれば、それにもかかわらず、前記閉鎖部分の開放をもたらす、操作流体の液圧による圧力を前記分離された圧力内腔内に提供するためには十分である。
上に考察した有利な発展形では、制限された時間間隔の間にのみ閉鎖部分を開放するためには、前記弁は本発明の別の有利な構成によれば次のように形成されている、すなわち、この弁が前記圧力内腔内への操作流体の流入を比較的高い第1の速度により可能にし、前記圧力内腔からの当該操作流体の戻り流を前記速度に対して著しくわずかな第2の速度により可能にするように形成されている。これにより、前記閉鎖部分の時間的に制限された開放を達成するためには有利には特にわずかな構造的な手間が生じる。
本発明の、最後に考察した有利な発展形では、圧力内腔を操作バルーンから分離する前記弁が弁シャフトを有しており、この弁シャフトが圧力内腔内に、操作バルーンからアクセス可能な貫通開口を有しており、この貫通開口が弁チューブにより取り囲まれている場合には有利である。原理的にはこのような弁は公知の自転車チューブ弁に対応している。前記閉鎖部分の時間的に制限された開放のためには、この場合、前記圧力内腔の「ポンピング」後にこの圧力内腔内に位置する操作流体が、弁シャフトと弁チューブとの間を逃れ、当該圧力内腔内の負荷解除をもたらそうとするという効果を利用することができる。この関連では、弁チューブが弁シャフトの前記貫通開口から突出する長さが、前記圧力内腔内の操作流体の滞留継続時間のために、ひいては前記閉鎖部分の開放継続時間のために決定的である。この突出が短ければ短いほど、それだけ前記閉鎖部分の開放時間も短くなる。
有利にはカテーテル及び閉鎖部分はシリコーンから成っており、有利にはバルーン装置及び操作バルーンもシリコーンから成っている。これにより、当該エレメントのためにはそれぞれ1つの生体適合性の材料が用いられる。
操作流体としては、有利には本発明ではオイルが使用される。この関連ではオリーブオイルの使用が特に優れていることが明らかとなった。なぜならば、このオイルは使用時にいかなる問題ももたらさないからである。すなわち、オリーブオイルはそれぞれの材料、特にカテーテル、閉鎖部分、バルーン装置及び操作バルーンのシリコーンを貫通して拡散する傾向を有していないからである。このことの理由は、現在の認識によれば、オリーブオイル分子が別のオイルの分子よりも大きく、それ故、それぞれに使用される材料、特にシリコーンの分子構造を貫通して拡散することができないからである。
次に本発明の実施の形態を図面につきさらに詳しく説明する。
図1には、拡大された概略図で本発明による装置1の実施形態が示されている。当該装置1はカテーテル2を有しており、このカテーテル2は、以下に詳しく明らかにされるように、特に排尿通路を有しており、図1の左側に示した近位の端部区分には弁を有しており、この弁により、当該排尿通路を開閉することができる。ここでは、前記装置1を使用した場合には、カテーテル2の前記近位の端部区分が人の膀胱内に位置しており、膀胱の尿道内に当該カテーテル2が格納されていることを述べておく。有利にはカテーテル及び前術弁は生体適合性のシリコーンから成っている。
図1の左側に示した、カテーテル2の近位の端部区分は、例えば図2に示したような横断面を有している。図2は、図1に記入した切断線II−IIに沿った拡大横断面を示している。図2から判るように、カテーテル2は当該近位の端部区分内に上述の排尿通路3と、ここでは接続通路とも呼ぶ操作通路4をも有しており、この操作通路4内では、以下にさらに詳しく説明するように操作流体が作用せしめられる。操作流体としてはここではオイル、有利にはオリーブオイルが用いられる。排尿通路3及び操作通路4はここでは楕円状の横断面により示されているが、しかしながら、別の横断面を有していることもできることが明らかである。
