JP2007510937A - フォトマスク上にペリクル・アセンブリを自動的に装着するシステムおよび方法。 - Google Patents

フォトマスク上にペリクル・アセンブリを自動的に装着するシステムおよび方法。 Download PDF

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Abstract

フォトマスク上にペリクル・アセンブリを自動的に装着するシステムおよび方法が開示される。この方法は、装着装置にフォトマスクを装填するステップと、フォトマスクに対向して装着装置の背板にペリクル・アセンブリを装填するステップを含む。背板は、装着装置によってフォトマスクおよびペリクル・アセンブリに加えられた力を測定する少なくとも1つのロード・セルを備える。少なくとも1つのロード・セルに関連する測定された力は、受け取られ、測定された力が最小限の力より大きい、またはそれとほぼ等しい場合、フォトマスク・アセンブリを形成するためにペリクル・アセンブリがフォトマスク上に装着される。

Description

(関連出願)
本出願は、2003年10月6日にEthan M.Frye等によって提出された、「SYSTEM AND METHOD FOR AUTOMATICALLY MOUNTING A PELLICLE ASSEMBLY ON A PHOTOMASK」という名称の米国特許仮出願第60/509,087号の利益を主張するものである。
本発明は、一般にフォトマスク製造に関し、より詳細にはフォトマスク上にペリクル・アセンブリ(pellicle assembly)を自動的に装着する(mount)システムおよび方法に関する。
半導体デバイス製造業者がより小さなデバイスを製造し続けるにつれて、こうしたデバイスの製造に使用されるフォトマスクに対する要件は厳しくなり続ける。レチクル(reticle)またはマスクとしても知られるフォトマスクは、一般に基板上に形成された吸収体層を有する基板からなる。吸収体層は、リソグラフィ・システムの半導体ウェーハ上に転写可能な回路画像を表わすパターンを含む。半導体デバイスのフィーチャ・サイズが縮小するにつれ、対応するフォトマスク上の回路画像もより小さくなり、より複雑になる。その結果、マスクの質は、強健で、信頼性のある半導体製造プロセスを確立する最も重要な要素の1つになった。
フォトマスクの質をその耐用期間を通じて維持するために、製造業者は、フォトマスクの少なくともパターン形成された側が、半導体製造器具内に存在する可能性のある汚染物質による損傷を受けないように保護するために、ペリクルを開発した。ペリクルは一般に、フレームに取り付けられた薄膜を備え、そのフレームは、薄膜を焦点面の外側に配置する高さを有し、それによってフィルム上の汚染物質が半導体ウェーハの上に結像されないようにする。ペリクル・フレームは一般に、ペリクル・フレームの外辺部の底部および周囲に取り付けられた環状の付着性ガスケットによってフォトマスク上に装着される。
吸収層の不透明な性質のため、フォトマスクへのペリクルの密着を検査し制御するのは、困難な作業である。フォトマスク粘着剤に対するペリクルの進歩は、ペリクル装着工程の能力を改善した。しかし、ペリクルの下側の汚染、膜への損傷、またはフォトマスク自体への損傷を招く恐れのある通常のプロトコルからの逸脱(excursion)は、検出されない可能性がある。
ペリクルが適切に粘着するようにし、製造者に潜在的な不適合製品について注意を喚起するために、フォトマスクに加えられた力の正確な測定が必要不可欠である。さらに、フォトマスクおよびシリコン・ウェーハ上のフィーチャ・サイズのサイズが常に縮小しているので、1つのパターン層から次のものへの位置合わせまたは重ね合わせは、重要性の最も高い事項になっている。いくつかの状況の下では、ペリクルを装着する間のフォトマスク全体の力の分布は、約13ナノメータ(13nm)までフォトマスクの重ね合わせ歪みの範囲を調整することができる。ほぼ20ナノメータ(20nm)の範囲に近い、層から層への重ね合わせに関するウェーハの製造仕様の場合、ペリクル装着工程が重ね合わせ測定で許容される誤差の50パーセント(50%)を超える誤差を負うことを防ぐために、ペリクル装着工程中の力の分布を制御する必要がある。現在の業界標準のペリクル装着器具は、力の分布の測定を許さず、この力を制御すること、さらにはこの力の効果を理解することを不可能にする。
ペリクル装着器具は現在、装着工程中にペリクルに加えられた力に対して、少し調整を可能にするに過ぎない。多くの装着器具がペリクル/フォトマスク・アセンブリ上に加えられた全体の、または絶対の力を調整する能力を提供する。しかし、この調整は、現在および将来のフォトマスク業界において、必要な力の分布を正確に監視し制御するのに要求される能力をかなり下回っている。従来のペリクル装着器具は、2つの平行な固定具を共に等しい速度および力で押す空気圧式駆動シリンダ、またはペリクル固定具を固定フォトマスクに向かって移動する機械式駆動シャフトのどちらかに依存する。空気シリンダは、ペリクル/フォトマスク・アセンブリの表面および裏面の上の等しい圧力の供給源を提供するが、シリンダの位置は力の必要な点よりかなり下である。この配置は、ペリクル/フォトマスク・アセンブリの上部から底部まで加えられた力の径方向の不均一な分布を生じる可能性がある。ペリクル装着器具の準備、固定または切削加工における小さな変動は、この不均一な分布を増大する恐れがあり、ペリクルのフォトマスクへの粘着が弱まる可能性がある。現在の業界の標準的な装置では、この不具合は、ペリクル・フレームおよび粘着剤の人手による検査、または総合的な機械的検査を介することなしに検出することはできない。
発明の要約
本発明の教示によれば、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着することに関連する欠点および問題が実質的に低減されまたは解消される。特定の実施形態では、装着装置の背板(back plate)に埋め込まれた少なくとも1つのロード・セルは、装着装置によって加えられた力を測定し、測定された力が最小限の力よりも大きい場合、ペリクル・アセンブリがフォトマスク上に装着される。
本発明の1つの実施形態によれば、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを自動的に装着するための方法が、フォトマスクを装着装置に装填する(load)ステップと、ペリクル・アセンブリをフォトマスクに対向した装着装置の背板に装填するステップを含む。背板は、装着装置によってフォトマスクおよびペリクル・アセンブリに加えられた力を測定する少なくとも1つのロード・セルを備える。少なくとも1つのロード・セルに関連する測定された力は、受け取られ、測定された力が最小限の力より大きい、またはほぼ等しい場合、フォトマスク・アセンブリを形成するためにペリクル・アセンブリがフォトマスク上に装着される。
本発明の別の実施形態によれば、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着するためのシステムが、ペリクル・アセンブリを備えるペリクル固定具を保持するための背板と、フォトマスクを保持するための固定架台とを有する装着装置を備える。装着装置によってフォトマスクおよびペリクル・アセンブリ上に加えられた力を測定する少なくとも1つのロード・セルが、背板に配置される。
