JP2007515588A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007515588A5 JP2007515588A5 JP2006544535A JP2006544535A JP2007515588A5 JP 2007515588 A5 JP2007515588 A5 JP 2007515588A5 JP 2006544535 A JP2006544535 A JP 2006544535A JP 2006544535 A JP2006544535 A JP 2006544535A JP 2007515588 A5 JP2007515588 A5 JP 2007515588A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck
- water
- support device
- turbine
- buoy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 171
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000000295 complement Effects 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 210000001503 Joints Anatomy 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000002708 enhancing Effects 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 244000144992 flock Species 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001264 neutralization Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive Effects 0.000 description 1
- 230000036633 rest Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Description
本発明は、水により駆動される少なくともひとつのタービンのための支持装置、より詳細には、タービンを水流中に沈めて水流の運動エネルギーにより駆動するように設置する支持構体に関する。
本出願人の英国特許GB2256011B、GB2311566B、GB234796及びGB2348250B、及び本出願人の英国特許出願GB2396666及びGB2400414において、本出願人は次に述べるような、水により駆動することができるタービンに関する構成を開示している。すなわち、このタービンのロータは海、川又は河口の水柱中に支持され、その結果、水流はロータを回転せしめて、所要の目的のために利用するための電気又は軸動力を生じせしめる。上述した文献に記載されているように、所要の目的のためにタービンをどのようにして用いるかは知られており、またタービンを支持するための種々の構体も知られている。
詳細には、本発明は、単にひとつのタービン又は複数のタービンを担持することができて、水流から運動エネルギーを取り出すようにしたタービン支持構体の設置に関する。使用されるタービンは、好適には、軸流(すなわち、“プロペラ”)型式であるが、しかし、クロスフロー型式のタービン(原理がダリウスウィンドタービンと同様であって、それらの軸が垂直に配置されるか又は水平に配置されるがしかし水流の方向に対して垂直に配置されるように取り付けられる)、又は他の任意の種類の実用的な運動エネルギー変換装置であってもよい。
本発明により支持されるタービンロータの型式は、本発明の新規性について必須ではなく、実際に、コスト的に有利でかつ効率のよい型式のものが望まれるであろう。
本発明の特別の実施例の詳細を考察する前に、タービン又は(任意の種類の)運動エネルギーコンバータが水流により駆動されるように用いられたときには、水流からのエネルギーの取り出しは通過する水の運動量を減少を生じせしめ、それから、タービンに大きな反力を生じせしめ、この反力は、それ自身、主として、水の流れ方向(すなわち、水平)に作用するスラスト力として現われ、このスラスト力はロータを通過する水流の平均速度の2乗に比例することに注目することは、都合のよいことである。
この現象は、物理現象の法則の結果であり、可動タービン構成部品への流水運動量の伝達から生じ、使用されるタービンロータの型式に関係なく発生する。一般に、例えば“ランアウェイ”のような一定の状態の下で、たとえタービンが多くの又はいくらかの有効動力をタービンの軸方向に伝達しないときでも、大きなスラスト力が生じるけれども、タービンロータの動力及び効率が高くなればなるほど、耐えることが必要とされる力も大きくなる。この状態は、勿論、ロータを適所に保持するために必要とされる力がタービンロータを回転させるためにロータに伝達される力への反作用であって、これがロータの軸動力発生効率の大きさを与えることの直接の結果である。
また、実際に、このようなタービンは、例えば乱流、通過する波、水流中の速度せん断(すなわち、深さにともなう速度の変化)及び渦流の作用のような現象により生じる多数の繰り返し荷重にさらされ、これは支持構体に変動する疲労荷重を課す。このような変動荷重のために、十分な構造一体性を与えることが必要とされる。したがって、このようなタービンに対して本質的な要求は、エネルギーを取り出すロータを流動する水柱中の適所に十分な強さを保有している構体でもって保持することにあり、この構体の十分な強さとはロータに課される静的及び動的力に耐えるのに十分な強さである。
本発明を適用しようとするこのような構体の設置は、実際に、次に述べるような幾つかの他の一般的な要求により複雑とされる。
*支持構体が水柱中に存在することにより発生する伴流は、ロータを通過する水流に過度に干渋してはならない(すなわち、過度の干渋は前記ロータの効率を減少せしめるからである)。実際、構体は、好適には、その伴流がロータを理想的にかつ完全に外れるような構成とする必要がある。
*構体は、支持装置のコストを最少にするためにできる限り経済的に作らなければならない。
*強い水流を伴なう場所に支持構体を設置するために、実際的でかつコスト的に有利な方法が必要とされる。
*単一又は複数のタービンロータを構体に取り付けるために、及びそれからこの又はこれらのロータを維持しまた必要なときには取換え又は修繕するためにこの又はこれらのロータ及びそれらの関連するパワートレーンへアクセスできるようにするために、実際的でかつコスト的に有利な方法が必要とされる。
*構体の修繕、取換え又は退去ために偶発的な取り外しのための用意が必要とされる。
*支持構体が水柱中に存在することにより発生する伴流は、ロータを通過する水流に過度に干渋してはならない(すなわち、過度の干渋は前記ロータの効率を減少せしめるからである)。実際、構体は、好適には、その伴流がロータを理想的にかつ完全に外れるような構成とする必要がある。
*構体は、支持装置のコストを最少にするためにできる限り経済的に作らなければならない。
*強い水流を伴なう場所に支持構体を設置するために、実際的でかつコスト的に有利な方法が必要とされる。
*単一又は複数のタービンロータを構体に取り付けるために、及びそれからこの又はこれらのロータを維持しまた必要なときには取換え又は修繕するためにこの又はこれらのロータ及びそれらの関連するパワートレーンへアクセスできるようにするために、実際的でかつコスト的に有利な方法が必要とされる。
*構体の修繕、取換え又は退去ために偶発的な取り外しのための用意が必要とされる。
水流タービン用支持構体の設置に関する種々の一層詳細な考察は、次のように示される。
第1に、高い水流速度の場所での水柱中の流れは深さとともに変化し、最大速度は水面に近いところであることを留意すべきである。逆に言えば、水流は、水柱中で遅くなり、海(又は川、若しくは河口)の底の近くでは非常に遅く動く。更に、海、川又は河口の一様でない自然の地形は海底の近くに水の流れの途絶及び余分の乱流を生じせしめ、海底の自然地形が非常にでこぼこであるときには、ゆっくり動く乱流下層の厚さはより大きくなる。
第2に、すでに提案されている種類のタービンロータを用いて、水流から運動エネルギーを有効にかつ確実に取り出すためには、前記ロータを通過する水流の速度を、ロータがスイープする区域にわたってできる限り均一にし、これにより、水流をできる限り速く動かしまた乱流をできる限り小さくすることが望まれることを留意すべきである。換言すれば、能動ロータを最速でかつ最高に均一でありまた乱流のない水の流れ中に位置させる手段を有することが望まれ、これにより、でこぼこの海、川又は河口の底により生じる境界層又は伴流をロータが切り通すのを除去する。また、このようなロータを、多数年の間、さらされる最大の静的及び動的力に耐えることができる構体でもって支持することは絶対必要なことである。
第3に、重要な他の考察は、水柱(海、川又は河口の水柱)の流れ中に沈められている装置に、メンテナンス、修繕又は取換えのために時折アクセスする必要があることである。速い流水における水中作業は、潜水装置を人間が携帯して行うにしても、又は遠隔操作の水中船(ROVs)により行うにしても、非常に困難であり、又は不可能である。その結果、本発明により処理される根本的な問題は、メンテナンス又は修繕を必要とするすべての構成部品、特に、機械的なドライブトレーン及び発電機を一緒に備えているタービンロータ及び/又は水中翼にアクセスするための手段の設置にあり、これは、このような構成部品を流水の水面よりも上に上昇させることができるように行われ、これにより、水上船からのアクセスが可能となり、ダイバー又は遠隔操作潜水艦による水中作業は必要とされない。
本発明の特別の目的は、水流タービンを支持する特別の目的のための、“関節式偽海底”と称される支持構体を提供することにあり、水流タービンは場合によって海、川又は河口中に支持される。