カテーテル2の上述の近位の端部区分に設けられた弁は、図1に符号5により示した閉鎖部分を有している。カテーテル2の当該近位の端部区分で排尿通路3をシールし、必要時には妨げられない尿通過のために開放するという役割をもつ前記閉鎖部分5は、図1によれば、カテーテル2の近位の端部に、耳状の保持エレメント6により弾性的に結合されている。所定数の保持エレメント6、例えば3つ又は4つの保持エレメントが設けられていてよいことをここで述べておく。この場合に、それぞれの保持エレメント6は、図1に示した広幅の耳部分によってのみ、カテーテル2の近位の端部に結合されていてよい。それぞれの保持エレメント6の挟幅のウェブ部分は、保持エレメント6に、閉鎖部分5を有する弁を開閉するための弾性を付与する。
図3には、図1に符号Aにより示した領域内にある詳細Aが拡大された断面図で示されている。カテーテル2内には、排尿通路3及び操作通路4が提供されていることが判る。排尿通路3は、閉鎖部分5の、円錐状に形成された接触面を有する接触部分7によって、円錐状に形成された当該接触面が、排尿通路3を取り囲むカテーテル材料の近位の端部エッジ8に接触することによりシールされる。この場合、このようなシールは、接触面7と、排尿通路3の近位の端部に対応して形成された接触面との間の面状のシールよりも効果的である。
図3によれば、閉鎖部分5は、2つの保持エレメント6によりカテーテル2の近位の端部区分に結合されており、前記保持エレメント6は、有利にはカテーテル2の近位の端部区分の外側に、図1との関連で説明したように結合されており、しかも接着結合により結合されている。この接着結合のためには、生体適合性のいわゆる「医学用の接着剤」が用いられる。
さらに図3からは、操作通路4が近位の端部で閉鎖壁9により閉鎖されており、この閉鎖壁9はここでは比較的わずかな厚さであることが判る。この閉鎖壁9は、閉鎖部分5に対応して成形された操作面10に向かい合っている。図3では、閉鎖壁9と操作面10との間に中間室が示されているが、しかしながら、実際にはこの中間室は設けられていなくてもよい。
図4は、図3に示した詳細Aの排尿通路3のみを観察した場合の断面図を示している。図3は、図2に基づく断面図において垂直な断面方向の観察から生じた状態を示しており、図4は、図2に基づく排尿通路3を水平な断面方向で見た状態を示している。図4によれば、円錐状に形成された接触部分7を有する閉鎖部分5は、テーテル2の排尿通路3が妨げられない尿通過のために開放されている程度に、排尿通路3の近位の端部若しくは終端エッジ8から離れるように案内されている。図4に示した、カテーテル2に固定された保持エレメント6は弾性的に伸長されている。この弾性的な伸長が解除された場合には、円錐状に形成された接触部分7を有する閉鎖部分5は、図4に符号7′により示した位置へ戻り、この位置では排尿通路3の近位の端部区分は密に閉鎖されている。
図5は、図3に示した断面図に類似した拡大断面図で、閉鎖部分5と、カテーテル2の近位の端部区分との結合部の択一的な形状を示している。図5によれば、カテーテル2の排尿通路3は、図3のように閉鎖部分5の円錐状に形成された接触部分7が当該排尿通路3の近位の端部又は終端エッジ8に密に接触することにより閉鎖されている。操作通路4は図3に等しい状態で示されており、この場合に近位の端部区分若しくは操作通路4の閉鎖壁9は図3のように閉鎖部分5の操作面10に向かい合っている。しかしながら、図5によれば図3に示した状態とは異なり、閉鎖部分5は枢着エレメント11によりカテーテル2に結合されており、少なくとも1つの弾性的な保持エレメント6により結合されている。すなわち、閉鎖部分5の少なくとも1つの弾性的なエレメント6とカテーテル2とはもともとつながった形で形成されており、あとから図5に示した位置へもたらされる。ここでも少なくとも1つの弾性的な保持エレメント6がカテーテル2に、例えば接着結合により弾性的に結合されており、これにより、保持エレメント6は閉鎖部分5をカテーテル長手方向で見てカテーテル2から弾性的に持ち上げることを可能にする。