本発明の別の実施形態によれば、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着するためのシステムが、ペリクル・アセンブリを備えるペリクル固定具を保持するための背板と、フォトマスクを保持するための固定架台とを有する装着装置を備える。ロード・セルが背板の各隅部に配置されている。各ロード・セルは装着装置によってフォトマスクおよびペリクル・アセンブリ上に加えられた力を測定する。
本発明のいくつかの実施形態の重要な技術上の利点は、装着工程中の付着の障害を低減し、または解消するペリクル装着技術を含む。装着工程中、装着装置の背板に配置されたロード・セルは、装着装置によってフォトマスクおよびペリクル・アセンブリに加えられた力を測定する。加えられた力が最小限の力より大きい場合、ロード・セルは、装着装置に関連する制御装置に電気信号を伝達する。制御装置が電気信号を受け取る場合、装着工程が完了し、整合するフォトマスク・アセンブリが形成される。制御装置が電気信号を受け取らない場合、制御装置は、不整合のフォトマスク・アセンブリが形成されたことを判定し、制御装置は、不整合の製品が装着装置の作業者によって除去されるのを防止する。
本発明のいくつかの実施形態の別の重要な技術上の利点は、装着装置のフォトマスクおよびペリクル・アセンブリの全体にわたる力の分布を正確に監視し制御する能力を提供するペリクル装着技術を含む。装着装置は、複数のロード・セルを収容する背板を備える。ロード・セルは、装着装置によってペリクル・アセンブリ上の様々な位置に加えられた力を測定する。複数の異なる位置から測定値を提供することによって、複数の値がペリクル・アセンブリの全域に対して得ることができる。したがってロード・セルは、ペリクル・アセンブリ全体にわたる力の分布が均一であるかどうか判定することができ、フォトマスクに対するペリクル・アセンブリの付着が弱まる障害を検出することができる。
全ての、またはいくつかの、こうした技術上の利点が、本発明の様々な実施形態において存在する可能性があり、あるいは全く存在しない。その他の技術上の利点は、当分野の技術者には、以下の説明、ならびに添付の図面および特許請求の範囲から直ちに明らかになる。
本実施形態とその利点のより完全で十分な理解は、同様の参照番号が同様の部品を示す添付の図面と併せて以下の説明を参照して読むことで得ることができる。
本発明の好ましい実施形態およびその利点は、同様の番号が同様の対応する部品を表示するのに使用される図1から5を参照して最も良く理解される。
図1は、ペリクル装着システムにおいて組立てられたフォトマスク・アセンブリ10の断面図を示す。フォトマスク・アセンブリ10が、ペリクル装着システムによってフォトマスク12上に装着されたペリクル・アセンブリ14を備える。基板16およびパターン形成された層18は、フォトマスク12を形成し、フォトマスクは、その他にはマスクまたはレチクルとして知られており、それに限定はされないが円形、四角形または正方形を含む様々な寸法および形状を有することができる。フォトマスク12は、それには限定されないが、一回限りのマスター、5インチ・レチクル、6インチ・レチクル、9インチ・レチクル、または半導体ウェーハ上に回路パターンの画像を投影するために使用できる任意のその他の適切な寸法のレチクルを含む、任意の様々なフォトマスクのタイプであることもできる。フォトマスク12は、さらに、バイナリ・マスク、位相シフト・マスク(PSM)、光近接効果補正(OPC)マスク、またはリソグラフィ・システムで使用するのに適した任意のその他のタイプのマスクであってもよい。
フォトマスク12は、リソグラフィ・システム内で電磁エネルギーに曝された場合、半導体ウェーハ(明示されない)の表面上にパターンを投影する、基板16上に形成されたパターン形成された層18を備える。基板16は、クォーツ、合成水晶、溶融石英、フッ化マグネシウム(MgF2)、フッ化カルシウム(CaF)などの透明な材料、または約10ナノメートル(nm)と約450nmの間の波長を有する入射光の少なくとも75パーセント(75%)を透過させる、任意のその他の適切な材料であることができる。別の実施形態では、基板16は、シリコンまたは約10nmと450nmの間の波長を有する入射光の約50パーセント(50%)より多くを反射する任意のその他の適切な材料などの反射性の材料であることができる。
パターン形成された層18は、クロム、窒化クロム、金属オキシ−カーボ−ニトライド(metallic oxy−carbo−nitride)(たとえばMOCN、ただしMはクロム、コバルト、鉄、亜鉛、モリブデン、ニオブ、タンタル、チタン、タングステン、アルミニウム、マグネシウム、およびシリコンからなる群から選択される)などの金属材料、または紫外線(UV)領域、遠紫外線(DUV)[deep ultraviolet]領域、真空紫外線(VUV)[vacuum ultraviolet]領域、および/または極紫外線(EUV)[extreme ultraviolet]領域内の波長を有する電磁エネルギーを吸収する、任意のその他の適切な材料であることができる。別の実施形態では、パターン形成された層18は、UV、DUV、VUV、およびEUV範囲で、約1パーセント(1%)から約30パーセント(30%)の透過率を有するケイ化モリブデン(MoSi)などの部分的に透過性の材料であることができる。
フレーム20およびペリクル・フィルム22は、ペリクル・アセンブリ14を形成することができる。フレーム20は一般に、陽極酸化アルミニウムから形成されるが、あるいはステンレス鋼、プラスチック、またはリソグラフィ・システム内で電磁エネルギーに曝された場合に劣化または脱ガス(outgas)しないその他の適切な材料から形成できる。ペリクル・フィルム22は、硝酸セスロース、酢酸セルロース、E.I.du Pont de Nemours and Company社製のTEFLON(登録商標)AF、または旭硝子(Asahi Grass)社製のCYTOP(登録商標)などの非晶質フルオロポリマー(amorphous fluoropolymer)などの材料で形成された薄膜状メンブレン(thin film membrane)、あるいはUV、DUV、EUV、および/またはVUV範囲の波長に対して透過性の他の適切なフィルムであることができる。ペリクル・フィルム22は、回転成形などの従来の技術によって作製できる。
ペリクル・フィルム22は、汚染物質がフォトマスク12から離れて一定の距離を維持するようにして、フォトマスク12を粉塵粒子などの汚染物質から保護する。これは、リソグラフィ・システムにおいて特に重要である可能性がある。リソグラフィ・プロセス中には、フォトマスク・アセンブリ10は、リソグラフィ・システム内で放射エネルギー源によって生成された電磁エネルギーに曝される。電磁エネルギーは、水銀灯のほぼI線とG線の間の波長または、DUV、VUVもしくはEUV光などの様々な波長の光を含むことができる。動作において、ペリクル・フィルム22は、電磁エネルギーの大半を通過させることができるように設計されている。ペリクル・フィルム22上に集められた汚染物質は、処理されたウェーハの表面で焦点から外れる可能性があり、したがって、ウェーハ上に示された画像は鮮明になる。本発明の教示に従って形成されたペリクル・フィルム22は、全てのタイプの電磁エネルギーを使用して満足のいくように使用でき、本出願に説明される光波に限定されない。
