JP2007512078A - 解剖学的管状構造の診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】腸管、特に直腸および結腸の病変を診断するための診断装置であって、要求を満たし、かつ公知技術に関連して引用された欠点を克服するような構造的および操作的な特徴を有する診断装置を提供する。
【解決手段】解剖学的管状構造の病変を診断するための診断装置10は、近位端と遠位端との間に展開し、かつ前記解剖学的管状構造内に挿入されるように構成された管状長尺構造12,28と、前記管状長尺構造の前記遠位端に支持された前記解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張するための手段22であって、前記診断装置を導入するための閉位置と、病変を観察し、かつ評価するための少なくとも1つの開位置との間で移動可能である部分拡張手段と、前記管状長尺構造の前記近位端に支持された制御手段であって、前記閉位置と前記開位置との間で、前記閉位置から前記開位置へ、およびその逆の前記開位置から前記閉位置へ前記部分拡張手段を移動させるために前記部分拡張手段と操作可能に連結された制御手段を含む。
【選択図】図1

Description

開示の内容
本発明の主題は、例えば、腸管等の解剖学的管状構造の診断装置である。特に、本発明は、例えば、腸重積症、狭窄症、脱出症、直腸瘤等の結腸あるいは直腸の病変を診断するための診断装置に言及するものである。
限られた費用で実現可能であり、病院あるいは診療所でない建物内でも使用可能であり、患者の不快感を最少にして、例えば鎮静剤の投与を避けることができるという有用性のある上記診断装置は、この技術分野において、特に必要なものであると考えられる。さらに、粘膜脱出症の存在および性質を検証することができるという有用性のある診断装置は、特に必要なものであると考えられる。
可撓性の結腸鏡およびS状結腸鏡等の診断装置は、重大な欠点を有していることが知られている。一般に、結腸鏡については、分析器の影響下にある腸管の壁部を拡張するために、空気注入によって作業が行われる。空気注入は、患者に強い不快感を与えるものであり、しばしば、最後の手段として鎮静剤の投与に頼ることになる。さらに、空気注入は、いかなる粘膜脱出症状も消失して観察できないという結果を伴う直腸の拡張を引き起こすことになる。
関与する領域を直接観察することができ、かつ大寸法、例えば2cmより大きい内径でも観察できる肛門鏡も、挿入時に患者に苦痛を与え、かつ括約筋を弛緩させる必要がある点で知られている。
必要とされる器具が複雑にして高価であり、これに加えて患者に強い不快感を与えるために、しばしば、病院あるいは診療所では、このような環境で診断方法の大部分が実行される構造のものが装備されるだけである。
本発明の核心部分における課題は、腸管、特に直腸および結腸の病変を診断するための診断装置において、上述の要求を満たし、かつ公知技術に関連して引用された上述の欠点を克服するような構造的および操作的な特徴を有する診断装置を提供することにある。
このような課題は、特許請求の範囲における請求項1に一致する診断装置によって解決されるものである。請求項1に従属する請求項は、本発明による診断装置の他の実施の形態に言及するものである。
本発明による診断装置の他の特徴および利点は、本発明を限定したものとして示され、添付された図面に関連する好適な実施の形態に関する次のような記述から現れるはずである。
本発明は、概ね、腸管、例えば直腸および結腸等の解剖学的管状構造の病変を診断するための診断装置に言及するものである。概括的に、診断装置は、近位端と遠位端との間に展開し、かつ診察されるべき解剖学的管状構造内に挿入されるように構成された長尺構造を含むものである。さらに、診断装置には、長尺構造の遠位端に支持された解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張するための部分拡張手段が設けられている。この部分拡張手段は、診断装置を導入するための閉位置と、病変を観察し、かつ評価するための少なくとも1つの開位置との間で移動可能である。
上記部分拡張手段は、長尺構造の近位端に支持された制御手段と操作可能に連結されている。これら制御手段は、拡張手段を開閉するために、オペレータによって操作される。
さらに、診断装置には、長尺構造に支持され、かつ拡張手段によって拡張された腸管に到達するように構成された観察手段が設けられている。
本発明による診断装置のいかなる実施の形態にも適用可能である、一般に近位という用語は、従来から、使用中の診断装置を把持するオペレータに近い側の診断装置の一部あるいは一端を意味すると共に、遠位という用語は、従来から、診察を実行しているオペレータから遠い側の使用中の診断装置の一部あるいは一端を意味する。さらに、前進という用語は、近位端から遠位端への方向(例えば、図2の矢印F方向)に実行される移動、好ましくは平行移動を意味するが、これに対して、後退という用語は、遠位端から近位端への方向(例えば、図3の矢印F´方向)に実行される移動、好ましくは平行移動を意味する。
このような診断装置のいくつかの実施の形態は、例えば添付図面に関連して、次のように記述される。
図1〜図4Aを参照すると、参照番号10は、実現可能な第1の実施の形態による肛門通過型の診断装置を広く示している。
参照番号12は、好ましくは円筒状で内部が中空である内管を示している。内管12は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されてもよい。
内管12は、近位端12aと遠位端12bとの間に延在している。近位端12aは、例えば、握りの形状の把持本体14に操作可能に支持されている。実現可能な1つの実施の形態によれば、近位端12a上には、把持本体14のシート部18内に収容されるように構成された固定用フェルール16内が実装されている。実現可能な貫通孔20は、内管12の近位端12a内、固定用フェルール16内、および把持本体14内に形成されており、これにより図示しない適切な固定手段によって上記3つの構成部品を互いに結合させるようにしてもよい。
内管12の遠位端12bは、内管12に対して好ましくは長さ方向に延在し、弾性を有するか、あるいは、ともかく延長可能なアーム22に操作可能に支持されている。例えば図1〜図4Aに示された実現可能な1つの実施の形態によれば、アーム22は、これらのアーム22の第1端部が内管12の外壁部に固定されるが、これに対して第2端部が内管12の遠位端12bから突出するように、配設されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、内管12の外表面は、内管12の遠位端12bから始まり、好ましくは長さ方向に延在する複数の溝部24を有している。各溝部24は、1つのアーム22の少なくとも一部を受け入れるように構成されている。アーム22が矩形状の断面を有する場合には、溝部24は、上述したアーム22の少なくとも一部を受け入れるために、アーム22に類似した形状および寸法の断面を有している。
アーム22は、閉形状(図3)と完全に開いた開形状(図2)とに対応する、少なくとも2つの正反対の形状を呈するように構成されている。実現可能な1つの実施の形態によれば、アーム22の開形状では、各アーム22は、直線部分22aおよび湾曲部分22bを有している。直線部分22aは、例えば、内管12の外壁部に固定されるように構成されている。
アーム22の内管12への固定は、いかなる手段によって、例えば接着あるいは溶接によってなされてもよい。
アーム22の湾曲部分22bは、開形状のアーム22自体が実質的に「カップ」状の構造の骨格を規定するように構成されていることが好ましい。さらに、アーム22の湾曲部分22bは、閉形状のアーム22自体が「オリーブ」形状すなわち先端部を丸くした円錐構造(図3)の骨格を規定するように構成されていることが好ましい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、アーム22は、好ましくは、その内部に、検出部品すなわち放射線不透過性マーカー25を有している。例えば、すべてのアーム22、あるいはその一部のみは、直面した病変の性質を判定するために、アーム22自体の長さ方向に沿って分散された1つまたはそれ以上のマーカー25を有してもよい。例として、図4Aには、マーカー25がアーム22の1つだけに示されているが、マーカー25がアーム22ごとに設けられてもよく、マーカー25が図示されたものと異なる数および形状で設けられてもよい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、好ましくはプラスチック材料あるいは折り曲げ可能な材料で形成された膜体26は、内管12の遠位端12b上で、かつアーム22の外面に取り付けられている。実現可能な1つの実施の形態によれば、膜体26は透明材料で形成されている。
参照番号28は、好ましくは第1部分30と第2部分32とを含む外管を広く示している。組み立てられた形状の診断装置10では、外管28は、その内部に内管12を受け入れる。さらに、外管28を参照すると、参照番号28aで示された近位端と、参照番号28bで示された遠位端を確認することができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、外管28は、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されてもよい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管28は、肛門内への診断装置10の貫入長さを測定するために、例えば、その外管28自体の長さ方向に沿って分配された1つまたはそれ以上の検出部品すなわちマーカー33を有してもよい。実現可能な1つの実施の形態によれば、マーカー33は、外管28を横断する方向に配され、かつ外管28自体の長さ方向に沿って分配された管状リングの形状を有している。図4には、一例として、いくつかのマーカー33が示されているが、この図示されたマーカーとは異なる数および形状で設けられることが可能である。
追加の把持本体34は、外管28の近位端28aに操作可能に支持されている。実現可能な1つの実施の形態によれば、外管28の近位端28a上には、追加の把持本体34のシート部38内に収容されるように構成された固定用フェルール36が実装されている。できる限り、貫通孔40は、外管28の近位端28a内、固定用フェルール36内、および追加の把持本体34内に形成されており、これにより図示しない適切な固定手段によって上記3つの構成部品を互いに結合させることができる。
