JP2007510476A - 眼球外科手術用保護シールド - Google Patents

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Abstract

医療処置中にレーザなどの医療処置用照射エネルギから患者の目を保護する外部眼球シールドである。各シールドは、シールドに衝撃を与えるエネルギを吸収する外部表面を備えている。シールドはノーズピースにて互いに接続され、ノーズピースは各シールドに取付手段にて接続される。使用者の目の上を覆うシールドの装着状態を変更せずにノーズピースが使用者の額側に向って上向きに回動でき、使用者の顎に向って下向きに回動できるように、取付手段がシールドに対して垂直また平行に位置決めされている。

Description

本発明は、様々な形態の光の照射から人の目を保護する装置である。
各種の医療処置がますます頻繁になるに伴って、レーザや他の種類のエネルギが使用されている。レーザによって多くの処置が簡単に、痛みを伴わず、正確にできるようになったが、患者にレーザを使用する場合には、ある種の危険を伴うことになる。レーザを使用するに際する主な危険性は、レーザが患者の目に入るという危険である。レーザが短時間でも患者の目に入ると、重大な損傷が発生し、失明する場合もある。高出力エネルギ装置に関連した他の危険は、照射エネルギが眼球シールドに衝撃を与えて、熱エネルギに変換され、眼球シールドが患者の皮膚と接触する部分に、患者が火傷を負う可能性がある。医療処置では、不注意で照射ビームが患者の目に入らないように、または何度もシールドに衝撃を与えてシールドを加熱しないように、施術者が注意しなければならない。また、施術者が患者の頭部または顔面上を処置する場合には、特に注意しなければならない。
この危険を最小限に抑えるために、不注意で患者の目に焦点が合せられる可能性があるレーザエネルギを拡散させるように、患者の目を保護する眼球シールドが使用されている。現在では、数種類の眼球シールドが一般に知られている。患者の目を覆うまぶたの裏側に、シールドを挿入するものもある。これらシールドは、球全体を覆うように、適切なサイズでなければならない。シールドが小さくなると、挿入や取り外しが簡単になるが、特に目嵩骨周辺の外科手術中には、球全体を覆う必要がある。不快な状態が発生する可能性があり、また目を保護するために、この種のシールドを挿入する必要があるので、外科医はプラスチック製の日焼け防止ゴーグルを使用しない場合や、眼球付近を処置する場合には、単に湿ったガーゼを目の上に置くこともある。しかしながら、目の近くを処置する場合には、充分に保護するために眼球シールドをまぶたの下へ挿入しなければならない。
その他の種類のシールドとしては、米国特許第5918600号明細書に記載の外部眼球保護装置がある。このシールドは、両目に装着する保護装置であって、両目の保護装置をワイヤピースで接続している。この装置では、施術者が顔面の特定部、特に鼻梁付近を処置する場合には、シールドを接続するワイヤが邪魔になる場合がある。米国特許第2283752号明細書には、可動ワイヤにて接続された眼球シールドが記載されている。ところが、このシールドに関しては、施術者の処置に干渉しないようにワイヤが上下に移動すると、シールドの角度と装着状態とが患者の顔面上で変化して、照射が患者の目に入る可能性があるという問題点がある。この問題については、図19に示されている。
したがって、シールドの角度や装着状態を変化させないで、ノーズピースを移動できるように外部眼球シールドを改善する必要がある。エネルギの透過を防止し、外科医または手術室の他の医療者への反射を防止するように、眼球シールドは、オートクレーブにて消毒および滅菌可能で、全体的に医療処置用照射エネルギが反射しないようにする必要がある。
本発明は、主にレーザエネルギから目を保護するために使用するものとして示されているが、日光を始めとした全ての種類の照射エネルギや、レーザ、無線周波、医療用皮膚剥離粒子、マイクロ波、強パルス光を含むが、これらに限定されないあらゆる種類の医療用照射エネルギから人の目を保護するために使用できることが理解できる。眼球シールドは、シールドに衝撃を与えるどのようなレーザエネルギも吸収する外表面を有している。ノーズピースによってシールドが互いに接続され、ノーズピースは取付部によって各シールドに接続されている。シールドに対してノーズピースが予定外に後退しても十分対応できるように、取付部はノーズピースに確実に固定されているが、ノーズピースは本来の動作もできるようになっている。どのような処置を実施するか、またどのような種類のエネルギを使用するかによって、シールドとノーズピースは、金属またはプラスチックから製作される。ノーズピースは、回動点としての取付部を用い、所定の範囲に亘って回動可能である。ノーズピースは、施術者が患者の顔面の特定部分へ近づくのを邪魔しないように、ノーズピースが変位するのが望ましい。しかし、施術者はノーズピースを変位させるので、シールドは患者の顔面上の位置を変えない。このことから、照射エネルギは不意にシールドの下部へ透過して、患者の目に入る可能性がある。
