JP2007502636A - 腰仙椎関節用の椎間インプラント - Google Patents

腰仙椎関節用の椎間インプラント Download PDF

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Abstract

【課題】腰仙椎関節用の椎間インプラントを提供する。
【解決手段】インプラントは、第5腰椎L5とこの第5腰椎に結合している仙椎S1との間に配置されるように適合させたスペーサ20よりなっており、このスペーサの本体部21はその上方面において、スペーサ20の正中面Mに延在しかつ腰椎L5の棘突起10を受けるために適合させた溝30を有する。溝30に対して直交して配向された上下方向の窪みが底面に形成されており、仙椎S1の上位部14を受けるように適合させてある。この上下方向の窪みは延長部32によって画成され、またスペーサの本体部の幅よりも狭い幅をなすタブ34によって画成されている。スペーサの正中面Mにおけるこの窪みの断面は、概ねU字状であり、溝30の底部に対して傾斜している。
【選択図】図2

Description

本発明は、腰仙椎関節用の椎間インプラントに関する。
脊柱の構造において、腰椎の下に位置する仙骨は5個の椎骨で構成されており、これら5個の椎骨は、ヒトの進化過程を経て一体化したものになっている。S1と表記する仙骨の最上位の椎骨は、L5と表記する第5腰椎と結合している。この関節が腰仙椎関節、すなわちL5−S1関節を構成するものであり、図1に示す。
各腰椎は、中間から後方にわたる突起を有しており、これが爾後、突起10と呼ぶ棘突起である。進化する過程で仙椎は棘突起を失ってしまい、代わりに残存する小さな隆起12を保持している。
ヒトにあっては、ある種の腰痛は、2個の椎骨間の相対的な移動によるストレス(圧迫)に起因し、これが椎骨間に位置する椎間板に作用している。
椎間板の負担を軽減するために、2個の椎骨が互いに移動するのを制限する試みとして数多くの椎間インプラントが既に知られており、例えば仏特許第2775183号(特許文献1)に記載のインプラントが挙げられる。このインプラントは、上面と下面において上下方向に2つの切り込みを有するスペーサであり、これらの切り込みは同一方向すなわちスペーサの正中面の方向に延在しており、スペーサを移植することになる隣接した椎骨の棘突起を受けるように構成される。次にこのスペーサは、これらの突起を取り巻くストラップによって所定の位置に保持される。脊柱の一部をブロックすることにより、関係する椎骨の上方及び下方からの負荷をスペーサが転移させ、これにより椎骨間に位置する椎間板の負担を軽減させている。残念ながら、仙骨領域の構造ゆえに、特に、椎骨S1において棘突起が欠落しているがゆえに、そのような種類のスペーサを配置するのはL5−S1関節では無理である。
一方、欧州特許第1138268号(特許文献2)に記載される、腰仙椎領域の構造に特に適合させたタイプのインプラントも知られている。そのインプラントは、椎間スペーサとリンクバーからなる。この椎間スペーサは、互いにほぼ直交する2つの切り込みを有しており、リンクバーは、椎骨S1に固着させた2個のフックを使って仙骨に固着される。より正確には、後弓としても知られている椎骨S1の上位部にフックが対接しており、それぞれがステープルのような締結手段によって仙骨に固着され、この締結手段によってフックを所定の位置に配置して安定させることができる。フックが仙骨に装着されると、バーがフックに固着され、椎間スペーサが所定の位置に配置される。スペーサの上方切り込みは、椎骨L5の棘突起を受けるように適合させてあり、下方切り込みは、バーを受けるように適合させた形状であり、スペーサがバーに静止するようになっている。
それでも、その種のインプラントにはいくつかの欠点がある。まず、短期的には、例えばステープルによって、仙骨に締結するフックが患者にとって外傷となりうることである。次に、中長期的には、インプラントが受ける圧縮及び伸長のストレスが、仙骨にフックを締結するための手段に伝わり、締結手段を固着する穴が広がることになる。後で仙骨とフックの間に遊びができて、インプラントは機械的な作動が貧弱になるとか、締結手段が緩んでしまうことにもなりかねない。患者が受ける外傷が後で大きなものとなり、また、劣化したインプラントを引き出し、場合によっては取り替えるために、再手術することも考えなくてはならない。