把持本体14すなわち握りは、追加の把持本体34内に受け入れられ、かつ診断装置10が組み立てられたときに追加の把持本体34に対して長さ方向に摺動できるような構造を有している。
追加の把持本体34は、好ましくは、把持本体14すなわち握りのうち、例えば、診断装置10の閉位置、開位置およびできる限り中間位置に対応する2つまたはそれ以上の不連続位置を識別するような構造を有している。例えば、図1〜図4Aに示した実現可能な1つの実施の形態によれば、追加の把持本体34は、設定リング42を含み、この設定リング42から湾曲壁部44が内管12および外管28に対して長さ方向に延在する。実現可能な1つの実施の形態によれば、湾曲壁部44上には、3つの環状のリブ46a,46b,46cが形成されており、これらリブ46a,46b,46cは、把持本体14すなわち握りを受け入れ、かつその摺動を許すように不完全な円周部分を有するアーチを構成するために延在している。例示の手段としての参照番号46aは、近位側のリブを示し、参照番号46bは中間位置のリブを示し、参照番号46cは遠位側のリブを示しているが、数、形状あるいは配置が異なるリブを備えた追加の把持本体は形成可能である。
本発明による診断装置の定義については、内管および外管は、近位端と遠位端との間に展開する長尺構造を規定するものである。長尺構造の長さは変更可能である。内管および外管を構成する材料の機能に関しては、上記長尺構造をやや剛性あるいは可撓性とすることができる。診断装置10のアーム22は、上記長尺構造の遠位端に対応する対象である解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張する手段を規定するものである。制御手段は、一方が他方に対して摺動可能であり、かつ一方が他方の内部へ摺動可能である内管および外管を含み、制御手段は、内管および外管に対して平行移動させるものである。
上述した診断装置の実施の形態の使用方法については後述される。
診断装置10は、当初、閉位置(図3)、例えば、仮に存在する場合には、近位側リブ46aと中間リブ46bとの間に握り(把持本体)14が配された状態にある。外管28の遠位端は、内管12の遠位端に重なり合っている。結果として、アーム22は、これらに対応する膜体26と共に実質的に「オリーブ形状」をなしている、囲繞あるいは変形された遠位端を有している。
閉位置にある診断装置10は、診察を行う外科医あるいはオペレータによって患者の直腸/結腸、S状結腸/結腸内に、肛門を経て導入される。診断装置10の導入程度は、仮に存在する場合には、外管28上の放射線不透過性マーカー33を用いて確認することができる。診断装置10の挿入は、診断装置10自体の遠位端、すなわちアーム22の遠位端の「オリーブ形状」によって手助けされている。
所望の位置に到達したときには、診断装置10の遠位端は、ここで議論されている実施の形態に関連して後述されるように、対象領域を徐々に拡大する方法で、「花状」に開かれる。
握り(把持本体)14は、例えば中間リブ46bと遠位側リブ46cとの間に位置決めされる方法で、診断装置10の遠位端に向けて押し進められる。その間に、追加の把持本体34の位置は握り(把持本体)14を基準にして引き続き、維持される。結果として、内管12は、外管28を基準にして前進することによって平行移動し、内管12の遠位端12bは外管28から出始める。アーム22およびこれらに対応する膜体26の遠位部分は、外管28から出て、自由に、少なくとも診断装置10が中間的な開位置になるまで、弾性的に拡大する。換言すれば、外管28によって当初、圧縮された状態に維持されたアーム22は、自由に、少なくとも外管28の外にある部分に対応する部分を拡張し、結果として膜体26を拡張させる。このような操作によって、結腸および直腸の壁部の引き伸ばしおよび拡張が行われる。
握り(把持本体)14は、中間的な開位置にある診断装置10自体の移動を阻止し、かつ対象領域の観察を可能にするために、診断装置10の長軸を基準にして回転可能としてもよい。例えば、握り(把持本体)14を回転させることによって、握り(把持本体)14および内管12が拘束されて、追加の把持本体34および外管28に対して摺動するようにして、中間リブ46bと遠位側リブ46cとの間に少なくとも部分的に、握り(把持本体)14自体を挿入する。
完全に開いた位置まで診断装置10をさらに開くために、握り(把持本体)14は、追加の把持本体34および外管28に対して摺動できるようにして、再び位置決めされる。握り(把持本体)14は、例えば、遠位側リブ46cと設定リング42(図2)との間の位置、すなわち完全に開いた位置に到達するまで、診断装置10の遠位端に向けて押し進められる。内管12の遠位端12bは、外管28の遠位端28bからさらに出て、アーム22の遠位部分をより自由にする。したがって、アーム22は、これに対応する膜体26と共に、実質的に「カップ」状となるまで、外側へさらに拡大することができる。内管12の遠位端12bが外管28の遠位端28bから特定の長さだけ出る場合には、内管12の拘束されない長軸部分は、アーム22が外側へ延長している間、アーム22の反作用面を規定する。
この完全に開いた位置でも、対象領域の観察を可能にするために、例えば、上述したように握り(把持本体)14を回転させることによって、握り(把持本体)14の移動を阻止することが可能である。
診断装置10の遠位端を開くために、握り(把持本体)14の押し進めが予見され、これにより追加の把持本体34および外管28に対する内管12の押し進めがなされる上述の操作は、追加の把持本体34をオペレータに向けて引き、これにより外管28をオペレータに向けて後退させることによって、同様に実行可能である。
上述の診断装置10は、内管12内に導入されると共に、アーム22の開口のために、オペレータ(外科医)が種々の病変の存在および範囲を確認できるようにして、適度に拡大した対象領域に向けることができる観察用器具(例えば腹腔鏡)に対応して使用可能である。換言すれば、内管12は、対象領域を観察するための照明部品および光学的部品を通過させることができる。
一方、診断装置10は、専門医、開業医から提供される結腸鏡およびガス注入装置と共に提供される装置に対応させることができる。
診断装置10の遠位端を徐々にかつ選択的に拡大させることによって、例えば、患者が排便の真似をしている間、粘膜の反応を確認することができる。
本発明の診断装置10は、腸重積症、狭窄症、脱出症、直腸瘤の中での種々の病変を診断することを可能にする。不具合部分の位置および大きさは、診断装置10およびそのアーム22上に配されたマーカーを用いて、測定することができる。
診断装置10は、様々な組織切片の分析を可能にし、かつ脱出症の病状を診断するために、診断装置10の開閉中に後退あるいは前進することができる。
診断装置10の遠位側先端部の閉鎖は、上述した診断装置10の遠位側先端部が開いた状態で実行された操作と逆の操作においても明らかに、同様に行われる。外管28を基準にした内管12の後退動作(図3の矢印F´方向)中に、外管28は、閉位置に達するまで再び折り曲げられていくアーム22を徐々に囲繞するものである。膜体26はアーム22に追従して収縮する。
上述から明らかなように、当業者は、本発明による診断装置がいかにして結腸・直腸管等の解剖学的管状構造の病変診断に有益な低コストの装置を提供することができるかを正当に評価することができる。例えば、腸閉塞、腸重積症、狭窄症、脱出症および直腸瘤等の病変を識別し、かつ評価することができる。
直腸脱出症の診断および測定を実行する能力は、公知の装置、特に結腸鏡が上記のような病変を診断できない点で、特に有利である。実際は、結腸鏡は、直腸の拡張を引き起こし、その後に、粘膜脱出症を消失させる空気の注入を必要としている。
上述した結腸鏡と比較すると、本発明による診断装置は、患者の不快感を低減させ、鎮静剤を投与しなくても使用可能であり、公知の装置に対して、より簡単に導入でき、空気の注入を必要としないものである。
本発明による診断装置の他の利点は、内蔵型の寸法で形成可能である点に関連しており、この内蔵型よりも、多少大きな寸法を有する点で苦痛を伴い、かつ括約筋を弛緩させる必要があるという直接観察型の肛門鏡の欠点を解消することができる。
さらに、本発明による診断装置は、簡単な構造であり、使い勝手がよく、低コストで、鎮静剤の投与を必要としない点で、外来患者に、あるいは病院あるいは診療所でない、いかなる環境下でも、使用可能である。
とりわけ、閉位置での挿入中および開位置での使用中のいずれにおいても傷をつけない遠位端の先端部あるいはヘッド部を設けることは特に有利である。
さらに、組織が垂下するか、あるいは組織が診断装置の顎部内に挟まる可能性があるというリスクは、最小限化されるか、それどころか、解消される。
内管および外管の双方を構成できる様々な材料は、特にS状結腸まで容易に導入されるように構成された、相対的に可撓性の長尺構造を得ることができる。
外管およびアーム上の双方に設けられる放射線不透過性マーカーの使用は、それぞれ、診断装置の挿入深度を測定し、かつ脱出症を測定することができる。
診断装置の構造は、閉位置においては、異物が診断装置自体の内部に導入されるというリスクを限定することができる。
完全に開いた位置で広げられた形状は、括約筋からの反応を引き起こすために特に有利である。さらに、アーム22の形状は、診断装置10の遠位端で径方向に最大に開くように設計されることが好ましい。
上述され、かつ図示された態様に対する変更および/または追加が考えられることは明らかである。
上述の実施の形態に関連して、図面に示された方法に代えて、追加の把持本体34は、診断装置の開きの範囲に対応する領域を考えることなしに、設定リング42単独で構成可能である。一方、図示されたリブとは異なる数のリブは、1つまたはそれ以上の所定位置を規定するために考えられてもよい。
診断装置10が閉位置にあり、あるいは図示されたものと異なる方法で突出している場合には、アーム22は、外管28の内部に完全に配されることが可能である。さらに、内管12は、診断装置10が完全に開いた位置にある場合でも、外管28の内部に留まるようにして、構成可能である。
内管12に対するアーム22あるいは膜体26の固定は、例えば、溝部24を考えることなく、すなわち図示されたものと異なる形状で溝部を考えることによって、種々の性質を有することができる。
外管は、図示されているような2つの部品ではなく、1つの部品で構成することができる。
内管12と握り(把持本体)14(と、できる限り、固定用フェルール16)との固定、あるいは外管28と追加の把持品体34(と、できる限り、固定用フェルール36)との固定は、図示されたものと異なる場合でも、種々の性質を有することができる。
