JP2007511242A - 一時的術後空洞処理装置および処理方法 - Google Patents

一時的術後空洞処理装置および処理方法 Download PDF

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Abstract

本発明の一時的術後空洞処理装置は、装置の遠位端に膨張バルーンを含む第1部分と、少なくとも膨張内腔および処理内腔を形成する、第1部分に接続された第2部分とを含む。第2部分は、膨張内腔が膨張バルーンの膨張を可能にするように構成される。膨張内腔には膨張口が接続され、膨張バルーンに流体またはガスを導入できる。本発明の装置の第2部分は、処理内腔が膨張バルーンと連携して空洞内の様々な一時的空洞処理および治療および方法を可能にするように構成される。バルーンは、所定の形状に膨張するように構成される。この所定の形状は、組織内の空洞の形状にほぼ一致するように構成される。膨張バルーンはまた、術後空洞を形成する組織の壁に有益な作用を実行するように構成、処理、被覆または別の方法で構成される。
【選択図】 図5

Description

本出願は、2003年9月3日出願の仮特許出願番号第60/500,069号に基づき米国特許法第119条(e)による利益を主張する。
本発明は、例えば胸部組織など、軟部組織における術後空洞を一時的に処理する装置および方法の分野に関する。
胸部の生検は、米国では日常的に、マンモグラフィー画像化、手による触診または超音波検査により発見される異常の検出後に実行される。手術による切除生検および定位固定および超音波穿刺胸部生検を含む、胸部の生検組織のサンプルを取得する従来の方法は数多く存在する。最近、経皮的な最小限の侵襲性の大量の非損傷組織サンプルの収集方法が出現している。
本願出願人に譲渡された特許文献1は、軟部組織の生検切除装置に関する新規の方法を開示している。上記に開示されているとおり、切除装置は、その装置の遠位端の近くに、選択的に作動可能な切断収集アセンブリを有するシャフトを含む。切断収集アセンブリは選択的にシャフトから離れる方向に曲がり、且つ、シャフトの方向に引き込まれるように構成されている。したがって、この切除装置は軟部組織を切断し、切除装置が回転するに伴い切断ツールにより切断される組織を収集するように構成される。このような装置を使用すると、細いアクセス経路により皮膚に接続する特有の空洞が生じる。しかし、これらの手法により残された生検後の生検空洞は、従来の生検装置により生じる空洞の様々な性質、大きさおよび形状、ならびに経皮的な方法により特徴付けられる皮膚との細い接続路のため、針によるコア生検手法または切開手法により残された空洞と比較すると、手法後の様々な処理が提示および必要とされることは明らかである。上述の点から明らかな通り、このような空洞の一時的処理のための方法および装置の必要性が大きくなってきている。
米国特許第6,022,362号明細書
本発明の実施形態によれば、本発明は患者の手術空洞の処理方法であり、この手術空洞は細いアクセス経路および相対的に大きな空洞室を形成する。本発明の方法は、バルーンおよびバルーンに接続されるシャフトを備えた空洞処理装置を提供するステップを含み、バルーンはつぶれて膨張していない状態と、狭い近位部分およびより広い遠位部分を形成する形状となる膨張状態とをとるように構成される。すなわち、つぶれて膨張していない状態のバルーンを手術空洞に挿入し、次にバルーンを膨張状態にして、狭い近接部分が狭いアクセス経路をほぼ満たし、広い遠位部分が相対的に大きい空洞室をほぼ満たすようにする。
上記の空洞処理装置を提供するステップは、バルーンと流体連通する膨張内腔を形成するシャフトを用いて実行され、バルーンを膨張させるステップは、膨張内腔にガスまたは流体(または他の膨張媒体)を導入してバルーンを膨張させるステップを含みうる。導入ステップは、バルーンの外側表面が手術空洞の組織の壁を押し付けることにより手術空洞内で止血を実現するように実行される。空洞処理装置を提供するステップは、手術空洞と流体連通するように構成された遠位自由端を有する処理内腔を形成するシャフトを用いて実行され、さらに、その方法は処理内腔に治療薬を導入することにより手術空洞に治療薬を送り込むステップを含みうる。処理内腔はその遠位自由端に配置される半透過性膜を含み、またその方法は、半透過性膜を通して手術空洞に治療薬を送り込むステップをさらに含みうる。上記方法は、処理内腔を通して手術空洞にリンパのマッピング剤を導入するステップをさらに含みうる。上記方法は、処理内腔を通して手術空洞に放射性物質を導入するステップをさらに含みうる。上記方法は、処理内腔を通して手術空洞に光力学的物質を導入するステップをさらに含みうる。上記方法は、処理内腔に複数の放射性元素を導入するステップをさらに含みうる。処理内腔の遠位部分は、曲げることにより、膨張状態のバルーンにより形成される内部空間を横断するように構成され、上記方法は、処理内腔内に複数の放射性元素を導入して、その内腔の遠位部分にまで送るステップをさらに含むことができる。
