JP2007515894A - 高速パケットデータ伝送のための電力制御方法 - Google Patents

高速パケットデータ伝送のための電力制御方法 Download PDF

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Abstract

少なくとも第1のチャネルで送信されるスケジュールに従った第1のデータ(DATA2およびDATA3)を受信する第1のユニット(CM_SCHDR)と、少なくとも送信電力の単位時間あたりの変化率を定められた値以内に制限するための個々の閉ループ電力制御信号(TCP_CMD)に応じて第1のチャネルについて電力を制御する電力制御ユニット(PWR_CTRL)と、HSDPAデータのような第2のデータパケット群(DATA1)を組み立てるパケットデータスケジューラ(HS_SCHDR)とを含む通信ユニット。許容送信電力(P_PERM(t))は、1区間前の実際の電力(P_HS(t-1))に所定の値(d)を加えたもの、もしくは算出された送信可能な電力(P_POS(t))のいずれか大きい方で与えられる。さらに利用可能な電力が求められる。一つの特徴は、配分計画がこれらの電力制限の範囲内で実行されることである。別の特徴は、シグナリングおよび制御チャネル(HS_SCCH)の電力レベルが共有パケットデータチャネル(HS_PDSCH)の電力レベルを考慮して、伝送区間の途中でも制御されることである。

Description

本発明は通信システム、詳しくは、UMTSシステム(W-CDMA)のような符号分割多元接続(CDMA)方式における電力制御に関するものである。より詳しくいえば、本発明は高速ダウンリンク(下り回線)パケットアクセス方式に関するものである。
周知のように、広帯域直接拡散CDMA方式では、信号は異なった2値の擬似ランダム符号列で搬送波を変調して構成される。このことにより、信号のスペクトルは複数チャネルで共有される広い周波数領域に拡散される。直接拡散符号化により信号間の直交性が保たれているので、共有周波数領域からそれぞれの信号の復号が可能になる。
この符号化原理には多くの利点がある。たとえば、直接符号スペクトル拡散は強いマルチパスフェーディングを大幅に軽減し、結果として周波数リソースの有効利用が可能になる。
複数の信号が同一の周波数領域および時間領域を占有するため、個々のチャネルについて正確に送信電力を制御することがCDMA方式では重要なポイントになる。
CDMA方式ではアップリンク(上り回線)、ダウンリンク、いずれにおいても送信電力制御が行われる。電力制御の目的の一つはセルサイトの基地局受信機の圏内で作動する各移動体の送信機の電力を規制して、移動体の位置や伝搬損失に関係なく基地局の受信機における各信号の受信信号電力がいずれも同一の電力レベルになるようにすることである。ここで注意すべきは、電力レベルが通信データ速度に比例することである。
セルサイト内の全移動体の送信機がこのように制御されたとき、基地局受信機における全電力は公称受信電力に移動体数を乗じた値になる。
基地局で受信、選択されたそれぞれの信号は、狭帯域のディジタル情報を持つ信号に変換されるが、選択されなかった信号は、広帯域の雑音となる。しかしながら、復号化過程で行われる帯域圧縮によって、信号対雑音比を負の値から許容できる誤り率を達成できうる値にまで引き上げることが出来る。
システム全体の容量、たとえばセル内で同時動作可能なユーザの数、は所定の許容ビット誤り率に対応した最小信号対雑音比から求まる。
セルではダウンリンクに対して、個々の移動体からの要求に応じて各移動体への信号のダウンリンク電力を調整するという電力規制を行っている。この目的は、静止している移動ユニット、相対的に基地局に近い移動ユニット、マルチパスフェーディングや遮蔽物の影響がない移動ユニット、および他のセルの干渉をほとんど受けないというような移動ユニットに対しては、送信電力を減少させ、全体の雑音レベルを下げることによって条件の悪い移動ユニットの無線環境を改善することである。