内管および外管の双方の形状は、記述され、かつ図示された形状を基準にして変更することができる。
構成材料がもつ固有の性質のために、弾性を有し、あるいは、いかなる場合でも拡張可能なアーム22は、外管28に対する内管12の平行移動を制御する他のタイプに対応させることもできる。例えば、制御機構あるいはギア制御機構を回転させることは、本発明による診断装置の他の実施の形態に関連して後述されることになる制御機構と同様に使用可能である。
外管に対して内管を平行移動させるための握りを備えた制御機構は、遠位端の他の実施の形態、例えば本発明による診断装置の他の実施の形態に関連して後述されることになる花弁状部材と同様の剛性あるいは弾性を有する花弁状部材と共に、使用されてもよい。
図5〜図10は、本発明による診断装置の実現可能な他の実施の形態が示されている。表記を簡略化するために、図5〜図10に示した診断装置は、概ね、参照番号100によって示されている。
参照番号102によって、好ましくは円筒状で内部が中空である内管が示されている。内管102は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されている。
内管102は、近位端102aと遠位端102bとの間に延在している。実現可能な1つの実施の形態によれば、内管102の外表面の一部は、近位端102a近傍に位置し、長さ方向に延在するネジ部104を有している。実現可能な1つの実施の形態によれば、内管102の外表面の一部は、遠位端102b近傍に位置する環状溝部106を有している。
内管102を規定する壁は、内管102自体の長さ方向に延在した少なくとも1つの孔108をさらに有している。図示例では、正反対の位置に配された2つの矩形状の孔108は、内管102の長軸に平行な長辺を有している。孔108は、好ましくはネジ部104と遠位端102bとの間に構成された内管102の近位部分内に形成されている。
内管102の近位部分は、例えばノブ形状の把持本体110に操作可能に支持されている。
ノブ(把持本体)110は、第1部分112と、この第1部分112に対応する第2部分114とを含むものであり、第2部分114は第1部分112に対して(図6、図8および図9の矢印F´´方向に)回転可能になっている。実現可能な1つの実施の形態によれば、第2部分114は、第1部分112の環状シート部118内に受け入れられるように構成されたフランジ116を含むものである。実現可能な1つの実施の形態によれば、第1部分112は、内管102上に、互いに固定されるように構成された2つの外殻半体の形態で形成されている。
参照番号120は、第1部分112の内壁内に形成され、かつ把持本体110の内部に向けて延在するフィンを示している。フィン120は、このフィン120に対応する内管102の孔108内のある距離について長さ方向に摺動する余裕を残した状態で、孔108内に挿入されるように構成されている。2つの孔108が形成されている場合には、2つのフィン120がそれぞれの孔108内に挿入されるように構成されることになる。把持本体110の第1部分112が2つの外殻半体の形態で形成されている場合には、各外殻半体は1つのフィン120を含むと便利である。
第2部分114は、内管102および把持本体110の長さ方向への展開に対して長さ方向に交差する方向に沿って、第2部分114自体の内部に向けて延在する少なくとも1つの回動軸122を含むものである。好ましくは、2つの回動軸122は、第2部分114の正反対の位置に配されるようになっている。実現可能な1つの実施の形態によれば、回動軸122は、第2部分114自体の内部に突出するようにして、第2部分114上のシート部124内に挿入されている。第2部分114内に延在する回動軸122の端部は、内管102のネジ部104と螺合するように構成されている。
参照番号126は、内管102自体の遠位部分上に位置決めされるように構成された外管を示している。また、外管126を参照すると、参照番号126aによって示された近位端と、参照番号126bによって示された遠位端を確認することができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、外管126は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管126は、例えば、肛門の内部への器具の貫入長さを測定するために、外管126自体の長さ方向に沿って分散された1つまたはそれ以上の検出部品すなわちマーカー128を有することができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、マーカー128は、外管126に対して長さ方向に交差する方向に配され、かつ外管126の長さ方向に沿って分散されたリングの形状をなしている。図6および図7には、1つの実施例としてのマーカーが示されているが、これらのマーカーは図示されたものと異なる形状、数および配置で提供可能である。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管126の近位端126aは、把持本体110内、特に第1部分112内に形成された環状シート部132内に受け入れられるように構成されたフランジ130を有している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管126は、この外管126の周方向に沿って分散され、かつ外管126自体の遠位端126b近傍に配された複数の孔(開口部)134を有している。各孔134は、1つのノッチ部136を有しており、このノッチ部136は、例えば孔134の近位縁から遠位縁に向けて延在している。
内管102および外管126の両遠位端は、花弁状部材138に操作可能に支持されており、これら花弁状部材138は、好ましくは診断装置100に対して長さ方向に延在している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材138は、これらの第1端部が内管102および外管126の遠位端に支持されるのに対し、第2端部が第1端部に対して突出するようにして、配されている。
花弁状部材138は、閉形状および完全に開いた開形状に対応する少なくとも2つの正反対の形状を呈するように構成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材138は、湾曲表面142になるように広がるアーム140を含むものである。アーム140は、この展開されたアーム140を基準にして略90°だけ、再び折り曲げられる端部144を有しており、折り曲げにより孔146が形成される。実現可能な1つの実施の形態によれば、湾曲表面142は、アーム140に関して非対称構造を有しており、診断装置100が展開された長さ方向を基準にして、この長さ方向に交差する方向に延在する側方延在部148を備えている。
アーム140の端部144は、内管102の環状溝部106内に受け入れられるように構成されている。さらに、アーム140は、このアーム140の孔146内に入るノッチ部136を有する、外管126の複数の孔(開口部)134のうち、1つの孔134内に挿入されるように構成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材138は、好ましくは、その内部に、検出部品すなわち放射線不透過性マーカー150を有している。例えば、すべての花弁状部材138、あるいは花弁状部材138の一部のみは、直面した病変の性質を判定するために、花弁状部材138自体の長さ方向に沿って分散された1つまたはそれ以上のマーカー150を有することができる。例えば、マーカー150は、花弁状部材138の1つに示されているが、すべての花弁状部材138あるいは花弁状部材138の一部のみに設けられてもよい。さらに、1つの実施例としてのマーカーは、花弁状部材が展開される長さ方向に交差する方向に配され、かつ花弁状部材の長さ方向に沿って分散された線分として示されているが、マーカーは1つの実施例として図示されたものと異なる数、形状および配置で設けられてもよい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、好ましくは弾性材料あるいは折り曲げ可能な材料で形成された膜体152は、外管126の遠位端126b上で、花弁状部材138の外面に取り付けられている。実現可能な1つの実施の形態によれば、膜体152は透明材料で形成されている。
組み立てられて閉形状をなす診断装置100では、複数の花弁状部材138は、互いに重なっており、特に、1つの花弁状部材138の側方延在部148は、この花弁状部材138自体のすぐ隣に位置する花弁状部材138の湾曲表面142の外側に位置決めされている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、導入部品154は、内管102内に、診断装置100の遠位端から僅かに突出するまで、挿入可能である。導入部品154の遠位端は、円錐形状を有するか、あるいは、いかなる場合でも、患者の不快感を低減するように構成されている。
本発明による診断装置の定義については、内管および外管は、近位端と遠位端との間に展開する長尺構造を規定するものである。長尺構造の長さは変更可能である。内管および外管を構成する材料の機能に関しては、上記長尺構造をやや剛性あるいは可撓性とすることができる。花弁状部材138は、上記長尺構造の遠位端に対応する解剖学的環状構造の壁部を部分的に拡張する手段を規定するものである。制御手段は、一方が他方に対して摺動可能であり、かつ一方が他方の内部へ摺動可能である内管および外管を含み、制御手段は、内管および外管に対して平行移動させるものである。
上述した診断装置の実施の形態を使用する方法は後述される。概括的には、上述した実施の形態と同様である。換言すれば、内管および外管の相対的な平行移動は、診断装置の遠位端の形状を、閉形状(図8)から完全に開いた開形状(図9)へ、逆に、完全に開いた開形状(図9)から閉形状(図8)へ徐々に変化させるものである。
上述した実施の形態では、内管と外管との相対的な平行移動は、オペレータが第1部分112をしっかりと把持している間、把持本体110の第2部分114を第1部分112に対して回転させることによってなされる。第2部分114の回転中に、内管102のネジ部104内に螺合された回動軸122は、第2部分114の回転方向(図6、図8および図9の矢印F´´方向)への移動の作用として、前進あるいは後退方向(図6、図8および図9の矢印FおよびF´方向)への外管126に対して内管102を平行移動させる。内管102の回転は、把持本体110のフィン120と内管102の孔108との間の連結によって阻止される。フィン120の長さ方向の延在部分よりも孔108の長さ方向の延在部分を長くしたことにより、把持本体110および外管126に対する内管102の平行移動を可能にする。