バルーンの外側表面の少なくとも一部は生物学的作用物質でコーティングされ、その作用物質は、例えば、抗菌作用、抗生作用、炎症作用、鎮痛作用、ステロイド作用および/または非癒着(例えば、癒着防止または抑止)作用を提供する。例えば、生物学的作用物質はコラーゲン、ゼラチン、ムコ多糖および/またはヒアルロン酸であるかまたはそれらを含みうる。バルーンの外側表面のすべてまたは一部は所定の表面テクスチャを形成する。その所定の表面テクスチャは、例えば、プラズマおよび/またはコロナ放電の表面処理に対して外側表面を露出することにより得られる。バルーンの外側表面は、界面活性剤を用いて化学的に処理される。
バルーンは、バルーンの第2部分に比べて相対的に弾性が小さい第1部分を有する。バルーンの第1部分は、バルーンの第2部分に比べて相対的に厚い。バルーンは、膨張状態では、概ねイグルー(または他の所定の)形状となる。バルブは膨張内腔に取り付けられ、バルブは、(例えば、処理期間中に)バルーンが所定の割合で徐々に収縮するように構成される。バルーンが収縮し、収縮状態になると、空洞の処理装置は患者から除去される。シャフトは、外科医が挿入ステップ中に手術空洞内においてバルーンを正確に方向付けできるように構成される可視表示を含みうる。
別の実施形態によれば、本発明はさらに、細いアクセス経路および相対的に大きな空洞室を有する手術空洞を処理するための手術空洞処理装置であって、空洞処理装置は、つぶれて膨張していない状態および膨張状態をとるように構成されるバルーンと、バルーンに接続されるシャフトと、バルーンと流体連通する膨張内腔と、手術空洞と流体連通して、手術空洞に治療薬を送り込むように構成された開口を有する処理内腔とを含む。
手術空洞処理装置はさらに、処理内腔の開口に配置される半透過性の膜を含みうる。処理内腔は、近位部分およびバルーンとほぼ同一広がりを有する遠位部分を備え、遠位部分は近位部分に対してある一定角度で湾曲することにより、膨張状態のバルーンにより形成される内部空間を横断するように構成される。少なくともバルーンの外側表面の一部は、生物学的作用物質でコーティングされる。生物学的作用物質は、抗菌作用、抗生作用、炎症作用、鎮痛作用、ステロイド作用および/または非癒着作用を提供する。生物学的作用物質は、1つまたは複数のコラーゲン、ゼラチン、ムコ多糖および/またはヒアルロン酸であるか、それらを含みうる。バルーンの外側表面の一部は、例えば、プラズマおよび/またはコロナ放電の表面処理により得られる、所定の表面テクスチャである。バルーンの外側表面の少なくとも一部は、界面活性剤を用いて化学的に処理される。
バルーンは第1部分と第2部分とを有し、第1部分はバルーンの第2部分に比べて相対的に弾性が小さい。バルーンは第1部分と第2部分とを有し、バルーンの第1部分は、バルーンの第2部分に比べて厚い。膨張状態では、例えば、概ねイグルー形状を有する。手術空洞処理装置はさらに、膨張内腔の近位端に取り付けられたバルブを含み、バルブは、バルーンが所定の割合で徐々に収縮するように構成される。装置はさらに、外科医が手術空洞内にバルーンを正確に方向付けできるように構成された可視の表示を含む。
さらに別の実施形態によれば、本発明はさらに、患者の体内の術後空洞内で近接照射治療を実行する方法であり、この方法は、収縮状態および膨張状態をとるように構成されるバルーンを含む空洞処理装置を提供し、バルーンにシャフトを接続し、バルーンの収縮状態において空洞処理装置を空洞内に導入し、バルーンを膨張状態とし、処理剤を処理内腔内に挿入して送り込む、各ステップを含む。
挿入ステップは、放射性物質である処理剤を用いて実行される。挿入ステップは、処理内腔の開口部に配置される半透過性の膜を通過する処理剤を用いて実行される。挿入ステップは、処理内腔を通して手術空洞にリンパのマッピング剤を導入することにより実行される。挿入ステップは、光力学的物質である処理剤を用いて実行される。挿入ステップはまた、複数の放射性元素である処理剤を用いて実行される。空洞処理装置を提供するステップは、処理内腔を曲げることにより、膨張状態にあるバルーンにより形成される内部空間を横断するように処理内腔を構成することにより実行される。