仏特許第2775183号公報 欧州特許第1138268号公報 仏特許第01/03362号公報
本発明は、既存の装置の欠点を解決しようとするものである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
この目的のために本発明は、腰仙椎関節のための椎間インプラントを提供し、このインプラントは、第5腰椎L5とそれに結合している仙骨の椎骨S1との間に配置するのに適合させたスペーサからなっている。このスペーサの本体部には、対向する2つの端面、すなわち上面及び下面が備わっている。このスペーサには、その正中面沿いに延在し、上端面に形成され、腰椎L5の棘突起を受けるように適合させた溝が備わっている。このスペーサには、溝に対して直交して延在し、かつ下端面で形成されて、仙椎S1の上位部を受けるよう適合させてある上下方向に延在する窪みも備わっており、スペーサが上位部に直接静止するようになっている。
したがって、このインプラントは、椎間スペーサ以外は何も含んでおらず、締結バーのような他の構成要素を使う必要もなしに仙椎S1に直接接触するように配置することができるので、所定の位置に配置するのが容易となる。
本発明の第1の態様において、このスペーサの本体部は、対向する第1及び第2の側面を有しており、これらの面へ溝が開口している。また、この本体部は、その下端部において延長部を有していて、この延長部が第1の側部及び第2の側部を有している。第1の側部は第1の側面を延在させ、第2の側部は第1の側部とは反対側にあり、スペーサの本体部の第2の側面に対して後退域(setback)を画成している。このスペーサはタブも有しており、このタブは、スペーサの正中面に対して直交する方向でスペーサの本体部の幅よりも小さい幅のものであって、スペーサの本体部に連結していて、延長部の第2の側部に面して延在しており、延長部の第2の側部に面するタブの内方面が第2の側部と協動して窪みの輪郭を画成する態様になっている。
タブの幅が小さいので、インプラントが仙骨領域の構造によりよく適応することが可能となる。仙椎S1の上位部は、後弓を形成している。この後弓は凹状であり、椎体として知られている仙骨の前方部と協動して、脊髄が通るオリフィスすなわち椎孔を画成している。本発明は、脊髄用にできるだけ大きなスペースを残すべく、オリフィスの内側でタブの占めるスペースを制限しようとするものであり、一般に患者の痛みにつながるストレスを脊髄が受けるのを回避するようにしてある。
この目的のために、後弓によって形成されている空洞の中にタブが深く係入できるよう、スペーサの本体部の幅に比してタブの幅を充分に狭くしてある。それでも、タブが受けるストレスの作用で破損する危険性を犯すほどにタブの寸法を小さくするわけには行かない。したがって、幅を抑制するときには、タブを作製するのに用いる材料の機械的特性を考慮しなくてはならない。
窪みの奥すなわちタブの基部に位置するスペーサの本体部の表面は、スペーサが仙骨の後弓の上縁部に対接する拠り所となる表面を構成していることと、又それゆえに、このレベルにおけるスペーサの本体部は、安定した支持を保証するよう、充分な幅を有していなくてはならないことに注目されたい。
好適には、後退域に面して位置するタブの内方面は、後弓の内方面の形状と相補性を有し椎体の方に面した形状を有するように凸状であってよい。この特性により、タブがこの壁部の形状に密着することができ、それゆえに椎孔の内側において限られた大きさのスペースを占めることが可能となる。
本発明の第2の態様によれば、下方端面に形成されて椎骨S1の上位部を受けるように適合させた、スペーサの正中面における窪みの断面は、全体としてU字状であり、この窪みの正中面は、溝の底部が画成する平均面に対して直交していない。
この窪みの独特な傾斜と形状は、椎骨S1の後弓におけるスペーサの支持具合を改善しようとするものであり、これは、溝の底部に接触するようになる椎骨L5の棘突起の部分に対して直交しておらず、又これは凸状の形状をなす上方縁部を有している。これらの特性により、スペーサを所定の位置に配置することも容易となる。