外管126と内管102との相対的な平行移動は、ノッチ部136によって構成された支点回りに花弁上部材138を回転させる。換言すれば、花弁状部材138を開くために、内管102を前進させると、花弁状部材138の端部144は、環状溝部106との相互作用によって、前方に引き戻され、結果として花弁状部材138が各ノッチ部136回り(図9の矢印F´´´方向)に回転する。
同様に、外管126に対する内管102の後退(引き動作)は、花弁状部材138の端部144を後退させ、各ノッチ部136回り(図8の矢印F´´´´方向)に端部144を回転させる。
検出部品156は、診断装置100の少なくとも1つの形状を規定するために、第1部分112および第2部分114上に形成されてもよい。
利用モードおよび導入・観察方法は、図示された第1の実施の形態(図1〜図4A)に関して記述された内容と同様である。導入部品154の使用が考えられている場合には、導入部品154は、観察手段を通過させるために、位置決め後に、診断装置100から抜き取られる。
上述した利点は、上述した他の実施の形態についても有効である。さらに、結腸/直腸の壁部を伸張し、かつ拡幅するために、回転するように構成された剛性の花弁状部材が存在することにより、アーム22に使用された材料の弾性とは無関係に、診断装置を操作し易くする。
上述され、かつ図示された態様に対する変更および/または追加が考えられることは明らかである。
また、内管102の孔108あるいは花弁状部材138の孔146は、図示されているように、部材の全厚さを貫通することは許されない。
ネジ部104と第2部分114との間の連結は、図示された回動軸122以外の手段によって行うことができる。
上述されたように、内管102および外管126の遠位端と連結されている状態の花弁状部材138は、内管102と外管126との相対的な平行移動を制御するための他の制御手段を備えることも考えられる。例えば、第1の実施の形態(図1〜図4)と同様の制御手段、あるいは後述されることになる実施の形態と同様の制御手段が考えられてもよい。
同様に、上述されたような内管102と外管126との相対的な平行移動を制御するための制御手段は、診断装置の遠位端を拡大させるために、異なる手段に対応することができる。例えば、第1の実施の形態(図1〜図4)において記述されたアームと同様のアーム、あるいは診断装置の他の実施の形態に関連して後述されることになる花弁状部材と同様の花弁状部材が考えられてもよい。
図11〜図17には、本発明による診断装置の実現可能な他の実施の形態が示されている。表記を簡略化するために、図11〜図17に示した診断装置は、概ね、参照番号200によって示されている。
参照番号202によって、好ましくは円筒状で内部が中空である内管が示されている。内管202は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されている。
内管202は、近位端202aと遠位端202bとの間に延在している。実現可能な1つの実施の形態によれば、内管202の外表面の一部は、近位端202a近傍に位置し、長さ方向に延在する溝部204すなわちネジ部204を有している。実現可能な1つの実施の形態によれば、内管202の外表面の一部は、遠位端202b近傍に位置し、長さ方向に延在する溝部すなわちネジ部206を有している。
内管202の近位部分は、例えばピストル形状の把持本体208に操作可能に支持されている。
ピストル(把持本体)208は、例えばトリガー212を収容する2つの外殻半体から形成された支持構造210を含むものである。このトリガー212は、支持構造210内にリベット締めされ、スプリング手段214、例えば螺旋状スプリングによって、診断装置200の閉位置に対応する停止位置に保持されている。トリガー212は、内管202の溝部204に連結するように構成された歯状領域216を含むものである。
参照番号218は、内管202自体の遠位部分上に位置決めされるように構成された外管を示している。また、外管218を参照すると、参照番号218aによって示された近位端と、参照番号218bによって示された遠位端を確認することができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、外管218は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管218は、肛門内への診断装置200の貫入長さを測定するために、例えば、その外管218自体の長さ方向に沿って分配された1つまたはそれ以上の検出部品すなわちマーカー220を有してもよい。図面には、一例として、外管218が展開する長さ方向に交差する方向に配され、かつ外管218の長さ方向に沿って分配されたリングの形状を有するマーカーが示されているが、この図示されたマーカーとは異なる数、形状および配置で設けられることが可能である。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管218の近位端218aは、把持本体208内、特に支持構造210内に形成された環状シート部224内に受け入れられるように構成されたフランジ222を有している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管218は、例えば、長尺で、遠位端218bの周方向に沿って分散された複数の孔(開口部)226(図16)を有している。実現可能な1つの実施の形態によれば、孔226内に含まれる外管218の遠位部分は、外管218の遠位端218bにおいて拡径した切頭円錐形状をなしている。実現可能な1つの実施の形態によれば、孔226に向く両縁部に形成されたシート部228(図16)が形成されている。
内管202および外管218の両遠位端は、好ましくは診断装置200に対して長さ方向に延在する花弁状部材230に操作可能に支持されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材230は、これらの第1端部が内管202および外管218の遠位端に支持されるのに対し、第2端部が第1端部に対して突出するようにして、配されている。
花弁状部材230は、閉形状(図13)および開形状(図14)に対応する少なくとも2つの正反対の形状を呈するように構成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材230は、湾曲表面234になるように広がるアーム232を含むものである。実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材230の湾曲表面234は、診断装置200自体が開位置にあるときに、互いに往復移動して重ならないようにして、長さ方向に交差する方向に延在している。
アーム232は、歯状領域238を含む遠位部分236を有している(図15)。実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材230の端部(遠位部分)236において、花弁状部材230自体の両側からアーム232に向けて、長さ方向に交差する方向に延在する回動軸240が形成されている。
アーム232の端部236は、好ましくは回動軸240が各シート部228内に受け入れられるようにして、外管218の孔(開口部)226内に受け入れられるように構成されている。さらに、歯状領域238は、内管202の遠位側の溝部206と連結するように構成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材230は、好ましくは、これら花弁状部材230の内部に、識別部品すなわち放射線不透過性マーカー244を有している。例えば、すべての花弁状部材230、あるいは花弁状部材230の一部のみは、直面した病変の性質を判定するために、花弁状部材230自体の長さ方向に沿って分散された1つまたはそれ以上のマーカー244を有することができる。例えば、マーカー244は、花弁状部材230の1つに示されているが、花弁状部材230が展開される長さ方向に交差する方向に配され、かつ花弁状部材230自体の長さ方向に沿って分散された線分として示されている。すべての花弁状部材、あるいは花弁状部材の一部のみ上に配されたマーカー、あるいは図示されたものと異なる形状、数および配置でなされたマーカーが与えられることは、明らかである。
実現可能な1つの実施の形態によれば、好ましくは弾性材料あるいは折り曲げ可能な材料で形成された膜体246は、外管218の遠位端218b上で、花弁状部材230の外面に取り付けられており、これにより遠位側を「カップ」状とし、開形状とすることができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、膜体246は透明材料で形成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、図示しない導入部品は、診断装置の遠位部分から僅かに突出するまで、内管202内に挿入可能である。導入部品の遠位端は、円錐形状を有するか、あるいは、いかなる場合でも、患者の不快感を低減するように構成されている。
本発明による診断装置の定義については、内管および外管は、近位端と遠位端との間に展開する長尺構造を規定するものである。長尺構造の長さは変更可能である。内管および外管を構成する材料の機能に関しては、上記長尺構造をやや剛性あるいは可撓性とすることができる。花弁状部材230は、長尺構造の遠位端に対応する解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張する手段を規定するものである。制御手段は、一方が他方に対して摺動可能であり、かつ一方が他方の内部へ摺動可能である内管および外管を含み、制御手段は、内管および外管に対して平行移動させるものである。
上述した診断装置の実施の形態についての利用モードは後述される。概括的には、上述した実施の形態と同様である。換言すれば、内管および外管の相対的な平行移動は、診断装置の遠位端の形状を、閉形状(図13)から完全に開いた開形状(図14)へ、逆に、完全に開いた開形状(図14)から閉形状(図13)へ徐々に変化させるものである。
上述した実施の形態では、内管と外管との相対的な平行移動は、内管202の溝部204と連結するトリガー212を回転させることによってなされる。トリガー212の回転方向への移動の作用として、外管に対する内管の前進(矢印F方向)あるいは後退(矢印F´方向)および、花弁状部材230の開閉が行われる。