本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置は、装置の遠位の端部に膨張バルーンを含む第1部分と、第1部分に接続され、少なくとも膨張内腔および処理内腔を形成する表面を含む第2部分とを含む。第2部分は、膨張内腔が膨張バルーンの膨張を可能にするように構成される。膨張内腔には膨張口が接続され、膨張バルーンに流体またはガスを導入できる。本実施形態による装置の第2部分は、処理内腔が様々な一時的術後空洞処理および治療方式および方法を可能にするように構成される。バルーンは、所定の形状で膨張するように構成される。例えば、この所定の形状は、組織内の空洞の形状にほぼ一致するように構成される。膨張バルーンはまた、術後空洞を形成する組織の壁に有益な作用を実行するように構成、処理、被覆または別の方法で構成される。例えば、本実施形態による一時的術後空洞処理装置は、膨張状態にある膨張バルーンが、図1で示されている術後空洞の形状に類似する形状をとるように構成される。
図1に示されるとおり、空洞126は組織110(例えば、胸部組織など)内に形成される。典型的な空洞126は相対的に細いアクセス経路127により特徴付けられ、この経路127は上述の切除手法の間における切断収集アセンブリによる拡張および回転により形成されるより大きな空洞室128に通じる。切除装置が患者から取り出された後は、空洞126を形成する内部組織の壁が、以前にその空間を占める組織により支持されないために、空洞126および/またはアクセス経路127の一部はある程度収縮してつぶれた状態になる。
図2は、本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置200の断面図であり、膨張バルーンは膨張していないまたはある程度膨張した状態である。図示されているとおり、装置200は、第1チューブ204に接続された膨張バルーン202を含み、第1チューブ204は膨張内腔205を形成し、膨張内腔205は第1チューブ204に形成される複数の開口210により膨張バルーン202の内部に通じる。ガスまたは流体218(例えば、食塩水、空気)は、例えば2方向または3方向栓など、適切なバルブ216を通して膨張内腔205および膨張バルーン202に導入される。装置200はまた、処理内腔207を形成する第2チューブ206を含む。第2チューブ206は、(図4に詳細には示されているとおり)第1チューブ204内に同軸方向に配置されるか、或いは、図6に示されているとおり第1チューブ204に隣接して配置される。処理内腔207は入口211および出口212を有する。装置200の使用において、出口212は空洞126内に出る。半多孔性膜またはプラグは(例えば、図5の244で示されている)、出口212内に配置され、処理内腔207から空洞126への流体の通過を可能にする。
参照符号208により示されるとおり、少なくとも膨張バルーン202の一部を処理、被覆または別の方法で構成して、術後空洞126内で有効な作用を実行するようにできる。例えば、膨張バルーン202の外面の少なくとも一部は、使用中に、空洞126の内壁と接触し、1つまたは複数の生物学的作用物質(例えば、コラーゲン、ゼラチン、ムコ多糖、ヒアルロン酸など)でコーティングされる。代替として、または追加で、バルーン202の外面の少なくとも一部は、様々な細孔密度および/または構造を形成する表面テクスチャ材料(例えば、多孔質のウレタン樹脂など)或いはその層を含むことができる。膨張バルーン202の外面の少なくとも一部は、1つまたは複数の表面処理の物理的方法(例えば、プラズマまたはコロナ放電表面処理方法)を用いて処理される。代替として、または追加で、バルーン202の外面の少なくとも一部を化学的な処理方法(例えば、TDMAC−トリドデシルメチル−アンモニウムクロライドなどの界面活性剤を含む)により化学的に処理して、抗生物質、特に、例えばセファロスポリンおよびペニシリンなどの1つまたは複数の帯電した生物学的作用物質を付着させることができる。
図2に示される本実施形態による一時的術後空洞処理装置200は、バルーン202が収縮した状態またはある程度膨張した状態である。図3は、図2に示す本実施形態による一時的術後空洞処理装置200のバルーン202が膨張した状態を示している。符号218は、ガス、流体または任意の他のバルーンの膨張媒体を示すものである。ガスまたは流体218の導入はバルブ216を通して実行される。一実施形態によれば、バルブ216は所定の割合でガスまたは流体218を徐々に放出するように構成される。この方法では、ガスまたは流体218の全てまたはほぼ全てがバルーン202から放出された後、装置は患者から即座に取り外される。別の実施形態によれば、バルブ216はバルーン202の手動による収縮を可能にするように構成される。
膨張バルーン202は、物理的および/または化学的な方法により止血を確立または促進するように構成される。バルーン202が膨張すると、空洞126の内壁に対して物理的圧力が加わり、止血を促進する。さらに、バルーン202の外面の少なくとも一部のコーティング208もまた、止血を促進する。バルーン202の外部の表面のコーティング208はさらに、例えば、抗生物質および/または抗菌物質を使用する抗菌剤による予防など、他の有益な作用を有する。代替として、またはこれに追加して、例えば、抗炎症性、疼痛管理、ステロイド療法および/または非癒着療法など、他の有益な作用を提供できるよう、コーティング208を選択することができる。
