JP2007514330A - 画像復号装置及び画像復号化方法 - Google Patents

画像復号装置及び画像復号化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007514330A
JP2007514330A JP2006519021A JP2006519021A JP2007514330A JP 2007514330 A JP2007514330 A JP 2007514330A JP 2006519021 A JP2006519021 A JP 2006519021A JP 2006519021 A JP2006519021 A JP 2006519021A JP 2007514330 A JP2007514330 A JP 2007514330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoding
image data
unit
encoded image
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006519021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4119470B2 (ja
Inventor
陽一 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Publication of JP2007514330A publication Critical patent/JP2007514330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4119470B2 publication Critical patent/JP4119470B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/44Decoders specially adapted therefor, e.g. video decoders which are asymmetric with respect to the encoder
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/127Prioritisation of hardware or computational resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/63Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding using sub-band based transform, e.g. wavelets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/91Entropy coding, e.g. variable length coding [VLC] or arithmetic coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

本発明による画像復号装置は、解析部と画像復号部とを具備する。解析部は、単位処理時間内における複数の画像復号化処理の各々に対する符号化画像データの処理量を、画像復号化処理に先立ち、符号化画像データのパラメータに基づいて決定する。画像復号部は、決定されたデータ処理量分の符号化画像データに対して複数の復号化処理の各々を実行し、前記符号化画像データから復号化画像データを生成する。

Description

本発明は、画像復号装置と画像復号化方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータを代表とする各種情報機器の普及、デジタルカメラやカラープリンタなどの大衆化、インターネット人口の爆発的な増加などにより、日常生活にデジタル画像の技術が広まってきた。静止画像、動画像については、それぞれJPEG(Joint Photographic Expert Group)、MPEG(Motion Picture Expert Group)などの符号化圧縮技術が標準化されている。
一方、CD−ROMなどの記録媒体の再生技術が改善され、ネットワークまたは放送波などの伝送媒体を通じた画像の配信および再生の利便性が改善されてきた。JPEGに関しては、その進化版ともいうべきJPEG2000が発表され、またMPEGについても中長期に及ぶ目標が策定されている。このように、今後も画像処理技術が機器の機能向上へ寄与すると考えられている。
上述のJPEG2000に対する従来の復号方法が、特開2002−325257号公報に開示されている(特許文献1参照)。図1は、この従来例における画像復号装置10の構成を示す。この従来の画像復号装置10は、ハードウエア的には、CPU、メモリ、その他のLSIで実現できる。又、ソフトウエア的には画像復号機能を有するプログラムなどによって実現される。図1は、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
上述の画像復号装置10は、主に復号ユニット12と簡略化ユニット30からなる。復号ユニット12は、ストリーム解析部14と、算術復号部16と、ビットプレーン復号部18と、逆量子化部20と、逆ウェーブレット変換部24を含んでいる。
ストリーム解析部14は、圧縮データ(符号化画像データ)CIを受け取り、そのデータストリームを解析し、算術復号部16は、解析の結果に基づいてデータ列に対して算術復号化を施す。ビットプレーン復号部18は、算術復号化の結果得られたデータを色コンポーネント毎にビットプレーンの形で復号し、逆量子化部20は、その結果を逆量子化する。逆ウェーブレット変換部24は、逆量子化の結果得られた第n階層の画像WInに逆ウェーブレット変換を施す。逆ウェーブレット変換部24は、フレームバッファ(図示せず)をワークエリアとして利用する。最終的に得られた復号画像DIは、フレームバッファから出力される。
一方、簡略化ユニット30は、強制変換部32と、制限時間テーブル34と、再生停止検出部36とを含む。強制変換部32は、逆ウェーブレット変換部24による復号の進行状況を監視し、経過時間が所定の制限時間を超えたとき、復号化処理を簡略化処理へ強制的に切り替える。制限時間テーブル34は、強制変換部32が参照する制限時間を格納し、再生停止検出部36は、ユーザが動画の再生中に停止を指示したとき、これを検出する。
動画が再生されている間にユーザが一時停止または再生終了を指示した場合、復号および再生されていたフレームは、事実上復号のための制限時間から解放される。したがって、再生停止検出部36によって一時停止または再生終了が検出された場合、強制変換部32によるそのフレームへの簡略化処理は回避され、通常どおり完全な復号および再生が行われる。ただし、すでに強制変換部32による簡略化処理が始まっている場合もある。この場合、以降の復号化処理は、可能なかぎり通常通りの方法でおこなわれる。
強制変換部32は、経過時間を計時するためにクロックCLKを参照している。クロックCLKは、強制変換部32の内部で必要に応じて分周され、図示しないカウンタでカウントされ、所定の時間が計時される。また、強制変換部32はクロックCLKを利用する代わりに、PIT(プログラマブル・インターラプト・タイマ)など、外部に設けられた計時部を参照してもよい。また、この例では、強制変換部32は逆ウェーブレット変換部24における処理の進行が監視されているが、必ずしもその必要はなく、ストリーム解析部14から逆ウェーブレット変換部24に至るいずれかの段階の処理の経過時間が監視されてもよい。
以上のように、このような画像復号方法および画像復号装置では、強制的に処理を打ち切る強制変換部32を1つの変換部または複数の変換部の各々に設けることが必要である。このため、システム全体における処理時間の最適化制御は難しい。また、強制変換部32による処理の打ち切りは、以降の処理を強制的にカットするため、制御が緻密にならなくなり、画質の劣化を抑えることが困難である。