図6は、図3に示した拡大断面図から出発した拡大断面図で、閉鎖部分5を操作し、ひいては排尿通路3を開放するための操作流体が操作通路4内で作用した場合の状態を示している。図3に示した状態とは異なり、図6によれば、近位の閉鎖壁9が、高められた操作圧に基づく操作通路4の凸部若しくは隆起部9″により、図3に示した元の閉鎖位置から当該操作通路4の軸線方向に押し出され、これにより、排尿通路3が、妨げられない尿通過のために開放されている。この場合には、図6に示したように、閉鎖部分5に円錐状に形成された接触部分7の接触面が、近位のカテーテル端部に設けられた端部若しくは終端エッジ8から持ち上げられる。
図1に示したカテーテル2の近位の端部区分に提供された、若しくはそこで択一的に可能な状態をあらかじめ詳細に考察したあとで、次にカテーテル2の当該近位の端部区分と、カテーテル2の遠位の端部区分との間の領域に提供された状況を以下に詳しく考察する。
近位の端部区分と遠位の端部区分との間に設けられた領域内には、カテーテル2は膀胱をシールし、膀胱内腔内にカテーテル2を保持するために、流体により充填可能なバルーン装置を有している。このバルーン装置はこの場合には直接に互いに直列に配置された2つのバルーン12及び13から成っており、これらのバルーン12及び13は、ここではそれぞれシリコーンから成っている。バルーン12は、カテーテル長手方向に位置する端部にそれぞれ1つの固定部分14,15を有している。これらの固定部分14,15により、当該バルーン12は、例えば生体適合性の接着結合によりカテーテル2に固定されている。バルーン13は対応してカテーテル2の長手方向で見て前方若しくは後方に位置する固定部分16,17を有しており、これらの固定部分16,17により、当該バルーン13は、例えば生体適合性の接着結合によりカテーテル2に固定されている。図1には、両方のバルーン12,13の充填されていない状態が実線により示されている。破線により、図1にはバルーン12,13の充填状態が示唆されている。固定部分14,15並びに16,17の間には、バルーン12,13の膨らまし領域が規定されている。上に説明した状態とは異なり、両方のバルーン12,13は直接に互いに隣接して位置してカテーテル2に固定されている必要がないことをここで述べておく。むしろバルーン12,13は、例えばドイツ連邦共和国特許第19621420号明細書の図1に示されているように、互いに所定の間隔をおいてカテーテル2に固定されていてよい。
上に短く考察した、カテーテル2のバルーン12,13を有する領域の構造をさらに詳しく説明するために図7を引き合いに出す。図7には図1に符号Bにより示唆した詳細が拡大断面図で示されている。図7では実線により、同様に両方のバルーン12,13が充填されていない状態で示されている。両方のバルーン12,13の充填状態が破線により示唆されている。この場合に、固定部分14,15若しくは16,17の間にはそれぞれの膨らまし領域が規定されていることが明らかである。
流体、例えば水又は食塩水によるバルーン12の充填が、カテーテル壁に沿って延びる、カテーテル2の遠位の端部区分で閉じられた充填通路18により得られる。この充填通路18は、バルーン12、すなわち、カテーテル2の近位の端部に位置するバルーンの領域内に、比較的大きい直径を有する出口開口19を有している。例えば充填通路18の横断面を有していてよいこの出口開口19を通過して、前記流体はバルーン12を充填する目的のために送り出し可能である。
第2のバルーン13に流体を充填することができるためには、ここではバルーン13は別の出口開口20により充填通路18に接続されている。この出口開口20は、バルーン12の領域内に設けられた出口開口19よりもわずかな横断面を有している。このような措置により、流体はバルーン12の充填若しくは膨らまし領域を比較的急速に充填し、バルーン13はバルーン12よりもゆっくりと充填される。前に述べた通路18はバルーン12,13に流体を充填するためだけに利用されるのではなく、バルーン12,13の排出時に当該流体を導出するためにも用いられる。
充填通路18がバルーン12にのみ接続されている場合には、両方のバルーン12,13は特殊な充填通路によっていわば流体に関して直列に配置されていてもよいことをここで述べておく。この場合にもバルーン12がまず充填され、次いでバルーン13が充填される。