バルーン202は、例えば、シリコンなどの高分子材料から形成されるか、またはそれを含むことができる。バルーン202の任意の部分は、強化ポリマーの1つまたは複数の追加層を用いて強化できる。代替として、バルーン202は、膨張時にバルーン202の拡張を制限することが望ましい領域を、局所的に厚く形成することができる。このような局所的に厚い領域および/または強化層(例えば、図6および図7の232で示されている)は、バルーン202膨張後の最終の形状に影響を与える。実際に、強化層を備えるバルーン202の部分は、このような強化層232を備えていないバルーン202の部分より相対的に弾性が小さい。バルーン202の相対的な非弾性部分は、バルーン202の膨張において、このような強化層232がない部分と同程度には拡大しない。バルーン202の厚さの適正な選択および/または強化層232の取付けおよび特性の制御により、バルーン202は膨張においてほぼすべての形状をとるように形成できる。例えば、バルーン202は、図7に示されるとおり、膨張においてドーム型またはイグルー形状をとるように構成することができる。この方法では、バルーン202は空洞236の形状に合わせて形成される。したがって、本実施形態による一時的術後空洞処理装置200は、ほぼすべての所望の形状に膨張されるバルーンを備えるように構成される。本発明の一時的術後空洞処理装置を、空洞を形成するのに使用される切除装置に一致させることにより、膨張したバルーン形状を、空洞を形成するのに使用される切除装置により形成される空洞形状と一致させることができる。
処理内腔207は、空洞126の周辺にまたは周辺内に様々な作用物質および/または治療薬を注入または別の方法で導入するために使用される。このような作用物質は、内部空洞の壁とバルーン202の外側表面の間の隙間の空間内で、処理内腔207内にとどまるかまたは空洞126内に導入される。このような作用物質および/または治療薬は、例えば、抗生物質、鎮痛剤、ステロイド、非癒着剤を含む。このような作用物質および/または治療薬は、代替として(または追加で)、リンパのマッピング剤のために染料および/または顔料を含むことができる。さらに、処理内腔を利用することにより、各種の同位元素を使用して局所的な放射線治療を提供し、および/または(例えばX線源を含む)他のエネルギー源を使用して局所的な放射線治療を提供できる。さらに処理内腔207を利用して、有利には、例えば、レーザー光源を用いて光力学的物質を照射できる。
図3に示されるとおり、有利には、処理内腔207は、内部に放射性シード220列を導入することにより、空洞126内での近接照射治療に使用できる。放射性シード220は、縫合部材222または適切な部材からなる他のワイヤ222により、相互に接続される。放射性シード220列は、ワイヤ222を交互に押し出しおよび引き抜くことにより空洞126内で前進および後退する。
図5は、本発明の別の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図である。図示されているとおり、空洞126の中心および膨張したバルーン202により形成される空間の中心を基準とする処理内腔の位置は変更可能である。特に、第2チューブ206の遠位部分230は第2チューブ206の近位部分に対して湾曲される。実際、第2チューブ206の遠位部分230は、膨張したバルーン202内の空間を横断するように配置される。例えば、第2チューブ206の遠位部分230は、バルーン202が膨張した場合バルーン202内でほぼ中心に来るように配置される。図示されているとおり、処理内腔207の出口212(存在する場合)は、処理内腔207の近位部分の縦軸に対して所定の高さに配置され、これにより、空洞126および周辺組織内で任意の作用物質および/または治療薬の均一的な分散を促進する。図6に示されているとおり、第2チューブ206の遠位部分230の構造(および処理内壁207の遠位部分の構造)を調節して、局所的な放射線治療における最適な線量分布を提供できる。
本実施形態による一時的術後空洞処理装置は、切除または生検装置により形成される本来の切開部およびアクセス経路127を通して空洞に導入される。一実施形態によれば、簡単な誘導針が第2チューブ206の処理内壁207内に挿入される。誘導針の遠位端は、半透過性の膜224と接触し、外科医は誘導針を押して、本実施形態の一時的術後空洞処理装置を空洞126内の位置に進めることができる。半多孔質の膜224は、したがって、空洞126内に装置200を配置する間、誘導針により作用する機械的圧力に耐えるように十分な機械的強度を備えるべきである。誘導針はさらに、外科医が空洞126内のバルーン202の向きを即座に確認できる位置的特徴および/または確認特徴(可視的表示、翼等)を有する。代替として、摩擦低減物質でコーティングされたトロカールを用いて、本実施形態による一時的術後空洞処理装置を空洞126内の導入できる。