特開2002−325257号公報
従って、本発明の目的は、システム全体の処理時間を最適に制御して画像品質の劣化を抑制することができる画像復号装置及び画像復号方法を提供することにある。
本発明の一の態様における画像復号装置は、解析部と画像復号部とを具備する。解析部は、単位処理時間内における複数の画像復号化処理の各々に対する符号化画像データの処理量を、画像復号化処理に先立ち、符号化画像データのパラメータに基づいて決定する。画像復号部は、決定されたデータ処理量分の符号化画像データに対して複数の復号化処理の各々を実行し、前記符号化画像データから復号化画像データを生成する。
ここで、パラメータは、符号化画像データの内部パラメータであっても、あるいは、符号化画像データの外部データであっても構わない。それに代えて、パラメータは、符号化画像データの内部パラメータと外部パラメータを含んでも良い。
又、符号化画像データが複数のコードブロックを含む場合、前記解析部は、データの単位処理時間に基づいて複数のコードブロックの各々に割り当てられるコードブロックデータ処理量を決定することによりデータ処理量を決定する。
又、符号化画像データが、符号化画像データストリームの一部である場合、符号化画像データストリームのストリーム処理時間は、予め決まっており、符号化画像データストリーム内の符号化画像データの数とストリーム処理時間とに基づいて単位処理時間は決定される。この場合、複数の復号化処理は、算術復号化処理、復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含む。画像復号化部は、算術復号化処理と復号化処理の組と、逆量子化処理、逆ウェーブレット変換処理とをパイプライン的に実行する。この場合、画像復号化部は、決定されたデータ処理量分の符号化画像データに算術復号化処理を行う算術復号化部と、決定されたデータ処理量分、算術復号化部による処理結果を色コンポーネントごとにビットプレーンの形でビットモデリング復号化処理するビットプレーン復号部と、決定されたデータ処理量分、ビットプレーン復号部による処理結果に逆量子化処理を行う逆量子化部と、決定されたデータ処理量分、逆量子化部による処理結果に逆ウェーブレット変換処理を行う逆ウェーブレット変換部とを備える。
又、符号化画像データが複数の階層に符号化される場合、解析部は、符号化画像データに対する逆量子化処理のデータ処理量と逆ウェーブレット変換処理のデータ処理量とに基づいて復号化処理されるべき階層数を決定することができる。画像復号化部は、決定された階層数分、複数の復号化処理の各々を実行する。この場合、解析部は、決定された階層数に対応する部分以外の符号化画像データの部分を破棄しても良い。この際、複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含み、符号化画像データの複数の階層の各々は、複数のコードブロックを含む。パラメータは、複数のコードブロックの各々に割り当てられた重み係数を含む。解析部は、重み係数と単位処理時間から複数のコードブロックの各々に対する算術復号化処理と、ビットモデリング復号化処理に対する符号化パスを決定し、決定された符号化パスからビットプレーン数を決定しても良い。画像復号化部は、決定されたビットプレーン数分の符号化画像データに対し逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を実行しても良い。
本発明の他の態様における画像復号化方法では、符号化画像データのパラメータに基づいて、単位処理時間内における複数の復号化処理の各々のデータ処理量を決定し、決定されたデータ処理量分の符号化画像データに対して複数の復号化処理を実行することで符号化画像データから復号化画像データを復号化する。
ここで、パラメータは、符号化画像データの内部パラメータであっても、あるいは、符号化画像データの外部データであっても構わない。それに代えて、パラメータは、符号化画像データの内部パラメータと外部パラメータを含んでも良い。
又、符号化画像データは複数のコードブロックを含み、符号化画像データの単位画像処理時間に基づいて複数のコードブロックの各々に割り当てられるコードブロックデータ処理量を決定することにより、データ処理量を決定する。この場合、符号化画像データが、符号化画像データストリームの一部であるとき、符号化画像データストリームのストリーム処理時間は予め決まっており、符号化画像データストリーム内の符号化画像データの数とストリーム処理時間とに基づいて単位処理時間を決定する。又、前記複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含む。この際、算術復号化処理とビットモデリング復号化処理の組と、逆量子化処理、逆ウェーブレット変換処理とをパイプライン的に実行することで、複数の画像復号化処理が達成される。この場合、複数の画像復号化処理を実行することは、決定されたデータ処理量分、符号化画像データに算術復号化処理を行うことと、決定されたデータ処理量分、算術復号化処理の結果をビットモデリング復号化処理することと、決定されたデータ処理量分、ビットモデリング復号化処理の結果に逆量子化処理を行うことと、決定されたデータ処理量分、逆量子化処理の結果に逆ウェーブレット変換処理を行うこととを備える。
又、符号化画像データは、複数の階層に符号化されている場合、符号化画像データに対する逆量子化処理のデータ処理量と逆ウェーブレット変換処理のデータ処理量とに基づいて復号化処理されるべき階層数を決定することで、処理量を決定する。又、決定された階層数分、複数の画像復号化処理の各々を実行することで複数の画像復号化処理を実行する。
画像復号化方法は、決定された階層数に対応する部分以外の符号化画像データの部分を破棄することを更に具備する。
又、複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含んでも良い。符号化画像データの複数の階層の各々は、複数のコードブロックを含んでも良い。パラメータは、前記複数のコードブロックの各々に割り当てられた重み係数を含む。処理量を決定することは、重み係数と単位画像処理時間から複数のコードブロックの各々に対する算術復号化処理とビットモデリング復号化処理に対する符号化パス数を決定することと、決定された符号化パスからビットプレーン数を決定することとを具備する。符号化画像データのうち、決定されたビットプレーン数分の符号化画像データに対して逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を実行することで複数の画像復号化処理を達成する。
本発明による更に他の態様は、上述の画像復号化方法を実現するためのソフトウエアが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以下に、本発明の画像復号装置を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の理解の容易のために、先ず、符号化の手順を示す。JPEG2000で利用されるウェーブレット変換のフィルタは、Daubechiesフィルタであり、その本質は、画像の横方向(x)及び縦方向(y)に対して、同時にハイパスフィルタおよびローパスフィルタを作用させる点にある。また、このフィルタは、x、yの両方向について画素数を1/2に軽減する作用も併せもつ。従って、図1において復号化画像DIが符号化における原画像である場合、この画像に対して1回ウェーブレット変換が施され、図3に示されるように、1LL、1LH、1HL、1HHのコードブロック(サブバンド)を有する第1階層の画像WI1が生成される。1LLコードブロックは、画像の(x,y)の両方向の低周波成分を表わし、HLコードブロックおよびLHコードブロックは、(x,y)の一方向の低周波成分と、他方向の高周波成分を表わす。HHコードブロックは、(x,y)の両方向の高周波成分を表わす。このように、原画像における低周波成分が、階層化された画像内の左上側(1LL部分)に現れる。