第3世代移動体通信システム標準化プロジェクト(3GPP、3rd Generation Partnership Project)における現在の第3世代携帯電話システムは、別名UMTS(Universal Mobile Telephony System)とも呼ばれ、ユーザごとに異なるデータ速度を提供できるようにしている。各ユーザに対するタウンリンクの送信電力は、実際のセルの干渉レベル、回線品質、データ速度、データ伝送の所要サービス品質などによって決まる。
UMTSシステムでは、伝送には2つの基本的な種類の物理チャネル、すなわち、専用(個別)チャネルと共通チャネル、が用いられる。任意の区間で専用チャネルは1ユーザしか利用できないが、共通チャネルは複数ユーザで共通に利用することが出来る。
通常、特定のユーザに対するダウンリンクへの干渉は他のユーザへの(他の直交チャネルを使った)比較的低電力な伝送が原因で発生する。干渉は隣接する複数の基地局から受けるだけでなく、ハンドオーバーの場合には移動体自身の通信に介在する基地局からも受けることになる。
送信電力制御(TPC)ループが専用チャネルに用いられる。TPCループの目的は個々のユーザのダウンリンク電力を制御するもので、干渉の絶対量が変動しても受信電力と干渉電力の比を一定に保つ。これにより所望のダウンリンクデータ伝送品質が得られることになる。
TPCループはユーザから基地局にスロットあたり1回送られるTPCコマンドを利用する(1スロットは0.67msである)。TPCコマンドには、「電力を増やす」と「電力を減らす」があり、ステップ刻みで使われる。調整のためのステップ幅は通常1dBである。これはTPCループで調整できる送信電力量は最大でもスロットあたり1dBということを意味する。基地局からの送信電力は他からの干渉レベルや伝送品質の時間変化に対応して変化する。TPCループを使うことによって対象となるユーザの干渉レベルを比較的一定にすることができる。
最近、新しいダウンリンクサービスとして高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)が3GPPに導入された。その動作原理の概説が「HSPDAを備えたWCDMAの性能について」T.E.Kolding、ほか著に記されている。
HSPDA伝送は、3タイムスロットに相当する2msの伝送時間間隔(tti)を使う。HSPDA伝送方式にはさらに、QPSKと16QAM の変調、高速物理レイヤ(L1)、ハイブリッド自動再送要求(H-ARQ)など、適応的変調符号化(AMC)によるマルチモード伝送が特徴的である。この制御手順は無線回線制御装置(RNC)から、基地局群(BSS)とも呼ばれるいわゆるノードBに送られる。図6にアップリンクとダウンリンクの電力制御情報が種々のユーザ装置(UE:ユーザエンティティ)に送られる様子が示されている。
図1はHSDPAのダウンリンクにおける主要なチャネルの情報を時間的に示している。
・1は専用チャネルで、このリソースは所定のユーザに時間的に排他的に割り当てられる。(回線交換用);専用チャネルの代表的な用途は音声伝送である。
・2は信号用の専用無線ベアラで、HSDPAを利用する各ユーザの信号を伝送する。
・3はHSDPAシグナリングおよび制御チャネル(HS-SCCH)で、制御信号用の共通チャネルである。
・4と5はHSDPAパケットデータ共有チャネル(HS-PDSCH)で、この共有データチャネルにはHSDPAによってユーザデータが柔軟に割り当てられる。
HSDPA方式においては1つのHS-SCCHチャネル3あたり、15個のHS-PDSCHチャネル4−5が提供される。15個の各HS-PDSCHチャネルは直交するCDMA符号に対応づけられる。基地局は、シグナリング制御チャネルHS-SCCH3の各伝送区間(tti)において、HSDPSサービスを実行する各ユーザ装置に向け、いま対象にしているユーザ装置へのダウンリンクデータが保留されていることを、HSDPSサービスのHS-PDSCHチャネルを通じて指示する。基地局はHSDPAパケットデータを所定のパケットデータチャネルに割り当てるが、その順序や方法は基地局の決定と独立に行われる。たとえば、ダウンリンクパケットデータの同じタイムスロットにある15チャネルのすべてを同じユーザ装置に割り当てることも、同じ伝送時間間隔(tti)において使えるチャネルのうちの一部を4つのユーザ装置に割り当てるというようなこともできる。また、同じユーザ装置に対するデータを時間的に異なるチャネルに割り当てることもできる。データがなければ伝送は行われない。