本発明の他の特別の目的は、例えば本出願人の上述した英国特許GB2256011B、GB2311566B、及びGB2348250B、及び本出願人の上述した英国特許出願GB2396666及びGB2400414にすでに記載されているようなひとつ又はそれ以上の、水により駆動することができるタービンロータ装置を支持することができる構体を提供することにある。しかしながら、流水により駆動することができ、これにより電気の発生のための発電機、又は他の有益な適用、例えばポンプ又は圧縮機を駆動することができるいかなる型式のロータにも本発明を適用できるものである。このようなロータとしては、一般に下記の型式のものがある。
*軸流又はプロペラ型式(すなわち、ロータが水流の方向とほぼ整列した軸線のまわりを回転する)
*クロスフロー型式(ダリウス型式)(ロータが水流の方向に対してほぼ垂直であるが水平面に対してもほぼ垂直に設定した軸線のまわりを回転する)
*クロスフロー型式(ダリウス型式)(ロータが水流の方向に対してほぼ垂直であるが水平面に対してもほぼ垂直に設定した軸線のまわりを回転する)
どのような型式のタービンロータも、上述した要求を満たすような種々の方法で、海、川又は河口であっても、水流の水柱中にその全体が沈められる。換言すれば、能動構成部品はその通常の作動モードの間中完全に水中に沈められたままである。
しかしながら、本発明の重要な目的は、タービンロータ及び他の重要な可動部品、例えばパワートレーンを水面よりも上に明らかに上昇させることができる手段を提供することにあり、これにより、前記能動構成部品の取付け、メンテナンス、修繕及び取換えのために水上船から安全にかつ有効にアクセスすることができる。ここにおいて、用語“パワートレーン”とは電気を作るために、又は水をポンピングするために、若しくは他の有益な目的を達成するためにロータにより駆動される部品を意味し、例えば、パワートレーンは典型的には発電機に連結されているギヤボックス又は増速機から成り、これらのギヤボックス又は増速機はタービンロータの遅い回転運動を有益な発電のために必要とされている速度にまで変換する目的のために働く。
本発明の他の目的は、(総エネルギー捕獲はロータがアクセスすることができる水流の断面積に比例するので)急速に流れる水の断面をエネルギー収集ロータができるだけ大きくスイープすることができるようにすることにある。本発明の更に他の目的は、(急速に流れる水は水柱の上半分にあるので)急速に流れる水にアクセスするためにロータを水柱中にできるだけ高く位置させることにある。したがって、本発明の多くの実施例においては、複数のロータが支持構体上に水流の方向に対して垂直な水平列で配置されることが期待される。しかしながら、特別の状況では、本発明は単一のタービンロータに適用することができる。
更に、潮流が生じる場所では、水流は2つの方向、すなわち、満潮が生じる一方の方向と干潮が生じる反対方向とに流れる。したがって、本発明の更に他の重要な目的は、海又は広い河口の潮流環境に適用されたときに2つの正反対の方向の両方で用いられても等しく有効に機能することができる支持構体及びこの支持構体上に支持されたロータを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、作動のときには流水の柱中に沈められて水により駆動される少なくともひとつのタービンのための支持装置において、水中に沈められたときに前記少なくともひとつのタービンを支持するデッキ又は浮き台を包含し、前記デッキ又は浮き台は固有浮力を有し、これにより、前記デッキ又は浮き台は、関連する前記タービンを水面の上に上昇させることが望まれたときに、浮くようにされていることを特徴とする支持装置、が提供される。
本発明の第2の態様によれば、作動のときには流水の柱中に沈められて水により駆動される少なくともひとつのタービンのための支持装置において、水中に沈められたときに前記少なくともひとつのタービンを支持するデッキ又は浮き台を包含し、前記デッキ又は浮き台は、このデッキ又は浮き台を浮力の減少により水柱を通って上昇させることができるような固有浮力を有し、これにより、関連する前記タービンを前記水柱の水面の上に上昇させることができるようにしたことを特徴とする支持装置、が提供される。
好適には、前記支持装置は、固有浮力を有する前記デッキ又は浮き台が水平面において矩形断面を有することを特徴とする。
好適には、前記デッキ又は浮き台は、真上から見たときに、丸い隅部又は多少わん曲した縁の平面形状を備えているほぼ矩形の形状の平らで滑らかな表面を有する。
好適な実施例において、前記矩形状のデッキ又は浮き台は、好ましくない曲げ動きがない構成であり、これにより、過度に曲がることがない適当な構造一体性を提供する。
好適には、前記デッキ又は浮き台の上面は、この上面に取り付けたひとつ又は一列の複数の複数の前記タービンの真下に平らで滑らかな表面を提供し、このような前記デッキ又は浮き台の上面の存在により、自然の川又は海の底の一般的にでこぼこで平らでない表面を横切る水流と比較して、前記上面を横切る水流の平坦さを高めるように作用する。
要するに、前記平らで滑らかな表面は、ひとつ又は一列の複数のタービンの真下に平らで滑らかな表面を提供することにより、支持構体としてまた“偽海底”のようなプラットフォームとして働き、これにより、自然の川又は海の底の一般的にでこぼこで平らでない表面を横切る水流と比較して、前記プラットフォームの表面を横切る水流の平坦さを高めるように作用する。
本発明を良く理解し、また本発明を実際にどのようにして実施するかを示すために、以下、上述した技術的概念に関連する本発明を示す添付図面を参照して、本発明について詳述する。
図1−図4を参照するに、一列の5つの軸流タービン1がそれぞれ関連する支持柱2又は同種物に取り付けられている。5つの支持柱2は、互いに並んだ関係で、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3の上面に取り付けられている。
例えばダリウスクロスフロータービンなどのような他の型式のタービンもまた用いることができるので、タービンの型式は本発明に関する限り重要でないことを留意すべきである。平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3は、2つのストラット5(偽海底構体3の両端区域に隣接してひとつずつ設置されている)により海底SBの2つのアンカーポイント6に取り付けられている。これらのアンカーポイント6は、一般には、概略的に示されているように海底中に打ち込んだ短いパイル又はグラウンドアンカーであるが、しかし、水平移動/動きに対して十分な抵抗を有して海底に係合することができる他の型式のアンカーであってもよい。
ストラット5は、水流の方向CFDに(又は水流方向にできるだけ近いて)整列させられ、関連するアンカーポイント6にヒンジ式ジョイント7の手段によりまた平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3に他のヒンジ式ジョイント8の手段によりしっかりと連結されている。ヒンジ式ジョイント7は、ピン式ジョイント、ボール式ジョイント、又はストラット5の枢動を可能にしてこれらのストラットが海又は川の底SBに関して垂直に定めた弧にわたって回転できるようにさせる他の型式のジョイントから成ることができる。ジョイント8は、ある場合においては、関連するジョイント7と同様にすることができ、又は、ある場合においては、後述するように、ストラットを平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3に剛に取り付けるための非フレキシブルで分離可能な接続装置とすることもできる。
ジョイント8は、ヒンジ式、ピン式、又はボール式のフレキシブルなジョイントの型式のときには、好適には、機械的にロックすることができるようにし、これにより、ロッキング機構が解放されているとき以外は、ジョイント8が枢動することが防止される。このジョイントがどのようにしてロックされるかの詳細は、本発明では必須ではないので、本明細書では説明しない。
非フレキシブルな接続装置、又はジョイント8のようにロックすることができて一時的に非フレキシブルとすることができるフレキシブルな接続装置を用いる主たる理由は、一列のタービン1を備えている平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3が、水流とのロータの相互作用により生じるスラスト力の動きにより、ストラット5に関して傾斜又は回転することを防止することにある。
ひとつ又はそれ以上の支持体4が、プラットフォーム又は偽海底構体3及びそのタービン1のために設けられている。このような支持体は、図示するように海底SBに埋設することができるし、又は、海底上に簡単に載置して摩擦又は他の手段により適所に保持するようにすることができる。ひとつのみの支持体4が図示されているけれども、2つ又はそれ以上の支持体を有益には用いることができる。
関節式ジョイント7及び8の設置は、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3を図1及び図2に示される位置から図3及び図4に示される位置にまで上昇させることを可能にする。
平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体を水面WLにまで上昇させる方法は、図1に点線10で示されている。図1は、また、ストラット5がどのようにして垂直弧にわたって回転することができるかを示している。
単一の支持体4(一例として示されている)は、また、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3の全幅にわたって横方向に(すなわち、水流の方向CFDに対して垂直に)延びるものを用いることができる。このような支持体の配置は、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3の下に水が流れる空間をなくし、プラットフォーム又は偽海底構体の上に取り付けられている一列のロータを通過する水流を増大せしめる利点がある。しかしながら、このような支持体を取り付けて固定することは、比較的小さな、パイル様支持体が用いられる場合よりも、非常に困難である。
図1及び図2に示されるように、ウェッジ状キーイング装置9が平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3の下側に設けられている。これは、プラットフォーム又は偽海底構体3が支持体4上に置かれたときに、すなわち、図1に実線で示されている作動位置にまで下降されたときに、その支持体4に関してプラットフォーム又は偽海底構体3を係合していっそう確実に設置するためである。