外管と内管との相対的な平行移動は、花弁状部材230の遠位側の溝部206と歯状領域238との連結に起因して、回動軸240回りに花弁状部材230を回転させる。換言すれば、花弁状部材230を開くために、内管202を前進させることによって、花弁状部材230の端部(遠位部分)236、特に歯状領域238は、内管202の追加の溝部206との相互作用によって回転し、その後に、花弁状部材230が各回動軸240回り(矢印F´´´方向)に回転する。
同様に、トリガー212を解除することによって、トリガー212は、外管218に対して内管202を後退させるスプリング手段214によって戻される。このような相対的な平行移動は、花弁状部材230の歯状領域238を回転させ、花弁状部材230を各回動軸240回り(矢印F´´´´方向)に回転させる。
利用モードおよび導入・観察方法は、図示され、かつ上述された第1および第2の実施の形態に関して記述された内容と同様である。導入部品の使用が考えられている場合には、この導入部品は、観察手段を通過させるために、位置決め後に、診断装置200から抜き取られる。
上述した利点は、上述した他の実施の形態についても有効である。さらに、結腸/直腸の壁部を伸張し、かつ拡幅するために、回転するように構成された剛性の花弁状部材が存在することにより、アーム232に使用された材料の弾性とは無関係に、診断装置を操作し易くする。
上述され、かつ図示された態様に対する変更および/または追加が考えられることは明らかである。
花弁状部材230は、例えば、第2の実施の形態(図5〜図11)における花弁状部材138と同様に構成することができる。特に、湾曲表面234は、アーム232から延在し、かかるアーム232自体に関して非対称構造を有しており、診断装置200が展開された長さ方向を基準にして、この長さ方向に交差する方向に延在する側方延在部242を備えている。組み立てられて閉形状をなす診断装置200では、複数の花弁状部材230は、互いに重なっており、特に、1つの花弁状部材230の側方延在部242は、この花弁状部材230自体のすぐ隣に位置する花弁状部材230の湾曲表面234の外側に配されている。結果として、組み立てられて開形状をなす診断装置200では、花弁状部材230自体は、遠位端において「カップ」形状を規定するものである。
上述されたように、内管202および外管218の遠位端と連結している状態の花弁状部材230は、内管202と外管218との相対的な平行移動を制御するための他の制御手段を備えることも考えられる。例えば、図示された第1あるいは第2の実施の形態と同様の制御手段が考えられてもよい。
同様に、上述されたような内管202と外管218との相対的な平行移動を制御するための制御手段は、診断装置の遠位端を拡大させるために、異なる手段に対応することができる。例えば、第1の実施の形態(図1〜図4A)において記述されたアームと同様のアーム、あるいは第2の実施の形態において記述された花弁状部材と同様の花弁状部材も考えられてもよい。
図18〜図21を参照すると、本発明による診断装置の遠位端の実現可能な他の実施の形態が示されている。表記を簡略化するために、図18〜図21に示した診断装置は、概ね、参照番号300によって示されている。
参照番号302は、好ましくは円筒状で内部が中空である内管を示している。内管302は、例えば、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されてもよい。
内管302は、図示しない近位端と遠位端302bとの間に延在している。
参照番号304は、内管302上であって、内管302の遠位部分の少なくとも一部に配されるように構成された外管を示している。また、外管304を参照すると、図示しない近位端と、参照番号304bで示された遠位端を確認することができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、外管304は、やや剛性あるいは可撓性の材料、例えばプラスチック材料で形成されてもよい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、外管304は、肛門内への診断装置300の貫入長さを測定するために、例えば、その外管304自体の長さ方向に沿って分配された1つまたはそれ以上の検出部品すなわちマーカー306を有してもよい。実現可能な1つの実施の形態によれば、マーカー306は、外管304を横断する方向に配され、かつ外管304自体の長さ方向に沿って分配された管状リングの形状を有している。しかしながら、マーカー306は、この図示されたマーカーとは異なる形状、数および配置で設けられてもよい。
内管302および外管304の両遠位端は、花弁状部材308に操作可能に支持されており、これら花弁状部材308は、好ましくは診断装置300に対して長さ方向に延在している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材308は、これらの第1端部が内管302および外管304の遠位端に支持されるのに対し、第2端部が第1端部に対して突出するようにして、配されている。特に、花弁状部材308は、外管304と一体に形成されている。換言すれば、外管304は、花弁状部材308を構成するように延在している。
花弁状部材308は、閉形状および完全に開いた開形状に対応する少なくとも2つの正反対の形状を呈するように構成されている。
実現可能な1つの実施の形態によれば、各花弁状部材308は、内管302を外管および花弁状部材308に対して平行移動させた後に、花弁状部材308を開閉するように構成された単方向ガイド部を構成する内管302の一部と連結している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、各花弁状部材308は、長手方向に延在するリブ310を含み、内管302は、花弁状部材308の各リブ310と連結するように構成された開口部314を備えた遠位側フランジ312を含むものである。換言すれば、花弁状部材308および内管302は、この内管302と花弁状部材308との相対的な平行移動に対応する自由度のみを残すように構成された制約を規定する形状の連結手段によって、相互に連結している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、リブ310は、T字状の断面を有しており、開口部314は、各リブ310の上記断面と連結するように構成されたC字状の断面を有している。
実現可能な1つの実施の形態によれば、花弁状部材308は、好ましくは、その内部に、検出部品すなわち放射線不透過性マーカー316を有している。例えば、すべての花弁状部材308、あるいはその一部のみは、直面した病変の性質を判定するために、花弁状部材308自体の長さ方向に沿って分散された1つまたはそれ以上のマーカー316を有することができる。例として、図18には、花弁状部材308の1つだけに、数個のマーカー316が示されている。しかしながら、マーカー316は、すべての花弁状部材308ごとに設けられてもよく、あるいは花弁状部材308の一部だけに設けられてもよい。さらに、マーカー316は、花弁状部材308が展開される長さ方向に交差する方向に配され、かつ花弁状部材308の長さ方向に沿って分散された線分として示されているが、マーカーは図示されたものと異なる数および形状で設けられてもよい。
実現可能な1つの実施の形態によれば、好ましくは弾性材料あるいは折り曲げ可能な材料で形成された膜体は、図示しないが、外管304の遠位端上で、花弁状部材308の外面に取り付けられており、これにより遠位側を「カップ」状とし、開形状とすることができる。実現可能な1つの実施の形態によれば、上記膜体は透明材料で形成されている。
本発明による診断装置の定義については、内管および外管は、近位端と遠位端との間に展開する長尺構造を規定するものである。長尺構造の長さは変更可能である。内管および外管を構成する材料の機能に関しては、上記長尺構造をやや剛性あるいは可撓性とすることができる。花弁状部材308は、上記長尺構造の遠位端に対応する対象である解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張する手段を規定するものである。制御手段は、一方が他方に対して摺動可能であり、かつ一方が他方の内部へ摺動可能である内管および外管を含み、制御手段は、内管および外管に対して平行移動させるものである。
上述した診断装置の実施の形態を使用する方法は後述される。この方法は、概ね、上述した実施の形態と同様である。換言すれば、内管および外管の相対的な平行移動は、診断装置の遠位端の形状を、閉形状から完全に開いた開形状へ、逆に、完全に開いた開形状から閉形状へ徐々に変化させるものである。
上述した実施の形態では、内管と外管との相対的な平行移動は、いかなる手段によって、例えば、上述した他の実施の形態において記述された手段を用いてなされる。
内管と外管との相対的な平行移動は、リブ310に沿って、花弁状部材308に対して遠位側フランジ312を摺動させる。花弁状部材308は、内管302の動作に追従するように弾性材料から形成されている。特に、内管302と花弁状部材308との制約は、内管302が外管304あるいは花弁状部材308に対して前進移動する間に、複数の花弁状部材308を互いに近づけて閉じさせ、同様に、内管302が外管304あるいは花弁状部材308に対して後退移動する間に、複数の花弁状部材308を離して開かせる。
導入および観察に関する利用モードおよび方法は、先の実施の形態に関して上述された内容と同様である。上述した利点は、上述した他の実施の形態についても見出される。
上述され、かつ図示された態様に対する変更および/または追加が与えられるものと理解されるべきである。
花弁状部材の形状は異なってもよく、例えば、第2の実施の形態(図5〜図11)における花弁状部材138と同様であってもよい。さらに、花弁状部材と内管との連結は、異なる形状になってもよく、例えば、燕尾形状、あるいは内管および花弁状部材の相対的な平行移動を可能にする他の連結形状になってもよい。
さらに、花弁状部材は、内管が前進移動あるいは後退移動している間に、開閉するように、外管と一体に形成され、かつ外管の遠位端上に設けられなくてもよい。
上述されたように、内管302および外管304の遠位端と連結している状態の花弁状部材308は、他の指示あるいは内管302と外管304との相対的な平行移動を制御するための他の制御手段を備えることもできる。例えば、図示された他の実施の形態と同様の手段が与えられてもよい。