アップリンクについては、次のようなチャネルが提供される。すなわち、回線品質情報(CQI)や、HSDPAの自動再送要求制御信号(H-ARQ)などを送る専用チャネル6と、各HSDPAユーザに関する制御情報とデータを送るアップリンク専用チャネル7である。
UMTSシステムに高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)が導入されたことにより、干渉レベルが緩やかに変動することはなくなった。しかし、HSDPAチャネルが何もデータを伝送されていない状態から最大データレートに切替わるときに数デシベルという大きなステップの干渉が現れる。この大きな電力を出すことになるHSDPAの伝送開始区間で、当該通信以外の移動体では通信状態の悪化が起きる。これはしばしば「フラッシュライト問題」と呼ばれているものである。
図2は代表的なユーザ装置に対するダウンリンク干渉レベルを説明するものである。ユーザ装置はあるレベルの熱雑音N_THと隣接セルのダウンリンクチャネルからの干渉I_ADJを受ける。さらには、ユーザ装置の属しているセルのほかのダウンリンクからのHSDPA以外の干渉I_NON_HSDPA_CELLも加わるが、これは前2者に比べて無視できない値になることも多い。最後に規制されていないHSDPA伝送からの干渉L_HSPDA_CELLがある。既に述べたようにこれらの干渉は増大したり、急に変動したりすることがある。
図3には図1のHSDPA伝送が、さらにノードBでのHSPDAの投入電力について示されている。
図4には図2の規制されていないHSDPA伝送時の各干渉電力の和D_PWRが示されている。実際の専用チャネルの電力はA_PWRである。HSDPA伝送で引き起こされる干渉の立ち上がり時に、TCPは、最大1dB/0.67msの補正しかできないので、移動体の信号対干渉比SI_1は所定の最小検出感度以下になることがある。
本発明の第1の目的は、制御チャネルと共有パケットデータチャネルを有する伝送にかかわる通信ユニットにおいて干渉の影響を減少する方法を示すことである。
この目的はクレーム1によって達成される。
本発明の次の目的はパケットデータ伝送がパケットのスループットを最適化するために伝送電力ループ規制の行われる少なくとも1つの専用優先チャネルに干渉を与えないことである。
この目的はクレーム4で記述される通信ユニット、およびクレーム10で記述される方法によってそれぞれ達成される。
さらなる目的や利点は以下の、発明の望ましい実施例に詳細に記述されている。
発明の第1の実施例では、HSPDA伝送に用いられるダウンリンクCDMAチャネルに、フラッシュライト効果を防止するための電力制御とスケジューリング(計画処理)が導入される。
上述したように専用非HSPDAチャネルにおけるダウンリンク伝送電力は閉ループ(TPC)制御によって当該移動体の受信状態に応じて規制される。この規制により許容送信電力の変化量が事前に定められた単位時間当たりの第1の値以内に少なくとも制限される。CDMA方式においては、移動端末はダウンリンクの送信電力の増減要求を、タイムスロットあたり1dB、すなわち、最大で1dB/0.67msの変化で要求することが出来る。
実際のシステムによっては異なる変化量が適用されてもよい。
高速パケット伝送はTPCループの規格に限定されない特性を有する。
HSDPAはノードB(基地局)が送信データ量と送信電力を決めるサービスである。送信データ量は利用可能な送信電力の関数である。新しいHSDPA伝送は3スロット(=2ms)おきに行われる。
ノードBの機能は次のものである:エアインタフェースにおける送信/受信、変調/復調、CDMAの物理チャネル符号化、マイクロダイバーシティ、誤り処理、閉ループ電力制御(TPC)。
RNCの機能は次のものである:無線リソース制御、利用許可、チャネル割当て、電力制御設定、ハンドオーバー制御、マクロダイバーシティ、暗号化、分割/再構成、ブロードキャストシグナリング制御、開ループ電力制御。