図2は、図1に示されているタービン装置支持構体の正面図であって、5つの軸流ツインブレード付きタービン1のロータの取付けを示す。図2は、また、構体に強さを加えるためにロータ軸線の高さレベルに設けた、一組の小さな断面の水平ストラット1aを示す。しかしながら、これらのストラット1aは本発明の必須要件ではなく、その目的及び機能は本出願人の上述した特許出願GB2400414(発明の名称:デッキ又は偽海底に取り付けられる水動力タービン)の開示から理解されよう。実際に、前記特許出願に記載されている多くの詳細な内容は本発明の提案と一緒に適用できるものである。
図3及び図4は、それぞれ、図1及び図2に示されているタービン装置支持構体の同じ側面図及び正面図であるが、しかし、その上昇位置を示し、デッキ、翼又は偽海底構体3は水面WLにまで上昇されている。起立したストラット5が係留装置として有効に働いているときに、これらのストラットの関節式ジョイント7及び8が波の動きを受けてタービン装置支持構体が動くのを許すが、しかし、タービン装置支持構体が水流の影響を受けて遠くへ動くのを防止することを見ることができよう。
一列のタービンを備えている平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3を上昇せしめる方法は、好適には、浮力のある平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3を作ることを包含する。これにより、プラットフォーム又は偽海底構体は水面に浮きがちであるが、しかし、本発明を実施する目的のためには、例えば船上のクレーン又はウィンチのような他の手段を、プラットフォーム又は偽海底構体を上昇せしめるのに用いることができる。選択的に、もしタービン装置支持構体が釣り合い浮力(neutral buoyancy)に近い浮力を有する場合には、例えばスラスタ又はウォータジェットからの小さい力を、タービンを水面の真下にもたらすのに用いることができ、また水上船のクレーンを、タービンを水面から離れるように上昇せしめるに用いることができる。
もし平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3を上昇せしめる方法として浮力が用いられる場合には、浮力は、プラットフォーム又は偽海底構体を水中に沈めるためにその内部を満水することによりまたプラットフォーム又は偽海底構体を上昇せしめるためにその内部の水を外へ吐出することにより制御される。選択的に、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3は永久に浮力を有することができ、この場合には、後で詳細に述べるように、浮力の上昇力を打ち消してプラットフォーム又は偽海底構体を下のほうへ引くための手段が必要とされる。
最後に、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3を抑制するために用いられるストラット5は、好適には、タービン装置支持構体が水面にまで上昇させられるときに水流中のそれらのドラグを最小にするために、流線型の断面とすることができる。
図5及び図6は、図1−図4に示した支持体4が選択的にどのようにして実際の海底又は川底SBではなくてデッキ、翼又は偽海底構体3の下側に取り付けられているかを示す。この実施例において、ひとつ又はそれ以上の支持体4は、図5に示されるように下降させられたときに海底又は川底SBに置かれるように設計されている。海底又は川底は多くの場合えぐりやすく、すなわち、でこぼこの表面を有しているので、この実施例で用いられる支持体は有益には高さが調節可能であり、これにより、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3が海底又は川底の上方に位置する高さを調節するために、小さな距離、恐らくは1又は2メートル程度ほど伸縮することができる。この調節は、また、2つ又はそれ以上の支持体が用いられている場合に、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体を海底又は川底のでこぼこに適応して水平にするために用いることができる。この調節のための装置は、図5及び図6に示されていないけれども、例えば液圧ラム、機械的スクリュージャック、ばねなどを包含する任意の適当な機構により実施することができる。
デッキ、翼又は偽海底構体3は、上述したように、その内部を満水にすることにより水中に沈ませまたその内部に空気を再びポンプで送り込んで水と置き換えることにより上昇させるように作ることができるけれども、その位置を制御する他の方法が図7及び図8に示されている。図7及び図8において、1本のケーブル10(又は複数本のケーブル)が設けられ、このケーブルは海底中に設置した支持体4に取り付けられている。このケーブルは、浮きデッキ、翼又は偽海底構体が取換えのためにないときには、図7に示されているように、ブイ11により支持することができる。偽海底構体3が、そのストラット5に取り付けられるときには、図8に示されているように、前述したケーブル10は浮きデッキ、翼又は偽海底構体3の中に設けたウィンチ(図示せず)に取り付けることができ、このウィンチはタービン装置支持構体を、その浮力を打ち消して海底の方へ下向きに引っ張ることができる。図8は構体3が海底SBの方へ下向きに部分的に引っ張られている状態を示し、また、下向きに完全に巻き取ったときの最終静止位置が点線で示されている。
同様の概念は、図8に示されている前述のケーブルを堅固な部材、又はストラットにより、若しくはチェーンにより置換した場合にも、用いることができる。ストラットが用いられる場合においては、ラック及びピニオンを用いて、又は他の適当な機構を用いてストラットを下向きに動かすことにより、構体3を上昇せしめることができる。
図9、図10及び図11は更に他の実施例を示す。この実施例においては、浮きデッキ、翼又は偽海底構体3を接続するポイント8に取り付けられるストラット5の端が、ピン止めではなくて剛に取り付けられ(これは前に概要を述べたように任意である)、この剛ジョイントはまた分離することができる。
図9は、海底又は川底に設置している支持体4の上に置かれて作動位置に配備されているタービン装置支持構体を示し、このタービン装置支持構体は図1、図2、図3及び図4の完全に関節式の実施例と非常に似ている。図10は、前記剛ジョイントでもって、タービン装置支持構体をどのようにして浮かせるか又は水面にまで上昇させるかを示す。この場合において、タービン装置支持構体は斜めの姿勢をとり、タービンは部分的に水面の外であり、また、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3は水面に対して斜めにしてストラット5に整列したままである。明らかに、水流が右側からであるときには、水流はタービン装置支持構体を上昇せしめるのを助け、逆に、水流が左側からであるときは、水流はタービン装置支持構体を水中に沈めるのを助ける。もしタービン装置支持構体が釣り合い浮力に近い浮力を有する場合には、これがタービン装置支持構体を昇降させるのに必要な力を発生するために用いられる主たる方法である。
それから、もし恐らくはメンテナンス又は修繕のためにタービン装置置支持構体を取り除くことが所望される場合には、図11に示されるように、タービン装置支持構体をストラットから分離するための装置が設けられる。ストラット5は、中空であって、空気を充填することができ、これにより、タービン装置支持構体が取り付けられるとき又は取り換えられるときに容易に再び接続するためにもし要求されるならば、ストラットは浮くことができる。選択的に、これらのストラットは仮ブイとして、海底又は川底の方へ降下することができるようにすることができる。
図12及び図13は、図1、図2、図3及び図4に示されているタービン装置支持構体と類似するタービン装置支持構体を示す。構成部品の多くは同一の符号で示され、その説明も同様である。主たる相違は、次の点にある。すなわち、ストラット5及び平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3が大きな基礎12に取り付けられて示され、この基礎は支持体及びアンカーを打ち込む必要を除去するために海底又は川底SB上に沈下されている。この基礎は、現場にまで浮かされて運ばれることを可能にする中空中央部を有するようにして、コンクリート又は他の同様な耐久性のある安価な材料から作ることができる。中空中央部は、その安定性を増強するために質量を加えるために、配置された後に砂又は岩13で充填することができる。大きな基礎が適所に配置されると、ストラットは、ピン式接続具から枢動することができ、これにより、デッキ、翼様プラットフォーム又は偽海底構体を上述した方法で水面にまで上昇させることを可能にする。
大きな基礎は、海底に係合して動きを防止するのにもっぱらその重量及び摩擦を頼りにすることができるが、しかしまた、有益には、定形スパイク又はフロック(符号14で概略的に示されている)によりこの摩擦を助長することができる。これらの定形スパイク又はフロックは、海底SBに突き刺すか、又は、多くの場合、グラウンドアンカー(図示せず)を用いてしっかりとピン止め又はアンカー止めされるであろう。
最後に、図14及び図15はこれまで述べた本発明の概念の変形例であり、この変形例はパイル又はアンカーポイント6を海又は川の水面の上に到達させるのに充分な高さにした特徴を有する。これは、タービン装置支持構体の位置を定めるのに便利であることを生じせしめるが、しかし、パイル又はアンカーポイントは、架橋、桟橋又は他の同種の構造体の一部分であってもよく、これはそれ故多くの水中作業の必要性なしに動力プラントを追加する可能性を提供する。この実施例において、平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3がその低い作動位置であるときにはストラット5が傾斜され、またタービン装置支持構体が水面にまで上昇させられたときにはストラット5が水平又は水平に近いことを見ることができよう。すでに述べた他の実施例と同じように、ひとつ又はそれ以上の支持体4を図示するように海底又は川底SBに設けることができるし、又は、図5、図6に支持したように、支持体4を平らな翼様プラットフォーム又は偽海底構体3の下面に取り付けることもできる。
