JP2007514097A - オイルポンプの回転数依存型圧力制御 - Google Patents

オイルポンプの回転数依存型圧力制御 Download PDF

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Abstract

【課題】
電気制御費用の必要なしに或いは温度条件付きの制限なしに、作動油圧を内燃機関の実質的に回転数依存型の必要油圧に無段に適用する制御オイルポンプ用の油圧制御を提供すること。
【解決手段】
内燃機関の潤滑オイルを供給する制御オイルポンプのために、搬送量調整を制御する制御ピストン(1)による回転数依存式油圧制御が設けられ、この制御ピストンには差圧ピストン(20)が変更可能な補助力を及ぼす。このために、差圧ピストン(20)は制御オイルポンプの回転する搬送歯車(5)の半径方向孔(26)に発生される回転数に依存して作用する遠心圧力を作用される。

Description

この発明は液圧ポンプの搬送圧の制御に関する。この発明は特に搬送量調整装置並びにその圧力作用のために制御圧を発生させる制御ピストンを有し、その制御ピストンが搬送圧の変動のために装置から変更し得る補助力を作用され得る内燃機関の潤滑オイルを供給する所謂制御オイルポンプの回転数依存型圧力制御に関する。
制御可能な搬送量をもつ液圧ポンプは迂回制御を使用する液圧ポンプと比較して減少したオイルポンプ駆動力を有し、内燃機関の潤滑油供給用の所謂制御オイルポンプとして一定に制御された搬送圧により既に使用されている。
しかし、制御オイルポンプの回転数依存型圧力制御によって初めて、内燃機関のかなりの回転数依存型の必要油圧に対応して、制御オイルポンプの改良潜在力はほとんど完全に利用される。液圧搬送出力の著しい下降によって制御オイルポンプの発生する駆動出力の利点は内燃機関の消費量の減少に重要な貢献を引き起こすことである。
可変油圧制御をもつ制御オイルポンプはドイツ特許第10237911号明細書(特許文献1)から知られており、国際特許出願公開第03/58071号明細書(特許文献2)にも記載されている。最初の場合には制御オイルポンプは軸方向可変な歯噛合幅を備える搬送量調整を実施する移動ユニットから成る外部歯車ポンプとして形成されている。作動油圧の制御は可変な搬送量によって行われ、この場合に移動ユニットの軸方向変更可能な位置決めは移動ユニットに作用する制御圧により調整され、その制御圧を制御ピストンが準備する。制御ピストンは制御ばねを有し、それと反対に作用する作動油圧を作用され、この場合に制御ピストンは油圧センサーとして作動し、対応する目標作動油圧のために設計されている。制御ピストンは油孔と連通する制御みぞを有し、その制御みぞは移動ユニットを作動する制御圧を発生させる。駆動装置による制御ピストンの追加的可変な力作用によって、作動油圧は段階的或いは無段的に潤滑すべき内燃機関のかなりの回転数依存型の必要油圧に適用され得る。
特許文献1の実施例は、回転数依存して作用する遠心力により作動される切換え弁によって作動油圧の二段切換えを示す。他の実施例では、作動油圧の無段変更可能な制御は制御ピストンの電気調整装置によって行われ、その調整装置は内燃機関の制御装置によって駆動される。別の実施例は回転する軸上に螺旋みぞを有し、回転数依存型油剪断力は油圧制御するために、制御ピストンに作用する圧力を発生させる。
作動油圧の段階的制御は制御オイルポンプの改良の可能性を限定してのみ利用されるー方、作動油圧の好ましい無段制御は電気制御費用の増加をまねくか、或いは旋回圧制御の場合に温度変更可能な油粘性によって制限された温度領域においてしか利用できない。
ドイツ特許第10237911号明細書 国際特許出願公開第03/58071号明細書
この発明の課題は、電気制御費用を必要としない、或いは温度条件付き制限が存在しない、作動油圧を内燃機関の実質的に回転数依存型の必要油圧に無段に適用する制御オイルポンプ用の油圧制御を提供することである。
それ故に、この課題は、この発明によると、第二のこの発明による工程において簡単な方法で、制御オイルポンプの制御ピストンは作動油圧並びに追加的遠心圧力を作用され、この遠心圧力が遠心力条件付きで回転する半径方向孔内の油柱に依存して発生されることによって解決される。