2回目のウェーブレット変換がおこなわれると、第2階層の画像WI2が生成される。2回目のウェーブレット変換がおこなわれると、第2階層の画像WI2が生成される。したがって、第2階層の画像WI2において、第1階層の画像WI1の1LLコードブロックが、4つのコードブロック2LL、2HL、2LH、2HHに分解される。3回目のウェーブレット変換がおこなわれると、第3階層の画像WI3が生成される。3回目のウェーブレット変換は、第2階層の画像のうち、2LLコードブロックに対してのみ施される。したがって、第3階層の画像WI3において、第2階層の画像WI2の2LLコードブロックが、4つのコードブロック3LL、3HL、3LH、3HHに分解される。3LLコードブロックが、最も低い周波数成分を示す。逆にいえば、この3LLコードブロックを得ることができれば、原画像のもっとも基本的な性質を再現することができる。すなわち、このブロックがもっとも重要なブロックと言える。符号化処理においては、このあと量子化、その他の処理を経て最終的に圧縮データCIが得られる。
次に、本発明の第1実施例による画像復号装置について説明する。図2は、本発明の第1実施例の画像復号装置の構成を示すブロック図である。図2を参照して、本発明の第1実施例の画像復号装置100は、圧縮データ解析部102と、データ量を計算するデータ量判定部107と、画像復号部112とを備えている。圧縮データ解析部102は、圧縮データ(符号化画像データ)CIを取得する符号バッファ103と、データ量判定部107と、データ量判定部107の出力105を取得するアドレス発生回路104とを有する。圧縮データ解析部102は、圧縮データ(符号化画像データ)CIを取得し、格納する。この圧縮データは、圧縮データ(符号化画像データ)のコードストリームでも良い。格納されたデータ106は、アドレス発生回路104からのアドレスに基づいてデータ量判定部107に出力される。データ量判定部107は、様々な処理の各々におけるデータ量や処理時間等の処理量を計算する。
データ量判定部107は、制御パラメータ101として、1画像の単位処理時間Ti(=ttotal/総frame数)、画像コードブロック数(SB)、コードブロックサイズ(CBS)、ビットプレーン数BP(CBI)(CBIはコードブロック番号(座標)を表す)、量子化ステップ数qs(SBI)(SBIはサブバンド番号(座標)を表す)、CBIの重み付け量W(CBI)が入力される。データ量判定部107は圧縮データCIを解析し、制御パラメータ101を用いてすべてのコードブロックの処理量105を決定し、アドレス発生回路104に出力する。アドレス発生回路104は、処理量105に基づいてアドレスを生成し、コードバッファ103に出力する。このように、符号化された画像の全て又は一部は、データ列108としてその処理量とともにコードバッファ103から画像復号部112に出力される。画像復号部112は、データ量判定部107において決定された処理量105に応じて圧縮データ解析部102から出力されるデータストリーム108を複合化し、画像DI(Decoded Image)を再生する。この際、処理量105は、アドレス発生回路104とともに画像復号部112に直接出力されても良い。この場合、処理量105は、画像復号部112に転送される必要はない。尚、制御パラメータは外部から供給され、データ量判定部107は、上述のように制御パラメータ101を用いてコードブロック毎に処理量105を決定する。しかし、制御パラメータ101の全ては、圧縮データ(符号化画像データ)CIに含まれる。この場合、制御パラメータ101は、符号化画像データCIから読み出され、上述の処理が実行される。また、これに代えて、制御パラメータの一部が外部から供給され、その他の制御パラメータは符号化画像データCIに含まれていても構わない。
画像復号部112は、算術復号部116と、ビットプレーン復号部118と、逆量子化部120と、逆ウェーブレット変換部124とを備える。算術復号部116は、圧縮データ解析部102からのデータ列108に算術復号を施す。ビットプレーン復号部118は、ビットモデリング復号処理の処理量105に基づいた色コンポーネント毎のビットプレーンの形で、算術復号部116による復号化処理によって得られた復号データ(コンテクスト)に対するビットモデリング復号化処理を実行する。図16に示されるように、ビットモデリング復号化処理では、コードブロック毎にビットプレーン分解され、係数ビットの文脈(コンテクスト)が判定される。このように、ビットプレーンの各々は3つの符号化パス(サブビットプレーン)に分解され、整列される。これを係数ビットモデリングと呼ぶ。符号化パスの各々は算術符号化される。逆量子化部120は、逆量子化処理に対する量子化処理に基づきビットプレーン復号部118の処理結果を逆量子化する。逆ウェーブレット変換部124は、逆ウェーブレット変換処理に対する量子化処理に基づき逆量子化の結果得られた第n階層の画像WInに逆ウェーブレット変換を施す。
本発明の画像復号装置は、ハードウエア的には、CPU、メモリ、その他のLSIで実現できる。同様に、ソフトウエア的には画像復号機能を有するプログラムなどによって実現される。図2は、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
次に、本発明による第1の実施の形態における画像復号装置100のデータ量子化判定部107の動作を説明する。
図6に示されるように、先ず、符号化画像データCIが供給され、符号バッファ103に格納される。制御パラメータ101がデータ量判定部107に供給される(ステップS10)。制御パラメータ101は、1画像の単位処理時間Ti(=ttotal/総frame数)、画像コードブロック数(SB)、コードブロックサイズ(CBS)、ビットプレーン数BP(CBI)(CBIはコードブロック番号(座標)を表す)、量子化ステップ数qs(SBI)(SBIはサブバンド番号(座標)を表す)、CBIの重み付け量W(CBI)を含む。
続いて、データ量判定部107は、画像復号部112における復号化処理より前に、算術復号部116、ビットプレーン復号部118、逆量子化部120、及び逆ウェーブレット変換部124の処理量を決定する。例えば、データ量判定部107は、以下の処理時間を計算する。すなわち、算術符号化処理部116による算術符号化処理の処理時間、ビットプレーン復号部118が、算術復号化処理の結果から得られたデータを色コンポーネント毎のビットプレーンの形で量子化し、最終的に出力するまでの処理時間、逆量子化処理部120が、ビットプレーン復号部118における処理結果に対して逆量子化を施す処理時間、及び逆ウェーブレット変換部124が逆量子化処理の結果得られた第n階層の画像WInに対し逆ウェーブレット変換を施す処理時間が計算される。より具体的には、本発明の第1の実施の形態における画像復号装置100に予め割り当てられた全体処理時間(ttotal)と、1フレーム画像に対する単位処理時間Tiが決定される。その後、画像1枚分の処理時間(Ti)内で、まず、逆量子化部120の処理可能なデータ量が決定され、次に、逆ウェーブレット変換部124の処理可能なデータ量が決定され、最後に、算術復号部116の処理可能なデータ量とビットプレーン復号部106の処理可能なデータ量が決定される。
すなわち、逆量子化処理解像度レベルIQ_subband_level(SB,BP(CBI),qs(SBI)が計算される(ステップS11)。次に、逆ウェーブレット処理解像度レベルIW_subband_level(SB)が計算される(ステップS12)。その後、その後、逆量子化処理の解像度と逆ウェーブレット処理の解像度から単位処理時間内に処理可能な階層数が決定される。次に、決定された階層数に基づいて算術復号化とビットモデリング復号化処理のデータ量IAB_subband_proc(Max(Liq,Liw),CBS,BP(CBI),W(CBI))が計算される(ステップS13)。