ノーズピースを移動させる時にシールドを静止させるために、各取付部をシールドに対して実質的に垂直に位置決めし、第1シールド上の取付部を第2シールド上の取付部に対して平行に位置決めして、第1シールド上の取付部と第2シールドの取付部とを鏡像の関係にする。この位置合せによって、患者の目を覆うシールドの装着状態または位置に影響しないで、ノーズピースを患者の額部に向って上方向に変位させ、患者の顎に向って下方向に変位できる。以下から、ノーズピースをシールドに接続するために使用される多くの手段を、シールドの側頭部に使用して、患者の顔面にシールドを保持するヘッドバンドにシールドを接続できる。
図1は、ノーズピース14にて接続された2つのシールド10からの外部眼球シールド装置の構成方法を示す。どのような処置が実施されるか、どのような種類のエネルギが使用されるかによって、シールド10およびノーズピース14は、金属、プラスチック、または金属とプラスチックとの組合せで製作される。各シールド10は、目全体を覆うようなサイズおよび形状である。各シールド10は、外部側頭部11と内部鼻部13とで構成され、さらに患者の目の周囲に快適にかつ正確に装着できるように、シールド10上に成形可能な弾性リップ46(図18に示す)を含むことができる。さらに、弾性リップ46は、シールド10内に蓄積される熱エネルギが患者の皮膚に接触しないように保持することもできる。シールド10は、約1mm以上4mm以下の厚さで、医療処置用エネルギが透過しない材料にて製作されている。一実施の形態において、シールドは、ステンレス鋼またはチタンなどの金属にて製作されている。シールド10およびノーズピース14の両方とも、レーザエネルギを外科医または室内の他の者へ反射しないように、非反射処理が施された外表面12を備えていてもよい。金属に非反射処理を施す上記の表面処理は、この技術においてよく知られている。代わりに、シールド10を処理しないで、エネルギを拡散、ブロックまたは吸収するために適したものとしてもよい。例えば、シールドがプラスチックまたはゴムである場合には、非反射被覆の必要がない場合がある。
本発明には、全ての場合に快適性および柔軟性が得られるように、患者の顔面にシールド10を固定するための数種類の実施の形態が含まれている。図1に示すように、各シールド10の外部側頭部11は、取付フック24を備えている。この実施の形態において、弾性ヘッドバンド22は、各フック24に取り付けられ、患者の頭部の周囲および後部に配置され、患者の目の全体に亘って眼球シールド装置を保持している。弾性ヘッドバンド22は、取付フック24から容易に取り外し可能であって、別々に殺菌できるように構成されている。また、弾性ヘッドバンド22は、レーザ照射を受けると損傷する可能性があるので、弾性ヘッドバンド22は、容易に取り外すことができ、交換できるようになっている。
図20に示す最良の実施の形態において、ヘッドバンドは、ボールおよびソケット継手にてシールド10に取り付けられる2つの別々の可撓性ゴムまたはプラスチック製ヘッドバンド部22aにて構成されている。各プラスチック製ヘッドバンド部22a上のソケット40の対向端部には、患者の頭部の周囲または後部に配置される他のプラスチック製ヘッドバンド部22aに対応した接続手段21が設けられている。プラスチック製ヘッドバンド部22aの可撓性材料によって、この実施の形態の取付部が調整できる。各可撓性プラスチック製ヘッドバンド部22aの端部のソケット40は、シールド10上に配置されたボール38に取り付けられ、その接合部でボールとソケット継手とを形成している。ボールとソケットとは、洗浄時に分離できる。シールド10上のボール38は、金属またはプラスチックにできる。ボール38が金属の場合は、ソケット40内にプラスチックライナ39を設けて、図21に示すように、所定位置にボール38を保持しやすくするのが好ましい。図23に示すように、シールド10の外部側頭部11上のボール38は、内部に切欠き41が設けられており、ソケット40を有する可撓性プラスチック製ヘッドバンド部22aが必要でない場合には、上述のように弾性バンド22を使用できるようにする。
図22は、円筒ヒンジ38aがヒンジタイプの円筒ソケット40aに組み合わされて、ノーズピース14およびプラスチック製ヘッドバンド部22a、ノーズピース14またはプラスチック製ヘッドバンド部22aをシールド10へ接続する場合のボールおよびソケットの変形例を示す。