この発明の詳細は図面に概略的に図示された実施例の次の詳細な説明に基づいて説明される。
図1は内燃機関のこの発明による外歯車制御オイルポンプの第一実施例を示し、油圧制御はポンプケーシング2内に配置されている制御ピストン1により行われる。ケーシングカバー3内に支承された駆動軸4は第二搬送歯車6と噛み合う第一搬送歯車5を支持する。搬送歯車6は搬送歯車6の右側に圧力ピストン8と左側にばねピストン9を支持する静止支承ボルト7に支承されている。圧力ピストン8、搬送歯車6をもつ支承ボルト7とばねピストン9の結合部は移動ユニット10を形成する。移動ユニット10の軸方向移動によって搬送歯車5と6の歯噛合幅が変更され、それによって公知の形式で制御オイルポンプの搬送量の変更が可能である。
移動ユニット10の軸方向移動は、移動ユニットに作用する外力に依存して行われる。圧力ピストン8がいつも室11に作用する作動油圧を作用される間には、ここでオイルフィルタ32の後に内燃機関の供給圧として作用され、戻りばね12の力とばね室13に作用する制御圧の圧縮力がばねピストン9に作用する。制御圧は制御ピストン1から公知の形式で需要に即応して発生され、制御孔14を介してばね室13に供給される。
制御ピストン1は前面作用面15には中央孔を介していつも作動油圧を作用される。制御ピストン1の作動油圧に反作用する制御ばね16は例えば1,0バールの所定基礎作動油圧に対応して設計されている。作動油圧を作用されて左側圧力みぞと周辺と接続した右側開放みぞ19とを備えた制御ピストン1の制御ジャーナル17によって、公知の形式で制御孔14を介してばね室13への適切な制御圧が調整される。この制御圧力は移動ユニット10の軸方向位置決めによって所定目標作動油圧に必要な搬送量を調整する。
目標作動油圧の油圧偏差には、例えば内燃機関の回転数変動とそれによりまず最初に変更されたポンプ輸送量に基づいて、油圧センサーとして作動する制御ピストン1は適切な軸方向移動により反応するので、ばね室13に支配された制御圧は増加されるか、或いは減少され、目標作動油圧への搬送量適合が油圧修正のために行われる。
内燃機関の回転数に依存して変更可能な必要油圧に適合させる目標作動油圧に変更するために、制御ピストン1は補助力を作用される。制御ピストン1はこのために、この発明によると、差圧ピストン20を有する。差圧ピストン20の基準圧力面21は圧力接続部22を介していつも圧力室23にてポンプケーシング2により支配された搬送圧力を作用され、基準圧力面21に対向位置する遠心圧力面24は液圧的に圧力接続部25によって回転する搬送歯車5の半径方向孔26の内端と圧力接続している。回転する搬送歯車5の歯頭部において半径方向外部に終了する半径方向孔26は搬送歯車5の示された回転角度位置において圧力室23の搬送圧を作用される。
半径方向孔26における油の遠心力作用は半径方向外方に向いた回転数依存型遠心圧力を発生させるので、圧力室23から半径方向孔26へ作用する搬送圧力はその半径方向内方端において遠心圧力だけ減少される。差圧ピストン20に有効に作用する遠心圧力は、両側で遠心圧力に作用する搬送圧力を相殺し、制御ピストン1に制御ばね16を支持して回転数依存型補助力を及ぼし、その補助力は差圧ピストン20の大きさに依存する。この補助力は作用面15に隣接した作動油圧の適切な上昇の際に初めてばね室13に作用する制御圧用の制御ピストン1の制御機能を可能とする。
回転する搬送歯車5に配置された半径方向孔26は回転角度に依存してポンプケーシング2の搬送圧を作用されていない領域と接触し、例えば吸込み室27の図面で視覚できない接続横断面と接触するので、半径方向孔26から遠心圧力面24までの圧力接続は圧力室23に対して整合された静止支承ボルト29の横接続部28を介して可能である。
搬送歯車5におけるより多い数の半径方向孔、例えば搬送歯当たりの一個づつの半径方向孔26によって、有効で且つ横接続部28との永久的重なりでは、確かに最高遠心圧力作用が差圧ピストン20において達成され得る。