このように、データ量のより少ない逆量子化部120の処理および逆ウェーブレット変換部124の処理が算術復号化とビットモデリング復号化処理より先に見積られる。その後、決定された階層に含まれる各コードブロックのデータが符号バッファ103から読み出されて画像復号部112に供給される。1つの画像のうち、他のコードブロックのデータは廃棄される。
計算されたデータ量の範囲内で、算術復号部116は算術復号化処理を実行し、ビットプレーン復号部118はビットモデリング復号化処理を実行する。この後、逆量子化部120は、計算されたデータ量の範囲内でビットモデリング復号化処理後のデータに対する逆量子化処理を実行する。この段階で、原画像に対してn回、逆ウェーブレット変換が施されたると、第n階層の同じ画像WInが得られる。つづいて、計算された処理時間内でこれらの画像に逆ウェーブレット変換部124でn−1回逆ウェーブレット変換が施され、第1階層の画像WI1が生成される。さらにこの画像に対してもう1度逆ウェーブレット変換が施され、復号画像DI(Decoded image)が得られる。以上のように、復号化画像を得ることができる。尚、上記の構成をバッファを含めて示すと図4に示される構成となる。
上記のように、符号化画像に対して算術復号化処理と、ビットモデリング復号化処理と、逆量子化処理と、逆ウェーブレット変換処理が行われる。しかし、単位フレーム画像に対する上記の処理のデータ量は異なる。従って、符号化画像CIが第3階層の画像であるとして、3LLのコードブロックCBから1LLのコードブロックCBまでの全てが復号化したのでは、処理時間に偏りが生じ、効率的ではない。連続する複数の画像を符号化する場合には、パイプライン処理を行うことが効率的である。が、処理時間に偏りがあれば、パイプライン処理を行うことはできない。
このため、図1に示されるように、従来では、単位処理時間内に終了できない処理を無視して、単位画像に対するパイプライン処理が行われている。このため、画像によっては算術復号化処理から逆ウェーブレット変換処理まで完全に行われる場合もある。しかし、算術復号化処理から逆量子化処理までは完全に行われるが、時間切れのため逆ウェーブレット変換処理は途中で停止される場合もあった。このため、解凍された画像の品質にばらつきを生じていた。
本発明では、復号化の処理が3つの処理群、即ち、逆量子化処理群と、逆ウェーブレット変換処理群と、算術復号化処理及びビットモデリング復号化処理とを含む処理群とに分けられている。図5は、横軸を時間軸として各処理を示す概念図である。図5を参照して、設定時間が割り当てられている場合、単位フレーム画像に割り当て可能な単位処理時間(画像1枚処理時間)Tiは、フレーム画像数と設定時間に基づき決定される。したがって、上述の3つの処理に割り当てられた処理時間が見積られて設定される。このため、図5に示されるように、事前に割り当てられた処理時間内にビットプレーン階層におけるMSB側からパイプライン的に各処理が実行され得る。このように、最初に、視覚に対し大きい影響を持つビットプレーンから各処理群を実行するため、得られた画像の品質は安定するようになる。
図7Aに、ステップS11及びS12におけるビットプレーン層数の見積もりの手順が示される。ここで、圧縮データCIは3階層の画像データであるとする。図6のステップS11では、符合化画像データCIに対する逆量子化処理の処理時間が見積られる。図7Aに示されるように、3LLから1HHまでのコードブロックの逆量子化処理は、単位処理時間Ti内に完了している。次に、ステップS12で符号化画像に対する逆ウェーブレット変換処理の時間が見積られる。図7Aに示されるように、単位処理時間Ti内に逆ウェーブレット変換処理は3LLから1LHまでのコードブロックしか終了していない。ステップS11及びS12の低速な処理が全体の処理能力を決定するため、システム全体として2階層の復号化処理が可能であるかが見積られる。すなわち、3LLから3HHと、2LLから2HHまでのコードブロックの復号化が可能であるかが見積られる。
次に、逆量子化処理の解像度レベルIQ_subband_level()を決定するための見積処理(ステップS11)の詳細を図10Aと図10Bを参照して説明する。まず、ステップS71で3LLのコードブロックCBに対する逆量子化部120による逆量子化処理の処理時間tQ3LLが積算時間t(t=tQ3LL(=t0))に設定される。又、階層数を示すレベルカウンタlevel_counterは0に設定される。処理時間tQ3LLは、アルゴリズムや画素数に相当するコードブロック3LLのサイズに基づいて計算される。
ステップS72では、積算時間tが単位処理時間Ti内であるか否かが判定される。このとき、積算時間tが単位処理時間Ti内であるので、次にステップS73が実行される。ステップS73において、レベルカウンタは0であるので、積算時間tは、t=tQ3LL+3*4*tQ3LLとなる。この結果、積算時間tは4*tQ3LL(=t1)となる。すなわち、3LLから3HHまでの1つの階層の積算時間が計算されたことになる。次に、ステップS74で、レベルカウンタの値が1だけインクリメントされる。これにより、次の階層の処理時間が計算されることになる。その後、フローはステップS72に戻る。
ステップS72は、前述と同様に実行され、ステップS73が実行される。ステップS73では、積算時間tは、t1+3*4*tQ3LLとなる。すなわち、積算時間t(=t2)=4*tQ3LL+3*4*tQ3LL=16*tQ3LLとなる。この結果、2番目の階層までの積算時間tが求まる。
上記の処理が繰り返され、ステップS72で積算計算時間tが単位処理時間Tiを過ぎたとき、ステップS75が実行され、逆量子化処理の解像度レベルLiqが決定される。上記の処理における、累積計算時間t、レベルカウンタの値、解像度レベルLiqが図10Bに示されている。
次に、逆ウェーブレット変換処理の解像度レベルLiw(=IQ_subband_level())を決定するための見積処理(ステップS12)の詳細を図11Aと図11Bを参照して説明する。図10Aとの比較から明らかなように、図11Aに示されるフローは、逆量子化処理に代わって、逆ウェーブレット変換処理が採用されているだけで、全く同じである。
先ず、ステップS81で3LLのコードブロックCBに対する逆ウェーブレット変換部124による逆ウェーブレット変換処理の処理時間tQ3LLが積算時間t(t=tQ3LL(=t0)に設定される。又、階層数を示すレベルカウンタlevel_counterは0に設定される。処理時間tQ3LLは、逆量子化処理と同様に、アルゴリズムや画素数に相当するコードブロック3LLのサイズに基づいて計算される。ステップS82では、積算時間tが単位処理時間Ti内であるか否かが判定される。このときには、単位処理時間Ti内であるので、次にステップS83が実行される。ステップS83において、レベルカウンタは0であるので、積算時間tは、t=tQ3LL+3*4*tQ3LLとなる。この結果、積算時間tは4*tQ3LL(=t1)となる。すなわち、3LLから3HHまでの1つの階層の積算時間tが評価されたことになる。次に、ステップS74で、レベルカウンタの値が1だけインクリメントされる。これにより、次の階層の処理時間が計算されることになる。その後、フローはステップS82に戻る。
ステップS82は、前述と同様に実行され、ステップS83が実行される。ステップS83では、積算時間tは、t1+3*4*tQ3LLとなる。すなわち、積算時間t(=t2)=4*tQ3LL+3*4*tQ3LL=16*tQ3LLとなる。この結果、2番目の階層までの積算計算時間が求まる。
上記の処理が繰り返され、ステップS82で積算時間tが単位処理時間Tiを過ぎたとき、ステップS85が実行され、逆ウェーブレット変換処理の解像度レベルLiwが決定される。上記の処理における、積算時間t、レベルカウンタの値、解像度レベルLiwが図11Bに示されている。