本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置は、所望の形状および寸法の心軸を、(例えば)シリコン分散液に浸漬して形成される膨張可能なバルーンを含む。バルーンの基底部は、図6の232で示されているとおり、例えば、バルーン202にシリコンおよび/またはウレタン樹脂フィルムの1つの追加層または複数の追加層を取り付けることにより厚くなる。第1および第2チューブ204、206は、柔軟性のある高分子材料から形成される。第1チューブ204の膨張内腔はバルーンの基底部に取り付けられ、バルーン202内に出るように構成される。第2チューブ206は、バルーン202の壁に取り付けられ、半透過性の膜224を含む。第1チューブ204の膨張内腔205を利用して、装置200の近位端に配置される2または3方向栓216を通る規定食塩水を用いてバルーン202を膨張させる。第2チューブ206の処理内壁207は、有利には、例えば局所的な近接照射治療など様々な処理方式に対して使用され、および生物学的活性剤の導入のために使用される。リンパのマッピングのための様々な染料および顔料もまたこの処理内腔207を通して注入できる。例えば、バルーン202の表面は、例えば、止血を誘発するためコラーゲンまたはゼラチンなどトロンボゲン剤で、または組織の癒着を抑止または防止するためのヒアルロン酸または派生物でコーティングされる。
上述の詳細な説明は、本発明の好ましい実施形態を説明すると同時に、上述の説明は単なる例示であり、ここで開示された発明を限定しないものと理解されるべきである。当業者には、他の代替の実施形態およびこのような実施形態のすべては本発明の範囲に包含されると見なされることは理解されるであろう。
典型的な術後空洞の図である。 本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図であり、膨張バルーンが膨張していないまたはある程度膨張した状態を示している。 本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図であり、膨張バルーンが膨張している状態を示している。 図3の断面の線I−I'に沿って切断された本発明の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による一時的術後空洞処理装置の断面図である。

Claims (42)

  1. 細いアクセス経路および相対的に大きな空洞室を有する患者の手術空洞を処理する方法であって、
    つぶれて膨張していない状態および膨張した状態をとり、狭い近位部分および広い遠位部分を有するバルーンと、前記バルーンに接続されるシャフトを有する空洞処理装置を提供するステップと、
    つぶれて膨張していない状態の前記バルーンを前記手術空洞に挿入するステップと、
    前記狭い近位部分が前記細いアクセス経路を実質的に満たし、前記広い遠位部分が前記相対的に大きな空洞を実質的に満たすよう、前記バルーンを膨張させるステップとを備える空洞処理方法。
  2. 前記提供するステップは、前記バルーンと流体連通する膨張内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記膨張させるステップは、前記膨張内腔にガスまたは流体を導入してバルーンを膨張させるステップを含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  3. 前記導入するステップは、前記バルーンの外側表面が前記手術空洞の組織壁を押し付けることにより、前記手術空洞内で止血を実現するように実行される請求項2に記載の空洞処理方法。
  4. 前記提供するステップは、前記手術空洞と流体連通するように構成された遠位自由端を有する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔に治療薬を導入することにより前記手術空洞に前記治療薬を送り込むステップをさらに含む、請求項1に記載の空洞処理方法。