差圧ピストン20の両圧力接続部22と25は、或いは支承ボルト29も、汚れ条件付けされた機能障害を回避するためにフィルタを、例えばフィルタ30とフィルタ31を含有する。
図2は図1に図示された制御オイルポンプによって油供給を備える内燃機関のために、油圧線図を示す。内燃機関の回転数依存型の必要油圧pB はエンジン回転数n=2000/min まで例えば最小10バールであり、その後に回転数の増加により放物線状に6000/min では3,7バールにまでに増加する。
制御ピストン1の制御ばね16(図1)は一定基礎作動油圧p0 に対応して設計され、その作動油圧は回転数の低い場合に有効な遠心圧力作用なしに差圧ピストン20には内燃機関の最小許容作動油圧として例えばp0 =1,0バールである。
半径方向孔26に生じる遠心圧力pF は放物線状にエンジン回転数と共に増加し、この場合に遠心圧力は搬送歯車5の比較的コンパクトな寸法に基づいて、だが図2によるn=6000/min の最高エンジン回転数では、およそ0,5バールのみを達成する。けれども、差圧ピストン20の遠心圧力pF に比較的大きな作用面によってV=6,3の適切な補強要因が達成されるので、半径方向孔26に発生された小さい遠心圧力pF は制御ピストン1における十分に高い補助力を及ぼす。最終的に制御ばね16の力を支援する差圧ピストン20の補助力は、図2に示された制御オイルポンプよりこの発明による回転数に依存して制御されたエンジンの作動油圧pR を調整し、作動油圧は次の公式から算出される: pR =p0 +pF ×V
作動油圧pR は内燃機関の必要油圧pB よりいつも大きくなければならない。
制御オイルポンプの図3に図示された別の実施例は図1に於ける態様に比べて変更された制御ピストン41を示す。この制御ピストンはそれに軸方向移動自在に案内された差圧ピストン42を有し、その差圧ピストンは半径方向孔26の遠心圧力から搬送歯車5に生じる補助力をばね43とばね装置44を介して制御ピストン41に伝達する。
制御ピストン41における差圧ピストン42のばね43を介しての柔軟な連結部によって、比較的大きな面の差圧ピストン42の非常に僅かな減衰作用が達成されるので、制御ピストン41はより速く、図1における制御ピストン1にしっかりと連結された差圧ピストン20とは違って、目標作動油圧の起こり得る偏差に反応できる。
有効な遠心圧力のない回転数の低い場合には、ばね43はほぼ無力で弛緩されて差圧ピストン42に隣接する。回転数の増加による遠心圧力の上昇の場合には、差圧ピストン42はばね43の応力増加の下で右へ移動し、この場合に適切な補助力を制御ピストン41に伝達させる。所望の結果として作用面45に隣接する作動油圧の制御は適切な上昇圧力基準の際に初めて言及された形式で行われる。
差圧ピストン42に作用するストッパ46はばね43の最高応力によって制御ピストン41に伝達された補助力を制限するので、最高作動油圧は5バールに限定されている。
制御オイルポンプの回転数依存型の遠心圧力制御によって作動油圧は供給すべき内燃機関の必要油圧に可能な限り適合されるので、油圧最小化から適切な駆動出力利点が生じる。内燃機関の必要油圧の上昇の特別な場合に、例えば液圧カム軸調整器の迅速作動のために、エンジン制御装置により駆動される電磁弁47によって差圧ピストン42の通常に遠心圧力を作用された遠心圧力面49における圧力軽減が達成され得る。差圧ピストン42の基準圧面49にいつも作用する搬送圧は差圧ピストン42をそのストッパ46に対して移動するので、ばね43は最高に緊張されて、回転数に依存して例えば5バールの上昇作動油圧を調整する。圧力接続部25に存在する絞り50は電磁弁47の駆動の際に差圧ピストン42の遠心圧力面49における有効な圧力降下を奏する。
図1と3の実施例に一致するポンプケーシングにおけるこの発明による制御ピストンの配列に代えて、外歯車制御オイルポンプの場合に搬送量調整を行う移動ユニット内の制御ピストンの配列が可能である。これによって、簡単なポンプケーシングを備える非常にコンパクトな制御オイルポンプが実施できる。このために、図4は外歯車制御オイルポンプの拡大断面で移動ユニット60の好ましい実施例を示す。