好適には、窪みの正中面は、溝の底部によって画成された平均面に対して40゜〜80゜の範囲にある角度で傾斜している。この傾斜により、スペーサが所定の位置にあるときには安定していることが保証される。
窪みの輪郭がタブの内方面と延長部の第2の面とによって画成されているので、溝の底部によって画成される平均面に対する窪みの正中面の向きは、タブの内方面の全体的な傾斜と延長部の第2の側部の全体的な傾斜とに依存する。
したがって、好適には、タブの内方面の区域が、溝の底部によって画成される平均面に対して60゜〜80゜の範囲で、好ましくは70゜にほぼ等しい角度Aで傾斜しており、又、延長部の第2の側部の一部が、溝の底部によって画成される平均面に対して40゜〜70゜の範囲で、好ましくは50゜〜60゜の範囲にある角度Bで傾斜している。
本発明に係る他の具体的な実施の形態においては、切り込みが1つ、タブに面した延長部に形成されている。仙椎S1に棘突起が存在した痕跡である、仙骨の後方面に位置する隆起は、インプラントが所定の位置に配置されるときに、切り込み内で受けられるようになり、そのことにより、インプラントの安定性を改善することが可能となる。
本発明及びその利益は、添付図面に示した本発明に係る2つの実施の形態に関する下記の詳細な説明を読めば、よりよく理解できる。
第5腰椎L5及び上位の仙椎S1を図1に概略的に示している。椎骨L5は、その中間後方部分において、棘突起10を有している。この突起10は、脊柱の矢状面に位置している。椎骨S1は棘突起を有していないが、代わりに、残存する隆起12をその後方面において有している。
椎骨S1の上位部は、後弓14を形成している。この後弓の内方面は、仙骨の椎体15に面しており、この内方面は凹状であり、椎体と協動し、脊髄(図示せず)が通るオリフィスを画成しているが、このオリフィスは椎孔16として知られている。
図2及び図6に示すように、本発明のインプラントは、棘突起10と後弓14との間で所定の位置に配置されるように適合させてある。これにより、椎骨L5が椎骨S1に対して動くのを制限することが可能となり、これら2個の椎骨間に位置する椎間板17を前述の動きに由来するストレスから解放することが可能となる。
図2〜5を参照しながら、本発明の椎間板インプラントに関する第1の実施の形態について説明する。
このインプラントはスペーサ20からなっており、その本体部21を図3〜5に示している。スペーサの本体部は、生体適合性を有する材料、例えばバイオポリマー(生体高分子)を原料にして作製される。図示した実施の形態において、本体部21は、爾後、PEEKと呼ぶポリエーテル・エーテル・ケトンを原料にして成型される。このポリマーは、特にPEEK(登録商標)の名の下で市販されている種類のものである。
スペーサの本体部21は、上端面22及びこの面22の反対側にある下端面24を有している。本体部21は、対向した第1及び第2の側面26及び28も有している。 スペーサの正中面Mは面22、24、26及び28と交差し、本体部21をほぼ対称性をなす2つの部分に分割しており、これら2つの部分が互いに異なるのは、締結手段を受けるように適合させた空洞の部分の一方にどちらかが存在しているだけのことである。スペーサが脊柱の所定の位置に配置されると、平面Mが脊柱の矢状面に対して顕著に対応する。
スペーサ20の正中面Mに沿って配向した溝30が本体部21の上端面22に形成されていて、腰椎L5の突起10を受けるように適合させてある。この溝は側面26及び28へ開口している。スペーサの正中面Mに垂直な平面における溝30の断面は、ほぼ平面の基部を有するほぼU字状である。この形状によって、突起10の下部を受けることが可能となる。
スペーサ20の本体部21は、下端部において延長部32を有しており、この延長部32は、第1の側面26を延在させる第1の側部32bと、スペーサの本体部21における第2の側面28に対して後退域を画成し、かつ第1の側面とは反対側になった第2の側部32aとを有している。スペーサ20は、スペーサの本体部21に連結したタブ34も含んでおり、本発明の実施例では、このタブ34は本体部21に一体に成型されている。タブ34は、延長部32の第2の側部32aに面して延在し、かつ湾曲している。この場合、タブ34は、まず側部32aから離れ始めて、面26から離れ、再び側部32aに接近している。