図示され、かつ記述されたすべての実施の形態に関連して、解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張する手段の構造を変更するように構成された他の手段が与えられてもよい。内管および外管とは異なる手段は、例えば、解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張する手段の構造を変更するために、相対的に平行移動可能である。
この技術分野における当業者は、不確定な要求および特定の要求を満たすことを意図して、上述したような診断装置の好適な実施の形態に対して、特許請求の範囲から逸脱することなく、多くの機能的に同様な修正、改造および置換を実行することができる。
〔実施の態様〕 以下、本発明の実施の態様を説明する。
(1)解剖学的管状構造の病変を診断するための診断装置(10,100,200,300)において、
近位端と遠位端との間に展開し、かつ前記解剖学的管状構造内に挿入されるように構成された管状長尺構造(12,28;102,126;202,218;302,304)と、
前記管状長尺構造の前記遠位端に支持され、前記解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張するための手段(22;138;230;308)であって、前記診断装置を導入するための閉位置と、病変を観察し、かつ評価するための少なくとも1つの開位置との間で移動可能である部分拡張手段と、
前記管状長尺構造の前記近位端に支持された制御手段であって、前記閉位置と前記開位置との間で、前記閉位置から前記開位置へ、およびその逆の前記開位置から前記閉位置へ前記部分拡張手段を移動させるために前記部分拡張手段と操作可能に連結された制御手段と、
を具備する、診断装置。
(2)実施態様1記載の診断装置において、
前記管状長尺構造に支持され、かつ前記部分拡張手段によって拡張された前記解剖学的管状構造の管路に到達するように構成された観察手段をさらに具備する、診断装置。
(3)実施態様2記載の診断装置において、
前記管状長尺構造は、前記観察手段を受け入れるために内孔である、診断装置。
(4)実施態様1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記部分拡張手段は、第1端部が前記管状長尺構造の前記遠位端に支持されるように配された花弁状部材(138;230;308)であって、少なくとも1つの閉形状および少なくとも1つの開形状を呈するように構成された花弁状部材を具備する、診断装置。
(5)実施態様4記載の診断装置において、
花弁状部材(138;230)は、湾曲表面(142;234)となるように広がるアーム(140;232)を具備する、診断装置。
(6)実施態様5記載の診断装置において、
前記湾曲表面(142;234)は、それぞれのアーム(140;232)に関して非対称構造を有する、診断装置。
(7)実施態様6記載の診断装置において、
前記湾曲表面(142;234)は、少なくとも閉形状となっている隣接の花弁状部材に部分的に重なるように構成された側方延在部(148;242)を具備する、診断装置。
(8)実施態様4〜7のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
花弁状部材(138;230;308)は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(150;244;316)を具備する、診断装置。
(9)実施態様4〜8のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記花弁状部材(138;230;308)上の外側に配された膜体(152;246)をさらに具備する、診断装置。
(10)実施態様9記載の診断装置において、
前記膜体(152;246)は、弾性材料から形成されている、診断装置。
(11)実施態様9または10に記載の診断装置において、
前記膜体(152;246)は、透明材料から形成されている、診断装置。
(12)実施態様4〜11のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記管状長尺構造は、内管(12;102;202;302)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218;304)とを含み、前記内管および前記外管は、前記花弁状部材(138;230;308)を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
(13)実施態様12記載の診断装置において、
前記外管(28;126;218;304)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220;306)を具備する、診断装置。
(14)実施態様12または13に記載の診断装置において、
前記内管(102)は、前記花弁状部材(138)の一端部を受け入れ、かつ引き込むように構成された環状溝部(106)を有する、診断装置。
(15)実施態様14記載の診断装置において、
前記外管(126)は、前記花弁状部材(138)を受け入れる開口部(134)を有する、診断装置。
(16)実施態様15記載の診断装置において、
前記外管(126)は、開口部(134)において、各花弁状部材(138)の孔(146)内に挿入されるように構成されたノッチ部(136)を具備する、診断装置。
(17)実施態様12または13に記載の診断装置において、
前記内管(102)は、歯状領域(238)を具備する花弁状部材(230)の一端部を受け入れ、かつ引き込むように構成され、遠位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(206)すなわち長さ方向に延在するネジ部を有する、診断装置。
(18)実施態様17記載の診断装置において、
前記外管(218)は、前記花弁状部材(230)を受け入れる開口部(226)を有する、診断装置。
(19)実施態様18記載の診断装置において、
前記外管(218)は、開口部(226)において、対応の花弁状部材(230)の回動軸(240)を受け入れるように構成されたシート部(228)を有する、診断装置。
(20)実施態様12または13に記載の診断装置において、
前記花弁状部材(308)は、前記外管(304)と一体に形成されている、診断装置。
(21)実施態様12または13に記載の診断装置において、
各花弁状部材(308)は、前記内管(302)を前記外管(304)および前記花弁状部材(308)に対して平行移動させた後に、前記花弁状部材(308)を開閉するように構成された単方向ガイド部を構成する前記内管(302)の一部と連結する、診断装置。
(22)実施態様21記載の診断装置において、
各花弁状部材(308)は、長手方向に延在するリブ(310)を含み、前記内管(302)は、前記花弁状部材(308)の各リブ(310)と連結するように構成された開口部(314)を備えた遠位側フランジ(312)を具備する、診断装置。
(23)実施態様22記載の診断装置において、
前記リブ(310)は、T字状の断面を有し、前記開口部(314)は、各リブ(310)の断面と連結するように構成されたC字状の断面を有する、診断装置。
(24)実施態様12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
(25)実施態様24記載の診断装置において、
前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
(26)実施態様24記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
(27)実施態様24〜26のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
(28)実施態様12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記外管(126)は、該外管(126)の近位端に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(29)実施態様12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(30)実施態様29記載の診断装置において、
前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
(31)実施態様29または30に記載の診断装置において、
前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段(214)をさらに具備する、診断装置。
(32)実施態様1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記部分拡張手段は、アーム(22)を含み、該アーム(22)は、その第1端部が前記管状長尺構造の前記遠位端に支持されるように配されており、前記アーム(22)は、少なくとも1つの閉形状および少なくとも1つの開形状を呈するように構成されている、診断装置。
(33)実施態様32記載の診断装置において、
少なくとも1つのアーム(22)は、前記管状長尺構造に固定されるように構成された直線部分(22a)と、湾曲部分(22b)とを具備する、診断装置。
(34)実施態様32または33に記載の診断装置において、
少なくとも1つのアーム(22)は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(25)を具備する、診断装置。
(35)実施態様32〜34のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記アーム(22)上の外側に配された膜体(26)をさらに具備する、診断装置。
(36)実施態様35記載の診断装置において、
前記膜体(26)は弾性材料から形成されている、診断装置。
(37)実施態様35または36に記載の診断装置において、
前記膜体(26)は、透明材料から形成されている、診断装置。
(38)実施態様32〜37のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記管状長尺構造は、内管(12;102;202)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218)とを含み、前記内管および前記外管は、前記アーム(22)を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
(39)実施態様38記載の診断装置において、
前記外管(28;126;218)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220)を具備する、診断装置。