移動ユニット60は遠心圧力を発生させて遠心力方向に斜めに配置された半径方向孔62を備える搬送歯車61を有する。搬送歯車61はばねピストン64と一部材で形成されている中空支承ボルト63上に回転支承されている。ばねピストン64に対向位置して支承ボルト63上に固定された圧力ピストン65が移動ユニット60を完成させる。移動ユニット60の軸方向位置と外歯車制御オイルポンプのそれぞれの搬送量は一方では室66の圧力ピストン65に作用する作動油圧と、他方ではばねピストン64における反作用力とに依存して、その反作用力は一方で戻りばね67と他方でばね室68に作用する制御圧から発生される。
制御圧はこの実施例では支承ボルト63に配置されたリング状制御ピストン69により発生される。制御圧は一方では室66に作用する作動油圧を作用され、他方では制御ばね70を支持する。制御ばねは圧力管72の包囲部71に当接し、その管は中央孔74を介して制御ピストン69により発生された制御圧をばね室68に供給する。圧力管72の包囲部71はばねピストン64に固定されたカバー73に支持する。圧力管72は制御ピストン69に滑り座で気密に貫通する。室66に向いた端にて閉鎖されている中央孔74はいつも制御ピストン69のみぞ75と圧力接続しており、例えば適切な横孔を介して圧力管と制御ピストン69に圧力接続している。
制御ピストン69のみぞ75は吸込み室77と接続している軽減孔78と同時に示されて中間制御位置に作動油圧を室66から供給された圧力孔76と僅かに重なっている。室66から制御ピストン69の前面に作用する目標作動油圧の偏差は、自動的に制御ピストン69の制御運動によって既に言及された形式でばね室68に制御圧を介して搬送量を制御する移動ユニット60の軸方向移動によって訂正される。
ばねピストン64には差圧ピストン79が配置されており、そのピストンは案内スリーブ80を介してカバー73且つ支承ボルト63内に軸方向移動可能に支承されて、この発明によると、ばね81を介して弾性的に補助力を制御ピストン69に伝達できる。ばねピストン64の圧力ポケット82内にいつも作用する制御オイルポンプの搬送圧は一方でばねピストン64の接続部83を介して且つ他方で搬送歯車61の傾斜半径方向孔62、支承ボルト63内の向いた横孔84並びに案内スリーブ80と支承ボルト63の間の局部的半径方向遊びを介して原理的に両側に差圧ピストン79に隣接する。けれども、この搬送圧は半径方向孔62においてそれで回転数に依存して作用する遠心圧力だけ減少されるので、有効に遠心圧力のみが差圧ピストン79において補助力を発生させる。
この差圧ピストン79から発生した補助力はその装置ではストッパ85にてばね81の最高応力によって制限されるので、制御オイルポンプの調整された最高作動油圧が例えば5バールに制限されている。
制御の申し分の無い機能を達成させるために、支承ボルト63内の中空空間は圧力のないにちがいない。このために、圧力ピストン65は吸込み室77と接続する吸込みポケット86を有し、そのポケットは支承ボルト63の軽減孔87を介してこの中空空間の圧力軽減を奏する。
内燃機関の必要油圧の上昇の際における作動油圧の一時的上昇は移動ユニット60における制御ピストン69の配置にて可能である。このために、作動油圧下にある導管88は電磁弁89を有し、その弁はエンジン制御装置の電気駆動の際に絞り孔90を介してばね室68の制御圧に重なる圧力上昇を開始する。これによって移動ユニット60は戻りばね67により右へ油搬送量の上昇した位置に作動油圧の生じる上昇により移動される。けれども、過圧弁91はばね室68内の圧力を所定値に限定するので、室66に作用する作動油圧は最適な最高値にのみ上昇できる。この回転数に依存して最高作動油圧は作動搬送量制御では制御オイルポンプをさらに作動し、この場合に制御ピストン69は機能なしである。
図5は図4に代えて、移動ユニット60に一体化された遠心圧力制御を備える外歯車制御オイルポンプの別の実施可能性を示す。室66内の作動油圧を供給する導管92には、電磁弁93が配置されており、その電磁弁はエンジン制御装置により与えられた作動油圧の上昇において閉鎖されて、同時に接続部94を介して室66を圧力軽減させる。戻りばね67は作動油圧の生じる上昇によって最高搬送量の位置に移動ユニット60を移動させる。けれども、非作動搬送量制御のために、最高作動油圧を例えば6バールに制限するために、無条件に従来の迂回制御は過圧弁95を備えている。