フォトマスク12は、標準のリソグラフィ・プロセスを使用するフォトマスク・ブランク(photomask blank)から形成できる。リソグラフィ・プロセスでは、パターン形成された層18に関するデータを含むマスク・パターン・ファイルは、マスク・レイアウト・ファイル(mask layout file)から生成することができる。マスク・レイアウト・ファイルは、集積回路に関するトランジスタおよび電気接続を表わす多角形を含むことができる。マスク・レイアウト・ファイルの多角形はさらに、それが半導体ウェーハ上に作製される場合、集積回路の異なる層を表わすことができる。たとえば、トランジスタが拡散層およびポリシリコン層を有する半導体ウェーハ上に形成できる。したがって、マスク・レイアウト・ファイルは、拡散層上に描かれた1つまたは複数の多角形、およびポリシリコン層上に描かれた1つまたは複数の多角形を含むことができる。各層に対する多角形は、集積回路の1つの層を表わすマスク・パターン・ファイル内に転用することができる。各マスク・パターン・ファイルは、特定の層に対するフォトマスクを形成するために使用できる。
所望のパターンは、レーザ、電子ビームまたはX線リソグラフィ・システムを使用して、フォトマスク・ブランクのレジスト層内に結像できる。1つの実施形態では、レーザ・リソグラフィ・システムは約364ナノメータ(nm)の波長を有する光を放出するアルゴン・イオン・レーザを使用する。別の実施形態では、レーザ・リソグラフィ・システムは、約150nmから約300nmの波長で光を放出するレーザを使用する。フォトマスク12は、パターンを生成するためにレジスト層の露出された領域を現像しエッチングし、レジストによって覆われていないパターン形成された層18の部分をエッチングし、基板16上のパターン形成された層18を形成するために現像されていないレジストを除去することによって製造できる。
フォトマスク・アセンブリ10が半導体製造業者に発送される前に、フォトマスク・アセンブリ10は、フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14をペリクル装着システムに配置することによって組立てることができる。ペリクル装着システムは、装着装置、1つまたは複数の表示デバイスおよび制御装置を備えることができる。装着装置は、背板に対して横たわる少なくとも1つのペリクル固定架台、およびフォトマスク固定架台を備えることができる。フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14は、装着装置のそれらのそれぞれの固定架台に自動的または手動で装填できる。
従来のペリクル装着システムでは、力はフォトマスク・アセンブリの上部から底部に、および側面から側面に不均一に分布する可能性があり、それはペリクルおよび/またはフォトマスクを損傷する可能性がある。下記にさらに詳細に説明されるように、本発明は、不均一な力の分布を用いてペリクルがフォトマスク上に装着されたかどうか判定するための解決策を提供する。装着装置によって加えられた力を測定する複数のロード・セルが、装着装置の背板の面の中に埋め込まれることが可能である。1つの実施形態では、背板は、各隅部に配置されたロード・セルを備える。別の実施形態では、背板は、各縁部に近接して配置されたロード・セルを備える。両方の実施形態で、表示デバイスが各ロード・セルと電気的に連動できる。
各ロード・セルは、装着装置によってフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に加えられた力を測定し、測定された力を対応する表示デバイスに伝達することができる。測定された力が適切な付着を確かにするのに必要な最小限の力より大きい場合、表示デバイスは、制御装置に伝達される電気信号を生成する。制御装置が4つのロード・セルに対応する各表示デバイスの1つと関連する電気信号を受け取ると、制御装置は、少なくとも一定の量の時間、少なくとも最小限の力をフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に対して加えるように装着装置に指示することによってペリクル装着工程を継続する。各ロード・セルは、ペリクル・アセンブリ14上の異なる点に加えられた力を測定するので、ロード・セルは、ペリクル・アセンブリ10が適切な付着力を有するように、装着工程中のペリクル・アセンブリ14およびフォトマスク12の全体にわたって力が分布するのを確かにすることができる。
ペリクル・アセンブリ14上の特定の位置でロード・セルによって測定される力が最小限の力より小さい場合、ロード・セルに対応する表示デバイスは電気信号を生成しない。タイマが切れる前に制御装置が各表示デバイスから電気信号を受け取らないと、制御装置は、装着装置をロックし、フォトマスク・アセンブリ10が作業者によって除去されるのを防止する。ロックされた装着装置は、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に正確に装着されなかったことを作業者に警告することができる。1つの実施形態では、各ロード・セルと関連する表示デバイスは、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に不正確に装着されたことを示す視覚的におよび/または聴覚的に警報を作動させることもできる。別の実施形態では、ロード・セルは、特定のロード・セルに加えられた力が表示デバイス上にグラフィック表示できるように、対応する表示デバイスにデータを伝達することができる。装着装置の性能を向上させるためにデータを分析できるように、さらにデータを制御装置に伝達できる。
図2Aおよび2Bはそれぞれ、フォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を装着するのに使用できるペリクル装着システムの断面図および上面図を示す。ペリクル装着システムは装着装置31、表示デバイス(明示されない)、およびプログラマブル論理制御装置(PLC)(明示されない)を含むことができる。装着装置31は、第1の背板34、第2の背板36、およびフォトマスク固定架台38を備えることができる。ペリクル・アセンブリは、ペリクル固定具に配置され、次いでペリクル固定具は、第1および第2の背板34および36のどちらかまたは両方に配置できる。1つの実施形態では、空気圧プレス、液圧プレス、または機械駆動シャフトなどの駆動機構(明示されない)が、第1の背板34と第2の背板36のどちらかまたは両方の間または後ろに配置でき、フォトマスク・ホルダ38に向かって第1の背板34および/または第2の背板36を移動させるように動作できる。1つの実施形態では、駆動機構は、空気圧プレスまたは液圧プレスに空気を流入可能にするソレノイドにPLCが電圧を誘導したとき作動できる。別の実施形態では、駆動機構は、機械駆動シャフトを動作させるためにPLCがモータを係合させると作動できる。
第1の背板34および第2の背板36は、各背板の表面に埋め込まれた複数のロード・セルを備えることができる。ロード・セルは、装着工程中にペリクル・アセンブリ14上の異なる位置でペリクル・アセンブリ14に加えられた力を測定し、測定された力を対応する表示デバイスに伝達できる。測定された力がフォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を適切に装着するのに必要な最小限の力より大きい場合、対応する表示デバイスは、適切な量の力がペリクル・アセンブリ14上の特定の点に加えられたことを示す電気信号を生成できる。次いで、表示デバイスは、電気信号をPLCに伝達できる。タイマが切れる前に、PLCが各表示デバイスに関連する電気信号を受け取ると、PLCは装着工程を完了し、作業者がフォトマスク・アセンブリ10を除去できるように装着装置31をロック解除することができる。PLCが少なくとも1つの表示デバイスから電気信号を受け取らないと、PLCは、装着装置をロックし、装着工程中にペリクル・アセンブリ14上の少なくとも1つの位置に最小限の量より少ない力が加えられたことを作業者に警告することができる。