スペーサ20の正中面Mに対して直交する方向でのタブ34の寸法すなわちタブの幅は、スペーサの本体部21の幅より小さい。例えば、タブ34の幅は、9mmにほぼ等しいが、本体部21の幅、具体的には仙骨の後弓14に対接することになる区域におけるタブ34の近傍における幅は、18mmすなわちタブの幅の2倍にほぼ等しい。タブ34の平均厚みは、2mmにほぼ等しい。PEEKを原料として作製したタブ34としては、これらの寸法は、タブ34が受けるストレスに耐えさせるのに充分である。
延長部の第2の側部32aの方に面するタブ34の内方面34aは、第2の側部と協動し、上下方向に延在する窪み36の外側を画成している。下端面24に形成されたこの窪み36は、溝30に対して直交して延在し、かつ仙椎S1の後弓14を受けるのに適合させてある。したがって、スペーサ20は、所定の位置に配置されると、仙骨に直接静止する。
スペーサ20と仙骨の後弓14との間の接触を容易にするために、スペーサの正中面Mにおける窪み36の断面は、概ねU字状をしており、また窪み36の正中面Lは、溝30の底部によって画成される平均面Fに対して直交していない。
より正確にいえば、図示した実施例において、窪み36の正中面Lは、平均面Fに対して50゜〜70゜の範囲にある角度で傾斜している。この傾斜は第1に、平面(平均面)Fに対するタブ34の内方面34aの全体的な傾斜に依存し、第2に、前記平面に対する延長部34の第2の側部32aの傾斜に依存する。したがって、タブ34の内方面34aの区域が、図5に示したように70゜にほぼ等しい角度Aで平均面Fに対して傾斜しており、又、延長部32の第2の側部32aの一部が、50゜にほぼ等しい角度Bで平均面Fに対して傾斜している。
図1に示したように、このスペーサは、第1及び第2の締結手段42及び44も有しており、これらの締結手段42及び44は、スペーサの本体部21が腰椎L5の突起10と仙椎S1とにそれぞれ固着されるようにする役割を果たしている。
これらの締結手段は、仏特許第01/03362号(特許文献3)に記載の締結手段と類似しており、いずれもストラップ46、46’と、スペーサの本体部に固着される締結システムとを含んでいる。
この締結システムは、スペーサの本体部21に形成された相補性を有する形状をなす空洞内で受けられるように適合させたプレートによって形成されている。このプレートは、その対向した側縁部の両方に、窪み内へ強制係入されるように適合させた鋲を有しており、これらの窪みは、そのために、鋲が本体部21の中に保持されるよう、本体部21の空洞内に与えられている。これにより、プレートをスペーサの本体部21に固着させることが可能となる。
各プレートは、ストラップ46、46’を通すことができる2つの長孔を有している。これらの長孔は、締着に対応してストラップが一方向だけに動くよう、傾斜している。
第1の締結手段42に関して説明すると、溝30の第1の側部沿いに位置してスペーサの本体部21を貫通している横長状の開孔部48に、ストラップ46の第1の端部を通し、次に、この第1の端部を折り曲げて縫い込み、ループを形成する。こうして、ストラップ46の第1の端部は、スペーサ21の本体部に固着される。
ストラップ46の他端部を、第1の側部とは反対側の溝30の側部沿いに位置する締結システムの中へ通す。スペーサを所定の位置に配置したら、ストラップ46を突起10の周囲に締着させる。
第1の締結手段とは異なる第2の締結手段44を図2及び図5に示している。図5で判るように、穴38がスペーサの本体部21に形成されており、この穴は、一方側がタブ34の近傍で窪み36の奥に開口し、また他方側も溝30の底部に開口している。この穴はストラップ46’の一部を受けるように適合させてある。溝30の近傍には、他の穴40が本体部21に形成されている。この穴40は、穴38を直交して横切り、穴38よりも直径が小さくなっている。穴40は、スペーサの本体部の一方側で開口しており、ピン(図示せず)を受けるように適合させてある。