図5には、室66から作動油圧を作用される制御ピストン69は図4と違って、差圧ピストン79における緊張された制御ばね97を支持する。
この簡略化された実施態様は、けれども、図4の実施態様に比べて、およそ制御特性を生じる、というのは、差圧ピストン79にて遠心圧力により発生した補助力は所定作動油圧から初めて制御ばね96の応力を克服する際に圧力制御に影響を与え得るからである。
差圧ピストン79の案内スリーブ80のカバー73と圧力管72の包囲部71の間に形成されて油充填された絞り室97は案内スリーブ80と包囲部71の間の遊びの適切な選択の場合には差圧ピストン79の運動を減衰できる。これによって特に制御ピストン69の迅速な制御運動の伝達はその制御ピストン69の差圧ピストン79への弾性的連結によって回避されるので、差圧ピストンは適切な減衰の際にはぼ変更されない位置に残り、それにより安定な制御機能を可能とする。
この発明による制御装置は油充填された半径方向孔において回転する構成部材により遠心力条件付きで生じる遠心圧力を制御オイルポンプの回転数依存型油圧制御に対して利用する。これによって簡単な形式であらゆる作動温度の際に内燃機関のオイルポンプ駆動出力の消費の好ましい減少が達成される。
ポンプケーシングに配置された制御ピストンを備えるこの発明による外歯車制御オイルポンプを示す。 この発明による制御オイルポンプの内燃機関の必要油圧と油圧経過を備える油圧線図を示す。 制御ピストンが離脱された差圧ピストンを有する図1による外歯車制御オイルポンプを示す。 移動ユニット内のこの発明による油圧制御の配置を備える外歯車制御オイルポンプの断面図を示す。 油圧上昇に対する電磁弁の図4に対する代用的配置を示す。
符号の説明
1....制御ピストン
2....ポンプケーシング
3....ケーシングカバー
4....駆動軸
5....搬送歯車
6....搬送歯車
7....支承ボルト
8....圧力ピストン
9....ばねピストン
10....移動ユニット
11....室
12....戻りばね
13....ばね室
14....制御孔
15....作用面
16....制御ばね
17....制御ジャーナル
18....圧力みぞ
19....軽減孔
20....差圧ピストン
21....基準圧面
22....圧力接続部
23....圧力室
24....遠心力面
25....圧力接続部
26....半径方向孔
27....吸込み孔
28....横接続部
29....静止支承ボルト
30....フィルタ
31....フィルタ
41....制御ピストン
42....差圧ピストン

Claims (9)

  1. 内燃機関の潤滑オイルを供給する搬送量調整装置を備え、搬送量調整装置(10,60)の圧力作用の制御圧を発生させる制御ピストン(1,41,69 )と制御ばねを備え、並びに制御ピストン(1,41,69)に作用する補助力を発生させる装置を備える液圧ポンプ、 特に制御オイルポンプの回転数依存式圧力制御装置において、補助力は差圧ピストン(20,42,79)からもたらされ、ピストンは回転する構成部材(5,61)のオイル充填された少なくとも一つの半径方向孔(26,96)で回転数に依存して作用する遠心圧を受けることを特徴とする液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  2. 半径方向孔(26,62)は次の特徴事項の少なくとも一つを有する:
    (a)半径方向孔が遠心力方向における制御オイルポンプの搬送歯車(5,61)に或いはそれに対して斜めに配置されていること;
    (b)半径方向孔がその外端にて搬送歯車(5,61)の所定回転角度位置に圧力室(23) 或いは圧力ポケット(82)からの搬送圧力を作用されること、