図8は、図1に記入した切断線VIII−VIIIに沿った端面図、すなわち、前に述べた両方のバルーン12,13の間の領域の断面図を示している。図面から判るように、この領域内にはカテーテル2は排尿通路3、操作通路4、及び図7につき説明した通路18を有している。
いま図1に戻って、もう一度カテーテル2の遠位の端部領域の、一点鎖線により取り囲まれた詳細Cをさらに詳しく考察する。詳細Cに示唆されているように、この遠位のカテーテル領域には操作バルーン23が位置している。この操作バルーン23はここでは同様にシリコーンから成っており、固定部分24,25により、例えば生体適合性の接着結合によりカテーテル2に固定されている。図1では一点鎖線円により規定されている、操作バルーン23を有する領域(詳細C)の詳しい構成が、図9の拡大された断面図に示されている。
図9から判るように、カテーテル2は遠位の端部領域にいま下方に位置する形で図示されている排尿通路3及びその上に位置する操作通路4並びに充填通路18を有している。操作通路4及び充填通路18は、図9の右側に示したカテーテル2の遠位の端部で弁27若しくは28により閉鎖可能である。これに対して排尿通路3は、当該カテーテル端部で開放されている。当該弁27,28は操作通路4及び充填通路18に対応した流体を充填する目的のために開放することができる。前記弁27,28は特に当該通路4,18を排出する目的で開くことができる。しかしながら、このことについてはここではさらに詳しく述べない。
図9から判るように、操作バルーン23は固定部分24,25によりカテーテル2の向かい合った領域で固定されている。操作バルーン23は内側に多数の操作突起26を有しており、これらの操作突起26により、所定の機械的圧力を操作通路4の壁に行使可能である。装置全体がフレキシブルに形成された後に、操作バルーン23の機械的な操作に続いて操作通路4の壁が前記突起26により圧縮され、これにより、対応した圧力が、操作通路4内に位置する操作流体に加えられる。次いでこの圧力行使は、当該近位のカテーテル端部の、図6による拡大断面図に詳しく示されているような近位のカテーテル端部に設けられた弁を開放するために用いられる。図6との関連で既に述べたように、操作通路4内の操作流体への圧力行使の結果として、操作通路4の近位の端部領域に設けられた閉鎖壁9が真っ直ぐな位置から外側へ案内され、これにより、隆起部9″が形成される。この隆起部9″は、閉鎖部分5の操作面若しくは閉鎖壁10に対して作用する。これにより、閉鎖部分5の、円錐状に形成された接触部分7は、排尿通路3の端部若しくは終端エッジ8から離れるように案内され、これにより、排尿通路3は排尿のために解放されている。操作通路4内の放圧後には、前記操作通路4の閉鎖壁9は再び図3若しくは図5に示した位置へ戻り、この位置では排尿通路3は再び閉じられている。
図6に一点鎖線円により示した、操作通路4の詳細Dについてさらに詳しく述べる。このためには、特に図10が引き合いに出される。図10は詳細Dを拡大断面図で示している。操作通路4内には、近位のカテーテル端部の近傍に独立した弁29が配置されている。この弁29により、図6及び図10のそれぞれ左側に示した操作通路4の領域により、分離された圧力内腔が形成されており、図1及び図6に示した操作バルーン23の操作による圧力内腔内への操作流体の充填に続いて、閉鎖部分5がシール位置からカテーテル2の前記排尿通路3から外側へ案内可能である。当該弁29は、操作通路4の内室に、例えば生体適合性の接着結合により結合された支持部分30及びこの支持部分30に結合された弁シャフト31を有している。さらに弁29は、支持部分30から弁シャフト31内へ延びる長手方向開口32及び該長手方向開口32の近位の端部に設けられた横方向孔33を有している。
弁シャフト31の、横方向孔33を有する領域は弁チューブ34により取り囲まれている。支持部分30も弁シャフト31も弁チューブ34も、有利にはシリコーンから成っていてよい。これにより、上に考察した弁29の構成は従来の自転車チューブ弁に似ている。