次に、図8を参照して、ステップS13における見積処理の詳細を説明する。算術復号化処理とビットモデリング復号化処理の処理時間の決定について詳細に説明する。図8は、処理時間を計算するためのに3LLから1HHのコードブロックCBに対し予め割り当てられた重み付け係数W(CBI)を示している。最も大きい重み付け係数W(CBI)=8は、原画像の最も基本的な性質の再生に用いられる最も低い周波数成分のデータを有するコードブロック3LLに設定される。次に、重み付け係数W(CBI)=4は、次に重要なコードブロック3HL及び3LHに割り当てられる。又、重み付け係数W(CB)=2は、更に次に重要な3HH、2HL、及び2HHに割り当てられる。最後に、最低の重み付け係数W(CB)=1は最も高い周波数成分を持つデータを有するコードブロック1LL、1HL、及び1LHに設定される。
単位処理時間Ti内に3LLから2HHまでのコードブロックCBの算術復号化とビットモデリング復号化の処理が終了するように、各コードブロックの処理時間が決定され、リザーブされる。この結果が図7Bに示されている。言い換えると、図7Bは算術復号化及びビットモデリング復号処理(ビットプレーン処理)の処理時間を各ブロックに割り当てる方法を示す図である。上述のように、単位処理時間Ti内に3LLから3HH及び2LLから2HHまでの2階層のコードブロックCBを復号化できることが既に決定されている。処理時間は、全体処理時間に対する各コードブロックの処理時間の割合が、3LLから2HHまでのコードブロックの重み付け係数の総量に対する各コードブロックの重み付け係数の割合と同じ割合になるのように、各コードブロックに設定される。3LLから2HHまでのコードブロックの重み付け係数の総量は24であるため、3LLコードブロックに割り当てられる処理時間tcb(3LL)は、処理時間Ti*(8/24)となる。同様にして、2HHコードブロックに割り当てられる処理時間tcb(2HH)はTi*(2/24)となる。
次に、図9及び図12を参照して、算術復号化処理及びビットモデリング復号処理(ビットプレーン処理)における各ブロックに対する処理時間の割り当て動作を説明する。
図9は、図7Bに示されるように決定された各コードブロックに割り当てられる処理時間内に処理されるビットプレーンの状態を示す。図9に示されるように、3LLコードブロックに割り当てられる処理時間は、他のコードブロックに割り当てられる処理時間より長い。しかし、すべてのビットプレーンが、割り当てられた処理時間内に復号化されない。このとき、LSB側のビットプレーンは復号化されずに廃棄される。しかし、このような場合、ビットプレーンの形式では、MSB側のビットプレーンは画像表示における画像の概略を示し、MSB側のビットプレーンは画像の詳細を示す。このため、LSB側のビットプレーンが復号化されずに破棄されたとしても、視覚に与える影響は小さい。又、同様にして、3LLと3LHのコードブロックに割り当てられた処理時間が短く、最後のビットプレーンまで復号化処理が実行されない場合がある。これとは逆に、3HLコードブロックのように処理時間が余ってしまう場合がある。そのようなときには、この余った処理時間は、先ず3LLコードブロックの復号化処理に当てられ、3LLコードブロックにおけるLSB側の低レベルなビットプレーンが復号化処理される。これにより、画像をより良好に復号できる。すべてのビットプレーンを復号化処理しても、まだ処理時間が余る場合、余った処理時間は他のコードブロックに割り当てられる。
次に、算術復号化処理及びビットモデリング復号処理における処理時間の決定について詳細を説明する。図12を参照して、ステップS91で、処理可能と決定された2階層におけるコードブロックに割り当てられている重み係数の合計が計算される。ステップS92で、各コードブロックCBに割り当てられる処理時間が計算される。ステップS93で各コードブロックのデータが出力される。
次に、図12に示される処理の詳細を説明する。
図13を参照して、重み係数の合計が計算される処理を説明する。ステップS101では、変数i及び合計重みWtotalが0に設定される。ステップS102で、対象となるコードブロックが処理されるべき階層に属しているか否かが判定される。属している場合には、ステップS103が実行され、合計重みWtotalにそのコードブロックに割り当てられている重み係数が加算される。続いてステップS104が実行され、変数iが1だけインクリメントされ、フローはステップS102に戻る。こうして、処理されるべき階層に属している全てのコードブロックに割り当てられている重み係数が加算される。
次に、処理時間の計算(ステップS92)の詳細を図14を参照して説明する。ステップS111で変数jは0に設定される。ステップS112で、対象となるコードブロックが処理されるべき階層に属しているか否かが判定される。属している場合には、ステップS113が実行される。ここで、(コードブロックの重み係数)/(合計重み)*(単位処理時間)(=W(CB)/Wtotal*Ti)により、コードブロックに割り当てられる積算時間tが計算される。また、その積算時間tを符合化パスの単位計算時間tcpで割り算することにより、そのコードブロックにおける処理可能な符号化パス数CP(CB)が計算される。その後、ステップS114で、計算されたコーディングパスCP(CB)が、そのコードブロックに対し初期に割り当てられていたコーディングパス数CPini(CB)より多いかが判定される。ここで、Yesのとき(大きいとき)は、ステップS116が実行され、Noのとき(大きくないとき)はステップS117が実行される。コードブロックに対し初期に割り当てられたコーディングパス数CPini(CB)が、計算されたコーディングパス数CP(CB)より大きい場合、その処理時間内に余裕処理時間は存在する。これとは逆に、コードブロックに対し初期に割り当てられたコーディングパス数CPini(CB)が、計算されたコーディングパス数CP(CB)より大きくない場合、その処理時間内に余裕処理時間は存在しない。
ステップS116では、既に処理されたコードブロック内でコードブロック3LLから順に、処理時間が足りないためにカットされてしまった符号化パスを探し、そのコードブロックに対して余裕処理時間に対する符号化パスの追加処理を行う。その後ステップS117が実行される。
ステップS117では、計算された処理可能なコーディングパスCP(CB)あるいは追加処理されたコーディングパスCP(CB)から1を減算して、RGBに対応する3で割り算することによりビットプレーン数が決定される。その後、ステップS118でjが1だけインクリメントされ、次のコードブロックのためにステップS112が再び実行される。尚、上記の処理の様子は、処理可能なデータ量を処理可能なコーディングパス数と読み替えれば、図9に示されているとおりである。
次に、データの出力処理(ステップS93)の詳細について図15を参照して説明する。ステップS121では、変数kが0に設定される。ステップS122では、対象となるコードブロックが処理されるべき階層に属しているか否かが判定される。Yesのとき(属している場合)には、ステップS123が実行される。ステップS123では、上記で決定されたビットプレーン数分のコードデータが出力される。その後、ステップS124で変数kが1だけインクリメントされ、次のコードブロックのためにステップS122が再び実行される。
このように、本発明では、各復号化処理の処理時間を予め計算し、各処理における処理対象の階層とコードブロックを揃えているので、復号化後の画像の品質が安定している。
上述の説明では、アドレス発生回路104は、データ量判定部107からの出力データに基づき、符号バッファ103から画像復号部112に転送されるコードデータのアドレスを指定する。しかし、データ量判定部107は、画像復号部112内の構成毎に処理時間やデータ量を出力し、構成毎に復号処理が実行されても構わない。
又、上記の説明では、重み付け係数はコードブロックに固定的に割り当てられ、データ量判定部107に格納されている。しかし、外部からデータ量判定部107に供給された重み付け係数は、フレーム画像毎に動的に変更されても構わない。上述の説明では、単位処理時間は予め設定されるが、全体処理量やフレーム画像数は、制御パラメータ101内に含まれて供給されても良い。この場合、全体処理時間とフレーム画像数によって単位処理時間が算出される。