図5は本発明による通信ユニットBSSの典型的な実施例を示す。この通信ユニットは複数の専用チャネルユニットD_UNITとそれらに対応づけられた電力制御ユニットPWR_CTRL、加算合成段SUM、共通チャネルユニットC_UNITを含む。共通チャネルデータDATA2(図1のチャネル2参照)と専用チャネルデータDATA3(図1のチャネル1参照)は加算合成段SUMで加え合わされて出力DATA23となり、それが電力増幅段POWER_AMPに送られて全体の出力P_OUTとなる。
本発明の1つの実施例によれば、共通チャネルユニットおよび専用チャネルユニット(C_UNITおよびD_UNIT)のそれぞれは、スケジュールに従ったデータDATA2およびDATA3を受信して物理レイヤのチャネル符号化を行う。このスケジュールは(ここでは示されていないが)別の標準ユニットやノードによって組まれている。そのかわりに、実際のスケジューリングの実行はC_UNITとD_UNITにおいて行われてもよい。
専用チャネルのそれぞれに対応する電力制御ユニットPWR_CTRLは、閉ループ電力制御信号TCP_CMDに応じて、あらかじめ定められた単位時間当たりの変化量の範囲内で送信電力を変化させる。
電力増幅器POWER_AMPはスケジュールに従った第1のデータと第2のデータを増幅して出力する。それぞれのチャネル出力は互いに他からの干渉を受けることになる。
それぞれの電力制御ユニットは個々のユーザ装置からの閉ループ電力制御要求コマンドTCP_CMDに応じて動作する。
加算合成段SUMは出力した信号データDATA23の電力レベルを示す信号P_DATA23を残りの電力決定段DET_REMに伝達する。
全体の出力電力P_OUTとして使える値は、規制のレベルもしくは電力増幅器の少なくとも物理的な制約によって、最大レベルP_OUTMAX以下に制限される。専用チャネルと共通チャネルDATA2およびDATA3は、その機能が音声と制御信号を送ることから優先度が高い。よって、専用チャネルと共通のチャネルに対してスケジューリングおよび電力の割当てが実行された後に残っている、利用可能な電力を示すP_REMは、P_OUTMAX−P_DATA23として定義される。この信号は残存電力決定段DET_REMからHSDPAスケジューラHS_SCHDRへ送信される。
HSDPAスケジューラは、HSDPAデータDATA1を符号化するとともに、合成電力がP_HとなるHS_PDSCHとHS_SCCHの両チャネルへスケジュールを組み入れる。
図7にHSDPAスケジューラを示す。上述のとおり、スケジューリング区間tにおける実際の電力レベルP_H(t)は、HSDPA伝送の過去の送信電力に関係づけられる。このために前の区間の実電力レベルP_H(t−1)の値が記憶される。
さらに、利用可能な電力レベルP_AVBL(t)がスケジューラにより計算される。
図示された実施例において、チャネル符号化に利用可能な符号が外部からの指示と回線品質Qによって決定されてもよい。
所与の区間の利用可能なHSDPAデータの量DATA1、利用可能な符号、およびHSDPA伝送の回線品質をもとにして、スケジューラHS_SCHDRは、所定の区間に組み込むべき望ましい電力レベルを決定する。
本発明による電力配分の決定手順を以下に図8を参照して詳しく説明する。
通信ユニットBSSは、高速パケットデータのスケジュール区間ごとにパケットデータスケジューラHS_SCHDRを動作させ、以下のステップを実行する。
1 − 各スケジュール区間ごとに、
2 − 専用ユニットおよび共通ユニットはそれぞれのチャネルに関係する計画された第1のデータDATA2、DATA3を受信し、
3 − 通信ユニットは、ユニットDET_REMを使って残存電力P_REM(t)を決定し、
4 − P_POS(t)であらわされる可能な電力は、直前の実際の電力(P_HS(t-1))と、直前に求められた可能な電力(P_POS(t−1))のいずれか大きい方の値からあらかじめ定められた値(d)を減算したものとなる。別の表現では P_POS(t):= MAX[P_H(t−1), P_POS(t−1)] −d となる。
5 − P_PERM(t)であらわされる区間tにおける許容送信電力は、直前の実際の電力にあらかじめ定められた値(d)を加算したものと、求められた可能な電力(P_POS(t))のいずれか大きい方の値となる。別の表現では P_PERM(t):= MAX[P_H(t−1)+d, P_POS(t)] となる。