(40)実施態様38または39に記載の診断装置において、
前記管(12)の外表面は、それぞれのアーム(22)の少なくとも一部を受け入れるように構成された複数の溝部(24)を有する、診断装置。
(41)実施態様38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
(42)実施態様41記載の診断装置において、
前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
(43)実施態様41記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
(44)実施態様41〜43のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
(45)実施態様38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記外管(126)は、該外管(126)の近位部分に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(46)実施態様38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(47)実施態様46記載の診断装置において、
前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
(48)実施態様46または47に記載の診断装置において、
前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段(214)をさらに具備する、診断装置。
(49)実施態様1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記部分拡張手段は、内管(12;102;202;302)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218;304)とを含み、前記内管および前記外管は、前記壁部を部分的に拡張するための手段を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
(50)実施態様49記載の診断装置において、
前記外管(28;126;218;304)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220;306)を具備する、診断装置。
(51)実施態様49または50に記載の診断装置において、
前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
(52)実施態様51記載の診断装置において、
前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
(53)実施態様51記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
(54)実施態様51〜53のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
(55)実施態様49または50に記載の診断装置において、
前記外管(126)は、該外管(126)の近位端に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(56)実施態様49または50に記載の診断装置において、
前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
(57)実施態様56記載の診断装置において、
前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
(58)実施態様56または57に記載の診断装置において、
前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段をさらに具備する、診断装置。
本発明による診断装置の1つの実施の形態を示す斜視図である。 図1に示した診断装置の側面を示す部分断面図である。 図1に示した診断装置を図2と異なる操作状態で示す側面図である。 図1に示した診断装置を分解して示す側面図である。 図1に示した診断装置の詳細を部分的に示し、いくつかの詳細部分を、他の詳細部分を強調するために省略した斜視図である。 本発明による診断装置の1つの実施の形態を示す斜視図である。 図5に示した診断装置の側面を長さ方向に沿って切断して示す断面図である。 図5に示した診断装置の詳細を部分的に分解して示し、いくつかの詳細部分を、他の詳細部分を強調するために省略した斜視図である。 図5に示した診断装置の側面を示す部分断面図である。 図5に示した診断装置の側面を示し、図8に示した操作状態に対して異なる操作状態を示す部分断面図である。 図5に示した診断装置の詳細を拡大して示す斜視図である。 本発明による診断装置の1つの実施の形態を示す斜視図である。 図11に示した診断装置の側面を示す断面図である。 図11に示した診断装置の側面の詳細を拡大して示す断面図である。 図13に示した診断装置の詳細を図13と異なる操作状態で示す断面図である。 図11に示した診断装置の側面の詳細を拡大して示し、いくつかの詳細部分を一点鎖線で示す断面図である。 図11に示した診断装置の側面の詳細を拡大して示す側面図である。 図11に示した診断装置の側面の詳細を部分的に拡大して示す側面図である。 本発明による診断装置の1つの実現可能な実施の形態の詳細を示す斜視図である。 図18に示した診断装置の詳細を部分的に断面視して示す斜視図である。 図18に示した診断装置の側面の詳細を長さ方向に沿って切断して示し、第1の操作状態を示す断面図である。 図18に示した診断装置の側面の詳細を長さ方向に沿って切断して示し、第2の操作状態を示す断面図である。

Claims (58)

  1. 解剖学的管状構造の病変を診断するための診断装置(10,100,200,300)において、
    近位端と遠位端との間に展開し、かつ前記解剖学的管状構造内に挿入されるように構成された管状長尺構造(12,28;102,126;202,218;302,304)と、
    前記管状長尺構造の前記遠位端に支持された前記解剖学的管状構造の壁部を部分的に拡張するための手段(22;138;230;308)であって、前記診断装置を導入するための閉位置と、病変を観察し、かつ評価するための少なくとも1つの開位置との間で移動可能である部分拡張手段と、
    前記管状長尺構造の前記近位端に支持された制御手段であって、前記閉位置と前記開位置との間で、前記閉位置から前記開位置へ、およびその逆の前記開位置から前記閉位置へ前記部分拡張手段を移動させるために前記部分拡張手段と操作可能に連結された制御手段と、
    を具備する、診断装置。
  2. 請求項1記載の診断装置において、
    前記管状長尺構造に支持され、かつ前記部分拡張手段によって拡張された前記解剖学的管状構造の管路に到達するように構成された観察手段をさらに具備する、診断装置。
  3. 請求項2記載の診断装置において、
    前記管状長尺構造は、前記観察手段を受け入れるために内孔である、診断装置。
  4. 請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記部分拡張手段は、第1端部が前記管状長尺構造の前記遠位端に支持されるように配された花弁状部材(138;230;308)であって、少なくとも1つの閉形状および少なくとも1つの開形状を呈するように構成された花弁状部材を具備する、診断装置。
  5. 請求項4記載の診断装置において、
    花弁状部材(138;230)は、湾曲表面(142;234)になるように広がるアーム(140;232)を具備する、診断装置。
  6. 請求項5記載の診断装置において、
    前記湾曲表面(142;234)は、それぞれのアーム(140;232)に関して非対称構造を有する、診断装置。
  7. 請求項6記載の診断装置において、
    前記湾曲表面(142;234)は、少なくとも閉形状となっている隣接の花弁状部材に部分的に重なるように構成された側方延在部(148;242)を具備する、診断装置。
  8. 請求項4〜7のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    花弁状部材(138;230;308)は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(150;244;316)を具備する、診断装置。
  9. 請求項4〜8のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記花弁状部材(138;230;308)上の外側に配された膜体(152;246)をさらに具備する、診断装置。
  10. 請求項9記載の診断装置において、
    前記膜体(152;246)は、弾性材料から形成されている、診断装置。
  11. 請求項9または10に記載の診断装置において、
    前記膜体(152;246)は、透明材料から形成されている、診断装置。
  12. 請求項4〜11のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記管状長尺構造は、内管(12;102;202;302)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218;304)とを具備し、前記内管および前記外管は、前記花弁状部材(138;230;308)を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
  13. 請求項12記載の診断装置において、
    前記外管(28;126;218;304)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220;306)を具備する、診断装置。
  14. 請求項12または13に記載の診断装置において、
    前記内管(102)は、前記花弁状部材(138)の一端部を受け入れ、かつ引き込むように構成された環状溝部(106)を有する、診断装置。
  15. 請求項14記載の診断装置において、
    前記外管(126)は、前記花弁状部材(138)を受け入れる開口部(134)を有する、診断装置。
  16. 請求項15記載の診断装置において、
    前記外管(126)は、開口部(134)において、各花弁状部材(138)の孔(146)内に挿入されるように構成されたノッチ部(136)を具備する、診断装置。