以上、本発明をJPEG(Joint Photographic Expert Group)を例にあげて説明したが、、MPEG(Motion Picture Expert Group)などの符号化圧縮技術に利用可能である。
図1は、従来の画像復号装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施例による画像復号装置の構成を示すブロック図である。 図3は、JPEGの符号化が適用される画像例を示す図である。 図4は、本発明の第1実施例による画像復号装置の変形例の構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の第1実施の形態による画像復号装置のパイプライン処理を示す図である。 図6は、本発明の第1実施の形態による画像復号装置の動作を説明するフローチャートである。 図7Aは、本発明の第1実施の形態による画像復号装置において、単位処理時間を割り当てる方法を示す図である。 図7Bは、本発明の第1実施の形態による画像復号装置において、単位処理時間を割り当てる方法を示す図である。 図8は、符号化画像データの各コードブロックに割り当てられている重み係数を示す図である。 図9は、逆量子化処理と逆ウェーブレット変換処理において各コードブロックの本来のデータ処理量と割り当てられたデータ処理量を示す図である。 図10Aは、処理可能な階層数を決定するための逆量子化処理のフローチャートである。 図10Bは、処理可能な階層数を決定するための逆量子化処理の実行結果の例を示す図である。 図11Aは、処理可能な階層数を決定するための逆ウェーブレット変換処理のフローチャートである。 図11Bは、処理可能な階層数を決定するための逆ウェーブレット変換処理の実行結果の例を示す図である。 図12は、算術復号化処理とビットモデリング復号化処理を示すフローチャートである。 図13は、図12に示される処理の詳細を示すフローチャートである。 図14は、図12に示される処理の詳細を示すフローチャートである。 図15は、図12に示される処理の詳細を示すフローチャートである。 図16は、各コードブロックから符号化パス(サブビットプレーン)への分解を示す図である。

Claims (23)

  1. 単位処理時間内における複数の画像復号化処理の各々に対する符号化画像データの処理量を、前記画像復号化処理に先立ち、前記符号化画像データのパラメータに基づいて決定する解析部と、
    前記決定されたデータ処理量分の前記符号化画像データに対して前記複数の復号化処理の各々を実行し、前記符号化画像データから復号化画像データを生成する画像復号部とを具備する
    画像復号装置。
  2. 請求項1に記載の画像復号装置において、
    前記パラメータは、前記符号化画像データの内部パラメータである
    画像復号装置。
  3. 請求項1に記載の画像復号装置において、
    前記パラメータは、前記符号化画像データの外部パラメータである
    画像復号装置。
  4. 請求項1に記載の画像復号装置において、
    前記パラメータは前記符号化画像データの内部パラメータと外部パラメータを含む
    画像復号装置。
  5. 請求項1から4いずれか1項に記載の画像復号装置において、
    前記符号化画像データは複数のコードブロックを含み、
    前記解析部は、前記符号化画像データの単位処理時間に基づいて前記複数のコードブロックの各々に割り当てられるコードブロックデータ処理量を決定することにより前記データ処理量を決定する
    画像復号装置。
  6. 請求項1から5いずれか1項に記載の画像復号装置において、
    前記符号化画像データは、符号化画像データストリームの一部であり、
    前記符号化画像データストリームのストリーム処理時間は予め決まっており、
    前記符号化画像データストリーム内の前記符号化画像データの数と前記ストリーム処理時間とに基づいて前記単位処理時間は決定される
    画像復号装置。
  7. 請求項6に記載の画像復号装置において、
    前記複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含み、
    前記画像復号化部は、算術復号化処理とビットモデリング復号化処理の組と、逆量子化処理、逆ウェーブレット変換処理とをパイプライン的に実行する
    画像復号装置。
  8. 請求項7に記載の画像復号装置において、
    前記画像復号化部は、
    前記決定されたデータ処理量分、前記符号化画像データに算術復号化処理を行う算術復号化部と、
    前記決定されたデータ処理量分、前記算術復号化部による処理結果を色コンポーネントごとにビットプレーンの形でビットモデリング復号化処理するビットプレーン復号部と、
    前記決定されたデータ処理量分、前記ビットプレーン復号部による処理結果に逆量子化処理を行う逆量子化部と、
    前記決定されたデータ処理量分、前記逆量子化部による処理結果に逆ウェーブレット変換処理を行う逆ウェーブレット変換部とを備える
    画像復号装置。
  9. 請求項1から4いずれか1項に記載の画像復号装置において、
    前記符号化画像データは複数の階層に符号化されており、
    前記解析部は、前記符号化画像データに対する前記逆量子化処理のデータ処理量と前記逆ウェーブレット変換処理のデータ処理量とに基づいて前記復号化処理されるべき階層数を決定し、
    前記画像復号化部は、決定された階層数分、前記複数の復号化処理の各々を実行する
    画像復号装置。
  10. 請求項9に記載の画像復号装置において、
    前記解析部は、前記決定された階層数に対応する部分以外の前記符号化画像データの部分を破棄する
    画像復号装置。
  11. 請求項9又は10に記載の画像復号装置において、
    前記複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含み、
    前記符号化画像データの前記複数の階層の各々は、複数のコードブロックを含み、
    前記パラメータは、前記複数のコードブロックの各々に割り当てられた重み係数を含み、
    前記解析部は、前記重み係数と前記単位処理時間から前記複数のコードブロックの各々に対する前記算術復号化処理と前記ビットモデリング復号化処理に対する符号化パス数を決定し、決定された符号化パスからビットプレーン数を決定し、
    前記画像復号化部は、前記決定されたビットプレーン数分の前記符号化画像データに対し前記逆量子化処理及び前記逆ウェーブレット変換処理を実行する
    画像復号装置。
  12. 複数の復号化処理により符号化画像データから復号化画像データを復号化する画像復号化方法において、
    前記符号化画像データのパラメータに基づいて、単位処理時間内における前記複数の復号化処理の各々のデータ処理量を決定するステップと、
    前記決定されたデータ処理量分の前記符号化画像データに対して前記複数の復号化処理を実行するステップとを具備する
    画像復号化方法。
  13. 請求項12に記載の画像復号化方法において、
    前記パラメータは、前記符号化画像データの内部パラメータである
    画像復号化方法。
  14. 請求項12に記載の画像復号化方法において、
    前記パラメータは、前記符号化画像データの外部パラメータである
    画像復号化方法。
  15. 請求項12に記載の画像復号装置において、
    前記パラメータは前記符号化画像データの内部パラメータと外部パラメータを含む
    画像復号化方法。
  16. 請求項12から15いずれか1項に記載の復号化方法において、
    前記符号化画像データは複数のコードブロックを含み、