図10に符号35により示した、弁チューブ34の、横方向孔33を超えた突出部の規定により、操作通路4の、図6及び図10の左側に示した圧力腔内から、当該図右側に示した操作通路領域内への戻り流の強さを規定することができる。これにより、弁29は、操作通路4の、図6及び図10の左側に示した領域若しくはそこの圧力腔内への操作流体の流入を比較的高い第1の速度により可能にし、これに対して著しくわずかな第2の速度により当該領域若しくは圧力内腔からの当該操作流体の戻り流を可能にする。遠位のカテーテル端部に設けられた操作バルーン23を繰返し操作すること(実質的にポンプ能力を意味する)により、操作通路4の図6及び図10の左側に示した領域(圧力内腔)を操作流体によりいわばポンピングすることができる。次いで操作通路4の当該領域(圧力内腔)は再びゆっくりと排出され、この場合に操作流体は、弁シャフト31と弁チューブ34との間の領域を通過して、操作通路4の、図6及び図10の右側に示した領域内へ再び逃れる。
さらに短く図11について述べる。図11は図10に示した弁29の択一的な実施例を示している。この弁は図10に示した弁29のように支持部分30、弁シャフト31、長手方向開口32、近位の端部に提供された横方向孔33及び弁チューブ34を有している。しかしながら、弁チューブ34はここでは弁シャフト31を超えて遠くまで突出している。弁29′のエレメント全体は、有利にはシリコーンから成っている。図10に示した弁29とは異なり、弁29′は支持部分内に戻り流開口36を有しており、この戻り流開口36は横方向孔33よりも著しく小さい横断面を有している。この横方向孔33が、例えば0.5mmの直径を有している場合には、戻り流開口35の直径はマイクロメータ領域内、例えば10μm〜250μm間の範囲内にある。
本発明による装置の構成を拡大して示す概略図である。 図1に示したII−II切断線による拡大断面図である。 図1に符号Aにより示した詳細の拡大断面図である。 図3に示した詳細Aの別の切断平面を示す図である。 図3に示した詳細Aの択一的な実施例を示す拡大断面図である。 図3に示した断面図から出発して、操作流体が作用している状態並びに操作通路内の特殊な圧力内腔の構成を示す図である。 図1に符号Bにより示した詳細の拡大断面図である。 図1に示した切断線VIII−VIIIに対応した拡大断面図である。 図1に符号Cにより示した詳細を示す拡大断面図である。 図6に符号Dにより示した詳細の拡大断面図である。 図11に示した詳細の択一的な実施形の拡大断面図である。
符号の説明
1 装置、 2 カテーテル、 3 排尿通路、排出通路、 4 操作通路、 5 閉鎖部分、 6 保持エレメント、 7 接触部分、 7′ 接触部分の位置、 8 端部エッジ、終端エッジ、 9 閉鎖壁、 9″ 隆起部、凸部、 10 操作面、 11枢着エレメント、 12,13 バルーン、 14,15、16,17 固定部分、 18 充填通路、 19,20 出口開口、 23 操作バルーン、 24,25 固定部分、 26 操作突起、 27,28,29,29′ 弁、 30 支持部分、 31 弁シャフト、 32 長手方向開口、 33 横方向孔、 34 弁チューブ、 35 突出部、 36 戻り流開口、 A,B,C,D 詳細、 II−II 断面、 VIII−VIII 断面

Claims (13)

  1. ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置であって、尿道内へ挿入可能なカテーテルが設けられており、該カテーテルが、排尿通路を有しており、膀胱をシールし膀胱内腔内にカテーテルを保持するために流体を充填可能なバルーン装置を有しており、カテーテル壁に沿って延びる、カテーテルの遠位の端部区分で閉鎖された少なくとも1つの通路により、前記バルーン装置に前記流体を充填可能若しくはバルーン装置から排出可能になっており、前記装置に、カテーテルの近位の端部区分内に格納された、自動的に閉鎖する弁が設けられており、カテーテルの長さが次のように、すなわち、該カテーテルの遠位の端部が、挿入された状態で尿道の内部