6 − 利用可能な電力P_AVBL(t)は、許容送信電力と残存電力(P_REM(t))のいずれか小さい方の値となる。別の表現では P_AVBL(t):= MIN[P_PERM(t), P_REM(t)となる。
7 − 最後にスケジューラは、到来する高速データの量に応じ、利用可能な符号と回線品質にしたがって、出力電力P_H(T)が、求められた利用可能電力P_AVBL(t)以下となるように、高速パケットデータをスケジューリングする。
HSDPA伝送の開始直後は、P_H(t−1)=0、P_POS(t−1)=0である。UMTSシステムにおいては、TPCステップが1dBのとき、dの値は3dBに選択される。各スケジューリング区間の伝送時間間隔(伝送区間)TTIは2msである。
残存電力決定のステップはステップ6以前ならいつでもよいことに注意されたい。
上記した発明の実施例では、連続したHSDPA伝送間における電力レベルの差が制限されるが、この差が、HSPDAチャネルの電力変化を緩やかにして専用チャネルのTPSループが扱える電力増加の範囲におさまるように電力制御が実行される。連続したHSDPA伝送間における送信電力の変化分を制限することによって、干渉の変化分も制限されるため、専用チャネルは干渉を受けないで済む。さらに、HSDPA規制によってTPC制御を受けた専用チャネルの性能が改善することになり、これがHSDPAのスループットの向上につながる。
図8に示す本発明の次の実施例によれば、通信ユニットBSSは、高速パケットデータDATA1のスケジュール間隔ごとに、ステップ1から5に従って高速パケットデータスケジューリングを実行することで、実際の電力P_H(t)を、利用可能な電力ではなく、許容送信電力P_PERM(t)以下となるように規制する。
本発明の機能と効果について図9から13を使って説明する。これらの図は、図8に示した規制を利用して制御される入力パケットデータDATA1の例に対応している。
スケジュール区間t=Aにおいて、HSDPAパケットデータは適正に一定な電力レベルH(t)で送信されていて、専用チャネルの電力はHSDPAレベルP_H(t)と均衡が保たれているものとする。
図9にステップ4で計算された可能な電力P_POS(t)を示す。
図10では説明用に1区間前の電力レベルP_H(t-1)と定数dの和を示す。
こうしてステップ5で求められるP_PERMを、図10のP_H(t−1)+dと,図9の P_POS(t)の最大値として図11に示す。
図12にP_REM(t)、図13にP_PERM(t)を示す。図13にステップ6で求められるP_AVBL(t)を示す。
スケジューラは、各スケジュール区間ごとに、十分なHSPDAデータが到着したか否か応じて、P_AVBL(t)と等しくするか、それより低くなるようにデータの電力レベルをスケジューリングする。
図14は、別の説明図で、所与の入力データに上述した方法を用いた場合のHSDPA電力P_H(t)と可能な電力P_POS(t)との時間推移を示している。
図からも読み取れるように、P_POSという値はHSDPA伝送において専用チャネルの電力制御ループが追随できる程度に緩やかに変化している。さらに、HSDPAのトラフィックが中断しても比較的大きな電力レベルが使用されることがわかる。
<発明の第2の実施例>
図1に関連してすでに述べたように、制御チャネル(HS_SCCH)の所与の伝送区間t(区間幅tti)における制御データは、少なくとも、対応する伝送区間tにおける共有パケットデータチャネル(HS_PDSCH)上でのデータ割り当てに対応するものである。さらに制御データには該当するユーザ装置に対して割り当てられる実際の符号化方法を示す情報が含まれる。共有パケットデータチャネルにおいては制御チャネルも同じ周波数帯を利用すること、そして、制御チャネルの伝送区間が共有パケットデータチャネルの伝送区間に重なっていることを図1から思い起こされたい。共有パケットデータチャネルの伝送区間幅は、区間t(区間幅tti)における制御チャネルの伝送区間幅と時間的には同じ長さであるが2スロット後に配置される。したがって、図15に示すように、制御データの第1の部分が送信されるときには、共有パケットデータチャネルで前区間(t−1)のデータが送信される。また、制御データの第2の部分が送られるときには、共有パケットデータチャネルで現区間(t)のデータが送信される。