    前記決定するステップは、前記符号化画像データの単位画像処理時間に基づいて前記複数のコードブロックの各々に割り当てられるコードブロックデータ処理量を決定することにより、データ処理量を決定するステップを具備する
    画像復号化方法。
  17. 請求項12から16いずれか1項に記載の画像復号化方法において、
    前記符号化画像データは、符号化画像データストリームの一部であり、
    前記符号化画像データストリームのストリーム処理時間は予め決まっており、
    前記符号化画像データストリーム内の前記符号化画像データの数と前記ストリーム処理時間とに基づいて前記単位処理時間を決定するステップを更に具備する
    画像復号化方法。
  18. 請求項17に記載の画像復号化方法において、
    前記複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含み、
    前記複数の画像復号化処理を実行するステップは、算術復号化処理とビットモデリング復号化処理の組と、逆量子化処理、逆ウェーブレット変換処理とをパイプライン的に実行するステップを具備する
    画像復号化方法。
  19. 請求項12から15いずれか1項に記載の画像復号化方法において、
    前記複数の画像復号化処理を実行するステップは、
    前記決定されたデータ処理量分の前記符号化画像データに算術復号化処理を行うステップと、
    前記決定されたデータ処理量分、前記算術復号化処理の結果をビットモデリング復号化処理するステップと、
    前記決定されたデータ処理量分、前記ビットモデリング復号化処理の結果に逆量子化処理を行うステップと、
    前記決定されたデータ処理量分、前記逆量子化処理の結果に逆ウェーブレット変換処理を行うステップとを備える
    画像復号化方法。
  20. 請求項12から15いずれか1項に記載の画像復号化方法において、
    前記符号化画像データは、複数の階層に符号化されており、
    前記決定ステップは、前記符号化画像データに対する前記逆量子化処理のデータ処理量と前記逆ウェーブレット変換処理のデータ処理量とに基づいて前記復号化処理されるべき階層数を決定するステップを具備し、
    前記複数の画像復号化処理を実行するステップは、決定された階層数分前記複数の画像復号化処理の各々を実行するステップを備える
    画像復号化方法。
  21. 請求項20に記載の画像復号化方法において、
    前記決定された階層数に対応する部分以外の前記符号化画像データの部分を破棄するステップを更に具備する
    画像復号化方法。
  22. 請求項20又は21に記載の画像復号化方法において、
    前記複数の復号化処理は、算術復号化処理、ビットモデリング復号化処理、逆量子化処理及び逆ウェーブレット変換処理を含み、
    前記符号化画像データの前記複数の階層の各々は、複数のコードブロックを含み、
    前記パラメータは、前記複数のコードブロックの各々に割り当てられた重み係数を含み、
    前記決定するステップは、前記重み係数と前記単位画像処理時間から前記複数のコードブロックの各々に対する前記算術復号化処理と前記ビットモデリング復号化処理に対する符号化パス数を決定するステップと、決定された符号化パスからビットプレーン数を決定するステップとを具備し、
    前記複数の画像復号化処理を実行するステップは、前記符号化画像データのうちの前記決定されたビットプレーン数分の前記符号化画像データに対し前記逆量子化処理及び前記逆ウェーブレット変換処理を実行する
    画像復号化方法。
  23. 請求項12から22のいずれか1項に記載の画像復号化方法を実現するためのソフトウエアが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2006519021A 2003-10-30 2004-10-26 画像復号装置及び画像復号化方法 Expired - Fee Related JP4119470B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003370733 2003-10-30
PCT/JP2004/016200 WO2005043919A1 (en) 2003-10-30 2004-10-26 Image decoding apparatus and image decoding method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007514330A true JP2007514330A (ja) 2007-05-31
JP4119470B2 JP4119470B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34543894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006519021A Expired - Fee Related JP4119470B2 (ja) 2003-10-30 2004-10-26 画像復号装置及び画像復号化方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7660469B2 (ja)
JP (1) JP4119470B2 (ja)
WO (1) WO2005043919A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8098947B2 (en) 2007-05-17 2012-01-17 Sony Corporation Method and apparatus for processing image data by rearranging wavelet transform data
JP2012520603A (ja) * 2009-03-13 2012-09-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 符号化ビット・ストリームの処理方法及び装置
WO2014112790A1 (ko) * 2013-01-16 2014-07-24 엘지전자 주식회사 영상 디코딩 방법 및 이를 이용하는 장치

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2429593A (en) 2005-08-26 2007-02-28 Electrosonic Ltd Data compressing using a wavelet compression scheme
WO2007136093A1 (ja) * 2006-05-24 2007-11-29 Panasonic Corporation 画像復号装置
JP2008042566A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Toshiba Corp 情報処理装置および情報処理装置のデコード制御方法
JP4774382B2 (ja) * 2007-05-08 2011-09-14 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理回路、及び、画像処理方法
US9973768B2 (en) * 2010-03-16 2018-05-15 Texas Instruments Incorporated CABAC decoder with decoupled arithmetic decoding and inverse binarization
US8989509B2 (en) * 2012-12-18 2015-03-24 Apple Inc. Streaming wavelet transform
US9992252B2 (en) 2015-09-29 2018-06-05 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for adaptively compressing streaming video