勿論、また、パイル又はアンカーポイント6が図1及び図14に示したそれらの高さの間にある高さを有している構成とすることも可能であり、この構成も本発明の提案の範囲内にあるものである。
実際に、図面に示されているように、おおむね矩形状の平らなデッキ又は浮き台は、その上面に取り付けることが必要とされている多くの独立するタービンの全体幅に適応するのに十分である長い寸法を有する。また、長い寸法が水流の方向に対して垂直に設定され、これにより、デッキ又は浮き台の上面に取り付けようとするタービンは、すべてのロータの作動断面が水流に対して垂直であって、できる限り多くの水流をさえぎるように、水流を横切って配置される。実際に、構体は、水柱中に懸架されて、上面に配置されている一列のタービンを備えている矩形の平らな形状の“翼”に似ている。一般に、タービン及びこれらのタービンにより駆動されるパワートレーンは、デッキ構体にしっかりと取り付けられている、垂直に整列された流線型のストラットにより、デッキの上に支持されている。
矩形表面又はデッキの断面又はプロフィル(水流の方向に対して平行な断面である)は、2つの理由のために流線形とする必要がある。すなわち、第1の理由は通過する水流から受けるドラグを最小にすることであり、また第2の理由は矩形表面の頂部を横切ると共にロータを通過する水流の乱流を最少にするように水流を配向するのを助けることにある。流線形表面を提供するためには、水流に関してのプロフィルの前縁及び後縁は、鋭い縁に、又は一層好適には航空機の翼又は潜水船若しくは船安定装置の水中翼によく似ている、細くて丸い縁にテーパされる。潮流が発生して、水流の方向が周期的に逆になる(干潮と満潮になる)場所においては、流線形表面は両方向におけるドラグを最小にするようにして水流を受けるように流線形にしたプロフィルを有するようにされる。
しかしながら、本出願人の上述した特許出願GB239666(発明の名称:水タービン支持構体)と同じ方法において、平らな表面又はデッキの表面は、一般に、水流に対して平行な断面において見たときにわん曲されており、その結果、この表面を通過する水流を加速又は減速せしめ、これにより、“速度せん断”を減少せしめることによって速度分配を改善せしめ、また、この表面の下を通過しなければならない水流をそらすことによって頂部面を横切ってロータを通過する水流を増大せしめる。この水流の増強を成し遂げるために、矩形の平らな表面又はデッキの断面は、また、(すべての場合ではないが、ある場合において)航空機の翼又は水中翼によく似ているような方法で水流に対して垂直なリフト力を発生せしめるような非対称又はわずかに弓なりにした断面(すなわち、一方の側が凸面であると共に他方の側が凹面、平面又は少なくとも前記一方の側の凸面よりも小さい凸面)とされる。リフト力の発生のために、“循環”として知られているどのような流体動力も矩形の平らな表面の断面に関係し、この表面の下を通過する水流に関してこの表面の頂部を横切る水流を増大せしめるために用いることができる。また、この方法において、タービンはロータを通過する水流の速度のいくらかの増大及びそれ故これらのタービンが作り出す動力のいくらかの増大を得る。多くの場合において、前記平らな翼様表面は、その翼弦線が水流に対してゼロの傾斜角度となるようにして設置されるけれども、これらの平らな翼様表面は、ロータを通過する水流を改善する見地からの特別の効果を成し遂げるために水流に対して小さな傾斜角度でもって設置されることも考えられるものである。
この方法において、平らな表面又はデッキは、タービンを担持するための固定構体として働くのみならず、ロータを通過する水流の速度を均一にまた増大せしめるように設計され、これは変化をさせない水流中の作動と比較してそれらの性能及び効率を増強せしめる。
本発明のすべての実施例のための共通の特徴は、前述した平らな支持構体又は翼様プラットフォームを、その平らな表面が支持体上に水平(又はほぼ水平)に載るように位置させることができることであり、その結果、支持構体又は翼様プラットフォームを、その長手方向軸線が水流の方向に対して垂直になるように海底又は川底に近い位置に沈ませることができる。支持構体又は翼様プラットフォームがこのような方法で位置させられたとき、その上面に沿って配置されている一列のタービンは、これらのタービンが水流に対して垂直な、一列のそれらのロータ面を提供するように整列させられ、その結果、通過する水流は前記ロータを一層有効に駆動せしめる。
もし水流が川のように一方向である場合には、単一方向ロータを使用することができる。しかし、もし水流が潮流のように二方向である場合には、どちらの方向の流れでも作動することができるロータを使用しなければならない。これまで知られている最も多くの有効な選択であると信じられている軸流型のロータでもって、これを成し遂げるのを可能にするには、本出願人の上述した特許GB2347976に記載されているように、スルーブレードピッチを180度にわたって制御することである。
上面に沿って配置されている一列のタービンを備えている、前述した翼様の平らな表面は、タービンが作動しているときに、水流の方向の大きなスラスト力を受け、また、たとえタービンが作動していない場合であっても、水が流れているときはいつもいくらかのスラスト力を受ける。このスラストは、ロータの総面積及び水流の速度の2乗に比例する。したがって、前記平らな表面がこれらのスラスト力により動かされる又はひっくり返されるのを防止する手段を設けることが絶対必要である。この要求は、ひとつ、又は、多くの場合には複数、一般には2つのストラットを設けることにより成し遂げることができ、これらのストラットは、水流の方向に対してほぼ平行に整列させられるようにして、海又は川の底上の取付物又はアンカーポイントと、翼様の平らな表面の長い両縁のひとつとの間に接続される。
この構成を明らかにするために、平面において、翼様の平らな表面は、その長い軸線が水平面において水流に対して垂直であるように配置され、また、この平らな表面が動く又はひっくり返るのを防止するために前述したストラットは、これらのストラットのすべてが翼様の平らな表面のもっとも長い軸線に関して90度でほぼ水平にかつ対称的に配置されるように、すなわち、水流と整列するように取り付けられる。各ストラットの反対側の端はアンカーポイントに取り付けられ、このアンカーポイントは、海又は川の底に埋設されるか、若しくは、滑りが生じないように海又は川の底にしっかりと係合するのに十分な大きさの構造物とされる。
また、前述した複数のストラット(又はひとつのストラット)は、一般に、各端(すなわち、翼様の平らな表面の縁への取付け点及びアンカーへの取付け点)が、ピン式ジョイント、ヒンジ式ジョイント又はボール式ジョイントにより取り付けられ、その結果、これらのストラットは海又は川の底上の固定アンカーポイントに関して少なくとも90度の角度にわたって枢動することができる。
すべての実施例に適用する本発明の更に他の基本的な特徴は、次に点にある。すなわち、上面に沿って配列されている複数のタービンの配列体を備えている翼様の平らな表面が、この平らな表面を海底上に置くために設けられている支持体から上昇するのが自由であって、前記平らな表面を水面にまで到達させることができることである。翼様の平らな表面を上昇せしめる方法は、前記平らな表面の浮力であってもよく、又は、前記平らな表面を上昇せしめる垂直力を与える他の適当な外部手段、例えばクレーン又はチェーンを基礎としたリフト装置を備えている水上船であってもよい。前記平らな表面を昇降せしめる更に他の方法においては、前記平らな表面がその浮力がほぼ釣り合うように設計され、その結果、比較的小さな力が前記平らな表面を上昇又は降下させるのに必要なだけであり、したがって、前記平らな表面は、この平らな表面に取り付けた枢動可能なフラップにより発生する人工誘導リフト力を利用することにより、又はこの平らな表面を昇降させるために前記平らな表面に取り付けた動力水ジェット又はスラスタを利用することにより、上昇せしめることができる。前記水ジェット又はスラスタは、前記平らな表面それ自体に組み入れることもできる。前記平らは表面がほぼ釣り合う浮力を有している場合、又は前記平らな表面がかなりの重量を有している場合には、前記平らな表面は、海底の支持構体に係合して前記平らな表面がタービンの作動中に偶然に上昇又は動くことができないようにするロッキング機構を設けることが望ましい。
翼様の平らな表面が上述の方法で上昇させられるときには、前述したストラットは、アンカーポントと、これらのストラットを翼様の平らな表面に取り付けるポイントとの両方の場所におけるピン式ジョイント又はヒンジ式ジョイントによってこの上昇の動きを許すことができる。ストラットは海又は川の底上の固定アンカーポイントにピン止め又はヒンジ止めされているので、これらのストラットはアンカーポイントのピン又はヒンジを中心にして、垂直面内に弧を描くことができる。したがって、ストラットは、これらのストラットがアンカーポイントでの水の最大深さよりも大きい長さであるような寸法とする必要があり、これにより、それらの反対側の端を最も高いとされる高さレベルで水面の上に到達させることができる。ストラットが回転して起立した位置にあるときには、ストラットは水流により生じるドラグ力にさらされるので、本発明の任意の特徴として、ストラットは前述したドラグ力を最小にするために流線形のプロフィルを有している。
翼様の平らな表面は、この平らな表面が水面上に現れるまで、この平らな表面がピン止め又はヒンジ止めされているストラットにより、水柱中を通って起立して弧を描くように抑制される。このような状況において、タービンは水面の上に位置させられ、これにより、いかなる種類の水中作業にも頼らずに、タービンを一層容易に保守点検又は修繕することができ、若しくはタービン装置支持構体の取付け又は取外しを容易にすることができる。
以上述べた説明から、本発明は下記の構成を成し遂げることを可能にするものである。
1.一列のタービンが、川又は潮流の水柱中の流れの方向に対して垂直に配列されていると共に、支持構体を形成する水平の翼様プラットフォームの上面に取り付けられ、前記支持構体はこの支持構体を海底又は川底から離すひとつ又はそれ以上の支持体の上の載ることができる。