ストラップ46’を穴38の中に滑り込ませ、ストラップ46’の第1の端部に形成されたループの中にピンを通す。こうして、ストラップ46’の第1の端部は、そのピンを用いてスペーサの本体部21に固着される。スペーサの本体部の第1の側面26に位置する締結システム44の中へストラップ46’の他端部を通す。
図2に示したように、スペーサが所定の位置にあると、ストラップ46’が仙骨の後弓14とタブ34の内方面34aとの間を通り、次に椎骨S1の一部沿いに通り、その後、この目的のために仙骨に設けた開孔60の中を通り、さらにその後、ストラップ46’は締結システム44の方へ上って戻る。
スペーサの本体部21がPEEKを原料として作製され、ストラップ46’が製織ポリエステル糸を使って作製されている場合、タブの外方面はストラップの面よりも平滑性がある。したがって、脊髄に対して外傷が発生することが少なくなるので、タブ34と脊髄との間の接触を奨励し、ストラップ46’と脊髄との間の接触を制限することは有益である。そのため、スペーサが所定の位置にあるときに、タブ34がストラップ46’を覆うようにしてある。
本発明のインプラントに関する第2の実施の形態を図6〜10に示す。このインプラントは同様に、スペーサ120からなっている。このスペーサの形状は第1の実施形態の形状に近いから、スペーサ20の各部分に類似したスペーサ120の各部分を指す各参照符号は、スペーサ20に100を足して用いる参照符号で対応させてある。
スペーサ120の本体部121の上方部は、スペーサ20の本体部21の上方部と同一であり、本体部121は、椎骨L5の突起を受けるための溝130を有しており、また第1の締結手段142は、締結システムによって保持されており、溝130の中に突起を保持するように突起10の周囲に締着される役割を果たすストラップ146よりなる。
本体部121の下方部は、本体部21の下方部とは異なっている。まず、タブ134は、タブ34よりも長くかつ広くなっている。このタブ134は、スペーサ20を仙骨に締結するための締結手段44を置換することを目的としており、それゆえに、椎骨S1の後弓14沿いに降りるのに充分な長さであることが必要であり、またスペーサ120が後弓14に保持されることを保証する必要がある。他方、タブ134は大きなストレスを受けるので、主としてスペーサの本体部121の近傍において、タブ134の長さ及び幅は、いかなる破損も防止するのに充分なものでなくてはならない。タブ134の厚みは、ストラップが存在しないことによって釣り合いが取れており、第1の実施形態のように、スペーサ120が所定の位置にあると、タブ134は、脊髄との接触を制限するために、椎孔内で極力少ないスペースを占めるようになっている。
このスペーサの下端面124に位置する窪み136は、タブ134及び延長部132によって画成されている。スペーサの正中面Mにおけるこの窪み136の断面は、概ねU字状となっており、この窪みの正中面L’は、60゜〜70゜の範囲の角度I’だけ、溝130の底部が画成する平均面F’に対して傾斜している。角度A及び角度Bはそれぞれ、タブ134の内方面134aの区域と溝130の底部が画成する平均面F’との間の傾斜と、延長部132の第2の側部132aの部分と平均面F’との間の傾斜を表しており、これらの角度はそれぞれ、70゜と60゜にほぼ等しい。
このスペーサは、それ自体を仙骨に締結するための手段を何も有していないので、窪み136の各壁部は第1の実施の形態におけるよりも互いに近接しており、延長部132の第2の側部132aとタブ134の内方面134aとの間に生じた角度は、10゜にほぼ等しいが、第1の実施の形態においては、むしろ20゜に近い。それのみならず、窪み136の底部は、凸状である椎骨S1の上縁端をより近接して受けるために、一層顕著な凹形状を有している。
さらに、図6、7及び9で示したように、タブ134に面した延長部132に切り込み150が形成されているので、スペーサが所定の位置に配置されるときに、椎骨S1の後方面に位置する残存隆起12がこの切り込み150において受け止められ、それゆえに、仙骨においてスペーサ120の安定性が向上する。切り込み150の底部150aは、平均面F’に対してほぼ平行であってもよく、あるいは図9に示すように、20゜にほぼ等しい角度でこの平面に対して傾斜していてもよい。