制御信号に対応したデータ信号HS_PDSCHが大きな電力で送信されるとき、HS_SCCHの第2の部分は、第1の部分に比べて大きな干渉を受ける。さらに、HS_SCCHの送信電力が、HS_SCCHの第2の部分が送信される前の干渉量によって決定される場合には、HS_PDSCHを送信することによって第2の部分への干渉が増加してしまうので、HS_SCCHの情報がユーザ装置で正しく復号されなくなってしまうことになる。
本発明の第2の実施例においては、このような影響を緩和するために、信号制御チャネルHS_SCCHの電力レベルが送信中にも制御される。
本発明の背景のところでも述べたように、所与の部分帯域(サブバンド)では、15個までの共有パケットデータチャネル(HS_PDSCH)が極めて柔軟な形で使用されうる。
本発明によれば、所与の区間(幅tti)における動作中の各共有パケットデータチャネルの電力P_PDSCH_i(t)の合計が次式で算出される。
Figure 2007515894
以下では、制御チャネルHS_SCCHの電力レベルの表記としてP_SC(t)を用いる。
本発明では、図16に示すように、図5の通信ユニットは次の手順を実行する。
1 − 各スケジューリング区間tにおいて、
2 − ダウンリンクのHSDPAデータ1を受信し、
6 − 制御チャネルと共有パケットデータチャネル上での伝送用に利用できる電力(P_AVLBL(t))を決定する。
利用可能な電力は、図8に関連して説明したステップ3から6で決められるが、別の方法でも決めることもできる。たとえば、利用可能な電力P_AVBLを一定の電力レベルにするとか、残存電力に等しくする、すなわち、P_AVBL=P_REMにするとかである。
7a − HSDPA入力データ1を読み取り、伝送に利用できる符号を決定し、回線品質を決定し、利用可能な電力と1区間前の共有パケットデータの電力レベル(P_PDS(t-1))を読み取る。
7b − 伝送するデータをスケジューリングするために以下を決定する。
−データ量
−符号数
−符号化方法
−現区間の共有パケットデータの電力レベル(P_PDS(t))
−現区間の第1の部分における制御チャネルの電力レベル(P_SC_P1(t))。
これらにもとづいて、
7c − 第1の部分の電力レベル(P_SC_P1(t))を共有パケットデータの現区間の電力レベル(P_PDS(t))と1区間前の電力レベル(P_PDS(t-1))の関数(F)で補正し、補正後の値と等しくなるように第2の部分の電力レベル(P_SC_P2(t))を設定する。
より具体的には、第2の部分の電力レベルは次式で与えられる。
ii: P_SC_P2(t)= P_SC_P1(t)+ F(P_PDS(t), P_PDS(t-1))
ここで関数F(a, b)は、F(a, b)=K*(a−b)、もしくは差分(a−b) [ここではP_PDS(t)−P_PDS(t-1)] を変数とする別の関数である。ここでパラメタKは、たとえば1、あるいは1から0の間の値をとる。
図1はHSDPAにおける主要なチャネルの情報を示す図である。 図2は1つのユーザ装置に対するダウンリンク干渉レベルを説明する図である。 図3は図1のHSDPA伝送をHSPDAの投入電力について示す図である。 図4は規制されていないHSDPA伝送時における図2の干渉の寄与を示す図である。 図5は本発明による通信ユニットの第1の実施例を示す図である。 図6は移動通信システムを示す図である。 図7は本発明の望ましい第1の実施例におけるパケットデータスケジューラを示す図である。 図8は本発明の第1実施例における望ましい手順を示す図である。 図9から図13は到来パケットデータに対する動作説明によって本発明の機能と効果を示す図である。 図14は別の説明図で所定の入力データに対する発明の効果を示す図である。 図15はHSDPAの伝送区間についての詳細を示す図である。 図16は本発明の望ましい第2の実施例における電力制御を示す図である。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの共有パケットデータチャネル(HS_PDSCH)上でパケットデータを送信するとともに、制御チャネル(HS_SCCH)上で制御データを送信する方法であって、