図3は、ペリクル装着システム40のブロック図を示す。図示された実施形態において、装着システム40は、装着装置31、プログラマブル論理制御装置(PLC)42、および表示デバイス48を備える。装着装置31は、1つまたは複数の位置で背板に埋め込まれたロード・セルを備えることができる。ロード・セルは、ペリクル装着工程中に装着装置31によってフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に加えられた力を測定し、測定された力を表示デバイス48に送ることができる。加えられた力が最小限の力より大きいことを表示デバイス48が判定すると、各表示デバイス48は、加えられた力がペリクル・アセンブリ14とフォトマスク12の間の適切な付着を達成するのに十分であることを示す電気信号を生成する。各表示デバイス48に関連する電気信号は、装着工程を完了するためにPLC42に送信できる。
PLC42が各表示デバイス48に関連する電気信号を所定の時間内に受け取らないと、適切な量の力が装着装置31によって加えられてなく、PLC42は、不整合のフォトマスク・アセンブリが作業者によって除去されるのを防止するために装着装置31をロックする。表示デバイス48は、作業者にペリクル・アセンブリがフォトマスク上に不適切に装着されたことを知らせるために、ロード・セルから測定された力に基づいて警報を作動させることもできる。
図示された実施形態では、装着装置31、PLC42、および表示デバイス48は、互いに直接連動している。より具体的には、装着装置31の背板に備えられるロード・セルは、ディスプレイ48と直接連動でき、表示デバイス48はPLC42と直接連動できる。別の実施形態では、装着システム40の個々のデバイスは、ネットワーク内で互いに連動できる。ネットワークは、電気通信信号、データ、および/またはメッセージを伝達することが可能であってもよく、パケット、セル、またはその他の情報の部分(一般にパケットと呼ばれる)を伝達し配信することを助けるデバイスの任意の適切な集合および配列を備えていてもよい。たとえば、ネットワークは、公衆電話網(PSTN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネットなどの地球規模のコンピュータ・ネットワーク、またはワイアレスおよび/またはワイア線通信をもたらすのに適した任意のその他の通信設備に関連する1つまたは集合になった要素であることができる。
PLC42は、プロセッサ44およびメモリ46を備えることができる。プロセッサ40は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはメモリ46に記憶された処理の指示を実行するために構成された、任意のその他のデジタルまたはアナログ回路であることができる。メモリ46は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、電気的消去可能書き込み可能リード・オンリー・メモリ(EEPROM)、PCMCIAカード、フラッシュ・メモリ、または揮発性または不揮発性のメモリの任意の適切な選択および/または配列であることができる。表示デバイス48は、液晶デバイス、陰極線管、または使用者に認識可能なグラフィック画像および文字数字式記号を形成するのに適したその他の表示デバイスであることができる。表示デバイス48は、直接型インターフェースを介して装着装置31およびPLC42と通信するように示されているが、表示デバイス48はネットワークによって通信することもできる。別の実施形態では、表示デバイス48は、PLC42と一体であってもよい。
動作時には、処理の指示がメモリ46に記憶される。プロセッサ44は、処理の指示を取り出すためにメモリ46にアクセスし、処理の指示に含まれる様々な機能を遂行する。1つの実施形態では、処理の指示は、装着モジュールを含むことができる。装着モジュールは、装着工程を開始し、所定量の時間内にフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に最小限の量の力が加えられたかどうか判定し、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に適切に装着された場合、装着工程を完了することができる。別の実施形態では、表示デバイス48は、フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に最小限の量の力が加えられたかどうか判定し、装着モジュールによる使用のためにこの情報をPLC42に通達するようにプログラムできる。
別の実施形態では、ペリクル・アセンブリ14およびフォトマスク12が装着装置31内に装填された後、装着工程を開始するために、作業者が装着装置31を作動することができる。作業者は、ボタンを押し、ノブを回し、または任意の他の適切な技術を使用して、装着装置31の駆動機構を作動させるトリガ・スイッチを機械的にまたは電気的に閉じることができる。1つの実施形態では、装着モジュールは、作業者が装着工程を開始するのに応答して装着信号を受けることができ、フォトマスク12上へのペリクル・アセンブリ14の装着を開始するために、装着装置31内で空気プレスまたは流体プレス内に空気を流入可能にするソレノイドに電圧を誘導するようにプロセッサ44に指令できる。
作業者が装着装置31を作動させると、検出タイマを作動させるために、さらに装着信号が使用できる。1つの実施形態では、検出タイマは、所定量の時間内にフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に最小限の量の力が加えられたかどうか判定するために装着モジュールによって使用できる。たとえば、検出タイマが切れる前に最小限の力が背板内のロード・セルによって検出された場合、装着モジュールは装着工程を完了し、フォトマスク・アセンブリ10が除去できるように装着装置31をロック解除する。そうでなく、検出タイマが切れる前に、ロード・セルが最小限の力を検出しない場合、装着モジュールは、装着装置31をロックし、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に不適切に装着されたことを作業者に知らせるために、1つまたは複数の表示デバイス48によって表示できる警報を作動させる。
装着工程が開始した後、装着装置31の背板上に配置された各ロード・セルは、フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に加えられた力を測定できる。1つの実施形態では、ロード・セルは、表示デバイス48に継続的にデータを送信でき、個々のロード・セルに加えられる力は表示デバイス48に表示できる。各表示デバイス48は、ペリクル・アセンブリ14をフォトマスク12適切に付着させるのに必要な最小限の量の力がロード・セルに関連する特定の位置に加えられていると判定する場合、表示デバイス48は、電気信号を生成し、電気信号をPLC42に伝達する。
1つの実施形態では、表示デバイス48は、フォトマスクに対する全てのペリクル・アセンブリの接触が達成されたことを示す第1の電気信号、および特定の位置で最小限の量の力が装着装置31によって加えられていることを示す第2の電気信号を生成できる。上記に説明されるように、作業者が装着工程を開始すると生成される装着信号は、検出タイマを始動できる。検出タイマが切れる前に、装着モジュールが各表示デバイス48によって生成された第1の電気信号を受け取ると、装着モジュールは、装着工程を継続するようにプロセッサ44に指示する。そうでない場合には、装着モジュールは、装着工程を終了するようにプロセッサ44に指示できる。1つの実施形態では、第1の電気信号は、作業者が装着工程中、フォトマスク12および/またはペリクルクル・アセンブリ14を除去しないようにする安全対策として使用できる。