2.タービンの配列体を備えている前記支持構体はひとつ又は好適には2つ(又はそれ以上)の水平(又はほぼ水平)のストラットにより動くのを又はひっくり返るのを防止され、前記ストラットは、このストラットを海底又は川底に設置した複数の固定アンカーポイント(又はひとつのアンカーポイント)に接続するために水流の方向に整列されている。
3.前記ストラットはピン連結又はヒンジ止めされ、これにより、これらのストラットは、前記プラットフォームが水面にまで到達するまで、前記プラットフォームを垂直の弧を描いて上昇させることができ、これにより、保守点検、修繕又は取換えのためにタービンに近づくことを可能にする。前記ストラットは、起立されたときには、係留装置として働き、これにより、たとえ強い潮流又は川流が流れている場所でも前記プラットフォーム及びそのタービンの配列体を保持する。
4.前記プラットフォームは、水流の方向に対して平行な断面において見たときの形状が、(ドラグを最小にするために)流線形を形成すると共に、前記プラットフォームの頂部を横切ってタービンロータを通過する水流を増強せしめることができる形状を有するものとされている。この水流の増強は、前記プラットフォームの真上の水流により生じる速度せん断を減少せしめて水流を加速せしめ、また、水柱中の低い高さレベルから水流をそらせてタービンロータを通過する水流の有効速度を増大せしめる。
1.一列のタービンが、川又は潮流の水柱中の流れの方向に対して垂直に配列されていると共に、支持構体を形成する水平の翼様プラットフォームの上面に取り付けられ、前記支持構体はこの支持構体を海底又は川底から離すひとつ又はそれ以上の支持体の上の載ることができる。
2.タービンの配列体を備えている前記支持構体はひとつ又は好適には2つ(又はそれ以上)の水平(又はほぼ水平)のストラットにより動くのを又はひっくり返るのを防止され、前記ストラットは、このストラットを海底又は川底に設置した複数の固定アンカーポイント(又はひとつのアンカーポイント)に接続するために水流の方向に整列されている。
3.前記ストラットはピン連結又はヒンジ止めされ、これにより、これらのストラットは、前記プラットフォームが水面にまで到達するまで、前記プラットフォームを垂直の弧を描いて上昇させることができ、これにより、保守点検、修繕又は取換えのためにタービンに近づくことを可能にする。前記ストラットは、起立されたときには、係留装置として働き、これにより、たとえ強い潮流又は川流が流れている場所でも前記プラットフォーム及びそのタービンの配列体を保持する。
4.前記プラットフォームは、水流の方向に対して平行な断面において見たときの形状が、(ドラグを最小にするために)流線形を形成すると共に、前記プラットフォームの頂部を横切ってタービンロータを通過する水流を増強せしめることができる形状を有するものとされている。この水流の増強は、前記プラットフォームの真上の水流により生じる速度せん断を減少せしめて水流を加速せしめ、また、水柱中の低い高さレベルから水流をそらせてタービンロータを通過する水流の有効速度を増大せしめる。
Claims (19)
- 作動のときには流水の柱中に沈められて水により駆動される少なくともひとつのタービン(1)のための支持装置において、水中に沈められたときに前記少なくともひとつのタービンを支持するデッキ又は浮き台(3)を包含し、前記デッキ又は浮き台は固有浮力を有し、これにより、前記デッキ又は浮き台は、関連する前記タービンを水面の上に上昇させることが望まれたときに、浮くようにされていることを特徴とする支持装置。
- 作動のときには流水の柱中に沈められて水により駆動される少なくともひとつのタービン(1)のための支持装置において、水中に沈められたときに前記少なくともひとつのタービンを支持するデッキ又は浮き台(3)を包含し、前記デッキ又は浮き台は、このデッキ又は浮き台を浮力の減少により水柱を通って上昇させることができるような固有浮力を有し、これにより、関連する前記タービン(1)を前記水柱の水面の上に上昇させることができるようにしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項1又は2記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)は水平面において矩形断面を有することを特徴とする支持装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)は真上から見たときに、丸い隅部又は多少わん曲した縁の平面形状を備えているほぼ矩形の形状の平らで滑らかな表面を有することを特徴とする支持装置。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の支持装置において、前記矩形状のデッキ又は浮き台(3)は、好ましくない曲げ動きがない構成であることを特徴とする支持装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)の上面は、この上面に取り付けたひとつ又は一列の複数の前記タービン(1)の真下に平らで滑らかな表面を提供し、このような前記デッキ又は浮き台の上面の存在により、自然の川又は海の底の一般的にでこぼこで平らでない表面を横切る水流と比較して、前記上面を横切る水流の平坦さを高めるように作用することを特徴とする支持装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)は、このデッキ又は浮き台の両端の一方に接続したストラット(5)により、川又は海の底に設置した係留手段(6)に枢動可能に接続され、前記ストラット(5)の長さは、前記デッキ又は浮き台を、前記タービン(1)を水中に沈ませるのに十分に降下位置と前記タービンが水面の上に位置する上昇位置との間に動かすことができるような長さであることを特徴とする支持装置。
- 請求項7記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)は、その両端の各々で、川又は海の底(SB)から直立する支持体(4)の上に載せられるように配置され、これにより、前記デッキ又は浮き台(3)は水中に沈められたときに川又は海の底(SB)の上の最適位置に設置されることを特徴とする支持装置。
- 請求項7又は8記載の支持装置において、前記支持体(4)は、前記デッキ又は浮き台(3)がその水中に沈められた位置であるときに、前記デッキ又は浮き台の下側に設けた、補形し合う止め手段(9)に止められることを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜9のいずれか一項に記載の支持装置において、前記ストラット(5)のためのアンカーポイント(6)は、川又は海の底の適所に設置したパイル又はグラウンドアンカーから成ることを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜10のいずれか一項に記載の支持装置において、前記ストラット(5)と関連する枢動接続手段(7,8)は、前記ストラットが川又は海の底(SB)に関して垂直に位置する弧にわたって回転可能であるようにして、関連する前記ストラットの枢動を容易にするようにしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜11のいずれか一項に記載の支持装置において、前記ストラット(5)は、前記デッキ又は浮き台(3)がその降下位置であるときに、作動している前記タービン(1)に関して水流の方向に水平であるように配置され、これにより、反作用のスラスト力が前記水流から生じることを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜12のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又はプラットフォーム(3)は、流線形の断面であると共に、凸状の上面と、平らな形状、凹状又は凸状の下面とを有し、これにより、前記タービン(1)のロータを通過する水流の平均速度を増大せしめて、前記タービンのロータの動力出力を改善するようにしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜13のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)の断面形状は水流の速度せん断を減少せしめるような形状とされ、これにより、前記タービン(1)のロータを通過する乱流を減少又はずらし、前記タービンのエネルギー捕獲を増大せしめると共に、前記タービンのロータの疲労荷重を減少せしめるようにしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜14のいずれか一項に記載の支持装置において、前記支持体(4)は、高さを調節可能に配置され、これにより、水中に沈められる前記デッキ又は浮き台(3)の高さを海底の状態に適応するように調節できることを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜15のいずれか一項に記載の支持装置において、2つ又はそれ以上の前記支持体(4)にこれらの支持体の高さ調節を可能にする手段が設けられ、これにより、前記2つ又はそれ以上の支持体が前記デッキ又は浮き台(3)を支持するために利用されたときに、海底のでこぼこに適応するように前記デッキ又は浮き台(3)の高さを調節可能にしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項7〜16のいずれか一項に記載の支持装置において、水中に沈められた前記デッキ又は浮き台(3)のための前記支持体(4)は、前記デッキ又は浮き台(3)の全幅にわたって延び、これにより、前記デッキ又は浮き台(3)の下を通過する水のための通路が形成されないようにし、これにより、前記デッキ又は浮き台に向かって流れる水の実質的にすべてが前記デッキ又は浮き台を横切って流れるようにして、前記タービン(1)を通過する水の平均速度を増大せしめるようにしたことを特徴とする支持装置。