さらに、他の実施の形態においては、患者の目の上での所定位置でシールド10を保持するために弾性バンド22が必要とされていない。この実施の形態においては、眼球シールド装置の重量が増加し、患者の顔面上でシールド10を保持するために充分な重量を有している。施術者が患者のいずれかの目尻の皺上を処置する場合には、この実施の形態が有用である(弾性バンド22が前記実施の形態のように配置されている場合)。
さらに、他の実施の形態において、弾性ヘッドバンド22は、取付フック24の代わりに側頭部ワイヤに取り付けられている。このようなワイヤは、米国特許第5918600号明細書に記載されている。これら側頭部ワイヤが外側に延在して、顔面から離れることにより、施述者が弾性バンド20に邪魔されずに顔面の側方を処置できる。これら側頭部ワイヤは、垂直にシールド10に取り付けられ、目の上でシールド10の配置を入れ替えないで、上下に移動できるようにするのが好ましい。シールド10への側頭部ワイヤの取付けは、後述するシールド10へのノーズピース14の取り付けと同様である。患者の頭部へ眼球シールド装置を取り付けるための他の適切な手段は、本発明の範囲に含まれる。
患者が眼球シールドを着用した状態で、施術者が顔面のどの部分でも外科手術できるようにすることが重要である。この意味で、ノーズピース14は、患者の顔面へ施術者が近づくのを邪魔したり遮ったりしてはならない。図1は、どのようにノーズピース14がシールド10から略外向きに延在して、外科医が治療をする場合にノーズピース14に邪魔されないように、ノーズピース14の下や周囲に充分なスペースが確保されているかを示す。ノーズピース14は、取付部16にて各シールド10に取り付けられている。患者の顔面のあらゆる部分に近付けるようにするために、回動点として取付部16を用いて、ノーズピース14を動作できるようになっている。図1に示すように、取付部16によってノーズピース14は、施術者が補助しないで第1位置から第2位置へ移動し、第2位置で保持されるようになっている。ノーズピース14が処置中に邪魔になる場合には、施術者がノーズピース14を移動できるようにするのが望ましいが、ノーズピース14が移動する場合に、ノーズピース14が目を覆うシールド10の装着状態を変化させてはならない。ノーズピース14の移動でシールド10の位置が変化する場合には、予想に反してレーザエネルギがシールド10の下へ入り込んで、患者の目に進入する場合がある。
シールド10を移動させないでノーズピース14を移動できるようにするために、両方の取付部16を互いに正確に位置合せする必要がある。第1シールド10上の取付部16は、第2シールド10上の取付部16に対して平行に位置決めされ、取付部16は互いに鏡像の関係になっている。ノーズピース14は、第2シールド10に接続されている場合と同じ角度で第1シールド10に接続される。取付部16とノーズピース14との位置合せによって、ノーズピース14は、患者の顔面上のシールド10の角度または装着状態を変化させないで、患者の前頭部に向かって上向き、また患者の顎に向かって下向きに回動できるようになる。図19に示すように、従来技術とは異なっている。従来技術では、ノーズピースが上向きまたは下向きに移動すると、アイシールドの位置が変化してしまい、これによってレーザ照射が患者の目に入る可能性がある。
図2および図3では、取付部16がシールド10に垂直に取り付けられた柱としての取付部を示す。柱取付部16は、別のシールド10上の柱取付部16に対して鏡像の関係にある限り、他のシールド10の表面上のどの位置であっても位置決めできる。各柱取付部16は、柱穴18を有しており、この穴を介して、ノーズピース14が挿入される。ノーズピース14の外端部は、ノーズピース14上に形成されたフレア状フランジ26を有しており、柱穴18内にノーズピースを保持している。第1シールド上の柱取付部16内の柱穴18は、第2シールド10上の柱取付部16内の柱穴18に対して平行である。ノーズピース14は、各柱取付部16内に垂直に装着され、穴18の片側で距離を短くするために穴18に平行に保持されている限り、ノーズピース14はどのような形状または長さでもよい。シールド10もノーズピース14に沿って直線的に調整可能で、装置のサイズを調整できる。