    前記制御チャネル上での所与の伝送区間(t)における制御データが、前記共有パケットデータチャネル(HS_PDSCH)上での対応する伝送区間(t)におけるデータの配置に関連しており、
    前回の伝送区間(t-1)にしたがって前記共有パケットデータチャネル上でパケットデータが送信可能である一方で、前記制御チャネルの現在の伝送区間における制御データの第1の部分が送信可能であり、かつ、現在の伝送区間(t)にしたがって前記共有パケットデータチャネル上でパケットデータが送信される一方で、前記制御チャネルの現在の伝送区間における前記制御データの第2の部分が送信可能であるよう、前記制御チャネルの前記伝送区間(t)が前記共有パケットデータチャネルの前記伝送区間(t)と重複しており、
    前記共有パケットデータチャネルと前記制御チャネルとが同一の周波数帯域上で運用されており、
    前記方法は、
    前記制御チャネル上での送信と前記共有パケットデータチャネル上での送信とについて利用可能な送信電力(P_AVLBL(t))を決定するステップと、
    送信対象のデータについてスケジューリングするステップとを含み、
    前記スケジューリングのステップは、
    − 前回の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t-1))と、
    − 現在の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t))と、
    − 前記現在の伝送区間における前記第1の部分のための前記制御チャネルの送信電力レベル(P_SC_P1(t))と
    を決定するステップと、
    前記前回の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t-1))と前記現在の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t))とに基づいた関数(F)によって調整された前記第1の部分の送信電力レベル(P_SC_P1(t))に合わせるよう前記第2の部分の送信電力レベル(P_SC_P2(t))を設定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記関数(F)は、前記前回の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t-1))と前記現在の伝送区間における共有パケットデータチャネルの送信電力レベル(P_PDS(t))との差に対応していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の部分の送信電力レベル(P_SC_P2(t))は、前記第1の部分の送信電力レベル(P_SC_P1(t))と前記関数(F)との和に等しいことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 通信装置であって、
    少なくとも第1のチャネル上で送信するための、スケジューリングされた第1のデータを受信する第1の手段(CM_SCHDR)と、
    送信電力の変化率を少なくとも単位時間あたりの所定値に制限するための閉ループ電力規制信号(TCP_CMD)に応じて、前記第1のチャネルについて送信電力制御を実行する電力制御手段(PWR_CTRL)と、
    前記第1のチャネルと相互に干渉を与えあう少なくとも第2のチャネル上において、実際の送信電力レベル(P_H(t))でもって送信される第2のデータ(DATA1)をスケジューリングするパケットデータスケジューラ(HS_SCHDR)と、
    高速パケットデータの各スケジューリング区間ごとに、前記パケットデータスケジューラを動作させる送信手段(BSS)とを含み、
    前記送信手段は、
    − スケジューリングされた前記第1のデータ(DATA2, DATA3)を受信し、
    − 前回の時点における実際の送信電力(P_HS(t-1))と、前回の時点で決定された可能な送信電力(P_POS(t-1))とのうちの最大値から所定値(d)を減算することで、所与の時点での可能な送信電力(P_POS(t))を決定し、