検出タイマが切れる前に、装着モジュールが第2の電気信号を受け取ると、装着モジュールが装着タイマを作動させ、その装着タイマは、ペリクル・アセンブリ14をフォトマスク12上に適切に装着するために、装着装置31によって加えられる必要がある少なくとも最小限の力の時間の量を表わす。1つの実施形態では、第2の電気信号は、各表示デバイス48を直列に電気接続し、表示デバイス48のうちの1つが表示デバイス48の別の1つに信号を伝達することにより生成することができ、第2の電気信号は、その直列の中の表示デバイス48の最後の1つによって、その他の全ての表示デバイス48が信号を生成する場合にのみ生成される。装着モジュールが第2の信号を受け取ると、装着モジュールは、装着タイマが切れるまで最小限の力にほぼ等しいか、それより大きい力を加えることによって装着工程を継続するようにプロセッサ44に指示することができる。
装着モジュールが第1の電気信号または第2の電気信号のどちらかを受け取らない場合、装着モジュールは装着工程を終了し、プロセッサ44に装着装置31をロックするように指示する。装着装置31をロックすることにより、作業者は、フォトマスク・アセンブリ10を除去できず、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に不適切に装着されたことについて注意を促されることができる。1つの実施形態では、装着モジュールは、装着工程が不成功であったことを作業者に警告する警報を発することができる。アラームは、可聴または可視であり表示デバイス48に表示することができる。別の実施形態では、警報は、可視的に表示される場合、対応する表示デバイス上にのみ表示できるように個々のロード・セルに関連できる。
1つの実施形態では、メモリ46に記憶されたプログラミングでの指示はさらに、統計的プロセス制御(SPC)モジュール含むことができる。アナログからデジタルへの電気信号変換機を介したロード・セルからの測定値は、SPCモジュールに伝達することができる。標準のSPC規則の使用を介して、ペリクル装着力の向き、最小および最大の装着力、および不整合の装着力が、装置の作業者および技術者によって記録されそれに従って作用されることが可能になる。この情報は、予防保全規約を設計し、同時にペリクル装着工程においての故障を予測するのに使用でき、不整合のフォトマスク・アセンブリが形成される前に、設備技術者および作業者がペリクル装着装置を自発的に修理できるようにする。
別の実施形態では、ペリクル・アセンブリをフォトマスク上に装着する処理の指示は、コンピュータ使用可能な媒体(computer−usable media)において符号化できる。このようなコンピュータ使用可能な媒体は、限定なしに、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、CD−ROM、DVD、リード・オンリー・メモリ、およびランダム・アクセス・メモリなどの記憶媒体、ならびにワイア、光ファイバ、マイクロ波、無線波、および他の電磁波または光搬送波などの通信媒体を含むことができる。
図4Aは、装着装置31に備えられる背板34および/または36(一般的に背板34として参照)の正面図を示す。図示された実施形態では、背板34は、装着装置31によってフォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に加えられた力を測定するロード・セル(load cell)52、54、56、および58(一般的にロード・セル52として参照)を備える。特定の数のロード・セル52が示されるが、4つより多い、またはそれより少ないロード・セルが背板34に組み込み可能である。
図4Bに示されるように1つの実施形態では、ロード・セル52は、ロード・セル52の少なくとも一部分が表面の下に配置されるように、背板50の表面に埋め込み可能である。シャフトが背板34に貫通可能であり、各ロード・セル52はロード・セル52の部分が背板34の壁と接触するように対応するシャフトに配置できる。
動作において、ロード・セル52は、上部から底部の、側面から側面の、および隅部から隅部の力の分布プロファイル(distribution profile)をもたらすために、装着装置31によってフォトマスク12およびペリクルクル・アセンブリ14上に加えられた力を測定する。1つの実施形態では、ロード・セル52は、トリガまたは警報を特定の力の測定用に設定可能にする、プログラマブル論理制御装置(PLC)[programmable logic controller]、および表示デバイス(たとえば、図3に示されるPLC42および表示デバイス48)に電気接続できる。次いで、トリガは装着工程を制御するために使用できる。トリガは、特定の順に受け取られるように下記に説明されるが、トリガは同時にまたは順次に、任意の順に受け取ることができる。
第1のトリガは、装着タイマが開始される前に、ペリクル・アセンブリ14上の様々な位置がフォトマスク12の対応する位置と接触しているか判定するのに使用できる。1つの実施形態では、ロード・セル52は、装着装置31のペリクルクル・アセンブリ14およびフォトマスク12に加えられた力を測定し、測定された力を表示デバイス48に伝達する。測定された力が所定の力よりも大きいことを表示装置48が判定すると、表示デバイスは第1の電気信号を生成し、第1の電気信号をPLC42に伝達できる。所定の力は、0より大きいがフォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を装着するのに必要な最小限の力よりも小さいものであることができる。PLC42が、検出タイマが切れる前に各ディスプレイ・デバイス48から1つずつ、4つの電気信号を受け取ると、PLC42は、フォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を装着するためにペリクルおよびフォトマスク固定架台を閉じたままにする。表示デバイス48から受け取られる個々の信号は、装着タイマが始動される前に、ペリクルからフォトマスクへの必要な接触点が得られるようにするために使用できる。
ロード・セル52からの測定された力が所定の力以下であることを表示デバイス48が判定する場合、表示デバイス48は第1の電気信号をPLC42に伝達しない。検出タイマが切れる前にPLC42が第1の電気信号の全てを受け取らない場合、PLC42は、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12に適切に接触しなかったことを示す警報を発する。たとえば、ロード・セル52、および54によって測定された力が所定の力より大きくなることができ、対応する表示デバイス48は、ペリクル・アセンブリ14およびフォトマスク12がロード・セル52および54に対応する位置で接触していることを示す第1の電気信号を生成する。しかし、ロード・セル56および58によって測定された力は、所定の力よりも小さくなることもあり、それはペリクル・アセンブリ14およびフォトマスク12がロード・セル56および58に対応する位置で互いに適切に接触していないことを示す。この例では、検出タイマが切れる前に、PLC42は2つの電気信号を受け取ることができる。4つの信号の全てが受け取られなかったことにより、PLC42は警報を発することができる。