- 請求項15記載の支持装置において、前記支持体(4)は、重さが荷重されて、その安定性を増大させられていることを特徴とする支持装置。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の支持装置において、前記デッキ又は浮き台(3)は、釣り合い浮力を有するように作られ、これにより、海底(SB)に関しての、その昇降を容易にするようにしたことを特徴とする支持装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB0329589.6A GB0329589D0 (en) | 2003-12-20 | 2003-12-20 | Articulated false sea bed |
PCT/GB2004/005076 WO2005061887A1 (en) | 2003-12-20 | 2004-12-03 | Articulated false bed |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007515588A JP2007515588A (ja) | 2007-06-14 |
JP2007515588A5 true JP2007515588A5 (ja) | 2008-01-31 |
JP4629050B2 JP4629050B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=30776212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006544535A Expired - Fee Related JP4629050B2 (ja) | 2003-12-20 | 2004-12-03 | 水により駆動される少なくともひとつのタービンのための支持装置 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8579576B2 (ja) |
EP (1) | EP1704324B1 (ja) |
JP (1) | JP4629050B2 (ja) |
KR (1) | KR101120896B1 (ja) |
CN (1) | CN1894501B (ja) |
AU (1) | AU2004304050B2 (ja) |
CA (1) | CA2546588C (ja) |
DK (1) | DK1704324T3 (ja) |
ES (1) | ES2404894T3 (ja) |
GB (2) | GB0329589D0 (ja) |
NO (1) | NO333472B1 (ja) |
NZ (1) | NZ547226A (ja) |
RU (1) | RU2366827C2 (ja) |
WO (1) | WO2005061887A1 (ja) |
Families Citing this family (65)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431628B (en) | 2005-10-31 | 2009-01-28 | Tidal Generation Ltd | A deployment and retrieval apparatus for submerged power generating devices |
GB0600942D0 (en) * | 2006-01-18 | 2006-02-22 | Marine Current Turbines Ltd | Improvements in gravity foundations for tidal stream turbines |
GB2434410B (en) * | 2006-01-18 | 2009-09-16 | Michael Torr Todman | Underwater turbine mounting |
GB2434409A (en) * | 2006-01-24 | 2007-07-25 | William Kingston | Tidal energy system |
FR2898941A1 (fr) * | 2006-03-25 | 2007-09-28 | Max Sardou | Energie renouvelable l'hydrolienne flottante |
DE102006033215B4 (de) * | 2006-07-13 | 2008-11-06 | They, Jan, Dr. | Vorrichtung zur stabilen Lagerung von Anlagen oder Bauwerken auf See |
EP1878913B1 (en) | 2006-07-14 | 2013-03-13 | OpenHydro Group Limited | Bi-directional tidal flow hydroelectric turbine |
EP1879280B1 (en) | 2006-07-14 | 2014-03-05 | OpenHydro Group Limited | A hydroelectric turbine |
ATE409279T1 (de) | 2006-07-14 | 2008-10-15 | Openhydro Group Ltd | Turbinen mit einer rutsche zum durchfluss von fremdkörpern |
ATE538304T1 (de) | 2006-07-14 | 2012-01-15 | Openhydro Group Ltd | Unter wasser gesetzte hydroelektrische turbinen mit schwimmern |
AU2007309524B2 (en) * | 2006-10-20 | 2012-05-17 | Ocean Renewable Power Company, Llc | Submersible turbine-generator unit for ocean and tidal currents |
NO327567B1 (no) | 2007-02-16 | 2009-08-17 | Hydra Tidal Energy Technology | Flytende anlegg for produksjon av energi fra stromninger i vann |
GB0704897D0 (en) * | 2007-03-14 | 2007-04-18 | Rotech Holdings Ltd | Power generator and turbine unit |
GB0705476D0 (en) * | 2007-03-22 | 2007-05-02 | Marine Current Turbines Ltd | Deep water water current turbine installations |
DE602007007294D1 (de) | 2007-04-11 | 2010-08-05 | Openhydro Group Ltd | Verfahren zum Installieren von hydroelektrischen Turbinen |
GB2448710B (en) * | 2007-04-24 | 2009-03-11 | Tidal Generation Ltd | A Mechanical connection system for submerged marine power generating devices |
WO2009004308A2 (en) * | 2007-06-30 | 2009-01-08 | John Richard Carew Armstrong | Improvements in water turbines |
WO2009009375A1 (en) * | 2007-07-06 | 2009-01-15 | Kkr Ip Limited Liability Company | Modular wind turbine, multi-turbine wind turbine, wind turbine computer system, and method of use thereof |
JP2009114904A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Ouchi Ocean Consultant Inc | 半没水式海流発電装置 |
WO2009088302A2 (en) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Prima Ocean As | Apparatus and method for supporting equipment units in a body of water |
EP2088311B1 (en) | 2008-02-05 | 2015-10-14 | OpenHydro Group Limited | A hydroelectric turbine with floating rotor |
EP2110910A1 (en) | 2008-04-17 | 2009-10-21 | OpenHydro Group Limited | An improved turbine installation method |
US7994649B2 (en) * | 2008-04-23 | 2011-08-09 | Abatemarco Michael R | Pelagic sustainable energy system |
GB2464306A (en) * | 2008-10-13 | 2010-04-14 | Rolls Royce Plc | Turbine array |
KR101054336B1 (ko) * | 2008-10-20 | 2011-08-04 | 주식회사 포스코건설 | 공기 부양식 터빈 지지체를 가지는 조류발전장치 |
EP2199602A1 (en) * | 2008-12-18 | 2010-06-23 | OpenHydro IP Limited | A method of securing a hydroelectric turbine at a deployment site and hydroelectric turbine |
ATE556218T1 (de) | 2008-12-18 | 2012-05-15 | Openhydro Ip Ltd | Hydroelektrische turbine mit passiver bremse und verfahren zum betrieb |