  5. 前記提供するステップは、遠位自由端に配置される半透過性膜を有する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔に治療薬を導入することにより、前記半透過性膜を通して前記手術空洞に前記治療薬を送り込むステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  6. 前記提供するステップは、前記手術空洞と流体連通する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔を通して前記手術空洞にリンパのマッピング剤を導入するステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  7. 前記提供するステップは、前記手術空洞と流体連通する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔を通して前記手術空洞に放射性物質を導入するステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  8. 前記提供するステップは、前記手術空洞と流体連通する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔を通して前記手術空洞に光力学的物質を導入するステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  9. 前記提供するステップは、前記手術空洞と流体連通する処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔に複数の放射性元素を導入するステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  10. 前記提供するステップは、処理内腔を形成する前記シャフトを用いて実行され、前記処理内腔の遠位部分は折り曲げられることによって、膨張状態の前記バルーンにより形成される内部空間を横断するように構成され、前記処理内腔に複数の放射性元素を導入するステップをさらに含む請求項1に記載の空洞処理方法。
  11. 前記提供するステップは、外側表面の少なくとも一部が生物学的作用物質でコーティングされた前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  12. 前記提供するステップにおける前記生物学的作用物質は、抗菌作用、抗生作用、炎症作用、鎮痛作用、ステロイド作用および非癒着作用の少なくとも1つを有する請求項11に記載の空洞処理方法。
  13. 前記提供するステップにおける前記生物学的作用物質は、コラーゲン、ゼラチン、ムコ多糖およびヒアルロン酸の少なくとも1つである請求項11に記載の空洞処理方法。
  14. 前記提供するステップは、外側表面の少なくとも一部が所定のテクスチャを形成する前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  15. 前記所定のテクスチャは、プラズマおよびコロナ放電の表面処理の少なくとも1つに対して外側表面を露出することにより得られる請求項14に記載の空洞処理方法。
  16. 前記提供するステップは、外側表面の少なくとも一部が界面活性物質を用いて化学的に処理された前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  17. 前記提供するステップは、前記バルーンの第2部分より相対的に弾性が小さい、第1部分を有する前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  18. 前記提供するステップは、前記バルーンの第2部分より相対的に厚い、第1部分を有する前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  19. 前記提供するステップは、前記バルーンが膨張した状態において概ねイグルー形状をとる前記バルーンを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  20. 前記提供するステップは、前記バルーンおよび膨張内腔に取り付けられたバルブと流体連通する前記膨張内腔を形成するシャフトを用いて実行され、前記バルブは前記バルーンが所定の割合で徐々に収縮するように構成される請求項1に記載の空洞処理方法。
  21. 前記バルーンが収縮されて収縮状態になると、患者から前記空洞処理装置を取り外すステップをさらに含む、請求項20に記載の空洞処理方法。
  22. 前記提供するステップは、前記挿入するステップにおいて外科医が前記手術空洞内で前記バルーンの方向を正確に合わせることができるように構成された、可視的表示を含む前記シャフトを用いて実行される請求項1に記載の空洞処理方法。
  23. 細いアクセス経路および相対的に大きな空洞室を有する手術空洞を処理する手術空洞処理装置であって、
    つぶれて膨張していない状態および膨張状態をとるように構成されたバルーンと、
    前記バルーンに接続されたシャフトと、
    前記バルーンと流体連通する膨張内腔と、
    前記手術空洞と流体連通するように構成された開口を有し、前記手術空洞に治療薬を送り込むことができる処理内腔とを備える手術空洞処理装置。