スペーサ120には、溝130の底部が画成する平面F’に平行し、かつ、この溝の下に位置して、スペーサ120の本体部121を貫通する穴152も備わっている。この穴は、スペーサ120の本体部における第1及び第2の側面126及び128の方へ開口しており、スペーサ120が所定の位置に配置されるときに、このスペーサ120を保持するのに用いるインスツルメントを通すために用意されている。
脊柱の腰仙椎領域の構造を示す略図である。 腰椎L5と仙椎S1との間で所定の位置に配置した、本発明のインプラントに関する第1の実施の形態を示す図である。 図2中のスペーサの本体部における第1及び第2の側面を示す図である。 図2中のスペーサの本体部における第1及び第2の側面を示す図である。 図2中のスペーサの本体部をその正中面Mで見た場合の断面図である。 腰椎L5と仙椎S1との間で所定の位置に置かれた、本発明のインプラントに関する第2の実施の形態を示す図である。 図6中のスペーサの本体部における第1及び第2の側面を示す図である。 図6中のスペーサの本体部における第1及び第2の側面を示す図である。 図6中のスペーサの本体をその正中面M’で見た場合の断面図である。
符号の説明
10…棘突起
12…隆起
14…後弓
15…仙骨の椎体
16…椎孔
17…椎間板
20…スペーサ
21…スペーサの本体部
22…上端面
24…下端面
26…スペーサの本体部における第1の側面
28…スペーサの本体部における第2の側面
30…溝
32…延長部
32a…延長部の第2の側部
32b…延長部の第1の側部
34…タブ
34a…タブの内方面
36…窪み
38…穴
40…穴
42、44…締結手段
46、46’…ストラップ
48…長方形状の開孔部
60…仙骨に設けた開孔
120…スペーサ
121…スペーサの本体部
122…上端面
124…下端面
126…スペーサの本体部における第1の側面
128…スペーサの本体部における第2の側面
130…溝
132…延長部
132a…延長部の第2の側部
132b…延長部の第1の側部
134…タブ
134a…タブの内方面
136…窪み
142…締結手段
146…ストラップ
150…切り込み
150a…切り込みの底部
152…穴
A…角度
B…角度
F、F’…溝の平均面
I、I’…角度
L、L’…窪みの正中面
M、M’…スペーサの正中面
L5…第5腰椎
S1…仙椎

Claims (14)

  1. 腰仙椎関節用の椎間インプラントにおいて、
    椎間インプラントは、第5腰椎(L5)と該第5腰椎(L5)に結合した仙椎(S1)との間に配置されるように適合させたスペーサ(20, 120)で構成され、該スペーサの本体部(21, 121)は対向する上端面(22, 122)及び下端面(24, 124)を有し、
    スペーサ(20, 120)の正中面(M, M')沿いに延在する溝(30, 130)が、上端面(22, 122)において形成され、かつ前記腰椎(L5)の棘突起(10)を受けるように適合させており、
    前記溝(30, 130)に対して直交して延在する上下方向の窪み(36, 136)が、下端面(24, 124)において形成され、かつ仙椎(S1)の上位部(14)を受けるように適合させており、前記スペーサ(20, 120)が前記上位部(14)に直接静止する態様とされることを特徴とする腰仙椎関節用の椎間インプラント。
  2. 請求項1に記載の椎間インプラントにおいて、
    前記スペーサの本体部は、前記溝(30, 130)が開口した箇所である対向した第1の側面(26, 126)及び第2の側面(28, 128)を有し、かつ本体部の下端部において延長部(32, 132)を有しており、該延長部(32, 132)は第1の側部(32b, 132b)と該第1の側部とは反対側にある第2の側部(32a, 132a)とを有し、第1の側部(32b, 132b)は第1の側面(26, 126)を延在させ、第2の側部(32a, 132a)はスペーサの本体部における第2の側面(28, 128)に対して後退域を画成しており、