    を特徴とする請求項1に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  3. 差圧ピストン(20,42,79)は次の特徴事項の少なくとも一つを有する:
    (a)差圧ピストンが一方では少なくとも一つの圧力接続部(22,83) を介して搬送圧を、 対抗位置して他方では遠心圧力だけ低下された搬送圧を作用されること;
    (b)差圧ピストンが制御ピストン(1)と一部材で形成され、補助力を直接に制御ピストン(1)上に伝達されること;
    (c)差圧ピストンが制御ピストン(1)に対して軸方向移動可能に形成され、補助力を制御ばね(43,81,97)を介して制御ピストン(41,69)に伝達されること; (d)差圧ピストンが絞り室(97)を有すること;
    を特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  4. 制御ピストン(1,41,69)は、次の特徴事項の少なくとも一つを有する:
    (a)制御ピストンは制御ばね(16,72)と差圧ピストン(42,79)用の同じ方向に作用するばね(43,81)を有し、この場合にばね(43,81)が差圧ピストン(42,79)の圧縮力なしに特に力なしに緩和され、差圧ピストン(42,79)の最大圧縮力の際にそのストッパ(46,85)によって力制限されていること;
    (b)制御ピストンは、制御位置において僅かなカバーで一方で圧力孔(76)と、他方で軽減孔(78)と接続している制御みぞ(75)を有すること;
    (c)制御ピストンは制御ばね(96)を介して専ら差圧ピストン(79)に支持されていること;
    (d)制御ピストンは差圧ピストン(20)と一部材で形成されていること;
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  5. 差圧ピストンに対する圧力接続部は次の特徴事項の少なくとも一つを満たす:
    (a)半径方向孔(26,62)から差圧ピストン(20,42,79)までの圧力接続は搬送歯車(5,61)の静止回転ボルト(29,63)の圧力室(23) 或いは圧力ポケット(82)に対して整合された横接続部(28,84)によって行われること;
    (b)差圧ピストン(42)への圧力接続部(22,25) は一つのフィルタ(30,31) を有すること;
    (c)差圧ピストン(20,42)への圧力接続部(22,25) は一つの絞り(50) を有すること;
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  6. 外部歯車制御オイルポンプでは、制御ピストン(69,96)及び差圧ピストン(79)は移動ユニット(60)として戻りばね(67)とばね室(68)に形成された搬送量調整装置内部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  7. 移動ユニット(60)に配置された制御ピストン(69)はばね室(68)と圧力接続しており、 特に次の特徴事項の少なくとも一つを備えており、 a)圧力接続部は移動ユニット(60)のカバー(73)を貫通する圧力管(72)を介して 延びていること;
    b)ばね室(68)は絞り孔(90)を介して磁石弁(89)からオイル圧を作用できること;
    c)ばね室(68)は過圧弁(91)によって圧力制限されること;
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  8. 室(66)内で移動ユニット(60)に作用する圧力は、特に磁石弁(93)によって遮断できることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
  9. 差圧ピストン(42)の遠心圧力面(48)は磁石弁(47)によって圧力軽減できることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液圧ポンプ用の回転数依存式圧力制御装置。
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