に位置しているように寸法取りされており、当該近位の端部区分が、弁を開放するための液圧式の操作機構を有しており、該操作機構が、機械的な圧力によりカテーテルの遠位の端部区分に配置されて操作流体を充填されて接続通路を介して操作機構に接続された操作バルーンに液圧式に負荷可能になっている形式のものにおいて、前記操作機構が次のように形成されている、すなわち、弁(7,8)が、カテーテル(2)の前記近位の端部区分に次のように弾性的に結合された閉鎖部分(5)を有している、すなわち、該閉鎖部分(5)が、操作バルーン(23)が操作されていない状態ではカテーテル(2)を前記近位の端部区分でシールし、当該閉鎖部分(5)が、機械的な手段なしに操作バルーン(23)による液圧的な負荷のみに続いて、これにより前記近位の端部区分に構成された作用する液圧による圧力により、カテーテル(2)の排尿通路(3)が、妨げられない尿通過のために開放されている程度に、シール装置から外側へ案内可能になっていることを特徴とする、ヒトの膀胱排泄障害を治療するための装置。
  2. 円錐状に形成された接触面(7)を有する閉鎖部分(5)が、カテーテル(2)の排尿通路(3)を、近位のカテーテル端部に設けられた終端エッジ(8)でシールすることを可能にする、請求項1記載の装置。
  3. 閉鎖部分(5)と、カテーテル(2)の近位の端部区分とが、保持エレメント(6)により互いに弾性的に結合されている、請求項1又は2記載の装置。
  4. 閉鎖部分(5)と、カテーテル(2)の近位の端部区分とが、枢着エレメント(11)並びに少なくとも1つの弾性的な保持エレメント(6)により結合されている、請求項1又は2記載の装置。
  5. それぞれの弾性的な保持エレメント(6)が、閉鎖部分(5)、又はカテーテル(2)の近位の端部区分に形成されており、それぞれ別の端部により、カテーテル(2)の近位の端部若しくは閉鎖部分(5)に別個に固定されている、請求項3又は4記載の装置。
  6. それぞれの保持エレメント(6)が、それぞれ別の端部によりカテーテル(2)の近位の端部若しくは閉鎖部分(5)に、接着結合により固定されている、請求項5記載の装置。
  7. 操作バルーン(23)に接続された接続若しくは操作通路(4)が、カテーテル(2)の近位の端部区分の領域内に、別個の弁(29)により分離された圧力内腔を有しており、前記操作バルーン(23)の操作による前記圧力内腔内への操作流体の充填に続いて、閉鎖部分(5)が、カテーテル(2)の前記排尿通路(3)に設けられたシール装置から持上げ可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記弁(29)が、次のように形成されている、すなわち、弁(29)が、前記圧力内腔内への操作流体の流入を、比較的高い第1の速度により可能にし、前記圧力内腔からの当該操作流体の戻り流を、前記速度に対して著しくわずかな第2の速度により可能にする、請求項7記載の装置。
  9. 圧力内腔を操作バルーン(23)から分離する前記弁(29)が、弁シャフト(31)を有しており、該弁シャフト(31)が、前記圧力内腔内に、操作バルーン(23)からアクセス可能な貫通開口(32,33)を有しており、該貫通開口(32,33)が、弁チューブ(34)により取り囲まれている、請求項8記載の装置。
  10. カテーテル(2)と閉鎖部分(5)とが、シリコーンから成っている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. バルーン装置(12,13)及び操作バルーン(23)が、シリコーンから成っている、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 操作流体が、オイルである、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. オイルが、オリーブオイルである、請求項12記載の装置。
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