    スペーサ(20, 120)は、スペーサの正中面(M, M')に対して直交する方向においてスペーサの本体部(21, 121)の幅よりも狭い幅をなし、スペーサの本体部に連結され、かつ前記延長部(32, 132)の第2の側部(32a, 132a)に面して延在するタブ(34, 134)を含んでおり、延長部の第2の側面に面した前記タブ(34, 134)の内方面(34a, 134a)は、前記第2の側部と協動して前記窪み(36, 136)の輪郭を画成することを特徴とする椎間インプラント。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の椎間インプラントにおいて、
    スペーサの正中面(M, M')における前記窪み(36, 136)の断面は概ねU字状であり、
    前記窪みの正中面(L, L')は、前記溝(30, 130)の底部によって画成される平均面(F, F')に対して直交していないことを特徴とする椎間インプラント。
  4. 請求項3に記載の椎間インプラントにおいて、
    前記窪み(36, 136)の正中面(L, L')は、40゜〜80゜の範囲にある角度だけ、前記溝(30, 130)の底部によって画成された平均面(F, F')に対して傾斜していることを特徴とする椎間インプラント。
  5. 請求項2から4のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    前記タブ(34, 134)の内方面(34a, 134a)が凸状であることを特徴とする椎間インプラント。
  6. 請求項2から5のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    タブの内方面(34a, 134a)の区域が、60゜〜80゜の範囲にある角度Aだけ、前記溝(30, 130)の底部によって画成された平均面(F, F')に対して傾斜していることを特徴とする椎間インプラント。
  7. 請求項6に記載の椎間インプラントにおいて、
    角度Aが70゜にほぼ等しいことを特徴とする椎間インプラント。
  8. 請求項2から7のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    延長部の第2の側部(32a, 132a)の一部分が、40゜〜70゜の範囲にある角度Bで、前記溝(30, 130)の底部によって画成された平均面(F, F')に対して傾斜していることを特徴とする椎間インプラント。
  9. 請求項8に記載の椎間インプラントにおいて、
    角度Bが50゜〜60゜の範囲にあることを特徴とする椎間インプラント。
  10. 請求項2から9のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    前記タブ(134)に面した前記延長部(132)において1つの切り込みが形成されていることを特徴とする椎間インプラント。
  11. 請求項1から10のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    スペーサ(20, 120)はさらに、スペーサの本体部(21, 121)を腰椎(L5)の前記棘突起(10)に締結するための第1の締結手段(42, 142)を有することを特徴とする椎間インプラント。
  12. 請求項1から11のいずれか一に記載の椎間インプラントにおいて、
    スペーサ(20)はさらに、スペーサの本体部(21, 121)を前記仙椎(S1)に締結するための第2の締結手段(44)を有することを特徴とする椎間インプラント。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の椎間インプラントにおいて、
    前記締結手段(42, 44, 142)は、ストラップ(46, 46', 146)と、前記スペーサの本体部(21, 121)に固着された締結システムとを有することを特徴とする椎間インプラント。
  14. 請求項13に記載の椎間インプラントにおいて、
    穴(38)が前記スペーサの本体部(21)に形成され、前記タブ(34)の近傍において前記窪み(36)の底部へ開口しており、またストラップ(46)の一部分を受けるように適合させた、
    ことを特徴とする椎間インプラント。
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