眼球シールド装置を調節可能にした状態で、シールド10にノーズピース14を取り付けるためのさらなる実施の形態を、異なる変形例として図11ないし図15と、図20、図21および図23とに示す。これらの取付部では、ノーズピース14が柱16またはシールド10に合致する個所に、ボールおよびソケット継手が採用されている。ボール38は、ソケット40内ヘ接続されている。ソケット40は、ボール38の周囲にしっかりと装着され、継手内に充分な摩擦を保持して、予想に反した動作を防止しているが、ノーズピース14の本来の動きを確保している。可撓性ソケット40内にボール38を押し込んで、ボール38を挿入してもよく、またはプラスチックライナ39を剛性ソケット40内に挿入して、図21に示すように、ボール38を所定位置にしっかりと保持してもよい。金属は極めて可撓性が低いので、金属ボールと金属ソケットとを採用している実施の形態においては、このプラスチックライナ39が特に重要である。これら金属間での実施の形態において、プラスチックライナ39は、金属ボール38を押込んで、ソケット40内で容易に動くようにするバッファとしての働きをする。プラスチックライナ39の斜視図を図9に示し、プラスチックライナ39がボールおよびソケット継手の内部で位置決めされている状態を図21に示す。
ソケット40内にボール38を挿入して保持する他の実施の形態を図24に示す。この実施の形態において、ソケット40は、ボール38の周囲に取り付けられる2つの別部材にて構成されている。また、この実施の形態において、ボール38は、ソケット40内に押し込まれるのではなく、ボール38の周囲にソケット40が取り付けられている。第1部材40aは、第2部材40bとともに押し込まれたりねじ込まれたりされている。
ボールおよびソケットの実施の形態によって、シールド10の動作を制限しながら、ノーズピース14の自在調整が可能になる。図14、図15および図16に示すように、ボール38はノーズピース14上に配置され、ソケット40はシールド10上に配置されている。図16は、さらに調整性を高めるために、ノーズピース14に沿って異なった点で間隔を空けて配置された数個の異なるボール38をノーズピース14がどのように含むかを示す。ボール38がシールド10上にあり、ソケット40がノーズピース14上にある逆の場合を、図11、図12、図13、図20および図21に示す。図13は、どのようにボール38に対して数個のソケット40を配置し、調整性を最大にするように装着されるかを示す。
ヘッドバンド22,22aを用いて、ボールおよびソケット取付手段と同様の概念を用いてシールド10を患者の顔面へ固定することもできる。
ボールおよびソケット取り付けと同様なさらに他の実施の形態として、ヒンジ取付手段を図22に示す。この取付手段においては、円筒ヒンジ38aが円筒ソケット40a内に押し込まれてヒンジ継手を形成している。このヒンジ継手にてノーズピース14とヘッドバンド22とのいずれか、またはこれらの両方をシールド10へ取り付けることができる。ノーズピース14を取り付けるためのシールド10上のヒンジ継手は、互いに鏡像の関係になるように位置合せしなければならない。このヒンジ継手の取り付けによって、患者の目の上でのシールド10の位置決めを妨げずに、ノーズピース14およびヘッドバンド22の動きを制限できる。この取付手段に代わるものとしては、円筒ヒンジ38aをシールド10上に配置した状態で、ソケット40aをノーズピース14上およびヘッドバンド22に配置させる。
シールド10にノーズピース14を取り付けるための他の取付部を図8に示す。図示するように、材料片36(好ましくは金属)の一部がシールド10の表面に取り付けられている。材料片36は、ノーズピース14を挿入するために、材料片とシールド10との間でスペースを確保するように形成されている。第1シールド10上の材料片36は、第2シールド10上の材料片36に対して平行に位置決めされ、第1材料片36の下のスペースは、第2材料片36の下のスペースに対して平行に位置決めされている。この位置決めにてシールド10を静止位置に保持した状態で、ノーズピース14を上下方向に移動できる。シールド10もノーズピース14に沿って直線的に調整され、装置のサイズを調整して、患者の骨格に合せて装着できる。
ノーズピース14をシールド10に取り付けるためのさらに他の取付手段を図4に示す。この取付手段によって、シールド10にノーズピース14を確実に取り付けることができ、ノーズピース14がヒンジ28の周囲に充分に動作できる程度に柔軟なリビングヒンジ28となる。第1シールド10上のヒンジ28は、第2シールド上のヒンジ28に対して平行で、ノーズピース14の動作にてシールド10が動かないようになっている。この実施の形態においては、ヒンジ28によって矢印Aが示すノーズピース14の動作が得られ、柔軟性取付部29によって矢印Bが示すようにサイズの微調整のためにノーズピース14の動作が制限される。これによって、シールド10は、最大限に調整できるようになり、異なったサイズの顔面に装置を装着できる。
ノーズピース14をシールド10に取り付けて調整できるようにするさらに他の手段を図17に示す。この手段において、ノーズピース14は、薄い領域48を有し、これによってノーズピース14がある程度柔軟になっている。よって、患者の顔面および目に安定した静止状態で装着しながら、シールド10に柔軟性を持たせることができる。