ATE481764T1 (de) | 2008-12-19 | 2010-10-15 | Openhydro Ip Ltd | Verfahren zum installieren eines hydroelektrischen turbinengenerators |
KR101016456B1 (ko) * | 2009-02-16 | 2011-02-21 | 주식회사 포스코건설 | 조류발전장치 |
ATE548562T1 (de) | 2009-04-17 | 2012-03-15 | Openhydro Ip Ltd | Verbessertes verfahren zur steuerung der ausgabe eines hydroelektrischen turbinengenerators |
US20140028028A1 (en) * | 2009-08-19 | 2014-01-30 | Clarence Edward Frye | Free-flow hydro powered turbine system |
EP2302204A1 (en) | 2009-09-29 | 2011-03-30 | OpenHydro IP Limited | A hydroelectric turbine system |
EP2302766B1 (en) | 2009-09-29 | 2013-03-13 | OpenHydro IP Limited | A hydroelectric turbine with coil cooling |
EP2302755B1 (en) | 2009-09-29 | 2012-11-28 | OpenHydro IP Limited | An electrical power conversion system and method |
GB201014271D0 (en) * | 2010-08-27 | 2010-10-13 | Pulse Group Holdings Ltd | A power generating structure |
GB201014294D0 (en) * | 2010-08-27 | 2010-10-13 | Pulse Group Holdings Ltd | A structure for depployement and recovery of a hydroelectric power generator |
EP2450562B1 (en) | 2010-11-09 | 2015-06-24 | Openhydro IP Limited | A hydroelectric turbine recovery system and a method therefore |
GB201019080D0 (en) * | 2010-11-11 | 2010-12-29 | Tidal Energy Ltd | Tidal flow generation structures |
GB201021858D0 (en) * | 2010-12-23 | 2011-02-02 | Todman Michael T | Mounting for underwater turbine |
EP2469257B1 (en) | 2010-12-23 | 2014-02-26 | Openhydro IP Limited | A hydroelectric turbine testing method |
GB201107560D0 (en) * | 2011-05-06 | 2011-06-22 | Todman Michael T | Underwater location |
DE102011075700A1 (de) * | 2011-05-12 | 2012-11-15 | Robert Bosch Gmbh | Offshore-System zur Erzeugung regenerativer Energie |
GB2490737B (en) * | 2011-05-13 | 2013-04-10 | Sustainable Marine Technologies Ltd | A modular turbine assembly |
SE537370C2 (sv) * | 2011-11-15 | 2015-04-14 | Flowocean Ltd | Förankringsarrangemang för förankring av en flytbar enhet ivatten, metod för förankring av en flytbar enhet i vatten och användning av ett förankringsarrangemang |
GB201121179D0 (en) * | 2011-12-09 | 2012-01-18 | Tidalstream Ltd | Support for water turbine |
GB201206197D0 (en) * | 2012-04-05 | 2012-05-23 | Greenstick Energy Ltd | A mooring device |
GB201208925D0 (en) * | 2012-05-21 | 2012-07-04 | Tidalstream Ltd | Underwater turbine array |
RU2516315C2 (ru) * | 2012-07-04 | 2014-05-20 | Сергей Николаевич Беседин | Опорная стойка-якорь морской платформы |
US9382895B2 (en) * | 2013-01-02 | 2016-07-05 | Kun Shan University | Self-positioning device for water turbine |
JP6072650B2 (ja) * | 2013-08-23 | 2017-02-01 | 株式会社日本製鋼所 | 流体力電力システム |
GB2527817B (en) * | 2014-07-02 | 2016-06-22 | Energy Tech Inst Llp | Tidal energy converter system |
JP6721886B2 (ja) * | 2014-12-11 | 2020-07-15 | 大洋プラント株式会社 | 浮体支持軸の軸構造および該浮体支持軸の軸構造を備えた水上発電装置 |
NL2014196B1 (nl) * | 2015-01-27 | 2017-01-11 | Strukton Int B V | Systeem voor het opwekken van elektrische energie uit waterstromingen. |
GB201503774D0 (en) * | 2015-03-05 | 2015-04-22 | Tidal Energy Ltd | Mounting for a tidal turbine |
CN105298715A (zh) * | 2015-08-10 | 2016-02-03 | 方祖彭 | 深水能源发电站、动力站、船舶动力装置及其海上浮城 |
PT3150846T (pt) * | 2015-09-29 | 2019-04-01 | Arrecife Energy Systems S L | Dispositivo para converter energia cinética de um fluxo de ondas, correntes de vento ou água em energia mecânica de rotação |
GB2544282B (en) * | 2015-11-10 | 2021-02-17 | Ocean Flow Energy Ltd | System for deploying a semi-submerged floating turbine |
MY192766A (en) * | 2016-03-22 | 2022-09-08 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Water turbine device and hydraulic power generation device |
US9745951B1 (en) * | 2016-11-07 | 2017-08-29 | Robert E. Doyle | Self-positioning robotic subsea power generation system |
US10578075B2 (en) * | 2017-02-25 | 2020-03-03 | Lone Gull Holdings, Ltd. | Self-propelled buoyant energy converter and method for deploying same |
EP3679242B1 (en) * | 2017-09-08 | 2021-06-16 | Tidetec AS | An energy generating arrangement powered by tidal water |
US10975833B2 (en) * | 2018-02-07 | 2021-04-13 | Timm Peddie | Modular hydro-kinetic power source |
US11946442B2 (en) * | 2018-03-01 | 2024-04-02 | Ocean Renewable Power Company, Inc. | Autonomous underwater vehicles |
FR3090753A1 (fr) * | 2018-12-20 | 2020-06-26 | Olivier JUIN | Structure porteuse d’installation in situ et de retrait de modules de captage d'energie marine |