第2のトリガが、フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14が特定の量の時間の間に適切な力を受け取るようにするために使用できる。第2のトリガは各ディスプレイ48を直列に接続することによって生成できる。表示デバイス48が、対応するロード・セル52によって伝達される測定された力が最小限の力より大きいと判定する場合、各表示デバイス48が信号を生成できる。各表示デバイス48がロード・セル52から測定された力を受け取り、測定された力が最小限の力よりも大きいと判定すると、信号は1つの表示デバイスから次の表示デバイスに伝達できる。たとえば、ロード・セル52と連動する表示デバイス48は最小限の力を検出し、ロード・セル54と連動する表示デバイス48に信号を伝達できる。ロード・セル54と連動する表示デバイス48が最小限の力を検出すると、信号がロード・セル56と連動する表示デバイス48に伝達される。この例では、ロード・セル58と連動する表示デバイス48が、ロード・セル56と連動する表示デバイス48から信号を受け取り、ロード・セル58から最小限の力よりも大きい測定された力を受け取る場合、ロード・セル58と連動する表示デバイス48は、第2の電気信号のみを生成する。PLC42がロード・セル58と連動する表示デバイス48から第2の電気信号を受け取ると、PLC42は装着タイマを始動し、ペリクル・アセンブリ14は必要な量の力を使用してフォトマスク12上に装着される。装着タイマが切れると、PLC42が装着装置31をロック解除し、フォトマスク・アセンブリ10が除去できる。
ロード・セル52によって測定された力が最小限の力より小さい場合、表示デバイス48はデバイス間に信号を伝達しない。たとえば、ロード・セル54によって測定された力は、最小限の力よりも小さくなることもでき、ロード・セル54と連動する表示デバイス48が信号を別の表示デバイスに伝達しないようになる。したがって、直列の中の表示デバイス48の最後の1つは、第2の電気信号を生成しない。検出タイマが切れる前に、たとえばロード・セル58と連動する表示デバイス48から、PLC42が第2の電気信号を受け取らない場合、PLC42は最小限の量の力が各ロード・セル52に加えられなかったことを示す警報を発する。1つの実施形態では、ロード・セル52はデータを表示デバイス48に伝達することができ、装着工程中の所与の時点で加えられた力は、表示デバイス48上に表示できる。ここでも同様に、表示デバイス48上に表示された情報は、不均一な力の分布をどのように補正するか判定するのに使用される。
図4Cは、ロード・セル52の拡大断面図を示す。図示された実施形態では、ロード・セル52は、面板60、玉軸受62、シリンダ64、および荷重センサ66を備える。荷重センサ66は、シャフトの背板34に接触するように、背板34に形成されたシャフトに配置できる。シリンダ64は、ロード・セル66の中心がシリンダ64の中心と一直線になるように、荷重センサ66の上部に配置できる。玉軸受62は、そのわずかな部分が背板34の表面の上に配置されるようにシリンダ64の内側に配置できる。玉軸受62の部分が背板34の表面の上に出たままにすることができるように、装着装置31のペリクルおよびフォトマスク固定架台は荷重センサ66を損傷せずに使用できる。面板60はロード・セル52の全部品を背板34内に保持できる。さらに、全部の力が玉軸受62上の単一の接線の点に加えられるので、フォトマスク12およびペリクル・アセンブリ14に加えられた全部の力が表面領域の相互作用により損失なしで測定できる。
図7は、自動的にフォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着するための方法の流れ図を示す。一般に、作業者は装着工程を開始できる。装着装置に組み込まれたロード・セルは、装着装置に装填されたペリクル・アセンブリおよびフォトマスクに加えられた力を測定し、測定された力を対応する表示デバイスに伝達できる。装着装置が最小限の力を加えていると表示デバイスが判定する場合、ロード・セルに関連する電気信号がPLCに伝達できる。検出タイマが切れる前にPLCが電気信号を受け取ると、PLCは装着工程を完了し、フォトマスク・アセンブリは、装着装置から除去される。検出タイマが切れる前にPLCが電気信号を受け取らない場合、PLCは、作業者がフォトマスク・アセンブリを除去できないように装着装置をロックする。さらに、PLCはペリクル・アセンブリがフォトマスク上に不適切に装着されたことを作業者に知らせる警報を発することができる。
ステップ70では、フォトマスク12は装着装置31に装填できる。1つの実施形態では、フォトマスク12は、作業者によって作動された装填システムによって装着装置31に自動的に装填できる。別の実施形態では、作業者は装着装置31にフォトマスク12を手で装填できる。フォトマスク12が装着装置31に装填された後、ステップ72で少なくとも1つのペリクル・アセンブリが第1および/または第2の背板34および36に装填できる。ペリクル・アセンブリは、作業者によって作動された装填システムによって自動的に装填され、または作業者によって装着装置31に手で配置されることが可能である。
ステップ74で、作業者は、装着装置31を作動させることができる。1つの実施形態では、作業者は装着装置31を作動させるトリガ・スイッチを閉にすることができる。別の実施形態では、作業者はPLC42のメモリ46に記憶された装着モジュールを呼び出すことができる。PLC42は、ペリクル保持器とフォトマスク保持器を互いに向かって移動させるように装着装置31の駆動機構に指示する装着装置31に信号を送信することによって装着モジュールを実行できる。
ステップ76で、装着モジュールは検出タイマを始動できる。検出タイマは、所定の量の時間内に最小限の力が装着装置31によって加えられたかどうか判定するために、PLC42によって使用できる。次いで、装着モジュールは、ステップ78で検出タイマが切れたかどうか判定する。検出タイマが切れていない場合、装着モジュールは、ステップ80でロード・セル52によって測定された力が所定の力よりも大きいかどうか判定する。1つの実施形態では、最小限の力はペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12に適切に接触していることを示す任意の(たとえばほぼ453.6グラム(1ポンド)の)力であることができる。ロード・セル52が所定の力よりも大きい力を測定しなかったと、装着モジュールが判定する場合、装着モジュールは検出タイマが切れたかどうか判定するためにステップ78に戻る。
少なくとも1つのロード・セル52が所定の力を測定した場合、ロード・セルと連動する対応する表示デバイスはステップ82で、第1の電気信号を生成する。1つの実施形態では、第1の電気信号は、ペリクル・アセンブリ14が表示デバイスと連動するロード・セルに関連する特定の場所でフォトマスク12と接触することを表示できる。第1の電気信号は各表示デバイス48によって生成できる。ステップ84で、装着モジュールは、ロード・セル52に関連する第1の電気信号の全てがPLC42によって受け取られたかどうか判定する。第1の電気信号の全てが受け取られなかった場合、装着モジュールは、ステップ78で検出タイマが切れたかどうか判定する。
PLC42が第1の電気信号の全てを受け取った場合、装着モジュールは、ステップ85で、ロード・セル52によって測定された力が最小限の力よりも大きいかどうか判定する。1つの実施形態では、最小限の力は、特定の量の時間の間に加えられた場合、フォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を装着するのに十分に付着をもたらす力である。ロード・セル52が最小限の力よりも大きな力を測定しなかったと装着モジュールが判定した場合、検出タイマが切れたかどうか判定するために、装着モジュールはステップ78に戻る。