    − 前回の時点における実際の送信電力(P_HS(t-1))に前記所定値(d)を加えた値と、前記決定された可能な送信電力(P_POS(t))とのうちの最大値を、所与の時点における許容送信電力(P_PERM(t))として決定する
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 前記送信手段(BSS)は、
    高速パケットデータの各スケジューリング区間ごとに、
    − 送信対象である利用可能な前記第2のデータ(DATA1)に依存して、前記第2のデータの送信電力を、少なくとも前記許容送信電力(P_PERM(t))と等しいか、または、前記許容送信電力(P_PERM(t))より低くなるようにスケジューリングするよう
    前記パケットデータスケジューラを動作させることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記送信手段(BSS)は、
    高速パケットデータの各スケジューリング区間ごとに、
    ― 共通チャネルと専用チャネルとについてスケジューリングをした後で、トータルの送信電力バジェットのうち高速パケットデータの送信用に残存している残存送信電力(P_AVBL(t))を決定し、
    − 前記残存送信電力と、前記許容送信電力とのうちの最小値として利用可能な送信電力(P_AVBL(t))を決定し、
    ― 共通チャネルと専用チャネルとについてスケジューリングをした後で、トータルの送信電力バジェットのうち高速パケットデータの送信用に残存している残存送信電力(P_AVBL(t))を決定するよう
    前記パケットデータスケジューラを動作させることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  7. 前記送信手段(BSS)は、
    高速パケットデータの各スケジューリング区間ごとに、
    − 送信対象である利用可能な前記第2のデータ(DATA1)に依存して、前記第2のデータの送信電力を、少なくとも前記利用可能な送信電力(P_AVBL(t))と等しいかまたは前記利用可能な送信電力(P_AVBL(t))より低くなるようにスケジューリングするよう
    前記パケットデータスケジューラを動作させることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  8. 前記第1のチャネルと前記第2のチャネルは、符号分割多元接続(CDMA)の符号化処理を用いて符号化されていることを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の通信装置。
  9. 前記第2のデータは、高速データパケット(HSDPA)であることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  10. 相互に干渉を与える複数のチャネルにより、データパケットをスケジューリングして送信する方法であって、
    − 少なくとも専用チャネルに関連するスケジューリングされた第1のデータ(DATA1, DATA2)を受信するステップと、
    − 所与の時点での可能な送信電力(P_POS(t))を、前回の時点における実際の送信電力(P_HS(t-1))と、前回の時点で決定された可能な送信電力(P_POS(t-1))とのうちの最大値から所定値(d)を減算して得られる値として決定するステップと、
    − 所与の時点における許容送信電力(P_PERM(t))を、前記前回の時点における実際の送信電力(P_HS(t-1))に前記所定値(d)を加えた値と、前記決定された可能な送信電力(P_POS(t))とのうちの最大値として決定するステップと、
    実際の送信電力(P_H(t))が少なくとも前記許容送信電力(P_PERM(t))以下となるように維持するよう、少なくとも第2のチャネル上でデータパケットをスケジューリングして送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
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