CN111963365A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-11-20 | 徐州达娇物资贸易有限公司 | 一种潮汐能发电机扇叶 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1360222A (en) * | 1919-05-01 | 1920-11-23 | George W Johnston | Submerged compressed-air power plant |
US2501696A (en) * | 1946-01-12 | 1950-03-28 | Wolfgang Kmentt | Stream turbine |
DK155454C (da) * | 1986-12-03 | 1989-08-07 | Hans Marius Pedersen | Flydende vandkraftvaerk til anbringelse i hav- og flodstroemme for energiindvirkning |
GB9606743D0 (en) * | 1996-03-29 | 1996-06-05 | I T Power Limited | Column mounted water current turbine |
NO307144B1 (no) * | 1997-07-07 | 2000-02-14 | Sinvent As | Vannmoelle |
US6091161A (en) * | 1998-11-03 | 2000-07-18 | Dehlsen Associates, L.L.C. | Method of controlling operating depth of an electricity-generating device having a tethered water current-driven turbine |
US6652221B1 (en) * | 1999-02-24 | 2003-11-25 | Peter Praenkel | Water current turbine sleeve mounting |
GB2348249B (en) * | 1999-03-01 | 2003-11-05 | John Richard Carew Armstrong | Buoyant water current turbine |
NL1013559C2 (nl) * | 1999-11-11 | 2001-05-28 | Peter Alexander Josephus Pas | Systeem voor het uit water produceren van waterstof onder gebruikmaking van een waterstroom zoals een golfstroom of getijdenstroom. |
GB0020410D0 (en) * | 2000-08-19 | 2000-10-04 | Ocean Technologies Ltd | Offshore windtower |
US6531788B2 (en) * | 2001-02-22 | 2003-03-11 | John H. Robson | Submersible electrical power generating plant |
EP1467092A3 (en) * | 2001-07-11 | 2004-11-10 | Hydra Tidal Energy Technology AS | Blade for water current turbine |
WO2003056169A1 (de) * | 2001-12-27 | 2003-07-10 | Norman Perner | Unterwasserkraftwerk |
NO316980B1 (no) * | 2002-08-13 | 2004-07-12 | Hammerfest Strom As | Anordning for innstyring av moduler til et anlegg for produksjon av energi fra strommer i vannmasser, en forankring, samt fremgangsmate for installasjon av anordningen. |
GB0222466D0 (en) * | 2002-09-27 | 2002-11-06 | Marine Current Turbines Ltd | Improvements in rotor blades and/or hydrofoils |
GB0227739D0 (en) * | 2002-11-28 | 2003-01-08 | Marine Current Turbines Ltd | Supporting structures for water current (including tidal stream) turbines |
GB0306809D0 (en) * | 2003-03-25 | 2003-04-30 | Marine Current Turbines Ltd | Water current powered turbines installed on a deck or "false seabed" |
US6955049B2 (en) * | 2003-05-29 | 2005-10-18 | Krouse Wayne F | Machine and system for power generation through movement of water |
US7291936B1 (en) * | 2006-05-03 | 2007-11-06 | Robson John H | Submersible electrical power generating plant |
-
2003
- 2003-12-20 GB GBGB0329589.6A patent/GB0329589D0/en not_active Ceased
-
2004
- 2004-12-03 AU AU2004304050A patent/AU2004304050B2/en not_active Ceased
- 2004-12-03 DK DK04820619.7T patent/DK1704324T3/da active
- 2004-12-03 NZ NZ547226A patent/NZ547226A/en not_active IP Right Cessation
- 2004-12-03 EP EP04820619A patent/EP1704324B1/en not_active Not-in-force
- 2004-12-03 CA CA2546588A patent/CA2546588C/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-03 WO PCT/GB2004/005076 patent/WO2005061887A1/en active Application Filing
- 2004-12-03 JP JP2006544535A patent/JP4629050B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-03 GB GB0426496A patent/GB2409885B/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-03 ES ES04820619T patent/ES2404894T3/es active Active
- 2004-12-03 KR KR1020067012092A patent/KR101120896B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2004-12-03 CN CN2004800374150A patent/CN1894501B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-03 US US10/581,586 patent/US8579576B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-03 RU RU2006126157/06A patent/RU2366827C2/ru not_active IP Right Cessation
-
2006
- 2006-05-19 NO NO20062294A patent/NO333472B1/no not_active IP Right Cessation
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4629050B2 (ja) | 水により駆動される少なくともひとつのタービンのための支持装置 | |
JP2007515588A5 (ja) | ||
US7611307B2 (en) | Apparatus for controlling underwater based equipment | |
JP4732334B2 (ja) | 流水により駆動されるタービンシステムのための支持構体 | |
CA2637305C (en) | Gravity foundations for tidal stream turbines | |
WO2008114019A2 (en) | Deep water water current turbine installations | |
US8864419B2 (en) | Foundation support system for an offshore wind energy convertor, corresponding to an offshore wind power generating facility | |
JP2006521498A5 (ja) | ||
US8937395B2 (en) | Ocean floor mounting of wave energy converters | |
US20140023441A1 (en) | Submersible apparatus and methods of installing anchoring equipment | |
CN116724169A (zh) | 改进的发电设备 | |
AU2012232970B2 (en) | Gravity foundations for tidal stream turbines |