眼球シールド装置が異なったサイズの顔面に装着できるように、本発明の全ての実施の形態を調整できるようにすることが重要である。図2および図8中の矢印30は、穴を介してノーズピース14を摺動させることによって、どのようにシールド10が直線的に移動できるかを示す。これにより、シールド10がノーズピース14に沿って直線的に移動でき、異なったサイズの顔面の患者に合せて装着できる。好ましい実施の形態において、各シールド10は、約5mm(各方向に2.5mm)ほど摺動できる。図2は、どのように小型のフランジ26がノーズピース14から突出し、ノーズピース14が柱16から分離されないようにしながら、ノーズピース14が柱穴18を介して特定距離を移動できるかを示す。異なったサイズの顔面に合せて、眼球シールド装置をさらに調整しやすくするために、ノーズピース14を多少の可撓性がある金属またはプラスチックにて製作してもよい。
ノーズピース14は、調整でき、必要な時にだけ移動できるように柱16との充分な摩擦を保持できなければならない。図3は、小型の弾性バンド20または弾性O−リングが柱16およびノーズピース14の周囲を包む結果を達成するための好ましい方法を示す。これに関し、弾性バンド20は、シールド10が予想に反して移動しない程度に締め付けられており、さらに弾性バンド20は、ノーズピース14が上下方向に自由に移動でき、図2の矢印30で示すように、ノーズピース14に沿って直線的にシールド10が自由に移動できる程度に弾性バンド20が柔軟である。ノーズピース14と柱16との間での摩擦量を適切にすることによって、眼球シールドを調整可能にする他の方法としては、図5に示すように柱穴18内にブッシング32またはプラスチックプラグを設けたり、図6に示すようにノーズピース14に接触する柱16内に位置決めねじ34を設けたり、図7に示すようにノーズピース14に対してシールド10を特別に調節できるように柱穴18を円錐形状に製作したりすることも含まれる。
眼球シールド装置に対して調整するためのさらに他の手段としては、図10に示すように、ノーズピース14に伸縮調整部42を備えさせることである。この伸縮調整部42を用いることにより、ノーズピース14を伸縮させることによって大きさを調整できるので、ノーズピース14が柱穴18を介して直線的に摺動することがない。患者の目の間の距離を調整するのがさらに困難な場合でのリビングヒンジなどの取付手段の使用に対して伸縮調整手段が特に適している。
本発明の他の実施の形態は、金属シールド10がプラスチックで被覆された眼球シールド装置である。被覆によって金属を加熱し、シールド10に触れる組織を焼損する可能性がある熱源または無線周波電流から金属が絶縁される。この実施の形態は、シールド10を移動しない場合のノーズピース14の取り付け、調整可能性、装着および正確な動作に関して、上記実施の形態で説明したものを多く含んでいる。
本発明の他の実施の形態は、シールド10全体がプラスチックにて製作された眼球シールド装置である。これらのプラスチックシールド10は、ノーズピース14の取り付け、調整可能性、装着および正確な動きに関して、上記実施の形態で説明したものを多く含んでいる。この実施の形態は、上記した取付手段のいずれで構成され、またノーズピース14がシールド10に直接取り付けられている場合には、取付手段を必要としない。この直接取り付ける方法においては、図17に示されており、上述のように、プラスチックノーズピース14に柔軟性がある場合のみ装置が調整できる。日焼けベッド、無線周波エネルギもしくは皮膚剥離システムなどにおける長時間の照射を受けた場合に、触れても熱く感じないように、この実施の形態におけるシールド10はプラスチックである。この実施の形態において、プラスチックノーズピース14は、シールド10から略外向きに延在して、顔面のどの部分も隠さないで、影ができるのが好ましくない場合には、顔面に影を作らないようになっている。図18に示すように、ゴムまたは弾性リップ46をプラスチックシールド10上に成形して、患者の目に快適で正確に装着することもできる。この弾性リップ46は、永続的にシールド10上に成形でき、取り外し可能に製作し、各々の使用後に交換できる。
プラスチックシールドの実施の形態においては、シールド10の適切な色調によってエネルギが遮断されるのであれば、シールドは不透明であっても透明であってもよい。患者がシールドを着用している間にも、透明シールドで患者が周囲を見ることができるので、患者が閉所恐怖症の場合に特に有用である。
好ましい上記各実施の形態と関連付けて発明を説明したので、当該分野の当業者にとっては、本発明の精神および範囲から逸脱しないで、本文に記載した好ましい実施の形態に種々な変更を実施できることは明らかである。しかしながら、当該分野の当業者にとって明らかな変更や修正は、請求の範囲に含まれると考えられる。
シールドが変位しない眼球シールドおよびノーズピースの動きを示す正面斜視図である。 柱取付手段内の穴を通過するノーズピースであって穴から出るのを防止するためにノーズピース上のフランジを備えたノーズピースの斜視図である。 弾性バンドで柱取付手段に接続されたノーズピースの斜視図である。 リビングヒンジ取付手段の斜視図である。 柱穴内に装着されたブッシングの斜視図である。 柱内に装着された位置決めねじの斜視図である。 円錐柱穴内の斜視図である。 金属片取付手段の斜視図である。 ボールのソケットおよびソケット継手内へ挿入するプラスチックインサートの斜視図である。 ノーズピース内の伸縮調整機構の斜視図である。 シールド上のボールとノーズピース上のソケットとを有するボールおよびソケット取付手段の斜視図である。 調整性を最大限にするためにノーズピース上に複数のソケットを備えたボールおよびソケット取付手段の変形例の斜視図である。 シールド上のボールとノーズピース上のソケットとを備えたボールおよびソケット取付手段の斜視図である。 ノーズピース上のボールとシールド上のソケットとを備えたボールおよびソケット取付手段の変形例の斜視図である。 ノーズピース上のボールとシールド上のソケットとを備えたボールおよびソケット取付手段の変形例の斜視図である。 調整性を最大限にするためにノーズピース上に複数のボールを備えたボールおよびソケット取付手段の変形例の斜視図である。 ノーズピースが柔軟でシールド付近の薄い部分を用いてシールドへ直接接続される他の取付手段を示す斜視図である。 弾性リップを示すシールドの斜視図である。 ノーズピースの変位でシールドが移動する先行技術の問題点を示す3枚の図面である。 患者の頭部の周囲および後部に適したノーズピースおよびバンドをボールおよびソケット継手を用いてシールドへ取り付ける方法を示す本発明の上面図である。 所定位置にボールを保持するプラスチックライナを備えたボールおよびソケット継手の断面図である。 ヒンジ取付手段の斜視図である。 シールド上に2個のボールベアリングと、弾性ヘッドバンドを挿入するための切欠きとを備えた側頭部ボールベアリングを備えたシールドの側面図である。 ソケットをボールの周囲に取り付けたボールおよびソケット継手の斜視図である。

Claims (32)

  1. 照射エネルギに対して患者の目やまぶたを保護する外部保護装置であって、
    それぞれが内端部と外端部とを有し、患者の目を覆うための充分なサイズで、照射エネルギを遮る材料でそれぞれが製作された第1シールドおよび第2シールドと、
    患者の目の上でシールドを位置決めするような関係の間隔でシールドを互いに接合させ第1位置から第2位置へ移動可能なノーズピースと、
    ノーズピースをシールドへ取り付ける各シールド上の取付部とで構成され、
    シールドを変位させずにノーズピースを第1位置から第2位置へ移動できるように第1シールド上の取付部が実質的に第2シールド上の取付部に対して平行に位置決めされた装置において、
    各取付部は、ノーズピースを受ける穴を有し、第1シールド上の取付部内の穴は、実質的に第2シールド上の取付部内の穴に対して平行である
    ことを特徴とした外部保護装置。
  2. 取付部は、両端がシールドに接続された材料片である
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  3. 取付部は、柱である
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  4. 弾性バンドが柱に結合され、本来の動作をできるようにしつつ柱に対するノーズピースの予想外の動きを防止する
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  5. 本来の動作をできるようにしつつ柱に対するノーズピースの予想外の動作を防止するために、ブッシングが取付部内の穴に結合されている
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  6. 本来の動作をできるようにしつつ柱に対するノーズピースの予想外の動作を防止するために、位置決めねじが取付部に結合されている
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  7. 穴は、ノーズピースが取付部内でわずかに移動できるようにするために円錐形状の穴である
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  8. 本来の動作をできるようにしつつ柱に対するノーズピースの予想外の動作を防止するために、プラスチックプラグが取付部内の穴に結合されている
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  9. 取付部は、リビングヒンジである
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  10. 取付部は、それぞれがノーズピースをシールドに接続するソケット継手を形成するボールとソケットとで構成されている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  11. ソケットは、シールド上に設けられ、
    ボールは、ノーズピース上に設けられている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  12. ボールは、シールド上に設けられ、
    ソケットは、ノーズピース上に設けられている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  13. プラスチック部材がソケット内に位置決めされてボールと係合して、ボールをソケット内にさらに適切に装着させる
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  14. ソケットは、互いに締結されてソケット継手のボールの周囲に取り付けられる2個の部品から構成されている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  15. ソケットは、互いにねじ込まれてソケット継手のボールの周囲に取り付けられる2個の部品から構成されている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  16. 調整可能とするために複数のボールが設けられている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  17. 調整可能とするために複数のソケットが設けられている
    ことを特徴とした請求項10記載の保護装置。
  18. それぞれのシールドに接続され、患者の頭部の周囲および後部に配置されるように構成され、患者の目の上にシールドを保持するヘッドバンド部が設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  19. ヘッドバンド部は、別々に殺菌するために調整可能で、装置から取り外し可能である
    ことを特徴とした請求項18記載の保護装置。
  20. ボールおよびソケットは、ヘッドバンド部を各シールドに結合させる
    ことを特徴とした請求項18記載の保護装置。
  21. ボールは、シールド上に設けられ、弾性ヘッドバンド部の挿入に対応した切欠きを有している
    ことを特徴とした請求項20記載の保護装置。
  22. ヘッドバンド部は、弾性材で製作されている
    ことを特徴とした請求項18記載の保護装置。
  23. シールドは、ステンレス鋼で製作されている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  24. シールドは、プラスチックで製作されている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  25. シールドは、少なくとも部分的に透明である
    ことを特徴とした請求項24記載の保護装置。
  26. シールドは、プラスチックで被覆されている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  27. ノーズピースは、シールドに直接結合されている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  28. ノーズピースは、伸縮調整機構で設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  29. ノーズピースには、取付部に対してノーズピースの移動を制限するフランジが設けられている
    ことを特徴とした請求項3記載の保護装置。
  30. 弾性リップがシールド上に設けられ、患者の目の周囲に正確に装着できる
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  31. シールドは、光を反射させない性質の外表面を有している
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
  32. 取付部は、ヒンジ継手である
    ことを特徴とした請求項1記載の保護装置。
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