  24. 前記処理内腔の開口に配置された半透過性膜をさらに備える請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  25. 前記処理内腔は、前記バルーンと実質的に同じ長さを有する近位部分および遠位部分を形成し、前記遠位部分は、前記近位部分に対してある角度で湾曲することにより、前記膨張状態において前記バルーンにより形成される内部空間を横断するように構成されている請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  26. 前記バルーンの外側表面の少なくとも一部が生物学的作用物質でコーティングされている請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  27. 前記生物学的作用物質は、抗菌作用、抗生作用、炎症作用、鎮痛作用、ステロイド作用および非癒着作用の少なくとも1つを有する請求項26に記載の手術空洞処理装置。
  28. 前記提供ステップにおける前記生物学的作用物質は、コラーゲン、ゼラチン、ムコ多糖およびヒアルロン酸の少なくとも1つである請求項26に記載の手術空洞処理装置。
  29. 前記バルーンの外側表面の少なくとも一部は、プラズマおよびコロナ放電の表面の処理の1つにより得られる所定のテクスチャを有する請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  30. 前記バルーンの外側表面の少なくとも一部は、界面活性物質を用いて化学的に処理される請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  31. 前記バルーンは第1部分と第2の部分とを有し、前記第1部分は前記第2の部分より相対的に弾性が小さい請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  32. 前記バルーンは第1部分と第2の部分とを有し、前記の第1部分は前記第2の部分より相対的に厚い請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  33. 前記バルーンは、膨張した状態において概ねイグルー形状を有する請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  34. 前記膨張内腔の近位端に取り付けられたバルブをさらに含み、前記バルブは、前記バルーンを所定の割合で徐々に収縮させるように構成された請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  35. 前記シャフトに設けられた可視的表示をさらに含み、前記可視的表示は外科医が前記手術空洞内で前記バルーンの方向を正確に合わせることができるように構成された請求項23に記載の手術空洞処理装置。
  36. 患者体内の手術空洞に近接照射治療を実行する方法であって、
    収縮状態および膨張状態をとるように構成されるバルーンと前記バルーンに接続されるシャフトとを含む空洞処理装置を提供するステップと、
    前記収縮状態である前記空洞処理装置の前記バルーンを前記空洞に導入するステップと、
    前記バルーンを前記膨張状態にするステップと、
    前記処理内腔に処理剤を挿入および送り込むステップとを含む近接照射治療方法。
  37. 前記挿入するステップは、放射性物質である前記処理剤を用いて実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
  38. 前記挿入するステップは、前記処理内腔の開口に配置される半透過性の膜を通過する前記処理剤を用いて実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
  39. 前記挿入するステップは、前記処理内腔を通して手術空洞にリンパのマッピング剤を導入することにより実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
  40. 前記挿入するステップは、光力学的物質である前記処理剤を用いて実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
  41. 前記挿入するステップは、複数の放射性元素である前記処理剤を用いて実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
  42. 前記提供するステップは、前記膨張状態の前記バルーンにより形成される内部空間を横断するように曲げられた前記処理内腔を用いて実行される請求項36に記載の近接照射治療方法。
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