  17. 請求項12または13に記載の診断装置において、
    前記内管(102)は、歯状領域(238)を具備する花弁状部材(230)の一端部を受け入れ、かつ引き込むように構成され、遠位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(206)すなわち長さ方向に延在するネジ部を有する、診断装置。
  18. 請求項17記載の診断装置において、
    前記外管(218)は、前記花弁状部材(230)を受け入れる開口部(226)を有する、診断装置。
  19. 請求項18記載の診断装置において、
    前記外管(218)は、開口部(226)において、対応の花弁状部材(230)の回動軸(240)を受け入れるように構成されたシート部(228)を有する、診断装置。
  20. 請求項12または13に記載の診断装置において、
    前記花弁状部材(308)は、前記外管(304)と一体に形成されている、診断装置。
  21. 請求項12または13に記載の診断装置において、
    各花弁状部材(308)は、前記内管(302)を前記外管(304)および前記花弁状部材(308)に対して平行移動させた後に、前記花弁状部材(308)を開閉するように構成された単方向ガイド部を構成する前記内管(302)の一部と連結する、診断装置。
  22. 請求項21記載の診断装置において、
    各花弁状部材(308)は、長手方向に延在するリブ(310)を含み、前記内管(302)は、前記花弁状部材(308)の各リブ(310)と連結するように構成された開口部(314)を備えた遠位側フランジ(312)を具備する、診断装置。
  23. 請求項22記載の診断装置において、
    前記リブ(310)は、T字状の断面を有し、前記開口部(314)は、各リブ(310)の断面と連結するように構成されたC字状の断面を有する、診断装置。
  24. 請求項12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
  25. 請求項24記載の診断装置において、
    前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
  26. 請求項24記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
  27. 請求項24〜26のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
  28. 請求項12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記外管(126)は、該外管(126)の近位端に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  29. 請求項12〜23のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  30. 請求項29記載の診断装置において、
    前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
  31. 請求項29または30に記載の診断装置において、
    前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段(214)をさらに具備する、診断装置。
  32. 請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記部分拡張手段は、アーム(22)を含み、該アーム(22)は、その第1端部が前記管状長尺構造の前記遠位端に支持されるように配されており、前記アーム(22)は、少なくとも1つの閉形状および少なくとも1つの開形状を呈するように構成されている、診断装置。
  33. 請求項32記載の診断装置において、
    少なくとも1つのアーム(22)は、前記管状長尺構造に固定されるように構成された直線部分(22a)と、湾曲部分(22b)とを具備する、診断装置。
  34. 請求項32または33に記載の診断装置において、
    少なくとも1つのアーム(22)は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(25)を具備する、診断装置。
  35. 請求項32〜34のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記アーム(22)上の外側に配された膜体(26)をさらに具備する、診断装置。
  36. 請求項35記載の診断装置において、
    前記膜体(26)は弾性材料から形成されている、診断装置。
  37. 請求項35または36に記載の診断装置において、
    前記膜体(26)は、透明材料から形成されている、診断装置。
  38. 請求項32〜37のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記管状長尺構造は、内管(12;102;202)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218)とを含み、前記内管および前記外管は、前記アーム(22)を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
  39. 請求項38記載の診断装置において、
    前記外管(28;126;218)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220)を具備する、診断装置。
  40. 請求項38または39に記載の診断装置において、
    前記管(12)の外表面は、それぞれのアーム(22)の少なくとも一部を受け入れるように構成された複数の溝部(24)を有する、診断装置。
  41. 請求項38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
  42. 請求項41記載の診断装置において、
    前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
  43. 請求項41記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
  44. 請求項41〜43のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
  45. 請求項38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記外管(126)は、該外管(126)の近位部分に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  46. 請求項38〜40のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  47. 請求項46記載の診断装置において、
    前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
  48. 請求項46または47に記載の診断装置において、
    前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段(214)をさらに具備する、診断装置。
  49. 請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記部分拡張手段は、内管(12;102;202;302)と、該内管を内側に受け入れるように構成された外管(28;126;218;304)とを含み、前記内管および前記外管は、前記壁部を部分的に拡張するための手段を開閉するために、互いに平行移動するように構成されている、診断装置。
  50. 請求項49記載の診断装置において、
    前記外管(28;126;218;304)の外表面は、少なくとも1つの検出部品すなわちマーカー(33;128;220;306)を具備する、診断装置。
  51. 請求項49または50に記載の診断装置において、
    前記内管(12)は、該内管(12)の近位端に配された把持本体(14)を含み、前記外管(28)は、該外管(28)の近位端に配された追加の把持本体(34)を具備する、診断装置。
  52. 請求項51記載の診断装置において、
    前記把持本体(14)は、握りの形状で形成されている、診断装置。
  53. 請求項51記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の開形状に対応する前記把持本体(14)の位置を規定する設定リング(42)を具備する、診断装置。
  54. 請求項51〜53のうち、いずれか1項に記載の診断装置において、
    前記追加の把持本体(34)は、前記診断装置の半開形状に対応する前記把持本体(14)の少なくとも1つの位置を規定する少なくとも1つのリブ(46a,46b,46c)を具備する、診断装置。
  55. 請求項49または50に記載の診断装置において、
    前記外管(126)は、該外管(126)の近位端に配された把持本体(110)を含み、該把持本体(110)は、第1部分(112)と、該第1部分(112)に対して回転するように構成された第2部分(114)を含み、前記第1部分(112)の回転移動を前記内管(102)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  56. 請求項49または50に記載の診断装置において、
    前記外管(218)は、把持本体(208)を含み、該把持本体(208)は該把持本体(208)に対して回転するように構成されたトリガー(212)を備えており、前記トリガー(212)の回転移動を前記内管(202)の平行移動に変えるための手段をさらに具備する、診断装置。
  57. 請求項56記載の診断装置において、
    前記トリガー(212)は、前記内管(202)の近位側に位置し、長さ方向に延在する溝部(204)すなわち長さ方向に延在するネジ部と連結するように構成された歯状領域(216)を具備する、診断装置。
  58. 請求項56または57に記載の診断装置において、前記把持本体(208)と前記トリガー(212)との間に介在して、停止状態の前記トリガー(212)を引く弾性手段(214)をさらに具備する、診断装置。
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