CN113228627B (zh) 2018-12-25 2023-04-25 浙江大华技术股份有限公司 图像处理系统和方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR920006283B1 (ko) * 1988-02-19 1992-08-03 미쯔비시덴끼 가부시끼가이샤 디지탈신호 처리방식
US6101276A (en) * 1996-06-21 2000-08-08 Compaq Computer Corporation Method and apparatus for performing two pass quality video compression through pipelining and buffer management
JPH11122624A (ja) * 1997-10-16 1999-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオデコーダ処理量を低減する方法および装置
JPH11285002A (ja) * 1998-02-02 1999-10-15 Sony Corp 動画像符号化装置及び動画像符号化方法
JP3777803B2 (ja) * 1998-06-30 2006-05-24 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置および方法
US6539054B1 (en) * 1998-09-18 2003-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image output apparatus, image reproduction method, object composition apparatus, object composition method, and data storage medium
JP2002010216A (ja) 2000-04-20 2002-01-11 Canon Inc 復号化装置及びその制御方法並びに記憶媒体
TW567728B (en) 2001-02-20 2003-12-21 Sanyo Electric Co Method and apparatus for decoding graphic image
JP3548163B2 (ja) 2001-02-20 2004-07-28 三洋電機株式会社 画像復号方法および装置
US6961475B2 (en) * 2001-03-30 2005-11-01 Ricoh Co., Ltd. Context model access to memory based on run and skip counts and context model skipping
JP4917724B2 (ja) 2001-09-25 2012-04-18 株式会社リコー 復号方法、復号装置及び画像処理装置
US7418146B2 (en) * 2004-02-10 2008-08-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Image decoding apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8098947B2 (en) 2007-05-17 2012-01-17 Sony Corporation Method and apparatus for processing image data by rearranging wavelet transform data
JP2012520603A (ja) * 2009-03-13 2012-09-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 符号化ビット・ストリームの処理方法及び装置
US9462233B2 (en) 2009-03-13 2016-10-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods of and arrangements for processing an encoded bit stream
WO2014112790A1 (ko) * 2013-01-16 2014-07-24 엘지전자 주식회사 영상 디코딩 방법 및 이를 이용하는 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20070071332A1 (en) 2007-03-29
WO2005043919A1 (en) 2005-05-12
US7660469B2 (en) 2010-02-09
JP4119470B2 (ja) 2008-07-16
WO2005043919B1 (en) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7483575B2 (en) Picture encoding apparatus and method, program and recording medium
JP6722995B2 (ja) 符号化方法及び符号化装置、撮像装置及びプログラム
TWI436286B (zh) 畫像解碼方法及裝置
JP4119470B2 (ja) 画像復号装置及び画像復号化方法
US8433147B2 (en) Encoding apparatus and method, and decoding apparatus and method
US8320689B2 (en) Image processing apparatus
JP2007142614A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体
EP1320073A2 (en) Image decompression apparatus and method
JP2003274185A (ja) 画像処理方法とその方法を利用可能な画像符号化装置
JP3952459B2 (ja) 画像処理装置、プログラム、記憶媒体及び画像処理方法
JP4671354B2 (ja) 画像圧縮装置および画像圧縮方法
JP4111259B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、ソフトウェアプログラム、テーブルデータ並びに記録媒体
JP4111761B2 (ja) 画像処理装置
JP4124436B2 (ja) 動き量推定装置、プログラム、記憶媒体および動き量推定方法
JP4064279B2 (ja) 画像圧縮装置
JP3954459B2 (ja) 動画像処理装置、動画像処理方法、及び、監視カメラシステム
JP4145086B2 (ja) 画像復号装置、画像処理装置、動画像表示システム、プログラム、記憶媒体及び画像復号方法
JP4040404B2 (ja) 符号列変換装置及び方法、画像処理装置並びに画像記録装置
JP4114144B2 (ja) 画像符号化装置、画像符号化プログラム、及び画像復号化プログラム
JP2005269323A (ja) 画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体
JP4090978B2 (ja) 画像処理装置
JP2006108811A (ja) 画像符号化方法
JP2005110145A (ja) 符号列変換装置、符号列変換方法、撮影システム、画像表示システム、監視システム、プログラム、及び、情報記録媒体
JP2004336405A (ja) 動画像処理装置、プログラム、記憶媒体および動画像処理方法
JP2005150846A (ja) 画像処理方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20070302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees