JP2007510130A - 改良型警棒、護身用バトン、ステッキ等 - Google Patents

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Abstract

シャフト部分と、該シャフト部分と一直線上に又は角度をなして配設され外側に解放する口開口を備える空洞を有するハンドル部分との組み合わせを含む護身用器具であって、独立した流体リザバーを備えるスプレーヘッド機構を含むスプレー噴霧ユニットを有し、前記リザバーは、器具が持ち運ばれあるいは闘争に使用される際にそれが空洞から分離しないように固定するための十分な公差を持って押し嵌めにより前記空洞内に位置決めされ、前記スプレーヘッドは要求されたときにそれを作動させるために前記空洞の口の中で十分露出されている護身用器具。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
技術分野
本発明は護身用の器具、特に護身用あるいは闘争に使用されスプレー部品を含む警棒、バトン、ステッキ、こん棒、杖、または護身棒などの新規の構造あるいは構成の改良に関する。
より詳しくは、本発明はこのような器具と忌避・抑止スプレーユニットを一体化させる方法の改良、そして組み立てを大幅に簡易化するだけではなく、持ち運びまたは輸送の際にそれらの部品が分離するのを予防するために必要とされる安全対策を確保し、該ユニットのスプレー機構の不慮の起動を防ぎ、そしてまた該機構が起動された際にスプレーの方向を定め、それによっていかなる脅威、攻撃、または闘争に反撃する場合にもこのような器具の効能を増加させるような特性の改良に関する。
背景技術
警察官、保安官、警備員を経験することにより、あるいは、家、地域社会の通り、公園、及びジョギング場所のようなその他の場所における子供、若者、大人、特に女性や老人のような弱者に対する攻撃が報告されることにより、犬その他の動物に脅かされ若しくは襲われたこと又はその可能性のあること、あるいは暴力的な人若しくは犯罪容疑者により肉体的危害に直面させられ若しくは暴行を受けたことにより、人は、護身器具、例えば、管轄区域によっては拳銃や、また許可されている場合や可能な場合には忌避・抑止スプレーユニット、警棒、バトン(棒やバー)、ステッキ、こん棒または護身棒などを携行し又は身辺に所持することを考えるようになる。
シャフトあるいは延伸したロッド状の部品と、フラッシュライトユニット及び/又は忌避スプレーユニットとの組み合わせを含む警棒、バトン、ステッキおよび同様の器具の構造および実現性に関する提案が最近数多くなされてきた。
これらのすべての提案によるものは、その製造および操作にある程度の複雑性を伴い、特に組立に必要とされる部品の数と、それらの部品の信頼のおける操作のための相互接続に関してある程度の複雑さ伴うと思われる。このことは、コストが原因となってそれに対する投資が滞ったり妨げられたりし、またフラッシュライト及び/又はスプレーヘッド機構の操作モードの複雑さ、またさらにこれらの器具の購入後のメンテナンスの複雑さのために、受け入れが阻まれている。
最近の器具の一例が2004年7月に公開された係属中の米国特許出願に開示されており、そこでは多くのパーツを使用したバトン、フラッシュライト、およびスプレー容器の組み合わせがコネクターによって接続され、器具ユニットの長手方向のほぼ中心にユーザーの親指によって器具を操作する作動スイッチ機構が設けられている。
また、2004年6月15日に発行された米国特許第6,749,316B1号に別の最近の器具の設計例を見ることができる。この例はフラッシュライトとカメラを備えた携帯バトンあるいは警棒を詳述している。中空シャフトはフラッシュライトとカメラの電気配線を収容し、ハンドル部分は電気回路を起動するスイッチを収納している。
同様に、2002年12月31日に発行された米国特許第6,499,855B1号は、一つの実施例中で、フラッシュライト、ペッパースプレーおよびガラスブレーカーを含む伸張可能な警棒の構造について概説している。前記ペッパースプレーは、警棒様の形状であり外側に向けて伸びた携帯武器としての機能を果たしている。
また、係属中の米国特許出願No. US2002/0163799A1(2002年11月7日公開)および米国特許第6,386,726B1号(2002年5月14日発行)に別の複雑な構造を見ることができる。
さらに1995年4月発行の米国特許第5,405,134号に別の構成を見ることができる。ここでは、警棒様の構造とされ、こん棒、フラッシュライトまたは別のシャフトを囲んでそれに緊結されるように設けられた調整可能なつば部分から中空ハンドルが延伸している。中空ハンドル内に薬品スプレー缶が配置され、中空ハンドルはその周囲の把持部を通って延伸しスプレー缶をその内部に固定するように支える複数のネジと、薬品スプレー缶のスプレーヘッドを起動させるために中空ハンドルの穴の外端を覆う親指係合要素とを備える。
前述の米国特許において、忌避剤は市販の催涙ガススプレー缶として記述され、スプレーヘッド機構のノズルから催涙ガスを放出するようにデザインされている。このような製品の一つとして、セキュリティーサプライ業者が販売する個人向け催涙ガスM602として知られている。このような商用ユニットを入手が可能である場合に、当明細書において例証かつ説明されている本発明の実施形態の組み合わせにおける要素として選択することができる。
カナダ連邦政府により承認された、最高5.0%のオレオレジントウガラシを含む犬よけ剤、即ち、PCP剤第23548号は通常円筒形のリザバーを備えたスプレーユニットに充填されて市販されている。
この特定の忌避スプレーユニットは、スプレーを円錐形に放出し、また最大16フィートの範囲まで噴射する。
フラッシュライトと忌避剤放出手段との組み合わせのもう一つの早期の例が1973年12月4日発行の米国特許第3,776,429号に開示されている。
前述の複数の公報を綿密に調査した結果、このような機器の効果的で採算の取れる生産に対するいくつかの制限要因、すなわち、必要となる部品の数、これらの部品の組立に要するステップとその結果生じる試験手順が明らかになった。さらにこれらの機器には、例えばジョギングの際などの持ち運び、あるいは保管場所の提供、また、持ち主がどのようにして隠し持つかなどに関する懸念や障害が内在する。また、メンテナンスも問題であり、このようなユニットの購入を決定する際に考慮しなければならない。
犬その他の動物や人による危害や傷害の脅威から身を守るためにすぐに使用可能な器具への需要は強く継続している。従って本発明の主目的は、より単純化された形態で市販されている抑止/忌避スプレーユニットを取り入れ組み合わせ、かつ、使用中に脱落することなく固定され、かつまた瞬時のスプレー放出が可能な警棒、バトン、あるいはステッキなどのような良くできた改良型構造の護身器具であって、使用に際して傷害、襲撃、または暴行の脅威を阻止しまたは抵抗するために効果的な器具である重量を有するものであり、また襲撃者に立ち向かって戦う際に信頼性があり、また、強度を示しかつ抵抗意志を起こさせるような外観を有する器具を提供することである。
さらに、上述の機器は、このような護身機器の効率的かつ有益な生産への投資を誘致する基礎を築き、このことは、続いて機器の促進と広範囲の流通を引き起こし、警察官や警備員だけではなく一般市民にも普及し、個々の人の安全及び地域社会のすべての人の安全をより高くコントロールするという意義を提供し、また長期的には、他人を脅かしたり危害を加えたりする者を妨げ、思いとどまらせるのに役立つ。
本発明のもう一つの目的は、環境に適した器具、即ち、持ち運びができ、又は、備えて容易に隠すことができる器具を選択できるようにすることであり、それらのすべての器具は耐久性の程度が小さい、中程度、あるいは特に高いという実施の形態として供給される。
本発明のさらに別の非常に重要な目的は、地域社会のメンバーにその特定の人たちとその家族を迅速かつ効果的に守るための器具の適切な選択肢を提供し、それによりすべての市民のために通路の安全を容易にすることである。
発明の概要
本発明の一つの重要な特徴は、抑止/忌避スプレーユニットを受けるのに適した、器具の窪んだハンドル部分(取っ手)の該器具のシャフト部分に対する適した配置を、器具が置かれるユーザーあるいは器具が置かれる用途に特に合った形態で与えることにある。
より詳しくいうと、窪んだハンドル部分をバトンにおいてはシャフト部分の延長とし、警棒においてはシャフト部分の一端付近で直角に、またステッキにおいては取っ手の一部とすることができる。
いずれのケースにおいても、その主要な特徴は、選択した抑止/忌避スプレーユニットのリザバーの一定の形状に合うようにハンドル部分の窪みまたは空洞の形状を選択して押嵌めによりリザバーが前記窪み又は空洞内に装着され固定されるようにすることである。
押嵌めステップでもたらされる力は、護身モードあるいは闘争時に遭遇する条件下で構成部品が分離せずに保持されるという十分な結合状態で、満たされたリザバーの壁が窪みまたは空洞の周囲壁と係合するという程度のものである。また、抑止/忌避流体が消費され又は使い果たされた場合、適当な力を反対方向に加えることによって、空又は部分的に空のリザバーを交換のために取り外し又は引き抜くことができる。
従って、選択されたスプレーユニットの一定の設計形状にマッチさせるために製造過程で窪みまたは空洞の成形に適用される公差により所望の分離抵抗が達成される。該公差は、選択されたスプレーユニットのリザバーの表面特性及びハンドルの材料あるいは組成、例えば木製ブロックから転じ又は適切なプラスティック他から成型されたものに関連して当業者によって設定又は確立される。
当該器具は、必要であれば、襲撃者に対して一撃または殴打を加えることによって攻撃をかわすことができるように強打を持たなくてはならないことが理解される。従ってその目的に適し、かつ当業者に知られている材料あるいは組成が選択される。
これらの及びその他の目的および特長は、以下の説明を添付の図面に併せて読むことによって明らかになるであろう。
発明の好ましい実施の形態
図1から図4に包括的に例証されている本発明の実施例は、番号10Aで示す警棒様のあるいは携帯武器の形状を成している。
当器具10Aは、適切に面取りされた両端部14A,16Aを有するシャフトあるいはロッド12Aを含む。
シャフト又はロッド12Aの一端に近いところでシャフト又はロッド12Aからほぼ垂直にハンドル18Aが直立し、該ハンドルは口開口20Aを有する窪み又は空洞を有し、該窪み又は空洞は選択された形状22Aであり、図示のものはほぼ円筒形である。
窪んだハンドル18Aはステム部24Aに取り付けられ、このステム部がハンドル18Aをシャフトあるいはロッド12Aに一体的に連結する。
図1の口開口20Aの上方に、市場から入手可能で一定の形状を有する選択されたスプレー噴霧ユニットのリザバー26Aの輪郭が破線で示されており、本例では中心軸を有する円筒形のリザバーである。
中心軸を有するその他の形状、例えば、正方形、長方形、あるいは卵形の断面を有するリザバーを使用することも可能である。
ハンドル18Aの窪みまたは空洞の壁の輪郭又は形状22Aはリザバー26Aの円筒形を写すものであって、押嵌めによりリザバー26Aが窪みまたは空洞に完全に挿入されたときにその離脱が効果的に制御あるいは防止されるようにリザバーと窪みの表面が十分な摩擦把持係合するような公差を持つ形状とされている。
リザバー26Aは、直線上に配列されたそれらの構成要素に該直線方向の推力を加えることによってハンドルの窪みまたは空洞の内部に固定され、また逆に、加圧流体抑止/忌避剤が使い尽くされた後に反対方向に強く引っ張ることによって取り除かれる。
このように相補的な二つの構成要素部品へと減少されて単純化された構成は明らかに効率的生産に結びつき、また他のより複雑なモデルと比較して、武力および防衛用の器具として外観が魅力的である上に全体として実用的である。
ハンドルの上向きに解放している窪みまたは空洞の軸方向の長さはまた、リザバーが空洞に完全に挿入されて、図に見られるように空洞口開口20Aの周辺または上縁30Aの形取られた輪郭に合うときに最上部スプレーヘッド機構が空洞口開口20Aのあたりに十分露出されるように、スプレー噴霧ユニット28Aの軸方向の長さと合うような寸法とされている。
図3および図4は、上縁部30Aがシャフトあるいはロッド12Aの端部16Aに向かう下向きの傾斜を有し、これにより、シャフトあるいはロッド12Aと整合した状態で抑止/忌避剤を前方外側に放出するための、スプレー噴霧ユニットのスプレーヘッド機構の噴出孔が露出されることを示す。
図1および図4は、シャフトあるいはロッドの他端14Aの方を向いてそれと一直線上に配置されほぼU字型に形成されたスロット32Aの縁構造をさらに詳しく示している。
図11に示す「オフ」位置での作動レバー36Aを支持するスプレーヘッド機構28Aの棚34Aと合うように、縁30Aのほぼ平らな部分がU字型のスロット32Aの横に位置しているのがわかる。
レバー36Aはリザバー26A内に枢動可能に支持かつバネ付勢されており、そのため、レバー36Aをスロット32Aの位置に合う方向に変位させてスロット内で押し下げると、噴出孔から望ましくは円錐形の液体がシャフトあるいはロッド12Aの端部16Aの方向に放出される。
このように、シャフトあるいはロッド12Aを標的の方向に直ちに移動させ、それに続いてあるいはそれと同時に指または親指を動かしてレバー36Aをスロット32Aの方に変位させ該レバーを押して襲撃者にスプレーを吹きかけることにより本器具を襲撃者の脅威的な接近からの護身のために使用することができる。
襲撃者を追い払えない場合は、ハンドル18Aをハンドグリップとして使用し、シャフトあるいはロッド12Aによる一撃を与えることもできるし、またユーザーが安全な場所に避難するか助けを求めに逃げることもできる。
また、シャフトあるいはロッド12Aにより一撃を加える際、あるいは端部14Aを使って襲撃者を突く際に、ハンドル部分はハンドグリップの役割を果たすため、ハンドル18Aの外周はシャフトあるいはロッド12Aの外周を上回るのが望ましく、また、シャフトあるいはロッドの外周を小さくすると、その強度を大きく損なうことなく器具の重量を低減することができるいということが理解される。
さらに、図1から図4に示す器具にはそれを貫通する孔37Aが設けられていて、該孔に適切なひもあるいは革ひもを通してベルトに固定し、あるいはフックに吊すことができることに留意されたい。
図5から図8に番号10Bで示す本発明の実施の形態の器具はバトンの形態を成している。
該器具10Bは、適切に面取りされた下端14Bを有するシャフトあるいはロッド部12Bを含む。
シャフトあるいはロッド部分12Bと一直線上にまたそれと一体となってハンドル部分18Bが上向きに伸び、該ハンドル部分は口開口20Bを備える窪んだ空洞を有し、かつ、選択された内形状22B(これは図では円筒形である)を有する。
図5において、口開口20Bの上方に、選択されたスプレー噴霧ユニット28Bとしてのリザバー26Bの輪郭が破線で示されている。このようなユニットは図1から図4に包括的に示す実施の形態と同じく市場から入手することができ、また同様に均一性を有し、即ち、一定断面形状を呈している。
ハンドル部分18Bの空洞の壁の輪郭又は形状22Bは円筒リザバー26Bの形状を公差を持って反映するものであり、この公差は、リザバー26Bが窪みまたは空洞に押し嵌められ器具の使用の際にある範囲の作用力が生じても、円筒リザバーと空洞の壁の両者が互いに分離しないという効果を発揮させる両者の表面摩擦による完全な摩擦把持作用を生じさせる。これは、図1から図4に示す実施の形態と同じく、直列された構成要素のハンドル部分18Bとリザバー26Bに推力を加えることによって達成され、これにより、完全に位置合わせがなされたときに確実に接続される。
図1乃至図4の実施の形態と同じ様に、ハンドル部分18Bの上向きに開いている窪みまたは空洞の軸方向の長さは、スプレー噴霧ユニット28Bのスプレーヘッド機構がスプレーを噴出するために空洞の口開口20Bの領域に十分露出されるように、スプレー噴霧ユニット28Bの軸方向の長さに合ってものとなっている。
同様に、空洞の口開口28Bの周上縁30Bは、図面の図6および図7から最もよくわかるように、ほぼ平坦に形成された棚が両横に位置するU字型のスロット32Bとは反対方向に下方に向けて傾斜するように形成されており、これらはみな、図1乃至図4の実施の形態に関して説明したレバー36Bを含んだスプレーヘッド機構の構造に関する。
シャフト部分12Bを貫いている孔34Bは、そこに結びひもを通すための通路の役割を果たしている。
図9および図10に包括的に示す発明の実施の形態はステッキ40Cである。
ステッキ40Cは、上方で傾斜しかつ窪んだハンドル部分44Cで終端するシャフト42Cを含み、このハンドル部分44Cは、ほぼ水平に配置されたハンドグリップ部分46Cを支持する。
好ましい実施の形態において、シャフト42Cと窪んだハンドル44Cとの成す角は鈍角であるのに対し、窪んだハンドル部分44Cとハンドグリップ46Cとの成す角50Cは鋭角である。
図1から図4、および図5から図8に包括的に示す実施の形態と同じように、スプレーユニットは窪んだハンドル44Cに押し嵌めされ、またそれらの実施の形態に関連して詳述したように、窪んだハンドルとスプレーユニットは同様の特性を持つものである。
図9および図10の実施の形態のステッキ40Cは、図9に示すように配したステッキ40Cを地面上に置き又は支持して襲撃者の上体を標的として、先に説明したようにスプレーヘッド機構の操作レバーを変位させて襲撃者にスプレーパターンを向けるためにハンドグリップ46Cを介して操作される。
同様に、ステッキ40Cを振り回して護身のための一撃を加えることができる。
本発明の好ましい実施の形態を例証し説明したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲の技術的思想および範囲から逸脱することなく、これらの構成の詳細を変更あるいは変形することができることを理解されたい。
本発明の実施の形態の警棒、携帯武器、あるいはサイドハンドルである器具を上方から見た斜視図であり、破線で輪郭を示すスプレー缶を該器具内に一体的に取り付けるステップを示すものである。 スプレー缶が取り付けられた図1の警棒の平面図である。 スプレー缶が取り付けられた図2の警棒の側面図である。 スプレー缶が取り付けられた図2および図3に示す警棒を右端から見た端面図である。 本発明の実施の形態のバトンを上方から見た斜視図であり、破線で輪郭が示されているスプレー缶を、該バトン器具内に一体的に取り付けるステップを示すものである。 スプレー缶が取り付けられた図5のバトンの側面図である。 スプレー缶が取り付けられた図6のバトンの正面図である。 図5,6,7に示すバトンの下端の底面図である。 本発明の実施の形態のステッキ構造の斜視図であり、破線で輪郭が表されているスプレー缶を該ステッキ器具内に一体的に取り付けるステップを示すものである。 図9のステッキ構造のハンドル形成を示す拡大断面側面図であり、破線で輪郭が示され該ステッキ器具内に一体的に取り付けられたスプレー缶を詳細に示すものである。 前述の複数の図面において破線で輪郭が示された市販のスプレー缶の好適な構造を示す斜視図である。

Claims (11)

  1. 護身用の器具であって:一体型のシャフト部分のためのハンドル部分は自由端と、該自由端から外側に解放する口を備える空洞とを有し、該空洞は、独立した流体リザバーを備えるスプレーヘッド機構を含むスプレー噴霧ユニットを受け、前記空洞と前記リザバーは整合軸と、互いに合う形状と、長さを有し、かつ、押し嵌めにより整合されたときに持ち運びあるいは闘争の際にそれらが分離せずに固定されるようにそれらの間に十分な摩擦把持作用を生じさせる公差を有し、前記スプレーヘッド機構は前記空洞口内に配設されて要求されたときに直ちに作動可能である器具。
  2. 護身用の器具であって:一体型のシャフト部分のためのハンドル部分であって、自由端と、該自由端から外側に解放する口を備える空洞とを有し、該空洞は、一側に排出オリフィスを備え他側に向かって配設されたバネ付勢の変位可能な作動レバーを備えかつ独立した流体リザバーを備えるスプレーヘッド機構を含むスプレー噴霧ユニットを受け、前記空洞と前記リザバーは整合軸と、互いに合う形状と、長さを有し、かつ、押し嵌めにより整合されたときに持ち運びあるいは闘争の際にそれらが分離せずに固定されるようにそれらの間に十分な摩擦把持作用を生じさせる公差を有し、前記スプレーヘッド機構は前記空洞口内に配設され、前記空洞口は、一端において前記排出オリフィスを露出させる適当な輪郭と、形成された棚によって区画されるスロットであって、流体スプレーを噴霧するために他端において前記バネ付勢の変位可能な作動レバーが前記スロット内に露出され、流体スプレーの不慮の排出を防ぐために前記作動レバーを固定するために前記作動レバーが前記棚の方へ変位されるスロットとを備える周囲縁を形成する器具。
  3. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分の前記空洞口は、前記シャフト部分の一端から離間して外側に解放する器具。
  4. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分は前記シャフト部分に対して鈍角をなすように配置されている器具。
  5. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分の前記空洞口は前記シャフト部分の延伸長さの中間位置において外側に向かって解放しかつ前記シャフト部分から離間している器具。
  6. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分は前記シャフト部分に対して直角に配設されて一端に向かう器具。
  7. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分の外周が前記シャフト部分の外周よりも大きい器具。
  8. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分と前記シャフト部分が警棒の形状を有する器具。
  9. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分と前記シャフト部分がバトンの形状を有する器具。
  10. 請求項1または2に記載の器具であり、前記ハンドル部分と前記シャフト部分が歩行用のステッキの形状を有する器具。
  11. 請求項1から10に記載されている器具であり、前記シャフト部分は持ち運びまたは保管用に同器具を支持するための結びひもあるいは革ひもを通す孔が開けられている器具。
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