全てのロード・セル52が最小限の力を測定した場合、ロード・セル52と連動する表示デバイス48の1つは、ステップ86で第2の電気信号を生成する。1つの実施形態では、第2の電気信号は、フォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を適切に装着するのに必要な最小限の量の力が、背板34のロード・セル52の位置に対応するペリクル・アセンブリ14の点で装着装置によって加えられていることを表示することができる。ステップ87では、装着モジュールは、PLC42が表示デバイス48の適切な1つから第2の電気信号を受け取ったかどうか判定する。PLC42が第2の電気信号を受け取らなかった場合、装着モジュールはステップ78で検出タイマが切れたかどうか判定する。
PLC42が第2の電気信号を受け取った場合、装着モジュールは、ステップ88でプロセッサ44に装着工程を継続するように指示する。装着モジュールは、第2の信号を受け取ると同時に装着タイマを設定することができ、第2の信号は、フォトマスク12上にペリクル・アセンブリ14を適切に装着するための少なくとも最小限の力を加えるための時間を設定するために使用できる。1つの実施形態では、装着タイマは約15秒(15sec)の継続時間を有することができる。別の実施形態では、装着タイマは、ペリクル・アセンブリ14がフォトマスク12上に適切に装着されるのを可能にする任意の継続時間を有することができる。設定された量の時間の間、力が加えられた後、装着モジュールは、ステップ90で装着装置31をロック解除することができる。次いで作業者は、装着装置31からフォトマスク・アセンブリ10を除去できる。
しかし、PLC42が表示デバイス48から第1および第2の信号を受け取る前に、検出タイマが切れたと装着モジュールが判定する場合、装着モジュールはステップ92で、フォトマスク・アセンブリ10が作業者によって除去できないように装着装置31をロックする。装着モジュールは、ステップ94で作業者に障害を知らせることができる警報をさらに作動させる。1つの実施形態では、警報は可聴であることができ、表示デバイス48に関連するスピーカによって発せられることが可能である。別の実施形態では、警報は可視であることができ、表示デバイス48によって表示できる。警報は、全体として装着装置31に関連でき、あるいは警報は、障害を検出した特定のロード・セルに関連できる。
本発明をその特定の好ましい実施形態に対して説明してきたが、様々な変形および変更形態を当分野の技術者に対して示唆することができ、そのような変形および変更形態を包含する本発明が添付の特許請求の範囲内に収まることを意図する。
本発明の教示によるフォトマスク・アセンブリの断面図である。 本発明の教示によるペリクル装着システムの断面図である。 本発明の教示によるペリクル装着システムの上面図である。 本発明の教示によるペリクル装着システムのブロック図である。 本発明の教示によるロード・セルを備える背板の正面図である。 図4Aに示される背板の線4Bを通る側断面図である。 図4Bに示されるロード・セルの詳細断面図である。 本発明の教示による、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを自動的に装着するための方法の流れ図である。

Claims (31)

  1. ペリクル・アセンブリをフォトマスク上に装着する方法であって、
    フォトマスクを装着装置に装填するステップと、
    ペリクル・アセンブリを前記フォトマスクに対向させて前記装着装置の背板に装填するステップであって、前記背板が前記装着装置によって前記フォトマスクおよび前記ペリクル・アセンブリに加えられた力を測定するように動作可能な少なくとも1つのロード・セルを備えるステップと、
    前記少なくとも1つのロード・セルに関連する前記測定された力を受け取るステップと、
    前記測定された力が最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、フォトマスク・アセンブリを形成するために前記フォトマスク上に前記ペリクル・アセンブリを装着するステップとを含む方法。
  2. 前記測定された力が前記最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、前記少なくとも1つのロード・セルと連動する表示デバイスによって生成された信号を検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定された力が前記最小限の力より少ない場合、前記フォトマスク・アセンブリが除去されるのを防止するために前記装着装置をロックするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのロード・セルと連動する表示デバイス上に、前記測定された力を表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのロード・セルに関連する前記測定された力を受け取る前にタイマを作動させるステップと、前記タイマが切れる前に、前記測定された力が前記最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、前記フォトマスク・アセンブリを形成するために前記フォトマスク上に前記ペリクル・アセンブリを装着するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記フォトマスク・アセンブリが前記装着装置から除去できるように、前記装着装置をロック解除するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記背板が、その各隅部に近接して配置された前記ロード・セルを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記各ロード・セルに関連する前記測定された力を受け取るステップと、前記各測定された力が前記最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、前記フォトマスク・アセンブリを生成するために前記フォトマスク上に前記ペリクル・アセンブリを装着するステップとをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記測定された力が所定の力よりも大きい場合、前記各ロード・セルと連動する表示デバイスから第1の信号を検出するステップをさらに含み、前記第1の信号が、前記ペリクル・アセンブリが前記フォトマスクと適切に接触していることを表示するように動作可能である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記装着装置が、少なくとも前記最小限の力を前記フォトマスクおよび前記ペリクル・アセンブリに加える場合、前記ロード・セルと連動する前記表示デバイスの1つから第2の信号を検出するステップをさらに含み、前記表示デバイスが直列に電気接続された、請求項9に記載の方法。
