JP2007512043A5 - - Google Patents

Claims (28)

1. 胸部圧迫適用中の生理学的信号を取得し、
   そこから胸部圧迫の速度に関する情報を決定可能なセンサーの出力を取得し、
   前記胸部圧迫に起因する前記生理学的信号中の少なくとも一つの信号アーチファクトを低減するために前記速度に関する前記情報を使用することを備える、胸部圧迫適用中の生理学的信号を解析する方法を実施するように適合された装置。
2. 前記生理学的信号はＥＣＧ信号である請求項１に記載の装置。
3. 前記生理学的信号はＩＰＧである請求項１に記載の装置。
4. 前記生理学的信号はＩＣＧ信号である請求項１に記載の装置。
5. 前記生理学的信号はパルス酸素濃度信号である請求項１に記載の装置。
6. 前記センサーは速度センサーであり、前記速度に関する前記情報は前記速度センサーから決定される請求項１または２に記載の装置。
7. 前記センサーは加速度計であり、前記速度に関する前記情報は前記加速度計の出力の積分から決定される請求項１または２に記載の装置。
8. 前記生理学的信号中の少なくとも一つの信号アーチファクトを低減するために前記速度に関する前記情報を使用することは、前記生理学的信号と前記速度との時間整合を含む請求項１または２に記載の装置。
9. 前記生理学的信号中の少なくとも一つの信号アーチファクトを低減するために前記速度に関する前記情報を使用することは、胸部圧迫アーチファクトを低減するように調節された適応フィルタを使用することを含む請求項１または２に記載の装置。
10. 前記方法が、アーチファクトの低減された前記生理学的信号を処理して心室細動が存在するか否かを判定する心室細動検出アルゴリズムを更に備える請求項１または２に記載の装置。
11. 前記方法が、胸部圧迫が行われた時を検出し自動的に前記適応フィルタを始動する前処理工程を更に備える請求項９に記載の装置。
12. 前記方法が、前記アルゴリズムが心室細動の存在を推定した場合に除細動ショックの伝達を可能にすることを更に備える請求項１０に記載の装置。
13. 前記適応フィルタに供給した生理学的信号と、前記適応フィルタによるアーチファクト低減後の生理学的信号との差を表す差分信号が生成される、請求項９に記載の装置。
14. 前記差分信号は前記生理学的信号中のアーチファクト量を表す測度となる請求項１３に記載の装置。
15. 前記方法が、前記生理学的信号の以後の処理の修正に前記差分信号を使用する工程を更に備える請求項１４に記載の装置。
16. 前記アーチファクト量が第一の閾値を超えていることを前記差分信号が示す場合、前記心室細動検出アルゴリズムは、アーチファクトの影響に対する耐性を高めるように修正される請求項１５に記載の装置。
17. 前記アーチファクト量が前記第一の閾値より高い第二の閾値を超えていることを前記差分信号が示す場合、前記心室細動検出アルゴリズムの使用は停止される請求項１６に記載の装置。
18. 前記差分信号に対するスペクトル解析を行い、前記スペクトル解析の結果に基づいて前記生理学的信号のフィルタリングを調整する請求項１５に記載の装置。
19. 適応フィルタに供給するに先立ち、前記速度信号は正規化前処理を受ける請求項９に記載の装置。
20. 前記適応フィルタはＦＩＲフィルタを含む請求項９に記載の装置。
21. 前記適応フィルタはゼロ次フィルタを含む請求項２０に記載の装置。
22. 前記適応フィルタは前記生理学的信号の推定値によって動的に制御される係数を備える請求項９に記載の装置。
23. 前記適応フィルタはフィルタ出力と測定された生理学的信号との差が閾値を超えているときに自動的にリセットされる機能を備える請求項９に記載の装置。
24. 自動的なリセットはステップサイズを動的に変更してフィルタの収束と安定性との関係を改善する機能を備える請求項２３に記載の装置。
25. 前記方法が、前記生理学的信号と前記速度信号に対して行われ、これら二つの信号を圧迫に対して整合させる時間整合処理を更に備える請求項１または２に記載の装置。
26. 前記方法が、前記時間整合処理の出力に対して、前記生理学的信号と前記速度信号との間の誤差を低減させる適応フィルタ処理を行うことを更に備え請求項２５に記載の装置。
27. 前記適応フィルタはカルマンフィルタを含む請求項９に記載の装置。
28. 前記適応フィルタは適応等化を用いる請求項９に記載の装置。