  11. 前記測定された力が所定の力よりも大きい場合、前記各ロード・セルと連動する表示デバイスから第1の信号を検出するステップであって、前記ペリクル・アセンブリが前記フォトマスクと適切に接触することを表示するように前記第1の信号が作動可能であるステップと、前記各ロード・セルに関連する前記測定された力が前記最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、前記ロード・セルと連動する前記表示デバイスの1つから第2の信号を検出するステップとをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのロード・セルから前記測定された力を受け取る前に第1のタイマを動作させるステップと、前記第1のタイマが切れる前に前記第1および第2の信号が検出される場合、第2のタイマを作動させるステップと、前記第2のタイマが切れるまで前記ペリクル・アセンブリおよび前記フォトマスクに少なくとも前記最小限の力を加えるステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. ペリクル・アセンブリを有するペリクル固定具を保持するように動作可能な背板と、フォトマスクを保持するように動作可能な固定架台とを備える装着装置、ならびに、前記背板に配置された少なくとも1つのロード・セルを備える、フォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着するためのシステムであって、前記少なくとも1つのロード・セルが、前記フォトマスクおよび前記ペリクル・アセンブリ上の前記装着装置によって加えられた力を測定するように動作可能であるシステム。
  14. 前記装着装置と連動するプログラマブル論理制御装置(PLC)をさらに備え、前記ペリクル・アセンブリが前記フォトマスク上に装着されるように、前記PLCが前記背板を移動するための駆動機構を作動させるように動作可能である、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記少なくとも1つのロード・セルと電気的に連動する表示デバイスをさらに備え、前記表示デバイスが、前記測定された力が最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しいことを示す信号を生成するように動作可能である、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記少なくとも1つのロード・セルに関連する前記測定された力を表示するように動作可能な前記表示デバイスをさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記PLCが前記表示デバイスによって生成される前記信号を受け取る場合、前記フォトマスク上に前記ペリクル・アセンブリを装着するように動作可能な前記PLCをさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  18. タイマを作動させ、
    前記タイマが切れる前に前記PLCが前記表示デバイスから前記信号を受け取らない場合、警報を発するように動作可能な前記PLCをさらに備える、請求項15に記載のシステム。
  19. 前記測定された力を前記表示デバイスに継続的に伝達するように動作可能な前記少なくとも1つのロード・セルをさらに備え、前記表示デバイスが前記測定された力を前記PLCに継続的に伝達するように動作可能であり、前記PLCが、前記表示デバイスから受け取られた前記測定された力を分析するために動作可能な統計的プロセス制御モジュール備える、請求項15に記載のシステム。
  20. 前記ロード・セルが、前記背板に形成されたシャフトに配置された荷重センサと、前記荷重センサに隣接する前記シャフトに配置されたシリンダと、前記シリンダ内に位置し、その結果、玉軸受の少なくとも一部分が前記背板の表面の上方に配置される玉軸受とを備える、請求項13に記載のシステム。
  21. 前記背板の各隅部に近接して配置された前記ロード・セルと、前記各ロード・セルと電気的に連動する表示デバイスとをさらに備え、各表示デバイスが前記対応するロード・セルから前記測定された力を受け取るように動作可能である、請求項13に記載のシステム。
  22. 前記ペリクル・アセンブリが前記フォトマスクと適切に接触していることを示すように動作可能である第1の信号を生成し、また前記測定された力が最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しいことを示すように動作可能である第2の信号を生成するように動作可能である前記表示デバイスをさらに備える、請求項21に記載のシステム。
  23. フォトマスク上にペリクル・アセンブリを装着するためのシステムであって、ペリクル・アセンブリ備えるペリクル固定具を保持するように動作可能な背板、およびフォトマスクを保持するように動作可能な固定架台を備える装着装置と、前記背板の各隅部に配置されるロード・セルとを備え、前記ロード・セルが前記フォトマスクおよび前記ペリクル・アセンブリ上に前記装着装置によって加えられた力を測定するように動作可能であるシステム。
  24. 装着工程中に前記フォトマスク全体にわたる力の分布を認識するように動作可能な前記ロード・セルをさらに備える、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記各ロード・セルと電気的に連動する表示デバイスをさらに備え、前記表示デバイスが、前記対応するロード・セルから前記測定された力を受け取り、また前記測定された力が最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しい場合、信号を生成するように動作可能である、請求項23に記載のシステム。
  26. 前記各ロード・セルと連動するプログラマブル論理制御装置(PLC)をさらに備え、前記PLCが、前記各表示デバイスによって生成された前記信号を受け取り、前記信号に基づいて前記フォトマスク上に前記ペリクル・アセンブリを装着するように動作可能である、請求項25に記載のシステム。
  27. タイマを作動させ、
    前記タイマが切れる前に前記PLCが前記各表示デバイスから前記信号を受け取らない場合、警報を発するように動作可能な前記PLCをさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記測定された力を前記表示デバイスに継続的に伝達するように動作可能である前記ロード・セルと、前記測定された力を前記PLCに継続的に伝達するように動作可能である前記表示装置と、前記ロード・セルから受け取られた前記測定された力を分析するように動作可能である統計的プロセス制御モジュールを備える前記PLCとをさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  29. 前記PLCが前記表示デバイスの1つから前記信号を受け取るように直列に接続された前記ディスプレイ・デバイスをさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  30. 前記ペリクル・アセンブリが、前記フォトマスクと適切に接触していることを示すように作動可能な第1の信号を生成し、
    前記測定された力が、最小限の力より大きい、またはそれにほぼ等しいことを示すように作動可能な第2の信号を生成するように動作可能な前記表示デバイスをさらに備える、請求項26に記載のシステム。
  31. 第1のタイマを作動させ、
    前記第1および第2の信号が前記第1のタイマが切れる前に前記PLCによって受け取られる場合、第2のタイマを作動させ、
    前記第2のタイマが切れるまで前記ペリクル・アセンブリおよび前記フォトマスクに少なくとも前記最小限の力を加えるように動作可能な前記PLCをさらに備える、請求項30に記載のシステム。
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